JPS59188557A - ヒト前立腺癌の分類および同定用試薬 - Google Patents

ヒト前立腺癌の分類および同定用試薬

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JPS59188557A
JPS59188557A JP6191983A JP6191983A JPS59188557A JP S59188557 A JPS59188557 A JP S59188557A JP 6191983 A JP6191983 A JP 6191983A JP 6191983 A JP6191983 A JP 6191983A JP S59188557 A JPS59188557 A JP S59188557A
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JP
Japan
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antibody
prostate cancer
cells
human
reagent
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JP6191983A
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Makoto Yoshimura
真 吉村
Eiji Inoguchi
井野口 英司
Kenichi Saito
健一 斎藤
Yasuhiko Kobayashi
靖彦 小林
Tomoko Chiku
知久 友子
Kenichi Matsunaga
謙一 松永
Takami Fujii
藤井 孝美
Chikao Yoshikumi
吉汲 親雄
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
    • G01N33/57407Specifically defined cancers
    • G01N33/57438Specifically defined cancers of liver, pancreas or kidney
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ヒ1〜前立腺癌に対り゛る抗体産生細胞とイ
ンビh口において長期継代培養可能な細胞との間の融合
細胞(以下、ハイブリドーマと称する)J:り分泌され
る抗体、その誘導体またはその限定分解物を含有りる前
立腺癌の分類、同定用試薬およびその方法に関する。 ここでいう抗体の誘導体とは、該抗体に放剣活性物質、
螢光色素、酵素、電子顕微vt観察の為のマーカーまた
Ltイれらを7次的に結合さUるための構造を含む基を
化学的に結合させた生成物であり、抗体の限定分解物ど
は、該抗体を化学的処理または酵素処理にJ、って限定
分解して生ずる分解物であって、これら自身−b本発明
に包含される。 近年、癌はあらゆる疾患の中で死亡率の最も高い疾患に
なっlおり、ネ1会的な問題と’Jっている。 その対策に関して、あらゆる方面から検討がなされてい
るものの、未だ恨木的f、T解決払は見出されていない
。日本に於いては、従来より背馳、肺癌、肝癌が多く、
癌による死亡者全体の50%以十以上めているが、近年
、生活様式の変化に伴って従来とは責イ
【っだ種類の癌
も増加の傾向にあり、前立腺癌を含め!ご泌尿器系悪性
腫瘍はその代表的な例である。 これらの癌に対重る治療法に関しては、手術を主体とし
、放射線療法、化学療法、免疫療法を組み合1!で行な
われているのが現状である。しかし、こういった治療法
も末期病や進行病では限界があり、あくまで早期診断、
早期治療が最善の方法とされている。その目的のために
、迅速で信頼性の高い癌細胞・癌組織の同定・診断方法
が求められている。 一方、癌細胞表面に存在する癌関連抗原・癌特質抗原に
ついては膨大な研究がイTされており、特に実験動物を
用いた移植実験等でその存在が証明されているが、人癌
については充分な検討がなされていない1.現在、癌表
面にある抗原どしては、=9− ■自家にの力存杓Jる抗原、■同Mjの肝癌に共通して
存在する抗原、■他臓器の腫瘍あるいは正常細胞にも存
在覆る抗原などがとえられCいる。抗原の分析を行なう
場合、免疫学的手法は非常に有用なものであるが、従来
の同秒又は箕種抗面清を用いて上記の3秤を8別する抗
血清を作製するためには、吸収操作を繰り返り必要があ
る。しかし、この操作は必然的に抗体価の低下を伴い、
実用に適さないものとなる。又、たとえ求めるものが得
られても、再現性よく同じ特異性をもつ抗体を得ること
は不可能に近い。以−にのことより、癌細胞表面の癌関
連抗原、癌特異抗原の同定には、新しい手法の導入が必
要と考えられる。 1975年、M 1lsteinらによって始められた
細胞融合法による干ツクローナル抗体の作製は、その目
的に合致した新しい手法の1つであり、ヒ1〜リンパ球
°リーブセット、ヒト白血病、ヒトメラノ〜マ10− などのヒト細胞表面抗原に対するモノクローナル抗体が
得られたとの報告が近年なされている。 しかし、細胞融合法によるセック1]−ナル抗体作製の
技法を用いれば、一般的に特異抗体の作製は可能である
とされでいるものの、癌細胞によってはその抗原性に変
動があり、果して目的とする特異性に(0れた抗体が得
られるかどうかは現在のところ予知できないとされてい
る。癌細胞に関しても」−述のごく一部の、しかも特定
の癌細胞についての報告しかなく、特に前立腺癌に関し
てはその報告もなく、まして実用化されている抗体もな
い。 本発明者らは、迅速で簡便なヒト前立腺癌の同定法につ
いて研究を重ねた結果、前立腺癌に対する抗体産生細胞
どインビトロにおいで長期継代培養可能な細胞との間の
ハイブリドーマにより分泌される抗体が前立腺癌の血清
学的な同定に使用できることを見出し、更にそれらを用
いた同定方法について検討を重ね、本発明を完成するに
〒つた。 本発明の抗体は、抗原に対![る高1σに特異的な反応
性を有するために、従来法に比べて繁雑な手順を踏むこ
となく、迅速でしかも信頼+!lの高い同定が可能にな
る。 本発明の方法を適用できる検体は、前立腺癌を含む検体
であればよく、例えば臨床的には前立腺癌が疑われる患
者から得た臨床材1す1、たとえば尿、リンパ節、骨髄
などの生検組織を用いることができる。 同定にあたつ−Cは、前A″ll腺癌む検体と本発明の
抗体を含む試験液を接触させ、免疫螢光顕微鏡法、免疫
電子顕微鏡法、放DA活+41結合法、酵素免疫法など
によって同定を行なうことができる。 免疫螢光顕微鏡法の直接法による場合には、該抗体をフ
ルオレツセイン、ローダミン等で螢光標識した一bの、
免疫電子顕微鏡法を用いる場合には、)1リヂン等のマ
ーカーを標識したもの、放射活12j  131 性結合法ににる場合には、 ■、 ■等でラジオアイソ
1−一ブラベルしたもの、酵素免疫法による場合には、
ペルオキシダーゼ、アルカリフAスターゼ等で酵素ラベ
ルしたものを用いるのが便利である。勿論、2次抗体ま
たはこれに代わる結合物(たとえばビオ−チンラベルし
た抗ヒト前立腺癌抗体を用い、2次抗体の代りにアビジ
ンを用いることによって間接法を行なうことができる)
を用いて間接法とすることもできる。また抗体そのもの
の代りに抗体を化学的および/または酵素的処理によっ
て限定分解して得た抗体の部分、たとえばF(ab’)
ユ を用いることも可能である。 本発明に使用する抗体は、例えば以下のように製造され
る。 一13= Δ、1本産牛細1抱を皿欠プるT稈−:ヒト前立腺癌細
胞に対Mる抗体産生細胞はヒトを含めたいずれの動物種
から得てもよく、またあらかじめ免疫をijなうことは
必須ではないが、これを行なうことによって目的とする
ハイブリドーマの採取効率を君しく十げることがで゛さ
る。 ヒトの細胞を用いる場合に(31、前でl腺癌の病歴の
ある省や自消中の該細胞に対する抗体価が高い者を選ぶ
ことがて・きる。癌細胞の免疫においては、癌細胞その
ものまたはグルタルアルデヒド処JIl+やマイ]〜マ
イシン処理により増殖性を失わせた細胞を用いてもJ、
く、また細胞より該表面抗原を適当な方法で分前、精製
したものを用いてもよい。J−だ免役に際し、フ「1イ
ン1〜完全31、たは不完全アジュバントのJ:うな助
剤を免疫原に混入して用いることができる。免疫の際の
免疫原投句法(:1、皮下注射、腹腔内注射、静脈内注
射、皮内注剣、筋肉−1/l− 肉汁04 :’;いずれでもよいが、皮下性q・1また
は腹腔内注目7=Iが好ましい、2免疫は1回または適
当な間隔、好;1、()<は1週乃至5週をおいて繰り
返し行なってもよい。免疫した動物の自消中の該細胞に
対する抗体価を測定し、抗体価が充分高くなった動物を
抗体産生細胞のソースとして用いれば、その後の操(’
Iの効率を十げるごとができる。融合には、最終免疫後
3〜5日後の動物由来の抗体産生細胞を用いるのがりr
ましい。該抗体産生細胞は形質細胞およびその前駆細胞
であるリンパ球であり、これは個体のいずれの部位から
得でもよいが、一般には牌、リンパ節、末梢面またはこ
れらの適宜の組み合わせから得ることができる。 B、細胞融合のT稈: もう一方の親細胞であるインビi〜口において長111
1継代培養可能なlIl胞は、抗1ホ産−に細胞ど融合
して目的にかなったハイブリドーマを生ずるものであれ
ばいり“れぐ1)よいが、ぞの確率の高いのは骨髄腫等
の白面病細胞である。由来の秤も、ヒ1〜、ラット、マ
ウス等いずれC−しよい。後述覆るように、融合後混在
覆る親細胞を除くためにはヒポ1−勺ンブングアニン小
スホリボシル1−ランスフェラーゼ欠損株細胞またはヂ
ミジンキノ−−ゼ欠IC1株細胞を用いるのが好ましい
。例えば、ヒト由来のGM 1500−6T G  A
 12. RP M I 8226.マウス由来ノP 
3−X 63−Δ(18,P 3−N S I / 1
−A a4−1. S p210−△014. X 6
3− A 08,653等を用いることができる。 上述の抗体産生細胞の由来する種と長期継代培養可能な
l1ll胞の由来する種が同一であることは不可欠ひは
ないが、融合の効率、融合後の細胞の性質の安定性、/
1−I4I内で培養する際の簡便ざなどの点から、 般
にはIi’il−の1〕のを用いる1ノが右利である場
合が多い。特に長期継代培養可能な細胞として、マウス
由来のP 3−X 63− A !78. P 3−N
 S T/1−ΔQ4−1. S D2/ 0−A !
114または×61Ag8.6!i3を用いる場合には
、抗体産生細胞を得る動物として、同系マウスであるB
ALB/cまたはその交雑マウスを用いるのが右利eあ
る。融合に際しでは、センダイウィルス、ポリエチレン
グリコール等の融合促進剤を用いるのがよく、特にポリ
エヂ1ノングリコール1000.1540,2000.
4000または6000 <’にどを用いるのが好まし
い。これを約30〜55%含む溶液中で融合を行なわせ
る。助剤として更にラメヂルスルボキシドを添加しても
よい。 C,ハイブリドーマの樹立: 融合後の混合物中には、ハイブリドーマの他、親細胞で
ある抗体産生細胞とインビトロで長期継代j8養可能な
細胞等が残存している。前者は通常長期間のインビトロ
の培養に耐えられないので問題はないが、後者は目的と
するハイブリドーマと 17− 共に増殖する可能f!■があるのにれを除くことが望ま
しい。このため後者として、ヒポ4.(J−レチングア
ニンホスホリボシル1〜ランスフ■ラーUまたはヂミジ
ンキカーt!欠損株細胞を用いて融合をさせた後、ヒポ
−1−リンデン、アミノプテリンおJ、びプテリンを含
む培地中で培養する。これによりハイブリドーマのみを
選択的に生育さ一1↓ることがCぎる。親細胞どじでヒ
ポ1ull−ンチングアニンホスホリボシルトランスフ
Tラーゼまたはプテリン−(ナーゼ欠損株細胞を用いな
い場合には、融合に先だって該細胞を−Lメチンおよび
アクチノマイシンDで処理して細胞の増殖性を失わせて
おくことにより、ハイブリトーンを親細胞どの混合物り
日ら選択してもJ、い、。 このようにしr 17 t::ハイブリトーンは、一般
には2種類以十のり[1−ンを含むことが多く完全に同
一のゼIY′4を右1」る細胞の隼トl「(・は41い
、、 II!、I々の18− クローンを分離したい場合には、クローン化を行なうこ
とが必要である。クローン化は、単一の特賃+1をもつ
抗体を製造するためには勿論であるが、多種類のクロー
ンが混在する系において長期間培養を行なっている間に
しばしば起こるボビコレーションの変化を防ぐ意味から
も有効であり、行なうことが望ましい。クローン化の方
法としては、限界希釈法、軟寒天法、フィブリンゲル法
を用いることができる。また螢光活性化細胞選別装置を
用いてクローン化の際の細胞の分離を行なうことも可能
である。また、長期間培養の間に起こる変異株の出現に
対し、時々クローン化を行なうことで元の細胞の性質を
もった細胞を保存することができる。以上のような製造
方法に従って作製したヒト前立腺癌に対する抗体を分泌
するハイブリドーマの例としては、後述の実施例に示す
ようにP−001,P−002,P−003−1,tc
ハP−004が挙げられる。 本発明のハイ1リドーマは、対数増W1期に、1夕いて
、凍害防御物質としC!】%(V/V)のジメチルスル
ホニ1−シトを添加した牛脂児面h′1中に 1へ・1
0×10  個/口11に懸濁して凍結覆ることで長期
間保存することができる。その場合、凍結前の冷7JI
速度は−1℃/分であることが望J、シく、J、た保存
は一80℃以1・【・行イ「うのが好ましい。 解凍はなるや←jみやかに行なうのが、J、く、融解後
直ちに細胞を18地て゛洗浄してジメチルスル小キシド
をとり除けば、そのまま通常の培地に懸濁して培養を再
開することができる。但し解凍した時点での細胞の生存
率が悪く、増殖活性が著しく低い場合には、適宜マウス
牌細胞などを加λる必要がある。 D−匠潜Jυ町ii!、。 抗体のIV181造にあたっては、と1〜前立腺病細胞
に対する抗体を産生するハイブリドーマを、インヒト[
1または生体内(インビボ)で培口する。 インピ1−口の培養の場合には、本発明のハイブリドー
マ増殖のために適当な栄養培地、たとえば10%(V/
V)の牛脂児自消、5X10”Mのβ−メルカプトエタ
ノール、1111Mのピルビン酸ナトリウムおよび抗生
物質を含有したR PM I 1640培地を用いるこ
とができる。また、RPM I 1640培地に代えて
、4.5(1/Lのグルコースを含むJ)ulbccc
o’s modified  Faglo’s  ME
M (Jy、下、D−MEMと略す)を用いてもよい。 細胞を増殖さける時の適当な初期濃度は、各々のハイブ
リドーマによって異なるが一般に約10  個/mlで
あり、培養中の細胞濃度は2X106個/mlを越えな
いことが望ましい。 また、本発明のハイブリドーマを生体に移植して固型ま
たは腹水型で増殖させ、その生体より体液、′望ましく
は面清または腹水を採取することに21− より、該ハイ1リドーマが分泌η−る抗体を製造Jるこ
とができる。この方法によ−)(得られる1’ll製抗
体液は、不純物どしく宿主と4Tっi<7牛体由来の種
々の物質を含むという欠点をもつ一方、生体外(イン1
1〜口)の18養にJ:って得られる抗体液に比べて著
しく高濃度の目的抗体を含むという点で優れている。ハ
イブリドーマを腹腔に移植して増殖させる場合において
は、移植の前、好ましくは3・〜9週間前にブリスタン
(2,6,10,14−テトラメヂルペンタデカン)を
腹腔内に投与しておくことにより、粗製抗体液の収帛を
高めることができるが、この処置は必須ではない。tr
お、宿主として用いる生体は、移Ili′Iするハイブ
リドーマの親細胞と同種同系の動物が望ましい。この場
合には、通常、特別の処置をしなくてもハイブリドーマ
はその生体内で増殖するが、ハイブリドーマと宿主の組
織適合性抗原型が一致しない場合、一般に宿主22− 生体に抗リンパ球抗体投!i、X線照Q4等の処置をあ
らかじめ施しておくことが必要である。移植後、細胞が
〈1長してくる51.でに通常1週間から3週間を散型
る。 ハイブリドーマを生体外または生体内で培養して抗体を
産生分泌させる時に、放射性同位元素標識の1:Iイシ
ン)1、たはリシン等の放射活性物質を培地中に添加ま
たは宿主に投与することにより、分子内部に放射活性物
質を含み、化学構造が非標識物と全く変わらない抗体を
製造づることができる。 本発明のヒ]〜前立腺癌に対する抗体の例として、後記
表−1に示すハイブリドーマが分泌する抗体が挙げられ
る。その特異性、免疫グロブリンクラスは後記表−2に
示す通りである。 本発明の抗体は、粗製抗体液のまま使用してもよいが、
硫酸アンモニウム分画法やイオン交換クロマトグラフィ
ーなど免疫グロブリン精製の常法に従って、或いは、p
 rotern  Δや抗原によるアフィニティクロマ
トグラフィー等により精製して用いることができる。 また、これらの抗体、その誘導体またはその限定分解物
は必要に応じて混合して用いることもできる。さらに、
担体または希釈剤と混合して組成物とすることもできる
。 以下、具体的な実施例を述べる。 長期インビト目継代培養ヒト前立腺癌細胞8PC932
X10  個を、100mm培養III (F alc
on 3003)中で、イーグルスM IT Mアール
In (以下MEMと略)に10%(V/V ’)牛胎
児血清および抗生物質硫酸カナマイシン(最終EI U
 6(1mo/ l−)を添加した培地で、37℃、5
%炭酸ガスを含む湿った雰囲気中で」8養した。3日後
、細胞をポリスマンで剥離し、培養上清を遠心で除き、
さらに、リン酸緩衝生理食塩水(IIH7,2、以下P
 13 Sと略)で遠心分離洗)p後、PBSに懸濁さ
せた。1枚の培養■Jこり約2×10  個の細胞が得
られた。 (2)骨髄腫細胞の培養 マウス骨髄腫細胞Sp210−Ag1410’個/ml
を、D−M E M ニ牛脂児血清10%(v/v)、
ヒルヒン酸1mM、グルタミン2111MおJ:び硫酸
カナマイシン60mo/ Lを添加した培地で培養し、
3日ごとに継代した。S p2/ O−A o14は、
細胞融合を行なう前日に2.5X 10  個/mlに
細胞濃度を調整し、上記の培地で培養した。 (,3)、8PC93細胞にJ:る免疫雌性BAIB/
Cマウス(日本チャールズリバー社、9週令)に0.5
mlのPBSに懸濁した上記(1)の1IPC93細胞
107個を2回、約3週問お25− きに腹腔内に注DAすることで免疫した。 (4)細胞の融合 細胞の融合をKihlerおJ、びMilsteinの
h法に摩じて実施した( I mmunoassays
 ; C1inicall aboratory 1−
ecbniques for Ihc 1980’s 
ed。 by  Nakamura R,M、 et al、、
 E、 S、 AlanR,m1ss、Inc、N、 
Y、、 1980. pp301〜324 )。 最終免疫後4日日にマウスを層殺し、牌を取り出し、よ
くはぐした後、150メツシー2のステンレスメツシュ
に通し、400X(lで遠心分離復、沈澱した細胞に0
.747%塩化アンモニ「りl\を含むトリス・塩酸緩
衝液(0,017M +−リス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、pl−17,65)を加えて赤面法を除去
し、遠心(400Xg)′c稗細胞を集めた。 MEMを加λ、て)仝心弁ml (,400Xg )を
行ない、細胞を新たなM [Mに懸濁する操作を3回線
り返すことで洗浄し、最終的にMEMに懸濁した。12
6− 5p210−Δg1/lは培養容器よりピペッティング
ではがし、遠沈管に移した。遠心分11111(400
xg )後、集めた細胞にMEMを加えて懸濁、遠心分
離(400xg )することで血清を除去した後、ME
Mに再懸濁した。上記牌細胞10X10”個とS p2
10−A a1712x 10  個を混合し、よくピ
ペッティングした後、j更心分tail (400xg
) ) L、た。上清を除いた後、軽く遠沈管をたたく
ことで沈澱をほぐした。MEMに30%(V/V)のポ
リエチレングリコール(P E G 1000)を加え
たものを37℃に保温り、、その0.6mlをほぐした
細胞に加えた。ゆるやかに撹拌後、5分間室温に置いた
。7Xgで遠心を2分間行なった後、MEMをゆっくり
と5ml添加した。ゆるやかに撹拌後、400X (l
で5分間室温で遠心した。上清を寸で、沈澱に 5ml
のMEMを加え、同様に遠心分離し、上清を除去した。 沈澱した細胞に5111の次の培地を加え、ピペッティ
ングした。 JfX地どしてcA、 、 I) −M 
r:Mに、10%(V/V)’I胎児血清、2mM(1
) ’j /l/ タミ>、5×10 ” Mのβ−メ
ルカー11−]タノール、60 m g / l−、、
の硫酸力ナマ、イシンを加え、さらにグルー1−スを4
.5g/I−どイfるJ、うに添加し/、7−bのを用
いた。 なお、このIR地をr) −M FE M −「RSと
略称する。。 上記10m1の細胞wNN液液40Inlの1)−M 
[Nq −r丁BSを加え、ぞの251ずつを241c
m ’培養フラスコ(]−ニングン1、C−25100
)に分注し、たてて37°Cで、炭酸ガス11%を含む
湿った雰囲気中て゛1晩培養した。、なお、111養は
双手同様の条件で行なった。翌日、11¥くピペッティ
ングをした1p1遠心管に移して、400xgr遠心分
離を行<rっだ。主語を除去した後、1x10−9Mヒ
ポキリ〜ンチン、4×10−7Mアミノプテリンおよび
1,6xlO−“Mブミジンを含むD−MFM−「BS
(以下、1−IA丁培地ど略す) GOmlに慝濁し、
その0.1mlを96ウエル培養用プレート(F al
con 3072)の各ウェルに入れ、1週間培養した
。その後、25μmのHT培地を2日又は3日ごとに添
加した。1−「[培地としては1−IAT培地からアミ
ノプテリンを除いたものを用いた。 B、近遜産4)ニハイブリドーマの選択L13よび増殖
細胞融合後、2週間めに酵素結合固相免疫測定法で、各
ウェル上清中の8PC93細胞に対する抗体産生の有無
を調べた。 8PC9’3#胞をプレート(F alcon 307
2)に固定し、上記各つTル中の培養上清40μmと室
温で2時間反応させた後、よ<PBSで洗浄し、馬血清
で1000倍に希釈したベルオキシダーゼ結合抗マウス
免疫グロブリン抗体(Cappel 1− ah、I 
nc、。 アメリカ、カタログ番号3211−0231)  10
0μmと2時間反応させ、その後、よ<PBSで洗浄し
た。 クエン酸緩衝液(0,1M、  I’1−1 /1.5
)に基質(o−29− )■ニレンジアミン)を1nlQ/l目33にび31%
過酸化水素水を0.4μm/1加えた溶液を20071
1入れ、30分発色反応を行なわi!た。8PC93細
胞と反応する抗体を含有する2ウエルにつきクローン化
を行なった。、クローン化は、限界希釈法を用い、以下
の通りに行なった。 抗体産生陽性の2ウエルのハイブリドーマ100個をそ
れぞれD−MEM−FBS中に懸濁し、一方、−に記A
、(4>の融合に使用したと同様の方法で、BALB/
cマウスより稗細胞102個をD−MFM−FBS中に
調整し、2種の細胞を混ぜ合せた。細胞密度5×10 
 個/1となるようにD−MEIVI−FBSを加え、
0.21を96ウエル培養プレート(F alcon 
’3072)の各つ丁ルに入れ、培養した。培養開始1
40後に、−上記の酵素結合同相免疫測定法でハイブリ
ドーマの抗体産生の有無を各ウェルにつぎ検討した。そ
の結果、表−1に示30− した4株を含め、総計38株のハイブリドーマが得1ろ
 れ lこ 。 C0坑休の生産= (イン上1〜ロー培養による生産)
ハイブリドーマP−001,P−002,P−003ま
たはP−00/lを、20%生胎児血清、 2mMグル
タミン。 1mMピルビンM、  4.5g/L−のグルD−ス、
5x10−ゝMのβ−メルカプ1〜エタノールおよび5
0mg/Lの硫酸カナマイシンを含むD 、、 M E
 Mに、1×10ゝ個/mlにイ’=るように懸濁さU
、この細胞懸濁液25m1を75cm 2組織培養用フ
ラスコ(コーニング社、アメリカ)に分注し、37℃″
c5%炭酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で培養を行なっ
た。増殖がほぼ定常に達した4日目に、培養上清を採取
した。 この時の細胞数はいずれも約2×10  個/mlであ
り、上清の抗体含量は各々3.171 /ml、  2
.8μa /ml、  2.8μCJ /ml、  2
.5μg/mlであった。 (インビボ培養による生産)ニブリスタン(2,6゜1
0.14−テトラメブルペンタデカン)  0.5ml
を腹腔内に投与1斡101]から300日目BALB1
0マウスの腹腔内に、インヒト1]で増殖さけたハイブ
リドーマP−001,P−002,P−003またはp
−004を5×106個接種した。接種後2ないし3週
日に腹水を採取し、遠心分1s11 (1000xq 
、  4℃、15分間)により腹水」ニ清を得た。各バ
イプリドーマにつぎ10匹のマウスから約30m1の腹
水上清が得られ、その抗体含量は各々2.5mMm1.
 2.Omg/ml、  1,51110/ml、  
1.8mo/mlであった。 これら4株の形状、大ぎさ、性状を表−1に示す。 なお、これら抗体を1群10匹のICRマウスに2(]
/kO経口、400m(1/ k(l腹腔内または20
0m(1/ kg静脈内投すし、14F1間観察したと
ころ、これら抗体による死亡は全く認められなかった。 表−1 33一 実施例2 ヒト前立腺癌1に対する抗体の特性−イン1
1〜口で継代されている次の細胞を用いた。 1ntestine 407 (ヒト胎児小腸細胞株)
 、K−562(ヒト白面病細胞株)、3ri7(ヒト
末梢面すンパ球株)および8PC93(ヒト前立腺癌細
胞株)。 実施例1で得られた培養上清を用いて、−に記細胞との
反応性を酵素結合同相免疫測定法により調べた。表−2
に示す如< 8PC93に極めて特異的な抗体が得られ
た。 B、螢光抗体法による細胞染色 ハイブリドーマの1つP−002が分泌する抗体を用い
て、8PC93細胞を間接螢光抗体法で染色し1こ 。 8PC93細胞を無螢光のガラススライドに固定し、培
養上清!1olzl と31℃、45分濁った雰囲気中
で反応させた後、PBSに1%生血清アルブミン、34
− 10 mM  I−IEPES (N−2−ヒドロキシ
エチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸)およ
び0.1%アジ化ナトリウムを添加した溶液に、3分か
ら5分処理することで洗浄を3回行なった。フルオレツ
tイン結合抗マウスI Q G (M 1les −Y
edaltd、、イスラエル、コード番号65−171
 )を20倍希釈した溶液50μmと、上記と同じ条件
でさらに45分反応さゼた。洗浄も同様の手法で行なっ
た。乾燥させた後、炭酸緩衝・グリセリン液(0,05
M’。 pH9,5,10%グリセリンを含む)を重層し、カバ
ーグラスをのせ螢光顕微鏡(オリンパス、モデルA l
−1−RF L −L B )で検鏡した。その結果、
8PC93細胞表面で強い螢光が観察された。なお、使
用したフルオレッセイン結合抗マウスIΩGは、あらか
じめ8PC93細胞で6回吸収操作を行なった。 C0免疫グ「1ブリンクラスの」1定−1抗体の免疫グ
■ブリンクラスの同定を酵素結合固相免疫測定法で行な
った。ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グロブリン抗
体として、抗免疫グロブリン(1(1)、抗T(IG、
抗I(IM(いずれもcappc+ i、ab、  T
nc、、アメリカ、カタログ番目3211−0231.
3211−0081.3211−0201 )を用いた
。 検討した4種の抗体は、いずれも表−2に示したように
IQGrあった。 35− 表−2 37− 36− 実施例3 厘藤未J:る組部l創匹」L(1)I制: 
 手術時に得られた前立腺癌を含む組織を用いた。常法
により、95%アルコール固定後、パラフィン包埋し、
4μm切片標本を作製した。 (2)同定法: ハイブリドーマp−002により分泌
される抗体(腹水上清)を用いて螢光抗体法により同定
を行なった。上記組織標本上に抗体の100倍希釈溶液
0.11111を滴下し、室温で1時間反応させた。反
応終了後、PBSで充分に洗浄した。 次にフルAレッセイン結合抗マウスI(] G (マイ
ルス社、アメリカ)の100倍希釈液0.l+1を該組
織標本上に滴下し、室温で1時間反応させた。未反応の
フルオレツセイン結合抗マウスIOGをPBSで充分に
洗浄することにより除き、スライド上の組織標本の螢光
の有無を螢光顕微鏡(OIympus  V anox
、オリンパス、日本)を用い38− て観察した。その結果、前立腺癌組織部位に強い螢光が
観察され、正常組織部位では螢光がほとんど観察されな
かった。なお、非特異的結合を防ぐ目的で、フルオレッ
セイン結合抗マウスIOGはあらかじめヒ1〜前立腺細
胞株8PC93で吸収操作を行なった。 シダーL’ [FRL: 4mgの西洋ワ(〕−ビペルオキシダーピ(Si(ll
llaType vr、 S igma、アメリカ)を
1m1(7)蒸溜水に溶解し、使用直前に作製した0、
1M  Na IO。 液を60μm加えて室温で20分間混和した。反応液を
1mM酢酸ナトリウム緩衝液(1)l−14,4)に対
して 1晩透析した後、0.2M炭酸ナトリウム液20
μmを加えた。直ちに、0.01 M疾酸緩衝液(pl
−19,5)  1mlに溶解させたハイブリドーマロ
ー002分泌抗体(腹水上清を精製した抗体、タンパク
質含量にしUlom(1)を加え、室温で撹拌しながら
2時間反応さE!た。反応終了後、新しく調製したNa
B1−1.水溶液(4mgを1011の蒸溜水に溶解し
たもの)  0.1mlを加え、2時間、4℃で放置し
、更にPBSに対して1晩透析した。こうして得た■ 混合液を5ephadex Q−100(ファルマシア
、スウェーデン)のカラムにかり、PBSで溶出して2
80nIllの吸光と403nmの吸光が一致する最初
の両分を採取した。この両分(酵素・抗体結合物)1m
1にウサギ血清アルブミンを10mg加えて溶解し、使
用時まで一70℃で保存した。 あらかじめPBSに対して透析して硫安を充分に除いた
アルカリホスファターゼTVIleVI(Sigo+a
、 LJ、 S、△ )  5m(lと1〕−002分
泌抗体17n+gとをPBSに溶解して全fiz 1m
lとした。これに20%グルタルアルデヒド溶液10μ
mを加え、室温で2時間撹拌しながら反応させた。反応
終了後、反応液をトリス塩酸緩衝液(1)l−17,6
)で平衡化さ「た5ephadex G  200■(
ファルマシア、スウェーデン)カラムにか【プ、同緩衝
液で溶出させた。 void volumeからI(JG流出位置までの高
分子画分を採取し、この両分に牛血清アルブミンを5%
(W/V)になるように加え、ミリポアフィルタ−(0
,22μ、ミリボア)を通して除菌した後、使用時まで
4℃で遮光保存した。 上記(2)と同様の操作により、ハイブリドーマロー0
02分泌抗体のβ−ガラクトシダーゼ標識抗体を得た。 この場合、β−ガラク1−シダーゼS igma or
arlc  IV (S 1oIna、アメリカ)を用
いた。 41− 2g (4)バイブリド−7p、−002分泌抗体の I標識
:100mC1/mlのNap(無担体、7マーシヤム
相、アメリカ)溶液10μmに、ハイブリドーマルー0
02分泌抗体(腹水−上清を精製した抗体、タンパク質
含mとして1.Om(+/+111)溶液50μおよび
0.30111(1/IIのクロラミンTを含む0.5
Mリン酸緩衝液(Il+−17,2) 30μmを加え
て、よく混和し、15秒後にし一ヂロシンを飽和させた
PBS100μmを加え、直ちに混和した。得られた反
応液をアンバーライトIRA400を詰めたカラムにか
番プ、1%牛血清アルブミンを含むPBSで溶出した。 溶出画分を採取し、4℃にて使用時まで保存した。 なお、得られた標識物の比放射桔性は1.0μCi/m
a抗体タンパク質であった。 iomo/m+のハイブリドーマルー002分泌抗体(
l!242− 水上名−を精製した抗体)溶液1mlに0.5M炭酸緩
衝液(rll−(9,3)  0.1mlを加え、更に
フルオレツセイン・イソヂオシアネート粉末0.1mg
を添加した。泡立てないように撹拌しながら、4℃で、
6時間反応さけた。反応終了後、直ちに3 ephad
exG−25■(ファルマシア、スウェーデン)カラム
にか(プ、未反応の低分子物質を除去し、高分子画分の
目的とするフルオレッセイン標識抗体を得た。 使用時まで4℃で遮光保存した。 10mg/mlのハイブリドーマP−002分泌抗体(
腹水−ト消を精製した抗体)溶液II+に0.5M炭酸
緩衝液(pH9,3)  0.1mlを加え、ざらにテ
トラメチルローダミン・イソヂオシアネート粉末0.2
mgを添加した。泡立てないように撹拌しながら4℃で
200時間反応せた。反応終了後、直ちに■ 5ephadex G−2!i  (ファルマシア、ス
ウf−デン)のカラムにかけて、未反応の低分子物質を
除去し、高分子画分の1]的とりるブトラメチルローダ
ミン標識抗体を得た。使用時まで4℃で遮光保存した。 (7)ハイブリドーマp−−002q泌抗体のビオチン
標識: 244mg(1mM )のd−ビオチン(和光紬薬)と
173m(1(1,5n+ M)のN−ヒドロキシザク
シンイミド(E astman  K odak、アメ
リカ)をラメヂルスルホキシド(和光紬薬)8m1と1
,2−ラメI・キシlタン(半月化学)5m1の混合液
に溶解し、この溶液に206mg (1mM )のN、
N’ −ジシクロへキシルカルボジイミド(関東化学)
を0.5mlの1.2−ラメ1へキシエタンに溶解させ
た溶液を加え、4℃にて1晩反応さV t= o生じた
沈澱を濾過して除さ、濾液を得た。il!液中の溶媒を
減圧)量線により除ぎ、残存した油状物質をジク[10
メタン(和光紬薬)10m1に溶解し4℃に冷却した。 4℃に冷却した0、IM  Na HCO3溶液10m
1をこれに加え、よく振盪混和した。生成したジクロロ
メタン層をとり除き0.1M N a l−I C0,
10m1を、次イテ4℃に冷却した蒸溜水10m1を加
え、同じ操作を繰り返した後、生成したジクロロメタン
層に無水硫酸すトリウム粉末(小泉化学)を加え、脱水
処理した。 粉末を濾別した後、n−ヘキサンを濁りが生じるまで徐
々に加えた。この溶液を一20℃に冷却し、析出した結
晶をデシケータ−中に入れ、溶媒を除去して乾燥させ、
ビオチン−N−ヒドロキシサクシンイミドエステルを得
た。 このビオチン−N−ヒドロキシ4ツクシンイミドをジメ
チルスルホ4:シドに溶解させ、1mMm1の濃度に調
整後、この溶液60μmどハイブリドーマP−002分
泌抗体(腹水」二清を精製した抗体、タンパク質含吊ど
して 11nO/ml)溶液1mlを混和して、45− 室温C4肋間反応さE!た。反応終了後、PBSに対し
て4℃、3[1間透析した。透析外液は3回交換した。 透析終了後の透析ヂコーブ内液をビオチン標識抗体とし
て4℃で使用時まで保存した。 実施例5 標識抗体による前立腺癌の同定(1)1!!
!L(*:  手術時に得られた前立腺癌を含む組織を
用いた。すなわち、人き2\が5X 5X 2mm以下
の生組織を、PLP固定液(0,01MNaIQ  、
  0.075Mリジン、3%バラホルムアルデヒドを
含む0.0375 Mリン酸ナトリウム緩衝液。 r)H6,2)中で4℃、6時間、振盪しながら固定さ
せた。次に、10%ショ糖を含むPBSで4℃、−晩、
15%ショ糖を含むPBSで4℃、6時間、20%ショ
糖を含むPBSで4℃、6時間、20%ショ糖と10%
グリセリンを含むPBSで4°C11時間処即すること
により洗浄を行った。洗浄後、処理し、ドライアイス・
エタノール中で凍結し、ク46− ライオスタットを用いて、10zzmの凍結切片を作製
 し Iご 。 (2)同定法: 牛血清アルブミンを塗布したスライド
グラス−にに上記凍結切片を載せて、乾燥さけた。次に
、4℃に保ったPBSで5分間、3回洗浄し、0.00
5M過ヨウ素酸と10分間室温で反応さけた。4℃に保
ったPBSで3回洗浄の後、10%馬面漬を含むP R
Sで10分間室温で処理した。 実Mlt例4で得たペルオキシダーゼ、アルカリボスフ
1ターじ、フルオレッセイン、ローダミンまたはビオチ
ンで標識したハイブリドーマP−002分泌抗体の1o
4F<希釈溶液を、毛細管ピペットにて切片上にのせて
、45分間、室温で反応させた。反応終了後、4℃に保
ったPBSで5回洗浄した。 以下、下記の方法により同定を行った。 (イ)螢光抗体法: フルオレッセインおよびローダミ
ン結合抗体の場合は、上記標本をグリセリンで封入し、
螢光顕微5n (Olympus  Vanox、 7
リンパス)を用いて螢光の有無を観察した。 ビオチン結合抗体の場合は、フルオレッセイン結合アビ
ジン(フナコシ薬品)5μg/mlを上記標本上に滴下
し、37℃で1時間反応させた。反応終了後、PBSで
5回洗浄し、グリセリンで封入し、標本の螢光の有無を
螢光顕微鏡(OIympusvanox、オリンパス)
を用いて観察した。 これらの結果を表−3に示す。 (fil ) 酊素免IL宏ヨ法−:  ペルオキシダ
ーゼ結合抗体の場合は、基質溶液として 1%H,L0
.0.02…1/1および3.3′−ジアミノベンジジ
ン−I C10,51+1(1/mlを含む0.IM 
l−リス・塩酸緩衝液(jull 7.6)を用い、室
温で10分間反応させた後、4℃に保ったPBSで3回
、蒸溜水で1回洗浄した。1%メチルグリーンを含むべ
[1ナール・酢酸緩衝液(pl〜l LO)て゛後染色
した後、常法によりエタノール脱水、キジロール透徹を
行い、バルーリームで封入し、顕微鏡を用いて着色(褐
色)の有無を観察した。 アルカリホスファターゼ結合抗体の場合、基質溶液と【
ッて0.39 M硫酸マグネシウム、0.2%クエン酸
鉛、0.6%β−グリセロリン酸および4%ショ糖を含
む0.2M t−リス・塩酸緩衝液(pH8,5)  
[使用前に濾別]を用い、室温で10分間反応させた後
、4℃に保ったPBSで3回、蒸溜水で1回洗浄した。 次に、1%黄色硫化アンモニウム溶液中にて室温で5分
間反応後、PBSで充分に洗浄し、グリレリン封入を行
い、顕微鏡を用いて着色(黒褐色)の有無を観察した。 これらの結果を表−3に示す。 −49− 表−3 50− 実施例6 抗体を用いた癌細胞造影 ヒト前立腺癌m Il’、!I株8PC93をix i
o7個、1群3匹の雌性、8週令のBALB/c nu
/nuマウス右大腿部皮下に移植しIC0移植後30日
目、腫瘍サイズがIcm’以上に達した時点で、実施例
4で調製した ■で標識したハイブリドーマP−002
分泌抗体、または対照として12ゝ■標識マウスI(I
Gを静注した。前者の投与量は35μCi/匹、後者は
10μCi/匹である。静注後96時間目にガンマカメ
ラを用いて全身シンチグラフィーを行った。 その結果、11ゝI標識抗体投与群では対照群に比し全
例で腫瘍部位への著明な放射能の集積がみられた。 51− 第1頁の続き 0発 明 者 藤井孝美 東京都足立区東和5−11−21 0発 明 者 吉汲親雄 国立市東2−19−46

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 抗ヒ1〜前立腺癌抗体産生細胞とインビトロに
    おいて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマ
    により分泌される抗体の一種またはそれ以上を含有づる
    ヒト前立腺癌の分類および同定用試薬。 (2) 担体または希釈剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の試薬。 (3) 該ヒ1〜前立腺癌がヒト前立腺癌細胞株8PC
    93であることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の試薬。 (4) 該抗体がヒト前立腺癌細胞株8PC93に対す
    る抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第3項のいずれかに記載の試薬。  1 − (5) 該抗体がハイブリドーマr)−001,P−0
    02゜p−003またはP−004により分泌される抗
    体であることを特徴とする特に’l請求の範囲第1項乃
    至第4項のいずれかに記載の試薬。 (6) ヒ1−または動物の前vL腺癌の同定用である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
    ずれかに記載の試薬。 (7) 抗ヒ1〜前立腺癌抗体産生細胞とインビトロに
    おいて長IUj継代培養可能な細胞との間のハイブリド
    ーマにより分泌される抗体の誘導体または限定分解物か
    ら成る物質。 (8) 該抗体に放射活性物質、螢光色素、酵素、電子
    顕微鏡観察のための7−カーまたはそれらをニー次的に
    結合さけるための構造を含む基を化学的に結合さゼたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第・1項に記載の物質。 (9) 該抗体を化学的処理または酵素処理によ2− って限定分解したことを特徴とする特許請求の範囲第7
    項に記載の物質。 (10)  放射活性物質が12r、であることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の物質。 (11)  ffl光色素がフルオレッセインまたはロ
    ーダミンであることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    に記載の物質。 (12)  酵素がペルオキシダーゼまたはアルカリフ
    ォスファタ−1であることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載の物質。 (13)  放射活性物質、螢光色素、酵素または電子
    顕微鏡観察のためのマーカーを二次的に結合させるため
    の構造がビオチンであることを特徴とする特許請求の範
    囲第8項に記載の物質。 (14)  該ヒト前立腺癌がヒト面立腺癌細胞株8P
    C93であることを特徴とする特許請求の範囲第7項乃
    至第13項のいずれかに記載の物質。 (15〉  該抗体がヒトnj1立腺癌細胞株8PC9
    3に対する抗体であることを特徴とする特許請求の範囲
    第71nT1J至第14頂のいり”れかに記載の物質。 (1G)  該抗体がバー1’ フIJ ト−? P−
    001,P −002゜P−003またはP2O3によ
    り分泌される抗体であることを特徴とする特許請求の範
    囲第15項に記載の物質。 (17)  抗ヒト+)rt立腺癌抗体産(1細胞とイ
    ンごトロにおいて長期継代培養可能な細胞との間のハイ
    ブリドーマにより分泌される抗体の誘導体または限定分
    解物の一種またはそれ以上を含有するヒト前立腺癌の分
    類および同定用試薬。 (18)  担体まlこは希釈剤を含有することを特徴
    とする特許請求の範囲第17項に記載の試薬。 (19)  該誘導体が該抗体に放射活性物質、螢光色
    素、酵素、電子顕微鏡観察のためのマーカーまたはそれ
    らを二次的に結合させるための構造を含む基を化学的に
    結合さμたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第17項または第18項に記載の試薬。 (20)  該限定分解物が、該抗体を化学的処理また
    は酵素処理によって限定分解したものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第11項または第18項に記載の
    試薬。 (21)  放射活性物質が12ゝ■であることを特徴
    とする特許請求の範囲第19項に記載の試薬。 (22)  螢光色素がフルA1ノッセインまたはロー
    ダミンであることを特徴とする特許請求の範囲第19項
    に記載の試薬。 (23)  酵素がペルオキシダーゼまたはアルカリフ
    ォスファターゼであることを特徴とする特許請求の範囲
    第19項に記載の試薬。 (24)  放射活性物質、螢光色素、酵素ま1=は電
    子顕微鏡観察のためのマーカーを二次的に結合さ5− じるための構造がビオチンであることを特徴とする特許
    請求の範囲第19項に記載の試薬。 (25)  該ヒト前1’/腺癌がヒト前)“t−11
    !11局細胞株81)C93であることを特徴とする特
    許請求の範囲第17項乃至第24項のいずれかに記載の
    試薬。 (26)  該抗体がヒ]−前立腺癌細胞株8PC93
    に対する抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    17項乃至第25項のいずれかに記載の試薬。 (27)  該抗体がハイブリドーマ[〕−001,P
    −002゜P−003またはP−004により分泌され
    る抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第26項
    に記載の試薬。 (28)  ヒトまたは動物の前立腺癌の同定用である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項乃至第21項
    のいずれかに記載の試薬。 (29)  特許請求の範囲第1項乃至第6項および第
    17項乃至第28項のいづ゛れかに記載の試薬を用い6
    − ること1.s +う2にるヒ1〜前立腺癌の分類および
    同定法。 (30)  ヒト前立腺癌細胞を含む検体と該試薬を接
    触さ[!、ぞ−の際に起こる抗原抗体反応を利用づるこ
    とを特徴とする特6′1請求のC15囲第29項に記載
    の方法、。 (31)  該ヒ1〜前立腺癌がヒト前立腺癌細胞株8
    PC93て゛あることを特徴とする特r[請求の範囲第
    2 !] 11Jまたは第30項に記載の方法。 (32)  ヒ]へまたは動物の前立腺癌を同定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第29項乃至第31項の
    いずれかに記載の方法。 (33)  ヒ1−:または動物J:り採取1ノだ検体
    またはそれを培養して得た検体を用いることを特徴とす
    る特B’f請求の範囲第32項に記載の方法。
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JPS6366465A (ja) * 1986-09-08 1988-03-25 Res Dev Corp Of Japan 細胞識別・定量方法

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