JPS591876B2 - Pc鋼材の端部グラウト工法 - Google Patents
Pc鋼材の端部グラウト工法Info
- Publication number
- JPS591876B2 JPS591876B2 JP54038018A JP3801879A JPS591876B2 JP S591876 B2 JPS591876 B2 JP S591876B2 JP 54038018 A JP54038018 A JP 54038018A JP 3801879 A JP3801879 A JP 3801879A JP S591876 B2 JPS591876 B2 JP S591876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- grout
- pipe
- steel material
- grouting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rock Bolts (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はPC鋼材の端部グラウト工法に関する従来縦
方向に配置したPC鋼材を挿通したシース内にグラウト
する場合、グラウト圧力が通常の横グラウトに比較して
高くなる。
方向に配置したPC鋼材を挿通したシース内にグラウト
する場合、グラウト圧力が通常の横グラウトに比較して
高くなる。
そのためPC鋼材の定着部、例えばPC鋼材の端部定着
具である喫あるいはフィラーとPC鋼材等の空隙を通っ
てグラウト材や水が漏れシース内へのグラウト注入が完
全に実施できない。
具である喫あるいはフィラーとPC鋼材等の空隙を通っ
てグラウト材や水が漏れシース内へのグラウト注入が完
全に実施できない。
この発明は前記従来の問題点を解決すべく開発したもの
で、以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
で、以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
第1図において硬化したコンクリートA中にシース1が
埋設されており、このシース1内に縦方向のストランド
等のPC鋼材2が挿通されている。
埋設されており、このシース1内に縦方向のストランド
等のPC鋼材2が挿通されている。
このPC鋼材2はアンカープレート3に挿通され、その
下端はスリーブ4に挿通され、各PC鋼材2間にフィラ
ー5が挿入しである。
下端はスリーブ4に挿通され、各PC鋼材2間にフィラ
ー5が挿入しである。
アンカープレート3の中央に設けた注入口には注入用の
バイブロを挿入してあり、その注入用のバイブロをその
先端がシース1内へ僅かに突此するよう挿入させる。
バイブロを挿入してあり、その注入用のバイブロをその
先端がシース1内へ僅かに突此するよう挿入させる。
そのバイブロの先端の突出長さはシース1端部より5〜
15cm程度とする。
15cm程度とする。
またバイブロの他端はスリーブ4の中を通り、その下端
にホース7が連結され、ホース7の他端には漏斗等の容
器8が設けである。
にホース7が連結され、ホース7の他端には漏斗等の容
器8が設けである。
施工に際しては容器8内にセメントミルク等のグラウト
材を入れ、容器8を所要の高さに位置させてサイホン作
用を生ぜしめグラウト材をバイブロの先端より溢れさせ
、シース下端部とパイプ突出部、すなわちPC鋼材の定
着部の空隙Bにグラウト材を流入させ、そこで硬化させ
る。
材を入れ、容器8を所要の高さに位置させてサイホン作
用を生ぜしめグラウト材をバイブロの先端より溢れさせ
、シース下端部とパイプ突出部、すなわちPC鋼材の定
着部の空隙Bにグラウト材を流入させ、そこで硬化させ
る。
なお、前記定着部の空隙はPC鋼材の定着手段の差異ま
たは施工状態によってまちまちである。
たは施工状態によってまちまちである。
そこで現場の状況に応じてグラウト材の濃度および注入
回数、注入間隔を調整する。
回数、注入間隔を調整する。
またバイブロからの注入に通常のグラウトポンプを用い
てもよい。
てもよい。
しかしグラウト材が入りすぎて、かえって注入口やシー
ス内を詰まらせるので前記したようにサイホンの原理を
応用するのが最善である。
ス内を詰まらせるので前記したようにサイホンの原理を
応用するのが最善である。
以上のようにして定着部の空隙が閉塞されるとバイブロ
の下端よシホース7を取り外し、グラウトポンプのホー
スをこれに連結してグラウトポンプを使用し、前記バイ
ブロを通してシース1内全体にPC鋼材2を被覆するよ
うにグラウト材を注入する。
の下端よシホース7を取り外し、グラウトポンプのホー
スをこれに連結してグラウトポンプを使用し、前記バイ
ブロを通してシース1内全体にPC鋼材2を被覆するよ
うにグラウト材を注入する。
なお第2図、第3図および第4図は定着部の構造が相違
した場合の実施例を示したものでこの場合も前記実施例
と略同様である。
した場合の実施例を示したものでこの場合も前記実施例
と略同様である。
この発明は以上の構成からなり、シース内のグラウト注
入するに先立って、シースの端部よりグラウト注入用の
パイプを突出させ、そこにグラウトを注入するからPC
鋼棒の定着部に生ずる空隙が充填され、アンカープレー
トの裏側のシース内にグラウトの硬化した層ができるの
で、次いで行なう高圧で注入したグラウト材が外部に漏
れることなく完全に充填できる。
入するに先立って、シースの端部よりグラウト注入用の
パイプを突出させ、そこにグラウトを注入するからPC
鋼棒の定着部に生ずる空隙が充填され、アンカープレー
トの裏側のシース内にグラウトの硬化した層ができるの
で、次いで行なう高圧で注入したグラウト材が外部に漏
れることなく完全に充填できる。
まだグラウト材の注入も前記パイプをそのまま使用する
から施工も迅速にでき、さらにPC鋼材の定着端部の保
護コンクリートを打設する前にグラウト注入が可能とな
り、工期の短縮をはかることができ、またその保護コン
クリートがない場合でもグラウト施工が可能となる。
から施工も迅速にでき、さらにPC鋼材の定着端部の保
護コンクリートを打設する前にグラウト注入が可能とな
り、工期の短縮をはかることができ、またその保護コン
クリートがない場合でもグラウト施工が可能となる。
第1図はこの発明の実施状態の概要を示した断面図、第
2図、第3図および第4図は他の実施例の定着部の断面
図である。 1・・・・・・シース、2・・・・・・PC鋼材、3・
・・・・・アンカープレート、4・・・・・・スリーブ
、5・・・・・・フィラー、6・・・・・・パイプ、7
・・・・・・ホース、8・・・・・・容器、A・・・・
・・コンクリート、B・・・・・・空隙。
2図、第3図および第4図は他の実施例の定着部の断面
図である。 1・・・・・・シース、2・・・・・・PC鋼材、3・
・・・・・アンカープレート、4・・・・・・スリーブ
、5・・・・・・フィラー、6・・・・・・パイプ、7
・・・・・・ホース、8・・・・・・容器、A・・・・
・・コンクリート、B・・・・・・空隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 縦方向シース内に挿通したPC鋼材を下端部で定着
した定着部に設けた注入口にパイプを挿入して、前記P
C鋼材を挿通したシース内に僅か突出させ、前記パイプ
を通してシース下端部とパイプ突出部間にグラウト材を
パイプ下方より注入し先端より溢れさせることによりシ
ース内よりPC鋼材定着部の空隙をグラウト材によって
充填閉塞し、次いで前記パイプを通してシース内にPC
鋼材を被覆するグラウト材を注入することを特徴とする
PC鋼材の端部グラウト工法。 2 パイプ内に容器内のグラウト材をサイホン作用によ
って送る特許請求の範囲第1項記載のPC鋼材の端部グ
ラウト工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54038018A JPS591876B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | Pc鋼材の端部グラウト工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54038018A JPS591876B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | Pc鋼材の端部グラウト工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55132860A JPS55132860A (en) | 1980-10-16 |
JPS591876B2 true JPS591876B2 (ja) | 1984-01-14 |
Family
ID=12513826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54038018A Expired JPS591876B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | Pc鋼材の端部グラウト工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591876B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4991984B2 (ja) * | 2006-12-08 | 2012-08-08 | 信 成井 | 縦向きpc緊張材挿通用シース内のグラウト充填方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216645A (en) * | 1975-07-29 | 1977-02-08 | Siemens Ag | Distribution substation |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP54038018A patent/JPS591876B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216645A (en) * | 1975-07-29 | 1977-02-08 | Siemens Ag | Distribution substation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55132860A (en) | 1980-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109611102A (zh) | 一种冷开挖下穿立交桥施工方法 | |
CN108801346A (zh) | 竖向预制构件的并联式套筒灌浆检测结构和方法 | |
KR100557010B1 (ko) | 이중 주입관이 구비된 어스앙카체 및 이를 이용한어스앙카체 시공방법 | |
CN110258549A (zh) | 一种用于基坑支护桩的修复结构及修复施工方法 | |
CN105019427A (zh) | 铁路隧道基底病害锚注一体化整治方法 | |
CN208309580U (zh) | 一种与桩身后注浆结合使用的后张法抗拔桩 | |
JPS591876B2 (ja) | Pc鋼材の端部グラウト工法 | |
JP3481508B2 (ja) | 石積擁壁補強方法 | |
CN212003113U (zh) | 一种破碎岩体注浆用止浆装置 | |
JPS622083B2 (ja) | ||
CN112879041A (zh) | 一种地铁主体结构病害治理施工方法 | |
CN109898696A (zh) | 不露套筒混凝土预制墙板的倒装配方法 | |
CN109184766A (zh) | 一种预应力扩散型大孔径高强混锚锚索及施工方法 | |
KR102176614B1 (ko) | 지지장치 및 이를 이용한 앵커 시공 방법 | |
KR200325653Y1 (ko) | 이중 주입관이 구비된 어스앙카체 | |
CN220620152U (zh) | 边坡岩层加固装置 | |
CN208105090U (zh) | 一种抗滑桩底积水涵洞 | |
CN208152009U (zh) | 一种用于防止灌浆时岩基上浮的装置 | |
JPS58210211A (ja) | 場所打ち杭の杭頭余盛コンクリ−ト処理方法 | |
JPH02171417A (ja) | 袋状定着部を備えたグラウンドアンカー体及びその定着構造 | |
RU2200796C2 (ru) | Способ усиления фундамента | |
RU2059750C1 (ru) | Способ возведения набивной сваи | |
JPS62112814A (ja) | アンカ−の定着方法 | |
JPH0355613B2 (ja) | ||
KR820001954Y1 (ko) | 기초철근 삽입장치 |