JPS59187123A - 油圧緩衝器のサブタンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加圧用油に加圧気体が混入すること全防止し
、安定した減衰力を発生し得る油圧緩衝器のサブタンク
に関する。

従来からピストンロッド先端に装着され、減衰力発生機
構を備えたピストンが内部を摺動するシリンダと、該シ
リンダと連結管で連結してシリンダ外部に設けられたサ
ブタンクとよりなる油圧緩衝器は知られており、第１図
にその一例を示すように該サブタンク（Ａ）は、加圧気
体を封入した可撓性隔壁（Ｂ）をタンク内部忙設けたも
のであって可撓性隔壁ＣＢ）内の気体圧で連結されてい
るシリンダ（Ｃ）内の油全加圧し、シリンダ内をピスト
ンが摺動するときに負圧でキャビテーションが発生する
ことを極力抑えることにより安定した減衰力を発生さぜ
ること金目的とするものであった。

しか（７ながら、可撓性隔壁はそのもののコストが高く
、ザブタンク内への取付もやっかいで装備が大がかりと
なり全体的にコスト高となることは避けられず、簡易な
構造のサブタンクが望まれていた。

・ｆ・発明者は、この問題を解決するために種々追求し
た結果、シリンダとの連結管のを何部側を上方にしてザ
ブタンクを設置し、サブタンクの内部へ油管を連結管に
連結して油層中に開ロ刊−石ように設は油層上に加圧気
体を封入し気体層を設けることによって目的を達し得る
ことを認めて第１の発明をなし、さらに、第１の発明の
油管にサブタンク内壁との間に摺動するフロートを油層
と気体層との境界に設けることによってさらに効率よく
目的を達し得ることを認めて第２の発明をなしたもので
ある。

次に、添付の図面に基ついて本発明の実施例を鐙明する
。第２図は、本発明の第１の発明の一実施例を示す断面
図である。

（１）は、サブタンク本体であって、−上蓋（２）と下
蓋（３）によって上、下端が閉止されている。（４）は
、連結管であって、たとえばゴムホース・７）ような・
ぐイブでサブタンク（Ａ）とシリンダ（Ｃ）とを上蓋（
２）の連結管取付部（５）で連結している。（６）は、
油管であって、中空細管でその一端は上蓋（２）の連結
管連結部（５）の油路（７）に連結され、他端の開放端
は下蓋（３）近４＠寸で延長し下蓋（３）上に設けられ
た油層（８）中に開口しているー（９）は、気体層であ
って、油層（８）上に加圧気体を封入して形成されてい
る。

また、第３図は、本発明の第２の発明の一実施例を示す
断面図である。

００）は、フロートであって、たとえば、可撓性材料で
作られたメツシュ板又は多孔板等のような材料で油層（
８）上に浮瀞し得るように作られ、サブタンク本体（１
）内壁と油管（６）外壁との間を摺動し得るように、油
層（８）と気体層（９）との境界０１）に位置するよう
に油管（６）に嵌装されている。

本発明のサブタンクはこのように構成されているので、
シリンダ（Ｃ）内の油が連結管（４）を通ってサブタン
・２（ｌすへ流れると、油は、油管（６）を通ってその
先端開放口から油層（８）中へ流入し気体層（９）を押
し上ける。したがって、油層（８）中の油面を激しく攬
乱することかなく、気泡の発生が極力抑えられる。また
、引行程の場合には、油層（８）の油を油管（６）の下
方からすいこみ油管（６）を通り連結管（４）からシリ
ンダ（Ｃ）へ戻るので気泡のほとんどない油がシリンダ
（Ｃ）中に送りこ１れ、安定した減衰力を発生すること
ができる。

また、第２の発明においては、油＠（８）と気体層（９
）との境界（１（１）にフロート０１ノが設けられ油と
気体とは隔離されているのでフロー）　（１１）は油の
出入に応じて一ヒ下に摺動し油中へ気体の混入を完全に
防止し得るものであって一層減衰力発生が安定化される
。

なお、本発明において、サブタンク本体（１）内で油に
気体が混入することを防止するためには、第４図に示す
ように油管（６）の下端開口部を閉塞し、側面に油孔（
６′）を穿設することが好ましい。

本発明は、サブタンク内へ油管を一端をシリンダとの連
結管に連結し、他端を下蓋近く油層中へ開口するように
設け、さらに油層と気体層の境界にフロートを設けたの
で、油中に気泡が発生することはほとんど防止し得、安
定した減衰力を発生し得るものであり、丑だ、ザブタン
ク内の上方を気体層としているので油を一定程度力Ｏ１
圧するものであり、しかも、万一シリンダ内に気泡が発
生しても油管を通してサブタンク内気体層中に気体を戻
すことができるなどすぐれた効果が認められる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のサブタンク方式の油圧緩衝器の一例を
示す要部断面図、第２図は、本発明の第１の発明の一実
施例を示す断面図、第３図は、本発明の第２の発明の一
実施例を示す断面図、第４図は本発明の他の実施例を示
す断面図である。 （１）・・・サブタンク本体　　　（２）・・・上　蓋
（３）・・・下　蓋　　　　　　　（４）・・・連結管
（５）・・・連結管取付部　　　　（６）・・・油　管
（６′）・・・油　孔　　　　　　（７）・・・油　路
（８）・・・油　層　　　　　　　（９）・・・気体層
１１１１・・・境　界　　　　　　　　旧）・・・フロ
ート（Ａ）・・・サブタンク　　　　　（・９・・・可
撓性隔壁、（シ）・・・シリンダ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ピストンロッド先端に装着され減衰力発生機構を備
   えたピストンが内部を摺動するシリン２′と該シリンダ
   と連結管によって連結されシリンダ外部に設けられたサ
   ブタンクよりなる油圧緩衝器におけるザブタンクにおい
   て、連結管取付部位を上にして設置され、連結管（４）
   の油路（７）に一端を連結し、開放端を下蓋（３１近傍
   の油層（８）中に延長開口させた油管（６）をザブタン
   ク本体（１）内に設け、気体層（９）を油層（６）上に
   設けてなる油圧緩衝器のサブタンク。 ２）ピストンロッド先端に装着され減衰力発生機構を備
   えたピストンが内部を摺動するシリンダと該７リンダと
   連結管によって連結されシリンダ外部に設けられたサブ
   タンクよりなる油圧緩衝器におけるサブタンクにおいて
   、連結管取付部位を上にして設置され、連結管（４）の
   油路（力に一端を連結し、開放端を下蓋（３）近傍の油
   層（８）中に延長開口させた油管（６）をサブタンク本
   体（１）内に設け、サブタンク本体（１）の内壁と油管
   （６）の外壁との間にフロート［１１１を油層（８）と
   気体層（９）との境界（１０１に槽動自在に油管（６）
   に嵌装し、加圧気体を気体層（９）へ封入してなる油圧
   緩衝器のサブタンク。