JPS5918702Y2 - ガス再生循環装置を有する炭酸ガスレ−ザ装置 - Google Patents
ガス再生循環装置を有する炭酸ガスレ−ザ装置Info
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- JPS5918702Y2 JPS5918702Y2 JP14145080U JP14145080U JPS5918702Y2 JP S5918702 Y2 JPS5918702 Y2 JP S5918702Y2 JP 14145080 U JP14145080 U JP 14145080U JP 14145080 U JP14145080 U JP 14145080U JP S5918702 Y2 JPS5918702 Y2 JP S5918702Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は炭酸ガスレーザ装置において、一度放電したレ
ーザガスを再び用いる炭酸ガスレーザ用ガス再生循環装
置を具備した炭酸ガスレーザ装置に関するものである。
ーザガスを再び用いる炭酸ガスレーザ用ガス再生循環装
置を具備した炭酸ガスレーザ装置に関するものである。
炭酸ガスレーザ(以下C02L/−ザという)において
は、放電によりCO2→CO+1/202の分解が起る
ので、放電したCOを含むレーザガスを管外に取り出し
、CO2が分解していない新鮮なレーザガスを連続的に
供給している。
は、放電によりCO2→CO+1/202の分解が起る
ので、放電したCOを含むレーザガスを管外に取り出し
、CO2が分解していない新鮮なレーザガスを連続的に
供給している。
ところが、レーザガスには、レーザ出力向上を目的とし
た高価なHeがレーザガスの70%位も占めているので
、放電したCOを含むレーザガスを捨てることは、ラン
ニングコストの点からも、省資源の点からも望ましくな
い。
た高価なHeがレーザガスの70%位も占めているので
、放電したCOを含むレーザガスを捨てることは、ラン
ニングコストの点からも、省資源の点からも望ましくな
い。
このためCOを酸化する触媒を主要構成部材とするCO
2レーザ用ガス再生装置を用いCOをCO2に戻し、ガ
ス再生装置、ガスレーザ管、ガス循環装置の順で流れる
ガス循環回路系で放電したCOを含むレーザガスを再利
用している。
2レーザ用ガス再生装置を用いCOをCO2に戻し、ガ
ス再生装置、ガスレーザ管、ガス循環装置の順で流れる
ガス循環回路系で放電したCOを含むレーザガスを再利
用している。
一方、レーザガスをレーザ管から排気して、循環するた
めにガス循環装置として用いられる油ロータリーポンプ
から吐出されるオイルミストが、循環しているレーザガ
スに混入し、触媒の表面に付着する。
めにガス循環装置として用いられる油ロータリーポンプ
から吐出されるオイルミストが、循環しているレーザガ
スに混入し、触媒の表面に付着する。
このため、触媒の能力は劣化し、CO+1/202→C
O2の反応は減少し、レーザ出力が低下する。
O2の反応は減少し、レーザ出力が低下する。
これを防止するために定期的に触媒の交換が行われてい
た。
た。
本考案の目的は、定期的な触媒の取替えを必要とせず、
また、レーザ出力の低下が生じないCO2レーザ用ガス
再生循環装置を有するCO2レーザ装置を提供すること
にある。
また、レーザ出力の低下が生じないCO2レーザ用ガス
再生循環装置を有するCO2レーザ装置を提供すること
にある。
本考案によれば、ガスの流れの方向がレーザガス供給装
置、CO2レーザ用ガス再生循環装置のガス再生装置(
触媒部、脱水部、脱油部を含む)及びガス循環装置(油
ロータリーポンプ)の順で、又、ガス循環装置の排気口
(吐出口)が大気に開放されているガス回路を有するC
O2レーザ用ガス再生循環装置を用いたCO2レーザ装
置が得られる。
置、CO2レーザ用ガス再生循環装置のガス再生装置(
触媒部、脱水部、脱油部を含む)及びガス循環装置(油
ロータリーポンプ)の順で、又、ガス循環装置の排気口
(吐出口)が大気に開放されているガス回路を有するC
O2レーザ用ガス再生循環装置を用いたCO2レーザ装
置が得られる。
次に、本考案を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、従来用いられているCO2レーザ用ガス再生
循環装置を用いたCO2レーザ装置のガス回路系である
。
循環装置を用いたCO2レーザ装置のガス回路系である
。
。レーザガスはレーザガス供給装置3から供給され、レ
ーザ管1に導入される。
ーザ管1に導入される。
レーザ管1での放電で、レーザガス中のCO2の一部が
COと02に分解する。
COと02に分解する。
COを含むレーザガスはガス循環装置(ロータリーポン
プ)2で排気され、排気口(吐出口)から排出される。
プ)2で排気され、排気口(吐出口)から排出される。
ガス循環装置2から出たCOを含むレーザガスはCO2
レーザ用ガス再生循環装置のガス再生装置4に導入され
る。
レーザ用ガス再生循環装置のガス再生装置4に導入され
る。
ガス再生装置4は一般には脱水部5、脱油部6そしてC
O+1/202→CO2の反応を行わせる触媒部7から
構成され、触媒部7には、ガス加熱のための加熱装置8
が具備されている。
O+1/202→CO2の反応を行わせる触媒部7から
構成され、触媒部7には、ガス加熱のための加熱装置8
が具備されている。
ガス再生装置4を出た再生されたレーザガスは再びレー
ザ管1に導入され再利用される。
ザ管1に導入され再利用される。
バルブ9,10、及び、ガス逆流防止弁11及び、ガス
圧を一定にするバルブ12、電磁バルブ13は、レーザ
ガスの再生循環のために必要部品であるが本考案と直接
関係がないので説明は省略する。
圧を一定にするバルブ12、電磁バルブ13は、レーザ
ガスの再生循環のために必要部品であるが本考案と直接
関係がないので説明は省略する。
ガス循環装置(油ロータリーポンプ)2から出るレーザ
ガスには、ロータリーポンプの油がミスト状に混入され
る。
ガスには、ロータリーポンプの油がミスト状に混入され
る。
特にCO2レーザ装置の場合はロータリーポンプの発熱
は大きく、ミストの発生は避けられないのでガス循環装
置2には当然オイルミストトラップが具備されているし
、また、脱油部6も設けられている。
は大きく、ミストの発生は避けられないのでガス循環装
置2には当然オイルミストトラップが具備されているし
、また、脱油部6も設けられている。
しかし、100%の油分の除去は難かしい。
除去されなかった油は、触媒に付着し、この結果触媒の
能力は低下し、CO2が減少しCOが増し、レーザ出力
は低下する。
能力は低下し、CO2が減少しCOが増し、レーザ出力
は低下する。
触媒に付着する油分は、触媒の使用温度よりも高温に加
熱し、ガスを流しながら排気すれば、除去でき、触媒は
再生されるが、この構成のガス回路系においてはガス再
生装置4の上流はガス循環装置2なので、油を混入した
レーザガスしかガス再生装置4に導入することが出来ず
触媒の再生はできない。
熱し、ガスを流しながら排気すれば、除去でき、触媒は
再生されるが、この構成のガス回路系においてはガス再
生装置4の上流はガス循環装置2なので、油を混入した
レーザガスしかガス再生装置4に導入することが出来ず
触媒の再生はできない。
したがってこの従来のガス回路系を用いたCO2レーザ
装置においては、定期的に触媒を交換しなければいけな
い。
装置においては、定期的に触媒を交換しなければいけな
い。
第2図は本考案の一実施例である。
ガス切替三方電磁弁32.34により、二つのガス回路
すなわち大気開放ガス回路系であるガス回路■とガス循
環回路系を含むガス回路■が切替えられる。
すなわち大気開放ガス回路系であるガス回路■とガス循
環回路系を含むガス回路■が切替えられる。
ガス回路■ガスレーザ管1、ガス循環装置2、ガス再生
装置4の順でガスが循環するガス循環回路系を含むは第
1図に示した従来のCO2レーザの回路系で通常の動作
状態のときにはこのルートでガスの供給および再生が行
われる。
装置4の順でガスが循環するガス循環回路系を含むは第
1図に示した従来のCO2レーザの回路系で通常の動作
状態のときにはこのルートでガスの供給および再生が行
われる。
ガス再生装置4の触媒が劣化するとガス回路■のルート
を通ってガスが供給再生される。
を通ってガスが供給再生される。
ガス回路■においては、レーザガス供給装置2、ガス再
生装置4及びガスレーザ管1、ガス循環装置2とガスは
流れガス循環装置の吐出口(排気口)から大気に放出さ
れる。
生装置4及びガスレーザ管1、ガス循環装置2とガスは
流れガス循環装置の吐出口(排気口)から大気に放出さ
れる。
ガス再生装置4は従来の例と同じく脱水部5、脱油部6
及び、加熱装置8を備えた触媒部7から構成されている
。
及び、加熱装置8を備えた触媒部7から構成されている
。
このガス回路系■を用いれば、触媒を加熱装置8で加熱
しながらガス供給装置3からガスを流し、ガス循環装置
2で排気でき、触媒は再生できる。
しながらガス供給装置3からガスを流し、ガス循環装置
2で排気でき、触媒は再生できる。
なおバルブ29.30、逆流防止弁31.及びガス圧一
定バルブ33のガス再生循環には必要部材であるが本案
と直接関係がないので説明は省略する。
定バルブ33のガス再生循環には必要部材であるが本案
と直接関係がないので説明は省略する。
以上、詳述した様に、本考案のCO2レーザ用ガス再生
循環装置を用いたCO2レーザ装置においては、触媒を
交換する必要がなく、レーガ出力の低下はない。
循環装置を用いたCO2レーザ装置においては、触媒を
交換する必要がなく、レーガ出力の低下はない。
第1図は従来のCO2レーザ用再生循環装置を用いたC
O2レーザ装置のガス回路図、第2図は本考案のCO2
レーザ用再生循環装置を用いたCO2レーザ装置のガス
回路図である。
O2レーザ装置のガス回路図、第2図は本考案のCO2
レーザ用再生循環装置を用いたCO2レーザ装置のガス
回路図である。
Claims (1)
- レーザガス供給装置と、ガスレーザ管と、ガス循環装置
と、触媒を主要部材とする炭酸ガス再生装置とを含み、
前記ガスレーザ管、前記ガス循環装置、前記炭酸ガス再
生装置の順でガスを循環するガス循環回路系を有する炭
酸ガスレーザ装置において、前記レーザガス供給装置、
前記ガス再生装置、前記ガス循環装置の順でガスが流れ
、前記ガス循環装置の吐出側を大気に開放した大気開放
ガス回路系を有し、前記、ガス循環回路系を前記大気開
放ガス回路系に切替え可能であることを特徴とする炭酸
ガスレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14145080U JPS5918702Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | ガス再生循環装置を有する炭酸ガスレ−ザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14145080U JPS5918702Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | ガス再生循環装置を有する炭酸ガスレ−ザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764173U JPS5764173U (ja) | 1982-04-16 |
JPS5918702Y2 true JPS5918702Y2 (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=29501276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14145080U Expired JPS5918702Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | ガス再生循環装置を有する炭酸ガスレ−ザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918702Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989001251A1 (en) * | 1986-03-10 | 1989-02-09 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Axial flow type gas laser |
-
1980
- 1980-10-03 JP JP14145080U patent/JPS5918702Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989001251A1 (en) * | 1986-03-10 | 1989-02-09 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Axial flow type gas laser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764173U (ja) | 1982-04-16 |
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