JPS59186959A - N―(ピペリジニル―アルキル)―カルボキサミド類およびそれを含む向精神病薬 - Google Patents

N―(ピペリジニル―アルキル)―カルボキサミド類およびそれを含む向精神病薬

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JPS59186959A
JPS59186959A JP4422084A JP4422084A JPS59186959A JP S59186959 A JPS59186959 A JP S59186959A JP 4422084 A JP4422084 A JP 4422084A JP 4422084 A JP4422084 A JP 4422084A JP S59186959 A JPS59186959 A JP S59186959A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、カルボキサミド、特に、N−(ピペリジニル
−アルキル)−力ルポキサミド及びその塩を含有した医
薬用調製物、その製造方法、この化合物の使用、新規な
N−(ピペリジニル−アルキル)−力ルポキサミド、並
びにその製造方法に関する。 本発明は、特に1次の一般式 (上式においてRは、ヒドロキシ、脂肪族アル0 コールによってエーテル化されたヒドロキシ又はハロゲ
ンを表わし、 Arlは単環のアリーレン基又は複素アリーレン基を表
わし、 alkは2個のN原子を少なくとも2個のC原子により
隔てているアルキレン基を表わし、Xは遊離しているか
又はケタール化されたカルボニル基、遊離しているか又
は有機カルボン酸によりエステル化されたヒドロキシメ
チレンもしくはメチレンを表わし、 Ar2は単環のアリール基又は複素アリール基を表わす
) によって示されるN−(ピペリジニル−アルキル)−力
ルポキサミド及びその塩を含有する医薬用調製物、一般
式(I)の新規な化合物及びその塩の使用、一般式(I
)の化合物及びその塩(式(I)中のR,Arl 、 
alk 、 X及びAr2は前記の意味を有するものと
し、但しalk及びXが前記の意味を有し、Ar2が置
換されていないフェニル、チェニルもしくはピリジル、
又はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、トリフ
ルオロメチル及びアミンから成る群中から選ばれた1、
2もしくは3個の置換基を有する置換されたフェニルを
表わす場合には、基R−A r を−は式7式% () によって示される基と相違し、ただし、式(1a)中、
 R1は、低級アルキル、トリフルオロメチル、ハロゲ
ン、低級アルコキシ、ニトロ及びシアノから成る群中よ
り選択された基を表わし、基R1の少なくとも1つは、
ハロゲン又は低級アルコキシを表わし、nは1〜3の整
数を表わし、Zはニトロ、アミノ、低級アルキルアミノ
、アリールアミノ、アリール低級アルキルアミノ、(チ
オ−)−ホルミルアミノ、(チオ−)低級アルカノイル
アミノ、(千オー)低級アローイル又はアリール−(チ
オ−)低級アルカノイルアミノを表わすものとする)、
並びにその製造方法に関する。 単環アリーレン基Ar1は、第1に、置換されていない
か又は基R及びCO(カルボニル)基に加えてざらに−
もしくは多置換されたフェニレン、特に、1.2−フェ
ニレン、1.3−フェニレン又は1,4−フェニレンで
ある。 単環の複素アリーレン基は、−例として、1〜3個の窒
素原子を含み1個のC原子を介し結合されている単環の
アザアリーレン、第1には、1個以上の位置でさらに置
換されたピリジレン、特に、そのカルバモイル基がピリ
ジレン環の3位に、また基Rがその2位にそれぞれ結合
しているビリジレン、例えば2,3−13,2−12.
4−、2.5−12.6−13,4−もしくは3,5−
ピリジレンを表わす。 フェニレン基ないしはピリジレン基において、好ましく
は、カルバモイル基が、基Rに隣接したC原子に結合し
ている。 前述したアリーレン基ないしは複素アリーレン基の更な
る置換基の例としては、脂肪族基、ヒドロキシ、有機カ
ルボン酸もしくは無機酸でエステ3 ル化されるか又は脂肪族アルコールでエーテル化された
ヒドロキシ、アシル、ニトロ、カルボキシ、例えば脂肪
族アルコールでエステル化されたカルボキシ、シアン、
置換されてないか又は例えば脂肪族基により一置換もし
くは二置換されたカルバモイル、置換されていないか又
は例えば脂肪族基により一置換もしくは二置換されたア
ミン、置換されていないか又は例えば脂肪族基によって
一置換もしくは二置換されたスルファモイル、例えば脂
肪族基によって置換されたメルカプト、例えば脂肪族基
によって置換されたスルフィニルもしくはスルホニルな
どが挙げられる。 脂肪族基は、第1に、低級アルキル、更には、例えば、
低級アルケニルもしくは低級アルカジェニル、又はハロ
低級アルキルである。これに関連して、有機カルボン酸
でエステル化されたヒドロキシは、特に低級アルカノイ
ルオキシであり、無機酸でエステル化されたヒドロキシ
は、第1に、ハロゲンを意味し、脂肪族アルコールでエ
ーテル化されたヒドロキシは、特に、低級アルコキシ、
4 更には、例えば、低級アルケニルオキシ、又はハロ低級
アルコキシを意味する。 アシルは、特に、有機カルボン酸から誘導され、第1に
、低級アルカノイルを表わす。脂肪族アルコールでエス
テル化されたカルボキシは、特に、低級アルコキシカル
ボニルである。脂肪族基により一置換又は二置換された
カルバモイル、アミノ又はスルファモイルにおいて、そ
れぞれの基は、第1に、低級アルキルにより一置換又は
二置換される。これらの基の例としては、N−低級アル
キル−もしくはN、N−ジ低級アルキル−カルバモイル
、N−低級アルキル−もしくはN、N−ジ低級アルキル
アミノ又はN−低級アルキル−もしくはN、N−ジ低級
アルキル−スルファモイルが挙げられる。脂肪族基によ
り置換されたメルカプトは、第1に、低級アルキルチオ
又はハロ低級アルキルチオを意味し、脂肪族基により置
換されたスルフィニル又はスルホニルは、第1に、低級
アルカン−もしくは八日低級アルカン−スルフィニルも
しくは−スルホニルを意味する。 両方のN原子を少なくとも2個のC原子により隔ててい
るアルキレン基alkは、第1に、両方のN原子を2も
しくは3個のC原子により隔てている、例えば2〜7個
、特に、2もしくは3個のC原子を有するアルキレンで
ある。 ケタール化カルボニル基Xは、例えば、1価もしくは2
価の脂肪族アルコールによりケタール化され、第1に、
ジ低級アルコキシ−もしくは低級アルキレンジオキシ−
メチレンを意味する。 有機カルボン酸でエステル化されたヒドロキシメチレン
Xは、第1に、低級アルカノイルオキシ−メチレンを意
味する。 単環アリール基Ar2は、第1に、置換されていないか
又は−置換もしくは多置換のフェニル基を意味し、単環
の複素アリール基Ar2は1例えば。 単環のモノオキサ−、モノアザ−もしくはモノチアアリ
ール基、第1に、置換されていないか又は1以上の位置
において置換されたフリル、ピリジル又はチェニルを意
味する。 アリール基又は複素アリール基Ar2の置換基の例は、
基ArIに関連して示した基、第1に、ハロゲン又は低
級アルコキシである。 本発明において用いられる種々の用語は、特に定義され
ていない限り、次の意味を有する。 「低級」という表現は、当該有機基又は化合物が、好ま
しくは、7個以下、特に4個以下の炭素原子を有するこ
とを意味する。 ハロゲンは、特に、原子番号35までのハロゲン、例え
ば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素を意味する。 低級アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、n−
プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、n−ブチルオキ
シ、インブチルオキシ、5ec−ブチルオキシ、 te
rt−ブチルオキシであり、更に、対応したペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基及びヘプチルオキシ基をも意
味する。 低級アルケニルオキシは、例えば、アリルオキシ又はブ
テン−2−イルオキシもしくはブテン−3−イルオキシ
である。 低級アルキルは、例えば、メチル、エチル、n−7 プロピル、イソピロピル、n−ブチル、イソブチル、5
ec−ブチル、 tert−ブチルであり、更に対応の
ペンチル基及びヘプチル基も意味する。 低級アルケニルは、例えば、2−プロペニル、又は、1
−2−もしくは3−ブテニルであり、低級アルカジェニ
ルは、例えば、ブタジェン−1,3−イに−cある。 八日低級アルキルは、例えば、トリフルオロメチル、1
,1.21リフルオロ−2−クロロエチル又はクロロメ
チルである。 低級アルカノイルオキシは、例えば、アセチルオキシ、
プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオ
キシ又はピバロイルオキシである。 ハロ低級アルコキシは、例えば、ジフルオロメトキシ又
は1,1.2−トリフルオロ−2−クロロ−エトキシで
ある。 低級アルカノイルは、例えば、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、イソブチリル又はピバロイルで
ある。 8 低級アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシ−、エ
トキシ−、プロピルオキシ−もしくはビバリルオキシー
力ルポニルである。 N−低級アルキル−カルバモイルは、例えば、N−メチ
ル−1N〜エチル−1N−(n−プロピル)−もしくは
N−イソプロピル−カルバモイルであり、N、N−ジ低
級アルキル−カルバモイルは、例えば、N、N−ジメチ
ル−もしくはN、N−ジエチル−カルバモイルを意味す
る。 N−低級アルキル−アミノは、例えば、N−メチル−1
N−エチル、N−(n−プロピル)−又はN−イソプロ
ピル−アミノであり、 N、N−ジ低級アルキル−アミ
ノは、例えば、N、N−ジメチル−もしくはN、N−ジ
エチル−アミノを表わす。 N−低級アルキル−スルファモイルは、例えば、N−メ
チル−もしくはN−エチルスルファモイル、そして、N
、N−ジ低級アルキル−スルファモイルは、例えば、N
、N−ジメチル−もしくはN、N−ジエチル−スルファ
モイルである。 低級アルキルチオは、例えば、メチル−、エチル−1n
−プロピル−、イソプロピル−1n−ブチル−、イソブ
チル−1sec−ブチルもしくはtert−ブチルチオ
である。 ハロ低級アルキルチオは、例えば、クロロメチル−、ト
リフルオロメチル−もしくは1,1.2−)リフルオロ
−2−クロロ−エチル−チオである。 低級アルカンスルフィニルもしくは−スルホニルは、例
えば、メタン−、エタン−1H−7’ロパンーもしくは
イソプロパン−スルフィニルもしくは一スルホニルであ
る。 八日低級アルカンスルフィニルもしくは−スルホニルは
、例えば、クロロメタン−、トリフルオロメタン−もし
くは1,1.2−トリフルオロ−2−クロロ−エタン−
スルフィニルもしくは一スルホニルである。 2〜7個、特に2個もしくは3個のC原子を有する2も
しくは3員環のアルキレンは、例えば、エチレン、I、
3−プロピレン、1,2−プロピレン又は2−メチル−
1,2−プロピレンである。 低級アルキレンジオキシは、例えば、エチレンジオキシ
又は1.3−プロピレンジオキシである。チェニルは、
側光ば、2−チェニル、3−チェニル、フリル、例えば
、2−フリルもしくは3−フリルであり、ピリジルは、
例えば、2−13−もしくは4−ピリジルを意味する。 式(I)の化合物の塩は、特に、医薬に使用可能な塩で
ある。式(I)の化合物は、その1個以上の塩基性基に
より、例えば、酸付加塩を形成することができる。酸付
加塩は、例えば、無機強酸(例えば、硫酸、燐酸又はハ
ロゲン化水素酸のような鉱酸)、有機強酸(例えば、酢
酸のような低級アルカンカルボン酸、場合により不飽和
でもよいジカルボン酸、例えば、シュウ酸、マロン酸、
マレイン酸もしくはフマル酸、酒石酸もしくはクエン酸
のようなオキシカルボン酸、安息香酸のようなアリール
(芳香族)カルボン酸)によって形成される。同様に、
酸付加塩を生成させるには、スルホン酸(例えば、メタ
ンスルホン酸のような低級アルカンスルホン酸又は場合
によって置換されたベンゼンスルホン酸(例、P−)ル
エンスルホ1 ン酸))も適切である。医薬としての使用に適さない塩
も、例えば、式(I)を有する対応した遊離化合物及び
その医薬として使用可能な塩の単離ないしは生成に使用
できるので、本発明に含まれる。 本発明による化合物は構造異性体の形であってもよい。 例えば、式(I)の化合物がキラリティを示すC原子す
なわち不斉炭素原子を有する場合、例えば、式(I)の
Xが遊離オキシメチレン又は有機カルボン酸でエステル
化されたオキシメチレンを表わす場合には、本発明によ
る化合物は、例えば、純粋なエナンチオマー又はエナン
チオマー混合物(例えば、セラミ化合物)の形であって
もよく、また少なくとも1つのキラリティを示す中心な
いしは不斉中心が存在すれば、ジアステレオマー又はジ
アステレオマー混合物の形であってもよい。 式(I)の化合物及びその医薬として使用可能な塩は、
例えば、精神病治療薬などの医薬として、又は人及び動
物の身体の予防又は治療のため2 の処置に使用することができる。即ち、式(I)の化合
物は、特に有用な薬理学的特性を備えている。これらは
、特にすぐれた精神病治癒作用を発揮する。−例として
、式(I)の化合物は、B、Co5tallほかのBr
ain Re5earch 123.89−111(1
977)の実験によって示されたように、約1mg/k
g以上の用量の腹腔内投与によって、アンフェタミン(
Amphetamin)により惹き起されたラットの常
開症に対する拮抗作用を示す。 P、G、Waldmeier、Experientia
 3B、10132−4(1980)の試験装置を用い
て、約0.1〜約100mg/kgの用量範囲で活性物
質をラットに対し腹腔内投与した実験によって、式(I
)の化合物が、すぐれた抗ドーパミン活性をもつことが
示された。これは神経伝達物質ドーパミン(DA)の代
謝物質の生成速度によって確かめられる。それは、・O
A変換の上昇はドーパミン−レセプターのブロッキング
の指標と見ることができるためである。 式CI)の化合物によるDA−レセプターブロッキング
は、ラットのアンモン角における[3H]スピペロ一ン
結合の生体内抑止によっても直接に確かめられる。S、
 B15choHほか、EnropeanJ、Phar
macol、、88.305−315 (1980)に
よる放射線レセプター試験により、ラットに対する約0
.01〜約100mg/kgの用量の腹腔内投与によっ
て、すぐれたドーパミン−レセプター抑止作用が確かめ
られた。 これに対応して、式(I)の化合物及びその塩は、例え
ば、その強い抗ドパミン活性のため、例えば、精神病治
療薬として、特にアンモン角ドーパミン系に対する作用
によって使用することができる。式(I)の化合物を用
いた場合に、錐体外路系の副作用がほとんどか又は全く
認められないことは、特に、好都合である。 式(I)の化合物の使用には、治療及び予防のための使
用のほかに、活性物質の産業への適合も含まれる。 本発明は特に、式(I)の化合物(式(I)において、
Rはヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニルオキ
シ又はハロゲンを表わし、ArIは、置換されていない
が又は低級アルキル、低級アルケニル、低級アルカジェ
ニル、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルカノイ
ルオキシ、ハロゲン、低級アルコキシ、低級アルケニル
オキシ、ハロ低級アルコキシ、低級アルカノイル、ニト
ロ、シアノ、カルバモイル、N−低級アルキル−カルバ
モイル、N、N−ジ低級アルキル−カルバモイル、カル
ボキシ、低級アルコキシ−カルボニル、アミノ、N−低
級アルキル−アミノ、 N、N−ジ低級アルキル−アミ
ノ、スルファモイル、N−低級アルキルスルファモイル
、N、N−ジ低級アルキル−スルファモイル、低級アル
キルチオ、ハロ低級アルキルチオ、低級アルカンスルフ
ィニル、八日低級アルカンスルフィニル、低級アルカン
スルホニル及び/又はハロ低級アルカンスルホニルによ
って1以上の位置において置換された(−置換もしくは
多置換の)フェニレン、又は、3個以下の窒素原子を有
し1個のC原子を介して結合された単環のアザアリーレ
ンを表わし、 alkは、2〜7個のC原子を有し2個
もしくは3個のC原子によって両5 方のN原子を隔てているアルキレンを表わし、Xはカル
ボニル、ジ低級アルコキシメチレン、低級アルケニレン
ジオキシメチレン、ヒドロキシメチジ、低級アルカノイ
ルオキシメチレン又はメチレンを表わし、Ar2は、置
換されていないか、又は、低級アルキル、低級アルケニ
ル、低級アルカンジェニル、ハロ低級アルキル、ヒドロ
キシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、低級アルコ
キシ、低級アルケニルオキシ、ハロ低級アルコキシ、低
級アルカノイル、ニトロ、シアノ、カル/<モイル、N
−低級アルキル−カルバモイル、N、N−ジ低級アルキ
ル−カルバモイル、カルボキシ、低級アルコキシカルボ
ニル、アミン、N−低級アルキル−アミノ、N、N−ジ
低級アルキル−アミノ、スルファモイル、N−低級アル
キル−スルファモイル、N、N−ジ低級アルキル−スル
ファモイル、低級アルキルチオ、ハロ低級アルキルチオ
、低級アルカンスルフィニル、八日低級アルカンスルフ
ィニル、低級アルカンスルホニル及び/又はハロ低級ア
ルカンスルホニルにより1以上の位置において置換6 された(−置換もしくは多置換)フェニル基、又は、単
環のモノオキサ−、モノアザ−1もしくはモノチアアリ
ール基を表わす)及びその塩を含む医薬用調製物、式(
1)の化合物及びその塩の使用、式(I)の新規な化合
物及びその塩(RlArl、alk、 X及びAr2は
前記の意味を有するものとし、但し、alk及びXが前
記の意味を有し、Ar2が置換されていないフェニル、
チェニルもしくはピリジルを意味するか、又は、低級ア
ルキル、トリフルオロメチル、ハロゲン、低級アルコキ
シ及びアミノから成る群中から選択した1個、2個もし
くは3個の置換基を含む置換されたフェニルを意味する
場合においては、基R−Ar1−は式(Ia)の基と相
違するものとし、この式(Ia)中、R1は、低級アル
キル、トリフルオロメチル、ハロゲン、低級アルコキシ
、ニトロ及びシアノから成る群中から選択した基を表わ
し、基R,のうち少なくとも1つは、ハロゲン又は低級
アルコキシを表わし、 nは整数1〜3を表わし、Zは
ニトロ、アミン又は低級アルキルアミノを表わすものと
する)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(■)(式(I)においてRはヒド
ロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ又はハ
ロゲンを表わし、Arlは置換されていないか又は低級
アルキル、低級アルケニル、低級アルカジェニル、八日
低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、
ハロゲン、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ、ハ
ロ低級アルコキシ、低級アルカノイル、ニトロ、シアノ
、カルバモイル、N−低級アルキル−カルバモイル、N
、N−ジ低級アルキル−カルバモイル、アミン、N−低
級アルキルアミノ、N、N−ジ低級アルキル−アミン、
スルファモイル、N−低級アルキル−スルファモイル、
N、N−ジ低級アルキルスルファモイル、低級アルキル
チオ、ハロ低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニ
ル、ハロ低級アルカンスルフィニル、低級アルカンスル
ホニル及び/又は八日低級アルカンスルホニルによって
1位置以上においてさらに置換された(−置換もしくは
多置換の)フェニレン又はピリリジンを表わし、 al
kは2〜7個のC原子を含み、2個もしくは3個のC原
子によって両方のN原子を隔てているアルキレンを表わ
し、Xはカルボニル、ジ低級アルコキシメチレン、低級
アルキレンジオキシメチレン、ヒドロキシメチレン、低
級アルカノイルオキシメチレン又はメチレンを表わし、
Ar2は置換されてないか又は低級アルギル、低級アル
ケニル、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルカノ
イルオキシ、ハロゲン、低級アルコキシ2、低級アルケ
ニルオキシ、八日低級アルコキシ、低級アルカノイル、
ニトロ、シアノ、カルバモイル、N−低級アルキル−カ
ルバモイル、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル、ア
ミノ、N−低級アルキル−アミノ、N、N−ジ低級アル
キル−アミノ、スルファモイル、N−低級アルキル−ス
ルファモイル、N、N−ジメチルスルファモイル、低級
アルキルチオ、八日低級アルキルチオ、低級アルカンス
ルフィニル、八日低級アルカンスルフィニル、低級アル
カンスルホニル及び/又はハロ低級アルカンスルホニル
により1以上の位置において置換された(−置換もしく
は多9 置換の)フェニル−、チェニル−、フリル−又はピリジ
ル−の各基を表わす)及びその塩を含有する医薬用調製
物、式(I)を有するこれらの化合物及びその塩の使用
、式(I)の新規な化合物及びその塩(R,Arl 、
 alk 、 X及びAr2は前記の意味を有するもの
とし、但し、alk及びXが前記の意味を有し、Ar2
が置換されていないフェニル、チェニルもしくはピリジ
ル、又は低級アルキル、トリフルオロメチル、ハロゲン
、低級アルコキシ及びアミノから成る群中から選択され
た1〜3個の置換基を含む置換されたフェニルを表わす
場合においては、基R−Arl−は式(Ia)の基と相
違するものとし、但し1式(Ia)においてR1は、低
級アルキル、トリフルオロメチル、ハロゲン、低級アル
コキシ、ニトロ及びシアノから成る群中から選択された
基を表わし、基R1のうち少なくとも1つは、ハロゲン
又は低級アルコキシを表わし、 nは整数1〜3を表わ
し、 2はニトロ、アミノ又は低級アルキルアミンを表
わす)並びにその製造方法を提供する。 0 本発明は、特に、式(1)(式(I)において、Rは低
級アルコキシ、例えばメトキシのような、4個以下のC
原子を含む低級アルコキシを表わし、Arlは、置換さ
れていないか、又は、4個以下のC原子を有する、例え
ば、メチルのような低級アルキル;トリフルオロメチル
のような、C原子数が、例えば、4個以下のハロ低級ア
ルキル;フッ素、塩素又は臭素のような原子番号が、例
えば、35以下のハロゲン;メトキシのような、C原子
数が、例えば、4個以下の低級アルコキシ;シアノ;カ
ルバモイル;アミノ;N−メチルアミノのような、C原
子数が、例えば、4個以下のN−低級アルキルアミノ、
 N、N−ジメチルアミノのような、低級アルキル部に
4個以下のC原子を有するN、N−ジ低級アルキルアミ
ノ;スルファモイル;N、N−ジメチルスルファモイル
のような、例えば、4個以下のC原子をアルキル部に有
するN、N−ジ低級アルキル−スルファモイル;トリフ
ルオロメチルチオのような、例えば、4個以下のC原子
を有するハロ低級アルキルチオ;メタンスルホニルのよ
うな、例えば、4個以下のC原子を有する低級アルカン
スルホニル;及び/又はトリフルオロメタンスルホニル
のような、例えば、4個以下のC原子を有する八日低級
アルカンスルホニルによって1以上の位置においてさら
に置換された(さらに、−置換もしくは多置換された)
フェニレン、例えば、1.2−フェニレン、又は、ピリ
ジレン、例えば、3.2−ビリジレンを表わし、 al
kは、2個もしくは3個のC[子を有する、両方のN原
子を2個もしくは3個のC原子により隔てているアルキ
レン、例えば、エチレン又は1,3−プロピレンを表わ
し、 Xはカルボニル、ヒドロキシメチレン又はメチレ
ンを表わし、Ar2はフッ素のような、例えば、原子番
号が35以下のハロゲンにより置換されたフェニル又は
置換されてないチェニルを表わす)によって示される化
合物及びその塩を含有する医薬用調製物、式(I)によ
って示されるこれらの化合物及びその塩の使用、式(I
)によって示される新規な化合物及びその塩(R,Ar
l、alk、X及びAr2は前記の意味を有するものと
し、但し、alk及びXが前記の意味を有し、 Ar2
が置換されていないチェニル又はハロゲンにより1〜3
個の位置いおいて置換されたフェニルを表わす場合にお
いては、基R−Ar1−は式(Ia)の基と相違し、こ
の式(Ia)において、R1は、低級アルキル、トリフ
ルオロメチル、ハロゲン、低級アルコキシ及びシアンか
ら成る群中から選択された基を表わし、R1の少なくと
も1つはハロゲン又は低級アルキルを表わし、nは整数
1〜3を表わし、 Zはアミン又は低級アルキルアミノ
を表わすものとする)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(’I)の化合物(式(I)におい
てRは、低級アルコキシ、特に、4個以下のC原子を有
する低級アルコキシ(例えば、メトキシ)又はハロゲン
、特に、原子番号が35までのハロゲン(例えば、フッ
素)を表わし、Ar1は置換されていないか、又は、低
級アルキル、特に、4個以下のC原子を有する低級アル
キル(例えば、メチル)、ハロ低級アルキル、特に、原
子番号が35以下でC原子数が4個以下のノ\ロ低級ア
ル3 キル(例えば、トリフルオロメチル)、ヒドロキシ、ハ
ロゲン、特に、原子番号が35以下のハロゲン(例えば
、臭素)、低級アルコキシ、特に、4個以下のC原子を
有する低級アルコキシ(例えば、メトキシ)、シアン、
カルバモイル、低級アルコキシカルボニル、特に、2〜
5個の炭素原子を有する低級アルコキシカルボニル(例
えば、メトキシカルボニル)、低級アルキルアミノ、特
に、4個以下のC原子を有する低級アルキルアミノ(例
えば、メチルアミン)、ジ低級アルキルアミノ、特に、
低級アルキル部に4個以下のC原子を有するジ低級アル
キルアミノ(例えば、ジメチルアミノ)、スルファモイ
ル、N、N−ジ低級アルキルスルファモイル、特に、低
級アルキル部に4個以下のC原子を有するN、N−ジ低
級アルキルスルファモイル(例えば、N、N−ジメチル
−スルファモイル)、低級アルキルチオ、特に、4個以
下のC原子を有する低級アルキルチオ(例えば、メチル
チオ)、低級アルカンスルフィニル、特に、4個以下の
C原子を有する低級アルカンスルフィニル4 (例えば、メタンスルフィニル)、及び/又は低級アル
カンスルホニル、特に、4個以下の低級アルカンスルホ
ニル(例えば、メタンスルホニル)により1以上の位置
においてさらに置換された(−置換もしくは多置換され
た)フェニレンを表わすか、あるいはまた、他方におい
て、Rは低級アルコキシ、特に、4個以下のC原子を有
する低級アルコキシ(例えば、メトキシ)を表わし、A
rlは置換されていないか又は低級アルコキシ、特に、
4個以下のC原子を有する低級アルコキシ(例えば、メ
トキシ)により置換されたピリリジン、特に、3,2−
ピリリジンを表わし、 alkは2〜7個のC原子を有
し両方のN原子を2個もしくは3個のC原子により隔て
ているアルキレンを表わし、 Xはカルボニル、ヒドロ
キシメチレン又はメチレンを表わし、Ar2はハロゲン
、特に、原子番号が35以下のハロゲン(例えば、フッ
素)により置換されたフェニル又は置換されていないチ
ェニルを表わす)及びその塩を含む医薬用調製物、式(
I)を有するこれらの化合物及びその塩の使用、式(I
)を有する新規な化合物及びその塩(R,Ar1. a
lk 、 X及びAr2は前記の意味をもつものとし、
但し、alk及びXが前記の意味を有し、Ar2が置換
されていないチェニル又は1〜3個の位置においてハロ
ゲンにより置換されたー、二もしくは三置換されたフェ
ニルを表わす場合においては、基R−Arl−は式(I
a)の基と相違し、式(Ia)においてR1は、低級ア
ルキル、トリフルオロメチル、ハロゲン、低級アルコキ
シ及びシアンから成る群中から選択された基であり、基
R1のうち少なくとも1つはハロゲン又は低級アルキル
を意味し、 nは整数1〜3を表わし、 Zはアミノ又
は低級アルキルアミノを表わすものとする)並びにその
製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)の化合物(式(I)において
、Rは、メトキシのような、例えば、4個以下のC原子
を有する低級アルコキシを表わし、A r’ 1は置換
されていないか又はハロ低級アルキル、例えば、4個以
下のC原子を有するハロ低級アルキル(例えば、トリフ
ルオロメチル)ハロゲン、例えば、フッ素、塩素もしく
は臭素のような原子番号が35以下のハロゲン、低級ア
ルコキシ、例えば、メトキシのような4個以下のC原子
を有する低級アルコキシ、シアン、カルバモイル、N−
低級アルキルアミノ、例えば、メチルアミノのような4
個以下のC原子を有するN−低級アルキルアミノ、スル
ファモイル、N、N−ジ低級アルキルスルファモイル、
例えば、ジメチルスルファモイルのような4個以下のC
原子を有するN、N−ジ低級アルキル−スルファモイル
、ハロ低級アルキルチオ、例えば、トリフルオロメチル
チオのような4個以下のC原子を有するハロ低級アルキ
ルチオ及び/又はハロ低級アルカンスルホニル、例えば
、トリフルオロメタンスルホニルのような4個以下のC
原子を有するハロ低級アルカン−スルホニルにより1以
上の位置においてさらに置換された(−置換もしくは多
置換の)フェニル基を表わし、あるいはまた、Arlは
、低級アルコキシ、例えば、メトキシのような1〜4個
のC原子を有する低級アルコキシ及び/又は/\ロゲン
、例えば、7 1以上の位置においてさらに置換された(−置換もしく
は多置換の)ピリジレン基(例えば、3,2−ピリジレ
ン基)を表わし、arkはエチレン又は1.3−プロピ
レンを表わし、 Xはカルボニルロキシメチレン又はメ
チレンを表わし、Ar2は、ハロゲン、例えば、フッ素
のような原子番号が35以下のハロゲンにより置換され
たフェニル基を表わす)及びその塩を含有した医薬用調
製物、これらの化合物及びその塩の使用、式(I)を有
する新規な化合物及びその塩( R, Arl、alk
, X及びAr2は前記の意味を有するものとし、但し
、alk及びXが前記の意味を有し、Ar2がハロゲン
により1〜3個の位置において置換されたフェニルを表
わす場合においては、基R−Ar.−は式( Ia)の
基と相違するものとし、式(Ia)において、R。 は、トリフルオロメチル、ハロゲン、低級アルコキシ及
びシアノから成る群中から選択された基を表わし、基R
1のうち少なくとも1つは、ハロゲン又は低級アルキル
を表わし、nは整数1〜3を8 表わし、 Zは低級アルキルアミノを表わすものとする
)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)の化合物(式(I)において
基R−Ar□は式 %式%() によって示される構造単位を表わし、式(rb)におい
て、基Ra及びReのうちの一方は基Rを表わし、基R
は、低級アルコキシ、特に、1〜4個のC原子を有する
低級アルコキシ(例えば、メトキシ)又はハロゲン、特
に、原子番号が35以下のハロゲン(例えば、フッ素)
を表わし、他方は水素、低級アルキル、特に、4個以下
のC原子を有する低級アルキル(例えば、メチル)、ハ
ロゲン、特に、原子番号が35以下のハロゲン(例えば
、臭素)又は低級アルキルアミノ、特に、4個以下のC
原子を有する低級アルキルアミノ(例えば、メチルアミ
ノ)を表わし、基Ra, Rh, Rcは、互に独立し
て、水素、低級アルキル、特に、4個以下のC原子を有
する低級アルキル(例えば、メチル)、八日低級アルキ
ル、特に、原子番号が35以下でC原子が4個以下の八
日低級アルキル(例えば、トリフルオロメチル)、ヒド
ロキシ、ハロゲン、特に、原子番号が35以下のハロゲ
ン(例えば、塩素)、低級アルコキシ、特に、4個以下
のC原子を有する低級アルコキシ(例えば、メトキシ)
、シアノ、カルバモイル、低級アルコキシカルボニル、
特に、2〜5個のC原子を有する低級アルコキシカルボ
ニル(例えば、メトキシカルボニル)、アミノ、スルフ
ァモイル、N,N−低級アルキルスルファモイル、特に
、アルキル部に4個以下のC原子を有するN,N−ジ低
級アルキルスルファモイル(例えば、ジメチルスルファ
モイル)、低級アルキルチオ、特に、4個以下のC原子
を有する低級アルキルチオ(例えば、メチルチオ)、低
級アルカンスルフィニル、特に、4側以下のC原子を有
する低級アルカンスルフィニル(例えば、メタンスルフ
ィニル)及び/又は低級アルカンスルホニル、特に、4
 (1以下のC原子を有する低級アルカンスルホニル(
例えば、メタンスルホニル)を表わし、alkは2〜4
個のC原子を有し両方のN原子を2個もしくは3個のC
原子により隔てているアルキレンを表わし、Xはカルボ
こル、ヒドロキシメチレン又はメチレンを表わし、Ar
2は、ハロゲン、特に、原子番号35以下のハロゲン(
例えば、フッ素)により置換されたフェこル又は置換さ
れていないチェニルを表わす)及びその塩を含有する医
薬用調製物、これらの化合物及びその塩の使用、式CI
)によって示される新規の化合物及びその塩(R,Ar
t 、 alk 、 X及びAr2が前記の意味を有す
るものとし、但し、alk及びXが前記の意味を有し、
Ar2が置換されていないチェニル又はハロゲンにより
1〜3個の位置において置換されたフェニルを表わす場
合には、基R1−Ar1−が式(Ib)の基と相違し、
式(Ib)においてRa又はReはアミノ又は低級アル
キルアミノを表わし、残りの基Ra、 Rh、 Rc、
 Rd及びRe(7)うち1 オロメチル、ハロゲン、低級アルコキシ及びシアノから
成る群中から選択され、他のものは水素を表わし、これ
らの基のうち少なくとも1つはハロゲン又は低級アルコ
キシを表わす)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)の化合物(式(I)において
基R−Arlは、式(Ib)の構造要素を表わし、式(
Ib)において、一方では、基Raは、基Rを表わし、
ここで基Rは4個以下のC原子を有する低級アルコキシ
(例えば、メトキシ)を表わし、Reは水素、原子番号
35までのハロゲン(例えば、フッ素)又は4個以下の
C原子を有する低級アルキルアミノ(例えば、メチルア
ミン)を表わすか、または、Raは水素を表わし、Re
は基Rを表わし、ここで基Rは4個以下のC原子を有す
る低級アルコキシを表わし、あるいはまた、式(Ib)
において、他方、基Reは基Rを表わし、ここで基Rは
原子番号が35以下のハロゲン(例えば、フッ素)を表
わし、Raは水素又は原子番号が35以下のハロ2 ゲン(例えば、臭素)を表わし、基Rh及びRdのうち
のどちらか一方は、水素、4個以下のC原子を有する低
級アルキル(例えば、メチル)、原子番号が35以下で
C原子数が4以下のハロ低級アルキル(例えば、トリフ
ルオロメチル)、原子番号35以下のハロゲン(例えば
、臭素)、4個以下のC原子を有する低級アルキル(例
えば、メトキシ)、シアン、カルバモイル、2〜5個の
C原子を有する低級アルコキシカルボニル(例えば、メ
トキシカルボニル)、4個以下のC原子を有する低級ア
ルキルチオ(例えば、メチルチオ)、4個以下のC原子
を有する低級アルカンスルフィニル(例えば、メタンス
ルフィニル)、又は4個以下のC原子を有する低級アル
カンスルホニル(例えば、メタンスルホニル)を表わし
、他方及びReは水素を表わし、alkは、2〜4個の
C原子を有して両方のN原子を24!sもしくは3個の
C原子により隔てているアルキレン(例えば、エチレン
)を表わし、 Xはカルボニル又はヒドロキシメチレン
を表わし、Ar2は原子番号35までのハロゲン(例え
ば、フッ素)によりパラ (p)位で置換されたフェこ
ルを表わす)及びその塩を含有する医薬用調製物、これ
らの化合物及びその塩の使用、式(I)を有する新規な
化合物及びその塩(式(I)においテR,Ar、、al
k、 ¥、及びAr2は前記の意味を有する)並びにそ
の製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)を有する化合物(式(I)に
おいてArlは、一方で、原子番号が35以下のハロゲ
ン(例えば、塩素)、シアノ及び/又は低級アルキル部
に4個以下のC原子を有するN−低級アルキルアミノ(
例えば、メチルアミン)により置換されたフェニレン(
例えば、1.2−フェニレン)を表わすか、あるいはま
た、一方で、ビリジレン(例えば、3.2−ピリジレン
)を表わし、Rは4個以下のC原子を有する低級アルキ
ルアルコキシ(例えば、メトキシ)を表わし、alkは
エチレンを表わし、Xはカルボニルを表わし、Ar2は
原子番号35までのハロゲン(例えば、フッ素)により
置換されたフェニルを表わす)及びその塩を含有した医
薬用調製物、式(I)を有する化合物及びその塩の使用
、式(I)を有する新規な化合物(式(I)において、
R,ArI、  alk、 X及びAr2は前記の意味
を有するものとし、但し、基R−Arl−は式(Ia)
を有する基と相違し、ここで、R1は、原子番号35以
下のハロゲン及び4債以下のC原子を有する低級アルコ
キシから成る群中から選択された基を表わし、nは整数
1〜3を表わし、 Zは4個以下のC原子を有する低級
アルキルアミンを表わす)並びにその製造方法を提供す
る。 本発明は、特に、式(I)の化合物(式(I)において
、Rは、4個以下のC原子を有する低級アルコキシ(例
えば、メトキシ)を意味し、Ar。 は、シアノ、特に、Rに対しパラ位でシアンによりさら
に置換された1、2−フェニレンを表わし、alkはエ
チレンを表わし、Xはカルボニルを表わし、Ar2は原
子番号35以下のハロゲン(例えば、フッ素)により置
換された、特に、パラ位が置換されたフェニルを表わす
)及びその塩を含有した5 医薬用調製物、これらの化合物及びその塩の使用、式(
I)を有する化合物及びその塩(式(I)において、 
R,Arl 、  alk、  X及びAr2は前記の
意味を有する)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式CI)の化合物(式(I)において
基R−^T1−は式(Ib)の構造要素を表わし、この
式(Ib)において、Raは基Rを表わし、基Rは4個
以下のC原子を有する低級アルコキシ(例えば、メトキ
シ)を表わし、Rh及びReは水素を表わし、Rcは4
個以下のC原子を有する低級アルキルアミノ(例えば、
メチルアミノ)を表わし、Rdは原子番号35以下のハ
ロゲン(例えば、塩素)を表わすか、 Rcは水素又は
原子番号35以下のハロゲン(例えば、塩素)を表わし
、Rdはシアンを表わし、あるいはまた、一方で、Ra
、 Rd及びReは水素を表わし、Rhは原子番号35
以下のハロゲン(例えば、臭素)を表わし、Reは基R
を表わし、基Rは4個以下のC原子を有する低級アルコ
キシ(例えば、メトキシ)を表わし、alkはエチレン
6 を表わし、 Xはカルボニル又はオキシメチレンを表わ
し、Ar2は4−フルオロフェニルを表わす)及びその
塩を含有した医薬用調製物、これらの化合物及びその塩
の使用、式(I)を有する新規な化合物及びその塩(式
(I)においてR,Arl、alk、X及びAr2は前
記の意味を有する)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)の化合物(式(I)において
、基R−ArI−は、式(Ib)の構造単位を表わし、
式(Ib)において基Ra及びRhのうちの一方は水素
又は原子番号が35以下のハロゲン(例えば、臭素)を
表わし、他方は水素を表わし、Reは基Rを表わし、基
Rは原子番号35以下のハロゲン(例えば、フッ素)を
表わし、Rd及びReは、それぞれ、水素を表わし、 
alkはエチレンを表わし、 Xはカルボニルを表わし
、Ar2はp−フルオロフェニルを表わす)及びその塩
を含有した医薬用調製物、これらの化合物及びその塩の
使用、式(I)を有する新規な化合物(式(I)におい
て、RlArI、  alk、  X及びAr2は前記
の意味を有する)並びにその製造方法を提供する。 本発明は、特に、式(I)を有する化合物(式(I)に
おいて、基R−Arl−は、式(Ib)ヲ有スル構造単
位を意味し、式(rb)においてRa、 Rd及びRe
は水素を表わし、Rhは水素又は原子番号が35以下の
ハロゲン(例えば、フッ素)を表わし、Rd及びReは
、それぞれ、水素を表わし、alkはエチレンを表わし
、 Xはカルボニルを表わし、Ar2は4−フルオロフ
ェニルを表わす)及びその塩を含有した医薬用調製物、
これらの化合物及びその塩の使用、式(I)を有する新
規な化合物及びその塩(式中R,Ar1.  alk、
  X及びAr2は前記の意味を有する)並びにその製
造方法を提供する。 本発明は、更に、式(I)を有する化合物(式中、基R
−Arl−は、式(Ib)を有する構造単位を表わし、
式(Ib)において、Raは基Rを表わし、基Rは4個
以下のC原子を有する低級アルコシキ(例えば、メトキ
シ)を表わし、Rh、 Rc及びReは、水素を表わし
、Rdはシアノを表わし、 alkはエチレンを表わし
、 Xはカルボニルを表わし、Ar2は4−フルオロフ
ェニルを表わす)及びその塩を含有した医薬用調製物、
これらの化合物及びその塩の使用、式(I)を有する新
規な化合物及びその塩(式中R,Arl、 alk、 
 X及びAr2は前記の意味を有する)並びにその製造
方法を提供する。 本発明は、特に、実施例に示された化合物、その塩及び
異性体に関する。 式(I)を有する化合物及びその塩は、例えば、 a)式 %式%() ()、式において、xlはカルボキシ又は反応可能に機
能的に変換された(反応性)カルボキシを表わす)を、
式 b)式 3 及び を有する化合物(上式において、X2は水素を表わし、
基x3、 X4のうちの一方は水素を表わし、他方は式
−alk−X5をする基を表わし、xSは反応性エステ
ル化ヒドロキシ基を表わす)を有する化合物を、分子間
縮合させるか、又は、alkが2〜7個のC原子を有す
る2もしくは3員アルキレンを表わす式(I)の化合物
を製造するために、 X2、 X3が共通にalk’を
表わし、alk’は2〜7個のC原子を有する2もしく
は3員アルキレンを表わし、X4は水素を表わす式(I
IIa)及び(mb)の化合物又はその塩を、分子間縮
合させるか、又は、式 (上式においてX5は反応性エステル化ヒドロキシを表
わす)を有する化合物を分子内縮合させ、又は C) alkが2〜7個のC原子を有し両方のN−原子
を2個もしくは3個のC原子により隔てているアルキレ
ン基を表わす式(I)の化合物を製造するために、式 (式中、alk’は、2〜7個のC原子を有しC原子及
びN原子を2もしくは3個のC原子により隔てているア
ルキレン基を表わす) を有する化合物を、式 を有する化合物と反応させるか、又は d)式 を有する化合物又はその塩(上式においてxlはRに転
化させ得る基を表わす)において、xlをRに転化させ
、 所望ならば、本発明方法もしくは他の方法に従って得た
化合物を本発明に従う別の化合物に転化させ、及び/又
は、本発明方法に従って得た塩を遊離化合物又は別の塩
に転化させ、及び/又は、本発明方法に従って得た塩形
成能を有する化合物を塩に転化させ、及び/又は、本発
明方法に従って得た異性体混合物を別々の異性体に分離
したりすることにより、それ自体としては既知の方法に
よって製造される。 方jL朕1いり 反応性の、機能的に変更されたカルボキシx1は、例え
ばエステル化、特に反応性エステル化カルボキシ、無水
物化されたカルボキシ又はアミド化力ルポシキを表わす
。 エステル化カルボキシの例としては、場合により置換さ
れた低級アルコキシカルボニル(例えば、エトキシカル
ボニル)、特に、反応性エステル化カルボキシ、例えば
必要ならば低級アルコキシにより、あるいは、置換され
ていることのあるカルバモイルによってさらに活性化さ
れたビニルオキシカルボニル(例えば、1−エトキシビ
ニルオキシカルボニルのような1−低級アルコキシビニ
ルオキシカルボニル又は2−(N−エチルカルバモイル
)−ビニルオキシカルボニルのような2−(N−低級ア
ルキル−カルバモイル)、必要ならば、例えば、ニトロ
、ハロゲン、低級アルカンスルホニル又はフェニルアゾ
により置換されたフェノキシカルボニル又はチオフェノ
キシカルボニル(例えば、4−ニトロ−12,4,5−
トリクロロ−、ペンタフ3 0ロー、4−メタンスルホニル−14−フェニルアゾ−
フェノキシカルボニル、チオフェノキシ−又は4−ニト
ロチオフェノキシカルボニル)、並びに、同様に活性化
され、例えば、シアンにより置換され、またエステル化
されていることのあるカルボキシにより置換された、メ
トキシカルボニル、特に、シアノメトキシカルボニルが
ある。反応性エステル化カルボキシは、1.1−もしく
は1.3−二置換2−イソウレイドカルボニル、例えば
、1,1−ジ低級アルキル−11,1−ジアリール−も
しくは1.1−ジアリール低級アルキル−2−インウレ
イドカルボニル(例えば、1.1−ジエチル−11,1
−ジフェニル−もしくは1,1−ジベンジル−2−イン
ウレイドカルボニル) 、 1.3−ジシクロアルキル
−例えば、1.3−ジシクロへキシル−2−イソウレイ
ド−カルボニル、N−アルキレンアミノオキシカルボニ
ル、例えば、N−ピペリジニルーオキシ力ルポニル、並
びにN−イミド−オキシカルボニル、例えば、N−スク
シンイミド−オキシ−もしくはN−フタルイミド−オキ
シ−カルボニル 4 無水物化カルボキシの例としては、場合により分枝を有
する低級アルコキシカルボニルオキシカルボニル(例え
ば、エトキシ−もしくはイソブチルオキシカルボニル)
、ハロカルボニル(例えば、クロロカルボニル)、アジ
ドカルボニル、ハロホスホリルオキシカルボニル(例え
ば、ジクロロホスホリルオキシカルボニル)、ハロゲン
もしくはアリールにより置換されていることのある低級
アルカノイルオキシカルボニル(例えば、ピバロイルオ
キシ、トリフルオロアセチルオキシ−もしくはフェニル
アセトキシカルボニル)がある。 また脱水(無水物化)カルボキシは、対称に無水物化さ
れた式R−Ar+−Go−0−Go−を有するカルボキ
シでもよい。 反応性アミド化カルボキシの例は、必要ならば例えば低
級アルキルにより置換された1−イミダゾリル−もしく
はl−ピラゾリルカルボニル(例えば、3.5−ジメチ
ル−ピラゾリルカルボニル)である。 本発明方法による縮合(N−アシル化)は、必要ならば
、特に、塩基性縮合剤の存在下に、それ自体として既知
の方法で行われる。塩基には、例えば、アルカリ金属の
水酸化物、水素化物、アミド、アルカノラード(アルコ
ラード)、炭酸塩、トリフェニルメチリド、ジ低級アル
キルアミド、アミノアルキルアミド又は低級アルキルシ
リルアミド、ナフタリンアミン、低級アルキルアミン、
塩基性複素環式化合物、水酸化アンモニウム、並びに炭
素環式アミンがある。特に、好適な例としては、水酸化
ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、カ
リウム第3級ブチラード、炭酸カリウム、リチウムトリ
フェニルメチリド、リチウムジイソプロピルアミド、カ
リウム−3−(アミノプロピル)−アミド、カリウム−
ビス−(トリメチルシリル)−アミド、ジメチルアミノ
ナフタリン、ジーもしくはトリエチルアミン、エチル−
ジイソプロピルアミン、N−メチル−ピペリジン、ピリ
ジン、水酸化ベンジル−トリメチル−アンモニウム、1
.5−ジアザビシクロ[4.3.0] ノネン−5(D
BN)並びに、1.8−ジアザ−ビシクロ[5.4.0
]ウンデセンー7(DBU)、ホスフィン(例えば、ト
リフェニルホスフィン)、ハロシラン(例えば、テトラ
クロロシラン)がある。X、がカルボキシを表わす場合
、最初に対応のアンモニウム塩が生成し、このものは、
加熱又は適当な脱水剤、例えばカルボジイミド(例えば
、N、N’−ジエチル−1N、N’−ジイソプロピル−
もしくはN、N’−ジシクロへキシル−カルボジイミド
)のようなN、N’−ジ低級アルキル−又はN、N’−
ジシクロアルキル−カルボジイミドによる処理により、
有利にはN−ヒドロキシスクシンイミド、1−ヒドロキ
シ−ベンゾトリアゾール(ハロゲン、低級アルコキシ又
は低級アルキルで置換されていてもよい)、N−ヒドロ
キシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルポキサミド、
又はN、N−カルボニルジイミダゾールの添加の下に脱
水することができる。カルボジイミドにより中間的に例
えば対応するl−イソウレイドカルボニル化合物も生成
し得る。親木性縮合剤として、そのほかに、N−エトキ
シカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリ
ン、ホスホリルシアンアミドもしくは一アジ7 ド(例えば、ジエチルホスホリルシアンアミド又はジフ
ェニルホスホリルアジド)、トリフェニルホスフィン−
ジスルフィド又はl−低級アルキル−2−ハロービペリ
ジニウムーハライド(例えば、ニョウ化1−メチルー2
−クロローピペリジニウム)を用いてもよい。 N−アシル化は、例えば、適宜の溶剤、希釈剤又は対応
する混合物の不在下、通常は、その存在下で、例えば、
約−20”C〜約150’C!、好ましくは約り℃〜約
100℃の温度範囲に、冷却、又は加熱し、又は室温で
、必要ならば密閉容器内において、また要すれば圧力下
及び/又は不活性ガス雰囲気中において、それ自体とし
ては既知の方法で行われる。 この方法形態a)に用いる出発物質は、現在知られてい
る物質でもよく、またそれ自体として既知の方法により
製造することもできる。 式(Ila)を有する化合物(式において×1は、場合
により置換された低級アルコキシカルボニルを表わす)
を製造するには、通常は、遊離酸8 (X+はカルボニルを表わす)又は酸無水物(X+は例
えば、ハロカルボニルを表わす)を出発物質として使用
し、このものを、例えば、必要なら反応性の形になって
いる対応したアルコール、例えば、低級アルキルハロゲ
ニドと反応させる。式(IIa)を有する化合物(式に
おいてxlは必要ならばさらに活性化されたビニルオキ
シカルボニルを表わす)の製造は、例えば、低級アルキ
ルエステルと酢酸ビニルとの反応(活性化ビニルエステ
ル法)、式(Ha)の化合物の遊離酸と低級アルコキシ
アセチレン(例えば、エトキシアセリレン法)又は、例
えば、ウッドワード法に準じて1.2−オキサシリウム
塩との反応によって遂行し得る。必要ならば置換された
フェノキシ−もしくはチオフェノキシカルボニルを含む
式(IIa)の化合物は、例えば、カルボジイミド法に
より、遊離酸を出発物質として、このものを対応の(チ
オ−)フェノールと反応させることによって製造し得る
。同様に、式 (IIa)の遊離酸を出発物質として、
このものを、例えば、ハロアセトニトリル(例えば、ク
ロロアセトニトリル)(シアンメチルエステル法)又は
カルボジイミドもしくはシアンアミド(カルボジイミド
法もしくはシアンアミド法)と反応させることにより、
式(IIa)の化合物(式中xIは活性化メトキシカル
ボニル、ないしは1.1−もしくは1.3−ジ置換2−
インウレイドカルボニルを表わす)が取得される。式 
(IIa)のN−アルキレンアミノオキシカルボニル−
ないしはN−イミド−オキシカルボニル化合物の製造は
、−例として、対応のN−ヒドロキシ化合物から式(I
la)の遊離酸を用いて、活性化N−ヒドロキシエステ
ル法に従ってカルボジイミドのより遂行し得る。式(I
Ta)の化合物(式中のX!は、分枝を有し得る低級ア
ルコキシカルボニルオキシカルボニル、ハロホスホリル
オキシカルボニル、ないしは置換されていてもよい低級
アルカノイルオキシカルボニルを表わす)を製造するに
は、例えば、式(Ila)の遊離酸を出発物質として使
用してもよく、この遊離酸は、例えば、対応のハロゲン
化物(例えば、置換されていてもよい低級アルキル炭酸
ハロゲン化物)(混合〇−無水炭酸法)で、又はホスホ
リルオキシハライド(例えば、ホスホロキシクロリド法
)で、又は置換されていてもよい低級アルカノイルハロ
ゲン化物(混合カルボン酸ハロゲン化物法)で、それぞ
れ処理することができる。 式(Ila)のアジド化合物は、例えば、対応したヒド
ラジドを硝酸処理することによって取得し得る(アジド
法)。式(Ila)の化合物(式中、Xは、置換されて
いてもよい1−イミダゾリル−カルボニルないしはl−
ピラゾリル−カルボニルを表わす)を製造するには、式
(IIa)の遊離酸を例えばジー(1−イミダゾリル)
−カルボニルと反応させるか(イミダゾリド法)又は関
連したヒドラジドを。 例えば、対応の1.3−ジケトンと反応させる(ビラゾ
リド法)。 式 (Ilb)の出発物質(Xはカルボニル基を表わす
)は、−例として、式Ar2−H(IIc)の化合物を
ピリジン−4−カルボン酸又はその反応性誘導体とフリ
ーデルクラフッ反応と同様にしてルイス酸の存在下にア
シル化することによって取得され1 によって示されるこの取得された化合物は、式Hal−
alk−NH2(He) (式中、Hatはハロゲン、
例えば臭素を表わす)と塩基の存在下に反応させ、式(
nb)の対応の化合物に変換させることができる。カル
ボニル基Xを還元してヒドロキシメチレン基とすること
は、式(IId)又は (nb)の化合物を出発物質と
して、例えば、適切な金属水素化物、例えば、水素化ア
ルミニウムリチウム又は水素化ホウ素ナトリウムにより
、またカルボニル基をオキシメチル基を経てメチレン基
に還元的に変換させることは、例えば、水素化触媒の存
在下において接触水素化によりそれぞれ行うことができ
る。 式(nb)の化合物においてカルボニル基を1例えば、
接触水素化によりメチレン基に変換させ、クロロアセト
ニトリルのようなハロニトリルを有2 する生成化合物を塩基、例えばエチル−ジイソプロピル
アミンの存在下に縮合させ、次に、例えば、接触水素化
によってシアン基をアミノ基に変換させることによって
も、式(nb)の化合物(式中、Xはメチレン基を表わ
す)を取得することができる。 万」辷豚Jn 反応性エステル化ヒドロキシx5は、特に、無機又は有
機の強酸によってエステル化されたヒドロキシ、例えば
、塩素、臭素又はヨウ素のようなハロゲン、スルホニル
オキシ(例えば、ヒドロキシスルホニルオキシ)、ハロ
スルホニルオキシ(例えば、フルオロスルホニルオキシ
)、要すれば、例えば、ハロゲンにより置換された低級
アルカンスルホニルオキシ(例えば、メタン−もしくは
トリフルオロメタン−スルホニルオキシ)、シクロアル
カンスルホニルオキシ(例えば、シクロへ午サンスルホ
ニルオキシ)、要すれば、例えば、低級アルキルもしく
はハロゲンにより置換されたベンゼンスルホニルオキシ
(例えば、p−ブロロフェニルーもしくはp−トルエン
スルホニルオキシ)、要すれば、例えば、ハロゲンによ
り置換された低級アルカノイルオキシ(例えば、アセチ
ル−もしくはトリフルオロアセチルオキシ)、又は要す
れば、例えば、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲ
ン及び/又はニトロにより置換されたベンゾイルオキシ
を表わす。 本発明の方法に従った縮合(N−アルキル化)は、それ
自体としては既知の方法で、必要ならば、塩基の存在下
に行われる。塩基には例えばアルカリ金属の水酸化物、
水素化物、アミド、アルカノラード(アルコラード)、
炭酸塩、トリフェニルメチリド、ジ低級アルキルアミド
、アミノアルキルアミド又は低級アルキルシリルアミド
、ナフタリンアミン、低級アルキルアミン、塩基性の複
素環式化合物、水酸化アンモニウム並びに炭素環式アミ
ンを使用し得る。塩基の、例には、水酸化ナトリウム、
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、カリウム第3級
ブチラード、炭酸カリウム、リチウム−トリフェニルメ
チリド、リチウム−トリフェニルメチリド、リチウム−
ジイソプロピルアミド、カリウム−3−(アミノプロピ
ル)−アミド、カリウム−ビス=(トリメチルシリル)
−アミド、ジメチルアミノナフタリン、ジエチルアミン
、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N
−メチルピペリジン、ピリジン、水酸化ベンジル−トリ
メチル−アンモニウム、l、5−ジアザ−ビシクロ−[
4,3,0]ノネン−5(DBN) 、 1.8−ジア
ザ−ビシクロ[5,4,O] ウンデセン−?(DBU
) 、ホスフィン(例エバ、トリフェニルホスフィン)
、ハロゲンシラン(例えば、テトラクロロシラン)があ
る。 N−アルキル化は、例えば、適当な溶剤又は希釈剤又は
対応する混合物の不在下で、あるいは、通常はその存在
下で、室温又は加熱下に、例えば約θ℃〜約200℃の
温度で、好ましくは室温から約150℃の温度で、必要
ならば、密閉容器内で、また必要ならば、加圧下及び/
又は不活性ガスの下に行われる。 この方法形態に使用する出発物質は、既知のも5 のでもよく、またそれ自体として既知の方法に従って製
造してもよい。 例えば、式(IIa)(式中、X2は水素、X3は基−
alk−X5をそれぞれ表わす)の出発物質は、式R−
Ar、 −(1)OH(md)のカルボン酸又はその反
応性酸誘導体、特に、ハロゲン化カルボン酸を出発物質
として、このものを、式X5−alk  NO3(me
)のアミンで処理することにより取得される。 式(ma)の出発物質(式中、 X2及びx3は共にa
lk’を表わし、alk’は2〜7個のC原子を有する
2もしくは3員のアルキレン、特に、エチレンを表わす
)は、−例として、対応のアジリジン又はアゼチジンを
式(m d)の化合物又はその反応性酸誘導体で、例え
ば、塩基(例えば、トリエチルアミン)の存在下に、N
−アシル化することによって取得される。式(ma)の
出発物質(式中、x2及びx3は水素を表わす)は、式
(m d)の対応の化合物又はその反応性誘導体をアン
モニアと反応させることにより取得される。 式(mb)の出発物質又はその塩(式中、 X4は6 基−alk−Xsを表わす)を生成させるには、例えば
、式(mb)の化合物(式中のx4は水素を表わす)を
出発物質として使用し、通常のN−アルキル化条件の下
に、例えば、塩基(例えば、トリエチルアミン)の存在
下に、酸化エチレン、酸化プロピレン又は式X、−al
k−DH(式■f)の化合物で処理し、最初に−a I
 k−OH基を導入し1次にこの基の水酸基を反応性の
エステル化とする。 式(me)の出発物質は、例えば、式 R−Ar1−GO−NH−alk−NO3(m g)及
び x5−CH2−CH2 を有する化合物を、N−アルキル化に慣用される前記の
塩基、例えば、ピリジンの存在下に当量のH−X5の開
裂下に反応させることにより取得される。反応条件、例
えば、縮合条件の選択に従って、N−アルキル化により
、当量の別のH−X5の開裂下に1式(I)の対応する
目的化合物にそのまま直接に導くことができる。 式 (mg)の化合物又はその塩は、式(m d)の化
合物又はその反応性酸誘導体を、式82 N−alk−
NO3(m h)の化合物の過剰量と通常の条件下にア
ミド化することにより取得し得る。式(m i)の化合
物は、−例として、弐〇H2−CI(2−COAr2 
 (m J) (式中、×6は、例えば、アルコキシを
表わす)を有する化合物を塩基触媒の存在下、例えば、
ナトリウムアミドの存在下で酸化エチレンと反応させ、
次にエーテルを開裂させることによって製造し得る。エ
ーテル開裂は、例えば、三フッ化ホウ素のようなルイス
酸又は臭化水素酸もしくはヨウ化水素酸のようなハロゲ
ン化水素酸によって行うことができる。過剰量に使用す
るハロゲン化水素酸の選択により、 Xはカルボニル基
、x5はハロゲンを表わす式(m i)の化合物が取得
される。所望ならばカルボニル基を常法により還元的に
ヒドロキシメチレン基又はメチレン基に転換させてもよ
い。 LL監U この方法形態による反応は、それ自体として既知の方法
により、必要ならば塩基の存在下で遂行される。塩基に
は、例えば、アルカリ金属の水酸化物、水素化物、アミ
ド、アルカノラード(アルコラード)、炭酸塩、トリフ
ェニルメチリド、ジ低級アルキルアミド、アミノアルキ
ルアミド又は低級アルキルシリルアミド、ナフタリンア
ミン、低級アルキルアミン、塩基性の複素環式化合物、
水酸化アンモニウム又は炭素環式アミンを用いてもよい
。塩基の例には、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム
、ナトリウムアミド、カリウム第3級ブチラード、炭酸
カリウム、リチウムトリフェニルメチリド、リチウムジ
インプロピルアミド、カリウム−3−(アミノプロピル
)−アミド、−ビス−(トリメチルシリル)−アミド、
ジメチルアミノナフタリン、ジエチルアミン、トリエチ
ルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N−メチル−
ピペリジン、ピリジン、水酸化ベンジル−トリメチル−
アンモニウム、1.5−ジアザ−ビシクロ[4,3,O
] ノネン−5(DON)、1.8−ジアザ−ビシクロ
[5,4,O] ウ9 ンデセンー7(DBU)、ホスフィン(例えば、トリフ
ェニルホスフィン)、ハロゲンシラン(例えば、テトラ
クロロシラン)がある。 適当な溶剤又は希釈剤ないしはその対応する混合物の不
在下に、あるいは、通常はその存在下に、冷却又は加熱
下、又は室温で、例えば、約−20℃ないし約200℃
、好ましくは室温から約150℃の温度範囲で、必要な
らば密閉容器内において、場合によっては圧力下及び/
又は不活性ガスの雰囲気下に、それ自体としては既知の
方法で反応を行わせる。 この方法形態に用いる出発物質は既知のものであり、又
はそれ自体として既知の方法で製造することができる。 即ち、式 (IVa)の出発物質は、例えば、式R−A
rt −GOOR(I[Id)のカルボン酸又はその反
応性酸誘導体、特に、酸ハライドを出発物質とし、この
もノヲ、式X5−alk −Nl2  (IV c) 
(式中)N5ハ反応性エステル化ヒドロキシな表わす)
のアミンで処理し、次に、得られた、式 (式中、 N2は水素を表わし、N3は基−alk’−
Xsを表わす) で示されるカルボン酸アミドを、塩基、例えば、トリエ
チルアミン又はエチル−ジイソプロピルアミンで処理す
ることにより取得される。 1@追 Rに変換可能な基x7は、−例として、式−N2@ A
e (式中、Aeは、強プロトン酸のアニオン、例えば
、塩化物イオン、過塩素酸塩イオン、硫酸塩イオン、テ
トラフルオロホウ酸塩イオンもしくはヘキサクロロアン
チモン酸塩イオンのような鉱酸もしくは複合(錯)金属
酸のアニオンを表わす)のジアゾニウム基を表わす。 式(V)の化合物中のジアゾニウム基×7のヒドロキシ
による置換は、「フエ/ −Jし濃縮(Pheno l
verkochung)Jと同様に、水性媒体中におい
て行うことができるが、式(V)のジアゾニウム塩を脂
肪族アルコール、特に、低級アルカノールで処理するこ
とにより、式(I)の化合物(式(I)のRは脂肪族ア
ルコールでエーテル化されたヒドロキシを表わす)が誘
導される。 式(V)の化合物中のN7を塩素、臭素又はヨウ素に置
換することは、−例として、対応のハロゲン化物、例え
ば、アルカリ金属のハロゲン化物との反応によって行い
得る。この場合、当該ハロゲン原子に対応するハロゲン
化物がアニオンAeとして存在する。 この反応には、例として、サンドマイヤー反応に従って
cu(1)イオンを、またガラターマン反応に従って銅
粉末を、またケルナーーコンタルディ反応に従ってCu
(II)イオンをそれぞれ触媒として用いることができ
る。式(V)の対応する化合物にフッ素を導入するには
、ジ−マン反応に従って、式(V)のジアゾニウム塩を
出発物質として使用し、このものをホウフッ化水素酸又
はその塩、特に、アルカリ金属塩と反応させたり、この
反応の変形に従って、対応のペンタフルオロ硅酸塩又は
ヘキサフルオロ燐酸塩と反応させる。この際に生成した
、対応するジアゾニウムフッ素錯体を有する塩は、特に
乾燥状態で熱分解し、式(■)(式中、 Rはフッ素を
表わす)の化合物とすることができる。 基x7の置換は、必要ならば溶剤又は希釈剤の存在下に
、低温又は高温において、例えば、約40℃〜 120
℃の温度範囲で、必要ならば密閉容器内において、それ
自体としては既知の方法によって行うことができる。 式(V)の出発物質(式中のX7はイオン性の基−N2
@Aθを表わす)を製造するには、弐X s −A r
 t −X 1(V a )及び (上式において、X、は、前記の意味を有し、x8は必
要ならば有利には易開裂性アシル基により保護されたア
ミノ基を表わす) によって示される化合物を出発物質として使用し、この
化合物を例えば方法形態a)に説明したようにして縮合
し、存在していることのあるアミノ保護基を再度開裂さ
せる。このようにして取得された式 により示される化合物において、それ自体として既知の
ように酸の存在下に、例えば、硝酸又は亜硝酸塩と共に
慣用の方法でジアゾ化して、アミン基を対応のイオン性
の基X7に変換させることができる。 芳香族アミン化合物(Vb)のジアゾ化と、式(V)を
有する取得された化合物を、次に、式(I)の化合物に
変換させるには、式(V)の対応する化合物を単離せず
にそのまま行うことが望ましい。しかしこの方法形態に
おいて、ジ−マン反応と同様に単離を行ってもよい。 Rに変換可能な基x7は、有機カルボン酸から誘導され
るアシルオキシ基を表わしてもよく、このアシルオキシ
基は、例えば、必要ならば、ハロゲン又はアリールによ
り置換された低級アルカノイルオキシ又はアロイルオキ
シ、例えば、必要ならば置換されたベンゾイルオキシを
表わしてもよい。 式(V)の対応する化合物は、酸又は塩基の存在下に、
例えば、加水分解又はエステル化により式(I)の化合
物(式中のRはヒドロキシを表わす)に変換させる。そ
の場合、脂肪族アルコールでエステル化されたヒドロキ
シ基は、芳香族系Ar1 、 Ar2の置換基である限
り、同時に、対応して加水分解又はエステル化される。 式(V)を有する対応の化合物を出発材料とし、この化
合物を脂肪族アルコールの反応性エステル、例えば、低
級アルキルのハロゲン化物又は硫酸塩と反応させること
により、式(I)の化合物(式中のRは脂肪族アルコー
ルによってエーテル化されたヒドロキシを表わす)が取
得される。 この場合有利には塩基の存在下に操作される。芳香族基
Arl 、 Ar2の置換基としての、有機カルボン酸
によりエステル化されたヒドロキシ基は、前記反応の際
に、同時に、脂肪族アルコールでエーテル化されたヒド
ロキシ基に変換させることができる。 Rに変換させ得る基x7は、この技術的分野の文献に多
く記載されているヒドロキシ保護基によって保護された
ヒドロキシ基を表わしてもよく、これらの保護基として
は、例えば、1−アリール低級アルコキシカルボニルオ
キシ(例えば、必要ならば、フェニル環において、例え
ば、ハロゲンにより置換されたベンジルオキシカルボニ
ルオキシ)、!−アリール低級アルコキシ(例えば、必
要ならば、そのフェニル部において、例えば、ハロゲン
又は低級アルコキシにより置換されたベンジルオキシ)
又はシリルオキシ(例えば、必要ならば置換されたトリ
低級アルキルシリルオキシ)がある。対応の好ましい基
の例には、ベンジル−12−もしくは4−ブロモベンジ
ルオキシカルボニルオキシ、ベンジルオキシ、3−プロ
モー、2.8−ジクロロ−もしくは4−メトキシベンジ
ルオキシ又はトリメチルシリルオキシがある。 これらの基X7は、それ自体としては既知の方法で、例
えば、加水分解、アシドリシス又は還元によりヒドロキ
シRに変換させることができる。 加水分解によるヒドロキシ保護基の開裂は必要ならば加
水分解を促進する塩基又は酸の存在下に行ってもよく、
これらの塩基としては例えばアルカリ金属又はアルカリ
土類金属の水酸化物又は炭酸塩、また酸としては、有機
又は無機のプロトン酸が適切である。 l−アリール低級アルコキシカルボニルオキシ−又はシ
リルオキシ基は、加水分解によりヒドロキシル基に変換
させるのが好ましい。 アシドリシスには強酸、例えば、鉱酸(例えば、ハロゲ
ン化水素酸)、過塩素酸、必要ならば、適宜置換された
低級アルカンカルボン酸又はスルホン酸(例えば、必要
に応じて置換されたベンゼンスルホン酸)又はこれらの
酸の混合物が、通常、使用される。 好ましい酸としては、例えば、フッ化水素酸、臭化水素
酸/氷酢酸又はトリフルオロ酢酸がある。 ヒドロキシRに変換可能な対応する基の例には、1−ア
リール低級アルコキシカルボニルオキシ又は!−アリー
ル低級アルコキシがある。 これらの基は、金属成分と水素供与成分とから成る金属
系例えばナトリウム/アンモニア系による還元の他に、
水素化触媒、例えば、1−アリール低級アルコキシカル
ボニルオキシの存在下に水素による水素化分解によって
、ヒドロキシに、還元的に転化させることもできる。 これらの反応はそれ自体としては既知の方法で、必要な
らば、溶剤又は希釈剤の存在下に低温又は高温で、約り
0℃〜約150℃の温度範囲において、密閉容器内にお
いて、また必要ならば、不活性ガス雰囲気下で行うこと
ができる。 式(V)の出発物質(式中、×7はアシルオキシ基又は
保護されたヒドロキシを表わす)は、X7−Ar、−X
、             (V d)を有する化合
物を方法形態a)に示した方法と同様にして1式(II
a)を有する化合物と縮合させることによって得られる
。 本発明方法もしくは他の方法に従って得られた本発明に
よる化合物は、それ自体として既知の方法により、本発
明による別の化合物に変換させることができる。 例えば、遊離ヒドロキシ基及び/又はヒドロキシメチレ
ン基を有する本発明の化合物において、オキシメチル基
を、有機カルボン酸、例えば、低級アルカンカルボン酸
とエステル化させることができる。このエステル化は、
必要ならば酸、例えば、プロトン酸(例えば、鉱酸もし
くはスルホン酸)又はルイス酸(例えば、第3主族又は
対応した亜族の元素の対応したハロゲン化物)の存在下
に、所望のカルボン酸又は反応性誘導体、例えば、酸無
水物又はハロゲン化物で処理することにより、それ自体
としては既知の方法で行わせる。 塩基、例えば、アルカリ金属の水酸化物もしくは炭酸塩
、アミンないしは環式有機窒素含有塩基、又は脱水剤、
例えば、慣用のカルボジイミドの存在下にエステル化を
行わせてもよい。その逆に、エステル化ヒドロキシを有
する基においてヒドロキシ基を、例えば、塩基触媒を用
いて加溶媒分解によって遊離させることもできる。 これらの反応は、必要ならば冷却又は加熱下に、例えば
約0°C〜約100°Cの温度で、溶媒又は希釈剤の存
在下又は不在下に、不活性ガス及び/又は圧力下に、場
合によっては密閉容器内において行うことができる。 ヒドロキシを含有する本発明による化合物は、それ自体
として既知の方法によってエーテル化することができる
。このエーテル化は、例えば、アルコール(例えば、必
要に応じ置換された低級アルカノール)又はその反応性
エステルにより行わせてもよい。所望のアルコールの反
応性エステルとしては、有機又は無機の強酸のエステル
、例えば、対応したハロゲン化物、硫酸塩、低級アルカ
ンスルホン酸塩、必要に従って置換されたベンゼンスル
ホン酸塩(例えば、塩化物、臭化物、ヨウ化物、メタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩又はP−)ルエン
スルホン酸塩)などがある。 エーテル化は、例えば、塩基、アルカリ金属の水素化物
、水酸化物もしくは炭酸塩、又は塩基性アミンの存在下
に行わせてもよい。その逆に、強酸例えば、鉱酸(臭化
水素酸もしくはヨウ化水素酸のようなハロゲン化水素酸
、好ましくはハロゲン化ピリジンの形で存在させる)又
はルイス酸、例えば、第3主族又は対応した亜族の元素
のハロゲン化物)によって、対応のエーテル、例えば、
低級アルコキシ化合物を分解することができる。これら
の反応は、必要ならば冷却又は加熱下に、例えば、約−
20℃〜約100℃の温度で、溶剤又は希釈剤の不在下
又は存在下に、不活性ガス及び/又は圧力の下に、必要
ならば、密閉容器内において行わせることができる。 ヒドロキシ低級アルキル基を有する本発明による化合物
において、ヒドロキシ基は、適切なハロゲン化剤、例え
ば、塩化チオニルで処理することにより、ハロゲン例え
ば、塩素に変換させることができる。 アリール基Arl 、 Ar2が置換基としてシアノ基
を有する場合、このシアン基は、例えば、加水分解によ
り、好ましくは酸性又は塩基性条件の下に、例えば、ア
ルカリ金属水酸化物の存在下に、また所望ならば、水−
アルコール系溶剤中の過酸化水素の存在下に、カルバモ
イル基に変換させることができる。これらの反応は、必
要ならば冷却又は加熱の下に、例えば、約0°0〜約1
50℃の温度範囲で、時にはこれよりも更に温度を高く
して、溶剤又は希釈剤の存在下又は不在下に、不活性ガ
ス及び/又は圧力の下に、必要ならば密閉容器内におい
て行わせることができる。 本発明の化合物中、Arl もしくはAr2が置換基と
してシアンを含む場合には、これらの化合物は、例えば
、酸(例えば、塩酸)の存在下、アルコール(例えば、
低級アルコール)によって処理し、例えば、アルコキシ
カルボニルに変換せしめることができる。 式(I)の化合物(式中、Ar1もしくはAr2はエス
テル化又はアミド化カルボキシ基を置換基として有する
)において、この基は1例えば、加水分解により、無機
塩基、例えば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水
酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムも
しくは水酸化カルシウム)のような塩基性の試薬の存在
下で、また鉱酸のような酸性の試薬の存在下で、遊離カ
ルボキシ基に変換させることができる。 また、式(I)の化合物(式中のArlもしくはAr2
は置換基としてカルボキシ基を有する)において、適切
なエステル化剤、例えば、酸性の試薬(例えば、塩化水
素酸、トリフルオロ酢酸もしくはp−)ルエンスルホン
酸のような有機及び無機の酸、又は塩化亜鉛のようなル
イス酸)又は親木性縮合剤(例えば、N、N’−ジクロ
ロへキシル−カルボジイミドのようなカルボジイミド)
の存在下に、例えば、低級アルカノールのようなアルコ
ールで処理するか、あるいはまたジアゾ試薬(例えば、
ジアゾメタンのようなジアゾ低級アルカン)で処理する
かして、カルボキシ基を、エステル化カルボキシ基に変
換させることができる。このエステル化カルボキシ基は
、式(1)の化合物(式ニオイて、ArlもしくはAr
2には、アンモニウム塩形又は金属塩形(例えば、ナト
リウム塩形もしくはカリウム塩形のようなアルカリ金属
塩形)の如き塩形又は遊離形のカルボキシ基が置換基と
して存在する)を、アルコールの反応性エステル(例え
ば、塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、臭化エチル
、ヨウ化メチルもしくはヨウ化エチルのような低級アル
キルハロゲン化物)で、又は有機スルホン酸エステル(
例えば、メタンスルホン酸−もしくはp−トルエンスル
ホン酸メチルエステルもしくは一エチルエステル)で処
理することによっても取得される。 式(I)の化合物(式において、Ar1もしくはAr7
はエステル化カルボキシ基を置換基として有する)は、
適当なエステル化剤、例えば、塩基性試薬(酢酸ナトリ
ウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、
ナトリウムtertブチラードもしくはシアン化ナトリ
ウムのようなアルカリ金属低級アルコラード)の存在下
に、又は適当な酸性試薬の存在下に、アルコール(通常
は出発物質中のエステル化すべきカルボキシ基のものに
対応するアルコールよりも高級のアルコール)で処理し
エステル化することにより、必要ならば対応のアルコー
ルを、例えば、蒸留分離して、式(I)の別のエステル
化合物に変換させることができる。式(I)を有する対
応のいわゆる活性化エステル(式中のAr1もしくはA
r2は下記のように置換基として活性化されたエステル
化カルボキシ基を有する)(下記を参照)を出発物質と
し、このものをアルコール、例えば、低級アルカノール
で処理することにより、別のエステルに変換させること
も可能である。 式(I)の化合物(式中、Ar1 もしくはAr2は置
換基としてアミド化カルボキシ基を有する)は、式、(
1)(式中、Arl もしくはAr2は、必要ならばエ
ステル化されたカルボキシ基を置換基として有する)に
対応する酸又はエステル化合物からも有利に取得される
。例えば、遊離カルボキシ基を有する式(I)の化合物
を、例えば、 200〜240°Cの高温で尿素と反応
させるか、又は適当な縮合剤、例えば、五酸化燐の存在
下にホルムアミド、例えば、ジメチルホルムアミドと高
温で反応させるか、又は適当な縮合剤、例えば、N、N
’ −ジエチル−カルボジイミドのようなカルボジイミ
ド、(例えば、ビス−2−ピリジル−ジスルフィドと共
に)ホスフィン、例えば、トリフェニルホスフィン、又
は(例えば、ピリジンと共に)シラン、例えば、トリク
ロロシランの存在下にアミンと反応させるかして、式(
I)の対応したアミド化合物(式中、Arl もしくは
Ar2はアミド化カルボキシ基を置換基として有する)
を生成させることができる。更に、対応するアンモニウ
ム塩を、例えば、五酸化燐のような脱水剤で処理するか
、又は対応したアルカリ金属塩、例えば、ナトリウム塩
を、好ましくは、適当な縮合剤、例えば、二塩化フェニ
ルホスホン酸の存在下にアミンと反応させることによっ
ても、式(I)の化合物(式中、Ar1 もしくはAr
2は塩形として存在するカルボキシ基を置換基として有
する)が生成される。 式(I)の化合物(式中、ArlもしくはAr2置換基
としてカルボキシ基を有する)において、このカルボキ
シ基は、(例えば、塩化チオニルのようなハロゲン化チ
オニルで処理することにより)混合無水物を含む無水物
、例えば、酸/\ロゲン化物(例えば、塩化物)の如き
反応性誘導体に、又は(クロロ蟻酸エステルのようなハ
ロゲン蟻酸エステル、例えば、低級アルキルエステルで
塩、例えば、アンモニウム塩もしくはアルカリ金属塩を
処理することにより)蟻酸エステル、例えば、蟻酸低級
アルキルエステルを含む無水物の如き反応性誘導体に、
あるいはまた(適当な縮合剤例えば、N、N’−ジシク
ロヘキシル−カルボジイミド存在下に対応のヒドロキシ
化合物で処理することにより)活性化エステル、例えば
、シアンメチルエステル、ニトロフェニルエステル(例
えば、4−ニトロ−フェニルエステル)又ハホリハロケ
ンフェニル(例えば、ペンタクロロフェニルエステル)
に、それぞれ変換させることができる。この反応性誘導
体は次に(必要ならば誘導体形の)アンモニア又はアミ
ンと反応させ、式(I)のアミド化合物(式中、Ar,
もしくはAr2はアミド化カルボキシ基を置換基として
有する)とすることができる。この化合物は直接にも、
中間体を介しても取得される。即ち、カルボキシ基を有
する式(I)の化合物の活性化エステル(例えば、4−
二トロフェニルエステル)を先ず、1−非置換イミダゾ
ールと反応させて得た1−イミダゾリルカルボニル化合
物を、アンモニア又はアミンと反応させてもよい。また
式(1)(式中、Ar1 もしくはAr2は置換基とし
て、例えば、低級アルコキシカルボニルを有する)の化
合物の他の活性化されていないエステル、例えば、低級
アルキルエステルを、アンモニア又はアミンと反応させ
てもよい。 基Arl もしくはAr2が遊離アミノ基、カルパモイ
ル基又はスルファモイル基を有する本発明による化合物
において、それぞれのアミン基を、方法形態b)に関連
して前述したように、−置換体又は二置換体とすること
ができる。同様に、ルツカート−ワラツハ反応(ないし
はエシュパイラーークラーク反応)と同様にして、蟻酸
を還元剤として用いて、カルボニル化合物から第1級又
は第2級アミノ基を還元的にアルキル化することも可能
である。 Xがカルボニル基を表わす本発明の化合物において、周
期律表の第1及び第3主族の元素から生成させた適当な
水素化物(錯水素化物でもよい)例えば、水素化ホウ素
ナトリウム又は水素化シアノホウ素ナトリウムで処理し
て還元することにより、カルボニル基をオキシメチル基
Xに変換させることができる。オキシメチル基X自身は
例えば水素化触媒を用いて例えば水素で還元しメチレン
基とすることができる。 Xがカルボニル基を表わす本発明の化合物において、こ
の基は、酸例えば鉱酸(例えば、硫酸又は塩化水素酸)
又はスルホン酸(例えば、Piミルエンスルホン)の存
在下に、アルコール例えば低級アルカノール又は低級ア
ルカンジオール(例えば、エタノール又はグリコールに
よってアセタール化することができ、またアセタール化
されたカルボニル基Xを逆に前記の種類の酸により加水
分解することができる。 芳香環Arlが低級アルキルチオにより置換されている
場合、このものを常法に従って酸化し、対応の低級アル
カンスルフィニル又は−スルホニルとすることができる
。スルホキシドの段階まで酸化させるうえに適切な酸化
剤の例は、無機過酸、例えば、鉱酸の過酸(例えば、過
ヨウ素酸又は過硫酸)、有機の過酸例えば対応の過カル
ボン酸又は過スルホン酸(例えば、過蟻酸、過酢酸、ト
リフルオロ過酢酸、過安息香酸又はP−)ルエン過スル
ホン酸、又は過酸化水素と酸との混合物、例えば、過酸
化水素と酢酸との混合物である。 酸化は適切な触媒の存在下に行うことが多く、この場合
の触媒として適当な酸の例としては、必要に応じて置換
されたカルボン酸例えば酢酸又はトリフルオロ酢酸又は
遷移金属の酸化物例えば第■亜族の元素の酸化物(例え
ば、バナジウム、モリブデン又はタングステンの各酸化
物)がある。酸化は緩和な条件の下に、例えば約−50
°Cから約+100°Cの温度で行う。 スルホン段階への酸化は、低級アルキルチオを低級アル
カンスルホニルに直接酸化する場合と同様に、触媒とし
て四酸化二窒素を用いて酸素の存在下に対応の低温で行
うことができる。しかしこの場合には過剰量の酸化剤が
通常用いられる。 芳香環Arl もしくはAr+が置換基として水素原子
を有する場合、この水素原子は常法によりハロゲン化剤
を用いて、ハロゲン原子と交換し、例えば、臭素、次亜
臭素酸、アシル次亜臭素酸塩又は他の有機臭素化合物(
例えばN−ブロモスクシンイミド、N−ブロモアセトア
ミド、N−ブロモフタルイミド、過臭化ピリジン、三臭
化ジオキサン、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒ
ダントイン、2,4,4.8−テ]・ジブロモ−2,5
−シクロヘキサジエン−1−オン)により臭素化し、な
いしは、例えばハロゲン化炭化水素(例えば、クロロホ
ルム)中の塩素元素によって、例えば約−10°C〜約
+10°Cの温度まで冷却しつつ塩素化する。 またシアン化合物例えばアルカリ金属のシアン化物(例
えば、シアン化カリウム)又は特にシアン化銅(I)と
、好ましくは約60°Cから約250′cの加熱下に、
溶剤又は希釈剤の存在下又は不在下に、また好ましくは
不活性ガス中において反応させて、例えばハロゲン原子
(特にヨウ素又は臭素)をシアノ基と交換することによ
り、芳香環Ar1にシアノ基を導入することができる。 本発明の化合物中において、芳香族基Arl もしくは
Ar2がアミン基を有する場合、反応温度を好ましくは
約5°C以下に保って、適当なプロトン酸例えば鉱酸の
存在下に亜硝酸塩例えば亜硝酸ナトリウムで処理するこ
とにより、常法に従ってアミノ基をジアゾ化することが
できる。かくして得られた塩形の前述のジアゾニウム基
は、例えば同様の方法により、フェノール濃縮と同様に
して、水の存在下に、ヒドロキシ基によって置換したり
、対応のアルコールで処理して、アルコキシ基によって
置換したり(エネルギーの供給下に)、対応のジアゾニ
ウムテトラフルオロホウ酸塩を熱分解するためのジ−マ
ン反応と同様にして、フッ素原子により置換したり、対
応の銅(I)塩との反応のサンドマイヤー反応と同様に
、最初は約5℃まで冷却し、次に約60℃から約150
℃まで加熱することにより、ハロゲン元素例えば塩素、
臭素又はヨウ素並びにシアノ基により置換したりできる
。 本発明による化合物がアリール基Ar1 もしくはAr
2にニトロ基を有する場合、この基は、それ自体公知の
方法で、例えば接触水素化により還元してアミン基とす
ることができる。 また芳香環ArlもしくはAr2は、低級アルカノール
、もしくは低級アルキルのハロゲン化物又は燐酸低級ア
ルキルエステルによりルイス酸の存在下にアルキル化す
ることができる(フリーデル−クラフッ−アルキル化反
応)。芳香環が臭素を有する弐′(■)の化合物におい
て、臭素は、アルカリ金属の存在下に低級アルキルの臭
化物と反応させることにより、低級アルキルと交換する
ことができる。 芳香環が水素原子を置換基として有する場合、この原子
は、それ自体としては既知の方法により、アシル基と交
換することができる。ルイス酸例えば塩化アルミニウム
、塩化アンチモン(III)又は(V)、塩化鉄(m)
、塩化亜鉛(II )又は三フフ化ホウ素の存在下に、
有機カルボン酸のハロゲン化物又は無水物のような反応
性のアシル官能誘導体の反応によって、フリーデル−ク
ラフッ−アシル化反応(G、A、01ah、Fr1ed
el−Grafts andRelated Reac
tions 、 vol、1 、 Interscie
nce。 New York、1983−1885参照)と同様に
して、アシル基を挿入することができる。 式(I)の化合物が低級アルケニル基又は低級アルカジ
ェニル基のような不飽和基を含有する場合、これらの基
は、それ自体として既知のように、飽和基に変換させる
ことができる。例えば水素化触媒の存在下に接触水素化
を行うことにより、多重結合を水素化することができる
。このためには、ニッケル、ラネーニッケル、パラジウ
ム、酸化白金のような、貴金属又はその誘導体例えば酸
化物が適切であり、これらは必要ならば担体物質例えば
炭素又は炭酸カルシウム上に被着させてもよい。水素化
は特に 1〜約 100気圧の圧力と約−80℃〜約2
00℃、特に、室温から約t o o ’cの温度で行
い得る。また好ましくは溶剤例えば水、低級アルカノー
ル(例えば、エタノール、インプロパツールもしくはn
−ブタノール)、エーテル(例えば、ジオキサン)、又
は低級アルカンカルボン酸(例えば、酢酸)中において
適宜反応を行う。 本発明は、特に、各実施例に示された方法を提供する。 出発物質が塩基中心を有する場合、例えば、酸付加塩も
生成可能であり、酸性基を有する出発物質は塩基との塩
を一例として形成する。 反応条件の選択に依存して出発物質を遊離形又は塩とし
て用いてもよく、また塩形成性を有する本発明の化合物
は、遊離形としても、また塩の形でも取得し得る。 即ち、取得された酸付加塩は、それ自体として既知の方
法で、例えば、塩基(例えば、アルカリ金属の水酸化物
)で処理することによって遊離化合物に、また適当な酸
又はその誘導体で処理することによって別の塩に、それ
ぞれ、変換させることができる。塩形成性で、かつ、塩
基性を有する取得された遊離化合物は、例えば酸又は対
応する陰イオン交換体で処理することによってその塩に
変換させることができる。 塩形成性化合物のうち塩形になったものと遊離形のもの
との間に、密接な関係が存在することから、本明細書の
記載において、遊離化合物又は塩という表現には、対応
する塩又は遊離化合物が本発明の意味及び目的に従って
包含されるものとする。医薬用として不適切な塩も、本
発明による遊離化合物及びその医薬用に使用可能な塩の
単離ないし精製に使用できるため、前記の塩に包含され
る。 木発明による化合物は、対応する塩形成性の化合物の塩
を含めて、その水利物の形でも取得でき、その結晶は、
例えば晶出に用いた溶剤を含有していてもよい。 本発明による新規な化合物は、出発物質及び操作形態の
選択に従って、可能な異性体の形で、又はその混合物と
して、更に、例えば不斉炭素原子の数に従って、純粋な
光学的異性体例えば対掌体として、あるいはまた異性体
混合物例えばラセミ体、ジアステレオマー混合物又はラ
セミ体混合物として存在してもよい。 取得されたジアステレオマー混合物及びラセミ体混合物
は、例えば、キラリティーを示す吸着剤を用いたクロマ
トグラフィー及び/又は分別蒸留によって、その成分の
物理化学的な差異に基づいて、純粋な異性体、ジアステ
レオマー又はラセミ体に既知の方法で分割することがで
きる。また取得されたラセミ体は、さらに、既知の方法
に従って、例えば、光学活性溶剤からの再結晶、微生物
の助け、例えば、キラリティーを示すクラウンエーテル
を用いた、包接化合物を介する、特異的不溶化酵素によ
る分割(この際にエナンチオマーが錯体を形成する)、
或いはラセミ体塩基と共に塩を形成する光学活性の酸又
は光学活性のカルボン酸又はその反応性誘導体と塩基性
のラセミ体目的物質との反応と、このようにして生成さ
れたジアステレオマー混合物をその溶解度の差に基づい
て個別のジアステレオマーに分離し、それから適当な試
薬を作用させて所望のエナンチオマーを遊離させること
とによる、ジアステレオマーの塩又はエステルへの変換
によって、光学対掌体に分解される。好ましくは、活性
のエナンチオマーを単離する。 本発明は、適宜の工程段階において中間体として得られ
た化合物を出発物質として使用し、その後の工程を実施
し、或いはまた誘導体もしくは塩及び/又はそのラセミ
体ないしは対掌体を使用し、特に反応条件の下に生成さ
せることを含む、本発明方法の実施態様も提供する。 本発明の方法には、先に特に有用として挙げた化合物を
生成させるに至る出発物質が特に用いられる。木発明に
よる化合物の製造のために特に開発された新規な出発物
質、例えば中間体ないしは医薬用活性物質としてのその
使用並びにその製造方法も、本発明の範囲に含まれ、こ
こにR1八R1、alk、  X及びAr2などの記号
は、式(I)のそれぞれの好ましい化合物群について好
ましい意味を有する。 活性物質(単独でか又は慣用される担体物質及び補助物
質と共に投与される)の用量は、処置すべき種、その年
令、個体条件並びに投与形態に依存する。個別の用量は
、例えば、体重的70kgの人に、例えば、経口投与す
る場合、疾病の種類、個体の状態及び年令に従って、好
ましくは約0.5〜100mgもしくは約0.7〜70
mgの範囲とする。 本発明は、式(1)の化合物又は塩形成性のこれら化合
物の、医薬用に使用可能な塩を作用物質として含有する
医薬用調製物の製造方法も更に提供する。 本発明による医薬用調製物は、温血動物に腸内投与、例
えば経口又は直腸内投与、並びに非経口投与されるよう
にしたものであり、特に経口投与のための対応の用量単
位形態、例えば糖衣光、錠剤又はカプセルは、式(−I
)の化合物又はそのうち塩形成能力をもつものの医薬用
に使用可能な塩を、好ましくは、約1〜約100mg特
に約1〜約25mg、医薬用に使用可能な担体物質と共
に含有している。 好ましい担体物質は、特に充填剤、例えば、糖(例えば
、ラクトース、サッカロース、マンニットもしくはソル
ビット)、セルロース調製物及び/又は燐酸カルシウム
(例えば、トリ燐酸カルシウムもしくは燐酸水素カルシ
ウム)、結合剤、例えば、澱粉糊(とうもろこし澱粉、
小麦澱粉、米澱粉もしくは、ばれいしょ澱粉を用いたも
の)、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース及び
/又は、望ましい場合は崩壊剤、例えば、前記の澱粉、
カルボキシメチル澱粉、架橋ポリビニル−ピロリドン、
寒天、アルギン酸□もしくはその塩(例えば、アルギン
酸ナトリウム)である。補助剤は第1に潤滑剤及び滑沢
剤、例えば、硅酸、タルク、ステアリン酸又はその塩(
例えば、ステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン
酸カルシウム)、及び/又はポリエチレングリコールで
ある。糖衣丸の芯部には適宜の、必要ならば、抗胃液性
の被覆を形成することができ、この被覆には特に製糖溶
液(必要ならば、アラビアゴム、タルク、ポリビニルピ
ロリドン、ポリエチレングリコール、及び/又は二酸化
チタンを含有し得る)又は適宜の有機溶剤もしくは溶剤
混合物に溶かしたラッカー溶液、又は(抗胃液性の被覆
の場合は)適当なセルロース調製物(例えば、アセチル
セルロースフタレートもしくはオキシプロピルメチルセ
ルロースフタレート)の溶液が用いられる。錠剤又は糖
衣丸の被覆には、例えば、種々の活性物質用量を識別な
いしは特定するための色素ないしは顔料を添加してもよ
い。 経口的に投与可能なその他の医薬用調製物には、ゼラチ
ン製の差込みカプセル並びにゼラチン及び軟化剤(例え
ば、グリセリンもしくはソルビット)製の閉カプセルが
ある。差込みカプセルは、充填剤、例えば、ラクトース
、結合剤、例えば、澱粉及び/又は潤滑剤、例えば、タ
ルクもしくはステアリン酸マグネシウム、及び必要なら
ば、安定剤から成る混合物として粒状物の形で活性物質
を含有してもよい。軟カプセルには活性物質を適宜の液
、例えば、油脂、パラフィン油又は液状ポリエチレング
リコールに溶解又は懸濁させてもよく、これには更に安
定剤を添加してもよい。容易に噛み砕けるだけでなく噛
まずに飲みこめるものもカプセルとして特に好適である
。 直腸投与用に使用可能な医薬用調製物としては、活性物
質と坐薬用基剤との組合せから成る生薬があり、坐薬用
基剤には、例えば、天然もしくは合成のトリグリセリド
、パラフィン系炭化水素、ポリエチレングリコール又は
高級アルカノールが適切である。活性物質と基剤との結
合物を含有したゼラチン−直腸カプセルを用いてもよく
、この基材としては、例えば、液状トリグリセリド、ポ
リエチレングリコール又はパラフィン系炭化水素がある
。 非経口投与に適しているのは、第1に、水溶形、例えば
、水溶塩形の活性物質の水溶液、さらには、対応する油
性注射用懸濁体のような活性物質の懸濁体であり、この
場合適当な親油性溶剤又は賦形剤、例えば、油脂(例え
ば、胡麻油)、合成脂肪酸エステル(例えば、油脂エチ
ル)又はトリグリセリドが、また増粘剤、例えば、ナト
リウムカルボキシメチルセルロース、ソルビット及び/
又はデキストラン及び場合によっては、安定剤を含有す
、る水性の注射用懸濁体が用いられる。 本発明による医薬用調製物は、それ自体としては既知の
方法で、例えば、慣用の混合、顆粒化、糖衣、溶解又は
親油化などの方法によって製造される。即ち、経口用の
医薬用調製物は、活性物質を固体の担体と結合し、得ら
れた混合物を必要ならば顆粒化し、所望ないしは所要な
らば適宜の補助薬を添加した後に混合物ないしは顆粒を
錠剤又は糖衣丸の芯部に加工することによって製造され
る。 次に、本発明を具体的な例について説明するが、これら
の例は、本発明を限定するものでない。温度は摂氏(°
C)で示されている。 例」工 4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン41.4
g(0,2モル)をジオキサン120m1に溶かし、N
−(2−ブロモエチル)−5−シアノ−2−メトキシ−
ベンズアミド 28.3g(0,1モル)を添加し、6
0時間室温で攪拌した。次に反応混合物に炭酸カリウム
溶液を添加し塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン溶
液を水で中性に洗浄し、水流による減圧下で濃縮した。 残留した淡黄色の結晶を200m1のエタノールに懸濁
させ、 2時間攪拌した。次に固体の生成物を濾過し、
氷点温度のエタノール20m1で洗浄した。濾過物より
5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリジニル1−エチル7−2−メトキシ−ベン
ズアミドを、融点lft7〜168°Cの白色粉末とし
て得た。 次に、塩酸塩に変換させるために、塩化メチレン中にM
R塩基を溶かし、コンゴ−指示薬が酸性を示すまで、塩
化水素酸のエーテル溶液と反応させた。次に結晶化が開
始されるまでエーテルを添加した。これにより、5−シ
アノ−N−[2−[4−Cp−フルオロベンゾイル)−
ピペリジニルj−エチル1−2−メトキシ−ベンズアミ
ド−ヒドロクロリド(融点183〜194℃)を得た。 出発物質は次のように調製した。 フランス国特許第1,525M/72 CAMに従って
製造した相5−シアノー2−メトキシー安息香酸クロリ
ド39.1g(0,2モル)と2−ブロモエチルアミン
−ヒドロプロミド 45g (0,22モル)とを塩化
メチレン300m! に溶かし、このものをエチルジイ
ソプロピルアミン84.6g(0,5モル)と室温で攪
拌下に滴下した。取得した明澄な溶液を2時間室温で攪
拌した。次に塩化メチレン溶液を2N塩酸で2回、次に
水と1口振とうし、硫酸マグネシウム上において乾燥後
、蒸発濃縮した。取得したN−(2−ブロモエチル)−
5−シアノ−2−メトキシ−ベンズアミドを精製のため
塩化メチレン−エーテルから1回再結晶わ 例1と同様にして、4−(p−フルオロベンゾイル)−
ピペリジン41.4g(0,2モル)とN−(2−ブロ
モエチル)−4−クロロ−5−シアノ−2−メトキシ−
ベンズアミド31.8g(0,1モル)をジオキサン2
40m1に溶かして得た溶液から、融点 170〜 I
 80 ’Oの4−クロロ−5−シアノ−N−[2−[
4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エ
チル]−2−メトキシ−ベンズアミド−メタンスルホン
酸塩を得た。 出発物質は次のように調製した。 4−クロロ−2−メトキシ安息香# 37.3g(0,
2モル)を酢酸500m1及び水500m1に溶かして
得た溶液に臭素10.7m1(33,8g; 0.21
モル)を攪拌下に室温で添加した。次に更に1時間攪拌
を続け、水500m1 を添加し、析出した5−ブロモ
−4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸を濾取し、濾過
物を水で洗浄した。 5−ブロモ−4−クロロ−2−メトキシ−安息香s2B
、5g(0,1モル)をエタノール150m1に溶かし
て得た溶液を塩化水素ガスで飽和させ、15時間放置し
た。次に水流による減圧下で蒸発させ、残留物を塩化メ
チレンに吸収させ、重炭酸ナトリウムで洗浄した。塩化
メチレン溶液を硫酸マグネシウム」二で乾燥させた後、
水流による減圧下で蒸発させた。残留物として5−ブロ
モ−4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸−エチルエス
テル(融点78°C〜8ピC)を得た。 5−ブロモ−4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸−エ
チルエステル14.7g(0,05モル)、シアン化銅
(I )  5.4g(0,013モル)及びジメチル
ポルムアミド81を攪拌下に窒素ガス雰囲気中において
3時ffJl 19 Q ′Qに加熱した。冷却後に反
応混合物を塩化メチレン250m1及び2N塩酸25o
1と共によく攪拌した。次に不溶性部分を枦去し、分液
ロート中で層を分離した6塩化メチレン溶液を水で中性
になるまで洗浄し蒸発させた。残留物として得た4−ク
ロロ−5−シアノ−2−メトキシ−安息香酸−エチルエ
ステルは、塩化メチレン−ヘキサンから再結晶後に、 
1(12〜 103℃で融解した。 けん化するために、メタノール5001、水100m1
及びIN苛性ソーダに溶かした4−クロロ−5−シアノ
−2−メトキシ−安息香酸−エチルエステル24g(0
,1モル)を15時間攪拌した。次にメタノールを水流
による減圧下で吸引除去し、希硫酸を加えることにより
、残留液から4−クロロ−5−シアノ−2−メトキシ−
安息香酸を析出させた。このものを濾取し、ジオキサン
から再結晶させた。融点181〜182℃の4−クロロ
−5−シアノ−2−メトキシ−安息香酸を得た。 実施例3と同様にして、クロロホルム 12hlに溶か
した4−クロロ−5−シアノ−2−メトキシ−安息香!
 8.5g(0,04モル)及び塩化チオニル12ff
i1(19g;0.IBml)から4−クロロ−5−シ
アノ−2−メトキシ−安息香酸クロリドを得た。 実施例1と同様にして、4−クロロ−5−シアノ−2−
メトキシ−安息香酸クロリド23g(0,1モル)、2
−フロモエチルアミンーヒドロブロミド20.5g(0
,1モル)及びエチル−ジイソプロピルアミン2′7.
1g(0,21モル)から、融点 127〜129℃の
N−(2−ブロモエチル)−4−クロロ−5−シアノ−
2−メトキシ−ベンズアミドを得た。 わ 例1と同様にしてp−フルオロベンゾイル−ピペリジン
43.5g(0,21モル) 、 N−(2−ブロモエ
チル)−5−ブロモ−4−クロロ−2−メトキシ−ベン
ズアミド37.1g(0,1モル)とをジオキサン20
01に溶かして得た溶液から、5−ブロモ−4−クロロ
−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペ
リジニル]−エチル1−2−メトキシ−ベンズアミド(
融点 166〜168℃)を得た。 出発物質は次のようにして製造した。 クロロホルム101及び塩化チオニル8.8m1(10
,7g; o、oaモル)に溶かした5−ブロモ−4−
クロロ−2−メトキシ−安息香酸13.3g(0,05
モル)を2時間加熱$11させた0次に回転蒸発器中に
おいて蒸発させ、白色粒末として、5−ブロモ−4−ク
ロロ−2−メトキシ−安息香酸クロリド残留物を得た。 実施例と同様にして、塩化メチレン301に溶かした5
−ブロモ−4−クロロ−2−メトキシ−安息香酸クロリ
ド5.7g(0,02モル)、2−ブロモエチルアミン
−ヒドロプロミド4−1g(0,02モル)及びエチル
−ジイソプロピルアミン5.2g(0,04モル)から
、融点99〜100℃のN−(2−ブロモエチル)−5
−ブロモ−a−りoロー2−メトキシ−ベンズアミトラ
得た。 例1と同様にして、ジオキサン 120m1中に溶かし
た4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン41.
4g(0,2モル)及びN−(2−ブロモエチル)−4
−フルオロ−2−メトキシ−ベンズアミド27.8g(
0,1モル)から、融点211”O(分解)のN−[2
−[4−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリジニルJ
−エチル】−4−フルオロ−2−メトキシ−ベンズアミ
ド−ヒドロクロリドを得た。 例1と同様にして、(米国特許第3177252号に従
って製造した)4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸
クロリド 18.9g(0,1モル)、2−ブロモエチ
ルアミン−ヒドロプロミド20.5g(0,1モル)及
びエチル−ジイソプロピルアミン27.1g(0,21
モル)から、融点82〜84℃のN−(2−ブロモエチ
ル)−4−フルオロ−2−メトキシ−ベンズアミドを得
た。 件j 例1と同様にして、ジオキサン2001に溶かした4−
(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン45.5g(
0,22モル)及びN−(2−ブロモエチル)−5−ブ
ロモ−4−フルオロ−2−メトキシ−ベンズアミド 3
5.5g(0,1モル)から、融点 152〜153℃
の5−ブロモ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾ
イル)−ピペリジニル1−エチル】−4−フルオロ−2
−メトキシ−ベンズアミドを得た。 出発物質は次のようにして調製した。 例2と同様にして、酢酸801及び水1401に溶かし
た4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸3.4g(0
,02モル)及び臭素1.07+wl (3,35g;
0.21モル)から、融点 178〜178℃の5−ブ
ロモ−4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸な得た。 例3と同様にして、5−ブロモ−4−フルオロ−2−メ
トキシ−安息香酸5−Og(0,02モル)、塩化チオ
ニル 4.3m1(7,1g;0.08モ)Lt )及
びクロロホルム15m1から5−ブロモ−4−フルオロ
−2−メトキシ−安息香酸クロリドを白色粉末として得
た。 例1と同様にして、塩化メチレン3hlに溶かした5−
ブロモ−4−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸クロリ
ド5.4g(0,02モル)、2−ブロモエチルアミン
−ヒドロプロミド4.1g(0,02モル)及びエチル
−ジイソプロピルアミン5.2g(0,04モル)から
、融点91〜95℃のN−(2−ブロモエチル)−5−
ブロモ−4−フルオロ−2−メトキシ−ベンズアミドを
得た。 ■ ジオキサン1801に溶かした4−(p−フルオロベン
ゾイル)−ピペリジン41.4g(0,2モル) トN
−(2−ブロモエチル)−2−メトキシ−5−トリフル
オロメチル−ベンズアミド32.8g(0,1モル)か
ら、融点212℃(分解)のN−[2−[4−(P−フ
ルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル]−2−
メトキシー5−トリフルオロメチル−ベンズアミド−ヒ
ドロクロリドを得た。 出発物質は例1と同様に、(フランス国特許第 147
2025号に従って製造した)2−メトキシ−5−トリ
フルオロメチル−安息香酸クロリド23.9g(0,1
モル)、2−ブロモエチルアミン−ヒドロプロミド20
.5g(0,1モル)及びエチル−ジインプロピルアミ
ン27.1g(0,21モル)から、融点85〜86℃
のN−(2−ブロモエチル)−2−メトキシ−5−トリ
フルオロメチル−ベンズアミドを得た。 性1 例1と同様にして、ジメチルホルムアミド2501に溶
かした4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン4
5.5g(0,22モル) 、 N−(2−ブロモエチ
ル)−2−メトキシ−5−スルファモイル−ベンズアミ
ド33.7g(0,1モル)から、融点183〜185
℃の2−メトキシ−5−スルファモイル−N−[2−[
4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エ
チル1−ベンズアミドを得た。 出発物質は、例1と同様にして、次のように製造した。 2−メトキシ−5−スルファモイル−安息香酸クロリド
(フランス国特許第1472025号に従って製造) 
 2B、5g(0,1モル)、2−ブロモエチルアミン
−ヒドロプロミド 20.5g及びトリエチルアミン2
1.2g(0,21モル)から、融点179℃(分解)
のN−(2−ブロモエチル)−2−メトキシ−5−スル
ファモイル−ベンズアミドを得た。 ■ 2−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルアミノフ
ェニル)−2−オキサゾリン24.1g(0,1モル)
、4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン22.
8g(0,11モル)及びジオキサン1201を窒素雰
囲気中において18時間加熱沸騰させた。取得した暗褐
色の溶液を水流による減圧下で蒸発させた。取得した粘
稠な油状物をアセトン3001に溶かし、塩化水素のエ
ーテル溶液をコンゴ−指示薬が酸性を示すまで攪拌下に
添加した。この際に生成物の再結晶が開始された。析出
した5−クロロ−N−[2−[4−(p−フルオロベン
ゾイル)−ピペリジニルJ−エチル1−2−メトキシ−
4−メチルアミノ−ベンズアミド−ヒドロクロリドを濾
取した。このものは230℃で融解(分解)した。 出発物質は次のように製造した。 塩化メチレン2501中に溶かした5−クロロ−2−メ
トキシ−4−メチルアミノ−安息香酸21.Bg(0,
1モル) (J、Med、Chem、1981、(24
)、1224、ニス・イワナミ等により製造)の溶液に
攪拌しつつ窒素雰囲気中においてトリエチルアミン11
.2g(0,11モル)を滴下した。取得した溶液に一
1O℃でクロロ蟻酸エチルエステル10.!l1g(0
,1モル)を添加した。この温度で更に30分間2−ブ
ロモエチルアミン−ヒドロプロミド 20.5g(0,
1モル)及びトリエチルアミン 10.1g(0,1モ
ル)と共に攪拌した。次に冷却浴を除去し、室温で4時
間反応混合物を攪拌した。後処理のために、塩化メチレ
ン1文及び水 1文と反応させ、2N塩酸で人相をpH
5に調節し、分液ロートを用いて層分離を行った。 水相を重炭酸ナトリウムと混合し、塩化メチレンで抽出
した。塩化メチレンを蒸発させた後、融点158〜 +
 81 ’Oの2−(5−クロロ−2−メトキシ−4−
メチルアミノ−フェニル)−2−オキサゾリンを得た。 例8と同様にして、2−(5−ジメチルスルファモイル
−2−メトキシ−フェニル)−2−オキサゾリン28.
4g(0,1モル) 、 4−(p−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリジン20.7g(0,1モル)及びジオキ
サン1401から、融点 172℃(分解)のN−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1
−エチル】−2−メトキシ−5−ジメチルスルファモイ
ル−ベンズアミド−ヒドロクロリドを得た。 出発物質は、例8と同様に、次のようにして製造した。 5−ジメチルスルファモイル−2−メトキシ−安息香酸
24.3g(0,1モル)、トリエチルアミン21.3
g(0,21モル)、クロロ蟻酸−エチルエステル10
.9g(0,1モル)及び2−ブロモエチルアミンヒド
ロプロミド20.5g(0,1モル)から、融点135
〜138℃の2−(5−ジメチルスルファモイル−2−
メトキシ−フェニル)−2−オキサゾリンを得た。 例10 N−(5−シアノ−2−メトキシ−ベンゾイル)−アジ
リジン20.2g(0,1モル) 、 4−(p−フル
オロベンゾイル)−ピペリジン22.8g(0,11モ
ル)及びトルエン250m lを5時間攪拌しっつ8 
Q ’Oに加熱した。冷却後に析出した5−シアノ−N
−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジ
ニル1−エチル1−2−メトキシ−ベンズアミドを濾取
し、少量のトルエンで洗浄した。融点は 167〜16
9℃であった。 出発物質は次のようにして製造した。 トルエン30m1中に溶かした0、5N苛性ソーダ 1
001とアジリジン2−3g(0,53モル)との混合
物に、塩化メチレン50ffi1に溶かした5−シアノ
−2−メトキシ−塩化ベンゾイル9.8g(0,05モ
ル)の溶液を3〜5°Cの反応温度で十分に攪拌しなが
ら滴下し、次に反応混合物を更に1時間5℃で攪拌した
。次に分液ロートを用いて層分離し、有機相を水50m
!と共に振とうし硫酸マグネシウム上で乾燥させ、水流
による減圧下で蒸発させた。融点98〜101℃のN−
(5−シアノ−2−メトキシ−ベンゾイル)−アジリジ
ンが残留物として得られた。 例−L」 例8と同様にして、2−(3−ブロモ−4−メトキシ−
フェニル)−2−才キサシリン25.8g(0,1モル
)及び4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン2
0.7g(0,1モル)をトルエン?5ml中に溶かし
て得た溶液から、融点125°Cの3−ブロモ−N−[
2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル
1−エチル1−4−メトキシ−ベンズアミド−メタンス
ルホネートを得た。 出発物質は例8と同様に次のように製造した。 3−ブロモ−4−メトキシ−安息香酸 15.2g(0
,1モル)、トリエチルアミン2t、3g(o−2tモ
ル)、クロロ蟻酸−エチルエステル10.9g(0,1
モル)及び2−ブロモエチルアミン−ヒドロプロミド 
20.5g(0,1モル)から、融点85°Cの2−(
3−ブロモ−4−メトキシ−フェニル)−2−オキサシ
リンを得た。 例12 例8と同様にして、2−(2−メトキシ−フェニル)−
2−オキサシリン 17.7g(0,1モル) 、 4
−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン IO,7
g(0,1モル)及びジオキサン401から、融点20
5°C(分解)のN−[2−[4−(P−フルオロベン
ゾイル)−ピペリジニル1−エチル1−2−メトキシ−
ベンズアミド−ヒドロクロリドを得た。 出発物質は例8と同様にして次のように製造した。 2−メトキシ−安息香酸15.2g(0,1モル)、ト
リエチルアミン21.3g(0,21モル)、クロロ蟻
酸−エチルエステル10.!3g(0,1モル)及び2
−プロモエチルアミンーピドロブロミド20.5g(0
,1モル)から、融点35〜38℃の2−(2−メトキ
シ−フェニル)−2−オキサゾリンを得た。 1脹 エタノール50m lに懸濁させた5−シアノ−N−[
2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル
1−エチル1−2−メトキシ−ベンズアミド4.1g(
0,01モル)に水素化ホウ素すi・リウム0.38g
(0,01モル)を攪拌下に゛添加し、1時間室温で攪
拌した。取得した明澄な溶液をアセトン11と混合した
後、水流による減圧下で蒸発させた。残留物を塩化メチ
レン及び水に吸収させ、分液ロート中で層分離し、有機
相を硫酸マグネシウム上において乾燥後、蒸発乾固させ
た。残留物として融点 135〜137°Cの5−シア
ノ−N−[2−[4−[(4−フルオロフェニル)−ヒ
ドロキシメチレン】−ピペリジニル1−エチル1−2−
メトキシ−ベンズアミドを得た。 1昌 塩化メチレン2501に溶かしたN−(2−アミノエチ
ル)−4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジンヒ
ドロクロリド 32.3g(0,1モル)と3−ブロモ
−4−フルオロベンゾイル24gとの混合物に攪拌しつ
つ窒素雰囲気中において一!0℃〜θ℃でジイソプロピ
ルエチルアミン45g(0,35モル)を滴下した。次
に反応混合物を室温に加熱し、この温度に4時間保持し
た。次にIN苛性ソーダ200m1と混合し、層分離し
、有機相を水で中性になるまで洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上において乾燥させ、水流による減圧下で蒸発させた
。融点135℃の3−ブロモ−4−フルオロ−N−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニルJ
−エチル1−ベンズアミドが残留物として得られた。 次にこの塩基を塩酸塩(ヒドロクロリド)に変換させる
ため、塩化メチレンに溶かし、塩化水素のエーテル溶液
を添加した。この塩酸塩の融点は189〜190°Cで
あった。 出発物質として用いたN−(2−アミノエチル)−4−
(フルオロベンゾイル)−ピペリジン−ヒドロクロリド
は、次のようにして製造した。 塩化メチレン501に懸濁させた4−(p−フルオロベ
ンゾイル)−ピペリジン−ヒドロクロリド 24.4g
(0,1モル)及びクロロアセトニトリル8.3g(0
,11モル)にエチル−ジイソプロピルアミン29.5
g(0,23モル)を攪拌下に滴下した。反応混合物を
5時間室温で攪拌した。次にエーテル150m1を添加
し、2N塩酸と共に振とうした。この酸抽出液を2N苛
性ソーダでアルカリ性とし、分離した塩基をエーテル−
塩化メチレンの3:l混合液と共に振とうした。得られ
た生成物を中性になるまで洗浄し、1a、FAマグネシ
ウム上において乾燥蒸発させた。残留物として融点13
3〜134℃のN−(シアノ−メチル)−4−(p−フ
ルオロベンゾイル)−ピペリジンが得られた。 N−(シアンメチル)−4−(p−フルオロベンゾイル
)−ピペリジン14.1g(0,05モル)を酢酸 1
.51及び濃塩酸30m1に溶かし、酸化白金2gと共
に水素雰囲気中において水素化した。6時間後に理論量
2.251の水素が吸収された。次に触媒を濾過し、炉
液を水流による減圧下で約301まで濃縮した。 生成した晶泥をインプロパツール51及びエーテル15
m lと混合して濾過した。濾過及び乾燥後に得られた
N−(2−7ミノエチル)−4−(p−フルオロベンゾ
イル)−ピペリジン−ヒドロクロリドは、メタノールか
ら再結晶後に、265℃で融解(分解)した。 出発物質として用いた3−ブロモ−4−フルオロ−塩化
ベンゾイルは、例3と同様にして、3−ブロモ−4−フ
ルオロ安息香酸21.9g(0,1モル)(J、Ind
ianChew、 Sac、 21 、115 (19
44)に従って製造)及び塩化チオニル1(lslから
製造した。 例−15 例14と同様にして、塩化メチレン25+++1に溶か
したN−(2−アミノエチル)−4−(p−フルオロベ
ンゾイル)−ピペリジン−ヒドロクロリド 3.23g
(0,01%ル)、2−ブロモ−4−フルオロ−塩化ベ
ンゾイル2.8g(0,01モル)及びエチル−ジイソ
プロピルアミン4.5g(o、o35モル)から、融点
 123〜125℃の2−ブロモ−4−フルオロ−N−
[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニ
ル1−エチル1−ベンズアミドを得た。 塩化メチレン2001に溶かしたN−(2−アミノエチ
ル)−4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−
ヒドロクロリド 32.3g(0,1モル)’、2.8
−ジメトキシー塩化ベンゾイル20g及びエチル−ジイ
ソプロピルアミン45g(0,35モル)から、融点2
32〜234°C(分解)のN−[2−[4−(p−フ
ルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル]−2,
8−ジメトキシ−ベンズアミド−ヒドロクロリドを得た
。 (社)↓」 例1と同様にして、ジメチルホルムアミド251に溶か
した4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン 8
.2g(Q、03モル)及びN−(2−ブロモエチル)
−4−フルオロベンズアミド7.4g(0,03モル)
から、融点240〜242℃の4−フルオロ−N−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニルJ
−エチルJ−ベンズアミド−ヒドロクロリドを得た。 K↓1 例10と同様にして、トルエン181に溶かしたN−(
5−ブロモ−2−メトキシベンゾイル)−アジリジン5
.2g(0,02モル)及び4−(p−フルオロベンゾ
イル)−ピペリジン4.4g(0,021モル)から、
融点213℃(分解)の5−ブロモーN−[2−[4−
(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル
]−2−メトキシ−ベンズアミド−ヒドロクロリドを得
た。 出発物質は例1Oと同様にして次のように製造した。 アジリジン9g(0,21モル)、エチル−ジイソプロ
ピルアミン 27.1g(0,Hモル)及び5−2′ロ
モー2−メトキシ−塩化ベンゾイル50g(0,02モ
ル)を塩化メチレン3001に溶かして得た溶液から、
N−(5−ブロモ−2−メトキシ−ベンゾイル)−アジ
リジンを得た。 実施例10に記載された方法と同様の方法により、N−
(3−シアノ−4−メトキシベンゾイル)−アジリジン
20..2g(0,1モル)及び4−(p−フルオロベ
ンゾイル)−ピペリジン22.8g(0,11モル)を
トルエン 1201に溶かして得た溶液から、融点23
0°C(分解)、の3−シアノ−N−[2−[4−(p
−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル]−
4−メトキシ−ベンズアミド−ヒドロクロリドが得られ
た。 アジリジン4.52g(0,105モル)、エチルジイ
ソプロピルアミン 12.9g(0,1モル)及び3−
シアノ−4−メトキシ−塩化ベンゾイル 18.8g(
0,1モル)を塩化メチレン1501に溶かして得た溶
液から、融点178〜177℃のN−(3−シアノ−4
−メトキシ−ベンゾイル)−アジリジンを得た。 K1」 例14と同様にして、塩化メチレン251中のN−(2
−アミノエチル)−4−(p−フルオロベンゾイル)−
ピペリジン−ヒドロクロリド 3.23g(0,01モ
ル) 、 3.5−ジクロロ−2−メトキシ−4−メチ
ル−ベンゾイルクロリド2.54g(0,01モル)及
びエチル−ジイソプロピルアミン4.5g(o、o35
モル)から融点 112〜114℃の3,5−ジクロロ
−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペ
リジニル1−エチル1−2−メトキシ−4−メチル−ベ
ンズアミド−メタンスルホネートを得た。 塩化メチレン30m1中のN−(2−アミノエチル)−
4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−ヒドロ
クロリド3.23g(0,01モル)、2−メトキシ−
5−メチルメルカプト−塩化ベンゾイル2.17g (
0,01モル)及びエチル−ジイソプロピルアミン4.
5g(0,035モル)から、融点209℃(分解)の
N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
ジニル】−エチル]−2−メトキシー5−メチルメルカ
プト−ベンズアミド−ヒドロクロリドが得られた。 塩化メチレン50+al中のN−(2−アミノエチル)
−4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−ヒド
ロクロリド8.5g(0,02モル)、2−メトキシ−
5−メタンスルホニル−塩化ベンゾイル4.89g(0
,02モル)及びエチルジイソプロピルアミン13g(
0,07モル)から、融点183〜164℃のN−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1
−エチル]−2−メトキシー5−メタンスルホニル−ベ
ンズアミド−ヒドロクロリドを得た。 1↓」 例14と同様にして、塩化メチレン35m1中のN−(
2−アミノエチル)−4−、(p−フルオロベンジル)
−ピペリジン−ジヒドロクロリド4.Elg(o、ot
5モル)、5−シアノ−2−メトキシ−塩化ベンゾイル
2、.93g(0,015モル)及びエチルジイソプロ
ピルアミン8−4 g (0、0,5モル)から、融点
147〜148℃の5−シアノ−N−[2−[47(p
−フルオロベンジル)−ピペリジニルJ−エチル1−2
−メトキシ−ベンズアミド−ヒドロクロリドを得た。 出発物質として使用したト(2−アミノエチル)−4−
(p−フルオロベンジル)−ピペリジン−ヒドロクロリ
ドは次のようにして製造した。 5gのパラジウム担持炭素(5z)を含むトリフルオロ
酢酸1.2hl中で、理論量の水素が吸収されるまで7
0℃で4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−
ヒドロクロリド24.4g(0,10モル)を水素化し
た。次に触媒を枦去し、水流による減圧化でか液を蒸発
させた。残留物を水 1501に溶解させ、濃苛性ソー
ダ50m1を添加後、エーテル2501で抽出した。か
くして得られたエーテル溶液を塩化水素ガスで弱コンゴ
ー酸性に調節すると、融点166〜188.5℃の4−
(p−フルオロベンジル)−ピペリジン−ヒドロクロリ
ドが沈澱した。 塩化メチレン751に懸濁させた4−(p−フルオロベ
ンジル)−ピペリジンーヒドロクロロF 23g(0,
10モル)及びクロロアセトニトリル8.3g(0,1
1モル)に攪拌下にエチル−ジイソプロピルアミン28
.4g(0,22モル)を滴下した。反応混合物を15
時間室温で攪拌した。次にエーテル1501と混合し、
2N塩酸と共に振盪した。この酸抽出液を2N苛性ソー
ダでアルカリ性に調節し、析出した塩基を塩化メチレン
と共に振盪した。このものを水で中性になるまで洗浄し
、硫酸ナトリウムで乾燥後、蒸発濃縮させた。残留物を
少量のイソプロパノールに溶かし、塩化水素のエーテル
溶液で弱コンゴー酸性に調節し、融点158〜IH℃の
N−(シアノメチル)−4−(p−フルオロベンジル)
−ピペリジン−ヒドロクロリド析出物を得た。 N−(シアノメチル)−4−(p−フルオロベンジル)
−ピペリジン−ヒドロクロリド 13.44g(0,0
5モル)を酢酸3001及び濃塩酸71に溶かし、酸化
白金Igと共に水素雰囲気中において水素化した。4時
間後に理論量2.251の水素が吸収された。次に触媒
を枦去し、炉液を水流による減圧下で約301に濃縮さ
せた。生成した晶泥にイソプロパツール5ml及びエー
テル10m1を添加し、濾過した。 ト(2−アミノエチル)−4−(p−フルオロベンジル
)−ピペリジン−ヒドロクロリドが取得され、このもの
はエタノール−エーテルから再結晶させた後、171〜
173℃で融解した。 九l」 5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリジニル1−エチル】−2−メトキシ−ベン
ズアミノ−ヒドロクロリド8.8E1g(Q、015モ
ル)を、メタノール501及びトルエン501に懸濁さ
せた。 明澄な溶液が得られるまで攪拌及び冷却下に0℃で塩化
水素ガスを導入した。次に氷水 100m1を徐々に注
ぎ、更に1時間70℃に加熱した。冷却後にカリウムで
注意深く弱アルカリ性に調節し、かくして得られた混合
物を塩化メチレンで抽出した。この塩化メチレン溶液を
水で中性になるまで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、水流による減圧下で蒸発させた。残留物として得
たN−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)ピペリ
ジニル】−エチル1−2−メトキシー5−メトキシカル
ボニル−ベンズアミドを、塩化メチレン−エーテル(t
:Bに溶かし、塩化水素のエーテル溶液により塩酸塩に
変換させた。このものを枦取し、塩化メチレン−アセト
ンから1回再結晶させた(融点221”O(分解))。 1又」 5−シアノ−N−12−口−(p−フルオロベンゾイル
)−ピペリジニル】−エチル]−2−メトキシ−ベンズ
アミド−ヒドロクロリド8.69g(0,015モル)
を窒素雰囲気中において85%硫酸601に溶解させ、
7日間室温に放置した。この溶液を氷200g及び濃ア
ンモニア 1301の混合物に撹拌下に滴下し、これに
より白色の沈澱が生成した。このものを枦取し、塩化メ
チレン−メタノールから再結晶させた。これにより融点
236〜238℃の5−カルバモイル−N−[2−[4
−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチ
ル]−2−メトキシ−ベンズアミドが得られた。 塩酸塩に変換させるために遊離塩基を塩化メチレン中に
懸濁させ、このものを攪拌下にコンゴ−指示薬が酸性を
示すまで塩化水素エーテル溶液を添加し、明澄な溶液を
生成させた。次に結晶化が開始されるまでエーテルを添
加した。5−カルバモイル−N−[2−[4−(P−フ
ルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル1−2−
メトキシ−ベンズアミド−ヒドロクロリド(融点 24
0℃(分解))が得られた。 例じしヱ 2−メトキシ−5−メタンスルフィニル安息香酸2.1
4g(0,01モル)及びN−(2−アミノエチル)−
4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−ジヒド
ロクロリド3.23g(0,01モル)をジメチルホル
ムアミド 1(1+1 に溶かし、トリエチルアミン 
2.13g(0,021モル)を添加した。攪拌下に窒
素雰囲気中において亜燐酸トリフェニル3.213.1
(0,0105モル)を添加し、得られた反応混合物を
2.5時間、85〜80℃に加熱した。冷却後に塩化水
素のエーテル溶液をコンゴ−指示薬が酸性を示すまで添
加し、沈澱したエーテル溶液を炉温した。残留物を塩化
メチレン及び炭酸カリウム溶液と混合し、塩化メチレン
溶液を炭酸カリウム上で乾燥させ濃縮した。残留物ト

2−ロー(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル】
−エチル】−2−メトキシ−5−メタンスルフィニル−
ベンズアミドを塩化メチレン−メタノール中で塩化水素
エーテル溶液により塩酸塩に変換させた。このものをエ
ーテル添加により沈澱させた。 N−[2−[4−(P
−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル】−エチル1−
2−メトキシ−5−メタ□ンスルフィニルーペンズアミ
ドーヒドロクロリド、が得られ、このものは塩化メチレ
ン−メタノールから1回再結晶させた後、 194℃で
融解(分解)した。 例」し旦 例10と同様にして、トルエン22m1中のN−(5−
ジアツー2−メトキシベンゾイル)−アジリジン4.0
4g(0,02モル)及び4−(2−テノイル)−ピペ
リジンから、融点 168℃(分解)の5−シアノ−2
−メトキシ−N−[2−(4−(2−テノイル)−ピペ
リジニルJ−エチル1−ベンズアミド−ヒドロクロリド
が得られた。 トルエン251中のp−フルオロベンゾイル−アジリジ
ン4.s5g(o、oaモル)及び4−(2−テノイル
)−ピペリジン5.85g(0,03モル)から、融点
204〜205℃のp−フルオロ−N−[2−口−(2
−テノイル)−ピペリジニル1−エチル1−ベンズアミ
ド−ヒドロクロリドが得られた。 トルエン201中のN−(5−シアノ−2−メトキシ−
ベンゾイル)−アジリジン4.04g(0,02モル)
及び4−(p−クロロベンゾイル)−ピペリジン4.4
6g(0,02モル)から、融点 177〜178℃の
N−[2−[4−(p−クロロベンゾイル)−ピペリジ
ニル1−エチル1−5−シアノ−2−メトキシ−ベンズ
アミド−メタンスルホネートが得られた。 トルエy 2hl 中のp−フルオロベンゾイル−アジ
リジン3.3g(0,02モル)及び4−(p−クロロ
ベンゾイル)−ピペリジン4.48g(0,02モル)
から、融点 148〜151℃のN−[2−[4−(p
−クロロベンゾイル)−ピペリジニル]−エチル]−p
−フルオロ−ベンズアミド−メタンスルホネートが得ら
れた。 九ス」 例10と同様にして、トルエン 10m1中のN−(p
−フルオロベンゾイル)−2,2−ジメチル−アジリジ
ン1.93g(0,01モル)及び4−(p−フルオロ
ベンゾイル)−ピペリジン2.07g(0,01モル)
から、融点238〜240℃のp−フルオロ−N−[3
−[4−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1
−2−メチルプロピル1−ベンズアミド−ヒドロクロリ
ドが得られた。 出発物質として用いたN−(p−フルオロベンゾイル)
−2,2−ジメチルアジリジンは、例10と同様にして
次のように製造した。 IN苛性ソーダ30.8ml中の2.2−ジメチル−ア
ジリジン2.13g(0,03モル)及びp−フルオロ
ベンゾイルクロリド4.78g(0,03モル)から粘
稠な油性のN−(p−フルオロベンゾイル)−2,2−
ジメチル−アジリジンが得られた。 涯ヱ」 4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジン−ヒドロ
クロリド2B、8g(0,11モル)、炭酸カリウム3
4.5g(0,25モル)及びN−(3−クロロプロピ
ル)−5−ジアツー2−メトキシ−ベンズアミド25.
3g(0,1モル)をヨウ化カリウム0.5gと共にエ
タノール2501中において15時間攪拌下に加熱沸騰
させた。次に反応混合物を水流による減圧下で蒸発させ
、残留物をエーテル、少量の塩化メチレン及び水に吸収
させた。水相を分離した後、2Nメタンスルホン酸と共
に振盪することにより塩基成分を有機相から分離した。 酸抽出液を苛性ソーダでpH9に調節した後、塩化メチ
レンで抽出した。塩化メチレン溶液を水で中性になるま
で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、水流による
減圧下で蒸発させた。かくして得られた粗生成物をフラ
ッシュクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタ
ノール49:lフラクションによって融点133〜13
5℃の所望の5−シアノ−N−[3−[4−(P−フル
オロベンゾイル)−ピペリジニルJ−プロピル1−2−
メトキシ−ベンズアミドが溶離された。 塩酸塩に変換させるために、遊離塩基を塩化メチレンに
溶解させ、この溶液に塩化水素のエーテル溶液を、コン
ゴ−指示薬が酸性を示すまで添加し、次に結晶化が開始
されるまでエーテルを添加した。これにより、融点 1
71℃(分解)の5−シアノ−N−[3−[4−(p−
フルオロベンゾイル)−ピペリジニル]−プロピル]−
2−メトキシ−ベンズアミドを得た。 例じしj 2−(2,8−ジメトキシ−ピリジニル)−2−才キサ
シリン20.8g(0,1モル) 、 4−(p−フル
オロベンゾイル)−ピペリジン22.8g(0,11モ
ル)、ジイソプロピル−エチルアミン 12.8g(0
,1モル)及びジオキサン1201を攪拌下に16時間
80℃に加熱した。次にこのものに塩化メチレン及び水
を添加し、飽和炭酸カリウム溶液でpH9に調節した。 分液ロート内で層分離し、有機相を水流による減圧下で
蒸発させた。取得した残留物をメタノール1501中に
溶解させ、攪拌化に水と混合し、融点118〜119°
Cの析出物としてN−[2−[4−(p−フルオロベン
ゾイル)−ピペリジニル1−エチル]−2.8−ジメト
キシーニコチン酸アミドを得た。 遊離塩基をメタンスルホン酸塩に変換させるために少量
の塩化メチレンに溶かし、弱コンゴー酸性を示すまで攪
拌下にメタンスルホン酸のエーテル溶液を添加し、析出
物として、N−[2−(4−(1−フルオロベンゾイル
)−ピペリジニル1−エチル]−2.8−ニコチン酸ア
ミド−メタンスルホネートを得た。 粗生成物をインプロパツールから1回再結晶させた(融
点170〜172℃)。 出発物質は次のように製造した。 炭酸カリウム 110.6g(0,8モル)を、水12
01に溶かし、10℃に冷却した。この溶液をエーテル
1501 と塩化メチレン1001 との混合物と混合
させ、反応生成物に、2−ブロモエチルアミン−ヒドロ
プロミド49.2g(0,24モル)を添加し、塩化メ
チレン 1001中の2.6−シメトキシーニコチン酸
クロリド 40.3g(0,2モル)の溶液を反応温度
15〜20℃で素早く滴下した。生成物を室温に加熱し
、更に1時間この温度で攪拌した。生成物を水501と
混合し、分液ロート内において層分離した。有機相を水
流による減圧下で蒸発させ、淡黄色の結晶状残留物とし
て、2−(2,8−ジメトキシ−ピリミジニル)−2−
オキサシリンを得た。 1コ 活性成分、例えば5−シアノ−N−[2−[4−(p−
フルオロベンゾイル)−ピペリジニル]−エチル1−2
−メトキシ−ベンズアミド25■gを含有する錠剤を次
のようにして製造した。 1−誠(1000錠当り) 活性成分            25.0gラクトー
ス           100.7g小麦澱粉   
          7.5gポリエチレングリコール
8000   5.0g゛ タルク         
      5.0gステアリン酸マグネシウム   
  1.8g脱イオン水           適量L
」 全部の固形成分をメツシュサイズ0.81の篩にかけた
。次に活性成分、ラクトース、タルク、ステアリン酸マ
グネシウムと半量の澱粉を混合した。残りの半量の澱粉
を水401に懸濁させ、この懸濁体を、水 1001に
溶かした沸騰中のポリエチレングリコール溶液に添加し
た。取得した澱粉成分を先の主要部分に添加して得た混
合物を、必要に応じ水を添加しつつ顆粒化した。得られ
た顆粒を35°Cで一晩乾燥させ、メツシュサイズ1.
2■の篩にかけ、メツシュサイズ約8mmの両凹面状の
錠剤にプレス加工した。 1又」 5−シアノ−N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリジニル]−エチル]−2−メトキシ−ベン
ズアミドのメタンスルホン塩酸0.02gを含有する錠
剤を次のようにして製造した。 匪−滅(10000錠当り) 活性成分           200.00gラクト
ース          290.80gばれいしょ澱
粉        274.70gステアリン酸   
       10.00gタルク         
    200.00gステアリン酸マグネシウム  
  2.50gコロイド状二酸化珪素     32.
00gエタノール           適量活性成分
、ラクトース及びばれいしょ澱粉194.70gの混合
物をステアリン酸のエタノール溶液で湿潤させ、篩によ
り顆粒化した。乾燥後に残りのばれいしょ澱粉、タルク
、ステアリン酸マグネシウム及びコロイド状二酸化珪素
を混合し、混合物をプレス加工し、必要ならば用量に、
より細密に適合させるための部分切欠を備え得る0、1
gずつの重量の錠剤とした。 K1」 活性成分、例えば5−シアノート[2−目−(p−フル
オロベンゾイル)−ピペリジニル】−エチル]−2−メ
トキシ−ベンズアミド0.025gを含有するカプセル
を次のようにして製造した。 1−差(1000カプセル当り) 活性成分            25.00gラクト
ース          249.00gゼラチン  
          2.00gとうもろこし澱粉  
      10.00gタルク          
    15.00g水              
 適量活性成分をラクトースと混合し、ゼラチン水溶液
で混合物を一様に湿潤させ、メツシュサイズ1.2〜1
.51厘の篩により顆粒化した。得られた顆粒を乾燥し
たとうもろこし澱粉及びタルクと混合し、硬質ゼラチン
カプセル(サイズl)に300腸gずつ充填した。 九ユ」 前記式(I)で示される化合物の抗精神病活性試験(試
験モデル:生体内のラットの海馬領域における(3H)
スビペロン結合阻害) 結果: 腹腔内投与 5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリジニルl−エチ ル]−2−メトキシベンズアミド     0.75N
−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジ
ニル]−エチル]−2,8−ジメトキシニコチン酸アミ
ド     4.84−クロロ−5−シアノ−N−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニ ル]−エチル]−2−メトキシベンズアミド1.25 5−クロロ−N−[2−[4−(p−フルオロへンゾイ
ル)−ピペリジニル]−エチ ル]−2−メトキシ−4−メチルアミンベンズアミド 
            3.03−ブロモ−N−[2
−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル】
−エチ ル]−4−メトキシベンズアミド    30 (71
%)5−シアノ−N−[2−[4−((p−フルオロフ
ェニル)−ヒドロキシメチレン)− ピペリジニル】−エチル]−2−メトキシベンズアミド
          30 (80%)3−ブロモ−4
−フルオロ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
ル)−ピペリ ジニル】−エチル】−ベンズアミド   3(70%)
2−ブロモ−4−フルオロ−N−[2−[4−(p−フ
ルオロベンゾイル)−ピペリ ジニル1−エチル】−ベンズアミド   30 (73
%)4−フルオロ−N−[2−[4−(p−フルオロベ
ンゾイル)−ピペリジニル]−エチ ルl−ベンズアミド          0.2第1頁
の続き 11100 213100 ) (C07D 409106 11100 333100 ) (C07D 413104 39100 263100 ) 優先権主張 01983年7月18日■スイス(CH)
■3925783−5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: 式中、 Rは、ヒドロキシ、脂肪族アルコールによってエーテル
    化されたヒドロキシもしくはハロゲンを表わし; Arlは、単環式アリーレン又は複素環式アリーレン基
    を表わし; alkは、少なくとも2個の炭素原子によって2個の窒
    素原子を隔てているアルキレン基を表わし; Xは、遊離もしくはケタール化されたカルボニル基、遊
    離ヒドロキシメチレンもしくは有機カルボン酸によって
    エステル化されたヒドロキシメチレン又はメチレンを表
    わし;かつ、 Ar2は、単環式アリールもしくは複素環式アリール基
    を表わすが、 ただし、alk及びXが上記の意味を有し、Ar2が非
    置換のフェニル、チェニルもしくはピリジル又は、ハロ
    ゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメ
    チル及びアミンから成る群より選ばれる1、2もしくは
    3個の置換基を有する置換フェニルを表わす場合には、
    基R−ArIは次式: %式%() (式中、 R1は、低級アルキル、トリフルオロメチル
    、ハロゲン、低級アルコキシ、ニドq及びシアノから成
    る群より選ばれ、基R1の少なくとも1つはハロゲンも
    しくは低級アルコキシを表わし; nは1〜3の整数を
    表わし;かっ、Zはニトロ、アミノ、低級アルキルアミ
    ノ、アリールアミノ、アリール低級アルキルアミノ、(
    チオ−)ホルミルアミノ、(チオ−)低級アルカノイル
    アミノ、(チオ−)アロイルアミノもしくはアリール−
    (チオ−)低級アルカノイルアミノを表わす)で示され
    る基以外のものである で示される N−(ピペリジニル−アルキル)−力ルポ
    キサミ ド。 2、 Rがヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケニ
    ルオキシもしくはハロゲンを表わし; Ar1がフェニ
    レン基もしくは3個以下の窒素原子を有し、炭素原子に
    よって結合された単環式モノアザアリーレンを表わし、
    これらの基の各々が非置換であるか、又は、低級アルキ
    ル、低級アルケニル、低級アルカジェニル、八日低級ア
    ルキル、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲ
    ン、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ、ハロ低級
    アルコキシ、低級アルカノイル、ニトロ、シアル、N、
    N−ジ低級アルキルカルバモイル、カルボキシ、低級ア
    ルコキシカルボニル、アミノ、N−低級アルキルアミノ
    、N、N−ジ低級アルキルアミノ、スルファモイル、N
    −低級アルキルスルファモイル、N、N−ジ低級アルキ
    ルスルファモイル、低級アルキルチオ、ハロ低級アルキ
    ルチオ、低級アルカンスルフィニル、ハロ低級アルカン
    スルフィニル、低級アルカンスルホニル及び/又はハロ
    低級アルカンスルホニルによって一置換もしくは多置換
    されており; alkが2〜7個の炭素原子を有し、2
    もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素原子を隔て
    ているアルキレン基を表わし;Xがカルボニル、ジ低級
    アルコキシメチレン、低級アルキレンジオキシメチレン
    、ヒドロキシメチレン、低級アルカノイルオキシメチレ
    ンもしくはメチレンを表わし;かつ、Ar2がフェニル
    基又は単環式のモノオキサ−、モノアザ−もしくはモノ
    チア−アリール基を表わし、これらの基の各々が非置換
    であるか、又は低級アルキル、低級アルケニル、低級ア
    ルカジェニル、八日低級アルキル、ヒドロキシ、低級ア
    ルカノイルオキシ、ハロゲン、低級アルコキシ、低級ア
    ルケニルオキシ、ハロ低級アルコキシ、低級アルカノイ
    ル、ニトロ、シアノ、カルバモイル、N−低級アルキル
    カルバモイル、N、N−ジ低級アルキルカルバモイル、
    カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、アミン、N−
    低級アルキルアミノ、N、N−ジ低級アルキルアミノ、
    スルファモイル、N−低級アルキルスルファモイル、N
    、N−ジ低級アルキルスルファモイル、低級アルキルチ
    オ、八日低級アルキルチオ、低級アルカンスルフィニル
    、ハロ低級アルカンスルフィニル、低級アルカンスルホ
    ニル及び/又はハロ低級アルカンスルホニルによって一
    置換もしくは多置換されている、式1で表わされる、特
    許請求の範囲第1項記載の化合物、又はその塩。 3、 Rが低級アルコキシを表わし; Ar1がフェニ
    レンもしくはピペリジニルを表わし、それらの各各が非
    置換であるか、又は、低級アルキル、/\口低級アルキ
    ル、ハロゲン、低級アルコキシ、シアノ、カルバモイル
    、アミン、N−低級アルキルアミノ、N、N−ジ低級ア
    ルキルアミノ、スルファモイル、N、N−ジ低級アルキ
    ルスルファモイル、八日低級アルキルチオ、低級アルカ
    ンスルホニル及び/又はハロ低級アルカンスルホニルに
    よって一置換もしくは多置換されており; alkが2
    〜3個の炭素原子を有するアルキレンを表わし;Xがカ
    ルボニル、ヒドロキシメチレンもしくはメチレンを表わ
    し;かつ、Ar2がハロゲンによって置換されたフェニ
    ルもしくは非置換のチェニルを表わす、式Iで示される
    、特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びその塩。 4、 Rが一方で、低級アルコキシもしくはハロゲンを
    表わし、Arlが非置換であるか、又は、低級アルキル
    、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、ハロゲン、低級アル
    コキシ、シアノ、カルバモイル、低級アルコキシカルボ
    ニル、アミン、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルア
    ミン、スルファモイル、N、N−ジ低級アルキルスルフ
    ァモイル、低級アルキルチオ、低級アルカンスルフィニ
    ル及び/又は低級アルカンスルホニルによって一置換も
    しくは多置換されたフェニレンを表わすか、あるいは、
    他方、Rが低級アルコキシを表わし、かつ、Arlが非
    置換であるか、又は、低級アルコキシによって置換され
    たビリジレンを表わし;各々の場合において、alkが
    2〜7個の炭素原子を有し、2もしくは3個の炭素原子
    によって2個の窒素原子を隔てているアルキレンを表わ
    し;Xがカルボニル、ヒドロキシメチレンもしくはメチ
    レンを表わし;かつ、Ar2がハロゲンによって置換さ
    れたフェニルもしくは非置換チェニルを表わす、式Iで
    示される、特許請求の範囲第1項記載の化合物、又はそ
    の塩。 5、 Rが、それぞれの場合において、低級アルコキシ
    を表わし; Arlが、一方で、非置換であるか、又は
    、ハロ低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、シア
    ン、カルバモイル、N−低級アルキルアミノ、スルファ
    モイル、N、N−ジ低級アルキルスルファモイル、ハロ
    低級アルキルチオ及び/又はハロ低級アルカンスルホニ
    ルによって一置換もいは、他方、低級アルコキシ及び/
    又はハロゲンによって一置換もしくは多置換されたピリ
    ジレン基を表わし; alkがエチレンもしくは1,3
    −プロピレンを表わし;Xがカルボニル、ヒドロキシメ
    チレンもしくはメチレンを表わし;かっ、Ar2がハロ
    ゲンによって置換されたフェニル基を表わす、式1で示
    される特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びその塩
    。 6、基R−Arlが、次式: %式%() 式中、基Ra及びRcの一方が低級アルコキシもしくは
    ハロゲンである基Rを表わし、他方が、水素、低級アル
    キル、ハロゲンもしくは低級アルキルアミノを表わし;
    基Rh、 Rd及びReの、それぞれが、独立して、水
    素、低級アルキル、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、ハ
    ロゲン、低級アルコキシ、シアノ、カルバモイル、低級
    アルコキシカルボニル、アミン、スルファモイル、N。 N−ジ低級アルキルスルファモイル、低級アルキルチオ
    、低級アルカンスルフィニル及び/又は低級アルカンス
    ルホニルを表わし;かつ、alkが2〜4個の炭素原子
    を有し、2もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素
    原子を隔てているアルキレンを表わし;Xがカルボニル
    、ヒドロキシメチレンもしくはメチレンを表わし;かつ
    、Ar2がハロゲンによって置換されたフェニルもしく
    は非置換チェニルを表わす、 で示される構造要素を表わす、式■で示される、特許請
    求の範囲第1項記載の化合物、及びその塩。 7、基R−Ar1が、式Ib(式中、一方において、基
    Raが4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシであ
    る基Rを表わし;かつ、Reが水素、原子番号が35以
    下のハロゲンもしくは4個以下の炭素原子を有する低級
    アルキルアミノを表わし、あるいは、Raが水素を表わ
    し;RCが4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシ
    である基Rを表わすか、又は、他方において、基Rcが
    原子番号35以下のハロゲンである基Rであり;Raが
    水素もしくは原子番号が35以下のハロゲンを表わし:
    かつ、基Rh及びRdの1が水素、4個以下の炭素原子
    を有する低級アルキル、原子番号が35以下のハロゲン
    を含み4個以下の炭素原子を有するハロ低級アルキル、
    原子番号が35以下のハロゲン、4個以下の炭素原子を
    有する低級アルコキシ、シアノ、カルバモイル、2〜5
    個の炭素原子を有する低級アルコキシカルボニル、4個
    以下の炭素原子を有する低級アルキルチオ、4個以下の
    炭素原子を有する低級アルカンスルフィニルもしくは4
    個以下の炭素原子を有する低級アルカンスルホニルを表
    わし;それらの他方及びReが水素を表わし;かつ、そ
    れぞれの場合において、alkが2〜4個の炭素原子を
    有し、2もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素原
    子を隔てているアルキレンを表わし;Xがカルボニルも
    しくはヒドロキシメチレンを表わし:かつ、Ar2がそ
    のパラ位において原子番号35以下のハロゲンによって
    置換されたフェニルを表わす)の構造要素を表わすとこ
    ろの、式1で示される、特許請求の範囲第1項記載の化
    合物、及びその塩。 8、 Arlが、一方で、原子番号35以下のハロゲン
    、シアノ及び/又は4個以下の炭素原子をその低級アル
    キル部分に有するN−低級アルキルアミノによって一置
    換もしくは多置換されたフェニレンを表わし、他方で、
    ピペリジニルを表わし:それぞれの場合において、Rが
    4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシを表わし;
     alkがエチレンを表わし;Xがカルボニルを表わし
    ;かつ、Ar2が原子番号35以下のハロゲンによって
    置換されたフェニルを表わすところの、式Iで示される
    、特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びその塩。 8、基R−Arlが式Ib(式中、一方で、Raが4個
    以下の炭素原子を有する低級アルコキシである基Rを表
    わし、 RhとReが水素を表わし:Rcが4個以下1 の炭素原子を有する低級アルキルアミノを表わし、かつ
    、Rdが原子番号35以下のハロゲンを表わすか、又は
    、Reが水素もしく原子番号35以下のハロゲンを表わ
    し、かつ、Rdがシアンを表わすか、あるいは、他方に
    おいて、Ra、 Rd及びReが水素を表わし、 Rh
    が原子番号35以下のハロゲンを表わし;かつ、Rcが
    4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシであるとこ
    ろの基Rを表わし;かつ、それぞれの場合において、a
    lkがエチレンを表わし   ・;Xがカルボニルもし
    くはヒドロキシメチレンを表わし;かつ、Ar2が4−
    フルオロフェニルを表わす)の構造単位を表わす、式1
    で示される、特許請求の範囲第1項記載の化合物、及び
    その塩。 10、基R−Arlが式Ib(式中、Ra及びRb(7
    ) 1が水素もしくは原子番号35以下のハロゲン、他
    方が水素原子を表わし;Rcが原子番号35以下のハロ
    ゲンである基Rを表わし、 Rd及びReのそれぞれが
    水素を表わし; alkがエチレンを表わし;Xがカル
    ボニルを表わし;かつ、Ar2がp−フルオロフェニル
    を表わす)の構造単位を表わす、式■で示される、2 特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びその境。 11、基R−A r Hが式Ib(式中、Ra、 Rd
    及びReが水素を表わし、Rhが水素もしくは原子番号
    35以下のハロゲンを表わし;Rcが原子番号35以下
    のハロゲンである基Rを表わし; alkはエチレンを
    表わし;Xはカルボニルを表わし;かつ、 Arlが4
    −フルオロフェニルを表わす)の構造単位であるところ
    の、式■で示される、特許請求の範囲第1項記載の化合
    物、及びその塩。 12、基R−ArIが式Ib(式中、Raが4個以下の
    炭素原子を有する低級アルコキシである基Rを表わし;
     Rb、 Re及びReが水素を表わし;Rdがシアン
    を表わし; alkがエチレンを表わし;Xがカルボニ
    ルを表わし:かつ、Ar2が4−フルオロフェニルを表
    わす)の構造単位を表わす、式1で示される、特許請求
    の範囲第1項記載の化合物、及びその塩。 13.5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベ
    ンゾイル)−ピペリジニル1−ニチル]−2−メトキシ
    −ベンズアミドもしくはその塩; 4−クロロ−5−シアノ−N−[2−[4−(P−フル
    オロベンゾイル)−ピペリジニルl−エチル]−2−ベ
    ンズアミドもしくはその塩: 5−ブロモ−4−クロロ−N−[2−ロー(p−フルオ
    ロベンゾイル)−ピペリジニルl−エチル]−2−メト
    キシ−ベンズアミドもしくはその塩; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルJ−エチル1−4−フルオロ−2−メトキシ−ベ
    ンズアミドもしくはその塩; 5−ブロモ−N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル]−エチル】−4−フルオロ−2−
    メトキシ−ベンズアミドもしくはその塩; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エトキシ】−2−メトキシ−5−トリオフル
    オロメチル−ベンズアミドもしくはその塩; 2−メトキシ−5−スルファモイル−N−4244−(
    P−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル】−エチルl
    −ベンズアミドもしくはその塩: 5−クロロ−N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイ
    ル)−ピぺサジニル1−エチル1−2−メトキシ−4−
    メチルアミノスルファモイル−ベンズアミドもしくはそ
    の塩; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル1−2−メトキシ−5−ジメチルスル
    ファモイル−ベンズアミドもしくはその塩; 3−ブロモ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル1−エチル1−4−メトキシ−ベン
    ズアミドもしくはその塩; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル1−2−メトキシ−ベンズアミドもし
    くはその塩; 5−シアノ−N−[2−[4−[(4−フルオロフェニ
    ル)−ヒドロキシメチレンツーピペリジニル]−エチル
    ]−2−メトキシ−ベンズアミドもしくはその塩。 14.3−ブロモ−4−フルオロ−N−[2−[4−(
    p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル]
    −ベンズアミドもしくはその塩; 2−ブロモ−4−フルオロ−N−[2−[4−(p−フ
    ルオロベンゾイル)−ピペリジニル]−エチル]−ベン
    ズアミドも5 しくはその塩: N−[2−目−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジ
    ニル1−エチル]−2,8−ジメトキシ−ベンズアミド
    もしくはその塩; 4−フルオロ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾ
    イル)−ピペリジニル】−エチル】−ベンズアミドもし
    くはその塩; 5−フロモーN−[2−ロー(p−フルオロベンゾイル
    )−ピペリジニルJ−エチル]−2−メトキシ−ベンズ
    アミドもしくはその塩; 3−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル]−エチル】−4−メトキシ−ベン
    ズアミドもしくはその塩。 +5.3.5−シ9 口’o −N−[2−[4−(P
    −7ルt ’Oベンゾイル)−ピペリジニル]−3,5
    −ジクロロ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル1−エチル】−2−メトキシ−4−
    メチル−ベンズアミドもしくはその塩; N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル]−2−メトキシー5−メチルメルカ
    プト−6 ベンズアミドもしくはその塩; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル]−エチル]−2−メトキシ−5−メタンスルホ
    ニル−ベンズアミドもしくはその塩; 5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル]−エチル】−2−メトキシ−ベン
    ズアミドもしくはその塩8 N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル]−エチル]−2−メトキシ−5−メトキシカル
    ボニル−ベンズアミドもしくはその塩; 5−カルバモイル−N−[2−[4−(p−フルオロベ
    ンゾイル)−ピペリジニル1−エチル]−2−メトキシ
    −ベンズアミドもしくはその塩; N−[2−[4〜(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルJ−エチル]−2−メトキシ−5−メタンスルフ
    ィニル−ベンズアミドもしくはその塩; 5−シアノ−2−メトキシ−N−[2−[4−(2−テ
    ノイル)−ピペリジニル]−エチルl−ベンズアミドも
    しくはその塩; p−フルオロ−N−[2−[4−(2−テノイル)−ピ
    ペリジニル1−エチル1−ベンズアミドもしくはその塩
    ;N−[2−[4−(p−クロロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルl−エチル】−5−シアノ−2−メトキシ−ベン
    ズアミドもしくはその塩; N−[2−目−(P−クロロベンゾイル)−ピペリジニ
    ルJ−エチル]−P−フルオロ−ベンズアミドもしくは
    その塩; p−フルオロ−N−[3−[4−(p−フルオロベンゾ
    イル)−ピペリジニル】−2−メチルプロピル】−ベン
    ズアミドもしくはその塩: 5−シアノ−N−[3−口−(p−フルオロベンゾイル
    )−ピペリジニル]−プロピル1−2−メトキシ−ベン
    ズアミドもしくはその塩。 16、次の一般式: 式中、Rは、ヒドロキシ、脂肪族アルコールによってエ
    ーテル化されたヒドロキシもしくはハロゲンを表わし; Arlは、単環式アリーレン又は複素環式アリーレン基
    を表わし; alkは、少なくとも2個の炭素原子によって2個の窒
    素原子を隔てているアルキレン基を表わし; Xは、遊離もしくはケタール化されたカルボニル基、遊
    離ヒドロキシメチレンもしくは有機カルボン酸によって
    エステル化されたヒドロキシメチレン又はメチレンを表
    わし;かつ、Ar2は、単環式アリールもしくは複素環
    式アリール基を表わす で示される、人体もしくは動物体の病気の予防もしくは
    治療に用いられる化合物又は薬学的に許容されるその塩
    。 1?、 Rがヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケ
    ニルオキシもしくはlXロゲンを表わし; Arlがフ
    ェニレン基もしくは3個以下の窒素原子を有し、炭素原
    子によって結合された単環式モノアザアリーレンを表わ
    し、これらの基の各々が非置換であるか、又は、低級ア
    ルキル、低級アルケニル、低級アルカジェニル、ハロ低
    級アルキル、ヒ9 ドロキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、低級ア
    ルコキシ、低級アルケニルオキシ、ハロ低級アルコキシ
    、低級アルカノイル、ニトロ、シアノ、カルバモイル、
    N−低級アルキルカルバモイル、N、N−ジ低級アルキ
    ルカルバモイル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニ
    ル、アミノ、N−低級アルキルアミノ、N、N−ジ低級
    アルキルアミノ、スルファモイル、N−低級アルキルス
    ルファモイル、N、N−ジ低級アルキルスルファモイル
    、低級アルキルチオ、八日低級アルキルチオ、低級アル
    カンスルフィニル、ハロ低級アルカンスルフィニル、低
    級アルカンスルホニル及び/又は八日低級アルカンスル
    ホニルによって一置換もしくは多置換されており; a
    lkが2〜7個の炭素原子を有し、2もしくは3個の炭
    素原子によって2個の窒素原子を隔てているアルキレン
    基を表わし;Xがカルボニル、ジ低級アルコキシメチレ
    ン、低級アルキレンジオキシメチレン、ヒドロキシメチ
    レン、低級アルカノイルオキシメチレンもしくはメチレ
    ンを表   ”わし;かつ、Ar2がフェニル基又は単
    環式のモノ0 オキサ−、モノアザ−もしくはモノチア−アリール基を
    表わし、これらの基の各々が非置換であるか、又は低級
    アルキル、低級アルケニル、低級アルカジェニル、八日
    低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、
    ハロゲン、低級アルコキシ、低級アルケニルオキシ、ハ
    ロ低級アルコキシ、低級アルカノイル、ニトロ、シアン
    、カルバモイル、N−低級アルキルカル八モイル、N、
    N−ジ低級アルキルカルバモイル、カルボキシ、低級ア
    ルコキシカルボニル、アミノ、N−低級アルキルアミノ
    、N、N−ジ低級アルキルアミノ、スルファモイル、N
    −低級アルキルスルファモイル、N、N−ジ低級アルキ
    ルスルファモイル、低級アルキルチオ、/\口低級アル
    キルチオ、低級アルカンスルフィニル、八日低級アルカ
    ンスルフィニル、低級アルカンスルホニル及び/又はハ
    ロ低級アルカンスルホニルによって一置換もしくは多置
    換されている、式Iで表わされる、特許請求の範囲第1
    8項記載の化合物、又は薬学的に許容されるその塩。 1B、Rが低級アルコキシを表わし; Arlがフェニ
    レンもしくはピペリジレンを表わし、それらの各各が非
    置換であるか、又は、低級アルキル、ハロ低級アルキル
    、ハロゲン、低級アルコキシ、シアノ、カルバモイル、
    アミン、N−低級アルキルアミノ、 N、N−ジ低級ア
    ルキルアミノ、スルファモイル、N、N−ジ低級アルキ
    ルスルファモイル、八日低級アルキルチオ、低級アルカ
    ンスルホニル及び/又はハロ低級アルカンスルホニルに
    よって一置換もしくは多置換されておりHalkが2〜
    3個の炭素原子を有するアルキレンを表わし;Xがカル
    ボニル、ヒドロキシメチレンもしくはメチレンを表わし
    ;かつ、Ar2がハロゲンによって置換されたフェニル
    もしくは非置換のチェニルを表わす、式1で示される、
    特許請求の範囲第16項記載の化合物、又は薬学的に許
    容されるその塩。 18、Rが一方で、低級アルコキシもしくはハロゲンを
    表わし、ATlが非置換であるか、又は、低級アルキル
    、八日低級アルキル、ヒドロキシ、ハロゲン、低級アル
    コキシ、シアノ、カルバモイル、低級アルコキシカルボ
    ニル、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルア
    ミノ、スルファモイル、N、N−ジ低級アルキルスルフ
    ァモイル、低級アルキルチオ、低級アルカンスルフィニ
    ル及び/又は低級アルカンスルホニルによって一置換も
    しくは多置換されたフェニレンを表わすか、あるいは、
    他方、Rが低級アルコキシを表わし、かつ、Ar1が非
    置換であるか、又は、低級アルコキシによって置換され
    たピリジレンを表わし;各々の場合において、alkが
    2〜7個の炭素原子を有し。 2もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素原子を隔
    てているアルキレンを表わし;Xがカルボニル、ヒドロ
    キシメチレンもしくはメチレンを表わし;かつ、Ar2
    がハロゲンによって置換されたフェニルもしくは非置換
    チェニルを表わす、式Iで示される、特許請求の範囲第
    16項記載の化合物、又薬学的に許容されるはその塩。 20、Rが、それぞれの場合において、低級アルコキシ
    を表わし; Arlが、一方で、非置換であるか、又は
    、ハロ低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、シア
    ン、カルバモイル、N−低級アルキ3 ルアミノ、スルファモイル、 N、N−ジ低級アルキル
    スルファモイル、八日低級アルキルチオ及び/又はハロ
    低級アルカンスルホニルによって一置換もしくは多置換
    されたフェニル基を表わすか、あるいは、他方、低級ア
    ルコキシ及び/又はハロゲンによって一置換もしくは多
    置換されたピリジレン基を表わし; alkがエチレン
    もしくは1.3−プロピレンを表わし;Xがカルボニル
    、ヒドロキシメチレンもしくはメチレンを表わし;かつ
    、Ar2がハロゲンによって置換されたフェニル基を表
    わす。 式Iで示される特許請求の範囲第18項記載の化合物、
    又は薬学的に許容されるその塩。 21、基R−Arlが、次式: %式%() 式中、基Ra及びReの一方が低級アルコキシもしくは
    ハロゲンである基Rを表わし、他方が、水4 素、低級アルキル、ハロゲンもしくは低級アルキルアミ
    ノを表わし;基Rh、 Rd及びReの、それぞれが、
    独立して、水素、低級アルキル、I\口低級アルキル、
    ヒドロキシ、ノ\ロゲン、低級アルコキシ、シアノ、カ
    ルバモイル、低級アルコキシカルボニル、アミノ、スル
    ファモイル、N。 N−ジ低級アルキルスルファモイル、低級アルキルチオ
    、低級アルカンスルフィニル及び/又は低級アルカンス
    ルホニルを表わし;かつ、alkが2〜4個の炭素原子
    を有し、2もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素
    原子を隔てているアルキレンを表わし;Xがカルボニル
    、ヒドロキシメチレンもしくはメチレンを表わし;かつ
    、Ar2がハロゲンによって置換されたフェニルもしく
    は非置換チェニルを表わす、 で示される構造要素を表わす、式1で示される、特許請
    求の範囲第16項記載の化合物、もしくは薬学的に許容
    されるその塩。 22、基R−ATIが、式Ib(式中、一方において、
    基Raが4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシで
    ある基Rを表わし;かつ、Reが水素、原子番号が35
    以下のハロゲンもしくは4個以下の炭素原子を有する低
    級アルキルアミノを表わし、あるいは、Raが水素を表
    わし;RCが4個以下の炭素原子を有する低級アルコキ
    シである基Rを表わすか、又は、他方において、基Re
    が原子番号35以下のハロゲンである基Rであり;Ra
    が水素もしくは原子番号が35以下のハロゲンを表わし
    ;かつ、基Rh及びRdの1が水素、4個以下の炭素原
    子を有する低級アルキル、原子番号が35以下のハロゲ
    ンを含み4個以下の炭素原子を有するハロ低級アルキル
    、原子番号が35以下のハロゲン、4個以下の炭素原子
    を有する低級アルコキシ、シアン、カルバモイル、2〜
    5個の炭素原子を有する低級アルコキシカルボニル、4
    個以下の炭素原子を有する低級アルキルチオ、4個以下
    の炭素原子を有する低級アルカンスルフィニルもしくは
    4個以下の炭素原子を有する低級アルカンスルホニルを
    表わし;それらの他方及びReが水素を表わし;かつ、
    それぞれの場合において、alkが2〜4個の炭素原子
    を有し、2もしくは3個の炭素原子によって2個の窒素
    原子を隔てているアルキレンを表わし;Xがカルボニル
    もしくはヒドロキシメチレンを表わし;かつ、Ar2が
    そのパラ位において原子番号35以下のハロゲンによっ
    て置換されたフェニルを表わす)の構造要素を表わすと
    ころの、式1で示される、特許請求の範囲第16項記載
    の化合物、又は薬学的に許容されるその塩。 23、 Ar1が、一方で、原子番号35以下のハロゲ
    ン、シアノ及び/又は4個以下の炭素原子をその低級ア
    ルキル部分に有するN−低級アルキルアミノによって一
    置換もしくは多置換されたフェニレンを表わし、他方で
    、ピペリジニルを表わし;それぞれの場合において、R
    が4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシを表わし
    ; alkがエチレンを表わし;Xがカルボニルを表わ
    し;かつ、Ar2が原子番号35以下のハロゲンによっ
    て置換されたフェニルを表わすところの、式1で示され
    る、特許請求の範囲第18項記載の化合物、又は薬学的
    に許容されるその塩。 7 24、基R−Arlが式Ib(式中、一方で、Raが4
    個以下の炭素原子を有する低級アルコキシである基Rを
    表わし、 RhとReが水素を表わし;RCが4個以下
    の炭素原子を有する低級アルキルアミノを表わし、かつ
    、R(lが原子番号35以下のハロゲンを表わすか、又
    は、Reが水素もしく原子番号35以下のハロゲンを表
    わし、かつ、Rdがシアンを表わすか、あるいは、他方
    において、Ra、 Rd及びReが水素を表わしi R
    bが原子番号35以下のハロゲンを表わし;かつ、Rc
    が4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシであると
    ころの基Rを表わし;かつ、それぞれの場合において、
    alkがエチレンを表わし;Xがカルボニルもしくはヒ
    ドロキシメチレンを表わし;かつ、Ar2が4−フルオ
    ロフェニルを表わす)の構造単位を表わす、式Iで示さ
    れる、特許請求の範囲第16項記載の化合物、又は薬学
    的に許容されるその塩。 25、基R−Ar1が式Ib(式中、Ra及びRhの1
    が水素もしくは原子番号35以下のハロゲン、他方が水
    素原子を表わし;RCが原子番号35以下の/\ロゲン
    で8 ある基Rを表わし;Rd及びReのそれぞれが水素を表
    わし; alkがエチレンを表わし;Xがカルボニルを
    表わし;かつ、Ar2がp−フルオロフェニルを表わす
    )の構造単位を表わす、式1で示される、特許請求の範
    囲第16項記載の化合物、又は薬学的に許容されるその
    塩。 26、基R−Arlが式Ib(式中、Ra、 Rd及び
    Reが水素を表わし、 Rhが水素もしくは原子番号3
    5以下のハロゲンを表わし;Rcが原子番号35以下の
    ハロゲンである基Rを表わし; alkはエチレンを表
    わし;Xはカルボニルを表わし;かつ、Arlが4−フ
    ルオロフェニルを表わす)の構造単位であるところの、
    式1で示される、特許請求の範囲第16項記載の化合物
    、又は薬学的に許容されるその塩。 27、基R−Arlが式Ib(式中、Raが4個以下の
    炭素原子を有する低級アルコキシである基Rを表わし;
     Rb、 Rc及びReが水素を表わし;Rdがシアン
    を表わし; alkがエチレンを表わし:Xがカルボニ
    ルを表わし;かつ、Ar2が4−フルオロフェニルを表
    わす)の構造単位を表わす、式Iで示される、特許請求
    の範囲第18項記載の化合物、又は薬学的に許容される
    その塩。 28.5−シアノート[2−[4−(P−フルオロベン
    ゾイル)−ピペリジニル]−エチル]−2−メトキシ−
    ベンズアミド; 4−クロロ−5−シアノ−N−[2−[4−(p−フル
    オロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル1−2−ベ
    ンズアミド; 5−ブロモ−4−クロロ−N−[2−[4−(P−フル
    オロベンゾイル)−ピペリジニル】−エチル1−2−メ
    トキシ−ベンズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル]−4−フルオロー2−メトキシ−ベ
    ンズアミ ド : 5−ブロモ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニルl−エチル】−4−フルオロ−2−
    メトキシ−ベンズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルゴーエトキシ1−2−メトキシ−5−トリフルオ
    ロメチル−ベンズアミド; 2−メトキシ−5−スルファモイル−N−[2−[4−
    (P−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル
    ]−ベンズアミド; 5−クロロ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニルJ−エチル]−2−メトキシ−4−
    メチルアミノスルファモイル−ベンズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルJ−エチル]−2−メトキシ−5−ジメチルスル
    ファモイル−ベンズアミド; 3−ブロモ−N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニルl−エチル1−4−メトキシ−ベン
    ズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル]−2−メトキシ−ベンズアミド:及
    び5−シアノ−N−[2−[4−[(4−フルオロフェ
    ニル)−ヒドロキシメチレンゴーピペリジニル1−エチ
    ル]−2−メトキシ−ベンズアミド; から成る群より選ばれる、式Iで示される、特許請求の
    範囲第16項記載の化合物、又は薬学的に許容されるそ
    の塩。 1 28.3−ブロモ−4−フルオロ−N−[2−[4−(
    p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニルl−エチルl
    −ベンズアミド; 2−ブロモ−4−フルオロ−N−[2−[4−(p−フ
    ルオロベンゾイル)−ピペリジニル1−エチル】−ベン
    ズアミド; N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル1−エチル]−2.f!−ジメトキシーベンズア
    ミド:4−フルオロ−N−[2−[4−(P−フルオロ
    ベンゾイル)−ピペリジニルl−エチルl−ベンズアミ
    ド;5−ブロモ−N−[2−[4−(p−フルオロベン
    ゾイル)−ピペリジニル−エチル]−2−メトキシ−ベ
    ンズアミド;及び 3−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニルJ−エチル1−4−メトキシ−ベン
    ズアミド; から成る群より選ばれる、式Iで示される、特許請求の
    範囲第16項記載の化合物、又は薬学的に許容されるそ
    の塩。 30、3.5−ジクロロ−N−[2−[4−(p−フル
    オロベンシイ2 ル)−ピペリジニル]−3,5−ジクロロ−N−[2−
    [4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリジニル】−
    エチル]−2−メトキシー4−メチル−ベンズアミド; N−[2−[4−(ピフルオロベンゾイル)−ピペリジ
    ニル1−エチル1−2−メトキシ−5−メチルメルカプ
    ト−ベンズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルゴーエチル】−2−メトキシ−5−メタンスルホ
    ニル−ベンズアミド; 5−シアノ−N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル]−エチル]−2−メトキシ−ベン
    ズアミド; N−[2−[4−(p−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニル]−エチル]−2−メトキシ−5−メトキシカル
    ボニル−ベンズアミド; 5−カルバモイル−N−[2−[4−(p−フルオロベ
    ンゾイル)−ピペリジニル]−エチル1−2−メトキシ
    −ベンズアミド; N−[2−[4−(P−フルオロベンゾイル)−ピペリ
    ジニルゴーエチル】−2−メトキシ−5−メタンスルフ
    ィニル−ベンズアミド; 5−シアノ−2−メトキシ−N−[2−[4−(2−テ
    ノイル)−ピペリジニル】−エチル】−ベンズアミド;
    p−フルオロ−N−[2−[4−(2−テノイル)−ピ
    ペリジニル1−エチル】−ベンズアミド; N−[2−[4−(P−クロロベンゾイル)−ピペリジ
    ニルゴーエチル】−5−シアハク−メトキシ−ベンズア
    ミド; N−[2−[4=(P−クロロベンゾイル)−ピペリジ
    ニルJ−エチル]−p−フルオロ−ベンズアミド;p−
    フルオロ−N−[3−口−(p−フルオロベンゾイル)
    −ピペリジニル】−2−メチルプロピル】−ベンズアミ
    ド;及び 5−シアノ−N−[3−[4−(p−フルオロベンゾイ
    ル)−ピペリジニル】−プロピル】−2−メトキシ−ベ
    ンズアミド; から成る群より選ばれる、式1で示される、特許請求の
    範囲第16項記載の化合物、又は薬学的に許容されるそ
    の塩。 31、抗精神病剤としての特許請求の範囲第1項〜第1
    6項のいずれかに記載の化合物。 32、特許請求の範囲第16項〜第31項のいずれかに
    記載の、式1で示される化合物を含有する薬学的組成物
    。 33、特許請求の範囲第16項〜第31項のいずれかに
    記載の、式1で示される化合物を薬学的調製物の製造に
    使用する方法。 34、一般式: 式中、 Rはヒドロキシ、脂肪族アルコールによってエーテル化
    されたヒドロキシを表わし;ArIは単環式のアリーレ
    ンもしくは複素環式アリーレン基を表わし; alkは少なくとも2個の炭素原子によって2個の窒素
    原子を隔てているアルキレンを表わし; Xは遊離もしくはケタール化されたカルポニ5 カルボン酸によってエステル化されたヒドロキシメチレ
    ン又はメチレンを表わし;かつ、 Ar2は単環式アリールもしくは複素環式アリール基を
    表わす で示されるN−(ピペリジニル−アルキルキサミド及び
    その塩の製造方法であって、a)式: %式%() 式中、xlはカルボキシもしくは官能基が修正された反
    応性カルボキシを表わす、 で示される化合物を、次式: で示される化合物又はその塩と縮合せしめるか、 b)式: 式中、x2は水素を表わし;X3及びx4の1は水素を
    表わし、他は式−alk−X5の基を表わし、ここで、
    x5は反応性エステル化ヒドロキシを表わし、 又は、alkが炭素数2〜7の2−もしくは3−員のア
    ルキレンを表わす式Iの化合物を製造するためには、x
    2及びx3が共にalk’(ここで、alk’は炭素数
    2〜7の2−もしくは3−員のアルキレンを表わす)を
    表わし、x4が水素を表わす式(■a)及び式( m 
    b)の化合物又はその塩を分子間で縮合させるか、ある
    いは、 式: %式%() 式中、x5は活性エステル化ヒドロキシを表ゎす、 で示される化合物を分子内で縮合させるか、あるいは、 c)  alkが2〜7の炭素原子を有し、かつ、2も
    しくは3個の炭素原子によって2個の窒素原子を隔てて
    いるアルキレンを表わす式(I)の化合物の製造には、 次式: 式中、alk’は、2〜7個の炭素原子を有し、2もし
    くは3個の炭素原子によって炭素原子と窒素原子を隔て
    ているアルキレン基を表わすで示される化合物と、次式
    : /   \ で示される化合物を反応させるか、あるいは、d)次式
    : %式%() 式中、 X7はRに変換しうる基を表わす、で示される
    化合物もしくはその塩において、x7を Rに変換し、 さらに、要すれば、上記の方法又は異なった方法で得ら
    れた化合物を、本発明の異なった化合物に変換するか、
    及び/又は、上記方法によって得られる塩を遊離化合物
    もしくは異なった塩に変換し、及び/又は上記方法によ
    って得られる塩形成能を有する遊離化合物を塩に変換せ
    しめ、及び/又は上記方法に従って得られる異性体混合
    物を個々の異性体に分離することを特徴とする方法。 35、特許請求の範囲第34項記載の方法に従って得9 られる化合物。 36、特許請求の範囲第16項〜第31項のいずれかに
    記載の化合物を処理し、所望ならば、常用の添加剤及び
    相体を用いて薬学的組成物を形成することを特徴とする
    薬学的調製物の製造方法。 37、例1〜13に記載された新規化合物。 38、例14〜17に記載された新規化合物。 39、例18〜26に記載された新規化合物。
JP4422084A 1983-03-09 1984-03-09 N―(ピペリジニル―アルキル)―カルボキサミド類およびそれを含む向精神病薬 Granted JPS59186959A (ja)

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