JPS5918690B2 - 複写機用の自動原画処理装置 - Google Patents

複写機用の自動原画処理装置

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JPS5918690B2
JPS5918690B2 JP51029057A JP2905776A JPS5918690B2 JP S5918690 B2 JPS5918690 B2 JP S5918690B2 JP 51029057 A JP51029057 A JP 51029057A JP 2905776 A JP2905776 A JP 2905776A JP S5918690 B2 JPS5918690 B2 JP S5918690B2
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デニス・ジヨセフ・ステムル
デニス・ポール・ガーバシ
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    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/625Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
    • G03B27/6264Arrangements for moving several originals one after the other to or through an exposure station
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は文書複写装置、特に複数の文書を貯蔵するウェ
ブ上に文書を循環させることによつて、数組の原画とし
ての文書から予め揃えられた(すなわち丁合いされた)
コピー・セットを作成するための改良された複写装置に
関する。
複数ページの原画セットから、何組かのコピーを作成す
る場合には、その複数ページのコピーは正しい順序で別
々のコピー・セットに分離されねばならない。
この作業は丁合い(co゛゛ation)として知られ
ているものである。例えば、5ページの文書を10組コ
ピーする場合には、最終的にはそれぞれが第1ページか
ら5ページまで順序良く揃えられているコピー・セット
を10組別々に作成しなければならない。又、両面コピ
ーでは同じコピー用紙の両面に2ページの文書がコピー
されるが、これは揃える作業を更に困難にするものであ
る。各コピーがそれぞれセットに揃えられると、今度は
それらは止め金で止められるか、綴じられるか、さもな
ければ、それで終わりとされる。このようなコピー ・
セットは複数ページのメモ・コピ一か、レポート・コピ
ーか、書簡コピーか、雑誌か、書物かなどとなるもので
ある。複数ページのコピー・セツトを揃えるのには、一
般的には2つの方法で、自動的に或は人手で行われ得る
ことが知られている。
このうち一方の方法一これは[後丁合い]CpOst−
COllatiOnl7)と呼ばれる一では、原画の各
ページは、コピーのためには一度取り扱われるだけで良
い。各ページの原画について一度コビ一操作をすれば、
必要な枚数のコピーが行われる。コピーは揃えられて.
いない状態で複写機から出てくる。例えば、1ページ目
の10枚のコピーがまず出て来て、次いで2ページ目の
10枚のコピーが出て来るという具合にである。次いで
、後丁合いを多くのよく知られた方法で、機械的なソー
タ又はコレータによつて行うが、これは各コピー・ペー
ジを別々のコピー・セツトをピン(すなわち区分け箱)
に分ける。あるページの文書のコピーは個々に独立した
ピンに入れられねばならない。次いで、次のページの文
書のコピーがこの前のページ用のピンに近接した別のピ
ンに入れられねばならない。このようにしてすべてのコ
ピー・セツトは各々のピンに収められる。従来の後丁合
い方式は多くの欠点を有する。
まずこの方式は各コピーを相当機械的に処理しなければ
ならないので、コピーが機械につまつたり、損失があつ
たりする。ソータ及びコレータは充分に大きな能力を得
るためにはかなりの空間、重量及び費用を必要とする。
従来のソータ及びコレータはコピー・セツトすなわちそ
れらを収容するピンの数に対する最大能力に限界がある
。すなわち20個のピンを有するソータは20組のコピ
ー・セツトしか揃えることができず、更に多くのコピー
がある場合には揃えることができない。この場合には、
各文書を再循環させて、再コピーしなければならない。
又は「無制限」ソーテイング方式が、2つ又はそれ以上
のピンの切り換えをして、コピー操作中に中のコピーを
取り出すというようなことをして行われねばならない。
また各コピー・セツトに含まれるコピー用紙の最大寸法
及び最大数量は、個々のピンの大きさによつて制限され
る。ソータ又はコレータの使用は、また別の方法の揃え
方である「前丁合いすなわち予丁今い」Cpre−CO
llatiOnl!)によつて避けることができる。予
丁合いにおいては、原画は連続的に循環され、所望のコ
ピー枚数に応じた回数だけページ毎に循環され各コピー
が作成される。すなわち、コピーは個別的に複写装置か
ら出てくるが、すでにセツトとして予丁合いされている
。予丁合い方式を別の言葉で言えば、「原画再循環方式
」と言える。何故ならば、原画を連続コピーを繰り返す
ように再循環されねばならないからである。これを言い
換えるならば、原画から、一度に一回のコピーが行われ
ることである。あるいは後から順番に、又は前から順番
に、一回でコピーの一組が作成されることである。この
ようにして原画セツトを完全にコピーすることができる
。すなわち、この文書の連続的なコピー操作は文書のコ
ピーの所望枚数に相当する回数だけ繰り返される。例え
ば5ページの本の10枚のコピーを作成する場合には、
次のような順序で行われる。すなわち、1、2、3、4
、5:1、2、3、4、5ページという具合に10回繰
り返して、10枚のコピーが作成される。また別の方法
としての二方向性コピーにおいては、1、2、3、4、
5:5、4、3、2、1ページという具合に連続的にコ
ピーが行われる。予丁合いコピーにおいては、すべての
コピーは種々のピンは集められるよりは、単一の大きな
トレ一に集められたほうが良い。
必要ならば、このトレーに比較的簡単なオフ・セツト装
置又は食い違い配置(すなわちスタガ一)装置が備えら
れてもよい。これにより、各コピー・セツトは次のセノ
ツトとはわずかに位置がずれていて、各セツトの区別
がつき、分離容易となる。これについては米国特許第3
630607号を参照されるとよい。また1975年2
月25日に公布された米国特許第3868019号も、
これに関連して参照され5たい。これにはウエブ・スク
ロール・後丁合い装置が、記載されている。予丁合いコ
ピー方式に関しては、コピー・セツトの数に制限はない
操作者がいちいち原画を取り出す必要はない。各コピー
・セツトの辺の長さOは原画循環装置の原画ページ容量
によつてのみ制限される。完成したセツトは仕上がり用
トレーから取り出され、一方他のコピー・セツトのコピ
ーが行われつ\ある。完全な第1のセツトは第一のコピ
ー作業で作成され、直ちに校正刷りとして使用可能であ
る。次のセツトのコピーが行われている間に各コピー・
セツトの綴じ作業を行うオン・ライン仕上げ方式を採用
してもよい。このような仕上げ方式については米国特許
第3793016号及び第3794550号を参照され
たい。これら特許はいづれも、「それは高速機械から出
てくる予め丁合いされているコピー・セツトを直接オン
・ライン方式で綴じるのに特に適している」と述べてい
る。作業の回復(紙づまりや誤供給によつて損われたコ
ピー用紙の交換)は、この予丁合い方式で単純化される
。何故なら、損われたページのあるコピー・セツト一つ
だけを訂正すれば良いだけであるからである。手動式で
あれ、自動式であれ、最も古くから知られている予丁合
いコピー装置の欠点は次のような点である。
すなわち、後丁合いコピー装置より原画の処理を行うこ
とが多い。何故ならば、各原画を所望のコピー数に等し
い回数だけ、繰り返しコピー位置においたり、そこから
取り出したりする(例えばゼログラフイ一複写機のプラ
テンの上においたり、そこから取り出したりする)必要
があるからである。このような原画について繰り返しの
動作及び処理は時間がか\り、複写装置の全体的な有効
複写速度を減らすものである。これは原画を損うことに
なるかも知れない。原画損傷の危険は原画の循環回数に
比例して増大する。普通より薄い原画、または寸法が普
通でないような原画、古くなつた原画、切り込みがあつ
たり、曲がつていたり、綴じ込み針をもつているような
原画は、従来方式の原画移送装置で繰り返し取り扱われ
る場合には、特に損傷を受けやすいものである。そこで
は、原画は供給ローラ、ベルト、ホイール、ゲートなど
に対し相対運動を行う。また、その中を見ることができ
ない操作中の機械の中に原画をおくことには操作者にと
つて心理的抵抗があるものである。このような人手によ
る原画の分離、移動及び位置付けはあまり好ましいもの
ではなく限度がある。また、最近の複写装置の高速コピ
ー性能を利用するには、完全な人手による原画予丁合い
コビ一方式では速さ又は正確さに関して不充分である。
本発明は何回にもわたつて連続的にコピーを行うために
原画を循環させ、一方原画を長いウエブに保持するよう
にした予丁合い装置を提供することによつて複数セツト
原画コピーにおける以上のような問題及びその他の問題
を解決せんとするものである。
以上のウエブは原画の処理数を最小にし、原画の保護を
最高にするために、原画保持貯5 蔵スクロールで包ま
れるようにしてもよい。また複式予丁合原画コピー用の
原画保持スクロール間で曲折していてもよい。本願で開
示されている、予丁合(・コピー・セツトを作成する自
動処理装置においては、−セツト9の原画の繰り返し丁
合い影像形成は長い可撓性の原画保持ウエツブに原画を
置き、保持することによつて行われる。
このウエブは相隔つたウエブ・スクロール間にあつて、
このスクロールの両側でウエブ・スクロールの巻回部間
で原画を保持する】 ように曲がつて(・る。ウエブは
、一方のスクロールから他方のスクロール(循環してい
る)へ繰り返し巻付け、巻戻されて両スクロール間に延
びているウエブの露光位置で、ウエブにのつている個個
の原画を繰し露光する。原画は両スクロール間で光にさ
らされ、コピーされる。ここでは簡単な光学系が使用さ
れることができる。本願で開示される装置においては原
画は保持ウエツフ狛体以外のものとは接触する必要なく
ウエブ・スクロールの両層間に保持される。
すなわちいつも原画と他の物体間には相対運動は実質的
に必要とされない。循環中においてさえ、必要とされな
い。このことによつて原画の損傷の危険性は大巾に減少
する。ここに開示された装置においては、最初に原画を
人手でセツトするという利点を採用することができる。
一たん原画をウエブ上においた後は、予丁合いコピーの
ための連続的な原画の循環は人手をわずられすことなく
装置自体によつてすべて行われることができる。更に、
原画を取り出すことも自動的に行うことができる。この
ように、上述した予丁合コピー作業の利点はすべて備え
ており、しかも原画の処理上の欠点は極度におさえられ
ている。更に本装置は種々の自動分離・ローデイング(
すなわち装填、以下ローデイグと称する)装置とも交換
し得るもので、コピーの数に拘らず、各原画に関して、
た\一回分離しローデイングすれば良いだけである。上
述したように個々の予丁合いされるコピー・セツトのサ
イズは循環装置の原画容量だけで制限される。
ここに開示される装置によれば、非常に多くの原画を循
環することができる。この数はウエブ・スクロールの所
望の又は実際的な最大寸法だけで制限されるものである
。次に本発明の背景について若干考察すれば、以上述べ
たように完全に人手で行われる予丁合コピー方式の概念
はよく知られている。
このような方式においては、操作者は原画セツトの各ペ
ージについて一枚宛、連続的に人手でコピーを行なう。
しかも所望のコピーの枚数だけ再コピーする。また、予
丁合されたコピー・セツトを得るために、ゼロツクス社
の11コピーフロー(COpyflO)71ゼログラフ
イ一複写機の原画走査装置を介して、原画の端と端とを
結んで無端ループ状とし、これを繰り返して循環させる
ことも提案されている。勿論、これらの複写装置は上述
したように原画処理上の欠点を有し、結んだり、何らか
の方法で機械的に保持させることは多くの原画にとつて
望ましいことではない。目に見えるコピーの欠点を生ず
ることもある。原画の自動予丁合いコピー装置でこれま
で知られているいくつかの例は、米国特許第28221
72号及び1962年10月25日付ドイツ特許第11
28295号に開示されている。
上述の米国特許2822172においては、数枚の原画
力相動的に保持して、循環され、選定された回数だけ大
きな円筒形状の真空ドラム上で連続的にコピーされる。
この方法は原画の処理(取り扱い)回数を減少させるも
のではあるが、明らかに実際のドラムのサイズ上、原画
容量に制限がある。そして原画ドラムが曲がつているの
で、集光上種々の難点があるであろう。更にこれに次い
で、予丁合(・原画コピーに関して開示している特許に
は米国特許第3499710号、米国特許第35363
20号(真空供給ベルトをも開示している)及び、米国
特許第3799537号がある。
後者の特許にお(・ては、原画は個々の搬送体に入れて
循環される。マイクロフイルム・カード影像(Micr
OficnecardmicrOimages)から選
定された数のコピー・セツトを自動的に予丁合いコピー
する装置は、例えば、米国特許第3372627号の第
30欄、38欄などに記載されている。
リール毎にマイクロ・フイルムを、又は自動的に磁気テ
ープの入力ノをコピー用紙に予丁合いコピーする装置も
また知られている。
(例えば、ゼロツクス「1200]コンピユータ一・プ
リンター)。明らかに、個々のシートではなくて、フイ
ルム又はテープを傷つけることなく、循環させることは
、フイルムは一体化したユニツトであり、小さいので、
一般にそれほど困難なことではない。勿論、予丁合いコ
ピーの分野を離れ\ば、各ページ(原画)を読むかコピ
ーするためにスクロール間でウエブに原画をのせて、ウ
エブを人手で回わすという広い思想は古代工シフト及び
ローマのスクロール及びモーゼの五書(TOran)と
同じ位に古いものであることは認められるべきである。
ウエブ・スクロール間で小切手、紙弊などを回わして、
これらを分配し、観察し、コピーするか、その他の目的
に供せられる装置も公知であるが、これは予丁合コピー
装置ではない。原画コピー用のスクロールにウエブを巻
き込むことについての恐らく最も関係の深い公知技術は
1968年5月1日に公告された英国特許第11118
75号、又はその対応ドイツ特許第1281836号又
は対応フランス特許第1509647号に記載されてい
る。
これら特許にはスクロール中で光学的にコピーするため
の原画貯蔵用ウエブ、吸込ボツクス又は他のウエブとの
結合体が開示されており、これらにおいては静電的な力
によつて原画はウエブ上に保持されてコピーされる。こ
れら特許はまた孔のあいた、また多孔性のウエツブを開
示しており、このウエブは縁部の孔によつて駆動され、
ベルト指示に対して光学的に走査される。米国特許第3
6422370号も関連のあるものであり、これには透
明なウエブが開示されており、これには不透明な材料が
取り付けられていて、原画コピー板を横切つて両りール
間で回わる。同様に米国特許第2948207号の第4
欄などにも、供給ロールと巻き取りりール間に巻かれて
いる透明なベルト上にコピーされる一連の原画が保持さ
れることが開示されている。米国特許第3147679
号の第4図及び第8W53〜63行には、供給中の原画
を見るために、枢着されたハウジング40が開示されて
いる。影像は原画42の連続的なウエブ上(又は供給ス
ロツト44の中へ手で挿入され移される原画の上)にあ
つて、コピーされる。米国特許第3544212号には
証明用紙(VOucherfOrmsを無端ベルトにの
せてコピーする機械が開示されている。
米国特許第3072237号にはウエブスクロールに紙
弊を貯蔵して分配する自動装置が開示されており、これ
には影像記録手段44が設けられている。ウエブ・スク
ロールを使用し、コピー用紙(原画でなくて)の貯蔵ま
たは循環を行う装置に関してはまた別の特許がある。
一つは米国特許第3862802号であつて、その発明
の名称は「シート反転装置及びこれを使用する複式複写
装置」である。もう一つは1972年12月29日に出
願された米国特許願第319838号であつて、その発
明の名称は「容器無分類装置」である。今また一つは米
国特許第1825885号である。ウエブ/スクロール
受け、分配機及び実務記録表、小切手、勘定書、紙弊な
どのような種々の文書用の貯蔵装置などの一般的分野に
おいてもかなりの公知資料がある。これらには米国特許
第1838065号及び米国特許第3191882号が
ある。これらはいづれもスクロール用の着脱可能なマガ
ジンのことを記載している。他には米国特許第2981
492号及び3074663号があり、更に米国特許第
3222057号がある。勿論、種々の真空ベルトまた
は電気機械装置及び電気機械材料が公知であり、これら
は自動的に原画又はフイルムを保持し、移送してコピー
するものである。これらの例としては、米国特許第24
62439号、米国特許第3332328号、米国特許
第3430952号、米国特許第3554643号、米
国特許第3689150号、ドイツ特許第446968
号及びドイツ特許第1053310号などがある。
米国特許第3473035号ではまた静電作用が利用さ
れている。
以下、いくつかの本発明の実施例が図示され、説明され
るが、公知例のゼログラフイ一装置及び方式と共に示さ
れる。
この公知のゼログラフイ一装置及び方式自体については
以下では詳細には説明する必要がない。何故ならば、種
々の刊行物、特許及び公けに使用されている機械が当業
者にその詳細を教えてくれるからである。これらにはコ
ピー用に平坦なプラテン走査光学装置が含まれており、
これは例としての原画ウエツブ方式と結合′して以下の
いくつかの実施例において開示されている。
このような光学装置のいくつかの例は、米国特許第37
75008号(特に第1図が関連)、米国特許第383
2057号、及びこれらの特許での引用例に開示されて
いる。これら及び以下に引用される引例から教えられる
もの、それらの構造は適当に本明細書の引例となるもの
である。本発明のその他の目的、特長及び利点は特別の
装置、段階及び上述した発明の局面が得られる詳細に関
連するものである。従つて、本発明は以下の説明及びそ
の一部を構成する図面を参照することにより、更によく
理解されるであろう。図面は特に指摘しない限り、同一
の割合でかかれている。第1図〜第8図には、本発明の
5つの実施例が示されている。これらの実施例において
は自動原画処理装置はそれぞれ異なつた配向をなしてお
り、それぞれ異なつたゼログラフイ一(または他の静電
写真式)コピー装置と結合している。しかしながら、こ
れらすべての実施例は、以上で背景の説明の際述べたよ
うに自動予丁合原画コピーを行なうものである。これら
すべての実施例においては、図示されているように、原
画が、例えば第2図で示されるような長い巻上可能な原
画保持ウエツブの上にのせられ、これによつて自動的に
循環される。
このウエブから相互に離れた〒対の逆方向に巻かれたス
クロールを形成する手段が設けられ、ウエブにのせられ
た原画はこれらのスクロール中へと巻込まれる。原画は
コピー操作中は、スクロールの両側でウエブの両転回部
間に保持される。図示されるように、ウエブは2つのス
クロール間に延びているわづかな中間部(巻かられてい
ない)を有し、ここで原画は適当な従来公知の光学的像
形成手段によつて露光され、コピーされる。原画影像手
段は原画の影像をゼログラフイ一・ドラム、ベルト又は
その他の影像表面に投射する。適当な又は従来公知の駆
動手段が一方のウエブ・スクロールから他方のスクロー
ルとの間でウエブを循環させて巻いたり、巻き外したり
するために設けられ、巻かれていないウエブ中間部分に
ある個々の原画は循環して、連続して露光される。ウエ
ブ及び/又反転手段にのせられている原画は予丁合順序
で露光され、かくして予丁合されたコピー・セツトが両
スクロール間のウエブ循環によつて作成される。原画が
ウエブにのせられると、該ウエブ上で一方のスクロール
へと巻き込まれ、従つて原画はスクロールのウエブ層間
に捕えられる。同様に、ウエブが他方のスクロールへと
循環される場合には、原画は他方のスクロールの両層間
に保持されるだけで、定位置に維持される。原画の各々
はローデイングされながら露光され、「校正刷りセツト
」CPrOOfset″)を与える。両スクロール間の
中間ウエブ部分において、原画は好ましくはウエブに空
気透過構造を備え、原画保持側とは反対方向のウエブの
表面に真空プラテン及び真空室を設けることによつて、
ウエブ上で定位置に保持される。
多孔性のウエブ及びその上にのせられた露光原画はこれ
によつて、両スクロール間のウエブ領域内で真空プラテ
ンに当接して保持される。光の当てられる内方スクロー
ル部におけるウエブ上での原画の保持は、2つのスクロ
ール間でウエブをほぼ直線状及び平面状に形成させるこ
とによつても保証される。図示したスクロールのすべて
は、反対方向に巻き込まれていて、アロチラール(Al
lOchiral)状に巻上げられていることが重要で
ある。
ウエブの中間部は各スクロールと共にその原画保持側で
原画保持ニツプを形成し、そこでウエブは両スクロール
へと巻き込まれている。すなわち、ニツプの両側はウエ
ブの原画保持側にある。更に、両スクロールはその原画
循環位置においてウエブの原画保持側にある。このこと
によつて、原画がその原画保持側で連続的にウエブに維
持されること、及び原画t′ζ両スクロールに対して凹
状に維持される。(光の当てられる原画の側面に対して
凹状である。以上のことは、例えば先に引用した英国特
許第1111875号に開示されるように、反対方向に
巻かれていないスクロールとは事情を異にする。すなわ
ち、上記英国特許では満足に原画を循環させることはで
きない。何故ならば、原画がスクロールニツプに入る前
に生ずる原画の弓状の変形、特に装置の曲面とは反対方
向への変形により、原画はそれ自体のビーム強度によつ
てウエブに保持されてウエブ巻込みスクロール内へと巻
き上げられることなく、ウエブからめくれる恐れがある
。原画保持ウエブを更に詳細に説明するために第2図を
参照すると、第2図にはこのようなウエブ12の一部が
示され、その前側側面又は原画保持フ:0 側15に原画14をつけている。
この場合、ウエブ12は薄くて、柔軟性のある、しかし
実質的に延びることのないマイラ一可塑材又は他の適当
なウエブ材から成る基板16である。基板16には多数
の孔がその主要中央部にわたつてあけられており、そこ
を空気が通り得る。その外側縁部の両側に、後述する通
常のベルトピンその他の駆動装置と係合する適当な等間
隔をおいてスプロケツト孔を設けても良い。(しかしな
がら、孔のあけられていない両縁部が摩擦ローラによつ
て駆動することも好ましいことである。)基板16の空
気透過主要部は大きな摩擦係数を有する材料の薄層で覆
うようにしてもよい。例えば、発泡ゴム又は不織合成繊
維材がこの被覆層18を形成する。この場合、被覆層1
8はウエブ12の原画保持側15にあつて原画の保持作
用を行なう。これは又、原画14の像を光学的に像形成
する光学的背景となるものであるから、高い反射性のあ
るものが望ましく、白色である。更にこの被覆層18は
基板16の孔に過余の影像を通す原因となる光の透過性
をも減少させることができる。ウエブの表面15は原画
14に対して大きな摩擦力を与える面を形成し、原画が
ウエブの表面上で動いたり、すべつたりすることが防止
する。またウエブ12は、層18を有しない基板16だ
けでも構成される。又は孔をふさがない、薄いが大きな
摩擦係数を有する表面を形成するような塗装膜を有する
基板16で構成されてもよい。ここでのウエブ12は単
なる例示であつて、種々の他の単一層又は合成の又は複
数の材料から成る多孔性の保持部材が使用され得る。ウ
エブ12の原画処理側15と反対側の表面19、すなわ
ち裏側は望ましくは導電性であつてよく知られているよ
うに静電気が放散させる働らきをする。
ウエブがそのスパイラル形状のスクロールに巻き込まれ
るときに、スクロールの一方の層のウエブ12の裏側1
9は近接したスクロール表層15にのせられている原画
に当接する。ウエブの裏側19上の静電荷の放散によつ
て、原画が巻き出されるときにウエブの裏側に静電的に
吸引されることが防止される。この導電性は、例えばグ
ラフアイト、亜鉛酸化物はその他の材料のドーピング又
はそれら材料の層によつて与えられる。ウエブの原画保
持面15はあるウエブについては絶縁性のものであつて
もよい。この場合にはその上に誘起される静電荷はウエ
ブのこの表面に原画を保持する静電的な力を与えるよう
に保持され利用される。また逆にこの面が導電性であつ
てもよい。被覆層18はこの層18及び真空室に接続さ
れている基板16を介して空気を引きつけることによつ
て、ある種の汚染を受けるので、適当な又は公知の清浄
手段をウエブに設けても良い。
このような清浄手段によつて両スクロール間のウエブ1
2の正規の又は特別な循環作用中にウエブ12の裏側の
一部を通して圧縮空気が当てられるか、前側に真空作用
が与えられる。これによつて被覆層18から粒状材料は
吹きとばされる。次に第1図を参照すれば、この図にお
いては分離可能なコンソール・ユニツトとして自動原画
処理装置20が例示されている。
これは光学通路口22の所でのみ公知のゼログラフイ一
複写装置24に連動可能に接続されている。明確化のた
めにゼログラフイ一装置24の関連接続部分だけが図示
されている。この場合には、ゼログラフイ一装置24は
ゼロツクス社の「4000」複写機であつて、像形成面
を与える光導電ドラム26を備えている。ドラム26に
はこの場合には2つの異なつた原画影像位置から2つの
異なつた光学系通路を通つて像形成される。一方の通路
は従来の静止原画プラテン28から延びていて、このプ
ラテン28は公知のようにランプ30とレンズ32によ
つて走査され、鏡33,34を介してドラム上に像を結
ぶ。(上で引用した米国特許第3775008号参照の
こと)。
もう一方の光学的通路は自動原画処理コンンール26か
らのもので、開口22及び鏡36を通る。プラテン28
からの第一の光学系は特に書藉のコピー、又は単一の原
画から多数のコピーを作成するのに及び/又は特に繊細
で重要な原画のコピーをとるのに特に望ましいものであ
つて、このような場合には像形成中はいつも原画を動か
さずに完全に人手で原画処理をすることが望ましい。
勿論、その他種々の原画を移動させない方式の複写機を
代わりに使用してもよい。次に自動原画処理装置20に
ついて説明する。
この装置は開口22及び鏡36を介して第二の原画影像
系を構成するもので、この光学的影像系はCj レンズ38と3個の補助鏡を備えており、これによりウ
エブ12の平面状(巻かれていない)中間部分42にお
いてウエブ12の全巾にわたつている狭い(スリツト)
像形成領域40に像をつくる。
この像形成領域40はその領域の両側においてウエブを
横切つて伸びている一対の螢光灯44又はその類似物に
よつて照明をうける。ウエブ12の裏側は像形成領域4
0において多孔性の真空プラテン(この図では見えない
)によつて支持される。ウエブ12とその上の像形成領
域40を通過する原画とは、真空フアン48又はその類
似物によつて排気される一体的真空室46によつて真空
プラテンに平たく固着保持される。図示されるように、
真空室46はウエブ・スクロール間のウエブの中間部分
42のほS全領域にわたつてウエブ12の裏側に真空作
用を与える。可動補助真空室(図示せず)をウエブ12
の下に設けることも好ましい。これは主真空室46の両
側でウエブ・スクロールニツプに延びており、スクロi
ルの移動を可能とするものである。この場合には、ウエ
ブ12は垂直に配置されているので2つのスクロールは
上側スクロール50と下側スクロール52とから成る。
これら両スクロールは公知のリール又はその類似体に支
持され、適当な巻き取り手段、テンシヨン手段又は巻上
手段に接続され、常に両スクロールを逆方向に巻き続け
る一方で両スクロール間でウエブ12を循環して巻くよ
うに構成されている。両スクロールはテンシヨン(引張
り)力を受けているので、原画はスクロールを形成する
ウエブの両転回部間ですべることなくほ\緊密に維持さ
れる。ウエブ12の駆動及びその係合、すなわちウエブ
12上の原画のドラム26に対する光学的整合は、この
場合にはウエブ12の両縁部のスプロケツト孔を操作す
るベルト、トラクター又は「キツダ一」(Kidder
)駆動部53によつて行われる。
このウエブ駆動系53は適当な機械的結合部、例えばゼ
ネバ駆動部又はその他適当な駆動部を介して連結され、
ウエブ12をドラム26の外表面と同じ表面速度で同じ
方向に移動させるようにサーボ制御されていて、現像さ
れた像の転写のためにドラム26に供給されるコピー用
紙とウエブとを正しく整合させる。これによつて[移動
原画」原画走査像形成方式が得られる。この方式におい
ては小さな像形成領域40が必要とされるだけである。
何故ならば、原画の薄い部分だけの像を瞬間的に像形成
するからである。このことにより、原画がスクロールの
一方又は他方内で保持されておらず従つて真空装置のみ
で支持しなければならない中間部42の必要長さを少な
くすることになる。ベルト又はウエブ12は一定のテン
シヨンをかけて、例えば、別体となつた磁気粒子スリツ
プリクラツチ駆動部によつてテンシヨンをかけて保持さ
れる。このクラツチ駆動部は絶えず各スクロール・りー
ルを逆方向に駆動するものであるが、そのトルクは(一
方のリールからウエブを巻き戻すために)ピン・ベルト
・トラクター駆動部53によるトルクよりは小さいもの
である。この場合には上側スクロール50はその原画ロ
ーデイング位置において示してある。
その作動位置はもう一方の鎖線の位置によつて示される
。上側スクロール50はその2軸間で矢印で示すように
その鎖線位置へと移動する。±側スクロール50はウエ
ブの中間部42に対して横方向に移動することによつて
その原画ローデイング(実線で示されている)位置にお
かれる。これによつて、原画を何にも妨害されることな
く中間部42にローデイングさせることができる。これ
はウエブの中間部42の上端部を固定支持ローラー54
の周りに弧状に変形させることによつて行われる。一方
、下側スクロール52はその作動位置、即ち、原画循環
位置におかれている。そのもう一方のアン・ローデイン
グ位置は鎖線で示されており、下側スクロールは矢印で
示すようにこ\に移される。下側スクロール52がその
アン・ローデイング位置に移動することにより、像形成
領域40の下方で、中間部42の下端部は第二の固定ロ
ーラ56の周りに弧状に鋭く変形する。このウエブ12
の変形領域は真空の作用を受けていない所である。ウエ
ブの中間部42上を下方へと移行する原画は、その中間
部42のローラ56のまわりでの変形路を変位している
下方スクロール52の方へと従わすのではなく、上記原
画がそのビーム強度(及び重力)のために中間部分42
にあつたのと同じ平面内を下方へと移動し続けるであろ
う。このようにして、ウエブが変位した下側スクロール
52に巻取られる方向に移動するときに、ウエブ上を移
動する原画は、ウエブから[ビーム強度により分離」(
″Beamstrip″)し、次いで原画捕集トレー5
8内へと落下する。トレー58はウエブから引き離れた
原画を捕集するために鎖線で図示した位置へと上方に回
動している。下側スクロール52がその通常の又は原画
循環像形成位置に戻つている場合には、捕集トレー58
は実線で図示した位置へと下方に回動している。図から
明らかなように、自動原画処理装置20が原画循環位置
にあるときには(すなわち上側スクロール50が鎖線で
図示する位置にあつて、下側スクロール52が実線で示
す位置にあるときには)、中間部42はこれらスクロー
ル間で直線状に延びている。
この位置においては、両スクロール及び両スクロールが
中間部と共に形成している両ニツプ部は、ウエブ12の
原画保持側15にある。すなわち原画循環位置において
は、原画のビーム引き離し作用(Beamstripp
ing)は全然ない。次に第1図を参照して、自動原画
処理装置20のローデイング作業について説明する。図
から明らかなように、V字形状の装填用シユート60が
備えられる。このシユートはウエブの中間部42の上端
に近接するその底部において小さな開口を有する。装填
用シユート60及び特にその左壁部61は原画ローデイ
ング支持面を形成し、この支持面は中間部42の方へと
延びており、原画の先端部をウエブへと案内する。整合
ゲート62は、原画の先端部を備え、それをウエブ上の
適当な位置に整合させ、次いでウエブが進行して原画を
ウエブに供給するにつれて、移送路を回動させる。ピン
チ・ローラ又はその類似体は原画の後端をベルトに圧接
するために用いられる。真空室46によつてウエブに与
えられる真空作用は原画をウエブと共に一体的に後整合
移動を行い得るように該ウエブ上に保持する摩擦保持力
を与える。装填用シユート60はライン・スキヤン用照
明ランプ44からの直接光が操作者に当らないように働
らく。
何故ならばそれは外部原画ローデイング領域と像形成領
域40との間にあつて、その間に遮光部を形成するから
である。シユート60は、ここではスクロール50の作
動位置の通路内にあるので、このシユート60は、上側
スクロール50を鎖線で示す位置に移動する時に、矢印
で示すように別の鎖線で示す位置へと上記作動位置内の
通路外へ移される。
これは、原画全体を操作者が手によつて一度にシユート
60内へ入れ、ウエブにローデイングした後に行われる
。次に予丁合されたコピーセツトを作成するための自動
原画処理装置20を使つて原画をコピーする際の操作者
の作業を第1図によつて説明する。
各構成部分は実線で示す原画ローデイング位置にある。
操作者は原画を一度に全部、順番に(1ページ、2ペー
ジ、3ページ・・・・・・)上述したローデイング機構
に装入する。各原画をローディングすると、ウエブ12
はスクロール50からスクロール52へと徐々に移動す
る。これと共に各原画は露光ステーシヨン40を通過し
、この原画から光学系を介して1枚のコピーが作成され
る。このようにして、原画のローデイング中に各原画の
コピーが1枚づつ作成される。こうしてすべての原画の
ウエブ上へのローデイングが完了した時に、ゼログラフ
イ一装置24のコピー取出トレ一66の所には校正用セ
ツト(PrOOfset)のコピーがすでに得られてい
る。この校正用セツトを操作者はチエツクして、すべて
の原画が正しい位置と配向をもつてウエブ12にセツト
されていることを確かめることができ、残りの所望数の
コピー・セツトを作成する前に装置全体が正しく動いて
いることを確かめることができる。原画のローデイング
完了時には、すべての原画は下側スクロールに巻き込ま
れていて、その中に保持されている。
所望数のコピー・セツトを作成するためには、操作者は
単に公知の適当なスイツチを選んでコピーを自動的に開
始させるようにするだけで良い。上側スクロール50が
、その循環コピー位置に移動して、スクロール50と5
2との間でウエブ12の巻込み、巻戻し操作を所望のコ
ピー・セツト数に相当する回数だけ繰り返す。各複写循
環ごとに、原画全体は順番にウエブ上の像形成領域40
を通過し、それぞれコピーされる。こ\に図示した装置
においては、コピーはウエブがスクロール50からスク
ロール52へと巻き送られるときに行われ、原画像は図
示したドラム運動と同じ方向に移動する。各ウエブ・コ
ピー動作が行われる前にウエブはスクロール52からス
クロール50へと高速で巻き戻される。交互にウエブを
移動させるときに走査方向を光学的に反転させるために
、光学的通路に適当な光学装置を挿入することによつて
方向性走査を行なつてもよい。完全な個々の予丁合され
たコピー・セツトはコレータ又はソータの必要なく、ス
クロール間でウエブの原画をのせて循環するごとに作成
される。5 冒頭部で述べたように、操作者が自動的に
又は人手でオン・ライン綴じ作業又は仕上げ作業を行な
うようにしてもよい。
この場合、一方では機械は自動的に連続したコピー・セ
ツトを作成し続けている。原画はその循環中及びコピー
中はウエブ12だけで支持され、他のいかなる構造物と
も接触しない。
原画の像面は、中間部40の面15上で、何らの妨害も
なく、マスクするものもなく充分に露光される。何故な
らば、原画は目に見えない真空の力で保持され、かつス
クロール/ウエブ・ニツプ内に延びている原画の一部が
スクロールにより保持されているからである。原画はそ
の反対側の又は影像のない面でウエブに連続的に当接し
て保持されている。原画は中間部42に平面状に保持さ
れ両スクロールにおいて(その影像面に対して)凹状に
維持されているだけである。すなわち原画は凹形と凸形
との間で曲げられることはない。また最小スクロール径
は約13センチメートルに保持されることが好ましく、
これによつて原画に過剰にしわがよることが防止される
。最大ロール径は空間と慣性負荷要件を除いては厳密な
ものではなく、実際的には20センチメートルかそれ以
上である。第1図にはゼログラフイ一装置24のコピー
用紙通路の概略が示されているが、そこにはコピー用紙
反転装置64が備えられており、これによつてコピー用
紙はコピー用紙取出トレ一66の頂部に「表面を下に向
けて」出てくる。
このことによつて適切な連続丁合が行われる。この用紙
反転装置はいくつかの公知のタイプのどれかであつてよ
い。第1図で例示されるように、可動ランプ30とレン
ズ32によつて図示したような公知の定置式原画プラテ
ン走査装置においては、かなりの時間が、実際的な動的
ローデイング及びこの光学走査系がその元の出発走査位
置へ「フライ・バツク」(″Flyback″′)する
ための振動周期によつて費される。
すなわち、このような装置においては、コピー用紙を転
写のためにドラム26に連続的につ1ン 供給する速度は、「フライ・バツク」時間を充分に与え
るように原画間に時間々隔をもたせるようなものでなけ
ればならない。
ドラム26の駆動部は実際上「フライ・バツク]中スピ
ードを変えるものであつてはならない。しかしながら、
像形成領域40において移動ウエブ上にある原画をコピ
ーするもう一方の光学系に対してはこのようなフライ・
バツク時間は必要ではない。すなわち、この光学系に対
しては、ドラム及び/又はコピー用紙供給機は高速で動
かすことができる。フライ・バツク時間が要らないので
コピー用紙間の時間々隔は短縮される。しかしながら、
ドラム26表面上に同じコピー像間隔を維持することが
望ましい場合には、コピー用紙供給速度は一定に保持し
て、ウエブ12の速度を原画間で落とすか、短時間止め
るかしてもよい。あるいは、原画間の空のウエブ部分に
よつて隔置されたウエブ12上に原画をローデイングし
ても良い。次に第1図を参照して自動原画処理装置20
のアン・ローデイングに関して説明する。
これは選定されたコビ一・セツト数の最後のコピー・セ
ツトを作成している間に自動的に行われる。ウエブ12
の上側スクロール50内への最後の再巻込みが完了した
ときで、かつウエブ12のスクロール50から下側スク
ロール52に最後の像形成巻込みの開始前に、下側スク
ロール52と捕集トレー58は矢印で示すように鎖線で
示す位置へと移動する。最後の像形成巻込時には、ウエ
ブは各原画を像形成領域40を通り、次いで、ローラ5
6のまわりに移動さす。このとき各原画は自動的にウエ
ブから離れて捕集トレー58内へと落下する。即ち、ウ
エブ上の全ての原画を露光するに十分なようにウエブが
スクロール50から巻戻された時に、これらすべての原
画は自動的に捕集トレー58内へと取出される。この場
合何らの機械的な引き離し装置も原画に傷をつけるよう
な可能性のある機械的接触もない。この場合、原画剥離
はウエブのコピー循環行程中に行われるので、アン・ロ
ーデイングによる無駄な機械時間はない。この後、両ス
クロールは自動的に実線で示した位置に戻り、次のセツ
トの原画をローデイングする準備をする。50枚まで、
又は100枚またはそれ以上の原画を、非常に重いもの
から非常に軽いものまで、またプラスチツク原画まで任
意の順序で自フ由に混合して、しかも種々のサイズのも
のをローデイングして、完全に自動的に多重コピーを行
ない、アン・ローデイングすることができる。
ウエブの巻き取りは毎秒5原画もしくはそれ以上の速さ
で行われ得る。両スクロール間のウエブ12の交互に巻
き取り、巻き戻しが行われる部分の長さはコピーされる
原画の数、それらの寸法及びウエブにおかれる原画間の
距離に応じて変えられる。
論理機械が所定の原画数をローデイングする場合に使用
するウエブの長さを記録するようにしてもよい。こうす
れば、各コピー・セツトの長さだけウエブを循環駆動す
るだけでよい。あるいは又、種々の原画有無検出装置と
して、よく知られているような光学的又は機械的な装置
をウエブ12にローデイングされている原画の数及び/
又は位置を検知するために用いてもよい。原画のローデ
イングにおいて、各原画のローデイング時のウエブの進
行長さを原画の大きさ及びこの原画と次の原画間の所望
の距離に応じて変えることも考えられる。このウエブの
ローデイング時の進行長さは、ウエブ駆動機構に予めセ
ツトしておいてもよいし、ウエブの移動方向において、
原画の縁部の位置を検出する検知手段に関係させてもよ
い。両面(2面)原画コピーに対しては、奇数番目の面
を表にしてローデイングし、コピーして、原画を除去し
、次いでひつくり返して偶数番目の面をコピーするため
に再ローデイングするようにしても良い。2面原画と混
合した1面原画のためには、必要に応じて、ウエブに連
続して原画をおかずに空白が残されるようにしておいて
もよい。
次に第3〜第5図を参照すれば、こ\には本発明の他の
実施例の側面図、右側端面図及び上面図がそれぞれ示さ
れている。
この実施例70は第1図に示す実施例20よりすぐれた
ある特長を有する。しかしながら、本実施例70におい
ては、ウエブースクロール自動原画処理装置74とゼロ
グラフイード・ドラム76との間にある別の光学通路7
2が更に複雑なものである。何故ならば、ウエブ78の
移動方向はドラム76の表面の移動方向に対して直角で
あるからである。従つて、この光学通路72は更に明確
に示すために、第3〜第5図ではそれぞれ別な方向から
見た図で示されている。第3図を参照すれば、定置原画
コピープラテン82とドラム76との間のもう一方の光
学通路80が公知の一般型式の走査系として示されてい
る。〔上述した米国特許第3832057号を参照のこ
と〕。全速度走査鏡84、半速度走査鏡86及びレンズ
・ユニツト88が、所定の可変倍率についてのそれらの
終端位置を示すためにそれぞれ異る鎖線で示す位置と共
に図示されている。光学通路80のレンズ・ユニツト8
8からドラム76に向うもう一方の側には二鏡反射ユニ
ツト90が含まれる。このユニツト90は一体として種
種の位置を(→lとして鎖線で示された位置)とり、コ
ピーの倍率を変えることができる。この鏡ユニツト90
の移動は単一の軸に沿つて行われる。次に、第3図〜第
5図に示される自動原画処理装置74について更に詳細
に説明する。
原理と操作は第1図に示されたものと同様であるが、配
向の点で異なる。原画はウエブ78にのせられて、スク
ロール92と94との間で循環され予丁合されたコピー
を作成する。しかしながら、この配向においては、両ス
クロール間で露光されるウエブの中間部96はその原画
保持面を上方に向けており、水平である。また中間部9
6は好都合なレベルで、機械の一方の側に延びている。
すなわち、操作者は原画を都合良くウエブ中間部96に
ローデイングすることができ、人手で原画をその上にお
くとき、重力作用が原画をウエブ上に保持するのに役立
つ。原画を人手で機械の内側へと挿入する必要はない。
すなわちローデイング領域は露出されており、完全に操
作者が近ずくことができる。第1図と同様に、第3図に
おける真空装置98が備えられており、これは真空ポン
プ、真空室及び中間部96の下方にあるプラテンとから
成つていて、ウエブを通して中間部96上の原画に真空
作用を与える。ウエブ78駆動部及びその他の構成は第
1図の実施例20に対して記載したものと同じものであ
つてよい。次に第3図を参照して、ゼログラフイ一・コ
ピー処理、一般的な従来の帯電、露光、現像、転写、清
浄などの装置について説明する。
コピー用紙は両面コピー中間貯蔵容器100、又はその
下方にある二個の白地コピー用紙トレーの一つから供給
され、そのペーパー通路を通つてドラム76を備えた転
写位置へと移り、こ\からペーパー通路にくフ ある従来のロール式定着器を通つて、仕上がりコピート
レー101へと至る。
シート転回部102、丁度仕上がりトレー101の前に
あり、これによつて仕上がりコピーは表面を下側にして
積まれることになる。第3図〜第5図の光学通路72は
、被照射原画像形成ステーシヨン104とドラム76上
の像形成領域との間にある。
像形成ステーシヨン104は移動するウエブ78の中間
部96にのつている原画の小領域を一度に照射ライン走
査する働きをする。この光学通路72は4個の鏡と1個
のレンズを具備する。像形成ステーシヨン104からの
原画ライン像は第1鏡105を通つて、第2鏡106へ
と反射する。この鏡106はウエブ78を横切つて45
度に延びている。次いで前記のライン像はレンズ107
を通つて、このレンズ107の直後にある第3鏡108
へと至る。原画像は、次いで反射してレンズ107を通
り、第4鏡109に至り、これにより反射され、ドラム
76上に至る。第4図及び第5図は単純化された図であ
つて、他の構成部品はこの光学通路72を明確に示すた
めに除外されている。本実施例70のローデイング及び
アン・ローデイング装置は第4図に示されている。
スクロール94は下方向に移動し(鎖線で示されている
ように)、ウエブが像形成ステーシヨンを通つた後に、
このウエブを正確に弧状に曲げる。これによつて原画は
、鎖線で示された位置へと移動している原画トレー11
0へと自動的に排除される。このトレー110はスクロ
ール94用のシユラウド又はハウジング111(の頂部
で)と一体化している。このハウジング111はスクロ
ール94の軸と一体化して移動する。スクロール94が
そのローデイング/アンローデイング位置へと下降する
場合、トレー110はこれと共に自動的に下降し、トレ
ーの一縁部はウエブのローラ112の周りでの偏向軸に
おいて、ウエブ78と大体同一面におかれる。このトレ
ーは原画をアンローデイングするための自動位置決めさ
れる捕集トレーであり、またウエブ中へと原画を滑らす
ための速続的原画ローデイングトレ一でもある。必要な
らば、自動原画供給装置を設けても良い。第6図には第
3の実施例120が示されている。
本実施例は最初に説明した2つの実施例とは種々の点で
異なる。1つの違いは、ゼログラフイー処理装置が可撓
性の感光体ベルト122から成つていることである。
このタイプのゼログラフイー処理装置はゼロツクス社「
9200」高速ゼログラフイー複写機及びこれに関する
特許に開示されている。従つて、この詳細をこ\で説明
する必要はない。光導電ベルト122の形状は、その上
に平坦な全フレーム像形成領域124を与えるものであ
る。
これによつて原画全体の像を像形成ステーシヨン128
で一度に像形成する簡単な光学系126が使用できる。
照射は、フラツシユ・ランプ照明装置130により、原
画移動を7停止2することのできるように瞬間的に行う
ことが好ましい。次いでこの全フレーム像は、図示のよ
うに、2つの大きな固定鏡とレンズを通つてベルト像形
成領域124へ反射される。この2個の鏡とレンズの鎖
線で示した位置は、原画の倍率を変えるためには別の位
置へと変え得ることを示している。倍率を変えると云う
ことは主として最後のシート上での原画像の縮小率を変
えるということである。第6図の実施例120において
は第二の、即ち交替し得る光学路及び定置プラテン原画
複写ステーシヨンは設けていないが、しかし、光学装置
は簡単になることを理解されたい。次に第6図に示され
る自動原画処理装置132について説明する。
これは以上に説明されたもの、特に第3〜第5図に示さ
れたものと大体同じである。しかしながら、原画のロー
デイング、整合及び像形成については顕著な相違がある
。第3〜第5図の実施例と同様に、原画ウエブ134と
スクロール136,138は、それらの複写位置又は原
画循環位置において示されている。これは両実施例にと
つては原画ローデイング状態でもある。本実施例の原画
ローデイング構成及び原画をウエブ134の中間部14
0にローデイングする操作について、次に説明する。一
例としての原画143は図ではローデイング位置にある
。図から明らかなように、原画ローデイング・エツジ・
ストツパ−142は像形成ステーシヨン128から実質
的に離れた位置にある。また、原画エツジ・ストツパ−
142からウエブ134に向かつて接続原画支持面14
4が延びている。この支持面144に隣接するウエブ中
間部140の一部は原フ画ローデイング及び支持領域を
これと共に提供するものである。
支持面144はウエブ134の上方にあつてこれに近接
している。原画のエツジ・ストツパ−142はウエブ1
34にローデイングされている原画143の後縁の整合
を行ない、一方同原画143の前縁は同時に直接ウエブ
134の中間部140上におかれる。支持面144によ
つて原画の後部はウエブから離れた状態で充分に支持さ
れ、原画をエツジ・ストツパ−142に対し装荷した状
態で手で再調整して正確に位置決めすることができる。
エツジ・ストツパ−142はウエブ134に対して直角
に直線状に延びている。従つて、原画はウエブの移動方
向に対して極端に斜めになつたりすることなく、完全に
手で整合させてウエブ上にローデイングされ得る。本実
施例では、支持面144は最大原画寸法容量の比較的小
さな部分を支持している所が示されており、この支持面
は殆んど像形成ステーシヨン128にまで延びている。
しかしながら、支持面144は原画の大部分を支持して
もよく、ウエブ134に対して下向きに傾けて取りつけ
ていてもよい。図から明らかなように、第1図の実施例
で示した整合装置とは異なつて、第6図における原画の
先端はストツパー・フインガーへと供給されることはな
い。
ローデイング中のウエブの動きによつて原画はエツジ・
ストツパ−142から引き離されるのであつて、このス
トツパーに向かつて駆動されることはない。エツジ・ス
トツパ−142は単に直立した固定面であつてもよいし
、支持面144に対するリツプ状のものであつてもよい
。これは後退させたり、移動させたりする必要は全然な
い。操作者が手を原画から離して、ウエブを進めさせる
や否や、ウエブ134の原画がのつているウエブ部分に
真空吸引力及び重力が作用し(支持面144には作用し
ない)、原画をウエブ134上から離して、像形成ステ
ーシヨン128へと直接搬送する。
このとき原画の後部は支持面144から摺動して離れ、
ウエブへと乗り、エツジ・ストツパ−142から離れる
。原画エツジ・ストツパー及び支持面144は充分にウ
エブ134から離れているので、原画が一たんローデイ
ングされた後はそれらがウエブ又は原画と何らかの相互
作用をすることはない。
すなわち、2つのスクロール136と138との間のウ
エブ移動によつて、原画との機械的接触をなんら伴うこ
となく、高速循環複写が行われる。原画の端縁位置は、
各原画ローデイング中にウエブを停止するとすれば、ウ
エブ位置に対する機械的論理回路によつて整合すれば良
い。整合のための原画のウエブ上での位置は、像形成ス
テーシヨン128でのその後の循環複写のための機械的
論理回路によつて確認できる。原画用の種々の自動原画
アンローデイング装置をウエブ134上に設けても良い
本実施例では、スクロール138が下方向に移動してウ
エブ134を支持ローラの周りに弧状に曲げることによ
つて、ウエブ134をスクロール138内に巻込んだ際
に原画を自動的に剥離して原画受けトレー148内へと
投入する原画アンローデイング装置が示されている。こ
れは以上で述べた実施例におけるものと基体的に同一の
ものである。次にウエブ134上にローデイングされた
原画像の像形成について説明すると、図示された構成で
は、遮光部材150が備えられ、これによつて像形成ス
テーシヨン128を取り囲んで、装置120内のフラツ
シユ・ランプ130からの光を遮つている。
原画エツジ・ストツパ一142は遮光部材150の外側
にあつて、そこから充分に離れているので、操作者は原
画ローデイン領域を完全に観察し、自由に近付くことが
できる。ウエブ134はこの原画ローデイング領域から
直接、遮光部材150の端縁部の下方を通つて像形成ス
テーシヨン128へと入る。遮光部材150の端縁部は
ウエブの中間部140に向かつて延ぴており、これとは
わずかな距離を保つている。各原画をローデイングごと
に、直ちに「校正用セツト](゛PrOOfset゛)
コピーが作成される。実際に Jは、遮光部材150は
ウエブ中間部140を2つの部分に分けるものである。
その一つは遮光領域の外側にあつて、原画ローデイング
(光が当らない)用のものであつて、もう1つは遮光領
域内にあつて原画像の像形成をするためのものである。
中間部140のこれら両部分は同一平面内にあつて、真
空作用を与える同一の真空装置152を利用するもので
ある。中間部140全体は水平方向にあつて、上方を向
いている。原画の全体像の像形成を同時に行うゼノン・
フラツシユ・ランプ130のもう1つの利点は、このタ
イプの照明は光学上効果的に、原画がかなり速くウエツ
ブ134と共に移動しているにもかかわらず、高速度カ
メラのように、影像を「ストツプ」させることである。
従つて、必要に応じて、複写中のウエブ134をスクロ
ール間においていずれかの方向に連続的に移動する、す
なわち、原画がいずれかの方向において像形成ステーシ
ヨン128を通過する間に複写を行うことができる。走
査方向を適正に維持したり、感光体ベルト122に対し
てスピードを調整するという問題はない。これは、ウエ
ブの駆動を感光体表面の移動と正確に同期させて平滑か
つ精密に行う必要のある上述の実施例でのスリツト走査
方式又は流動光像方式(FlOwingllghtim
age)とは異るものである。しかしながら、このよう
な二方向原画走査方式を利用するならば、各コピー・セ
ツトの各ページを反転するための反転装置が必要とされ
る。次に第7図を参照して、更に又別の実施例160を
説明すると、この場合にはウエブスクロール原画処理装
置は第1図と同様な配向をしており、従つて原画を従来
の定置原画複写プラテン162の背後でローデイングす
ること以外には詳細に論する必要はない。
完全に自動的な従来の原画分離及び供給機167が示さ
れており、これは積層した原画群から各原画を、場合に
より自動的に、ウエブスクロール原画処理装置へと交互
にローデイングするものである。(これは、必要に応じ
て各実施例について設け得るものである)本実施例16
0においては、プラテン162の光学系は、自動ウエブ
/スクロール式原画処理装置と共通な1枚のレンズと2
枚の鏡とをその像形成ステーシヨン164から分割され
ている。即ち、ここでは、2個の像形成ステーシヨンの
一部が分割されている。特に、両光学路は、同一のレン
ズ155と同一の後続鏡装置166とを利用するもので
ある。この鏡装置166は、第3図の実施例で述べた鏡
装置90と同じである。像形成ステーシヨン164から
の原画ウエブ上の移動原画像の像形成のためには、ここ
では2個の要素を利用しているだけである。しかし、プ
ラテン162上の原画像の像形成を行うことが必要な時
には、鏡168をこの光学路へと下方に旋回させる。鏡
168は全速走査鏡170と共同するプラテン162用
の半速走査鏡である。この鏡168はその「走査開始」
位置にあるところが示されている。両方の鏡168,1
70の走査位置の終端部及びプラテン162からの光学
路は、鎖線で示されている。このタイプの走査系は第3
図の実施例と関連して上述したものである。コピー用紙
移送ベルト172を設けてあり、コピー用紙は、これに
より、コピー用紙トレーから取出されゼログラフイー・
ドラム174と係合する転写ステーシヨンを通つて、次
いで定着部へと通過する。
これは真空装置又は静電ベルト装置であつてよい。米国
特許第3832053号及び以上で例示した引例を参照
されたい。移送べルト172を出た各コピー紙は、選択
的に可動偏向体178によつて両面複写用トレーへと偏
向され、更にここから、移送ベルト172の下走行側を
通リコピー用紙のもう一方の側に像を転写するように送
り戻す。他の方式では、コピー用紙は複写シート偏向装
置180を有するもうーつの移送装置を通つて出て行く
。仕上つたコピーは上向きに開口した■形の2面複写ト
レー領域182に貯えられる。完成コピー用偏向体18
0の位置を選択することにより、完成コピー用紙はトレ
−182の側面184,186のいずれかの方へ片寄る
。この偏向体の位置設定に応じて、完成コピー用紙は、
それをうけて2個の仕上りコピー用ビン184,186
のいずれかに表を上又は下にして積層供給される。この
ビンの内の一方に入つた複写完了コピー紙を、他方のビ
ンへのコピーシートの供給を中断することなく、取出し
て、次のコピーセツトを受けるように用意することがで
きる。第8図には、又別の実施例190が示されている
本実施例においては、定置プラテン194用の別の光学
系192がズーム・レンズを有し、感光体ベルト200
の平坦な像形成領域198上にプラテンの全フレームの
可変倍率の露光を与える。ブラテン194はフラシユ光
を当てられるので、ベルト200はプラテン194上の
原画像の像形成のために止める必要はない。プラテン1
94のために、別の自動又は半自動の原画処理装置を設
けることもできる。ベルト200は低摩擦材料で塗装さ
れ、ベルトを下方向に磁気的に吸引する剛性で平らな滑
動性下側支持部材199によつてベルト像形成領域19
8において平坦に保持されている。又別の光学系202
が、ウエブ/スクロール自動原画処理装置204上の移
動原画を上述したと同様の方法でスリツト走査するため
に設けられている。
しかしながら、この第8図の自動原画処理装置はいくつ
かの点で上述の実施例とは異なる。
すなわち、この実施の場合には、いづれのスクロールも
ウエブ208の中間部206に対して決して変位しない
。図示したように、原画をローデイングしたり、ウエブ
208からアンローデイングするためには中間部が変形
する。この中間部206の通常の平坦な原画像形成位置
の背後からローラ210を変位させる手段が設けられて
いる。(これは鎖線で示されている)。このローラ21
0はウエブ内へと移動し、中間部206を引き出して大
きなループ212状となし、ローラ210の周囲に円弧
状に曲げる。図から明らかなように、ローラ210の一
方の側のループ212は水平位置ヘと変形し、原画支持
面214及び原画ローデイング用の原画エツジ・ストツ
パ−216と一線上に並ぶ。(これは第6図の対応構成
部分142と144と同様である。)この上に原画21
8がある。真空装置220は、ループ212の両側に係
合しかつこのような原画ローデイングのために延びてい
るウエブ・ループ212内部に真空を維持するために、
充分に延びている両側面(図示されていない)を有する
ものである。同一の領域に原画をアンローデイングする
ためにウエツブ208を変形させる同一の(又は別の)
手段を設けることもできる。スクロールから離れた位置
に彎曲部又はループを形成することにより操作者はスク
ロールに何ら干渉されることなくローデイングを行うこ
とができると共に、一方の面内でローデイングして、他
方の面内でコピー作業をするようウエブを位置決めする
ことができる。第8図の実施例190においては、ルー
プ212はローデイング中及びアンローデイング申だけ
ローラ−210によつてウエブ中間部206に形成され
る。
この中間部206は通常はその上で原画をコピーするた
めにウエブ・スクロール間に真直ぐに延びている。固定
された滑らかな円弧状の滑動面をローラ210のかわり
に用いても構わない。ローデイングされている原画は、
像形成領域をまず最初に通過することなくスクロール・
ニツプ部に供給されるので、[校正用セツト」(0pr
00fseビ)は本実施例においてはローデイング中に
は与えられない。第8図のゼログラフイ一装置では、光
導電ベルト200は2つの支持ローラ224と224の
上に取りつけられている。
この中、大きい方のローラは径で従来のゼログラフイ一
のドラムの径とほぼ同じであるので、この周囲には従来
のゼログラフイ一処理装置部品を使用することができる
。図示の静電コピー用紙移送ベルト226は、コピー用
紙トレー228から用紙を転写位置へ(ベルト200に
対して)、更にそこから定着装置を通つて完成コピート
レー230へと送るものである。また別の方法としては
、コピー用紙を移送ベルト226の下側走行部に保持し
て、両面複写用トレー232へと戻し、次いでこのトレ
ーを上方へと旋回させて、その中のコピー用紙を移送ベ
ルト226上へ戻るように循環させて第2面にコピーを
行う。反転(表面を下にした)コピー用紙のスタツクを
示してあるが、しかしながら、その代りに、丁合され表
面を上に向けたコピーも簡単に得ることができる。原画
は好ましくは前から順番に(1、2、3・・・・・・)
ローデイングされるのでロー,゛デイングされた後の最
初のウエブ循環においては逆の順序でコピーされる。こ
れによつて仕上がりコピーは表面を上に向けて得られる
ことになる。図示したベルト200用のブレード式清掃
装置は小さな支持ローラ222に隣接して設けられる。
清掃ブレード234は、重用作用を利用してトナーを除
去できるように下向きである。ブラシ式清掃装置を用い
てもよい。この清掃装置は、転写ステーシヨン236そ
の他の処理手段から遠く離すことにより、それらのトナ
ーによる汚染を防止できる位置に設けてある。以上、複
数ページの予丁合されたコピー・セツトを仕上げるため
の複写装置の改良された自動原画処理装置についていく
つかの実施例を説明した。
ここに開示した実施例は好ましいものと考えられている
けれども、本発明の真の精神と範囲から逸脱することな
く数多くの変形と改良が行われ得ることを理解されたい
。例えば以上開示したウエブ駆動装置は堅い駆動ローラ
と相対向する弾性アイドラー・ローラとの間の摩擦駆動
によりおき代えられてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例として、ゼログラフイ一・コピー装置の
自動原画処理装置の側面図であり、ここではこの自動原
画処理装置は別の寸法割合で示されている。 第2図は以下の実施例すべてに適用される原画処理ウエ
ブ自体の平面図であつて、一部破断して示されている。
第3図は本発明の第2の実施例の側面図である。第4図
は第3図の4−4線に沿つて見た第3図の実施例の右側
端面図である。第5図は第3図の5−5線に沿つて見た
第3図及び第4図の実施例の上面図である。第6図は第
3実施例の側面図である。第7図は第4実施例の側面図
である。そして第8図は第5実施例の側面図である。1
2,78・・・・・・ウエブ、14・・・・・・原画、
15・・・・・・ウエブ原画保持表面、20・・・・・
迫動原画処理装置、24・・・・・・ゼログラフイ一複
写装置、28・・・・・・プラテン、42,9]・・・
・・・ウエブの平坦中間部、50,52,92,94・
・・・・・ウエブのスクロール部分、32,72・・・
・・・光学系。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 丁合いされた一組の原画の像を繰返し像形成するこ
    とによつて予め丁合いされたコピーシートの組を作成す
    る複写装置用自動原画処理装置において、通気性の材料
    で成る、長く延びた可撓性の原画保持ウェブと、該ウェ
    ブ上に一組の原画を巻き上げてそれらの原画を該ウェブ
    の巻回部分で保持するための、隔置された一対の互に反
    対方向に巻かれたスクロールと、前記両スクロール間の
    中間ウェブ部分の一方の側面に配置され、ウェブの他方
    の側面に各原画を保持する真空手段と、一方のスクロー
    ルと他方のスクロールとの間で順次前記ウェブを原画と
    ともに循環的に給送し前記ウェブの中間部分で予め丁合
    いされた順序に原画を一つずつ露光する手段と、前記原
    画をコピーするよう、前記スクロールの間の前記ウェブ
    中間部分上で原画の像を形成する光学像形成手段と、か
    ら成ることを特徴とする原画処理装置。
JP51029057A 1975-03-24 1976-03-17 複写機用の自動原画処理装置 Expired JPS5918690B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/560,756 US3963345A (en) 1975-03-24 1975-03-24 Pre-collation copying
US05/560,755 US4008956A (en) 1975-03-24 1975-03-24 Document handling system for pre-collation copying
US05/600,331 US4012140A (en) 1975-07-30 1975-07-30 Copier document loading system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51118440A JPS51118440A (en) 1976-10-18
JPS5918690B2 true JPS5918690B2 (ja) 1984-04-28

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JP51029057A Expired JPS5918690B2 (ja) 1975-03-24 1976-03-17 複写機用の自動原画処理装置

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JP (1) JPS5918690B2 (ja)
DE (1) DE2608411C2 (ja)
ES (1) ES445640A1 (ja)
FR (1) FR2305305A1 (ja)
GB (1) GB1522761A (ja)
NL (1) NL7602230A (ja)

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FR2305305A1 (fr) 1976-10-22
JPS51118440A (en) 1976-10-18
ES445640A1 (es) 1977-11-01
AU1216876A (en) 1977-09-22
FR2305305B1 (ja) 1980-09-05
NL7602230A (nl) 1976-09-28
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