JPS5918638B2 - 復水器洗浄装置のパ−ジ方法 - Google Patents

復水器洗浄装置のパ−ジ方法

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JPS5918638B2
JPS5918638B2 JP58005874A JP587483A JPS5918638B2 JP S5918638 B2 JPS5918638 B2 JP S5918638B2 JP 58005874 A JP58005874 A JP 58005874A JP 587483 A JP587483 A JP 587483A JP S5918638 B2 JPS5918638 B2 JP S5918638B2
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JP
Japan
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water
circulating water
condenser
pipe
circulating
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JP58005874A
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JPS58136998A (ja
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守 高橋
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28GCLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
    • F28G1/00Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances
    • F28G1/12Fluid-propelled scrapers, bullets, or like solid bodies

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は復水器洗浄装置のパージ方法に関する。
〔発明の技術的背景とそ9問題点〕原子力、および火力
発電プラントの復水器では冷却水として海水を用いるこ
とが普通であり、海洋に生息している微生物や貝類(以
下、微生物等と称する)が冷却水と共に大量に復水器の
伝熱管内に運ばれる。
これらの微生物等は冷却水中に浮遊しているものであり
、大部分が海水に乗つて再び海洋に戻されるが、一部が
伝熱管内に溜まることがあり、これらが付着したまま成
長すると、伝熱管が閉塞されてしまうこともある。そこ
で、このような伝熱管の閉塞が常態とならぬように復水
器には伝熱管内を定期的に洗う洗浄装置が付設されるの
が一般的である。この種の復水器洗浄装置の代表的なも
のを第1図を参照して説明すると、ボール注入管1より
取水管2に送られたスポンジ製の洗浄ボールは冷却水の
流れに乗つて復水器3の入口水室4に入り、ここから伝
熱管5内に送られる。ここで、洗浄ボールは伝熱管5の
内径よりも若干大きく形成されており、伝熱管5内を冷
却水と共に流動して内面に付着している微生物等の異物
を取除く。伝熱管5を通過した洗浄ボールは反対側の出
口水室6に入り、さらに、放水管1を流下する。この放
水管Tには回収スクリーン8が設けてあり、洗浄ボール
はこの回収スクリーン8により補足される。そして、こ
こからの洗浄ボールの流れは冷却水の流れとは別個のも
のとなる。すなわち、循環ポンプ9を介して循環水と共
に第1循環水管10に流れた洗浄ボールはコレクタ入口
弁11を通つてコレクタ12に入り、続いてコレクタ出
口弁13を備えた第2循環水管14を介してボール注入
管1に送られ、再び循環水と共に冷却水中に導びかれる
。なお、図中符号15は洗浄ボールを循環水中より回収
する際に循環水経路を閉鎖するための三方弁であり、ま
た、符号16はタービンでぁる。しかして、通常、かか
る復水器洗浄装置の運転時間は1時間程度であり、これ
を1週間に1回の割合いで実施すれば伝熱管5が閉塞す
るような事故は未然に回避することが可能である。
しかしながら、このような復水器洗浄装置を用いること
に付随して次のような問題も発生している。
すなわち、洗浄ボールによつて伝熱管5の内面から取除
かれた生長途上の微生物等は大部分は冷却水と共に海洋
に運び去られるが、一部は洗浄ボールと共に復水器洗浄
装置に運ばれ、運転中を通じて少しずつ装置の内部に溜
まつてゆく。ところが、内部を流れる循環水は冷却水と
同じ海水のため、装置の運転が停止している間にこれら
の微生物等がさらに成長する。通常、ここでの微生物等
の生息は上述の運転間隔からも判るように海水の流れな
い状態での生息であり、一度棲みついたものは大概成長
を果たす。一方、循環水として導びかれる海水中にも成
長途上の微生物等が多量に含まれており、これらも上述
した過程を経て大きく成長する。かくして、復水器洗浄
装置の各所にこの大きく成長した微生物等がはびこるよ
うになり、循環水経路の閉塞、さらには経路内機器の損
傷、異常動作等の問題を引き起こす必配がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は適切な時期に復水器洗浄装置の内部を大
量の淡水を用いてパージし、これにより微生物等に生長
の機会が与えられないように構成した復水器洗浄装置の
パージ方法を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は洗浄ボールの回収後に、外部において昇圧され
た淡水を循環水を導く第1循環水管から第2循環水管に
至る経路に送給して該循環水経路をパージすることを特
徴とするものである。
〔発明の実施例〕初めに、本発明方法において用いられ
る装置を説明する。
なお、第1図に示される部分と同一の部分については同
一の符号を付してその説明を省略する。
第2図において、本発明方法によるところの装置では第
1、および第2循環水管10,14に第1、および第2
隔離弁17,18を設け、循環水経路が入口側、および
出口側において経路しや断が可能なように構成される。
また、第1循環水管10は注入弁19を備えた連絡管2
0により復水器3と結ばれている復水管21と連通させ
ている。なお、図中符号22は復水器3から復水を抽出
して復水管21に導く復水ポンプである。次に、上述し
た装置を用いる本発明方法について説明する。
復水器洗浄装置の運転終了時、先ず、コレクタ12内の
底部に設けられている三方弁15を閉じ、洗浄ボールを
循環水中より回収する。この過程において洗浄ボールを
運んできた循環水はコレクタ12のボール回収かごを通
り抜けてコレクタ12の底に溜められ、その後三方弁1
5の他の連絡口を通つて第2循環水管14に送られ、ボ
ール注入管1を介して冷却水中に棄てられる。数分間循
環ポンプ9を運転して全部の洗浄ボールが回収されたな
らば、循環ポンプ9が停止される。こととき、第1循環
水管9、コレクタ12、および第2循環水管14などに
は循環ポンプ9の停止によつて循環水が取り残されるが
、循環ポンプ9の停止動作に合わせて第1隔離弁17の
閉塞と、注入弁19の開放とを同時に行なう。すると、
復水ポンプ22によつて昇圧された多量の復水が復水管
21より連絡管20を介して第1循環水管10に送り込
まれる。この復水は循環水経路を第2循環水管14に向
かつて次々と流れ、経路内に取残された循環水を系外に
送りながら内部をパージする。この後、一定の時間同装
置内に復水を送り続け、最後に注入弁19、および第2
隔離弁18を全閉する。このようにして第1循環水管1
0から第2循環水管14に至る循環水経路を復水によつ
てパージし、次の運転までの間復水を満たしたままで保
存する。
ここで復水はタービン16の排気を凝縮せしめることに
より得られるものであるから、淡水に相当し、装置の内
部が海洋生物の生息しにくい環境になる。これに加えて
、伝熱管5内から洗浄ボールを介して、また、海洋から
海水共に直接装置内に運ばれた微生物等が外部に放遂さ
れてしまつているので、装置内に微生物等がはびこるこ
とはない。〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は洗浄ボールの回収後に、外
部において昇圧された淡水を循環水を導く第1循環水管
から第2循環水管に至る経路に送給するように構成して
いるので、復水器洗浄装置の内部をバージして保存する
ことができ、循環水経路の閉塞事故を未然に防止し、さ
らにはコレクタ、三方弁、および循環ポンプ等の無用な
損傷を回避するうえで有効である等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の復水器洗浄装置の一例を示す系統図、第
2図は本発明方法を実施する装置の代表的な例を示す系
統図である。 1・・・ボール注入管、3・・・復水器、8・・・回収
スクリーン、9・・・循環ポンプ、10・・・第1循環
水管、12・・・コレクタ、14・・・第2循環水管、
15・・・三方弁、17・・・第1隔離弁、18・・・
第2隔離弁、19・・・注入弁、20・・・連絡管、2
1・・・復水管、22・・・復水ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 復水器の伝熱管の洗浄のために同管内を流動せしめ
    た洗浄ボールを前記復水器の出口水室から流下する冷却
    水中より回収し、しかる後に前記復水器の入口水室へ向
    かう冷却水中へ送り出すように放水管と取水管とを結ん
    で循環水ポンプを備えた第1循環水管、および第2循環
    水管を順次設けてなる復水器洗浄装置のパージ方法にお
    いて、洗浄ボールの回収後に、外部において昇圧された
    淡水を前記第1循環水管から第2循環水管に至る経路に
    送給して該循環水経路をパージすることを特徴とする復
    水器洗浄装置のパージ方法。
JP58005874A 1983-01-19 1983-01-19 復水器洗浄装置のパ−ジ方法 Expired JPS5918638B2 (ja)

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JPS58136998A JPS58136998A (ja) 1983-08-15
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