JPS5918631Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS5918631Y2
JPS5918631Y2 JP311375U JP311375U JPS5918631Y2 JP S5918631 Y2 JPS5918631 Y2 JP S5918631Y2 JP 311375 U JP311375 U JP 311375U JP 311375 U JP311375 U JP 311375U JP S5918631 Y2 JPS5918631 Y2 JP S5918631Y2
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JP
Japan
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discharge lamp
voltage
current limiting
inductor
discharge
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JP311375U
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JPS5181574U (ja
Inventor
太郎 星野
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は放電灯点灯装置に関する。
この種点灯装置に使用する放電灯、特に螢光灯において
は、種々改良された結果、昼光色に近似した発光をする
ものも製造されている。
しかし螢光灯の宿命として、ある程度以上昼光色に近似
させることは不可能なものである。
そこで本考案者は螢光灯とは異色の発光をする白熱ラン
プを用いて、この白熱ランプの発光色と螢光灯の発光色
との合成によって昼光色を達成することを着想し、これ
を可能にする一手段として白熱ランプの持つ抵抗を利用
して、放電灯点灯装置内の限流装置に代用させる技術を
考えた。
しかし実験の結果、放電灯並びに白熱ランプの双方共点
灯はするがその発光量が低く、特に放電灯にちらつきを
生じるものであった。
これは白熱ランプが純粋な抵抗であるため、限流装置と
して用いると、白熱ランプと放電灯とに電源電圧が同相
で分割され、夫々の端子電圧が低下し、且つ放電灯の管
電流が休止部を持つことに基因すると考えられる。
本考案は本考案者の提案した前記技術の欠点を解決する
新規且つ有効な技術を提供しようとするものである。
以下図面に基づいて本考案の実施の態様を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したものであって、電源
Eに、後述する限流装置2と放電灯FLを直列接続する
と共に、放電灯FLに高圧発生回路Rを並列接続して構
成されている。
前記限流装置Zは白熱ランプILと直線性インダクタL
とを直列接続して構成され、且つ放電灯ELの点灯時に
おける限流装置Zの総合インピーダンスに対する直線性
インダクタンスLのインピーダンスの比率、換言すれば
、白熱ランプILのもつ抵抗と直線性インダクタLのも
つインピーダンスとの合皮インピーダンスに対する直線
性インダクタLのもつインピーダンスの比率50%以下
、好ましくは0.3%以上の範囲内の適宜値に設定され
ている。
前記高圧発生回路Rは上記したように限流装置Zに直線
性インダクタLをそのインピーダンスが限流装置Zの総
合インピーダンスの0.3〜50%の範囲内で用いてい
るので、図示のようにはわかえり昇圧インダクタL。
およびサイリスタSの直列回路とコンデンサC8とを、
放電灯FLのフイラメン)f、f’を介して並列接続し
た所謂発振型スタータを使用することができる。
尚この発振型スターノは図示のように放電灯FLのフィ
ラメントf、f’を介装せずに、直接、はねかえり昇圧
インダクタL。
とサイリスタSとの直列回路とコンテ゛ンサC6とを並
列接続した構成でも使用できるが、図示のようにフィラ
メントf、f’を介装すると、フィラメントf、f’に
発振電流が流れてフィラメント予熱電流を大きくするこ
とができ、それだけ加熱速度が速くなる。
次に上記構成による動作について説明する。
電源を投入すると、限流装置Zを介して放電灯FL及び
高圧発生回路Rに電源電圧が加わるが、放電灯FLは、
フイラメン) f、f’が加熱されていないし、また加
わる電圧が放電灯FLを始動するのに十分な電圧でない
ために始動しない。
しがし高圧発生回路旦は次のようにして高圧を発生する
即ち、電源Eを投入すると、この電源EからIL−L−
Co−Eなる閉回路Aに電流が流れ、この電流によって
発振型スタータR中のコンテ゛ンサC6が充電され始め
る。
コンデンサC8の充電電圧は徐々に上昇し、サイリスタ
Sのブレークオーバ電圧VBOより高くなると、サイリ
スタSが導通し、コンデンサcoの充電電圧がC,−f
−L、−5−f ’−C,なる閉回路Bで放電する。
この放電電流によってはねかえり昇圧インダクタL。
が磁気飽和し、自己インダクタンスを極めて低下するた
め、放電電流は瞬時に極めて大きな値となり、以後漸減
する。
そしてサイリスタSを流れる電流が保持電流■□以下に
なると再び非導通となる。
この放電時間は放電の閉回路Bの時定数によって決定さ
れるが、はねがえり昇圧インダクタL。
が飽和してそのインダクタンスが非常に小さいため極め
て短時間である。
またこの放電の閉回路BのQは前述の理由により極めて
高いので放電終了直後にはコンテ゛ンサC6の端子電圧
は略々−VSOに逆充電され、また同時にはねかえり昇
圧インダクタL。
にもはねがえり電圧を発生している。
放電が終了すると再びコンデンサC6は電源EからIL
−LCoEの閉回路のインダクタLの定電流機能によっ
て充電され始め、その端子電圧は直線的に上昇していき
、放電終了時の電圧−VBOより上昇し零を越て正の電
圧に充電されてゆく、シかし前回のブレークオーバ電圧
VBOに達しても放電を開始しない。
何故ならサイリスタSにはコンテ゛ンサC8の端子電圧
とインダクタL。
のはねかえり電圧との差の電圧が加わつており、この電
圧がブレークオーバ電圧VBOに達していないからであ
る。
しかしコンデンサC8の充電電圧は充電の閉回路Aのイ
ンダクタLの定電流機能によって直線的に更に高電圧ま
で上昇させられ、サイリスタSの印加電圧がブレークオ
ーバVaoに達すると再びサイリスタSを導通させて、
閉回路B内で前述のように放電する。
以後この充電、放電を短周期で繰返すことによって、コ
ンテ゛ンサC6の両端に高周波の高電圧を発生する。
このとき、限流装置Zに直線性インダクタLが含まれて
いるので、高圧発生回路Rで発生された前記高周波電圧
は、直線性インダクタLによって阻止されて、放電灯F
Lに有効に印加される。
しがもこの高電圧発生期間中に、コンテ゛ンサC8の高
周波の放電電流によって、フイラメン)f、f’は加熱
されてゆく。
そしてフィラメントf、f’が十分に加熱された時、発
振型スタータが前述の動作にて発生する高圧によって放
電灯FLが始動される。
一旦始動されると放電灯FLの管電圧は低下する為、発
振型スタータの発振は停止させられ、電源Eがらの電圧
によって点灯が維持される。
点灯中においては、限流装置Zが適宜比率で直線性イン
ダクタLを含んでいるので、電源電圧は放電灯FLの管
電圧と、白熱ランプILの端子電圧及び90°位相の遅
れた前記直線性インダクタLの端子電圧のベクトル和と
なり、放電灯FLに点灯維持するのに十分な電圧を加え
てもなおがっ白熱ランプILにも発光させるのに十分な
端子電圧を加えることができて、放電灯FLと白熱ラン
プILの双方を点灯させ、昼光色により一層近似した照
明が行なえる。
しかも、直線性インダクタLのみで限流装置を構成する
場合に比し、直線性インダクタLが著しく小型化でき、
かつ力率が向上する。
さらに白熱ランプILのみの場合に比し、直線性インダ
クタLを挿入したことによって、放電灯FLが遅相点灯
し、管電流に休止部がなくなる為、ちらつきを生じるこ
ともなく、良好な点灯を維持する。
尚本考案は上述実施例にのみ限定されるものではなく種
々の応用、変形が可能である。
例えば第2図は、1次巻線W1に電源Eを接続した漏洩
トランスLTの2次巻線W2を、前述実施例の直線性イ
ンダクタLと置換した構成にしたものである。
第3図は直線性インダクタLに複数のタップt1.t2
を設け、このタップt1.t2・・・・・・をスイッチ
SWにて切換えることによって、種々の消費電力をもっ
て白熱ランプILを適用できるように構成したものであ
る。
第4図は特にFLR110H等の高出力放電灯に適する
実施例で、フィラメントトランスTのフィラメント巻線
Wf、Wf’によって放電灯FLのフィラメントf、f
’を加熱するようにしたものである。
なおこの場合の高電圧発生回路R′はインダクタL、に
プラスバイアス巻線L1を電磁結合して設け、このプラ
スバイアス巻線L1をコンデンサC8に直列接続して、
発振出力電圧の振幅を増大するようにしている。
さらに閉回路Bに限流用コンテ゛ンサC1を直列接続し
て、閉回路Bの発振が間欠的または断続状となるように
し、もって発振エネルギーを最適値になるように制御し
ている。
こ・でフィラメントトランスTはインダクタLと一体に
して、第2図と同様に漏洩トランスLTとしてもよい。
更に図示はしないが、各実施例において限流装置として
は、コンデンサを含んだ進相限流装置でも使用でき、こ
の場合進相限流装置の総合インピーダンスに対する白熱
ランプILを除いた進相限流インピーダンスの比率を白
熱ランプILの定格等に応じて、前述のように50%以
下、好ましくは0.3%以上の範囲内の適宜値に設定す
れば良い。
なお、本考案において、限流装置の総合インピーダンス
に対する白熱ランプILを除いた限流インピーダンスの
比率を50%以下に限定する理由は次のとおりである。
すなわち、前記比率が50%を超えると、白熱ランプI
Lに十分な電圧を印加することができず、白熱ランプI
Lによって十分な光束が得られないためである。
また前記比率を好ましくは0.3%以上にするのは、0
.3%未満では管電流の休止期間を完全になすことがで
きず、かつ高圧発生回路R,R’の発生する高周波高電
圧を有効に放電灯FLに印加し得なくなるからである。
以上要約すると本考案は上記のような構成としたが故に
、放電灯と共に白熱ランプも点灯でき、よす昼光色に近
似させ得ると共に、放電灯のちらつきの問題も解消でき
、更には高圧発生回路として発振型スタータも使用でき
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した全体回路図、第2図
は本考案の別の実施例を示した回路図、第3図は本考案
の更に別の実施例を示した回路図、第4図は本考案の他
の実施例を示した回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に限流装置を介して放電灯を接続し、且つこの放電
    灯を始動するための少なくともコンデンサに対してはね
    かえり昇圧インダクタおよびサイリスタの直列回路を並
    列接続してなる高圧発生回路を付加してなる放電灯点灯
    装置において、前記限流装置は少なくとも直線性インダ
    クタを含む限流インピーダンス要素と白熱ランプとの直
    列回路で構成すると共に、この限流装置の総合インピー
    ダンスに対する限流インピーダンスの比を50%以下の
    適宜値に設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP311375U 1974-12-23 1974-12-23 放電灯点灯装置 Expired JPS5918631Y2 (ja)

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JP311375U JPS5918631Y2 (ja) 1974-12-23 1974-12-23 放電灯点灯装置

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JPS5181574U JPS5181574U (ja) 1976-06-29
JPS5918631Y2 true JPS5918631Y2 (ja) 1984-05-29

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