JPS59186129A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS59186129A JPS59186129A JP5918383A JP5918383A JPS59186129A JP S59186129 A JPS59186129 A JP S59186129A JP 5918383 A JP5918383 A JP 5918383A JP 5918383 A JP5918383 A JP 5918383A JP S59186129 A JPS59186129 A JP S59186129A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording medium
- magnetic recording
- dioleyl maleate
- magnetic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体に関する。
磁性粉末を樹脂バインダー中に分散させた磁性塗膜をポ
リエステルフィルム笠の非磁性支持体に塗布して成る磁
気テープ、磁気ディスク、磁気シート等の磁気記録媒体
は、磁性塗膜面と磁気ヘッドとを接触走行させて記録・
再生を行なうために大きな摩耗作用を受ける。このため
、従来は塗膜強度を向上させたり、潤滑性を向上させた
り、保護被覆を形成したりするなど、種々の対策が講じ
られている。中でも、潤滑剤を磁性塗膜の中に分散させ
たり或いは表面に塗布すると潤滑効果が高いため広く採
用されており、特に高級脂肪酸、流動パラフィンなどが
比較的効果の高いものとして用いられている。しかしな
がら、後述の比較例で分るように、これらの潤滑剤によ
っても十分な耐久性は得られていない。
リエステルフィルム笠の非磁性支持体に塗布して成る磁
気テープ、磁気ディスク、磁気シート等の磁気記録媒体
は、磁性塗膜面と磁気ヘッドとを接触走行させて記録・
再生を行なうために大きな摩耗作用を受ける。このため
、従来は塗膜強度を向上させたり、潤滑性を向上させた
り、保護被覆を形成したりするなど、種々の対策が講じ
られている。中でも、潤滑剤を磁性塗膜の中に分散させ
たり或いは表面に塗布すると潤滑効果が高いため広く採
用されており、特に高級脂肪酸、流動パラフィンなどが
比較的効果の高いものとして用いられている。しかしな
がら、後述の比較例で分るように、これらの潤滑剤によ
っても十分な耐久性は得られていない。
従って、本発明の目的は、磁性層の耐摩耗性が改善され
、耐久性が向上した磁気記録媒体を提供２− することにある。
、耐久性が向上した磁気記録媒体を提供２− することにある。
本発明は不飽和脂肪酸と不飽和高級アルコールとのエス
テルであるジオレイルマレエートを磁性層中に分散させ
、或いは表面処理し、その潤滑効果により従来の潤滑剤
では側底期待できなかった大幅な耐久性の向上を得るも
のである。
テルであるジオレイルマレエートを磁性層中に分散させ
、或いは表面処理し、その潤滑効果により従来の潤滑剤
では側底期待できなかった大幅な耐久性の向上を得るも
のである。
本発明を実施するに当っては、ノルマルヘキザン等の溶
剤にジオレイルマレエートを溶解させ、あらかじめ形成
した磁性層にこの溶液を塗布または噴霧するか、磁性層
をこの溶液に浸漬するか、あるいは磁性層を形成するた
めの塗料中にジオレイルマレエートを混線分散させれば
良い。
剤にジオレイルマレエートを溶解させ、あらかじめ形成
した磁性層にこの溶液を塗布または噴霧するか、磁性層
をこの溶液に浸漬するか、あるいは磁性層を形成するた
めの塗料中にジオレイルマレエートを混線分散させれば
良い。
表面処理による場合には、ジオレイルマレエートの量は
０．０１〜１ 、Ｏｊｌ ／ ＴｒＬ２の範囲で用いる
べきである。この量が０．０１ｉ；ｌ／ ′ｒｒＬ２以
下では効果が十分でなく １．０！７ ／７７１２を
越えると磁性層の表面にべた付きが生じてごみを付着し
易くなるなど好ましくない。また、混合分散による場合
には、磁性塗料中の樹脂分に対してジオレイルマレエー
トを５〜５０ｗｔ％の量で用いるべきである。この最が
５ｗｔ％以下では効果が十分でなく、５０ｗｔ％を越え
ると潤滑剤の可咋１化効果【こより塗膜強度が低下し、
かえって耐久ｆ１を低モさせる。
０．０１〜１ 、Ｏｊｌ ／ ＴｒＬ２の範囲で用いる
べきである。この量が０．０１ｉ；ｌ／ ′ｒｒＬ２以
下では効果が十分でなく １．０！７ ／７７１２を
越えると磁性層の表面にべた付きが生じてごみを付着し
易くなるなど好ましくない。また、混合分散による場合
には、磁性塗料中の樹脂分に対してジオレイルマレエー
トを５〜５０ｗｔ％の量で用いるべきである。この最が
５ｗｔ％以下では効果が十分でなく、５０ｗｔ％を越え
ると潤滑剤の可咋１化効果【こより塗膜強度が低下し、
かえって耐久ｆ１を低モさせる。
以下、本発明の実施例を詳しく説明する。
実施例１
重量部
γ −Ｆｃ ２０３磁竹粉末 １００塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体 ２２（米 国
ＵＣＣネ１ 製 Ｖ Ａ Ｇ Ｈ）ポリウレタ
ン樹脂 １／Ｉ（日本ポリウ
レタン社製ニラポラン２３０４ ）ポリイソシアネート
６（日本ポリウレタン社製］
ロネー１へ「〉カーボンブラック
１０研磨剤
。
化ビニル−酢酸ビニル共重合体 ２２（米 国
ＵＣＣネ１ 製 Ｖ Ａ Ｇ Ｈ）ポリウレタ
ン樹脂 １／Ｉ（日本ポリウ
レタン社製ニラポラン２３０４ ）ポリイソシアネート
６（日本ポリウレタン社製］
ロネー１へ「〉カーボンブラック
１０研磨剤
。
メチル丁チールケトン １５０トル
エン １５０上記組成物
をボールミルにより十分に混練り分散させて礪性塗れを
調製し、これをポリニスデルベースフィルム上に乾燥厚
が２，５μｍになるように塗布し、乾燥した後、カレン
ダー処理を行って磁性層を形成した。得られた磁性層の
表面に、重量部 ジオレイルマレエート ３ノル
マルヘキサン １００からなる潤
滑剤溶液を、濃度０．０１〜１．３ｇ／ｍ２となるよう
に塗布乾燥し、円板状に打抜いて磁気ディスクを作成し
た。
エン １５０上記組成物
をボールミルにより十分に混練り分散させて礪性塗れを
調製し、これをポリニスデルベースフィルム上に乾燥厚
が２，５μｍになるように塗布し、乾燥した後、カレン
ダー処理を行って磁性層を形成した。得られた磁性層の
表面に、重量部 ジオレイルマレエート ３ノル
マルヘキサン １００からなる潤
滑剤溶液を、濃度０．０１〜１．３ｇ／ｍ２となるよう
に塗布乾燥し、円板状に打抜いて磁気ディスクを作成し
た。
実施例２
重量部
７−Ｆｅ２Ｏ３磁性粉末 １００塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体 ２２（米国ＵＣＣ
社製ＶＡＧＨ） ポリウレタン樹脂 １４（日本
ポリウレタン社製ニラポラン２３０４ ）ポリイソシア
ネート ６（日本ポリウレタン
社製コロネート１−）カーボンブラック
１０研磨剤
５ジオレイルマレエート １０〜
７０５− メヂルエヂルケ１〜ン １５０上記
組成物をボールミルで十分に混合分散させて磁性苧料ど
し、これをポリニスデルベースフィルム上に乾燥厚が２
．５μｍどなるように塗布乾燥した後、ノルレンダ−加
１−を行って磁性層とし、これを円板状に１１抜いて磁
気ディスクを作成した。
ニル−酢酸ビニル共重合体 ２２（米国ＵＣＣ
社製ＶＡＧＨ） ポリウレタン樹脂 １４（日本
ポリウレタン社製ニラポラン２３０４ ）ポリイソシア
ネート ６（日本ポリウレタン
社製コロネート１−）カーボンブラック
１０研磨剤
５ジオレイルマレエート １０〜
７０５− メヂルエヂルケ１〜ン １５０上記
組成物をボールミルで十分に混合分散させて磁性苧料ど
し、これをポリニスデルベースフィルム上に乾燥厚が２
．５μｍどなるように塗布乾燥した後、ノルレンダ−加
１−を行って磁性層とし、これを円板状に１１抜いて磁
気ディスクを作成した。
比較例１
比較のため、実施例１においてジオ−レイルマレニー１
〜による表面処理を行わない磁性層を有するものを、円
板状に打抜いて磁気ディスクを作成しＩこ 。
〜による表面処理を行わない磁性層を有するものを、円
板状に打抜いて磁気ディスクを作成しＩこ 。
比較例２
ジオレイルマレエートに代えてオレイン酸を使用した他
は、実施例１に従って磁気ディスクを作成した。
は、実施例１に従って磁気ディスクを作成した。
比較例３
ジオレイルマレエートに代えて流動パラフィンを使用し
た他は、実施例に従って磁気ディスクを作成した。
た他は、実施例に従って磁気ディスクを作成した。
実施例及び比較例で得られた磁気ディスクをジ６一
ャケッ１へに挿入してヘッド圧１５０！７／ＣＩＩ！２
で連続再生し、出力が初期の８０％になるまでの時間を
測定した。
で連続再生し、出力が初期の８０％になるまでの時間を
測定した。
第１図は実施例１の表面処理型の磁気ディスクに対する
測定結果を示すもので、ジオレイルマレニー１〜の表面
濃度が０．０１ｓ／ｍ２で耐久性は約１５０時間であり
、０．０５ｚ／ｍ２ で耐久性は５００時間以上となっ
た。それ以上の表面濃度でもいずれも５００時間以上で
あった。なお測定は５００時間を少し越えたところで打
切ったので、実際の耐久性は第１図の場合よりも良い。
測定結果を示すもので、ジオレイルマレニー１〜の表面
濃度が０．０１ｓ／ｍ２で耐久性は約１５０時間であり
、０．０５ｚ／ｍ２ で耐久性は５００時間以上となっ
た。それ以上の表面濃度でもいずれも５００時間以上で
あった。なお測定は５００時間を少し越えたところで打
切ったので、実際の耐久性は第１図の場合よりも良い。
一方、同じ図に磁気ディスク表面のベタツキを併記した
。
。
図から分るように、ジオレイルマレエートの表面濃度が
１．０ｇ／ｍ２よりも大ぎくなるとベタツキが増えるこ
とが分った。なお図中Ｏはベタツキなし、△はやや認め
られ、×はベタツキが多いことを示す。
１．０ｇ／ｍ２よりも大ぎくなるとベタツキが増えるこ
とが分った。なお図中Ｏはベタツキなし、△はやや認め
られ、×はベタツキが多いことを示す。
第２図は実施例２の混線分散型の磁気ディスクに対する
測定結果を示すもので、ジオレイルマレエートの添加量
が５ｗｔ％で耐久性は約３５０時間であり、１０ｗｔ％
では５００時間以上となった。
測定結果を示すもので、ジオレイルマレエートの添加量
が５ｗｔ％で耐久性は約３５０時間であり、１０ｗｔ％
では５００時間以上となった。
添加量が約４０％を越えると耐久性が減少をはじめ、ｌ
’Ｊ５０ｗｔ％で約４００ Ｉｆ、７間に減少した。
’Ｊ５０ｗｔ％で約４００ Ｉｆ、７間に減少した。
Ｊ・た、実施例２において、磁性粉対樹脂比は２．４対
１（重量圧）であったが、この比を３．５対１に変えて
同様イｆ実験を行ったところ、実施例２と同様な結束が
得られた。
１（重量圧）であったが、この比を３．５対１に変えて
同様イｆ実験を行ったところ、実施例２と同様な結束が
得られた。
一方、比較例１．２．３の耐久性を測定したところ、そ
れぞれ約５０時間、約２００時間、及び約１５０時間で
あった。
れぞれ約５０時間、約２００時間、及び約１５０時間で
あった。
これらの結果力日ら、本発明のジオレイルマレエートを
含有する磁性層は耐久性に非常に優れたものであること
が明らかになった。 本発明の節囲内で多くの変形例が
可能４〒ことは当業者には明らかであろう。例えばバイ
ンダー樹脂として他の樹脂を使用しても良いし、また磁
性粉として７−Ｆｅ２０ａのみならずコバルト被着型γ
−Ｆｅ２０３、金属磁性粉等が使用できる。
含有する磁性層は耐久性に非常に優れたものであること
が明らかになった。 本発明の節囲内で多くの変形例が
可能４〒ことは当業者には明らかであろう。例えばバイ
ンダー樹脂として他の樹脂を使用しても良いし、また磁
性粉として７−Ｆｅ２０ａのみならずコバルト被着型γ
−Ｆｅ２０３、金属磁性粉等が使用できる。
第１図は実施例１による磁気ディスクの耐久性及びベタ
ツキとジオレイルマレエート表面濃度との関係を示すグ
ラフ、及び第２図は実施例２による磁気ディスクの耐久
性とジオレイルマレエート添加量との関係を示すグラフ
である。 ９−
ツキとジオレイルマレエート表面濃度との関係を示すグ
ラフ、及び第２図は実施例２による磁気ディスクの耐久
性とジオレイルマレエート添加量との関係を示すグラフ
である。 ９−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、磁性粉を樹脂バインダー中に分散して成る磁性層を
有する磁気記録媒体において、前記磁性層は少なくとも
表面部分にジオレイルマレエートを保持していることを
特徴とする磁気記録媒体。 ２、ジオレイルマレエートは磁性層の表面に付着されて
いる前記第１項記載の磁気記録媒体。 ３、ジオレイルマレエートは磁性層の内部に分散されて
いる前記第１項記載の磁気記録媒体。 ４、ジオレイルマレエートは表面濃度０．０１〜１、ｏ
ｇ／ｍ２を有する前記第２項記載の磁気記録媒体。 ５、ジオレイルマレエートは樹脂分に対して ５〜５０
ｗｔ％の範囲で用いられる前記第３項記載の磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5918383A JPS59186129A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5918383A JPS59186129A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186129A true JPS59186129A (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=13106033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5918383A Pending JPS59186129A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186129A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0189993A2 (en) * | 1985-01-29 | 1986-08-06 | University of Strathclyde | Electro-conductive elastomeric materials |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP5918383A patent/JPS59186129A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0189993A2 (en) * | 1985-01-29 | 1986-08-06 | University of Strathclyde | Electro-conductive elastomeric materials |
| EP0189993A3 (en) * | 1985-01-29 | 1986-12-30 | University Of Strathclyde | Electro-conductive elastomeric materials |
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