JPS59185356A - 複写方法 - Google Patents
複写方法Info
- Publication number
- JPS59185356A JPS59185356A JP58061188A JP6118883A JPS59185356A JP S59185356 A JPS59185356 A JP S59185356A JP 58061188 A JP58061188 A JP 58061188A JP 6118883 A JP6118883 A JP 6118883A JP S59185356 A JPS59185356 A JP S59185356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- screen
- photosensitive
- layer
- electrostatic charge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/05—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for imagewise charging, e.g. photoconductive control screen, optically activated charging means
- G03G15/051—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for imagewise charging, e.g. photoconductive control screen, optically activated charging means by modulating an ion flow through a photoconductive screen onto which a charge image has been formed
- G03G15/052—Details and conditioning means of the screen, e.g. cleaning means, ozone removing means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1、産業上の利用分野
本発明は、多数の開II (%に、′QQ10メツシー
状開口)を有する感光性スクリーンに静電荷像を形成し
、この静電荷像により荷電粒子流(例えば正イオン粒子
)の通過を制御して、帯電可能な層(例えば感光体ドラ
ムの感光層)に所定の静電荷像を形成する複写方法(%
に電子写真複写法)及びその方法の実施に使用する感光
性スクリーンに関するものである。
状開口)を有する感光性スクリーンに静電荷像を形成し
、この静電荷像により荷電粒子流(例えば正イオン粒子
)の通過を制御して、帯電可能な層(例えば感光体ドラ
ムの感光層)に所定の静電荷像を形成する複写方法(%
に電子写真複写法)及びその方法の実施に使用する感光
性スクリーンに関するものである。
2、 従来技術
上記の如き感光性スクリーンとしては、例えば特公昭5
4−31376号公報に記載されている如く、スクリー
ン基体上に光導電性層と絶縁層とを順次積層したNPス
クリーン感光体が知られている。・このNPスクリーン
感光体を使用する電子写真プロセスは、例えば特公昭5
4−27144号公報に示されているように、スクリー
ン感光体に一次帯電を施し、更に二次帯電(交流又は直
流)と同時に像露光を行ない、次に全面露光を順次施す
工程から々っている。 しかしながら、このようなス
クリーン感光体及びそのプロセスでは、感光体の光導電
性層として面J熱性のない非晶質Se系光導電層を使用
する場合には、その上に形成した絶縁層の乾燥時に光導
電層の結晶化が生じ易く碌る。 このために、使用する
絶縁層材料の選択範囲が狭くなってしまう。 また、光
導電層を有機光半導体(opc)で構成した場合、その
キャリア輸送能が悪いため、帯電と同時に露光を行なう
プロセスでは充分な感度が得られない。
4−31376号公報に記載されている如く、スクリー
ン基体上に光導電性層と絶縁層とを順次積層したNPス
クリーン感光体が知られている。・このNPスクリーン
感光体を使用する電子写真プロセスは、例えば特公昭5
4−27144号公報に示されているように、スクリー
ン感光体に一次帯電を施し、更に二次帯電(交流又は直
流)と同時に像露光を行ない、次に全面露光を順次施す
工程から々っている。 しかしながら、このようなス
クリーン感光体及びそのプロセスでは、感光体の光導電
性層として面J熱性のない非晶質Se系光導電層を使用
する場合には、その上に形成した絶縁層の乾燥時に光導
電層の結晶化が生じ易く碌る。 このために、使用する
絶縁層材料の選択範囲が狭くなってしまう。 また、光
導電層を有機光半導体(opc)で構成した場合、その
キャリア輸送能が悪いため、帯電と同時に露光を行なう
プロセスでは充分な感度が得られない。
また、特公昭53−138734号公報には、第1図に
示す如く、スクリーン基体1の一面上に光導電層2を、
他面上に絶縁層3とバイアス用導電層4とを形成したバ
イアス層利きスクリーン感光体7が示されている。 と
とろが、このスクリーン感光体は、基体1の両面に光導
電層2と絶縁層3とを夫々設けるために、エンドレスの
ドラム状にスクリーンを作成することが困難であり、し
かもバイアス層4がその形成時に基体1と接触して導通
する恐れが多分にあるので、バイアスをかけるととが不
可能となってしまう。
示す如く、スクリーン基体1の一面上に光導電層2を、
他面上に絶縁層3とバイアス用導電層4とを形成したバ
イアス層利きスクリーン感光体7が示されている。 と
とろが、このスクリーン感光体は、基体1の両面に光導
電層2と絶縁層3とを夫々設けるために、エンドレスの
ドラム状にスクリーンを作成することが困難であり、し
かもバイアス層4がその形成時に基体1と接触して導通
する恐れが多分にあるので、バイアスをかけるととが不
可能となってしまう。
一方、電子写真法や静電印刷法などによシ黒色と複数の
有彩色とが混在する原稿を再現するには、ある色の画像
部のみに対応する静電荷像を形成し、これをその色の現
像剤により現像し、このような処理を各色ごとに行なっ
ていた。 このような方法により各種の色の絹合せから
成る原稿の画像を再現することができる。 この場合、
感光体ドラム等の像支持体上に各画像部からの光に対応
した静電荷像を形成し、これをトナーおよび必要に応じ
てキャリアを混合した現像剤によって現像し、得られた
トナー像を例えば静電的に転写シート上に転写し、史に
定着するというプロセスに基づいて画像を形成している
。
有彩色とが混在する原稿を再現するには、ある色の画像
部のみに対応する静電荷像を形成し、これをその色の現
像剤により現像し、このような処理を各色ごとに行なっ
ていた。 このような方法により各種の色の絹合せから
成る原稿の画像を再現することができる。 この場合、
感光体ドラム等の像支持体上に各画像部からの光に対応
した静電荷像を形成し、これをトナーおよび必要に応じ
てキャリアを混合した現像剤によって現像し、得られた
トナー像を例えば静電的に転写シート上に転写し、史に
定着するというプロセスに基づいて画像を形成している
。
とうした多色複写方法としては、NP感光体を使用する
方法が知られている。 例えば、特公昭48−3477
0号公報によれば、赤色光フィルターを通して画像露光
を行なうと同時に感光体を正帯電せしめ、次いでシアン
色フィルターを通して画像露光すると同時に負又は交流
帯電せしめて赤色用のみの静電潜像を形成し、更に赤色
現像、転写後に、通常の方法で黒色用の静電潜像を形成
し、これを黒色現像、転写している。 また、特公昭5
5−33066号公報によれば、全面露光と同時に正帯
電せしめ、次いでシアン色フィルターを通して画像露光
と同時に負又は交流帯電せしめ、更に赤色フィルターで
画像露光して赤、黒の静電潜像を互いに逆極性に夫々形
成1〜、各潜像を互いに逆朽性のトナーで現像し、転写
して2色画像を得ている。
方法が知られている。 例えば、特公昭48−3477
0号公報によれば、赤色光フィルターを通して画像露光
を行なうと同時に感光体を正帯電せしめ、次いでシアン
色フィルターを通して画像露光すると同時に負又は交流
帯電せしめて赤色用のみの静電潜像を形成し、更に赤色
現像、転写後に、通常の方法で黒色用の静電潜像を形成
し、これを黒色現像、転写している。 また、特公昭5
5−33066号公報によれば、全面露光と同時に正帯
電せしめ、次いでシアン色フィルターを通して画像露光
と同時に負又は交流帯電せしめ、更に赤色フィルターで
画像露光して赤、黒の静電潜像を互いに逆極性に夫々形
成1〜、各潜像を互いに逆朽性のトナーで現像し、転写
して2色画像を得ている。
しかし々がら、上記のNP感光体を使用する方法では、
プロセス上、帯電と同時に必ず像露光を行なうことが必
要であるが、これは露光部と非露光部とで感光体の条件
が異なるため、同様の条件で帯電が行なわれるように制
御することが容易ではない。 しかも、像露光と帯電を
同時に行なうために、帯電電位を充分に保持するのが比
較的困難である。 このNP感光体を用いたプロセスで
は、像露光を2回行々う方式の場合には黒画像(特に細
ff9)の消去が靴しく、また像露光を1回だけ行なう
方式の場合は黒画像及び赤画像共に充分な電位を確保す
ることが困難である。 また、キャリアのトランジット
タイムの大きな感光体(例えば有機光半導体)を用いる
場合には感度が低下し易い。
プロセス上、帯電と同時に必ず像露光を行なうことが必
要であるが、これは露光部と非露光部とで感光体の条件
が異なるため、同様の条件で帯電が行なわれるように制
御することが容易ではない。 しかも、像露光と帯電を
同時に行なうために、帯電電位を充分に保持するのが比
較的困難である。 このNP感光体を用いたプロセスで
は、像露光を2回行々う方式の場合には黒画像(特に細
ff9)の消去が靴しく、また像露光を1回だけ行なう
方式の場合は黒画像及び赤画像共に充分な電位を確保す
ることが困難である。 また、キャリアのトランジット
タイムの大きな感光体(例えば有機光半導体)を用いる
場合には感度が低下し易い。
一方、他の多色複写方法として、特開昭54=3537
号公報等にみられる如く、赤色光に感度のない感光層と
少なくとも赤色光に感度のある感光層とを積層せしめた
複合感光体を使用する方法がある。 これによれば、上
部感光層のみが光導電性を示すように均一に露光しなが
ら1次帯電を行々い、次に暗所中で逆極性の2次帯電を
行ない、更に画像露光を行なうことによって白色画像部
に相当する領域の電荷を消失せしめ、赤色画像部に相当
する領域にのみ赤色光に感度のない感光層の電荷を残し
、その表面電位の極性を黒色部と逆にしている。
号公報等にみられる如く、赤色光に感度のない感光層と
少なくとも赤色光に感度のある感光層とを積層せしめた
複合感光体を使用する方法がある。 これによれば、上
部感光層のみが光導電性を示すように均一に露光しなが
ら1次帯電を行々い、次に暗所中で逆極性の2次帯電を
行ない、更に画像露光を行なうことによって白色画像部
に相当する領域の電荷を消失せしめ、赤色画像部に相当
する領域にのみ赤色光に感度のない感光層の電荷を残し
、その表面電位の極性を黒色部と逆にしている。
ところが、この公知の方法では、感光体の層構成が複雑
であってその作成が困難である上に、上記の夫々の感光
層の残留電位等の影響によって繰返し使用時の電位安定
性が不良となってしまう。
であってその作成が困難である上に、上記の夫々の感光
層の残留電位等の影響によって繰返し使用時の電位安定
性が不良となってしまう。
3、発明の目的
本発明の目的は、製造方法が簡便でかつ製造安定性に優
れ、しかも表面平滑性が高くて高い表面強度、電荷保持
力、更には高い光感度を有する感光性スクリーンを使用
でき、かつ多色画像を明瞭に再現でき、繰返し使用時で
も安定した画像の得られる複写方法、及びその感光性ス
クリーンを提供することにある。
れ、しかも表面平滑性が高くて高い表面強度、電荷保持
力、更には高い光感度を有する感光性スクリーンを使用
でき、かつ多色画像を明瞭に再現でき、繰返し使用時で
も安定した画像の得られる複写方法、及びその感光性ス
クリーンを提供することにある。
4、発明の構成
即ち、本発明は、冒頭に2依した複写方法において、
(a)、多数の開口を有し、一方の面(1’i!lの少
なくとも一部が露出した導電性スクリーンと、(b)、
この導電性スクリーンの少なくとも他方の面に設けられ
た(開口内の壁面((も及んで設けられていてもよい)
絶縁層と、 (C)、この絶縁層上(で設けられ、電子及びホールの
両荷電担体の輸送能ケ有する光導電性層とからなるスク
リーンを使用し、この感光性スクリーンを帯電せしめる
第1帯電工程と、この第1帯電工程と同時に或いはその
前及び/又は後に前記感光性スクリーン′と全面露光す
る露光工程(例えば、一部有彩色光を使用した全面露光
工程)と、次いで前記光導電性層を前記第1帯電と逆極
性に帯電せしめる第2帯電工程と、この第2帯電工程と
同時に或いはその前及び/又は後に前記感光性スクリー
ンを選択的に像露光する像露光工程(例えば、上記有彩
色光以外の光を使用した像露光工程)とを有することを
特徴とする複写方法に係るものである。
なくとも一部が露出した導電性スクリーンと、(b)、
この導電性スクリーンの少なくとも他方の面に設けられ
た(開口内の壁面((も及んで設けられていてもよい)
絶縁層と、 (C)、この絶縁層上(で設けられ、電子及びホールの
両荷電担体の輸送能ケ有する光導電性層とからなるスク
リーンを使用し、この感光性スクリーンを帯電せしめる
第1帯電工程と、この第1帯電工程と同時に或いはその
前及び/又は後に前記感光性スクリーン′と全面露光す
る露光工程(例えば、一部有彩色光を使用した全面露光
工程)と、次いで前記光導電性層を前記第1帯電と逆極
性に帯電せしめる第2帯電工程と、この第2帯電工程と
同時に或いはその前及び/又は後に前記感光性スクリー
ンを選択的に像露光する像露光工程(例えば、上記有彩
色光以外の光を使用した像露光工程)とを有することを
特徴とする複写方法に係るものである。
この複写方法を多色画像の形成に適用する場合1、 黒
画像部と色画像部(例えば赤画像部)とを有する原稿を
使用し、少々くとも前記色画像部に相当する画像を得る
複写方法であって、 (a)、前記黒画像部及び前記色画像部に相当する領域
において静電荷像支持体に第1静電荷像を形成する工程
と、 (b)、感光性スクリーンの前記黒画像部に相当する領
域にのみ、前記第1静電荷像と同極性の静電荷を有する
第2静電荷像を形成する工程と、(C)、前記感光性ス
クリーンを前記静電荷像支持体と対向せしめた状態で、
前記感光性スクリーンを介して前記第1静電荷像と逆極
性の荷電粒子流を前記静電荷像支持体に投射し、これに
ょって前記黒画像部に相当する前記第1静電荷像のみを
消失せしめる工程と を有する複写方法を適用することが望ましい。
画像部と色画像部(例えば赤画像部)とを有する原稿を
使用し、少々くとも前記色画像部に相当する画像を得る
複写方法であって、 (a)、前記黒画像部及び前記色画像部に相当する領域
において静電荷像支持体に第1静電荷像を形成する工程
と、 (b)、感光性スクリーンの前記黒画像部に相当する領
域にのみ、前記第1静電荷像と同極性の静電荷を有する
第2静電荷像を形成する工程と、(C)、前記感光性ス
クリーンを前記静電荷像支持体と対向せしめた状態で、
前記感光性スクリーンを介して前記第1静電荷像と逆極
性の荷電粒子流を前記静電荷像支持体に投射し、これに
ょって前記黒画像部に相当する前記第1静電荷像のみを
消失せしめる工程と を有する複写方法を適用することが望ましい。
本発明はまた、上記複写方法の実施に使用される感光性
スクリーンとして、荷電粒子流の通過を制御するだめの
静電荷像が形成されるように構成され、この静電荷像に
よって制御された荷電粒子流の作用で帯電可能な層に所
定の静電荷像を形成するのに使用される感光性スクリー
ンにおいて、(a)、多数の開口を有し、一方の面側か
露出した導電性スクリーンと、 (b)、この導電性スクリーンの少なくとも他方の面に
設けられた絶縁層と、 (C)、この絶縁層」二に設けられ、電子及びホールの
両荷電担体の輸送能を有する光導電性層とからなるとと
を特徴とする感光性スクリーンも提供するものである。
スクリーンとして、荷電粒子流の通過を制御するだめの
静電荷像が形成されるように構成され、この静電荷像に
よって制御された荷電粒子流の作用で帯電可能な層に所
定の静電荷像を形成するのに使用される感光性スクリー
ンにおいて、(a)、多数の開口を有し、一方の面側か
露出した導電性スクリーンと、 (b)、この導電性スクリーンの少なくとも他方の面に
設けられた絶縁層と、 (C)、この絶縁層」二に設けられ、電子及びホールの
両荷電担体の輸送能を有する光導電性層とからなるとと
を特徴とする感光性スクリーンも提供するものである。
実施例
以下、本発明を実施例につき図面参照下に詳細に説明す
る。
る。
まず、本発明に使用する感光性スクリーンの一例を第2
図について説明する。
図について説明する。
この感光性スクリーン17は、多数の微細開口10を有
しかつ一方の面が露出しだ導電性スクリーン11と、こ
の導電性スクリーンの少なくとも他方の面に設けられた
(図示の例では開口10内の壁面にも設けられている)
絶縁層13と、この絶縁層上に設けられた光導電層12
とによって構成されている。
しかつ一方の面が露出しだ導電性スクリーン11と、こ
の導電性スクリーンの少なくとも他方の面に設けられた
(図示の例では開口10内の壁面にも設けられている)
絶縁層13と、この絶縁層上に設けられた光導電層12
とによって構成されている。
光導電層12は、露光時に生じる電子及びホールの両荷
電担体(キャリア)の輸送能を有するものでなければな
らない。
電担体(キャリア)の輸送能を有するものでなければな
らない。
導電性スクリーン11はステンレス、Ni、A4等の金
属メソシュからなっていてよい。
属メソシュからなっていてよい。
絶縁層13の構成材料としては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラ
ミン樹脂、ポリエステル樹脂等の付加重合型樹脂、重付
加型樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの樹脂の繰返し
単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂(例えば、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂)等を挙げること
ができる。 しかし、ここで用いうる樹脂はこれらに限
定されるものではなく、斯かる用途に一般に用いられる
すべての樹脂を使用できるし、或いは樹脂以外の絶縁物
質も使用可能である。
ポリプロピレン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラ
ミン樹脂、ポリエステル樹脂等の付加重合型樹脂、重付
加型樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの樹脂の繰返し
単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂(例えば、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂)等を挙げること
ができる。 しかし、ここで用いうる樹脂はこれらに限
定されるものではなく、斯かる用途に一般に用いられる
すべての樹脂を使用できるし、或いは樹脂以外の絶縁物
質も使用可能である。
光導電層12は、電子及びホールの両キャリアの輸送能
を有し、例えばアモルファスシリコン、ポリビニルカル
バゾールトトリニトロフルオレノンの如き電荷移動錯体
を形成する。pc、ジアルキルアミノ置換トリフェニル
チアピリリウム塩とジアルキルアミン置換トリフェニル
メタンをポリカーボネート中に分散したOPC等で形成
してよい。
を有し、例えばアモルファスシリコン、ポリビニルカル
バゾールトトリニトロフルオレノンの如き電荷移動錯体
を形成する。pc、ジアルキルアミノ置換トリフェニル
チアピリリウム塩とジアルキルアミン置換トリフェニル
メタンをポリカーボネート中に分散したOPC等で形成
してよい。
またこの光導電層に使用し得るバインダー樹脂は上記絶
縁層に使用したものと同じものであってよい。
縁層に使用したものと同じものであってよい。
感光性スクリーン17を作成する1つの方法として、ま
ず下記組成の絶縁層形成用の溶液を調製する。
ず下記組成の絶縁層形成用の溶液を調製する。
アクリル樹脂(ダイヤナールHR−116:三菱レイヨ
ン社製) 8グメラミン樹脂(スー
パーベッカミンJ −820:大日本インキ化学工業社
製) 2グトルエン 10m1メ
チルイソブチルケトン 30m1セルソルブアセテ
ート6〇− この溶液をスプレーガンを用いて100本/インチのス
テンレス製スクリーン基体(導電性スクリーン)の片面
に塗布し、120°Cで1時間乾燥せしめて、最大厚さ
約10μmの絶縁層を形成する。
ン社製) 8グメラミン樹脂(スー
パーベッカミンJ −820:大日本インキ化学工業社
製) 2グトルエン 10m1メ
チルイソブチルケトン 30m1セルソルブアセテ
ート6〇− この溶液をスプレーガンを用いて100本/インチのス
テンレス製スクリーン基体(導電性スクリーン)の片面
に塗布し、120°Cで1時間乾燥せしめて、最大厚さ
約10μmの絶縁層を形成する。
次に、ポリ−N−ビニルカルバゾール100重量部、2
.4.7−)ジニトロ−9−フルオレフフ60重量部及
びモノクロルベンゼン2000重量部からなる溶液を上
記絶縁層上にスプレーガンを用いて厚さ8μmに塗布し
、光導電層を形成する。
.4.7−)ジニトロ−9−フルオレフフ60重量部及
びモノクロルベンゼン2000重量部からなる溶液を上
記絶縁層上にスプレーガンを用いて厚さ8μmに塗布し
、光導電層を形成する。
こうして作成した感光性スクリーンを用いた複写プロセ
スを第3図について概略的に説明する。
スを第3図について概略的に説明する。
第3A図は、第2図の感光性スクリーンの要部を拡大図
示したものであって、上記した微細開口10を隔てて隣
接し合った導電性スクリーン13の各部の要部のみを左
右に図示している。 但、スクリーン17は、第2図と
は上下逆に示されている。
示したものであって、上記した微細開口10を隔てて隣
接し合った導電性スクリーン13の各部の要部のみを左
右に図示している。 但、スクリーン17は、第2図と
は上下逆に示されている。
以下、第3B図以降では、理解容易のだめに、スクリー
ン17の各層の断面ハツチングを図示省略している。
ン17の各層の断面ハツチングを図示省略している。
複写プロセスにおいてはオす、f、3B図のように、ス
クリーン17の光導電層12の全面を帯電器によって例
えば+6KVの直流コロナ放電でスクリーン表面電位を
−1−450■に一様に正帯電ぜしめる。
クリーン17の光導電層12の全面を帯電器によって例
えば+6KVの直流コロナ放電でスクリーン表面電位を
−1−450■に一様に正帯電ぜしめる。
次いで、第3C図のように、全面を一部有彩色光14(
発光ピーク波長460 nmのE T、パネル使用)で
露光する。 これによって、光導電層12中で発生した
キャリアのうち、電子が表面の正電荷を中和し、ホール
が絶縁層13の一方側に蓄積される。
発光ピーク波長460 nmのE T、パネル使用)で
露光する。 これによって、光導電層12中で発生した
キャリアのうち、電子が表面の正電荷を中和し、ホール
が絶縁層13の一方側に蓄積される。
このプロセスによってスクリーン表面電位は変化し、+
280 Vとなる。
280 Vとなる。
次いで、第3D図のように、光導電層12の表面を帯電
器によって例えば−5,5KVの直流コロナ放電でスク
リーン表面電位を一80Vに一様に負帯電せしめる。
器によって例えば−5,5KVの直流コロナ放電でスク
リーン表面電位を一80Vに一様に負帯電せしめる。
以いで、第3E図のように、複写しようとするポジ原稿
からの反射光15(例えば赤画像部、更には白色部に対
応する有彩色光)を光導電層12上に選択的に照射する
。 この結果、露光領域にある光導電層12は導電性と
なυ、同領域の表面電荷は露光量に応じて減少若しくは
消失し、絶縁層の一方側に蓄積された正電荷が残し、表
面電位は+180Vとなる。 他方、非露光領域(例え
ば黒画像部に相当する領域)では表面負電荷がそのまま
残シ、原稿に対応する電荷パターンが形成される。
からの反射光15(例えば赤画像部、更には白色部に対
応する有彩色光)を光導電層12上に選択的に照射する
。 この結果、露光領域にある光導電層12は導電性と
なυ、同領域の表面電荷は露光量に応じて減少若しくは
消失し、絶縁層の一方側に蓄積された正電荷が残し、表
面電位は+180Vとなる。 他方、非露光領域(例え
ば黒画像部に相当する領域)では表面負電荷がそのまま
残シ、原稿に対応する電荷パターンが形成される。
次いで、第3F図のように、感光性スクリーン17の光
導電層12側に導電性基体16上の帯電可能な層(像受
容材料)18を対向せしめ、例えばスクリーンと像受容
材料18の距離を2箆とし、かつ導電性スクリーン1の
露出面側にイオン供給源となる帯電器19を配置し、放
電ワイヤーとスクリーンの距離を例えば12−とする。
導電層12側に導電性基体16上の帯電可能な層(像受
容材料)18を対向せしめ、例えばスクリーンと像受容
材料18の距離を2箆とし、かつ導電性スクリーン1の
露出面側にイオン供給源となる帯電器19を配置し、放
電ワイヤーとスクリーンの距離を例えば12−とする。
そして導電性基体(電極板)16と導電性スクリーン
1との間に電源Eよす例えば1.2KVの電圧を印加せ
しめた状態で、帯電器19から正イオン20を例えば+
9KVの直流コロナ放電で投射する。 この結果、正イ
オン20は、光導電層120表面が負に帯電している領
域の電界に吸引され、同領域の微細開口10のみを通過
して可帯電層18上に到達してそこに沈積し、正極性の
静電荷像21を形成する。 この静電荷像21は第3E
図の非露光領域に正確に対応したパターンに形成される
。 一方、光導電層12上に負電荷の不充分な若しくけ
消失した露光領域では正イオン20が反撥され、可帯電
層18に到達しない。
1との間に電源Eよす例えば1.2KVの電圧を印加せ
しめた状態で、帯電器19から正イオン20を例えば+
9KVの直流コロナ放電で投射する。 この結果、正イ
オン20は、光導電層120表面が負に帯電している領
域の電界に吸引され、同領域の微細開口10のみを通過
して可帯電層18上に到達してそこに沈積し、正極性の
静電荷像21を形成する。 この静電荷像21は第3E
図の非露光領域に正確に対応したパターンに形成される
。 一方、光導電層12上に負電荷の不充分な若しくけ
消失した露光領域では正イオン20が反撥され、可帯電
層18に到達しない。
こうして形成された静電荷像21は次に、第3G図のよ
うに負極性のトナー匹で現像することによって、可帯電
層18上にポジの可視像を得ることができる。 或いは
、電極板16に対し可帯電層18に負電圧が加わるよう
にバイアス電圧を加え、これによって第3F図の正電荷
21を第4A図の如くに中和し、かつ正電荷21のなか
った領域に負電荷21′を所定パターンに生ぜしめ、こ
れを正極性のトナーで現像すれば、第4B図のようなネ
ガ像おを得ることができる。
うに負極性のトナー匹で現像することによって、可帯電
層18上にポジの可視像を得ることができる。 或いは
、電極板16に対し可帯電層18に負電圧が加わるよう
にバイアス電圧を加え、これによって第3F図の正電荷
21を第4A図の如くに中和し、かつ正電荷21のなか
った領域に負電荷21′を所定パターンに生ぜしめ、こ
れを正極性のトナーで現像すれば、第4B図のようなネ
ガ像おを得ることができる。
得られたトナー像は次に、複写紙上に公知の技術により
転写、更には定着することができる。
転写、更には定着することができる。
第5図は、上記感光性スクリーン17を多色画像の複写
に適用した例を示すものであり、以下においては、説明
を簡単にするため、白地に黒色画像部と赤色画像部とを
有する2色原稿の画像再現について説明する。
に適用した例を示すものであり、以下においては、説明
を簡単にするため、白地に黒色画像部と赤色画像部とを
有する2色原稿の画像再現について説明する。
第5図は、本発明に基いて二色刷シ複写画像を形成する
電子写真複写装置の一例を示している。
電子写真複写装置の一例を示している。
この装置本体の上部には往復動する原稿台41が設けら
れておシ、この原稿台41上に載置された原稿25は照
明ランプ42により照明される。 43.44ハミラー
、45は固定レンズ、46は光路中に出入れし得るよう
に構成された可動の赤色フィルター、47は赤色光を反
射させ、赤色と補色関係にあるシアン色は通過させる可
動式のダイクロイックフィルターであシ、光路中に出入
れし得るように構成されている。 第5図では赤色フィ
ルター46は光路からはずれ、ダイクロイックフィルタ
ー47は光路中に配置されている状態を示している。
ドラム状を彦した感光体53の表面に感光層18が設
けられ、感光体53が時計方向に回転すると感光層18
がコロナ帯電器24によって均一に帯電される。 感光
層18はセレンあるいは有機半導体などにより作られる
0 感光体53の周辺には、感光層18を均一に帯電する帯
電器24と、正に帯電された黒色トナーを有する黒色現
像器48と、正に帯電された赤色トナーを有する赤色現
像器49と、感光層18上に残留するトナーおよび電荷
を除去するクリーニング装置(9)とが配置されている
。 31は感光体53と同径で、感光層18と接触して
従動するか又は反時計方向に回転する転写ドラムである
。 63はコロナ放電器からなる転写電極、32は複写
紙給紙皿、33は複写紙給紙皿32に収納された複写紙
52を一枚ずつ給紙する給紙ローラ、34は複写紙を転
写ドラム31に搬送する第1搬送ローラ、35は転写後
に複写紙をドラム31から分離し易くするための除電を
行なう静電分離器、36は複写紙をドラム31から強制
的に分離する分離爪である。 また、37はヒーター内
蔵の定着装置である。 但、実際には複写紙52を案内
するガイド板を設けるが、この図示は省略されている。
れておシ、この原稿台41上に載置された原稿25は照
明ランプ42により照明される。 43.44ハミラー
、45は固定レンズ、46は光路中に出入れし得るよう
に構成された可動の赤色フィルター、47は赤色光を反
射させ、赤色と補色関係にあるシアン色は通過させる可
動式のダイクロイックフィルターであシ、光路中に出入
れし得るように構成されている。 第5図では赤色フィ
ルター46は光路からはずれ、ダイクロイックフィルタ
ー47は光路中に配置されている状態を示している。
ドラム状を彦した感光体53の表面に感光層18が設
けられ、感光体53が時計方向に回転すると感光層18
がコロナ帯電器24によって均一に帯電される。 感光
層18はセレンあるいは有機半導体などにより作られる
0 感光体53の周辺には、感光層18を均一に帯電する帯
電器24と、正に帯電された黒色トナーを有する黒色現
像器48と、正に帯電された赤色トナーを有する赤色現
像器49と、感光層18上に残留するトナーおよび電荷
を除去するクリーニング装置(9)とが配置されている
。 31は感光体53と同径で、感光層18と接触して
従動するか又は反時計方向に回転する転写ドラムである
。 63はコロナ放電器からなる転写電極、32は複写
紙給紙皿、33は複写紙給紙皿32に収納された複写紙
52を一枚ずつ給紙する給紙ローラ、34は複写紙を転
写ドラム31に搬送する第1搬送ローラ、35は転写後
に複写紙をドラム31から分離し易くするための除電を
行なう静電分離器、36は複写紙をドラム31から強制
的に分離する分離爪である。 また、37はヒーター内
蔵の定着装置である。 但、実際には複写紙52を案内
するガイド板を設けるが、この図示は省略されている。
一方、感光層18の外側には、光導電層が面するように
円筒状をなした感光性スクリーンドラム17が配され、
このドラム17は原稿台41および感光層18と同期し
て反時計方向に回転し得るように配置されている。 ま
だ、このドラム17の外側周辺には、スクリーン帯電器
28と、感光スクリーンドラム17上に残留する電荷を
除去するET、(エレクトロルミネセンス)板まだはA
Cコロナ除電器などで作ったスクリーン除電器39と、
感光性スクリーンドラム17の内側で感光体53に対向
する位置に荷電粒子を投射する荷電粒子源(コロナ放電
器)19とが設けられている。
円筒状をなした感光性スクリーンドラム17が配され、
このドラム17は原稿台41および感光層18と同期し
て反時計方向に回転し得るように配置されている。 ま
だ、このドラム17の外側周辺には、スクリーン帯電器
28と、感光スクリーンドラム17上に残留する電荷を
除去するET、(エレクトロルミネセンス)板まだはA
Cコロナ除電器などで作ったスクリーン除電器39と、
感光性スクリーンドラム17の内側で感光体53に対向
する位置に荷電粒子を投射する荷電粒子源(コロナ放電
器)19とが設けられている。
次に、この複写装置を使用した二色画像複写プロセスを
第6図〜第10図について説明する。
第6図〜第10図について説明する。
即ち、第6A図に示すように、導電性支持体16上に例
えばセレン−テルルより成る光導電性物質層である感光
層18を設けて成る静電荷像支持体(感光体)53の支
持体16と、コロナ帯電器列との間に電圧を印加し、感
光層18を均一に負に帯電せしめ例えば−6004次に
第6B図に示すように黒画像部Bおよび赤色画像部Rを
有する原稿25の光像を、赤色とは補色関係にあるシア
ン色フィルター47を介して感光層18に照射せしめる
。 ここで用いるシアン色フィルターとはシアン色の光
のみ透過する光学手段である。 とれにより、感光層1
8には黒画像部Bおよび赤色画像部Rに対応する領域以
外に光が照射されて静電荷が消失し、前記領域にのみ負
の静電荷を有して成る第1静電荷像が形成される。 矢
印は光間の照射を示す。
えばセレン−テルルより成る光導電性物質層である感光
層18を設けて成る静電荷像支持体(感光体)53の支
持体16と、コロナ帯電器列との間に電圧を印加し、感
光層18を均一に負に帯電せしめ例えば−6004次に
第6B図に示すように黒画像部Bおよび赤色画像部Rを
有する原稿25の光像を、赤色とは補色関係にあるシア
ン色フィルター47を介して感光層18に照射せしめる
。 ここで用いるシアン色フィルターとはシアン色の光
のみ透過する光学手段である。 とれにより、感光層1
8には黒画像部Bおよび赤色画像部Rに対応する領域以
外に光が照射されて静電荷が消失し、前記領域にのみ負
の静電荷を有して成る第1静電荷像が形成される。 矢
印は光間の照射を示す。
一方、感光性スクリーンドラム17に対しては、第6B
図の工程前に次の如き処理を施しておく。
図の工程前に次の如き処理を施しておく。
即ち、第7A図(上述した第3A図に対応)に示す感光
性スクリーンドラム17に対し、第7B図のように、帯
電器28(第5図参照)によって直流コロナ放電でスク
リーン表面電位を+450Vに一様に正帯電処理を行な
い、更に第7C図のように全面に一部有彩色光14を照
射する。 このプロセスにより表面電位は+280■と
々る。 しかる後、第7D図のように、全面を直流コロ
ナ放電で一80■に負帯電せしめる。
性スクリーンドラム17に対し、第7B図のように、帯
電器28(第5図参照)によって直流コロナ放電でスク
リーン表面電位を+450Vに一様に正帯電処理を行な
い、更に第7C図のように全面に一部有彩色光14を照
射する。 このプロセスにより表面電位は+280■と
々る。 しかる後、第7D図のように、全面を直流コロ
ナ放電で一80■に負帯電せしめる。
そして次に、第6B図の工程と同時に、シアン色フィル
ター47からの反射光15(即ち、赤画像部R及び白色
部Wに対応する光)を対応するスクリーン上の領域に照
射せしめ、第7E図の如く、非露光領域にのみ元の負電
荷を残す。
ター47からの反射光15(即ち、赤画像部R及び白色
部Wに対応する光)を対応するスクリーン上の領域に照
射せしめ、第7E図の如く、非露光領域にのみ元の負電
荷を残す。
次いで、第7F図のように、第3F図で述べたと同様の
配置において、正イオン20を投射すると、スクリーン
17上の負電荷のある領域(原稿部の黒画像部Bに相当
する領域)ではイオン20が通過して感光層18上に到
達し、そこの負電荷(第6B図の工程で形成されたもの
)のみを選択的に中和して消失せしめる。 とれによっ
て、イオン20の到達しない領域の負電荷が感光体上に
所定パターンに残り、赤画像部Rに相当した負の静電潜
1Q54が第7G図の如くに形成される。
配置において、正イオン20を投射すると、スクリーン
17上の負電荷のある領域(原稿部の黒画像部Bに相当
する領域)ではイオン20が通過して感光層18上に到
達し、そこの負電荷(第6B図の工程で形成されたもの
)のみを選択的に中和して消失せしめる。 とれによっ
て、イオン20の到達しない領域の負電荷が感光体上に
所定パターンに残り、赤画像部Rに相当した負の静電潜
1Q54が第7G図の如くに形成される。
こうして、感光層18の赤色画像部Rに対応する領域に
のみ負の静電荷を有して成る、黒画像部の消去された静
電荷像が形成される。 この静電荷像を赤色トナーによ
って現像することにより第8図に示すように感光体53
に赤色再現部RTが形成される。
のみ負の静電荷を有して成る、黒画像部の消去された静
電荷像が形成される。 この静電荷像を赤色トナーによ
って現像することにより第8図に示すように感光体53
に赤色再現部RTが形成される。
次に、原稿25の黒画像部Bを再現するには、別途、黒
画像部を形成する工程を実施すればよい。
画像部を形成する工程を実施すればよい。
すなわち、第9A図に示すように、感光体53の感光層
18をコロナ帯電器24により均一に負に帯電し、次に
第9B図に示すように、原稿25の光像を赤色フィルタ
ー46を介して感光層18に照射せしめて原稿25の黒
画像部Bに対応する領域にのみ負の静電荷を有して成る
静電荷像を形成し、これを黒色トナーにより現像し、黒
色再現部BTを形成する(第9C図参照)0 こうして、黒画像部Bおよび赤色画像部Rを有する原稿
25に対応した二色刷複写画像を第10図の如くに形成
することができるが、このプロセスは、第6図〜第8図
により説明した赤色再現部RTのみを形成する工程と、
第9図によυ例示的に説明した黒色再現部BTを形成す
る工程とを組合せればよいととが理解されよう。
18をコロナ帯電器24により均一に負に帯電し、次に
第9B図に示すように、原稿25の光像を赤色フィルタ
ー46を介して感光層18に照射せしめて原稿25の黒
画像部Bに対応する領域にのみ負の静電荷を有して成る
静電荷像を形成し、これを黒色トナーにより現像し、黒
色再現部BTを形成する(第9C図参照)0 こうして、黒画像部Bおよび赤色画像部Rを有する原稿
25に対応した二色刷複写画像を第10図の如くに形成
することができるが、このプロセスは、第6図〜第8図
により説明した赤色再現部RTのみを形成する工程と、
第9図によυ例示的に説明した黒色再現部BTを形成す
る工程とを組合せればよいととが理解されよう。
以上、本発明及びその変形を例示したが、上述の例は本
発明の技術的思想に基づいて更に変形が可能である。
発明の技術的思想に基づいて更に変形が可能である。
例えば、上述の感光性スクリーン及び可帯電層に対する
帯電極性、現像用トナーの極性及び種類等は適宜変更可
能である。 また、上述の全面露光及び像露光工程は、
各帯電工程と同時又は前に行なってもよい。 寸た、色
画像の形成工程と黒画像の形成工程とは順序を逆にする
こともできる。
帯電極性、現像用トナーの極性及び種類等は適宜変更可
能である。 また、上述の全面露光及び像露光工程は、
各帯電工程と同時又は前に行なってもよい。 寸た、色
画像の形成工程と黒画像の形成工程とは順序を逆にする
こともできる。
なお、本発明は上述の1色、2色のみならず、他の色又
はその組合せからなる2色以上の画像の形成にも適用可
能である。
はその組合せからなる2色以上の画像の形成にも適用可
能である。
6 発明の効果
本発明は上述した如く、感光性スクリーンとして、導電
性スクリーン上にスプレー塗布法又は蒸着法等で絶縁層
を形成し、この上に光導電性層を形成したものを使用し
ているために、絶縁層乾燥時の加熱や蒸着時の輻射熱等
による光導電性層の結晶化等の変質を防止でき、かつ絶
縁層材料の選択範囲を広げることができる。 しかも、
複写プロセスは、帯電と同時に露光を行なうことを要し
々いから、キャリア輸送能の低いOPC等の光導電層を
用いても通常のカールソンプロセスヲ適用できるために
、感度を良好々ものとすることができる。
性スクリーン上にスプレー塗布法又は蒸着法等で絶縁層
を形成し、この上に光導電性層を形成したものを使用し
ているために、絶縁層乾燥時の加熱や蒸着時の輻射熱等
による光導電性層の結晶化等の変質を防止でき、かつ絶
縁層材料の選択範囲を広げることができる。 しかも、
複写プロセスは、帯電と同時に露光を行なうことを要し
々いから、キャリア輸送能の低いOPC等の光導電層を
用いても通常のカールソンプロセスヲ適用できるために
、感度を良好々ものとすることができる。
また、本発明で使用する感光性スクリーンは、一方の面
を露出させ、他方の面に絶縁層及び光導電性層を積層し
たものであるから、エンドレス状に作成することが容易
となり、絶縁層上にバイアス用導電層がないことからス
クリーン基体との導通の問題もなくなる。
を露出させ、他方の面に絶縁層及び光導電性層を積層し
たものであるから、エンドレス状に作成することが容易
となり、絶縁層上にバイアス用導電層がないことからス
クリーン基体との導通の問題もなくなる。
更に、本発明の複写方法は、帯電と露光を同時に行々う
必要がないだめに電位の制御が比較的容易で所定の電位
を得易く、光導電性層を高感度となし、壕だ、光導電層
は一層だけでよいから、感光体の疲労による残留電位や
電位変化の影響が少なくなシ、更に既知のプロセスを応
用して使用できるために実用性が高くなる。
必要がないだめに電位の制御が比較的容易で所定の電位
を得易く、光導電性層を高感度となし、壕だ、光導電層
は一層だけでよいから、感光体の疲労による残留電位や
電位変化の影響が少なくなシ、更に既知のプロセスを応
用して使用できるために実用性が高くなる。
第1図は従来の感光性スクリーンの一部拡大断面図であ
る。 第2図〜第10図は本発明の実施例を示すものであって
、 第2図は感光性スクリーンの一部拡大断面図、第3A図
、第3B図、第3C図、第3D図、第3E図、第3F図
、第3G図は複写プロセスを各段階毎に示す各断面図、 第4A図、第4B図は他の現像方法を示す各断面図、 第5図は2色画像形成用の電子写真複写機の概略断面図
、 第6A図、第6B図、第7A図、第7B図、第7C図、
第7D図、第7E図、第7F図、第7G図、第8図、第
9A図、第9B図、第9C図、第10図は2色複写プロ
セスを各段階毎に示す各断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1.11・・・・・・・・・・・・・導電性スクリーン
2.12・・・・・・・・・・・光導電層3.13・・
・・・・・・・・・・・・絶縁層4・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・バイアス用導電層7.17・・
・・・・・・・・・感光性スクリーン18・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・再帯電層19、冴、
28・・・・・帯電器 20・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正イオ
ン21.21′・・・・・・・・・・静電荷像22、n
・・・・・・・・・・ トナー像25・・・・・・・・
・・・・・・・・・原稿31・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・転写ドラム37・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・定着器42・・・・・・・・・・・・
・・・・・光源46・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・赤色フィルター47・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ダイクロイックフィルター(シア
ン色フィルター) 招、49・・・・・・・・・・・・・・各色の現像器5
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・複
写紙53・・・・・・・・・・・・・・・・・感光体ド
ラムR・・・・・・・・・・・・・・・赤画像部B・・
・・・・・・・・・・・・・・・・黒画像部W・・・・
・・・・・・・・・・・・・白色部RT・・・・・・・
・・・・・・・赤画像BT・・・・・・・・・・・・・
・・黒画像である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏(他1名)第3D1図 第3[図 第3FI又 第3G1カ 第4A図 菊4日図 喚7FI幻 19 $7G1躬 第81刀 第9A図 第9B図 第901図 箔101η
る。 第2図〜第10図は本発明の実施例を示すものであって
、 第2図は感光性スクリーンの一部拡大断面図、第3A図
、第3B図、第3C図、第3D図、第3E図、第3F図
、第3G図は複写プロセスを各段階毎に示す各断面図、 第4A図、第4B図は他の現像方法を示す各断面図、 第5図は2色画像形成用の電子写真複写機の概略断面図
、 第6A図、第6B図、第7A図、第7B図、第7C図、
第7D図、第7E図、第7F図、第7G図、第8図、第
9A図、第9B図、第9C図、第10図は2色複写プロ
セスを各段階毎に示す各断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1.11・・・・・・・・・・・・・導電性スクリーン
2.12・・・・・・・・・・・光導電層3.13・・
・・・・・・・・・・・・絶縁層4・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・バイアス用導電層7.17・・
・・・・・・・・・感光性スクリーン18・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・再帯電層19、冴、
28・・・・・帯電器 20・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正イオ
ン21.21′・・・・・・・・・・静電荷像22、n
・・・・・・・・・・ トナー像25・・・・・・・・
・・・・・・・・・原稿31・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・転写ドラム37・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・定着器42・・・・・・・・・・・・
・・・・・光源46・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・赤色フィルター47・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ダイクロイックフィルター(シア
ン色フィルター) 招、49・・・・・・・・・・・・・・各色の現像器5
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・複
写紙53・・・・・・・・・・・・・・・・・感光体ド
ラムR・・・・・・・・・・・・・・・赤画像部B・・
・・・・・・・・・・・・・・・・黒画像部W・・・・
・・・・・・・・・・・・・白色部RT・・・・・・・
・・・・・・・赤画像BT・・・・・・・・・・・・・
・・黒画像である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏(他1名)第3D1図 第3[図 第3FI又 第3G1カ 第4A図 菊4日図 喚7FI幻 19 $7G1躬 第81刀 第9A図 第9B図 第901図 箔101η
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 多数の開口を有する感光性スクリーンに静電荷像
を形成し、この静電荷像により荷電粒子流の通過を制御
して、帯電可能な層に所定の静電荷像を形成する複写方
法において、前記感光性スクリーンとして、 (a)、多数の開口を有し、一方の面側の少なくとも一
部が露出した導電性スクリーンと、(b)、この導電性
スクリーンの少なくとも他方の面に設けられた絶縁層と
、 (C)、この絶縁層上に設けられ、電子及びホールの両
荷電担体の輸送能を有する光導電性層とから々るスクリ
ーンを使用し、この感光性スクリーンを帯電せしめる第
1帯電工程と、この第1帯電工程と同時に或いはその前
及び/又は後に前記感光性スクリーンを全面露光する露
光工程と、次いで前記光導電性層を前記第1帯電と逆極
性に帯電せしめる第2帯電工程と、この第2帯電工程と
同時に或いはその前及び/又は後に前記感光性スクリー
ンを選択的に像露光する像露光工程とを有することを特
徴とする複写方法。 2、黒画像部と色画像部とを有する原稿を使用し、少な
くとも前記 色画像部に相当する画像を得る複写方法で
あって、 (a)、前記黒画像部及び前記色画像部に相当する領域
において静電荷像支持体に第1静電荷像を形成する工程
と、 (b)、感光性スクリーンの前記黒画像部に相当する領
域にのみ、前記第1静電荷像と同極性の静電荷を有する
第2静電荷像を形成する工程と、(C)、前記感光性ス
クリーンを前記静電荷像支持体と対向せしめた状態で、
前記感光性スクリーンを介して前記第1静電荷像と逆極
性の荷電粒子流を前記静電荷像支持体に投射し、これに
よって前記黒画像部に相当する前記第1静電荷像のみを
消失せしめる工程と を有する、特許請求の範囲の第1項に記載した方法。 3、荷電粒子流の通過を制御するだめの静電荷像が形成
されるように構成され、この静電荷像によって制御され
た荷電粒子流の作用で帯電可能な層に所定の静電荷像を
形成するのに使用される感光性スクリーンにおいて、 (a)、多数の開口を有し、一方の面側か露出した導電
性スクリーンと、 (b)、この導電性スクリーンの少なくとも他方の面に
設けられた絶縁層と、 (C)、この絶縁層上に設けられ、電子及びホールの両
荷電担体の輸送能を有する光導電性層とからなることを
特徴とする感光性スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58061188A JPS59185356A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | 複写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58061188A JPS59185356A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | 複写方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185356A true JPS59185356A (ja) | 1984-10-20 |
JPH0352863B2 JPH0352863B2 (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=13163933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58061188A Granted JPS59185356A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | 複写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185356A (ja) |
-
1983
- 1983-04-07 JP JP58061188A patent/JPS59185356A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0352863B2 (ja) | 1991-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4673284A (en) | Cleaning device | |
US3216844A (en) | Method of developing electrostatic image with photoconductive donor member | |
US4407918A (en) | Electrophotographic process and apparatus for making plural copies from a single image | |
US5038177A (en) | Selective pre-transfer corona transfer with light treatment for tri-level xerography | |
US4297422A (en) | Electrophotographic process for printing a plurality of copies | |
US3999849A (en) | Touchdown ambipolar development | |
US4551003A (en) | Electrophotographic process and apparatus therefor | |
US4248951A (en) | Method of image formation with a screen element and charging means | |
JPS59185356A (ja) | 複写方法 | |
US3341326A (en) | Dark decay controlled xerography | |
JPH0352864B2 (ja) | ||
JPS59185339A (ja) | スクリ−ン感光体 | |
JPS59185358A (ja) | 複写方法 | |
US4600292A (en) | Photoconductive screen | |
JP2888008B2 (ja) | カラー電子写真方法および装置 | |
JPH01126661A (ja) | 画像形成方法 | |
US6243551B1 (en) | Electrophotographic copying method and apparatus | |
JPS59185338A (ja) | スクリ−ン感光体用基体 | |
JPS60165673A (ja) | 光導電性トナ−を用いる記録装置 | |
JPH0121319Y2 (ja) | ||
GB1591044A (en) | Photosensitive screen | |
Cassiers | A Review of Architectures and Process Configurations for Electrophotography | |
JPS60165672A (ja) | 光導電性トナ−を用いる電子写真方法等の記録方法 | |
JPS6053967A (ja) | 多数枚複写方法 | |
JPS60165675A (ja) | 光導電性トナ−を用いる電子写真方法等の記録方法 |