JPS59185250A - 屋根仕上材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 および該屋根仕上材を具有した屋根構造体、即ち本発明
の方法に従って製造した屋根構造体に関する。本発明は
主として、細長い形状の金属板を使用する屋根仕上材に
関する。

国際的規格に依ると、屋根仕上材は／ｍ２当シ最低乙個
の緊縛具を備えなければならない。これは母屋桁間の距
離が例えばへＳ乃至２ｍといっだ従来型でない長スパン
型の屋根であって、良好な耐候密封を保持しなければな
らない場合に問題となる。各板の本体に穴が生じないよ
うにするためには、各板の幅を比較的狭少にして、縦方
向端部たけを固着するときに、所要の数の緊縛具を使用
することができるようにしなければならない。どのこと
から、取付施工者は急いで作業を行なう間に、隣接する
板の間に良好な密封を施すことが強く求められる。加え
て、径間の長い屋根では熱膨張にも対処することができ
るよう、通常極めて長い板を使用する。例えば、利用可
能な屋根仕上材の熱膨張率は亜鉛めっき鋼材で／　Ｘ　
１０　−　３／　℃，亜鉛チタン材で３×ｌθ−３／　
℃，アルミニウム材でＺＸ／θ−！；／　℃であり、従
って、温度領域が％℃の長さ１０ｍ以上の材料の場合、
弘乃至／２　ｆｎｍの伸びが生じる。

横風作用の影響および例えば、雨水が屋根部分間の継手
を通シまたは浸潤することとなる毛管作用もまた問題と
なる。

本発明の１つの目的は、少なくとも１つの細長い隆起部
と側面傾斜谷部および板の両側にある細長い端縁に沿っ
た第１および第２成形端部を備えており、第１成形端部
は第１端側面部から中側に伸長するロックフランジを形
成する曲折させたフランジ内に嵌合する並慟第１端側面
部を備え、第２成形端部は第２端側面部を備え、曲折頭
面部が第２端側面部から該第２端側面部の外方に、曲折
頭面部の下方に溝を形成する入り隅曲折部まで伸長して
いることから成る横断方向に成形した細長い屋根板を提
供することである。

本発明のもう７つの目的は、少なくとも７つの細長い隆
起部と、側面傾斜谷部とおよび板の両側にある細長い端
部に沿った第７および第２成形端部とを備え、第７成形
端部は第７端側面部および第１端側面部の上方部分から
中側に伸長するロックフランジを備え、第２成形端部が
第２端側面部を備え、端頭面部が第２端側面部の上方部
分から該第２端側面部の外方へ端頭面部の下方に溝を形
成する入り隅曲折部まで伸長していることから成る横断
方向に成形した細長い屋根板を提供することである。

隣接する屋根板の成形端部は板のロックフランジを他の
板の溝内に係合させることによって相互にロックされる
。第１端側面部は好ましくはその外端上に上向きのリッ
プ部を備え、水滴が継手に浸透する場合に、水流出用溝
を提供する。

本発明のもう７つの目的は屋根板を屋根枠構造体に固着
するだめの転び止め具であって、各々、屋根枠部材に固
着することができ、第１成形端部の７部分と係合するＩ
クランプ部分を備えだ転び止め具を提供することである
。該転び止め具によって、板が縦方向に膨張および収縮
することが自由に行えるような状態に屋根板を固定する
ことカニ可能となる。

別の実施態様においては、第１端側面部は基底部分を有
し、これによって、該端部を例えば、基底部分に釘を打
つことによって母屋桁に固着することができる。この場
合、基底部分と隣接する側面によって流出用樋を形成す
ることができるよう基底部分の自由端部上に上方に伸長
するリップ部を形成することが好ましい。

第１成形端部を母屋桁等に緊縛するため、転び止め具ま
たはブラケットを設ける場合、転び止め具は該止め具を
母屋桁に固着するだめの基底部分と、上方向に伸長する
部分および該止め具を屋根板の第１端部のフランジに係
合させる先を曲げたリップ部分を有するクランプ部分と
を備えることができる。これと別に、転び止め具は該止
め具を母屋桁に固着するだめの基底部分と、フランジ。

耳部２貫通孔または溝穴の端部および段または突起のよ
うな第１端部上における適当な形成体と係合する部分を
備えることができる。

ロックフランジは屋根板の傾斜部方向に下に傾斜するこ
とが好ましい。この傾斜１てよって、ロックフランジが
溝内に係合する場合、毛管作用を阻止する間隙または空
間が形成される。端リップ部は第２端リブ部分の先を折
返しだリップ部分の自由端部に形成することが好ましい
。この端リップ部は隣接する板の第１端リブ部の側面部
に接触し、風の作用によって、継手から水が浸入するの
を阻止する間隙を形成する構造とすることが好ましい。

本発明のもう７つの目的によると、屋根枠上に屋根板を
敷く段階と、板の第１端部分を屋根枠に固着する段階と
、第１板に対して、第２板を傾斜させて位置決めし且つ
第２屋根板の第２端部分を既に取付けた第１屋根板の第
１端部分に係合させる段階と、第２屋根板を捻って位置
決めする段階と、第２板の第１端部を固着する段階とお
よびある面積に亘って屋根をつける上の必要に応じて、
さらに別の板について選択的に手順を進める段階とを備
える前述した屋根板材を取付ける方法が提本発明のもう
７つの目的によると、上述した屋根板材を備え、且つ、
上述した本発明の方法雀用いて、支持構造体上に載せた
屋根構造体が提供される。

本発明の好ましい実施態様について、以下添付図面を参
照しながら説明を加える。

第１図は隣接する支持体（母屋桁）間の間隔が／、Ｓ乃
至２ｍもある「長スパン」型屋根に適した屋根板／θを
示したものである。額板／θは側面傾斜谷部／２と、第
１および第２成形端部＃ｆ　、　１ｇと共に一つの隆起
部／グを備えている。隆起部／Ｉｌおよび成形端部／４
　、１ｇ間には軽補助リブ〃がある。典型的な板はＡＯ
Ｏｍｍ幅の薄板で形成した３００ｍｍ幅のものである。

第１成形端部／乙は各々上方向に傾斜する並置側面部ｎ
および２グを備え、該側面ｎおよび２グは第１端部側面
部ｎおよび２’ｌから中側に伸長するロックフランジを
形成するよう曲折されている。側面部２グの底部には水
流山積を形成するように先端を上に曲げたリップ部分３
θがある。

第２成形端部／ｇは側面部３２と、該側面部から外方に
伸長する折返し頭面部３グ、および入シ隅部分３６とを
備え、該入り隔部分３乙の自由端部を折返してリップ部
分３ｇを形成させである。頭面部３グと入り隔部分３乙
との間には溝が形成されている。

第２図においては、第７図に示した板の部分に該当する
部分は同一の参照符号にて示し、板は相似体として使用
する状態を示しである。

第３図は第１図の屋根板を、この屋根板の細長い隆起部
に対しほぼ直角に伸長する母屋桁を備する屋根枠上に取
付ける様子を示したものである。

屋根仕上材即ち屋根板１０および７０は、転び止め具Ｓ
θ（第３図に示すように幅広のものとすることもできる
）およびフックボルト乙／によって、屋根枠母屋桁ψに
固着される。屋根板１０の成形端部は傾斜側面部乙２と
、ロックフランジ６乙とおよびほぼ垂直な側面部乙ｔと
を備え、該ロックフランジは側面部、＜Ｖからｌ０５０
曲折し、屋根板の傾斜部に向けて下方向に傾斜しである
。側面部ｇ＋の自由端部上にある上方向リップ部乙には
水流出用溝を形成する。

屋根板７０の成形端部分は傾斜側面部７２と、頭面部７
４Ｚと、入り隔部分７乙とおよびリップ部７ｇとを備え
ている。

頭面部７グは少なくとも取付けられたときに、屋根板乙
Ｏおよび７０の谷部とほぼ平行であり、また該頭面部７
４ｔと入シ隅部７乙との間の溝にはフランジ６乙が弾性
状に押圧された嵌合状態に受は入れられる。実際上、屋
根板７０は、それを傾斜状態に保持し、図示した端部を
下方向に傾斜させ、フランジ乙ごを溝に係合させ、板乙
Ｏと平行になるよう板７０を回転させ、リップ部７どの
端部が側面部６２と当接するように、板７０を板乙Ｏか
ら離れるように引張ることにより、取付けられる。これ
により、フランジ乙ｌおよび７乙は弾性状に相互に押圧
し、経験上、釘のような緊縛部材を抜けやすくすること
が知られている屋根仕上材のがたつきを阻止する。

この構造はまた、断面積が比較的大きく且つ従って、毛
細管現象を阻止する作用、即ち、毛管作用によって継手
に水が浸入するのを防止する働きをする空間ＡおよびＢ
が確実に、継手内に形成できるようにしている。該構造
において転び止め具を使用することによって、温度変化
に対し、屋根板が緊縛部材に大きな力を加えずに、膨張
まだは収縮することが可能となる。、この転び止め具ｓ
ｑはリップ部乙ざにフック止めされる別の実施態様とし
て示しである。

第グ図は屋根枠に固着することができるよう、２つの穴
５３を有する基底部分！２と、上方向に伸長する本体部
分５グとおよび端部リブのロックフランジ２乙を嵌入さ
せる溝を形成する折返しリップ部ｓｓ’を有するクラン
プ部分５乙を備えた転び止め具Ｓθを示したものである
。

第Ｓ図は転び止め具を使用しない実施態様を示すもので
ある。この図において、７つの屋根板の成形端部分１６
は基底部分Ｉを通る釘クツによって、母屋桁ψに固着さ
れている。勿論、適当な状況においては釘グ！および木
製母屋桁ψは公知の方法にて、金属材製母屋桁およびフ
ックボルトに代えることができよう。隣接する屋根板の
成形端部分／／ｇは該端部／／にの入り隔部分／３乙の
溝を成形端部分／／乙のロックフランジ／２乙と係合さ
せることによって、屋根枠に既に固着した上述の屋根板
にロック止めされる。図示するように、リップ部７３と
は成形端部分／／乙の側面部／２２と係合して、暴風雨
時に、側面部／２２を上昇する水の毛管現象を防止でき
るのに十分な大きさの空間Ｂを形成する。

また図示するように、ロック７ランジ／２乙は下方向に
傾斜している。このことによって、まだ、隣接する屋根
板間の継手から水が漏れる一′のを防止する第２空所Ａ
が形成される。マスティック（Ｍａｓｔｉｃ登録商標）
の層または同様の歴青充填剤グ６をフランジ／２乙と頭
面部分／３りとの間に使用する。基底部分Ｉは、上方折
返しリップ部刀を有し、該リップ部２９が、溝内に曲折
している。

上述した屋根板を使用して屋根をふく場合、屋根板は横
方向に連続的に取付けられる。言い換えると、／端に隣
接する屋根板を先ず、屋根枠上の所定位置に固着し、成
形端部／６を固着する。次いで、隣接する屋根板を既に
固着した成形端部分／／乙に固着し、その端部分／／乙
を屋根枠に固着する。このようにして、最小限度の固着
要素を使用して且つ該要素が露出しない隠れた状態にて
各々の屋根板を迅速に取付けることができる。

本発明は図面に示し且つここに説明した構造上の細部に
限定されるものではなく、本発明の精神または範囲から
逸脱することなく、変形を加えることが可能である。例
えば、屋根板のリップ部６ｇにだけ係合するよう転び止
め具を設けることもできる。この場合、隣接する板の部
材７１および７６間の溝にフランジ６グを密封するため
適当な充填剤を使用することができる。まだポツプリベ
ットにて頭面部とロックフランジとを接続することがで
き、この場合には、該リベットは重合せたフランジを貫
通するほど伸長していないことが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の屋根板の好適実施態様に関する斜視図
、第２図は本発明の屋根板の別の実施態様に関する斜視
図、第３図は隣接する屋根板を相互に且つ屋根枠に連結
する継手部分の斜視図、第１図は本発明に使用する転び
止め具の実施態様に関する斜視図、および第Ｓ図は本発
明の別の実施態様による屋根構造体の隣接する屋根板を
連結する継手部分の斜視図である。 ／θ・屋根板、／ノ・・側面傾斜部、／グ・・・師部、
／乙・・第１端部分、７ｇ　第２端部分、〃・・・補強
リブ、２ノ・・側面部、２グ・・・側面部、ノ乙・ロッ
クフラン・ジ、３θ・・・先を曲げたリップ部、３グ・
・転び止め具、ｐ・・母屋桁。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　少なくとも７つの細長い隆起部および側面傾斜谷
   部と、板の両側にある細長い端縁に沿った第１および第
   ２成形端部分とを備える横断方向に成形した細長い屋根
   板において、上記第１成形端部が第１端側面部と該第１
   端側面部の上部から中側に伸長するロックフランジとを
   備え、上記第２成形端部分が第２端側面部と該第２端側
   面部から該第２端側面部の上方へ伸長して端頭面部の下
   方に溝を形成する入シ隅曲折部まで達する第一端頭面部
   とを備えることを特徴とする屋根仕−上材。 （２）　　少なくとも７つの細長い隆起部および側面傾
   斜谷部と、板の両側にある細長い端部に沿った第１およ
   び第２成形端部分とを備える横断方向に成形した細長い
   屋根板において、上記第１成形端部分が該第１端側面部
   から中側に伸長するロックフランジを形成する折返しフ
   ランジに嵌合する並置第１端側面部を備え、第２成形端
   部分が第２端側面部と、該第２端側面部から該第２端側
   面部の外方に伸長して折返し頭面部の下方に溝を形成す
   る入り謡曲折部まで達する折返し頭面部とを備えること
   を特徴とする屋根仕上材。 （３）　　第１端側面部がその下端に水流出用通路を形
   成するように先端を折返したリップ部を備えていること
   を特徴とする特許請求の範囲第２項に記載した屋根仕上
   材。 （４）　　屋根材を屋根枠構造体に固着する複数の転び
   止め具を組合せ、各転び止め具が屋根枠部材に固着する
   ことができ且つ第１成形端部分の７部と係合するクラン
   プ部分を有することを特徴とする特許請求の範囲第２項
   に記載した屋根仕上材。 （５）　　転び止め具がロックフランジを係合するよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第を項に記載し
   た屋根仕上材。 （６）　　第１端側面部がその下外端上に、水流出用通
   路を形成するように先を折返したリップ部を備え、転び
   止め具が前記光を折返したリップ部に係合するようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第グ項に記載した屋
   根仕上材。 （７）　　第１端側面部が該端部を固着することのでき
   る基底部分を有することを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項に記載した屋根仕上制。 （８）　　上方向に伸長するリップ部を基底部分の自由
   端部上に形成し、該基底部分と隣接する側面部とによシ
   流出用樋を形成できるようにしたことを特徴とする特許
   請求の範囲第７項に記載した屋根仕上材。 （９）　　ロックフランジが屋根板の傾斜部に向けて下
   方向に傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項に記載した屋根仕上材。 （１０）屋根枠上に屋根板を敷く段階と、屋根枠に板の
   第１端部分を固着する段階と、第２板を第１板に対して
   傾斜させ且つ第２屋根板の第２端部分を既に取付けた第
   １屋根板に係合する段階と、第２屋根板を捻って位置決
   めする段階と、第２板の第１端部を固着する段階とおよ
   びある面積に亘って屋根をふくのに要する他の板を選択
   的に施工する段階とを備えることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項に記載した屋根材を取付ける方法。