JPS5918360A - 冷暖房給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発Ｆ３Ａは、エンジン駆動にて圧縮機を運転し、冷
暖房および給湯を行うことのできる冷暖房給湯装置に関
するものである。

通常、この種の装置においては、暖房時で、かつ採熱側
の被冷却媒体（例えば冷却器の突気）の温度が低い場合
、暖房能力が低下し、効率のよい運転かで＠なかった。

この発明は、上紀事清に着目して、なされたもので、そ
の目的とするところは、エンジン駆動により、冷暖房装
置を運転し、上記エンジンの高温排熱を給湯に、また、
給湯水と熱交換後の低温排熱を上記冷暖房装置の採熱側
に利用するようにし、熱効率の良い冷暖房給湯装置を提
供しようとするものである。

以下、この発明を第１図に示す一実施例にもとすいて説
明する。図中、（１）は水冷式エンジンであり、ベルト
（２）を介して圧縮機（３）に連結されている。

圧縮機（３）は四方弁（４）を介して非利用側熱交換器
（５）に接続され、さらに直列に、絞り装置（６）、利
用側熱交換器（７）及び西方弁（４）に接続されている
。（８）は補助熱交換器、（９）はアキュームレータで
あり、補助熱交換器と共に四方弁（４）と圧縮機（３）
の吸込側との間に設けられており、と−トポンプ式の冷
暖房装置を構成している。さらに、（４０）は水冷式エ
ンジン（１）の水回路であり、給湯用熱交換券（４１）
、水循環用ポンプ（４２）、第１の切換弁（４３ａ）、
及び放熱器（４４）より構成されている。また、第１の
切換弁（４３ａ）　　と並列に補助熱交換器（８）の冷
媒回路（８ａ）と熱交換可能な水回路（８ｂ）及び第２
の切換弁（４３ｂ）を接続するバイパス回路（６０）　
’に有している。

第１、及び第２の切換弁（４３ａ）（４３ｂ）け上記ヒ
ートポンプ回路の四方弁（４）と補助熱変換器（８）を
結ぶ配管の温度を検出する温度検出器（１０）　Ｋより
切換制御される。（４５）は放熱器（４４）　Ｋ送風す
る為の送風機であり、水冷式エンジン（１）と放熱器（
４４）とを結ぶ水配管の温度を検出する温度検出器（４
６）により７アンコントロール出来るように構成されて
いる。

（７１）は給湯用熱交換器（４１）を内蔵する給湯タン
クであり、給湯用熱交換器（４１）と熱交換した給湯水
を給水栓（７２）より供給し、給湯された分だけジスタ
ーンタンク（７３）より補給水を補充するようになって
いる。

次にこの発明の作用について説明する。まず第１にヒー
トポンプサイクルの冷房運転について説明する。図中、
実線矢印にて冷媒流れ方向を示す。

水冷式エンジン（１）を駆動させ、ベルト（２）を介し
て、圧縮機（３）に回転を与え、圧縮機（３）を運転さ
せる。

圧縮機（３）より吐出されたガス冷媒は西方弁（４）を
通り、非利用側熱交換器（５）　Ｋて凝縮液化し、絞り
装置（６）にて減圧される。その後、利用側熱交換器（
７）にて蒸発し、四方弁（４）、補助熱交換器（８）、
及びアキュームレータ（９）を通って圧縮機（３）　Ｖ
Ｃ戻る。そして、利用側熱交換器（７）で被冷却媒体を
冷却する。

次に暖房運転について説明する。図中、破線矢印にて冷
媒流れ方向を示す。圧縮機（３）より吐出されたガス冷
媒は四方弁（４）を通り、利用側熱交換器（７）にて凝
縮液化する。この時、被加熱媒体を加熱する。その後、
絞り装置（６）にて減圧され、非利用側熱交換器（５）
にて蒸発し、四方弁（４）、補助熱変換器（８）及びア
キュームレーク（９）を通り、圧縮機（３）に戻る。

次に水冷式エンジン（１）の水回路（４０）の作用につ
いて説明する。まず、水冷式エンジン（１）を冷却した
後の高温水は給湯用熱交換器（４１）に導かれ、給湯タ
ンク（７１）内の給湯水と熱交換される。そして、給湯
水を昇温し、この給湯水は給水栓（７２）より供給され
、低温の補給水はジスターンタンク（７３）より供給さ
れた分だけ補充される。エンジン（１）を冷却した高温
水は給湯タンク（７１）での熱交換により温度が降下し
てポンプ（４２）、第１の切換弁（４３ａ）るように送
風ａ　（４５）の回転数が制−されているので、エンジ
ン（１）には所定水温の水が戻る。

また、ヒートポンプサイクルの暖房運転時においては、
温度検出器（１０）により第１の切換弁（４３ａ）が閉
路し、＠２の切換弁（４３ｔ））が開路してバイパス回
路（６０）に水流通させる為、と−トポンプサイクルの
非利用側熱交換器（５）と補助熱交換器（８）の両方よ
り採熱が可能であり、ヒートポンプサイクルの低圧圧力
が上昇し、能力アンプを計ることが出来る。

しかも、低圧圧力が上昇しすぎ、圧縮機（１）がオーバ
ーロード気味となる場合には、四方弁（４）と補助熱交
換器（８）との間の冷媒回路（常に低圧側となる回路）
の温度が所定温度より高くなったことを温度検出ｉ！　
（１０）により検出し第１及び第２の切換弁（４３ａ）
　（４３ｂ）を切換えることによりバイパス回路（６０
）を誓路する。従って、圧縮機（３）の焼損等のトラグ
ルを防止することが出来る。なお、温度検出器（１０）
の代りに圧力を検出してもよく、また外気温度を検出す
るようにしても同様の効果がある。

さらに、暖房運転の為に冷暖房切換スイッチ（図示せず
）と連動させて第１及び第２の電磁弁（４３ａ）（４３
ｔｌ）を切換え、バイパス回路（６０）を作用させ常に
低圧側となる回路の温度または圧力、あるいは外気温度
が所定値より上昇したときバイパス回路（６０）を不作
用とするように第１及び第２の電磁弁（４３ａ）　（４
３ｂ）を切換でも同様る。また、第１及び第２の電磁弁
（４３ａ）　（４３ｂ）に代えてバイパス回路（６０）
を作用あるいけ不作用にする三方切換弁を用いても同様
である。

以上のようにこの発明では、水冷式エンジンの排熱を給
湯に利用し、しかも、ヒートポンプサイクルの１１房運
転時においては、さらに給湯用熱交換後の排熱をヒート
ポンプの採熱として利用出来る為、暖房時の能力アンプ
７ｊＪ率向上を計ることが出来る。また、ヒートポンプ
サイクルの常に低圧側となる回路の湿度、甘たは圧力あ
るいは外気温度が所定温度より低下した古き、給湯用熱
交換後の排熱をヒートポンプに利用しているので、圧縮
機のオーバロードを防止することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すサイクル系統図である。 図中、（１）は水冷式エンジン、（３）は圧縮機、（８
）け補助熱交換器、（１０）は温度検出器、（４１）は
給湯用熱交換器、（４３ａ）　（４３＋））は第１、第
２の切換弁、（４４）は放熱器、（６０）はバイパス回
路、（７１）は給湯タンクである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 水冷式エンジンと、このエンジンの水回路出口に接続さ
   れた給湯用熱交換器を介して加熱される給湯タンクと、
   上記給湯用熱交換器と、上記エンジンの水回路人口との
   間に、接続された放熱器と、上記エンジンにより１＠動
   される圧縮機を有し、冷暖房を行うヒートポンプサイク
   ルと、上記ヒートポンプサイクルの常に低圧側となる回
   路に設けられた補助熱交換器と、上記給湯タンクおよび
   放熱４間の水回路と並列接続され、上記補助熱交換器と
   熱交換関係に配設されたバイパス回路と、上湯 記給隷タンクおよび放熱器間の水回路あるいけバイパス
   回路の回路切換弁と、上記ヒートポンプサイクルの常に
   低圧側となる回路の温度または圧力あるいは外気温度を
   検出する検出器とを備え、上記温度または圧力、あるい
   け外気温度が所定温度よりも低下したとき、上記検出器
   により上記回路切換弁を切換え、上記バイパス回路を作
   用させるようにしてなる冷暖房給湯装置。