JPS5918277Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPS5918277Y2
JPS5918277Y2 JP1980021291U JP2129180U JPS5918277Y2 JP S5918277 Y2 JPS5918277 Y2 JP S5918277Y2 JP 1980021291 U JP1980021291 U JP 1980021291U JP 2129180 U JP2129180 U JP 2129180U JP S5918277 Y2 JPS5918277 Y2 JP S5918277Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
refrigerant
capillary tube
flow divider
gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980021291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56122067U (ja
Inventor
孝之 杉本
信雄 鈴木
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1980021291U priority Critical patent/JPS5918277Y2/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • F25B39/028Evaporators having distributing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/40Fluid line arrangements
    • F25B41/42Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷媒をフラッシュ域において分流する分流器を
備えてなる冷凍装置に関するものである。
従来、特別な除湿回路やマルチ回路(複数部屋に別々に
取り付けた室内ユニットを一台の室外ユニットに連結し
、複数部屋同時に或いは1部屋のみを冷房する回路)に
おいて、気液混合状態の冷媒をフラッシュ域で分流する
場合、通常の分岐管を用いて分流すると、取付方向(特
に上下方向の取付)により気液分離が起こり、偏流が生
ずる欠点があった。
これを更に詳述すると、例えば2240 Kcal/
hの冷房能力を有する機器では、従来、内径が3〜4m
mの分流器が用いられていたが、膨張機構として用いら
れているキャピラリーチューブの内径は例えば約1mm
であるから、キャピラリーチューブに対する分流器の内
断面積は9〜16倍となり、キャピラリーチューブから
分流器に至った冷媒の流速が著しく低下し、また2台の
室内ユニットの例えば1階と2階との据付位置の高低に
よる抵抗差や冷媒配管の長さによる抵抗差に起因して、
この流速の低下した分流器内で気液分離が起こって偏流
が生じ、システムが不安定になる欠点があった。
なお、フラッシュガスの発生は単位時間内に流れる冷媒
量の低下につながるため好ましくない現象であるが、因
にフラッシュガスが発生する原因について述べると、リ
キッドラインに立ち上がりがある場合、管が細くて抵抗
が大きくこのため圧力降下が大きい場合、管の外部温度
が異常に高くリキッドが途中で過熱される場合等である
本考案は上記の点に鑑みて考案したもので、前記分流器
を分流直前から分流直後までキャピラリーチューブの内
径とほぼ同等の内径の細管となすことにより、気液分離
を生じることなく前記冷媒を平等に分流し、偏流をなく
してシステムの安定を図ることを、その目的とするもの
である。
本考案の構成は、圧縮機、凝縮器、キャピラリーチュー
ブおよび複数の蒸発器を備え、前記凝縮器と複数の蒸発
器とを分流器を介して冷媒配管で接続すると共に、該分
流器の出入口に接続される冷媒配管に前記キャピラリー
チューブを介設してなる冷凍装置において、前記分流器
を分流直前から分流直後まで前記キャピラリーチューブ
の内径とほは同等の内径の細管となしたものであって、
気液混合冷媒を高速の乱流状態で細管内を通過させ、以
って気液分離が生じないようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係るセパレート型冷凍装置の実施例を
示す冷媒配管系統図で、同図中、1は圧縮機で、この圧
縮機1の吐出側に凝縮器2を、また該凝縮器2の液出口
側にキャピラリーチューブ3をそれぞれ接続している。
前記キャピラリーチューブ3には分流器4の入口4aを
接続し、該分流器4の一方の出口4bにはキャピラリー
チューブ5、電磁弁6および連結管7を介して蒸発器8
を接続する一方、前記分流器4の他方の出口4Cにはキ
ャピラリーチューブ9、電磁弁10および連結管11を
介して蒸発器12を接続している。
また、前記一方の蒸発器8の出口側には連結管13を、
他方の蒸発器12の出口側には連結管14をそれぞれ接
続すると共に、これらの各連結管13゜14の出口側を
共に逆止弁15に接続し、該逆止弁15にアキュムレー
タ16を介して前記圧縮機1を接続し、一台の室外ユニ
ットによって二台の室内ユニットを同時に或いは一台の
みを運転すべく所謂マルチ回路を構成している。
前記各キャピラリーチューブ3,5.9の途中に接続し
た分流器4は第2図に示す如く構成している。
すなわち、直線状に形成した2つの出口路17゜18に
対して入口路19を直角に配し、各冷媒通路17.18
.19の全体形状がT字状になる如く構成した黄銅製の
もので、前記入口路19および出口路17.18の内径
は、冷凍装置の冷房能力が2240Kcal/ h 、
3500 Kcal/ h前後のものに対しては、キャ
ピラリーチューブ3,5.9の内径(l mm)とほぼ
同等の内径すなわち1mmの小径となしており、分流直
前から分流直後にかけての比較的短い(例えば1cm程
度)通路中を、気液混合冷媒が高流速にて通過するよう
に構成している。
なお、前記入口路19および出口路17.18は斯る小
径であるが、その通路長さは1cm程度であるので、前
記キャピラリーチューブ3,5.9の長さく例えば1乃
至2m)に比較すれば冷媒回路に対して抵抗にはならな
い。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
いま、第1図において2つの電磁弁6,10を共に開い
て一台の室外ユニットで二台の室内ユニットを同時に運
転する際、圧縮機1を駆動すると、該圧縮機1で圧縮さ
れ高温高圧になったガス冷媒は凝縮器2に入り熱交換さ
れ、ここで熱交換されて液化した液冷媒はキャピラリー
チューブ3に至り、ここで絞り膨張されて気液混合状態
となる。
この気液混合状態の冷媒は分流器4の入口路19から2
つの出口路17.18に分流された後に、キャピラリー
チューブ5,9に至り、ここで再び断熱膨張されて低圧
となる。
この低圧となった液冷媒は電磁弁6,10および連結管
7,11を各別に介して蒸発器8.12中に入り外部の
熱を取って気化されてガス冷媒となり、さらに連結管1
3,14、逆止弁15およびアキュムレータ16を介し
て再び前記圧縮機1に吸入される。
ここで、前記分流器4はその内径を分流直前から分流直
後に至るまでキャピラリーチューブ3゜5.9とほぼ同
等の小径となしたものであるから、膨張の途中における
気液混合冷媒は高速の乱流状態で前記分流器4を通過す
ることになり、この結果、前記冷媒は気液分離すること
なく、むしろ乱流によって気液を混合しながら一方の出
口路17と他方の出口路18とに均等に分かれるので、
偏流をなくすことができる。
したがって、前記蒸発器8゜12を各別に含む二台の室
内ユニットを例えば1階と2階とに据え付けた場合にお
いても、据付位置の高低による抵抗差や冷媒配管の長さ
の相違による抵抗差に起因して偏流が起るのを防止する
ことができ、システムの安定した運転を図ることができ
るものである。
第3図は上記構成の他の実施例を示す冷媒配管系統図で
、この実施例においては一台の室外ユニットによって三
台の室内ユニットを同時に或いは−乃至二台運転すべく
構成している。
すなわち、前位のキャピラリーチューブ20,21゜2
2と後位のキャピラリーチューブ23,24.25との
間に分流器26 、27.28をそれぞれ接続し、該分
流器26.27.28の各一方の出口に各電磁弁6,1
0.29を各別に介して蒸発器8,12.30を接続し
たものである。
前記各分流器26 、27.28は第4図に示す如く、
つの入口路31と三つの出口路32 、33.34とを
十文字状に形成したもので、前記入口路31および出口
路32 、33 、34の内径は、先の実施例と同様に
、冷凍装置の冷房能力が2240 Kcal/ h 、
3500 Kcal/ h前後のものに対しては、キ
ャピラリーチューブ20〜22.23〜25の内径(1
mm)とほは同等の内径例えば1mmとなしており、分
流直前から分流直後にかけて気液混合冷媒を高流速にて
通過させるように構成している。
例えば、分流器26について電磁弁6を閉鎖するとき、
冷媒の流れは、キャピラリーチューブ20、分流器26
を経て分流され、キャピラリー23.25へと流れる。
この時分流器26の第4図中に示す、出口路32は流通
しておらず、出口路33.34のみ流通して冷媒が分流
する。
以下、このように構成した場合においても、先の実施例
とほぼ同様の作用効果を奏するので、第3図において第
1図と同一の部分には同一番号を付してその詳しい説明
を省略する。
本考案は以上詳述したように、圧縮機、凝縮器、キャピ
ラリーチューブおよび複数の蒸発器を備え、前記凝縮器
と複数の蒸発器とを分流器を介して冷媒配管で接続する
と共に、該分流器の出入口に接続される冷媒配管に前記
キャピラリーチューブを介設してなる冷凍装置において
、前記分流器を分流直前から分流直後まで前記キャピラ
リーチューブの内径とほは同等の内径の細管となしたも
のであるから、前記の気液混合冷媒を高速の乱流状態で
管内を通過させることができ、この結果、気液分離を生
しることなく前記冷媒を均等に分流し、前記分流器中で
の偏流をなくしてシステムの安定を図ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷凍装置の冷媒配管系統図、第2
図は分流器4の断面図、第3図は他の実施例を示す冷凍
装置の冷媒配管系統図、第4図は分流器26の断面図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブおよび複数の蒸
    発器を備え、前記凝縮器と複数の蒸発器とを分流器を介
    して冷媒配管で接続すると共に、該分流器の出入口に接
    続される冷媒配管に前記キャピラリーチューブを介設し
    てなる冷凍装置において、前記分流器を分流直前から分
    流直後まで前記キャピラリーチューブの内径とほは同等
    の内径の細管となしたことを特徴とする冷凍装置。
JP1980021291U 1980-02-20 1980-02-20 冷凍装置 Expired JPS5918277Y2 (ja)

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JP1980021291U JPS5918277Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 冷凍装置

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JP1980021291U JPS5918277Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPS56122067U JPS56122067U (ja) 1981-09-17
JPS5918277Y2 true JPS5918277Y2 (ja) 1984-05-26

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ID=29617459

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JP1980021291U Expired JPS5918277Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 冷凍装置

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JPS60114662A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 株式会社東芝 空気調和機

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JPS56122067U (ja) 1981-09-17

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