JPS59182398A - 使用済核燃料輸送容器の製造方法 - Google Patents
使用済核燃料輸送容器の製造方法Info
- Publication number
- JPS59182398A JPS59182398A JP58056578A JP5657883A JPS59182398A JP S59182398 A JPS59182398 A JP S59182398A JP 58056578 A JP58056578 A JP 58056578A JP 5657883 A JP5657883 A JP 5657883A JP S59182398 A JPS59182398 A JP S59182398A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- fins
- liner
- welded
- shielding material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は使用済核燃料輸送容器の製造方法に関し、特に
容器の外面全体が金属で覆われているので、除染性と耐
火性がすくれ、かつ放熱性が良好な使用済核燃料輸送容
器の製造方法を提供するものである。
容器の外面全体が金属で覆われているので、除染性と耐
火性がすくれ、かつ放熱性が良好な使用済核燃料輸送容
器の製造方法を提供するものである。
従来、使用済核燃料輸送容器は、第１図に示すように耐
圧性の外筒１と、この外筒１の内側に設けた鉛層２と、
更にこの鉛層２の内側に配置した耐蝕性内筒３とから容
器本体４が形成され、内筒３に収容された使用済核燃料
の発熱を放熱するために、外筒１の外側に熱伝動の良好
な材料で形成した複数のフィン５を溶接で固定し、かつ
これらのフィンの間には、核燃料から放射される中性子
線を遮蔽する中性子遮蔽材６、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、シリコンゴム等の合成樹脂が取付けられ
ている。
圧性の外筒１と、この外筒１の内側に設けた鉛層２と、
更にこの鉛層２の内側に配置した耐蝕性内筒３とから容
器本体４が形成され、内筒３に収容された使用済核燃料
の発熱を放熱するために、外筒１の外側に熱伝動の良好
な材料で形成した複数のフィン５を溶接で固定し、かつ
これらのフィンの間には、核燃料から放射される中性子
線を遮蔽する中性子遮蔽材６、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、シリコンゴム等の合成樹脂が取付けられ
ている。
しかしながら、かかる使用済核燃料輸送容器は、フィン
５と中性子遮蔽材６との間に間隙が生じ易く、一旦間隙
が生ずると、放射性物質で容器の外側面が汚染された時
に、この間隙に入り込んだ放射性物質は極めて除去しに
クク、例えば大量の水で洗浄しても放射性物質を除去す
ることが著しく困難であった。
５と中性子遮蔽材６との間に間隙が生じ易く、一旦間隙
が生ずると、放射性物質で容器の外側面が汚染された時
に、この間隙に入り込んだ放射性物質は極めて除去しに
クク、例えば大量の水で洗浄しても放射性物質を除去す
ることが著しく困難であった。
また、中性子遮蔽材５が隣接するフィン５゜５間に露出
しているので、火災試験に中性子遮蔽材が耐え得ない欠
点があった。 そこで、本発明は、かかる従来の欠点を
解消すべくなされたものであり、得られた使用済核燃料
輸送容器の外側面が全面金属で覆われているので、放射
性物質で汚染されても、水洗によって容易に除去するこ
とができて除染性を良好に保持することができ、また中
性子遮蔽材が完全に金属で覆われているので、耐火性を
向上さとくことができ、更にフィンとフィンライナーが
圧着されているので放熱性が良好である等の特長を有す
るものである。
しているので、火災試験に中性子遮蔽材が耐え得ない欠
点があった。 そこで、本発明は、かかる従来の欠点を
解消すべくなされたものであり、得られた使用済核燃料
輸送容器の外側面が全面金属で覆われているので、放射
性物質で汚染されても、水洗によって容易に除去するこ
とができて除染性を良好に保持することができ、また中
性子遮蔽材が完全に金属で覆われているので、耐火性を
向上さとくことができ、更にフィンとフィンライナーが
圧着されているので放熱性が良好である等の特長を有す
るものである。
即ち本発明は、容器本体の外側面に第１のフィンを熔接
し、このフィンのうえに中性子遮蔽材を配置し、このフ
ィンの上方に隣接して第２のフィンを容器本体に溶接し
たのちに断面コの字状のフィンライナーを隣接するフィ
ン間に挿入し、ついで前記第２のフィンのうえに中性子
遮蔽材を配置したのちに前記第２のフィンの上方に隣接
して第３のフィンを容器本体に熔接し、前記第２と第３
のフィンのあいだに前記フィンライナーを挿入して隣接
する前記フィンライナーの先端部を熔接して前記フィン
を前記フィンライナーで被覆し、さらに前記フィンライ
ナーと前記フィンを押圧することを特徴とするものであ
る。
し、このフィンのうえに中性子遮蔽材を配置し、このフ
ィンの上方に隣接して第２のフィンを容器本体に溶接し
たのちに断面コの字状のフィンライナーを隣接するフィ
ン間に挿入し、ついで前記第２のフィンのうえに中性子
遮蔽材を配置したのちに前記第２のフィンの上方に隣接
して第３のフィンを容器本体に熔接し、前記第２と第３
のフィンのあいだに前記フィンライナーを挿入して隣接
する前記フィンライナーの先端部を熔接して前記フィン
を前記フィンライナーで被覆し、さらに前記フィンライ
ナーと前記フィンを押圧することを特徴とするものであ
る。
以下、本発明を第２図および第３図にもとづき説明する
。
。
まず、容器本体４の外側面に第１のフィン１０を溶接す
る。
る。
フィン１０としては、熱伝導性の良好な材料、たとえば
アルミニウム、銅など、好ましくば銅が用いられる。
アルミニウム、銅など、好ましくば銅が用いられる。
このように、フィンが環状に熔接される。
つぎにフィン１０のうえに中性子遮蔽材６を、たとえば
接着材により固定する。
接着材により固定する。
中性子遮蔽材６としては、従来のごとく合成高分子樹脂
がもちいられる。次に中性子遮蔽材６の外側にフィンラ
イナー１２を挿入する。
がもちいられる。次に中性子遮蔽材６の外側にフィンラ
イナー１２を挿入する。
ついでフィン１０の上方に隣接して第２のフィン１１を
同様に容器本体４に溶接し、同様にフィン１１上に中性
子遮蔽材を設置する。
同様に容器本体４に溶接し、同様にフィン１１上に中性
子遮蔽材を設置する。
次いで断面コの字状のフィンライナー１４を隣接するフ
ィン１１のうえに挿入する。
ィン１１のうえに挿入する。
さらに、第２のフィン１１の上方に第３のフィン１３を
同様に容器本体に溶接し１．隣接するフィンライナー１
２．１４を溶接してフィンをフィンライナーで被覆する
。
同様に容器本体に溶接し１．隣接するフィンライナー１
２．１４を溶接してフィンをフィンライナーで被覆する
。
以下、同様にフィンのうえに中性子遮蔽材を設置し、フ
ィンライナーを挿入し、さらに次のフィンを容器本体に
熔接し、隣接するフィンライナーの先端部を溶接する操
作を繰り返せば、フィンと中性子遮蔽材がフィンライナ
ーで被覆された使用済核燃料輸送容器が提供される。
ィンライナーを挿入し、さらに次のフィンを容器本体に
熔接し、隣接するフィンライナーの先端部を溶接する操
作を繰り返せば、フィンと中性子遮蔽材がフィンライナ
ーで被覆された使用済核燃料輸送容器が提供される。
本発明におけるフィンは、たとえば円板状のものが用い
られるが、フィンとフィンライナーとの密着性を向上さ
せるために切欠部が形成されたフィンを用いることが好
ましい。
られるが、フィンとフィンライナーとの密着性を向上さ
せるために切欠部が形成されたフィンを用いることが好
ましい。
切欠部の形状は任意に選定することができ、たとえば、
第３図にしめすように溝状１５としたり、あるいは円形
状とすることができる。
第３図にしめすように溝状１５としたり、あるいは円形
状とすることができる。
かかる切欠部をもうけるこきによって、フィンライナー
を押圧したときに、フィンとフィンライナーとが密着し
て放熱性がさらに向上するさらに本発明においては、フ
ィンをかいしてフィンライナーを押圧したときに、第４
図にしめすようにフィンに波形の凹凸を形成させて、フ
ィンとフィンライナーとの密着性を向上させ、また温度
上昇時の変形を防止することもできる、以上、述べたよ
うに本発明によれば、中性子遮蔽材とフィンがすべてフ
ィンライナー、すなわち金属で被覆されているので表面
が平滑であり、放射性物質で汚染されたときに容易に除
去することができ、除染性を向上させることができる。
を押圧したときに、フィンとフィンライナーとが密着し
て放熱性がさらに向上するさらに本発明においては、フ
ィンをかいしてフィンライナーを押圧したときに、第４
図にしめすようにフィンに波形の凹凸を形成させて、フ
ィンとフィンライナーとの密着性を向上させ、また温度
上昇時の変形を防止することもできる、以上、述べたよ
うに本発明によれば、中性子遮蔽材とフィンがすべてフ
ィンライナー、すなわち金属で被覆されているので表面
が平滑であり、放射性物質で汚染されたときに容易に除
去することができ、除染性を向上させることができる。
また、中性子遮蔽材は完全に金属で被服されているの
で、火災試験における耐火性を向上させることができる
。
で、火災試験における耐火性を向上させることができる
。
更に本発明では、フィンとフィンライナーとが抑圧によ
って密着されているのでフィンをかいして熱がよういに
フィンライナーからｈ支出され、容器の放熱性を良好に
維持することができる。
って密着されているのでフィンをかいして熱がよういに
フィンライナーからｈ支出され、容器の放熱性を良好に
維持することができる。
第１図は従来の使用済核燃料輸送容器におけるフィン取
付は状況を示す要部断面図、第２図は本発明におけるフ
ィンの取付は状況をしめず縦断面図、第３図はその横断
面図、第４図はフィンとフィンライナーの押圧状況をし
めず説明図である。 ４・・・容器本体 １０．１１．１３・・・フィン １２．１４・・・フィンライナー
付は状況を示す要部断面図、第２図は本発明におけるフ
ィンの取付は状況をしめず縦断面図、第３図はその横断
面図、第４図はフィンとフィンライナーの押圧状況をし
めず説明図である。 ４・・・容器本体 １０．１１．１３・・・フィン １２．１４・・・フィンライナー
Claims (1)
- 容器本体の外側面に第１のフィンを溶接し、このフィン
のうえに中性子遮蔽材を配置し、このフィンの上方に隣
接して第２のフィンを容器本体に溶接したのちに断面コ
の字状のフィンライナーを隣接するフィン間に挿入し、
ついで前記第２のフィンのうえに中性子遮蔽材を配置し
たのちに前記第２のフィンの上方に隣接して第３のフィ
ンを容器本体に溶接し、前記第２と第３のフィンのあい
だに前記フィンライナーを挿入して隣接する前記フィン
ライナーの先端部を溶接して前記フィンを前記フィンラ
イナーで被覆し、さらに前記フィンライナーと前記フィ
ンを押圧することを特徴とする使用済核燃料輸送容器の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056578A JPS59182398A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 使用済核燃料輸送容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056578A JPS59182398A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 使用済核燃料輸送容器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59182398A true JPS59182398A (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=13031034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58056578A Pending JPS59182398A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 使用済核燃料輸送容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59182398A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61105499A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-23 | 三井金属鉱業株式会社 | 放射性廃棄物封入容器及びその製造方法と製造装置 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056578A patent/JPS59182398A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61105499A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-23 | 三井金属鉱業株式会社 | 放射性廃棄物封入容器及びその製造方法と製造装置 |
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