JPS59182262A

JPS59182262A - ドライモルタル形成組成物

Info

Publication number: JPS59182262A
Application number: JP1597984A
Authority: JP
Inventors: アーマンド・ジヨセフ・デスマライス
Original assignee: Hercules LLC
Current assignee: Hercules LLC
Priority date: 1983-01-31
Filing date: 1984-01-31
Publication date: 1984-10-17
Also published as: CA1208244A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はセラミック壁および床タイルの据伺用モルタル
として有用な新規組成物に関する。更に詳しくは、新規
の保水性増粘剤を含有するような組成物に関する。

通常のセラミックタイルセメントは、セメント、砂およ
びシラフナの混合物である。これらにはつ１１常、作業
性を向上するため更に少匍のポリアクリルアミドおよび
ポリビニルアルコールが含まれている。このドライセメ
ント混合物をその抜水と混合してモルタルをつ（る。

キュアした通常のモルタルの特性は、キュプリンタの割
合、従ってキユアリング操作時、そこからの水分の除去
の割合によって決定される。キユアリング反応開始時、
モルタル中の水分の除去割合を増加させることにより、
あるいは水分濃度を減少させることにより、これらのパ
ラメーターに及ぼす影響のいずわ、もがモルタルの物性
低下の原因となる。はとんどのセラミック壁タイルは、
その磨かれていない表面が、非常にポーラスであり、モ
ルタルにセットした場合、そこから水分を吸収し、上述
の問題を引きおこす。同様に、壁板、軽量コンクリート
ブロック、あるいはレンガのような、これらのタイルを
使用する層もまた、ポーラスであり、同様の問題がある
。

上述の水ロス問題を解決、あるいは少くとも最小にする
ために、モルタル組成物に水保持助剤として少（８）の
水浴性ポリマー、例えばメチルセルロース（アメリカ特
許第２，９３４，８３３号）；ヒト５０キシセルロース
（アメリカ特許第３，２４３，３０７Ｍ）；　あるいは
フェニルヒドロキシエチルセルロース−ヒドロキシエチ
ルセルロース、Ｒンジルヒトゞロキシエチルセルロ７ス
あるいは、エチルヒドロキシエチルセルロース（アメｌ
Ｊ力４Ｈ’Ｆ第４，０６５，３１９号）を添加すること
が提示されてきた。これらのポリマーは水相の粘度を増
加することにより、セメントから水が逃散するのを防止
し、従ってキユアリング時、モルタル中の水分を所望の
濃度に保持するのでキ）る。

本発明によって、約２５〜４０重世％の水硬性セメント
、約０〜７５重量％の砂および、約０．３〜４重量％の
保水性増粘剤から成り、そのドライ組成物を約２５〜４
０重世％の水と混合した場合、壁および天井にタイルを
セットするため、薄層に使用しうるモルタルをつくりだ
すことかできるドライモルタル−形成組成物か、保水性
増粘剤、ヒドロキシエチルＭ、　Ｓ、が約０３〜４，０
およびヒドロキ・／プロピルＭ、　Ｓ、が０３５より太
きい、改質ヒドロキンエチルセルロースを使用すること
により改良されることが見出されたのである。”０３５
より大きいヒドロキシプロピルＭ、Ｓ、は、モルタルの
セット時間を所望のレベルまで低下させるために必要で
ある。ヒドロキシプロピル置換は０６Ｍ、　Ｓ、　　よ
り大きいことが好ましい。ヒドロキシエチルＭ、Ｓ、が
約０８〜１８およびヒドロキシプロピルＭ、Ｓ、が約０
．８〜１．５であることが更に好ましい１Ｍ、　Ｓ、とはセルロース無水グルコース単位に結合し
ている、ヒドロキシエチルあるいはヒドロキシエチルの
置換基の平均モル数である。

典型的には、約０３〜０４％の改質ヒドロキンエチルセ
ルロースが付・用される。

本発明のモルタルに１、保水性増粘剤として通常のヒド
ロキシエチルセルロースと比較すると、虫目、セット時
間、および調整時間の点で改良されている。こねらは、
タイルモルタルを特徴づけるために、関連技術分野で広
く用いられている三つの重要なパラメータである。また
本モルタル粘着性および密着性の点でも改良されている
。

セット時間はＡ　Ｓ　Ｔ　Ｍ　　Ｃ　２　６　６−６　
５　　に規定さねている。セット時間は基本的にモルタ
ルが所定の厚さにセットされるあるいは硬゛化されるに
要する時間である。調整時間は、タイルがモルタルから
はがれることなく、壁のモルタルの位置が変えられる時
間である。

本発明のモルタルの増粘剤と使用できる改質ヒト８０キ
シエチルセルローズは、セルローストエチレンオキシド
８およびプロピレンオキシドとを強塩基媒体中で反応さ
せてつくる。エーテル化を実施する、技術は文献で公知
であり、いかなる公知の方法も使用することができる。

又、ヒドロキシエチルセルロースヲ、　強塩基１１１体
中でプロピレンオキサイドによりエーテル化することも
できる。この場合、ヒドロキシエチルセ、Ｉｔ／Ｃ１−
スは実質上鉤０．３〜４．０のＭ、　Ｓ、であるいかな
る′ものでもよい。これらは粘度が１％水溶液で約８０
０〜５．　ＯＯＯセンチボイズのものが好ましい。しか
し粘度がそれ以上およびそれ以下のものも、また、有利
に使用することができる。

ポルトランドセメントあるいは他の水硬性セメントをベ
ースとしたタイルモルタルは、水硬性セメントと本発明
の保水性増粘剤とだけによりつくることができる。しか
し、一般には、はとんどの処法において、ある実質量の
砂を加へるであろう。

水硬性セメントの量は水硬性セメントと改質ヒドロキシ
エチルセルロースとだけを含有するモルタルの場合には
９９．４％、砂および他の成分を含有するモルタルの場
合には約２４％である。砂を使用する場合の砂の量は水
硬セメントの１〜３倍の容量であろう。ポーラスなタイ
ルをセットするには、水硬セメントと砂との等容量から
、砂がす容量に対し水硬セメントが１容量までの混合物
が、非常に満足すべきモルタルをつくりだすために良好
である。

また、ドライモルタル組成物に約１〜２％の微細な無機
あるいは有機ファイバー、例えばミネラルウール、グラ
スファイバー、織材状（低い置換度あるいは架橋度）の
カルボキシメチルセルロース等を添加することができる
。ファイバーの添加は、モルタルのチキソトロピー性を
向上する。即ちファイバを使用するとモルタルのだれを
防止することができる。垂直な壁にセラミックタイルを
接合するためにファイバーを含有するモルタルな使用ス
ると、モルタルのセット中、タイルが壁から滑りおちる
傾向を低下させる。一般的に少量、即ちシックナーに対
し約０．３〜５重量％のポリアクリルアミドゝかあるい
はアニオン性またはカチオン性のアクリルアミドのコー
ポリマーをたれ抵抗性を向上するために使用する。

少量のポリビニルアルコール、即ち水硬性セメントに対
し約０．０５〜２重量％が、湿潤接着性を向上し、かつ
作業性をより向上するためにしばしば使用される。

従って、本発明の水硬性セメントドライ混合物は、実質
上鉤２４〜９９．４％の水硬セメント；約０３〜４％の
改質ヒト８０キシエチルセルロース；および約Ｏ〜７５
％の砂うから成る。

本ドライ混合物を水に添加した場合は、薄層−１セットのモルタル、即ち４〜／４　インチ厚さの薄い層
で使用することができるモルタルを生成する。水の使用
量は使用の際、混合物が壁から滑りおちたりあるいは天
井から落下したりしない程度の薄さになるような量であ
る。一般に、ドライ混金物に対し約２５〜５０重量の水
が、良好な結果を与える。

以下の実施例により、本発明のモルタル組成物の種々の
態様を説明する。

それぞれの実施例のために第２表に示した、ヒドロキシ
エチルＭ、Ｓ、およびヒドロキシプロピルＭ、　Ｓ、を
有するヒドロキシプロピルヒト９０キシエチルセルロー
スをシックナーとして使用したことを除いて、実施例１
〜１１では、第１表に示す処法を用いた。

ホワイトポルトランドセメント　　４８８９こまかい砂
　　　　　　　　　　　５０３ポリアクリルアミド　　
　　　　　　　０．０　］シツクナ＝　　　　　　　　
　　　　　０６ポリビニルアルコール　　　　　　　０
２■　ドライ成分混合物の重量に対し。

第１表の最初の５つの成分を、実質上均一状態になる迄
、ドライ混合した後、そのドライ混合物を水に加へ、そ
れからドライ成分が完全にかつ目視で均一に濡れ、ここ
で塗布できるような混合物になるまで手で攪拌して、本
発明のモルタル組成物をつくった。この湿カｊ生成物を
３０分間（１０分間だけ消和させ、セット時間テストに
使用すべきものを除き）消和させた後、充分に再び捜拌
しそれから評価に供した。

モルタルの一部をガイド片の間のドライシンダーブロッ
クの垂直面に、７４インチ厚さになるようにここで塗布
した。Ｂタイプ（床）のセラミックタイルの裏すノをシ
ングーブロックに、垂直な列になるように取り付けた後
ずぐにモルタル面のセラミックタイルを軽くたたいた。

タイルの上端の位置にマークをつけた。だれとはモルタ
ルをタイルにセットした２時間後に測定した。下方へ移
動である。

モルタルを更に１時間消和させた後、石こうの壁板の上
に室温、約５０％Ｒ）Ｌの条件下、ここで塗布し、つい
でモルタルの上に、１０タイプＡ（壁）のセラミックタ
イルを、タイルと壁板との間が１／１６インチの間隔に
なるように取付けた。室温下で５分後、タイルを元の位
置に対し９０°の背角度になるようにねじ曲げた。調整
時間とはタイルがこの方法でテストした際にモルタルに
くっついたままでいろ最長時間である。セメントの特性
を第２表に示す。

セット時間とは、所定の工９さでセラミックタイルに使
用されたモルタルが、ＡＳＴＭ　Ｃ２−６６−６５の方
法により、Ｃｚｉｌｍｏｒｅ　針で測定した場合のセッ
トあるいは硬化に要した時間である。

コンシスチンシー、粘着性２よび接着性はそれぞれ、こ
て塗り性、モルタルの金属スパチコーラあるいは金属こ
てへの粘着性およびモルタル組成物の総体的な状態を測
定した主観的な評価である。

実施例１２−１５において、表３に示すようにヒドロキ
シプロピルＭＳおよびヒドロキシエチルＭＳを有するヒ
トゝロキシプロビルヒドロキシエチルセルロースの混合
物が使用された以外衣１の組成が使用された実施例１２
−１５の組成物の性質は表３に示される。

本発明の特徴、有利性およびその他の特殊の態様は関連
技術分野の人達にとっては、前述の開示から、容易に明
白なことであろう。この点では、本発明の個々の態様を
相当詳細に記載してきたが、開示かつ請求した本発明の
趣旨および範囲を逸脱することなく、本態様の変化およ
び改良を実施することができる。

％許出願人　　　ハーキュルス・インコーホレーテッド
（外４名）

Claims

【特許請求の範囲】１　約２４〜９９重量％の水硬性セメント、約０〜７５
重量％の砂、および約０．３〜４Ｎ量％の保水性増粘剤
から成り、そのドライ組成物が、そのドライ組成物重量
基準で約２５〜４０重量％の水と混合された場合に、壁
又は天井にタイルをセットするため薄層で使用されるこ
とができるモルタルを形成することができ、保水性増粘
剤として、ヒドロキシエチルＭ、Ｓ、　カ約０．３〜４
０でかつヒドロキシプロ上０ルＭ、Ｓ。が０．３５より
太きい、改質ヒドロキシエチルセルロースを使用するこ
とにより、改良されることを特徴とする、ドライモルタ
ル形成組成物。２、改質ヒドロキシエチルセルロースカ’−０，６よす
大キいヒドロキシプロピルＭ、　Ｓ、を有スル、特許請
求の範囲第１項記載の組成物。３　改伯ヒドロキシエチルセルロースが、約０．８〜１
．８のヒドロキシエチルＭ、　Ｓ、　　を有し、かつ約
０８〜１．５のヒドロキシプロピルＭ、Ｓ、ヲ有する、
特許請求の範囲第１項記載の組成物。４、増粘剤の重量に基づき更にホＩＪアクリルアミドお
よびアクリルアミドのアニオン性あるいはカチオン性コ
ポリマーから成る群から選ばれたポリマー約１％を含む
特許請求の範囲第１項記載の組成物。５　水硬性セメントの重線に基づきさらにポリビニルア
ルコール約００５〜２、特許請求の範囲第１項記載の組
成物。６、増粘剤の重量に基づき更にポリアクリルアミドおよ
びアクリルアミド８のアニオン性あるいはカチオン性コ
ポリマーから成る群から選ばれたポリマー約１％を含む
特許請求の範囲第２項記載の組成物。７、水硬性セメントの重量に基づきさらにポリビニルア
ルコール約０．０５〜２、特許請求の範囲第２項記載の
組成物。８　増粘剤の重量に基づき更にポリアクリルアミドゝお
よびアクリルアミド８のアニオン性あるいはカチオン性
コポリマーから成る群から選ばれたポリマー約１％を含
む特許請求の範囲第３項記載の組成物。９　水硬性セメントの重量に基づきさらにポリビニルア
ルコール約００５〜２　（％を特許請求の範囲第３項記
載の組成物、