JPS59182011A - 半球殻内周面の加工方法 - Google Patents

半球殻内周面の加工方法

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JPS59182011A
JPS59182011A JP5383583A JP5383583A JPS59182011A JP S59182011 A JPS59182011 A JP S59182011A JP 5383583 A JP5383583 A JP 5383583A JP 5383583 A JP5383583 A JP 5383583A JP S59182011 A JPS59182011 A JP S59182011A
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JP
Japan
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semi
inner peripheral
peripheral surface
spherical
hemispherical shell
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JP5383583A
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JPH0323285B2 (ja
Inventor
Ryoichiro Sasano
笹野 量一郎
Tsutomu Toyohara
力 豊原
Kazuo Imanishi
今西 和雄
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/02Milling surfaces of revolution
    • B23C3/04Milling surfaces of revolution while revolving the work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面に突起部が形成される半球殻を真球に成
形するだめの方法に関し、特に大型の球形耐圧殻に応用
して好適なものである。
海洋底等を調査するための深海潜水船においては、コン
トロール室となる球形の耐圧殻内に乗員が搭乗するよう
になっているため、この耐圧殻に出入りのだめのノ1ツ
チや覗き窓或いは各種制御ケーブル等を通す穴を形成し
なければならない。一般に、耐圧殻は真球に加工された
一対の半2球殻を溶接接合することで仕上げているが、
その前に半球殻にハツチ取シ付は用の7ランジや覗き窓
のサツシ或いはケーブル貫通穴等を加工しておく方が作
業性や溶接に伴う耐圧殻の熱的悪影響を防止する点で好
ましい。この場合、耐圧殻の強度を保持するために上記
フランジやサツシの部分或いはケーブル貫通穴の周囲を
他の部分よりも厚肉にしておかなければならず、そこで
半球殻にこれらハツチや覗き窓或いはケーブル貫通穴を
形成するだめの大径の穴を穿設し、ここにフランジやサ
ツシとなる環状の厚肉金物或いはケーブル貫通穴が形成
された厚肉金物を嵌め込み溶接するようにしている。
ところで、このような半球殻の内周面を真球加工する場
合、上述した厚肉金物の一部が半球殻の内周面から突出
していると、既在の三次元切削加工法では半球殻と厚肉
金物との接合部分の一部が切削刃具に対して死角となっ
てしまい、ここの部分が切削不能となる。これは、厚肉
金物の突出部分が切削刃具に干渉する゛ためでちゃ、従
って従来では厚肉金物を半球殻に嵌め込み溶接する前に
半球殻の内周面を真球加工し、この後に半球殻に大径の
穴を穿設して厚肉金物を嵌め込み溶接するようにしてい
た。
この結果、仕上がった半球殻には溶接歪が残留すること
となり、所定の耐圧力を確保するためには溶接歪による
強度低下を見越して耐圧殻の肉厚を厚くしなければなら
なかった。深海調査船を深海中で走行させる場合、この
深海調査船のη【量と浮力とを釣り合わせて駆動エネル
ギを最小にすることが機動性を高める点で重要であるが
、現在の技術では浮力よりも深海調査船の重量の方が遥
かに大きく、多量の浮力材を搭載する必要がちシ、船の
大型化及び高コスト化を避けることができなかった。
本発明はかかる従来の耐圧殻の加工に際して生ずる不具
合を解消し、半球殻の内周面を真球面に仕上げてその肉
厚を最小限に抑え得る加工方法を提供することを目的と
し、これによって耐圧殻の軽量化ひいては船の小型化や
低コスト化を企図したものである。
この目的を達成する本発明の半球殻内周面の加工方法に
かかる構成は内周面の一部に突起部が形成された半球殻
を傾けて支持し、内周面の中心と縁との間でカッタを内
周面に沿って往復動させると共に、カッタが往動あるい
は復動するごとに半球殻をその対称軸回りに所定角度ず
つ回転させることを特徴とする。
従って、あらかじめ厚肉金物を半球殻に溶接してから半
球殻の内周面を切削加工することができ、溶接歪の影響
を受けることなく半球殻の内周面を工作機械の加工精度
に対応した真球に仕上げることが可能となる。この結果
、半球殻の肉厚を最小限に抑えることができ、耐圧殻の
軽量化ひいては深海調査船の小型化及び低コスト化が達
成可能となる。
以下、本発明による半球殻内周面の加工方法を図面に示
す一実施例に基づき詳細に説明する。
第1図(a)〜(d)には本発明方法の一実施例に係る
加工工程を示し、第2図(a) (b)には球面切削加
工の状態を示し、第3図には本発明に係る球面加工の原
理を示しである。第1図(a)に示すように半球状に形
成された半球殻素材10所定位置に第1図(b)に示す
ような大径の穴2を穿設し、ここに第1図(c)に示す
ようにケーブル貫通穴3が形成された厚肉金物4及び覗
き窓5用の厚肉金物6をそれぞれ嵌め込み溶接する。な
お、本実施例ではケーブル貫通穴3用の厚肉金物4及び
覗き窓5用の厚肉金物6′f:半球殻素材10大径の穴
2に嵌め込み溶接したが、場合によってはいずれか一方
のみが嵌め込み溶接されたり或いはハツチ用の厚内金物
等が嵌め込み溶接されることもある。
第2図(a) 、 、(b)には球面加工に使われる装
置が示しである。この装置は、半球殻素材1を支持する
傾斜回転割出し台7と大型NC機中ぐシ盤8とからなる
。傾斜回転割出し台7は、ピンジヨイント9とラック1
0とにより傾斜可能な固定テーブル11と、固定テーブ
ル11上に設けられギヤモータ12により小刻みに回転
可能となっている回転テーブル13と、回転テーブル1
3上に装備された締付は治具14,1’5とからなって
いる。又、大型NC機中ぐり盤8は、通常の中ぐり盤と
同様にコラム16、コラム16に沿って上下動可能な主
軸頭17等からなるが、ここでは主軸頭17にアンギュ
ラアタッチメント18を取付けて、カッタ取付部の向き
を下向きに変えである。19はカッタ取付部の下端部に
装着されたカッタであり、ここでは、被加工物表面を皮
をむくように加工するボールエンドミルを使っている。
カッタ19は、主軸頭17により上下動(Z軸方向)、
アタッチメント18によ9前後方向(X軸方向)の二次
元的に自由に動くことができ、その動きはNCコンピュ
ータ20により制御される。又、前記傾斜回転割出し台
7の動きもコンピュータ20により制御される。
上記装置における傾斜回転割出し台7の回転テーブル1
3上に、第1図(C)に示す状態の半球殻素材1はその
仮想中心線を回転テーブル13の回転中心と一致させて
、締付は治具14,15によって固定される。この固定
作業の際には作業をしやすいように回転テーブル13は
水平にしておく。
この後、回転テーブル13を固定テーブル11と共に水
平九対し45°傾ける。
この状態でNC横横巾り盤8のボールエンドミル19に
よって、内周面を切削加工するのであるが、NCコンピ
ュータ20により制御されるボールエンドミル19は、
先ず、第3図に示すように内周面の縁Aから中心Bへと
内周面に沿って移動され、その軌跡部分を切削加工する
ボールエンドミル17がBまで移動すると、NCコンピ
ュータ20の働きによりギヤモータ12が作動され、回
転テーブル13と共に半球殻素材1は0.2〜0.3°
回転される。
この後、ボールエンドミル19は半球面の中心Bから緑
Aへと移動され、先に加工した部分から0.2〜0.3
°ずれた部分を直線的に切削加工する0 ボールエンドミル19が縁Aに来ると、また回転テーブ
ル13により半球殻素材1ば、0.2〜0.3°回転さ
れる。
以上の手順を半球殻素材1が1周するまで多数回(例え
ば1200〜1800回)繰り返すことによって、半球
殻素材1の内周面は全面に亘って加工される。
このように、半球殻素材1の内周面に対しその半径方向
に二次元的にボールエンドミル19を往復動させると共
に半球殻素材1をボールエンドミル19が往動あるいは
復動するごとに中心軸(対称軸)回りに回転させること
により、半球状の内面を所定の三次元的形状に削9出す
ことができるのである。第1図(d)には加工終了後の
半球殻の断面形状を示しである。
尚、厚肉金物4,6が突出する部分においては、ボール
エンドミル19はその形状に合わせて移動するよう制御
される。又、カッタとしてボールエンドミル19を使っ
た場合、ボールエンドミル19の切削深さは0.2〜2
 mm程度であるので、全周面に亘っての切削加工を数
回繰り返して成品とする。更に又、半球殻素材1のきざ
み回転送り角度はカッタによる切削幅によって決まるの
で、その範囲はカッタの大小等によって0.1〜1°位
となる。
半球殻素材1を傾ける角度としては、水平に  □対し
45°が最も好ましいのであるが、その前後であればあ
る程度許容できる。要は、カッタに死角ができなければ
よい。例えば1.半球殻素材1を45°傾けてセットす
ると、切削長夕・(X1ml駆動長さ)は半球殻素材1
の内径りの1/Vi−ですみ、又ボールエンドミル19
の高さ方向(Z軸方向)駆動長さhは、半径Rの’/2
 (J’i−1)ですむことになり、アンギュラアタッ
チメント18が全体に短かくでき、削り出しに必要な剛
性が得られ、ひいては必要な寸法精度の十分な確保が達
成できる。又、従来のように半球殻素材1を水平にセッ
トした場合には、第4図(a)に示すように、被切削面
とのなす角が00となる部分21や突起部周りで死角部
分22など、切削不可能な部分が生じてしまうが、45
°傾けた場合には、第4図(b)に示すように、ボール
エンドミル17と被切削面との当シ角が最小で45°(
第3図中におけるA点とB点)であり、切削死角部がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b) (c) (d)は本発明の半球
殻内周面加工方法における前処理工程及び切削工程を示
す工程説明図、第2図(a) (b)は本発明方法の実
施状態を装置と共に示す一部断面とした正面図と側面図
、第3図は本発明方法の加工原理を示す説明図、第4図
(、) (b)は従来のものと本発明方法とにおけるカ
ッタと半球殻素材との関係を示す断面図である。 図面中、 1は半球殻素材、 4.6は厚肉金物、 7は傾斜回転割出し台、 8は大型NO横横巾シ盤、 12はギヤモータ、 13は回転テーブル、 18はアンギュラアタッチメント、 19はボールエンドミルである。 特許出願人 三菱重工業株式会社 復代理人 弁理士 光 石 士 部 (他1名) 第1図 第2図 (Q) 第3図 (a)                      
           (b)L−!」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内周面の一部に突起部が形成された半球殻を傾けて支持
    し、内周面の中心と縁との間でカッタを内周面に沿って
    往復動させると共に、カッタが往動あるいは復動するご
    とに半球殻をその対称軸回りに所定角度ずつ回転させる
    ことを特徴とする半球殻内周面の加工方法。
JP5383583A 1983-03-31 1983-03-31 半球殻内周面の加工方法 Granted JPS59182011A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5383583A JPS59182011A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 半球殻内周面の加工方法

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JP5383583A JPS59182011A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 半球殻内周面の加工方法

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JPS59182011A true JPS59182011A (ja) 1984-10-16
JPH0323285B2 JPH0323285B2 (ja) 1991-03-28

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