JPS5918138A - スラグ−石こう混合粉末の製造方法 - Google Patents

スラグ−石こう混合粉末の製造方法

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JPS5918138A
JPS5918138A JP57125172A JP12517282A JPS5918138A JP S5918138 A JPS5918138 A JP S5918138A JP 57125172 A JP57125172 A JP 57125172A JP 12517282 A JP12517282 A JP 12517282A JP S5918138 A JPS5918138 A JP S5918138A
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gypsum
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powder
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JP57125172A
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斉木 正道
健 花田
田中 茂守
奥 榮二
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スラグ混合セメント、地盤改良材、建築材料
などに用いられるスラグ−石こう混合粉末の製造方法に
関する。
高炉水砕スラグ(本明細書では単にスラグという。)は
製鉄所副産物の有効利用として、高炉セメント、高硫酸
塩スラグセメント等のスラグ混合セメント、地盤改良材
、スラグ−石こう系建築材料などに広く用いられるが、
石こうとともに用いられることが多い。
例えば、高炉ヒメン1〜はポル1〜ラントセメントとス
ラグ粉末と石こうを所定割合に混合したしのC″ある。
高炉セメントの製造プロレスは、セメン1〜タリンカ−
とスラグと石こうを混合しC同時に粉砕する混合粉砕方
式と、セメントクリンjJ−どスラグを別個の粉砕機で
粉砕し、両粉末を混合する分離粉砕方式がある。通常、
分離粉砕方式ではポル1〜ランドセメン1−製造と同様
に、石こうはしメントクリンカーと混合して粉64゛さ
れる。
近年、スラグ需要は多様化しており、例えば既製ポルト
ランドセメン]〜に混合する高炉セメン1〜製造用、ス
ラグ−石こう系地盤改良月用あるいはスラグ−石こう系
建築材料用などに、セメントクリンノJ−粉末の入って
いないスラグ−石こう混合粉末の需要が高まってきた。
スラグ−石こう混合粉末の製造方法としてはスラグど石
こうを混合して同時に粉砕づる混合粉砕方式が考えられ
るが、混合粉砕方式ではスラグの被粉砕性が石こうのそ
れに較べて悪いため、石こうが過粉砕されるのにスラグ
の粉末度は上がらず、粉砕コストが著しく増大づる。
また、石こう及びスラグを別々に粉砕し、石こう粉末と
スラグ粉末とを混合する分離粉砕方式も考えられるが、
石こうは単独では粉砕物が凝集して粉砕が困難であり、
特にセメン1へ原料に多く用いられる三水石こうは含水
量の多い湿ったものであることが多く、その乾燥が難し
く、また、粉砕時に温度が上がり過ぎると脱水してセメ
ントの偽凝結を起すなどトラブルのもとになり易い。
そのため、石こうを粉砕する際に、粉砕助剤として、生
石灰、タルク、固体状脂肪酸アミドなどを用いる方法が
提案されているが、(特開昭53−99227号公報、
特公昭52−840号公報、特公昭56−5588号公
報等参照)これらの粉砕助剤が最終製品へ悪影響を及ぼ
す場合もあり、必ずしも適当な方法とはいえない。
本発明は、スラグ−石こう混合粉末の有用性に@目し、
これを効率良く製造することを目的とりるもので、その
発明の要旨は、スラグを粉砕づるスラグ粉砕工程、スラ
グ粉砕工程からの粉砕物を分級づる分級■稈、スラグ粉
砕工程又は分級]二程からのスラグ粉砕物を石こうと混
合して粉砕する石こう粉砕工程、分級工程からのスラグ
精粉と石こう粉砕工程からの石こう−スラグ混合粉末を
混合する混合工程からなることを特徴どするスラグ−石
こう混合粉末の製造方法である。
本発明で用いるスラグは、製鉄所の高炉から副生ずる溶
融状態の高炉スラグを水又は水と空気により急冷、破砕
した高炉水砕スラグ(゛あり、高炉セメン1〜などのス
ラグ混合セメント向のものは塩基度が高くかつガラス量
の多いスラグが好ましい。しかし、用途によっては塩基
度の低いスラグやガラス量の少ないスラグを原料とする
こともできる。
また、石こうは、二水石こう、半水石こう、無水石こう
のいずれでも用いられるが、特にべたついて粉砕しにく
い湿った二水石こうに対して本発明は有効である。
スラグと石こうの混合比率は製品の使用目的に応じて決
められるものであり、例えばポルトランドセメントに混
合する高炉セメン1〜製造用製品では石こう3〜6重量
%、高硫酸塩スラグセメント用製品では石こう10〜2
0重量%、その他スラグー石こう系地盤改良材用製品、
スラグ−石こう系建築材料用製品ではそれぞれ所定の比
率で混合すればよい。
本発明では、石こう粉砕工程に混合するスラグ粉砕物は
、製品の使用目的に応じて、スラグ粉砕工程からの粉砕
物(分級前のもの)かあるいは分級工程からのスラグ精
粉かスラグ粗粉のいずれかを用いる。石こう粉砕工程に
スラグ粉砕物を共存させると、石こうの粉砕効率は著し
く改善され、しかも石こうが湿った二水石こうである場
合はスラグ粉砕物との混合により粉砕機内の材料流れが
安定し、また、石こうの乾燥も効率よく行なわれる。ス
ラグ粉砕物の替りにスラブそのもの(有姿)を使用づる
と、スラブはほとんど粉砕されず、またスラブが粉砕さ
れるよう材料装入量を減しても専ら石こうが過粉砕され
、場合によっては石こうの1;2水が起こったりするこ
ともある。
石こう粉砕工程で石こうに混合するスラグ粉砕物は石こ
うに対し1〜20重量倍(乾燥石こう基Itり、好まし
くは1.5〜10重量倍である。スラグ粉砕物が石こう
より少ないと粉砕機内の材料流れが茗しく悪くなり、時
に粉砕機詰りを起こすことがある。また、スラグ粉砕物
が20倍を越えると石こう粉砕工程で使用する粉砕機の
能力を大きくしなりればならず、効率が落ちる。
したがつC1原料石こうの種類、石こうの水分率に応じ
て可及的に低いスラブ粉砕物混合比率で実施するのが好
ましい。石こうの水分率が高い場合には、石こう粉砕工
程に石こうの脱水を起こさない温度の熱ガスを導入する
ことがよい。
スラグ粉砕工程及び石こう粉砕工程に使用される粉砕機
としては、セメント]二場などで通常使用されている形
式のチューブミルでよい。
以下本発明を図面によって説明づると、第1図は一例を
示す工程図で、スラグをスラグ粉砕工程にて粉砕し、つ
いで分級■稈にて、スラグ精粉とスラグ粗粉とに分級し
、スラグ粗粉はスラグ粉砕工程へ循環し、スラグ精粉は
混合工程へ送るとともに一部を石こう粉砕工程へ送り、
石こうと混合して、粉砕し、混合工程へ送る。
そして、前記分級工程よりのスラグ精粉と混合し、製品
とする。
この方式は特にスラグ混合セメン1〜向製品の製造に有
利で、その場合精粉の粉末度は3,500〜4,800
  cシ10程度がよい。
第2図は、スラグ粉砕工程で得たスラグ粉砕物の一部を
分級前に石こう粉砕工程に送って石こうとともに粉砕す
るもので、特にスラグ混合セメントのように高い粉末度
を要求されることのない地盤改良材や建築材料向の製品
をつくるのに適している。
第3図は、分級■稈からのスラグ粗粉の一部を石こう粉
砕工程に用いるものである。この場合には、石こう粉砕
工程でのスラグの微粉砕は余り望めないが、スラグ精粉
とスラグ粗粉とが混合したhがよい製品をつくる場合に
は狛に有効である。
本発明は以トのとおりであって、凝集を起して粉砕のし
にくい石こうを、一旦粉砕したスラグと混合りることに
よって効率よく粉砕するとともに、スラブ粉末と石こう
との任意割合の混合粉末を容易に11.することかでき
るものCある。
実施例 原料とし−C塩基度1.85の乾燥水砕スラグと水分率
13%の二水石こうを使用し、第1図の工程図にd3い
て、スラグ粉砕工程に4111φ×12m、駆動モータ
ー出力 2,700 KW、回転数15.4r、11.
m、のヂ」−ブ型スラグ粉砕機を、石こう粉砕工程に2
mφx4  m、駆動モーター出力 150KW、回転
数22 r、p、m、のチューブ型石こう粉砕機を、分
級工程に4.2mφのエアセパレーターを、また混合工
程にバッグミルをそれぞれ使用した。
スラグ粉砕機へのスラグ装入量は46T/l−1で、エ
アセパレーターからのスラグ精粉の粉末度は4,200
  cd/’Jになるようにしl〔。スラグ精粉のうち
8T/)lを石こう2T/H(乾燥換算)と共に石こう
粉砕機に装入してスラグ−石こう混合粉末の粉末度が 
4,200  cd/Qになるように粉砕した。石こう
の乾燥のために、石こう粉砕機に 150℃の熱風を1
0m3/分で導入した。スラグ製粉38T/Hとスラグ
−石こう混合粉末10T/Hは混合機により混合され、
粉末度4,200  cd/(Jのスラグ−石こう混合
粉末(石こう含有率4.2%)を487/Hで製造しl
〔。スラブ粉砕機及び石こう粉砕機の消費電力はそれぞ
れ 2,300 KWH及び91KWHであった。
また比較のために、上記のスラグ粉砕機に石こう含有率
が4.2%になるようにスラグ及び二水石こうを同時に
装入し、エアセパレーターからのスラグ−わこう混合粉
末(精粉)の粉末度が11,200cj / (11こ
なるようにしたところ、粉砕機の消費電力 2,300
 KWHで40 T / l−1のスラグ−石こう混合
粉末が製造できた。
上記実施例と比較例により製造したスラグ−石こう混合
粉末を市販のポルトランドセメン1へ(粉末度 3,0
50 ci/ (J )と混合して、スラグ含有率45
%の高炉セメントを調製した。この高炉セメントを用い
、J Is  R−5201によるモルタル強さ試験(
圧縮強さ)を行なった。
実施例及び比較例の製品粉砕用電力原単位並びにモルタ
ル強さ試験結果を第1表に示づ。
第1表 粉 砕 用  モルタル強さ試験結果 電力原単位       (K(]/cシ)(KWH/
T)3日 7日 28日 実施例   50    115  201  443
(100)    (100)  (100)  (1
00)比較例   57.5   110  178 
 424上記実施例及び比較例から、本発明の実施例で
は石こう粉砕機を設置しているので混合粉砕方式の比較
例より粉砕用電力は増加しているのに、製品当りの粉砕
用電力原単位は本発明が低い。これは比較例の混合粉砕
方式ではスラグが粉砕されにくく、同じ粉末度(4,2
00cぜ/Q )にづるには粉砕機への装入量を減らさ
ざるを得なかったことによる。また高炉セメントのモル
タル強さ試験結果から、本発明と比較例の混合粉砕方式
とでは製品の粉末度が同じであっても、高炉セメン]−
の強度発現性に明らかな差異を生じCいる。これは混合
粉砕方式では石こうが過粉砕されスラグ自体の粉末度が
あまり高くないにもかかわらず、見掛上同一粉末度にな
っていることによるものと考えられる。したがって、高
炉上メン1〜の強度発現性を考慮すれば、混合わN、♀
プj弐〇は更に粉末度を高くしなI〕ればならず、粉砕
用電力単位の差はより拡がることを意味りる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の工程図、第2図および第3図は
それぞれ仙の例の工程図を示す。 特許出願人 新日本製鉄化学工業株式会社代理人  弁
理士  小 松 秀 岳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)乾燥スラグを粉砕づるスラグ粉砕工程、スラグ粉
    砕工程からの粉砕物を分級する分級工程、スラグ粉砕工
    程又は分級工程からのスラグ粉砕物を石こうと混合して
    粉砕する石こう粉砕]二稈、分級工程からのスラグ精粉
    と石こう粉砕工程からの石こう一スラグ混合粉末を混合
    りる混合工程からなることを特徴と覆るスラグ−石こう
    混合粉末の製造方法。 (2)石こう粉砕工程においで使用するスラグ粉砕物は
    石こうに対し 1〜20重量倍である特許請求の範囲第
    1項に記載されたスラグ−石こう混合粉末の製造方法。 く3)石こう粉砕工程において使用づるスラグ粉砕物は
    分級工程で分級されたスラグ精粉の一部である特許請求
    の範囲第1項記載のスラグ−石こう混合粉末の製造方法
    。 (4)石こう粉砕工程において使用するスラグ粉砕物は
    分級工程に付される前のものの一部である特許請求の範
    囲第1項2に記載されたスラグ−石こう混合粉末の製造
    方法。 (5)石こう粉砕工程において使用づるスラグ粉砕物は
    分級工程で分級されたスラグ粗粉の一部である特許請求
    の範囲第1項に記載されたスラグ−石こう混合粉末の製
    造方法。 (6)石こうは三水石こう、半水石こう、又は無水石こ
    うのいずれかである特許請求の範囲第1項記載のスラグ
    −石こう混合粉末の製造方法。
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