JPS5918059B2 - レ−ザメス - Google Patents
レ−ザメスInfo
- Publication number
- JPS5918059B2 JPS5918059B2 JP52056636A JP5663677A JPS5918059B2 JP S5918059 B2 JPS5918059 B2 JP S5918059B2 JP 52056636 A JP52056636 A JP 52056636A JP 5663677 A JP5663677 A JP 5663677A JP S5918059 B2 JPS5918059 B2 JP S5918059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser beam
- laser
- affected area
- tip
- transmission member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laser Surgery Devices (AREA)
- Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、レーザー波線によって体腔内の患部釦1iI
tfX−熔灼して−これを切開−切除するレーザーメス
に関するものである。
tfX−熔灼して−これを切開−切除するレーザーメス
に関するものである。
体腔内にできたポリープ等の患部を、切開、切除するに
は、従来、内視鏡の可撓管内を挿通され、間管の先端部
より出入する切除用鋏または切開用メス等によって行な
われていた。
は、従来、内視鏡の可撓管内を挿通され、間管の先端部
より出入する切除用鋏または切開用メス等によって行な
われていた。
しかし、この従来の手段は、非常に熟練を要するばかり
でなく、時間がか〜す、更に止血、消毒等の治療も行な
わねばならず、大変厄介であった。
でなく、時間がか〜す、更に止血、消毒等の治療も行な
わねばならず、大変厄介であった。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去するため
に、レーザー光線を患部に向けて照射するのみで、目的
の部位を焼灼して患部を簡単に切開、切除し得る操作の
極めて簡単なレーザーメスな提供するにある。
に、レーザー光線を患部に向けて照射するのみで、目的
の部位を焼灼して患部を簡単に切開、切除し得る操作の
極めて簡単なレーザーメスな提供するにある。
本発明によれば、内視鏡の直視下において、狙った患部
に向けて瞬間的にレーザー光を照射するだけで、患部は
焼灼されて切開、切除されるので、操作は極めて簡単で
あり、かつ非常に短時間で手術が行なえる。
に向けて瞬間的にレーザー光を照射するだけで、患部は
焼灼されて切開、切除されるので、操作は極めて簡単で
あり、かつ非常に短時間で手術が行なえる。
しかも、危険性は全くな(、かつ、患部の切開、切除は
レーザー光線による焼灼であるから止血、消毒等の考慮
も不必要で甚だ有利である。
レーザー光線による焼灼であるから止血、消毒等の考慮
も不必要で甚だ有利である。
以下、本発明を図示の実施例によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すレーザーメス1の平
面図である。
面図である。
同図において、レーザー発振装置2で発振されたレーザ
ー光線は、患部切除用のレーザー光Pとして、レーザー
光伝送部材3に導入されるようになっている。
ー光線は、患部切除用のレーザー光Pとして、レーザー
光伝送部材3に導入されるようになっている。
レーザー光伝送部材3は、例えば光学繊維束で構成され
ていて、体腔内に挿入される可撓管4内に挿通されてお
り、その基端部3aはレーザー発振装置2に対して着脱
自在に取り付けられるようになっている。
ていて、体腔内に挿入される可撓管4内に挿通されてお
り、その基端部3aはレーザー発振装置2に対して着脱
自在に取り付けられるようになっている。
そして、基端部3aから伸び出した自由端部3b(第2
図参照)が上記可撓管4内に挿通されたレーザー光伝送
部材3は、その先端部が2つに別れて、患部包囲部を形
成する管状部材5内に配設される。
図参照)が上記可撓管4内に挿通されたレーザー光伝送
部材3は、その先端部が2つに別れて、患部包囲部を形
成する管状部材5内に配設される。
この管状部材5は、第2図に示すように、その基部5a
が上記可撓管4の先端部に固着されていて、自由端部屋
ら先端部にかげて、その平面形状が弓状を呈するように
形成されている。
が上記可撓管4の先端部に固着されていて、自由端部屋
ら先端部にかげて、その平面形状が弓状を呈するように
形成されている。
上記レーザー光伝送部材3の、2つに別れた先端部3c
、3dのうちの一方の先端部3cは、上記管状部材5
0基管部5b内に位置し、その先端3eは上記基管部5
bに穿設された開口5c内に配設されている。
、3dのうちの一方の先端部3cは、上記管状部材5
0基管部5b内に位置し、その先端3eは上記基管部5
bに穿設された開口5c内に配設されている。
上記開口5cは、レーザー光伝送部材3の一方の先端部
3cの光軸方向上に設けられており、また、この開口5
cに対向する、管状部材5の先端部5dの内面にも開口
5eが穿設されている。
3cの光軸方向上に設けられており、また、この開口5
cに対向する、管状部材5の先端部5dの内面にも開口
5eが穿設されている。
また、上記一方の先端部3cから別れた他方の先端3d
は、一方の先端部3cより伸び出し、管状部材5の自由
端部内を引き通されて、その先端3fは、上記開口5e
に、その一側面を配置した直角プリズム6の他側面に対
設されている。
は、一方の先端部3cより伸び出し、管状部材5の自由
端部内を引き通されて、その先端3fは、上記開口5e
に、その一側面を配置した直角プリズム6の他側面に対
設されている。
従って、上記レーザー光伝送部材3め、2つに別れた先
端部3 c 、3 dの各先端3 e ) 3 fは、
互に光学的に対向し、その光軸は一致する。
端部3 c 、3 dの各先端3 e ) 3 fは、
互に光学的に対向し、その光軸は一致する。
そして、このように構成された本実施例のレーザーメス
1は、周知の直視型内視鏡、または側視型内視鏡の体腔
内に挿入される可撓管7(第3図参照)内に、その可撓
管4の部分と管状部材5が挿通され、可撓管7の先端部
7aから、上記管状部材5が出入し得るように配設され
る。
1は、周知の直視型内視鏡、または側視型内視鏡の体腔
内に挿入される可撓管7(第3図参照)内に、その可撓
管4の部分と管状部材5が挿通され、可撓管7の先端部
7aから、上記管状部材5が出入し得るように配設され
る。
次に、このレーザーメス1を使用して体腔内のポリープ
等の患部を切除するには、第3図に示すように、内視鏡
の直視下において、体腔内のポリープ8を観察し乍から
内視鏡の可撓管7の先端部7aより、管状部材5を延び
出させ、同部材5でポリープ8を包囲する。
等の患部を切除するには、第3図に示すように、内視鏡
の直視下において、体腔内のポリープ8を観察し乍から
内視鏡の可撓管7の先端部7aより、管状部材5を延び
出させ、同部材5でポリープ8を包囲する。
そして、ポリープ80基部等の、レーザー光にて焼灼す
る目的の部位に、上記開口5c、5eを対向させ、レー
ザー発振装置2からレーザー光をレーザー光伝送部材3
に導入すればよい。
る目的の部位に、上記開口5c、5eを対向させ、レー
ザー発振装置2からレーザー光をレーザー光伝送部材3
に導入すればよい。
かくすれば、レーザー光Pは、レーザー光伝送部材3の
画先端部3 c 、−3dを経て、両部3c。
画先端部3 c 、−3dを経て、両部3c。
3dの先端3ej3fから同時に、ポリープ8の両側に
向けて照射される。
向けて照射される。
すると、患部組織は同時に両側から焼灼されるので、ポ
リープ8は、短時間で切除される。
リープ8は、短時間で切除される。
また、ポリープ等を切除したのちのレーザー光は、上記
伝送部材の2つに別れた先端部3c。
伝送部材の2つに別れた先端部3c。
3dの先端3e、3fの光学的な軸が一致しているので
、それぞれ対向する先端3e、3fに入射する。
、それぞれ対向する先端3e、3fに入射する。
よって、切除しない組織に対してはレーザー光は当らな
い。
い。
このことは、切除する時間が短いと共に、切除した組織
の周辺は影響を受けないので、切除後の治癒が早くなる
という効果となって現われる。
の周辺は影響を受けないので、切除後の治癒が早くなる
という効果となって現われる。
このように本発明のレーザーメス1によれば、患部組織
の両側から同時に切除が行なわれるので、短時間が簡単
に患部を切除することができる。
の両側から同時に切除が行なわれるので、短時間が簡単
に患部を切除することができる。
第4図は、本発明の他の実施例を示すものである。
この実施例は、上記実施例における直角プリズム6を取
り除いて、光学繊羅束の特徴である可撓性を巧みに利用
して、□開口5eに直接、先端3fを配置したものであ
る。
り除いて、光学繊羅束の特徴である可撓性を巧みに利用
して、□開口5eに直接、先端3fを配置したものであ
る。
□このようにすれば、直角プリズム6がンくなるので、
それだけ製作コストを低廉化することができる。
それだけ製作コストを低廉化することができる。
また、第5図に示す本発明の別の実施例は、患部包囲用
の管状部材10を、その平面形状がV字状になるように
形成したもので、分岐した枝管10a、10bの先端部
の内壁対向面に、開口10 c 、10 dをそれぞれ
穿設し、□この各開口10cy 10dに直角プリズム
11,120各−側面をそれぞれ配置し、直角プリズム
11の他側面に、レーザー光伝送部材3の一方の先端部
3cの先端3eを対設させ、直角プリズム12の他側面
に、他方の先端部3dの先端3fを対設させたものであ
る。
の管状部材10を、その平面形状がV字状になるように
形成したもので、分岐した枝管10a、10bの先端部
の内壁対向面に、開口10 c 、10 dをそれぞれ
穿設し、□この各開口10cy 10dに直角プリズム
11,120各−側面をそれぞれ配置し、直角プリズム
11の他側面に、レーザー光伝送部材3の一方の先端部
3cの先端3eを対設させ、直角プリズム12の他側面
に、他方の先端部3dの先端3fを対設させたものであ
る。
この実施例は、上記第1〜4図に示した前実施例がレー
ザー光伝送部材3の先端部3cの光軸方向にレーザー光
Pを射出するのに対して、レーザー光伝送部材3のレー
ザー光伝送方向に直角の向きにレーザー光Pを放出する
ようにしたものである。
ザー光伝送部材3の先端部3cの光軸方向にレーザー光
Pを射出するのに対して、レーザー光伝送部材3のレー
ザー光伝送方向に直角の向きにレーザー光Pを放出する
ようにしたものである。
また、第6図に示す本発明の更に他の実施例は、光学繊
維束の可撓性を巧みに利用して、上記第5図に示した実
施例における直角プリズム11゜12を取り除いて、先
端3eおよび先端3fを、それぞれ直接開口10c、1
0dに配置したものである。
維束の可撓性を巧みに利用して、上記第5図に示した実
施例における直角プリズム11゜12を取り除いて、先
端3eおよび先端3fを、それぞれ直接開口10c、1
0dに配置したものである。
かくすれば、上記第5図の実施例に較べ、その製作コス
トを低廉化することができる。
トを低廉化することができる。
また、今迄述べた各実施例は、レーザー光伝送部材3に
光学繊維束な用いたが、これはガラスまたはプラスチッ
クスロッド、液体ファイバー等、レーザー光を伝送する
こと、ができるものであればよいこと勿論である。
光学繊維束な用いたが、これはガラスまたはプラスチッ
クスロッド、液体ファイバー等、レーザー光を伝送する
こと、ができるものであればよいこと勿論である。
以上述べたように、本発明によれば、従来の欠点を解消
し、簡単に短時間のうちに体腔内の患部組織を焼灼によ
って切開、切除できるレーザーメスを提供することがで
きる。
し、簡単に短時間のうちに体腔内の患部組織を焼灼によ
って切開、切除できるレーザーメスを提供することがで
きる。
第1図は、本発明の一実施例を示すレーザーメスの平面
図、第2図は、上記第1図中の患部包囲部の要部拡大断
面図、第3図は、本発明のレーザーメスによって、体腔
内のポリープを切除する場合の斜視図、第4図は、本発
明の他の実施例を示すレーザーメスの要部拡大断面図、
第5,6図は、本発明の別の実施例をそれぞれ示すレー
ザーメスの要部拡大断面図である。 1・・・・・・レーザーメス、2・・・・・ルーザー発
振装置、3・・・・・・レーザー光伝送部材、3a・・
・・・・基端部、3b・・・・・・自由端部、3c、3
d・・・・・・先端部、3e。 3f・・・・・・先端、5,10・・―・・・管状部材
(患部包囲; 部)、P・・・・・・レーザー光i。
図、第2図は、上記第1図中の患部包囲部の要部拡大断
面図、第3図は、本発明のレーザーメスによって、体腔
内のポリープを切除する場合の斜視図、第4図は、本発
明の他の実施例を示すレーザーメスの要部拡大断面図、
第5,6図は、本発明の別の実施例をそれぞれ示すレー
ザーメスの要部拡大断面図である。 1・・・・・・レーザーメス、2・・・・・ルーザー発
振装置、3・・・・・・レーザー光伝送部材、3a・・
・・・・基端部、3b・・・・・・自由端部、3c、3
d・・・・・・先端部、3e。 3f・・・・・・先端、5,10・・―・・・管状部材
(患部包囲; 部)、P・・・・・・レーザー光i。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部が2つに別れ、その両先端が互に光学的に対
向していて、互の先端に向けて各々の先端からレーザー
光を射出するレーザー光伝送部材と、このレーザー光伝
送部材の基端部に、患部切除用のレーザー光を導入する
レーザー発振装置と、からなり、上記両先端から射出さ
れるレーザー光を、それぞれ患部の両側から同患部に照
射し、同患部を両側から焼灼して切除することを特徴と
するレーザーメス。 2 上記レーザー光伝送部材の2つに別れた先端部の先
端を、互に対向してその光軸が一致するように配置した
特許請求の範囲第1項記載のレーザーメス。 3 上記レーザー光伝送部材の2つに別れた先端部の一
方を他方より伸び出させて、弓状の患部包囲部を形成し
た特許請求の範囲第1項または第2項記載のレーザーメ
ス。 ゛4 上記レーザー光伝送部材の2つに別れた先端部を
、V字状の患部包囲部に形成した特許請求の範囲第1項
または第2項記載のレーザーメス。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52056636A JPS5918059B2 (ja) | 1977-05-16 | 1977-05-16 | レ−ザメス |
US05/904,468 US4266547A (en) | 1977-05-16 | 1978-04-10 | Laser knife |
DE2821376A DE2821376C3 (de) | 1977-05-16 | 1978-05-16 | Laser-Instrument zum Ätzen oder Veröden eines Gewebeteils innerhalb des Zöloms |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52056636A JPS5918059B2 (ja) | 1977-05-16 | 1977-05-16 | レ−ザメス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53142083A JPS53142083A (en) | 1978-12-11 |
JPS5918059B2 true JPS5918059B2 (ja) | 1984-04-25 |
Family
ID=13032804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52056636A Expired JPS5918059B2 (ja) | 1977-05-16 | 1977-05-16 | レ−ザメス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918059B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-16 JP JP52056636A patent/JPS5918059B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53142083A (en) | 1978-12-11 |
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