JPS5917981Y2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JPS5917981Y2
JPS5917981Y2 JP4489682U JP4489682U JPS5917981Y2 JP S5917981 Y2 JPS5917981 Y2 JP S5917981Y2 JP 4489682 U JP4489682 U JP 4489682U JP 4489682 U JP4489682 U JP 4489682U JP S5917981 Y2 JPS5917981 Y2 JP S5917981Y2
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JP
Japan
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water
pump
elevated
level
flow rate
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Expired
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JP4489682U
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English (en)
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JPS57178868U (ja
Inventor
礼二 遠藤
Original Assignee
東洋電機製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高置氷槽流下方式の給水装置の改良に関する。
従来ビル向給水等の小規模用水に高置水槽の設置から自
然落差を利用して給水する高置水槽流下方式が多く採用
されている。
この種の給水装置は、一般に高所に配置される高置水槽
とこの高置水槽に揚水する揚水ポンプが備えられ、その
高置水槽に給水配管が接続されて給水を行うものである
そして、高置水槽は揚水ポンプにより貯水されこの高置
水槽より落差を利用して給水するものとなるが、高置水
槽の貯水量すなわち貯水位が下限値に達すると揚水ポン
ープを始動して揚水を開始し、高置水槽が満水したがっ
て上限値に達すると揚水ポンプを停止するものとなる。
しかしながら、かくのごとき高置水槽流下方式の給水装
置においては、高置水槽の貯水量が給水量に比べてあま
りに小さい場合揚水ポンプの運転と休止の時間間隔が短
かくなり、その給水量が揚水量の士のとき運転・休止の
サイクルが最も短がくなることが知られている。
本考案は上述したような点に鑑みて、高置水槽の給水側
すなわち給水管に連結せしめて給水し・かつ高置水槽の
水位を保持させる簡便な可変流量ポンプを並設してなる
格別な装置を提供するものである。
以下本考案を図面に基づいて説明する。第1図は本考案
による一実施例の要部構成を示すものであり、1は高置
水槽、2は揚水ポンプ、3は受水槽、4,4′は吸込管
、5.5’、5“は吐出管、6は給水管、7は可変流量
ポンプ、8は揚水ポンプ2の運転を行う運転装置、9は
可変流量ポンプ7の流量装置を行う調整装置、10は逆
止弁、11は水位検出器、12は設定器、13は調節計
である。
ここに、受水槽3は揚水ポンプ2と可変流量ポンプ7と
の共通受水槽の一例のものである。
すなわち、第1図において、高置水槽1は受水槽3−か
ら吸込管4を通して揚水する揚水ポンプ2によって吐出
管5を通して貯水されるものであり、その貯水Wが吐出
管5″および給水管6を通り導出されて給水を行うもの
となるものである。
さらに吐出側に逆止弁10を有する可変流量ポンプ7が
備えられる。
したがって、前述したごとく高置水槽1.揚水ポンプ2
.受水槽3および給水管6などより高置水槽流下方式の
給水系を構威し、また受水槽3から吸込管4′を通して
呼び込み吐出管5′を通して圧力送水する可変流量ポン
プ7と給水管6に連通される吐出管5′からなる圧力給
水系を並設した構成をなす。
ここで逆止弁10は高置水槽1から受水槽3に流出する
ことを防止する。
さらに、水位検出器11は貯水Wの水位を検出するもの
であり、この貯水Wの水位に対応したレベルの電気信号
が設定器12および調節計13に与えられる。
設定器12は貯水Wの低水位点りおよび高水位点Hを検
出してこれに基づく始動指令と停止指令を、運転装置8
に与える。
かような水位検出器11.設定器12および運転装置8
による揚水ポンプ2の駆動装置部分は慣用技術であって
その詳細説明を省略するが、高置水槽1がら吐出管5“
および給水管6を通して給水されるに伴い前記駆動装置
部分により揚水ポンプ2は高置水槽1の貯水Wを補給す
みものとなる。
また調節計13は、水位検出器11の入力を得て例えば
貯水Wの中間水位の適当な高さに抑制する制御指令を調
整装置9に送出し、この制御指令に基づき調整装置9は
可変流量ポンプ7に信号送出して可変流量ポンプ7の流
量を調節する。
ここに、調整装置9および可変流量ポンプ7は公知技術
の適用から容易に実施可能である。
すなわち、その可変流量ポンプ7はポンプ回転速度を調
節する方法やポンプ吐出口に設けられる弁を開閉する方
法により吐出流量を調節し得る圧送ポンプであってもよ
い。
かようにしてなる構成についてその作用をつぎに詳述す
る。
いま貯水Wの中間水位点Mt 、 M2間が例えば給水
するために好適なレベルとするに、この中間水位点Ml
、M2間を保持するように可変流量ポンプ7の流量制御
が行われるものとなる。
すなわち、可変流量ポンプ7の吐出量は水位検出器11
および調節計13による信号送出により調整装置9より
調節信号が可変流量ポンプ7に与えられて調節される。
そしてかような流量制御においては、高置水槽1の水の
流出入が零状態になって、給水量と可変流量ポンプ7の
吐出量とを対応して制御することに同等となるものであ
り、給水量の増減に応じて可変流量ポンプ7の吐出量が
貯水Wの水位検出に基づき増減されることとなる。
したがって、かかる流量制御は機能上応答および精度の
面で特に高度を必要とせず簡便に実施可能なものとする
ことができる。
さて、給水量が増大して可変流量ポンプ7の最大吐出量
を越えると、貯水Wは流出される状態になってその水位
が低下する。
このまま経過すれば、ついには低水位点りに達して揚水
ポンプ2が始動し揚水ポンプ2から高置水槽1に揚水さ
れる。
この揚水により貯水Wの水位は徐々に上昇し、この間も
可変流量7は流量制御を行い貯水Wが再び中間水位点M
、、M2間に保持されるものとなる。
また、この状態から給水量が減少して可変流量ポンプ7
の最小吐出量に達し、さらに揚水ポンプ2の揚水量より
も給水量が少くなると水位は上昇する。
これより、高水位点Hに達すれば揚水ポンプ2運転は停
止され、貯水Wが徐々に減少して中間水位点M 1.M
2間に制御されるものとなる。
かくのごとく、本実施例による給水において、給水量が
可変流量ポンプ7の最大吐出量よりも増大するときまた
は減少するとき高置水槽1の貯水Wが変化させられるも
のとなり、揚水ポンプ2の運転回数を削減し、可変流量
ポンプ7を貯水Wが所定の水位に保持するごとく常時運
転させる機能を有する。
かかる考案によれば、高置水槽と揚水ポンプとの組合せ
による従来方式に対して単に流量制御を行う簡便な可変
流量ポンプを付設せしめることにより、水位を所定位置
に保持して安定した給水を行う効果を有することは勿論
、揚水ポンプの運転回数が極度に減少するなどの成果を
得ることができる。
なお本説明では揚水ポンプおよび可変流量ポンプの構成
が1台のものであるが、これらが複数台の構成であって
も同様に本考案が適用されることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による一実施例を示す系統図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高置水槽に揚水する揚水ポンプを備え、前記高置水槽よ
    り給水しかつ該高置水槽の貯水位が下限値に達する前に
    前記揚水ポンプを始動し貯水位の上限値で揚水ポンプを
    停止する給水装置において、前記高置水槽より導出され
    る給水配管に逆止弁を介して連通される吐出管を接続し
    てなる可変流量ポンプと、前記貯水位に対応したレベル
    の電気信号を入力しかつ該貯水位を一定位置に保持せし
    める流量調節信号を前記可変流量ポンプに与える流量調
    整装置とを設け、前記可変流量ポンプを連続運転させる
    とともに前記揚水ポンプを高置水槽の貯水位に応じて運
    転するようにしたことを特徴とする給水装置。
JP4489682U 1982-03-31 1982-03-31 給水装置 Expired JPS5917981Y2 (ja)

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JP4489682U JPS5917981Y2 (ja) 1982-03-31 1982-03-31 給水装置

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JPS57178868U JPS57178868U (ja) 1982-11-12
JPS5917981Y2 true JPS5917981Y2 (ja) 1984-05-24

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