JPS59179672A - 導電性塗料 - Google Patents
導電性塗料Info
- Publication number
- JPS59179672A JPS59179672A JP5746183A JP5746183A JPS59179672A JP S59179672 A JPS59179672 A JP S59179672A JP 5746183 A JP5746183 A JP 5746183A JP 5746183 A JP5746183 A JP 5746183A JP S59179672 A JPS59179672 A JP S59179672A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- weight
- org
- polyolefin resin
- graphite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架橋ポリエチレン絶縁型カケープルの接続に用
いるための導電性塗料に関する。
いるための導電性塗料に関する。
従来、一般に電カケープルの接続にはエポキシ樹脂系、
アクリル系、ゴム系等の導電性塗料が用いられているが
、このような導電性塗料が形成する塗膜は架橋ポリエチ
レン絶縁ケーブル、特にその絶縁層を形成する架橋ポリ
エチレン樹脂に対する接着性が十分でなく、当初は接着
していても、ヒートサイクルが繰返される間に接着力を
失い、遂には塗膜が架橋ポリエチレン樹脂から剥離する
。
アクリル系、ゴム系等の導電性塗料が用いられているが
、このような導電性塗料が形成する塗膜は架橋ポリエチ
レン絶縁ケーブル、特にその絶縁層を形成する架橋ポリ
エチレン樹脂に対する接着性が十分でなく、当初は接着
していても、ヒートサイクルが繰返される間に接着力を
失い、遂には塗膜が架橋ポリエチレン樹脂から剥離する
。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので
あって、導電性と共に特に架橋ポリエチレン樹脂に対す
る接着性にすぐれ、架橋ポリエチレン絶縁型カケープル
の接続に好適に用いることができる導電性塗料を提供す
ることを目的とする。
あって、導電性と共に特に架橋ポリエチレン樹脂に対す
る接着性にすぐれ、架橋ポリエチレン絶縁型カケープル
の接続に好適に用いることができる導電性塗料を提供す
ることを目的とする。
本発明による導電性塗料は、有機過酸化物にて架橋し得
るポリオレフィン樹脂１００Ｍ量部と、導電性カーボン
ブラック１０〜２００重量部と、この導電性カーホンブ
ラックの重量に基づいて０゜１〜５０重量％のグラファ
イトと、０．５〜１０重量部の架橋剤と、有機溶剤とか
らなることを特徴とする。
るポリオレフィン樹脂１００Ｍ量部と、導電性カーボン
ブラック１０〜２００重量部と、この導電性カーホンブ
ラックの重量に基づいて０゜１〜５０重量％のグラファ
イトと、０．５〜１０重量部の架橋剤と、有機溶剤とか
らなることを特徴とする。
本発明において用いるポリオレフィン樹脂は、有機過酸
化物にて架橋し得ることを要し、従って、例えば、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体
樹脂等が好ましく用いられる。
化物にて架橋し得ることを要し、従って、例えば、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体
樹脂等が好ましく用いられる。
本発明の導電性塗料は、上記のようなポリオレフィン樹
脂１００重量部について導電性カーボンブラックを１０
〜２００重量部、好ましくは１５〜１００重量部含有す
る。導電性カーボンブラックの量が１０Ｍ量部よりも少
ないときは、得られる塗料塗膜が良好な導電性を有さず
、一方、２゜０重量部を越えて多量に含有するときは、
形成される塗膜が強度に劣るようになるので好ましくな
い。ここに、導電性カーボンブラックとしては、特に、
ＤＢＰ吸油量２５０ｍ１／１００ｇ以上、表面積５００
ｆｆｌ／ｇ以上の導電性カーボンブラック（例えばライ
オン■のケッチェンブラック）、ファーネスブラック（
例えば米国Ｃａｂｏｔ社のＶｕｌｃａｎＸＣ−７２）
、アセチレンブラック（例えば電気化学工業−の電化ア
セチレンブラック）等が好ましい。
脂１００重量部について導電性カーボンブラックを１０
〜２００重量部、好ましくは１５〜１００重量部含有す
る。導電性カーボンブラックの量が１０Ｍ量部よりも少
ないときは、得られる塗料塗膜が良好な導電性を有さず
、一方、２゜０重量部を越えて多量に含有するときは、
形成される塗膜が強度に劣るようになるので好ましくな
い。ここに、導電性カーボンブラックとしては、特に、
ＤＢＰ吸油量２５０ｍ１／１００ｇ以上、表面積５００
ｆｆｌ／ｇ以上の導電性カーボンブラック（例えばライ
オン■のケッチェンブラック）、ファーネスブラック（
例えば米国Ｃａｂｏｔ社のＶｕｌｃａｎＸＣ−７２）
、アセチレンブラック（例えば電気化学工業−の電化ア
セチレンブラック）等が好ましい。
本発明による導電性塗料は、更に、このカーボンブラッ
クの重量に基づいて０．５〜５０重量％の範囲でグラフ
ァイトを含有する。理由は明らかではないが、架橋ポリ
エチレン樹脂に対して良好な接着性を存するために、上
記の範囲でグラファイトを含有することが必要である。
クの重量に基づいて０．５〜５０重量％の範囲でグラフ
ァイトを含有する。理由は明らかではないが、架橋ポリ
エチレン樹脂に対して良好な接着性を存するために、上
記の範囲でグラファイトを含有することが必要である。
グラファイト量が上記よりも少ないときは、得られる導
電性塗料が架橋ポリエチレン樹脂に対して十分な接着性
をもたず、一方、上記範囲よりも多いときは、カーボン
ブラックと同様に、塗料の形成する塗膜が強度に劣るよ
うになる。特に、５〜２０重量％が好ましい。グラファ
イトとしては、例えば、鱗片状（例えば日本黒鉛−のＣ
ＰＳ）や玉状（例えば日本黒鉛（樽のＡＳＰ）等のグラ
ファイトが好ましく用いられる。
電性塗料が架橋ポリエチレン樹脂に対して十分な接着性
をもたず、一方、上記範囲よりも多いときは、カーボン
ブラックと同様に、塗料の形成する塗膜が強度に劣るよ
うになる。特に、５〜２０重量％が好ましい。グラファ
イトとしては、例えば、鱗片状（例えば日本黒鉛−のＣ
ＰＳ）や玉状（例えば日本黒鉛（樽のＡＳＰ）等のグラ
ファイトが好ましく用いられる。
本発明の塗料には、塗料をケーブルの接続箇所に適用後
、ポリオレフィン樹脂がそれ自体架橋すると共に、ケー
ブルの絶縁被覆をなす架橋ポリエチレン樹脂と共架橋す
ることができるように架橋剤が配合される。このための
架橋剤としては、通常、有機パーオキサイドが用いられ
、具体例としてｔ−ブチルパーオキサイド２ジクミルバ
ーオキザイド、ベンゾイルパーオキサイド、クメンヒド
ロパーオギサイト、ｔ−ブチルパーオキシベンゾエート
等を挙げることができる。これらパーオキサイドは、通
常、前記ポリオレフィン樹脂１００重量部について０．
５〜１０重量部、好ましくは２〜８重量部用いられる。
、ポリオレフィン樹脂がそれ自体架橋すると共に、ケー
ブルの絶縁被覆をなす架橋ポリエチレン樹脂と共架橋す
ることができるように架橋剤が配合される。このための
架橋剤としては、通常、有機パーオキサイドが用いられ
、具体例としてｔ−ブチルパーオキサイド２ジクミルバ
ーオキザイド、ベンゾイルパーオキサイド、クメンヒド
ロパーオギサイト、ｔ−ブチルパーオキシベンゾエート
等を挙げることができる。これらパーオキサイドは、通
常、前記ポリオレフィン樹脂１００重量部について０．
５〜１０重量部、好ましくは２〜８重量部用いられる。
上記したポリオレフィン樹脂及びパーオキサイドを熔解
させ、又はカーボンブラック及びグラフアイ１〜を分散
させるための有機溶剤としては、通常、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素、トリクロルエチレ
ン等の含塩素炭化水素、ジイソブチルケトン等のケトン
類、酢酸イソブチル等のエステル類等が用いられ、また
、このほかミネラルスピリット、テトラヒドロフラン等
も用いられる。その量は特に制限されるものではないが
、通常、ポリオレフィン樹脂１００Ｎ量部について２０
０〜１０００重量部程度である。
させ、又はカーボンブラック及びグラフアイ１〜を分散
させるための有機溶剤としては、通常、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素、トリクロルエチレ
ン等の含塩素炭化水素、ジイソブチルケトン等のケトン
類、酢酸イソブチル等のエステル類等が用いられ、また
、このほかミネラルスピリット、テトラヒドロフラン等
も用いられる。その量は特に制限されるものではないが
、通常、ポリオレフィン樹脂１００Ｎ量部について２０
０〜１０００重量部程度である。
本発明による導電性塗料を使用してケーブルを接続する
一例を説明する。ケーブルの外部半導電層を剥離して架
橋ポリエチレン樹脂を適宜長さにわたって露出させ、そ
の先端近傍まで導電性塗料を塗布し、加熱乾燥させて、
塗料中のポリオレフィン樹脂を架橋させると共に、架橋
ポリエチレン樹脂にも架橋させて塗膜を形成する。次に
、プレモールドゴムコーンをケーブルの前記外部半導電
層の剥離端まで挿入し、更に、この上にエポキシ樹脂か
い管を挿入した後に、導体を他方のケーブルの導体に接
続する。次いで、エポキシ樹脂かい管とプレモールドゴ
ムコーンを導体接続部に戻し、プレモールドゴムコーン
を抑え金具にて抑えて固定すれば、ケーブルの接続が完
了する。
一例を説明する。ケーブルの外部半導電層を剥離して架
橋ポリエチレン樹脂を適宜長さにわたって露出させ、そ
の先端近傍まで導電性塗料を塗布し、加熱乾燥させて、
塗料中のポリオレフィン樹脂を架橋させると共に、架橋
ポリエチレン樹脂にも架橋させて塗膜を形成する。次に
、プレモールドゴムコーンをケーブルの前記外部半導電
層の剥離端まで挿入し、更に、この上にエポキシ樹脂か
い管を挿入した後に、導体を他方のケーブルの導体に接
続する。次いで、エポキシ樹脂かい管とプレモールドゴ
ムコーンを導体接続部に戻し、プレモールドゴムコーン
を抑え金具にて抑えて固定すれば、ケーブルの接続が完
了する。
本発明による導電性塗料は、以上のように、架橋ポリエ
チレン樹脂に対して共架橋性を有するポリオレフィン樹
脂をケーブル絶縁架橋ポリエチレン樹脂に共架橋させる
と共に、理由は明らかではないが、所定量のグラファイ
トを含有するために架橋ポリエチレン樹脂に対して大き
い接着性を有し、従って、架橋ポリエチレン絶縁型カケ
ープルを耐久性よく接続することができる。
チレン樹脂に対して共架橋性を有するポリオレフィン樹
脂をケーブル絶縁架橋ポリエチレン樹脂に共架橋させる
と共に、理由は明らかではないが、所定量のグラファイ
トを含有するために架橋ポリエチレン樹脂に対して大き
い接着性を有し、従って、架橋ポリエチレン絶縁型カケ
ープルを耐久性よく接続することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例
表に示す組成にて本発明による導電性塗料及び比較例と
しての導電性塗料を調製し、予め成形した厚み２龍、幅
５０＋ａｍ、長さ１５０韮の架橋ボリエチレン樹脂シー
トに塗布し、８０℃で約３０分間予備乾燥した後、各々
２枚のシートを重ね合わせ、１０ｋｇ／ａｎｔの加圧下
に加熱した。加熱条件は、実施例３については１５０°
Ｃで３０分間、他の場合は１２０℃で３０分間である。
しての導電性塗料を調製し、予め成形した厚み２龍、幅
５０＋ａｍ、長さ１５０韮の架橋ボリエチレン樹脂シー
トに塗布し、８０℃で約３０分間予備乾燥した後、各々
２枚のシートを重ね合わせ、１０ｋｇ／ａｎｔの加圧下
に加熱した。加熱条件は、実施例３については１５０°
Ｃで３０分間、他の場合は１２０℃で３０分間である。
このようにして架橋ポリエチレン樹脂シートを接着させ
た後、ＪＩＳ Ｋ ６８５４に従ってＴ型剥離試験を行
なった。
た後、ＪＩＳ Ｋ ６８５４に従ってＴ型剥離試験を行
なった。
また、上記した予備乾燥後のシートをオーブン中で加熱
した後、ＡＳＴＭ Ｄ ９９１に従って長さ方向の導電
性を測定した。ここに、加熱条件は、実施例３について
は１５０℃、その他の場合は１２０℃である。更に、こ
のようにして導電性を測定した後のシートを室温にて１
８０°折曲げ、塗膜の割れ発生の有無により、塗膜の可
撓性を評価した。
した後、ＡＳＴＭ Ｄ ９９１に従って長さ方向の導電
性を測定した。ここに、加熱条件は、実施例３について
は１５０℃、その他の場合は１２０℃である。更に、こ
のようにして導電性を測定した後のシートを室温にて１
８０°折曲げ、塗膜の割れ発生の有無により、塗膜の可
撓性を評価した。
以上の結果を表に示す。
Claims (1)
- （］）有機過酸化物にて架橋し得るポリオレフィン樹脂
１００Ｍ量部と、導電性カーボンブラック１０〜２００
重量部と、この導電性カーボンブラックの重量に基づい
て０．１〜５０重量％のグラファイトと、０．５〜１０
重量部の架橋剤と、有機溶剤とからなることを特徴とす
る導電性塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5746183A JPS59179672A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 導電性塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5746183A JPS59179672A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 導電性塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59179672A true JPS59179672A (ja) | 1984-10-12 |
Family
ID=13056311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5746183A Pending JPS59179672A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 導電性塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59179672A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09505352A (ja) * | 1994-11-01 | 1997-05-27 | 株式会社ヒューマックステクノロジー | 導電性塗料 |
| EP2933807A4 (en) * | 2012-12-11 | 2016-09-14 | Showa Denko Kk | CARBON PULP AND SOLID ELECTROLYTE CAPACITIVE ELEMENT |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5746183A patent/JPS59179672A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09505352A (ja) * | 1994-11-01 | 1997-05-27 | 株式会社ヒューマックステクノロジー | 導電性塗料 |
| EP2933807A4 (en) * | 2012-12-11 | 2016-09-14 | Showa Denko Kk | CARBON PULP AND SOLID ELECTROLYTE CAPACITIVE ELEMENT |
| US9734953B2 (en) | 2012-12-11 | 2017-08-15 | Showa Denko K.K. | Carbon paste and solid electrolytic capacitor element |
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