JPS59179380A - キヤリツジ送り用プ−リ保持構造 - Google Patents

キヤリツジ送り用プ−リ保持構造

Info

Publication number
JPS59179380A
JPS59179380A JP5576383A JP5576383A JPS59179380A JP S59179380 A JPS59179380 A JP S59179380A JP 5576383 A JP5576383 A JP 5576383A JP 5576383 A JP5576383 A JP 5576383A JP S59179380 A JPS59179380 A JP S59179380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
paper
platen
pulley
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5576383A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Suzaki
洲崎 正幸
Seiji Nishiwaki
西脇 省二
Narutaka Hayashima
考高 早島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Ricoh Denshi Kogyo KK
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Ricoh Denshi Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd, Ricoh Denshi Kogyo KK filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5576383A priority Critical patent/JPS59179380A/ja
Publication of JPS59179380A publication Critical patent/JPS59179380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、モータの回転を左右プーリに伝達し、その
プーリ間に掛は渡される屈撓媒介部材によってキャリッ
ジを移動させながら、印字を行うプリンタなどの印字装
置に関し、詳しくは、その印字装置のキャリッジ送り機
構において、屈撓媒1 − 介部材が常に緊張状態を保つようにプーリを保持するキ
ャリッジ送り用プーリ保持構造に関する。
1川 一般に、キャリッジ送り機構にあっては、そのキャリッ
ジの停止位置精度を確保するために、ベルト・ワイヤな
どの屈撓媒介部材を常に緊張した状態で保持する必要が
ある。しかし、屈撓媒介部材は、弛んだり、また経時的
に伸び縮みを生じ、キャリッジの停止位置に狂いを生じ
て、印字が不揃いとなり、印字アライメントを低下させ
易いという問題がある。
そこで、従来の印字装置の中には、この点を解消するた
めに、たとえば、屈撓媒介部材が掛けられるプーリの保
持部材を設けるほかに、別途バネ部材を取り付け、この
バネ部材によって、プーリを介して屈撓媒介部材に適宜
張力を付与し、キャリッジ送りにあたって、屈撓媒介部
材の弛みを防止する構造のものがある。
しかし、この従来の構造によれば、プーリを保持する締
結部材などの他に、別途バネ部材などの他部材を配する
から、部品点数が多くなって全体に構造が複雑となり、
組立も繁雑となり、コスト高をも招くという欠点があっ
た。
目     j?J そこで、この発明は、キャリッジ送りにあたって、その
プーリの保持部材自体に弾性をもたせ、屈撓媒介部材を
常に一定した緊張状態に保つ、きわめて簡略な構成のプ
ーリ保持構造を得ることにある。
遭成 次に、この発明を、図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第1図は、感熱プリンタである。この感熱プリンタは、
普通紙および感熱紙の双方を使用することができ、また
間紙ともに適宜長さのカット紙および連続するロール紙
の双方を使用することができる。
はじめに、図示感熱プリンタの概要について説明する。
第1図において符号(10)で示すものがプリンタ本体
である。このプリンタ本体は、図中二点鎖線で外形を示
すプリンタケース(11)内に収納される。
プリンタケース(11)には、前記プリンタ本体(10
)が前方に収納され、その後方に用紙収納部(A)が形
成される。用紙収納部(A)は、プリンタケース(11
)の上面に半円筒状の凹部(I2)を形成してなり、そ
こに図中二点鎖線で示す如くロール紙(13)を収納す
る。
ロール紙(13)は、用紙供給部(B)からプリンタ本
体(10)内に供給される。用紙供給部(B)は、左右
の側板(14)・(15)間に掛は渡されるプラテン(
16)の後方に、同じくそれらの側板(14)・(15
)に掛は渡される2枚の案内板(17)・(18)を、
プラテン(16)の下方に向けて重ねて配し、上方の案
内板(17)の入口に上向きに開口するカット紙用供給
口を備え、下方の案内板(18)の入口に後向きに開口
するロール紙用供給口を備えてなる。
2つの供給口からそれぞれ挿入される用紙は、主にプラ
テン(16)の下方に配設される用紙案内機構(C)に
より案内され、プラテン(16)に下方から3− 巻き付けられる。
たとえばロール紙用供給口から挿入された用紙(19)
は、図示する如くプラテン(16)に巻き付けられる。
そして、手でもって曲がりを正してプラテン(16)に
密着して後、用紙セット機構(D)により該用紙(19
)を押さえて、図中二点鎖線で示すようにセット状態に
保持する。用紙セット機構(D)は、用紙セットレバ−
(20)のつまみ(21)を前後に操作することにより
、用紙押えローラ(22)および図示されない用紙送り
ローラ(プラテン(16)の下方に位置する)をプラテ
ン(16)に対して接離し得るようになっている。
プラテン(16)の前方には、プラテン(16)と平行
にガイド# (23)が左右の側板(14)・(15)
に掛は渡される。そのガイド軸(23)と前板(24)
の一部であるレール部(25)とで支持されてキャリッ
ジ(E)がある。キャリッジ(E)には、感熱ヘッド(
26)が取り付けられる。感熱ヘッド(26)は、プラ
テン(16)上にセットした用紙と対向する。
キャリッジ(E)は、キャリッジ送り機構(F)に4− より駆動され、ガイド軸(23)に案内されてプラテン
(16)に沿って水平移動する。キャリッジ送り機構(
F)は、キャリッジ送りモータ(27)の回転がキャリ
ッジ送り輪列(28)を介して左右のプーリ(29)・
(30)のうち、一方のプーリ(30)に伝達され、そ
れらのプーリ間に掛は渡されるキャリッジ送りベルト(
31)を回してそのベルトに取り付けられるキャリッジ
(E)を動かす。
他方、プラテン(16)は、プラテン送り機構(G)に
より図中矢示方向に回動される。プラテン送り機構(G
)は、プラテン送りモータ(32)の回転をプラテン送
り輪列(33)を介してプラテン(16)へと伝達する
そして、該感熱プリンタにセットされた用紙が感熱紙で
あるときには、感熱ヘッド(26)を直接プラテン(1
6)上の用紙に押し当てて、キャリッジ(E)を、右側
に移動しながら、プラテン(16)上の感熱紙を順次発
色させてそれに印字する。そして、その行を印字後キャ
リッジ(E)を左側に戻すとともに、プラテン(16)
を回動して改行し、再びキャリッジ(E)を右側に移動
しながら印字する。この繰り返しにより感熱紙に順次印
字を行う。
一方、該感熱プリンタにセットされた用紙が普通紙であ
るときには、左右の側板(14)・(15)に取り付け
てプリンタ本体(10)上にリボンカセット([1)を
セットする。リボンカセットは、カセット本体(34)
内に感熱リボン(35)を収納してなり、セット時にそ
の感熱リボン(35)をキャリッジ(E)のリボンガイ
ドローラ(36)に案内させて感熱ヘッド(26)と用
紙との間に感熱リボン(35)を介在させる。そして、
感熱ヘッド(26)を該感熱リボン(35)を介してプ
ラテン(16)上の用紙に押し当て、キャリッジ(E)
を右側に移動しながら、プラテン(16)上の普通紙に
感熱リボン(35)のインクを順次転写して印字する。
そして、その行を印字後キャリッジ(E)を左側に戻す
とともに、リボン送り機構(T)により感熱リボン(3
5)を図中矢示方向に送り、またプラテン(16)を回
動して改行し、再びキャリッジ(E)を右側に移動しな
がら印字を行う。この繰り返しにより普通紙に順次印字
を行う。
リボン送り機構(I)は、リボン送りモータ(37)の
回転をリボン送り輪列(38)を介して駆動軸(39)
に伝達する。駆動軸(39)は、リボンカセット(H)
がプリンタ本体(10)上にセットされたとき、リボン
カセット(H)内の巻き取り用駆動ローラに連結される
このような各部構成からなる感熱プリンタにおいて、ま
ず、前記用紙案内機構を説明する。
前記したように、ロール紙(13)を収納した用紙収納
部(A)から送り出された用紙は、前記用紙供給部(B
)からプリンタ本体(JO)内へ案内される。
すなわち、第2図に示すように、前記上下の案内板(1
7)・(18)の各入口に開口するカット紙供給口(4
0)ないしロール紙供給口(41)から挿入された用紙
は、プラテン(16)下方およびそのプラテン前方でこ
れに対向する位置に配される用紙案内機構(c)によっ
て、案内され、プラテン(16)にその下方から巻きつ
けられる。特に、カット紙の場合には。
図中矢印で示すように、上方の案内板(17)上に取り
付けられた案内片(42)内に用紙を差し込むよう7− になっている。
そこで、この用紙案内機構(C)において、その一部を
構成する下方の案内板(18)は、第2図に示すように
、その用紙供給口(41)からプラテン(16)の下方
に傾斜して延びる傾斜部(43)を有する。この傾斜部
によって、用紙をプラテン(16)の下側に案内する。
さらに、この下方の案内板(1B)は、その傾斜部(4
3)からプラテン(16)の下側に延びて、その他端が
直角に折り曲げられる。この下方の案内板(18)には
、プラテン(]6)の下側からそのプラテンの周面形状
に沿って円弧状に立ち上る用紙ガイド部(44)が設け
られる。また、この下方の案内板(18)の直角に折り
曲げられた他端に、たとえば。
板ばねのような弾性板(45)が取り付けられる。該弾
性板は、図示のように、プラテン(16)の長さ方向に
沿って配設され、先端がそのプラテンに押し当たってい
る。そして、用紙供給部(B)から送られる用紙の始端
が、この弾性板(45)を僅かに押し開くようにして、
その弾性板とプラテン(16)との間を通過するように
なっている。これによって、9− =8− 用紙送りに際して、この弾性板(45)は、用紙がプラ
テン(16)の前方へ大きく離脱するのを防止して、図
示のようにプラテンに添って巻き付くように案内する。
そこで、前記したように、このプラテン(]6)にセッ
トされる用紙が普通紙である場合は、プラテン(I6)
に巻きつけられる用紙は、第2図に示すように、感熱リ
ボン(35)に対向する箇所において、用紙案内機構(
C)の他の一部を構成する一対のペーパーガイド(46
)・(47)によって、その感熱リボン(35)に引っ
掛らないように案内される。このペーパーガイド(46
)・(47)は、第2図ないし第4図に示すように、詳
しくは後述するキャリッジ(E)上に取り付けられる一
対の回動アーム(48)・(49)のガイド部材(50
)・(51)に設けられる。ペーパーガイド(46)・
(47)は、ガイド部材(50)・(51)の感熱ヘッ
ド(26)側の一端にそのヘッドを間に挟んでそれぞれ
左右に設けられる。このペーパーガイド(46)・(4
7)は、第2図に示すように、感熱ヘッド(26)をプ
ラテン(16)から離した用紙セット状態では、その感
熱ヘッド(26)より若干プラテン(16)側に突出し
ている。そして、このペーパーガイド(46)・(47
)は、第3図に示すように、角度的に折り曲げられて、
その感熱ヘッド(26)側の一片が用紙をプラテン(1
6)に案内するガイド片(46a)・(47a)を形成
する。
この2つのペーパーガイド(46)・(47)のうち図
中左側のペーパーガイド(46)は、第4図に示すよう
に、プラテン(16)の一点鎖線で示す中心を越えた高
さ位置にある。他方、右側のペーパーガイド(47)は
、左側のペーパーガイド(46)より短く、プラテン(
16)の中心より下方の高さ位置にある。しかも、この
左側のペーパーガイド(47)は、そのガイド片(47
a)の感熱ヘッド(26)側の端面を円弧状に面取りし
てなる。したがって、このペーパーガイド(46)・(
47)を備える用紙案内機構(C)においては、まず、
前記したように、用紙をプラテン(16)に巻きつける
ときには、その用紙をペーパーガイドのガイド片(46
a)・(47a)によってプラテン(I6)に添うよう
に案内して、そして、そのガイド全体がその用紙がプラ
テン(16)と感熱ヘッド(26)との間に通した感熱
リボン(35)を引っ掛けないように誘導して用紙をプ
ラテン(16)に巻きつける。
ところで、この右側のペーパーガイド(47)のガイド
片(47a)を面取りしているから、第4図に示すよう
に、右方向に一行印字後、右側のペーパーガイド(47
)が用紙(19)の側縁を越えた位置にきて、そこから
キャリッジ(E)を図中矢印で示すように左側の元の位
置に戻すいまそのとき、ガイド片(47a)がその面取
りに沿って用紙(19)をすくい上げながら移動する。
これによって、ペーパーガイド(47)は、このキャリ
ッジ(E)の往復動に際して用紙を引っ掛けることなく
、その用紙をプラテン(16)に添うでその上方へと案
内する。
そして1次に、このような用紙案内機構(C)における
ペーパーガイド(46)・(47)が設けられる前記回
動アーム(48)・(49)は、第2図および第3図に
示すように、キャリッジブロック(52)上に取り付け
られる。この回動アーム(48)・(49)には、それ
ぞれ感熱リボン(35)を感熱ヘッド(26)とプラナ
11− ン(16)との間に案内するリボンガイドローラ(53
)と補助ローラ(54)とが配される。
このリボンガイドローラ(53)と補助ローラ(54)
は、第5図で明らかなように、ビスなどの枢着部材(5
5)を支点として、キャリッジ(E)lで左右方向に水
平回動できる回動アーム(48)・(49)に、それぞ
れ固定軸(56)を介して取り付けである。この固定軸
は1回動アーム(48)・(49)の所定位置にそれぞ
れ立設されていて、上端にはリング部材(57)が組み
付けできる′ft、(58)が設けである。上記の各ロ
ーラは、それぞれの固定軸(56)に回転自在に組み付
けることになるが、該ローラの組み付けにあたって、両
回動アーム(48)・(49)には、固定軸(56)を
利用して前記ペーパーガイド(46)・(47)を有す
る各々のガイド部材(50)・(51)が取り付けでき
るようにしである。このため、とのガイド部材には、固
定軸(56)が挿通できる穴(59)が対向位置に穿っ
である。
よって、回動アーム(48)・(49)に対するガイド
部材(50)・(51)は、穴(59)を固定軸(56
)に挿通し12− て組み付け、その」二に各ローラを軸装し、リング部材
(57)でこれらの抜けを防止する。
キャリッジ(E)の上面に配置する回動アーム(48)
・(49)の組み付けは、感熱ヘッド(26)の左右面
域に位置して左右対称に枢着部材(55)で取り付けで
ある。感熱ヘッド(26)に対するリボンガイドローラ
(53)は、上記取り付けに際して感熱ヘッド(26)
の面域の近傍に位置するように定めである。この状態を
示すのが第6図である。
かくして、回動アーム(48)・(/19)は、枢着部
材(55)を支点としてキャリッジ(E)で左右方向に
向けて手動で回動させることができ、定常においてはキ
ャリッジ(E)上にあるストッパ(60)の面域に回動
アーへ部(48)・(49)が相互に接して停止してい
る。なお、この停止位置にあっては、回動アーム(48
)・(49)の下面に突設させであるクリックストツバ
(61)がキャリッジ側の凹部と係合できて、回動アー
ム(48)・(49)の自由回動が規制できるようにし
である。また、このクリックストッパ(61)は、回動
アーム(48)・(49)を図中二点鎖線で示すように
外側に回動させた場合に、その停止位置に対設しである
凹部(62)と係合できる。
」二記において、回動アーム(48)・(49)が回動
できるように構成しである目的は、感熱ヘッド(26)
の寿命が比較的に短かいために、これの交換作業を容易
にすることにある。
他方、このような回動アーム(48)・(49)を取り
付けたキャリッジブロック(52)の下方には、第7図
および第8図に示すように、ヘッド抑圧機構が配される
。この感熱プリンタでは、このヘッド抑圧機構によって
、感熱ヘッド(26)をプラテン(16)に対して前後
に回動させて、まず印字に際しては、感熱ヘッド(26
)をプラテン(16)に押し当て、また前記したように
用紙や感熱リボンをセラ1−するときには、感熱ヘッド
(26)をプラテン(16)から離脱させるようにする
この感熱ヘッド(26)は、その前面にある発熱体(図
示省略)がプラテン(16)上の用紙に対向するように
、そのヘッドホルダ(63)内に収納される。
この感熱ヘッド(26)は、肩部(64)がヘッド押え
ばね(65)で押えられて、そのヘッドホルダ(63)
に着脱可能に保持される。そして、この感熱ヘッド(2
6)は、取付軸(66)を支点として、その取付軸を介
して回動可能にキャリッジブロック(52)に取り付け
られる。
そこで、このヘッド抑圧機構において、第7図に示すよ
うに、キャリッジブロック(52)の下側にソレノイド
ホルダ(67)を固定し、そのホルダにソレノイド(6
8)が取り付けられる。このソレノイドには、その作動
杆(69)の先端に牽引部材(7o)が取り付けられる
。ソレノイド(68)は、たとえば、そのスイッチをO
Nにすると作動杆(69)を引き込むようになっている
。そして、感熱ヘッド(26)の後方にあって、ソレノ
イド(67)の牽引部材(70)と作動杆(69)に取
り付けられた取付板(71)との間に、板ばねのような
弾性部材(72)が配される。この弾性部材は、たとえ
ば、第9図に示すような形状を有する。弾性部材(72
)は、その取付部(73)と、その取付部から折り曲げ
られて立ち上る弾性部(74)とからなる。この弾性部
は1図示のように、上方−15= に長手の舌片状に延びる第1の弾性部(74a)と、こ
の弾性部と取付部(73)との間で切り欠いて第1の弾
性部より強い弾性をもつ第2の弾性部(74b)とから
構成されろ。また、この弾性部材は、その2つの弾性部
間に孔(75)を有し、その孔にソレノイド(68)の
作動杆(69)が挿通される。そして、弾性部材(72
)は、第7図に示すように、その取付部(73)をヘッ
ドホルダ(63)の下端面に取り付け、第1の弾性部(
74a)の先端をキャリッジブロック(52)に押し当
てて配される。この場合、弾性部材(72)は、その第
1の弾性部(7/Ia)のみが第9図ウニ点鎖線で示す
ように撓むこととなっている。これによって、この弾性
部材(72)は、ソレノイド(68)のスイッチが通常
のOFFの状態(第7図に示す)において、第1の弾性
部(74a)によって、感熱ヘッド(26)を反時計方
向に回動するように付勢するようになっている。
したがって、このヘッド抑圧機構において、まず、印字
に先立って、感熱ヘッド(26)をプラテン(16)か
ら離脱させるときには、ソレノイド(68)の17− 16− スイッチをOFFにしておく。この場合、第7図に示す
ように、キャリッジ(E)に押し当たる弾性部材(72
)の第1の弾性部(74a)の反時計方向への弾性によ
って、感熱ヘッド(26)は、第7図中矢印で示すよう
に、反時計方向に付勢されて回動し、プラテン(16)
との間にすき間(76)をおいて傾斜して位置決められ
る。そして、このすき間には、たとえば、プラテン(1
6)の下方から用紙(19)を案内してそのプラテン(
16)に巻きつけてセットしたり。
あるいは、感熱リボンを通してセットしたりする。
しかる後に、印字を行うにあたって、感熱ヘッド(26
)をプラテン(16)に押し当てるときには、今度は、
ソレノイド(68)のスイッチをONにしてそのソレノ
イドを作動させる。このソレノイド(68)が作動する
と、第8図に示すように、その作動杆(69)を引き込
んで、弾性部材(72)の弾性部(74)を第8図中矢
印(a)で示すソレノイド(68)側に引っ張る。この
ように、弾性部(74)を引っ張ると、感熱ヘッド(2
6)は、その回転支点を中心に第8図矢印(b)で示す
時計方向に回動して、プラテン(16)−1Q = 」二の用紙(19)に当たる。そして、いまこのとき、
第10図ウニ点鎖線で示すように弾性部材(72)の第
2の弾性部(74b)もソレノイド(68)側に撓まさ
れる。そして、このとき、この第2の弾性部(74b)
は、第1の弾性部(74a)より強い弾性をもっている
から、第2の弾性部(74b)の弾性が第1の弾性部(
74a)の弾性に抗して、感熱ヘッド(26)に対して
時計方向の回転負荷を加え、これによって、第8図に示
すように感熱ヘッド(26)がさらにプラテン(16)
を押しつけるようになる。そして、感熱ヘッド(26)
の発熱体が、電気的にかつ瞬間的に高温に発熱して、適
宜文字などをプラテン(16)J二の用紙(19)に印
字することとなる。
このように、このヘッド抑圧機構では、その単一の弾性
部材(72)によって、その弾性の強さの異なる各弾性
部(74a)・(74b)に基づいて、適宜感熱ヘッド
(26)を一方向に付勢して回動し、プラテン(16)
に対して接離させる。そして、この感熱プリンタは、そ
のヘッド抑圧機構を備えるキャリッジ(E)全体を前記
キャリッジ送り機構(F)によって駆動し、そのガイド
軸(23)で案内してプラテン(16)に沿って水平移
動させながら、用紙にその行を印字していく。
そこで、この発明のキャリッジ送り用プーリ保持構造を
含むキャッジ送り機構(F)について説明する。このキ
ャリッジ送り機構では、第11図に示すように、底板(
77)上の図中右側にキャリッジ送りモータ(27)が
配設される。このモータの回転は、これに連結されるキ
ャリッジ送り輪列(28)を介して、モータ(27)側
の駆動プーリ(30)および従動プーリ(29)に伝達
される。そして、まず、これらのプーリ間に掛は渡され
る屈撓媒介部材としての前記キャリッジ送りベルト(3
1)を回し、このベルトに取り付けられたキャリッジ(
E)をガイド軸(23)によって案内して、図中矢印(
c)方向の印字方向に移動させて、当該行を用紙に印字
する。その行の印字後、モータ(27)の回転を)φ転
させて、このキャリッジをその送り機構(F)によって
図中左側の元の位置に復帰させる。そして、このキャリ
ッジ送りを繰返して印字を行っていく。
=19− ここで、このようなキャリッジ送り機構において、特に
、第11図中左側の側板(14)には、従動プーリ(2
9)を保持する保持部材(78)が取り付けられる。こ
の保持部材は、第11図および第12図に示すように、
側板(14)に取り付けられる適宜剛性をもつ取付部(
79)を有し、さらに、その取付部から若干外方に屈曲
して、はぼコ字状の保持部(80)が形成される。取付
部(79)には、取付孔(79a)とこれに隣接して長
孔(79b)とがあけられる。保持部材(78)は、そ
の取付部(79)の2つの孔(79a)・(79b)を
介して、たとえばネジ(81)・(82)によって側板
(14)に取り付けられる。他方、保持部(80)は、
側板(14)に取り付けられた状態において、第11図
中矢印(d)で示すベルト(31)の伸長方向に、その
緊張状態に応じて弾性をもつように形成される。この保
持部材(78)の保持部(80)内に従動プーリ(29
)が保持される。そして、保持部材(7B)の撓みによ
る従動プーリ(29)の動きが妨げられないように、側
板(14)に逃げ孔(83)があけられろ。この従動プ
ーリけ、第12図に示すように、これが回=20− 動可能に中心にプーリ軸(84)が挿通される。ベルト
(31)が掛けられる従動プーリ(29)外周の摩擦面
(20a)は、図示のように、ベルト伝達が確実になる
ように凸凹面によって形成される。そして、この従動プ
ーリ(29)は、そのプーリ軸(84)の両端をそれぞ
れ保持部材(78)の保持部(80)に設けた切欠き(
85)に掛は止めることによって、保持部材(78)に
保持される。
したがって、この発明のプーリ保持構造を備えるキャリ
ッジ送り機構(F)においては、そのモータ(27)を
駆動させてベルト(31)を回して、キャリッジ(E)
を印字方向(c)に移動させるときに、たとえば、その
キャリッジを挟んで第11図中表の従動側のベルト(3
1)が弛んだとしても、との従動プーリ(29)の保持
部材(78)の弾性によって、ベルト送り方向とは逆方
向にそのベルト(31)を付勢するから、その弛みが解
消する。また、反対に、ベルト(31)が過度の緊張状
態におかれても、これに対応する保持部材(78)の弾
性によって、適宜緩みを付与する。これによって、この
キャッジ送りべルト(31)は、常に一定した所定の緊
張状態を保ち得ることとなる。
このように、前記したこの発明のプーリ保持構造の実施
例では、その印字方向(c)に対応して従動プーリ(2
9)を保持すべく、その保持部材(78)を第1I図中
左側の従動側に配する。しかし、これとは印字方向が反
対のプリンタに対しては、その印字方向に対応させて保
持部材を右側に配することもできる。また、このブーり
保持部材は、従動プーリのみを保持する場合に限られず
、駆動プーリを保持して、そのベルトが常に緊張状態に
おかれるように構成することを排するものではない。
さらに、この発明のプーリ保持構造は、そのプーリ保持
部材(78)を弾性をも兼ね備えた甲一部材で構成する
。したがって、キャリッジ送りベルト(31)が一定の
張力を保持し得るのであれば、保持部材(78)は、前
記した形状に限られない。たとえば、第13図に示すよ
うに、保持部材(86)は、その取付部(87)から屈
曲させることなく、そのまま直線的にコ字状の保持部(
88)を形成して側板(14)に取り付けてもよく、こ
れによって、キャリッジ送り方向に対してできるだけ保
持部材(86)が横振れしないようにする。この場合に
は、図示のように、側板(14)には、保持部材(87
)の弾性による動きが妨げられないように逃げ孔(89
)を大きくあけることとなる。
なお、前記した実施例では、保持部材(78)・(86
)を側板(14)に取り付けたが、これに限らず底板(
77)などの他の固定部材に取り付けてもよいのはもち
ろんである。
効   果 この発明によれば、プーリの保持部材を弾性をもって屈
撓媒介部材に一定の張力を保持させる弾性部分と、その
取付部分とを単一の部材によって一体に形成するから、
キャリッジ送りにあたって、その屈撓媒介部材に常に一
定した緊張状態を保持させてキャリッジの送行を安定さ
せるとともに、別途弾性部材などを排して、全体の部品
点数を削減して構造1[略化し、コストの低下をも図り
得るキャリッジ送り用プーリ保持構造を提供するこ=2
3= とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のキャリッジ送り用プーリ保持構造
を備える印字装置の一例としての感熱プリンタの内部構
造を示す斜視図である。第2図は、この感熱プリンタに
おいて、その用紙案内機構を説明する機構図である。第
3図は、プラテン前方で用紙案内機構のいったんを担う
一対のペーパーガイドを示し、その取付箇所を示す概略
斜視図である。第4図は、キャリッジの送行時のペーパ
ーガイドの働きを説明する概略正面図である。第5図お
よび第6図は回動アームを示し、そのうち第5図はその
分M紹立図であり、第6図はその回動アームの開閉を示
す平面図である。第7図および第8図はヘッド抑圧機構
を示し、そのうち第7図はこのヘッド抑圧機構によって
プラテンから感熱ヘッドを離脱させる場合を説明する機
構図であり、第8図は感熱ヘッドをプラテンに押し当て
る場合を説明する機構図である。第9図および第1O図
は、それぞれ第7図および第8図における弾性部−24
= 材の弾性変形の状態を示す斜視図である。第11図は、
キャリッジ送り機構におけるこの発明のプーリ保持構造
を示す概略平面図である。第12図は、そのプーリ保持
構造の分解説明図である。第13図は、この発明のプー
リ保持構造の他の実施例を示す概略断面図である。 (E)・・・・・・・・・キャリッジ (F)・・・・・・・・・キャリッジ送り機構(16)
・・・・・・・・・プラテン (23)・・・・・・・・・ガイド軸 (27)・・・・・・・・キャリッジ送りモータ(29
)・(30)・・・・・・・・・プーリ(78)・・・
・・・・・・保持部材 (79)・・・・・・・・・取付部 (80)・・・・・・・・・保持部 特許出願人  株式会社リ コ 一 同     リコー電子工業株式会社 代理人 弁理士  中 尾 俊 介 手続補正帯 1. 事件の表示 昭和58年特許願第55763号 2、 発明の名称 キャリッジ送り用プーリ保持構造 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都太田区中馬込1丁目3番6号名 称 (
674)  株式会社リ コー代表者  浜  1) 
 広 4、代理人 〒104 住 所 東京都中央区銀座8丁目10番8号5、補正命
令の日付 自  発 6、 補正により増加する発明の数 な  し 7、 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 8、 補正の内容 (1)明細書第11頁第13行目の「左側」を、「右側
」と補正する。 (2)  同第13頁第1行ないし第2行のr (53
)と補助ローラ(54)Jを、IF (36)と補助ロ
ーラ(36a)」と補正する。 (3)  同第13頁第3行目のr (53)と補助ロ
ーラ(54)J を、  In(36)と補助ローラ(
36a) Jlと補正する。 (4)  同第14頁第7行目のr (53) Jを、
In (36) 」と補正する。 (5)  同第14頁第20行目の「図つニ」を、1図
中−」と補正する。 以」ニ 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、 事件の表示 昭和58年特許願第55763号 2、 発明の名称 キャリッジ送り用プーリ保持構造 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都大田区中馬込1丁目3番6号名 称 (
674)  株式会社リ コー代表者  浜  1) 
 広 オオタクオオモリニシ 住 所 東京都太田区大森西1丁目9番17号デンシコ
ウギョウ 名称リコー電子工業株式会社 5、補正命令の日付 昭和58年6月8日(昭和58年6月28日発送)6、
補正の対象 (1)委任状 (2)  図面全回 7、 補正の内容 (1)添付委任状を補充する。 (2)  図面全図を別紙のとおり補正する。 以上 2− 532

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャリッジ送りモータの回転が左右プーリに伝達され、
    それらのプーリ間に掛は渡される屈撓媒介部材を回して
    、その屈撓媒介部材に取り付けられるキャリッジをその
    ガイド軸によって案内して、プラテンに沿って移動させ
    るキャリッジ送り機構において、一方の前記プーリを保
    持する保持部が、前記屈撓媒介部材の伸長方向に弾性を
    有する保持部材を備えてなる、キャリッジ送り用プーリ
    保持構造。
JP5576383A 1983-03-31 1983-03-31 キヤリツジ送り用プ−リ保持構造 Pending JPS59179380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5576383A JPS59179380A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キヤリツジ送り用プ−リ保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5576383A JPS59179380A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キヤリツジ送り用プ−リ保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59179380A true JPS59179380A (ja) 1984-10-11

Family

ID=13007883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5576383A Pending JPS59179380A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キヤリツジ送り用プ−リ保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59179380A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4991984A (en) * 1988-07-07 1991-02-12 Bull Hn Information Systems Inc. Belt tensioning means for a serial printer
JP2020199742A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社ミマキエンジニアリング ベルト駆動装置およびインクジェットプリンター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4991984A (en) * 1988-07-07 1991-02-12 Bull Hn Information Systems Inc. Belt tensioning means for a serial printer
JP2020199742A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社ミマキエンジニアリング ベルト駆動装置およびインクジェットプリンター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4944619A (en) Construction for mounting an ink ribbon cassette in a heat transferable line printer
JPH0140695Y2 (ja)
JPS6058038B2 (ja) 印字機
JP2005305732A (ja) プリンタ
KR910002610A (ko) 프린터
US4611937A (en) Ribbon feed mechanism for a printer
CA1220976A (en) Thermal printer
JPS59179380A (ja) キヤリツジ送り用プ−リ保持構造
JPH0661993B2 (ja) プリンタのリボン・ドライブ機構
JPS6359877B2 (ja)
JPS6320717B2 (ja)
JP6872859B2 (ja) プリンタ
JP4208986B2 (ja) プリンタにおけるリボン張り装置
JPS59179383A (ja) 感熱プリンタのヘツド押圧機構
JP4087649B2 (ja) 感熱記録ヘツドの取付構造
JPS59179377A (ja) 感熱プリンタの用紙案内機構
JP3739970B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPS59179392A (ja) カセツト内のリボンバツクテンシヨン機構
JP3775949B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH029985Y2 (ja)
JP2010253905A (ja) サーマルプリンタ
JPH029986Y2 (ja)
JP3979154B2 (ja) 排紙ユニット及び記録装置
JP3621299B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPS6017330Y2 (ja) シリアルプリンタ