JPS59179023A - 家庭園芸用加温加湿棚板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 冬期間家庭内において鉢物の園芸植物を栽培するとき、
夜間暖房を止めると室内温度が下り凍結することがある
。又暖房をした室内に植物をおくと、乾燥のため種類に
よつては衰弱して生育が悪くなり、花が咲かないことが
ある。又湿気を与えることも家庭内においてはめんどう
なことが多い。

小型温室用には電気温風機、パネルヒータ一等も市販さ
れているが、何れも湿気を与える考慮がたりないため、
植物が乾燥して良好な生育を促すことが出来ない欠点が
ある。この考案は以上の欠点を補い、鉢植植物の良好な
生育を促し、美しい花を楽しむことを目的として構成し
たものである。

１．イ　この棚板の構成を図によつて説明する。

ロ．　この棚板は抵抗加熱方式による発熱を熱源とした
ものである。

ハ．　平らなみぞ付熱板（１）に電熱線（２）を配し、
１端を口出線（３）に、他端を口出線（４）に接続する
。

ニ．　みぞ付熱板（１）には、中央に溢水管（６）が貫
通する穴がある。

ホ．　金属外被用の上板（７）には、周辺部分を残して
、水を入れるためのくぼみ（５）があり、くぼみ（５）
の中央に溢水管（６）がある。

ヘ．　上板（７）の外周に側板（１０）があり、ネジを
通す穴と、口出線（３）（４）を通す穴がある。

ト．　金属外被用の下板（８）の外周に側板（１１）が
ありネジ穴がある、中央に溢水管（６）を通す穴がある
。

チ．　みぞ付熱板（１）を、上板（７）と下板（８）で
覆い、口出線（３）（４）を側板（１０）から引出し、
側板（１０）（１１）をネジで締付け１体とする。

リ．　くぼみ（５）を金綱（９）で覆い、口出線（３）
に差込用器具を、口出線（４）に発熱量調節用の切換ス
イツチを接続する。

以上の如く構成した家庭園芸用加温加湿棚板である。

２．　この棚板は次の方法によつても構成出来る。

イ．　くぼみ（５）を穴のある金属板で覆う。

ロ．　下板（８）の底面を波形にする。

３．　この棚板のくぼみ（５）に水を入れ通電して、通
常使用時の温度は、高で２５度Ｃで、以下の温度は、切
換スイツチによつて自由に設定出来る。

この棚板は、低温で使用するので、やけどや火災の心配
がない。

４．　くぼみ（５）に水を入れ通電すると、熱は棚板全
体を暖め、水は水蒸気となつて上昇する、棚板の上にお
かれた植木鉢は、棚板の熱によつて暖められ、鉢内の根
は、適度の熱を与えられ活発に生長する。

鉢上の木茎葉は、棚板により暖められ上昇する空気と水
蒸気によつて良い環境を得て良好な生育をし、美しい花
を咲かせることが出来る。

形、大きさを自由につくれるので、この棚板を応用する
と、ミニ温室を簡単につくることが出来。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの棚板の斜視図 第２図は、第１図のＡ−Ａ断面図 第３図は、第１図のＢ−Ｂ断面図 １みぞ付熱板、　２電熱線、　３口出線、４口出線、　
５くぼみ、　６溢水管、 ７上板、　８下板、　９金鋼、　１０上板の側板、　１
１下板の側板、　１２ネジ 特許出願人　城家幌二

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．イ．　みぞ付熱板（１）に電熱線（２）を配し、電
   熱線の１端に口出線（３）、他端に口出線（４）を接続
   する。 ロ．　周辺部分を残して、くぼみ（５）を成形し、くぼ
   み（５）にみぞ付熱板（１）と金属外被用の下板（８）
   を貫通する溢水管（６）を付けた金属外被用の上板（７
   ）と、金属外被用の下板（８）で、みぞ付熱板（１）を
   覆い、口出線（３）（４）を上板（７）の側面より引出
   す。 ハ．　口出線（３）には差込用器具を、口出線（４）に
   は切換用のスイツチを接続する。 ニ．　くぼみ（５）を金綱（９）で覆う。 以上の如く構成した家庭園芸用加温加湿棚板。
2. ２．　口出線（３）（４）を金属外被用の下板（８）の
   底面より引出した構造の特許請求の範囲第１項記載の家
   庭園芸用加温加湿棚板。