JPS59178711A - 巻鉄心 - Google Patents

巻鉄心

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Publication number
JPS59178711A
JPS59178711A JP5290383A JP5290383A JPS59178711A JP S59178711 A JPS59178711 A JP S59178711A JP 5290383 A JP5290383 A JP 5290383A JP 5290383 A JP5290383 A JP 5290383A JP S59178711 A JPS59178711 A JP S59178711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic alloy
ribbon
thin
wound
amorphous magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5290383A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Shimomura
英二 霜村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5290383A priority Critical patent/JPS59178711A/ja
Publication of JPS59178711A publication Critical patent/JPS59178711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/25Magnetic cores made from strips or ribbons

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非晶質磁性合金薄帯を巻回してなる巻鉄心台豐
☆秀快に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、変圧器などの誘導機器に設けられる巻鉄心には非
晶質磁性合金薄帯を巻回したものが用いられつつある。
非晶質磁性合金薄帯は金属( Fe 、 Coなど)と
牛金属元素( Br St lpなど)とからなる磁性
合金の融体を超急冷法によシ冷却したものである。非晶
質磁性合金薄帯は、結晶磁気異方性がないため冒い透磁
率を持ち、保磁力も小さい。又、その抵抗率は100〜
160μΩ−α程度と、50μΩ−cm ( 4%Si
)前後のけい素鋼に比べて2〜3倍の尚さを持ち、渦電
流損を押さえることができる。以上のような独特な性質
を有する非晶質磁性合金薄帯を用いると、励磁損失の小
さな巻鉄心を製造することができる。
しかし、この非晶質磁性合金薄帯の抵抗率も薄帯を巻回
して巻鉄心を製作した場合、その巻鉄心に生じる渦電流
損失を無視できるほどの大きさではなく巻回する薄帯の
厚さが増すほど損失は大きくなるという問題がある。実
際、薄帯の厚さは0.02〜0.05mm程度であるた
め、多数回の巻回が巻鉄心を成形するために必要である
この巻鉄心における抵抗率の損失を低減きせるために、
従来は、薄帯巻回の際に薄帯の層間に絶縁物を全面的に
介在して、各層間に絶縁を施すことが実施されて来た。
すなわち、第1図で示すように従来は薄帯イを巻取る際
に帯状の絶縁紙口を重ねて一緒に巻取9巻鉄心・・を製
作している。このように構成された巻鉄心では非晶質磁
性合金薄帯の間に熱伝導率の悪い絶縁物が全面的に挿入
されているため、薄帯に通電した場合鉄心のヒステリシ
ス損、渦電流損により発生した熱を排出する能力が低い
という欠点がある。一般に非晶質磁性合金薄帯は熱的安
定性が悪く、第2図の線図でも示すように熱による特性
変化が激しい。第2図は、代辰的な非晶質磁性合金薄帯
である組成Fe7aB1sS1y (A線)とFefN
B13.5813.502 (B線)の飽和磁束密度ノ
温度依存特性を示す。このような特性を持つため、従来
の方法で絶縁を施した巻鉄心は温度上昇による特性劣化
を生じ易いという欠点を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、非晶質磁性
合金薄帯を巻回してなるもので、薄帯間の絶縁を保持し
つつ鉄心内部の冷却を行なえ、非晶質磁性合金薄帯の優
れた磁気特性を発揮できる巻鉄心を提供するものである
〔発明の概要〕
本発明の巻鉄心は、非晶質磁性合金薄帯を巻回する巻回
周方向に間隔を存した個所に、帯状絶縁物を薄帯の間を
通しながら巻回半径方向にわたシ折シ込んで設けたもの
で、帯状絶縁物を部分的に設けて薄帯間の絶縁を保持す
るとともに、絶縁物で仕切られた薄帯間の空隙に、巻鉄
心を設けたタンク内の流体を通して巻鉄心の冷却を行な
うものである。また、各薄帯に折り込んで設けた帯状絶
縁物により薄帯の離脱を防止することもできる。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面で示す実施例について説明する。
本発明の巻鉄心の一実施例を第3図および第4図につり
て説明する。第3図は巻鉄心を示し、第4図は帯状絶縁
物を折り込んで設けた状態を示している。この実施例の
巻鉄心は、非晶質磁性合金薄帯1を複数枚重ねて層状に
した状態で例えば矩形に巻回したものである。この巻鉄
心における非晶質磁性合金薄帯1の巻回周方向に間隔を
存した複数個所には、夫々帯状絶縁物2が複数枚の非晶
質磁性合金薄帯1を重ねて形成された各薄帯層の間を通
しながら巻回半径方向にわたシ折シ込んで設けである。
帯状絶縁物2の折シ込み構成は例えば第4図で示すよう
に、帯状絶縁物2を非晶質磁性合金薄帯1の各層の縁部
で交互に向きを変えて折シ返しながら薄帯1の各層の間
を通して折シ込んでいくものである。各帯状絶縁物2の
折シ返す方向は同じである。このため、巻回された非晶
質磁性合金薄帯1の各層の間は帯状絶縁物2が介在する
ことによシ帯状絶縁物2の厚さに相当する隙間が生じる
。この非晶質磁性合金薄帯1の各層の間の隙間は、間隔
を存して設けられた各帯状絶縁物2によυ仕切られる。
各帯状絶縁物2で仕切られた非晶質磁性合金薄帯1の各
層の間に空隙3が形成される。すなわち、巻鉄心にはそ
の両側面で開放した多数の空隙3が非晶質磁性合金薄帯
1の各層の間に多数形成される。
この巻鉄心を製作する場合には、第5図で示すようにロ
ール状に支持された複数枚の非晶質磁性合金薄帯1を重
ね層状にした状態で回転する巻き芯4に巻取るとともに
、薄帯巻回周方向に間隔を存した複数個所で夫々帯状絶
縁物2を巻取られる非晶質磁性合金薄帯lの各層間に挿
入しながら連続的に折り込んでいくことにより巻鉄心を
製作する。非晶質磁性合金薄帯1全巻取った後は巻き芯
4を巻鉄心から取外す。
このように構成した巻鉄心は、薄帯巻回周方向の複数個
所で巻回した非晶質磁性合金薄帯Jの各層間に折り込ん
だ帯状絶縁物2によυ各薄帯層間の絶縁を図ることがで
きる。また、非晶質磁性合金薄帯1の各層間において各
帯状絶縁物2に仕切られて形成された多数の空隙3が、
巻鉄心外部に存在する流体の通路となる。このため、こ
れら空隙を流れる流体が、非晶質磁性合金薄帯1を冷却
して薄帯1の発熱による温度上昇を抑えることができる
。すなわち、巻鉄心を例えば変圧器タンク内部に設置し
た時に、変圧器タンク内部に封入された絶縁油や絶縁ガ
スが冷却媒体として巻鉄心内部の空隙3内を流れて巻鉄
心を冷却する。さらに、非晶質磁性合金薄帯1の各層間
に連続して折シ込んだ各帯状絶縁物2が各薄帯層を両側
から移動しないように保持している。すなわち、第4図
でも明らかなように帯状絶縁物2の薄帯層の縁部で折り
返す部分で薄帯層の移動を阻止して支持している。
このため、製作した巻鉄心から巷き芯4を外しても、巻
回した各薄帯層同士が横ずれして離脱することがなく、
また薄帯層を形成する各薄帯1同士がずれることがない
。なお、薄帯層の縁部で折り返す帯状絶縁物2の部分を
切断して、薄帯層間に介在する帯状絶縁物2の部分を他
の薄帯層間に介在する部分と切シ離すことができる。こ
のため、薄帯層間に挿入されている各帯状絶縁物2の部
分を切9離して薄帯層間から抜は出すことにより、その
薄帯層間の寸法を縮少することができる。このようにし
て巻鉄心を変圧器タンク内部に実装する時に、タンク寸
法に合わせて巻鉄心の直径を調整することもできる。
なお、非晶質磁性合金薄帯1に対する帯状絶縁物2の折
り込み構成は第4図で示すものに限定されず、例えば第
6図で示すように帯状絶縁v!/J2に交互に逆方向に
向けて折り返すようにしても良い。帯状絶縁物2の厚さ
、配置間隔などは非晶質磁性合金薄帯1に対する絶縁や
冷却を考慮して設定する。
前述した実施例の巻鉄心は、複数枚の非晶質磁性合金薄
帯を層状にまとめて巻回したものであるが、1枚の薄帯
のみを巻回したものでも良い。
〔発明の効果〕
本発明の巻鉄心は以上説明したように、巻回した非晶質
磁性合金薄帯の間に帯状絶縁物を折シ込むことによシ、
薄帯間の絶kを図るとともに、薄帯間に形成された空隙
を通る流体により薄帯を良好に冷却できるので、非晶質
磁性合金薄帯の磁気特性を発揮させることができる。ま
た、帯状絶縁物が非晶質磁性合金薄帯を支持して薄帯の
離を防止し、鉄心強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻鉄心の製作状態を示す説明図、第2図
は非晶質磁性合金薄帯における飽オ目磁束密度の温度依
存特性を示す線図、第3図は本発明の巻鉄心の一実施例
を示す正面図、第4図は同実施例の巻鉄心における帯状
絶縁物の折り込み状態を拡大して示す説明図、第5図は
巻鉄心の製作状態を示す説明図、第6図は帯状絶縁物の
折゛9込み構成の他の例を拡大して示す説明図である。 1・・・非晶質磁性合金薄帯、2・・・帯状絶縁物、3
・・・空隙。 47 (T)      iI2図 0     50    100    150温廖 
(0C) 第3ri4 第4閃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非晶質磁性合金薄帯を巻回してなり、且つ巻回周方向に
    間隔を存した複  蔦に、帯状絶縁物を巻回された前記
    薄帯の開を通しながら巻回半径方向にわたhwb込んで
    夫々設けるとともに、帯状絶縁物で仕切られる各薄帯の
    間に空隙を形成してなる巻鉄心。
JP5290383A 1983-03-29 1983-03-29 巻鉄心 Pending JPS59178711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290383A JPS59178711A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 巻鉄心

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290383A JPS59178711A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 巻鉄心

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59178711A true JPS59178711A (ja) 1984-10-11

Family

ID=12927797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5290383A Pending JPS59178711A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 巻鉄心

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JP (1) JPS59178711A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016226104A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 株式会社インターナショナル電子 発電機
JP2017005806A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 株式会社インターナショナル電子 省エネ型モータ
CN106463237A (zh) * 2014-06-11 2017-02-22 株式会社村田制作所 线圈部件

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CN106463237A (zh) * 2014-06-11 2017-02-22 株式会社村田制作所 线圈部件
JP2016226104A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 株式会社インターナショナル電子 発電機
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