JPS59177852A - 管球 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はガラスバルブの端部に口金を取付けた管球に関
する。

〔発明の技術的背預とその問題点〕

従来の管球は一般にガラスバルブの端部にセメントによ
って口金を取付けるようにしているが、この場合、点灯
時に生じる熱の影響等によってセメントの接着力が弱く
なり易いという問題がある。また、上記セメントを用い
た場合、セメントを口金に付着させたシ、セメントの力
口熱硬化の工程が必要となる々ど、工数が多く、コスト
高にもなる。

そこでセメントを用いる代シに、ガラスノ々ルブの端部
に周方向に沿う凸部を形成するとともに、口金にはこの
凸部と対応した位置に凹部を形成し、これら四部と凸部
を嵌合させることによって、口金をパルブ端部に固定す
るようにしたものもある。この構造によれば、口金をパ
ルプ端部に嵌め込むだけの簡単な作業で口金の取付けが
行なえ、しかもパルブ端部から導出された外部導線を、
口金の内面とパルプ端部の外面との間で挾着できるから
、外部轡線の電気的接続を同時に行なえ、半田付けが不
要であるというオＵ点がある。

しかしながら上記のような嵌合方式の場合、口金をパル
プ端部に嵌め込む際に、特に外部専線を挾圧する部荀に
おいてガラスパルブに局部的に強い力が加わセ、ガラス
が破損したシ、口金が歪むなどの不具合を生じることが
めった。

この欠点を解消する一手段として、例えばバルプ端部の
外径よりも口金の内径を充分大きくとることが考えられ
るが、こうすると外部導鞭と口金との接触力が弱くなシ
導通不良を生じるとか、口金の弛みを生じ易いなどの問
題を生じる。

〔発明の目的〕′ 本発明は上記事情にもとづきなされたものでその目的と
するところは、ガラスバルブを破損させるとと々く口金
を嵌め込むことができ、しかも外部導線と口金の電気的
接触を良好に保つことができるよう方管球を提供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

すなわち本発明は、上記したようにガラスバルプ端部と
口金に形成した凹凸部の嵌合をオリ用して口金の固定を
なすとともに口金とパルブ端部との間で外部榊２腺を挾
圧するようにした管球において、上記口金は外部４，Ｗ
よシも柔らかい材質によって形成するとともに、口金の
板厚は、この口金をバルプ瑞部に嵌合させた状態におい
てこの外部導線と接する部位が外側に変形できるような
厚みに設定したことを特徴とする管球である。

上記構成によれば、口金を恢め込む際に外部導線と接す
る部位において口金の一部が僅かに変形することによっ
て、荷重を口金側に逃がすことができるから、ガラスパ
ルプに過度の力が加わることを防止でき、バルブの破損
を防止できる。しかも外部導線を口金内面に確実に挾圧
でき、良好カ電気的接触状態が得られるものである。

〔発明の実施例〕

以下に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。図中１はガラス・々ルプであシ、このバルブ１の内
部にはフィラメント（図示せず）が収容されている。そ
して上記フィラメントは、図示しない内部導線を介して
外部導線２，３に電気接続され、これら外部導線２，３
はバルブ瑞部１ａから導出されている。また上記パルブ
端部１ａには、その周方向に沿う環状に連続あるいは点
在訟せて凸部４が一体に形成されている。

そして上記バルブ端部１ａにねじ込み形のＥ型口金５が
取着されるようになっている。この口金５は、その開口
部伺近に上記凸部４に嵌合可能な四部６が周方向に環状
に形成されているとともに、例えばＥ２６型と同じねじ
部７が形成でれている。そして一方の外部導緑２は口金
のアイレット端子８に接続され、他方の外部導勝３は、
第２図に示されるように口金５を嵌め込んだ状態におい
て口金５の内面とパルプ端部１ａの外面との間で挾圧さ
れるようになっている。

そして上記口金５の材質は外部導線３よシも５か 砂ものを使用している。一例として、外部導線３が線径
０２叫のＮｉ＠金であるモネル線の場合には、口金５の
材質はアルミニウムとする。

また口金５の板厚は、口金５をパルプ端部１ａ（・ に嵌合させた状態とき外部導脚３と接する部位が外側に
僅かに変形できるような厚み、例えは０．３闇に設定し
てある。

上記構成の管球によれば、口金５をバルプ端部１ａに嵌
め込む際に、外部導線３の」サ触部に加わる力を口金５
側に逃がすことができ、ガラス製のパルブ端部１ａに力
が集中することを防止できる。従ってバルブ端１１ｓＩ
ａの破損を防ぐことができるものでのる。

しかも外部導線３を口金５の内面に強固に圧着させるこ
とができ、良好な砿気的接触が得られる。また、バルプ
端部１ａの外径と口金５の内径の差を大きくとらなくて
済むから、口金５の弛みを一生しにくい。

そして上記口金５はセメンｔ”９の接殖材を用いること
々く口金５をパルブ端部１ａに嵌め込むだけの簡単な作
業で口金５の固定と外部導線３の固定が行なえるから、
工数か少なく、歩留りも向上する。

なお、従来のように口金の材質を板厚０．３ｍｍの真録
装とし、外部導疎を餉合金のマンガニン線とした場合に
は、口金を嵌め込んた１祭に外部導線と接する部位にお
ける荷重の口金側への逃げがほとんどみられず、バルプ
が破損することカアった。また、口金を板厚０．５ｔｒ
ｖｎのアルミニウム製とし、外部桿線をモネル線とした
場合も、口金側への逃げがほとんどなく、バルプが破損
することがあった。

これらを始めとして種々の材質、板厚で試験を行なった
ところ、バルプの破損を生じ々い榮件は、口金の材質が
外部導線よシも柔らかく、かつ口金をパルプ端部に嵌合
させた状態において外部導線と接する部位が外側に多少
変形できるような板厚にすれはよいことがわかった。

なお上記実施例ではバル２１４ｉ部に凸部４を設け、口
金に四部６を設けるようにしたが、凹凸の関係は逆であ
ってもよい。また、凹凸部の形状、大きさ等の具体的態
様−ｔａ々に変更して実施できるのは勿論である。

壕だ、本発明は電球に限らす冒圧放寛灯など他の管球に
も適用が可能なことはいうまでもない。さらに、口金の
形状も上記実施例のねじ込み形に限らず、スワン型の差
し込み形や螢元ランプに用いるピン形の口金であっても
よく彼するに口金およびバルプに形成した凹凸部によっ
て導線を挾圧するものであればよい。

〔発明の効果〕

前記したように本発明によれば、口金を嵌め込む際に過
度の力がガラスバルプに集中することを防止でき、バル
ブの破損を防止できる′とともに、外部導線を口金に確
実に接触させることができ、導通不良を防止する上でも
大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例全示し、第１図は口金取伺前の
斜視図、第２図は口金取伺後のバルブ端部の断面図であ
る。 １・・・ガラスパノレプ、１ａ・・・バルフ端音ｉｓ、
３・・・外部導憩、４・・・凸部、５・・・口金、６・
・・四部。 −２７４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガラスパルブの端部に設けた凸部または四部に、口金に
   設けた凹部または凸部を嵌合石せることによシロ金をパ
   ルプ端部に固定するとともに、上記パルブ端部から導出
   された外部導線を口金の内面とパルブ端部の外面との間
   で挾圧するようにした管球において、上記口金は上記外
   部導線よシも柔らかい材質を用い、かつ口金をパルブ端
   部に嵌合させた状態においてこの外部導線と接する部位
   が外部導線に押されて外側に変形でぎるような板厚とし
   たことを特徴とする管球。