JPS591775Y2 - キヨウカセンイマキウツシソウチ - Google Patents
キヨウカセンイマキウツシソウチInfo
- Publication number
- JPS591775Y2 JPS591775Y2 JP4028775U JP4028775U JPS591775Y2 JP S591775 Y2 JPS591775 Y2 JP S591775Y2 JP 4028775 U JP4028775 U JP 4028775U JP 4028775 U JP4028775 U JP 4028775U JP S591775 Y2 JPS591775 Y2 JP S591775Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- tension member
- reinforcing fibers
- winding
- cylindrical shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Winding Of Webs (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、その軸芯方向に移動可能な円柱型の外周面上
に強化繊維を巻装する装置に関するもので、その目的と
するところは、円柱型に対する強化繊維の巻き移しを迅
速に且つ強力・確実に行なえる装置を提案せんとするも
のである。
に強化繊維を巻装する装置に関するもので、その目的と
するところは、円柱型に対する強化繊維の巻き移しを迅
速に且つ強力・確実に行なえる装置を提案せんとするも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案における強化繊維巻き移し装置1を装備
した強化樹脂管製造工程を示す。
した強化樹脂管製造工程を示す。
すなわち2は棒状または円筒状の円柱型で、送り込み又
は引き抜きローラ3を介して横方向の軸芯4方向に移動
可能に構威しである。
は引き抜きローラ3を介して横方向の軸芯4方向に移動
可能に構威しである。
5は樹脂液供給手段で、巻き移し装置1において円柱型
2の外周面上に巻装されたテープ状の強化繊維6に樹脂
液を供給し含浸させる。
2の外周面上に巻装されたテープ状の強化繊維6に樹脂
液を供給し含浸させる。
7は硬化手段で、強化繊維6に含浸された樹脂液を硬化
させる。
させる。
前記巻き移し装置1は第2図〜第5図に示すように、前
記円柱型2を取囲み且つ前記軸芯4の周りに回転可能な
ドラム8と、このドラム8の内周面8a上に巻装された
前記強化繊維6 (ガラス繊維布など)と、前記ドラム
8を回転させる駆動装置9とを有す)る。
記円柱型2を取囲み且つ前記軸芯4の周りに回転可能な
ドラム8と、このドラム8の内周面8a上に巻装された
前記強化繊維6 (ガラス繊維布など)と、前記ドラム
8を回転させる駆動装置9とを有す)る。
すなわち10は円柱型2の挿通を許すリングギヤで、そ
のボス部10Aがベアリング11を介して固定部12に
支持されており、前記軸芯4の周りに回転可能となる。
のボス部10Aがベアリング11を介して固定部12に
支持されており、前記軸芯4の周りに回転可能となる。
13はモータで、その駆動歯車14は歯車伝動機構15
を介して前記リングギヤ1oに連動連結する。
を介して前記リングギヤ1oに連動連結する。
以上、10〜15により駆動装置9を構成するが、チェ
ン伝動形式も採用し得る。
ン伝動形式も採用し得る。
前記ドラム8の内側壁の中間がら軸芯4に沿″った外方
向で、且つ該ドラム8の周方向の複数箇所がら弧状突片
16が゛連設してあり、一方、リングギヤ1oのボス部
10Aにはこの突片16の挿抜を許す弧状の溝17が複
数個設けられる。
向で、且つ該ドラム8の周方向の複数箇所がら弧状突片
16が゛連設してあり、一方、リングギヤ1oのボス部
10Aにはこの突片16の挿抜を許す弧状の溝17が複
数個設けられる。
これによりドラム8はリングギヤ10に対して着脱可能
となり、また溝17に対して突片16を差込んだ取付は
姿勢は、抜出可能なピン18によって保持される。
となり、また溝17に対して突片16を差込んだ取付は
姿勢は、抜出可能なピン18によって保持される。
さらに前記ドラム8に、巻装強化繊維6と円柱型2との
間に位置し且つ該ドラム8とは別に前記軸芯4の周りに
回転可能なテンション部材19を取付け、前記ドラム8
に設けたテンション部材案内体20A、20Bとこのテ
ンション部材19との間に制動機構21A、21Bを設
けている。
間に位置し且つ該ドラム8とは別に前記軸芯4の周りに
回転可能なテンション部材19を取付け、前記ドラム8
に設けたテンション部材案内体20A、20Bとこのテ
ンション部材19との間に制動機構21A、21Bを設
けている。
すなわち前記案内体2゜A、20Bは、前記ドラム8の
両側壁の内縁がら軸芯4に沿った外方向にそれぞれ連設
したところの環状リングからなり、それぞれ、ブレーキ
作用(周動抵抗)を有する前記制動機構21 A、 2
1 Bを介して回動体22 A、 22 Bを取付けて
なる。
両側壁の内縁がら軸芯4に沿った外方向にそれぞれ連設
したところの環状リングからなり、それぞれ、ブレーキ
作用(周動抵抗)を有する前記制動機構21 A、 2
1 Bを介して回動体22 A、 22 Bを取付けて
なる。
前記テンション部材19はローラがらなり、軸受23A
、23Bを介して前記回動体22A、22B間に自転可
能に支持されている。
、23Bを介して前記回動体22A、22B間に自転可
能に支持されている。
このテンション部材19としては自転を行なわない丸棒
体であってもよい。
体であってもよい。
両回動体22 A、 22 Bは一体作動を行なうもの
であり、前記テンション部材19に負担をかけないため
にこれら回動体22 A、 22 B間を連結部材24
で一体化している。
であり、前記テンション部材19に負担をかけないため
にこれら回動体22 A、 22 B間を連結部材24
で一体化している。
以下、巻き移し作業を説明する。
なお強化繊維6のドラム内周面8aに対する予めの巻装
は、円柱型2の回転方向Aとしである。
は、円柱型2の回転方向Aとしである。
先ず第5図に示すように、強化繊維6をテンション部材
19に掛け、そしてその先端6aを円柱型外周面2a上
に一時的に固定する。
19に掛け、そしてその先端6aを円柱型外周面2a上
に一時的に固定する。
かかる状態で駆動装置9を始動してドラム8を軸芯4の
周りに回転させるとともに円柱型2を該軸芯4の方向に
移動させる。
周りに回転させるとともに円柱型2を該軸芯4の方向に
移動させる。
これにより強化繊維6はドラム8に対して内側がら巻き
戻されながら円柱型外周面2a上に巻き移っされる。
戻されながら円柱型外周面2a上に巻き移っされる。
このとき、巻き戻し位置がら巻き移し位置までの強化繊
維部分、すなわち空間部に位置する強化繊維部分がテン
ション部材19に掛けられていることから該強化繊維部
分にテンションが作用し、しかもそのテンション作用イ
装置は、該テンション力により前記ドラム8とは高速で
軸芯4の周りを回動するテンション部材19に対して制
動機構21A、21Bによりブレーキ作用を生せしめる
ことから、一定のテンション力を付加させた状態で前記
軸芯4の周りにおいて自動的に変位することになり、以
って設定されたところの強力でしかも確実な巻き移しが
可能となる。
維部分、すなわち空間部に位置する強化繊維部分がテン
ション部材19に掛けられていることから該強化繊維部
分にテンションが作用し、しかもそのテンション作用イ
装置は、該テンション力により前記ドラム8とは高速で
軸芯4の周りを回動するテンション部材19に対して制
動機構21A、21Bによりブレーキ作用を生せしめる
ことから、一定のテンション力を付加させた状態で前記
軸芯4の周りにおいて自動的に変位することになり、以
って設定されたところの強力でしかも確実な巻き移しが
可能となる。
なお巻き移し作業に当たり、ドラム8の回転速度と円柱
型2の移動速度とは、前述した巻き移しが良好に行なえ
るように設定した計算値に基づいて制御されている。
型2の移動速度とは、前述した巻き移しが良好に行なえ
るように設定した計算値に基づいて制御されている。
なお設定に当たり、ドラム8内の強化繊維6の内径が漸
次変化(大きく)することに注意を払わなければならな
い。
次変化(大きく)することに注意を払わなければならな
い。
一本の円柱型2に対する巻き移しが終了したときに強化
繊維6は適宜の手段にて切断される。
繊維6は適宜の手段にて切断される。
またドラム8内の強化繊維8がなくなったときに新たな
ドラム8と取り替えられる。
ドラム8と取り替えられる。
第1図における硬化手段7を通過させたのち円柱型2を
抜出することにより、第6図に示す強化樹脂管25を得
ることができる。
抜出することにより、第6図に示す強化樹脂管25を得
ることができる。
なお、巻き移し装置1を通過したところの、強化繊維6
を巻装してなる円柱型2を従来の遠心成形装置に配置す
ることにより、この強化繊維6を遠心成形用に採用し得
る。
を巻装してなる円柱型2を従来の遠心成形装置に配置す
ることにより、この強化繊維6を遠心成形用に採用し得
る。
この場合、巻き移し装置1に対して円柱型2を正逆移動
させて該円柱型2に強化繊維6を単複状に巻き移すこと
が好ましい。
させて該円柱型2に強化繊維6を単複状に巻き移すこと
が好ましい。
また上記実施例ではテープ状の強化繊維を採用したが、
ヘリカル巻きやフープ巻きしたロービング(糸状繊維)
の採用も可能である。
ヘリカル巻きやフープ巻きしたロービング(糸状繊維)
の採用も可能である。
第7図、第8図は複数個のテンション部材19゜19A
、 19B、 19C,19Dを使用した別の実施例を
示す。
、 19B、 19C,19Dを使用した別の実施例を
示す。
この場合、より強力なテンション力を期待し得る。
以上、実施例で述べた本考案によると、円柱型の外周面
に対する強化繊維の巻き移しを迅速に且つ確実に行なう
ことができ、さらに軸芯の周りにおいて自動的に変位す
るテンション部材によって一定のテンション力を付加さ
せ得ることから強力な巻き移しを行なうことができ、こ
れらのことは、後工程で行なわれる例えば強化樹脂管の
製造などを確実なものにできる。
に対する強化繊維の巻き移しを迅速に且つ確実に行なう
ことができ、さらに軸芯の周りにおいて自動的に変位す
るテンション部材によって一定のテンション力を付加さ
せ得ることから強力な巻き移しを行なうことができ、こ
れらのことは、後工程で行なわれる例えば強化樹脂管の
製造などを確実なものにできる。
第1図は本考案巻き移し装置を採用したー製造工程の正
面図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断正面図、第
3図は第2図におけるB−B断面図、第4図は第2図に
おけるC−C断面図、第5図は巻き移し開始時の第2図
におけるD−D断面図、第6図は第1図における製品の
一部切欠斜視図、第7図、第8図は別の実施例を示す縦
断側面図で゛ある。 1・・・・・・強化繊維巻き移し装置、2・・・・・・
円柱型、4・・・・・・軸芯、5・・・・・・樹脂液供
給装置、6・・・・・・強化繊維、7・・・・・・硬化
手段、8・・・・・・ドラム、9・・・・・・駆動装置
、19.19A、 19B、 19C,19D・・・・
・・テンション部材、20 A、 20 B・・・・・
・テンション部材案内体、21 A、 21 B・・・
・・・制動機構、25・・・・・・強化樹脂管、A・・
・・・・円柱型回転方向。
面図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断正面図、第
3図は第2図におけるB−B断面図、第4図は第2図に
おけるC−C断面図、第5図は巻き移し開始時の第2図
におけるD−D断面図、第6図は第1図における製品の
一部切欠斜視図、第7図、第8図は別の実施例を示す縦
断側面図で゛ある。 1・・・・・・強化繊維巻き移し装置、2・・・・・・
円柱型、4・・・・・・軸芯、5・・・・・・樹脂液供
給装置、6・・・・・・強化繊維、7・・・・・・硬化
手段、8・・・・・・ドラム、9・・・・・・駆動装置
、19.19A、 19B、 19C,19D・・・・
・・テンション部材、20 A、 20 B・・・・・
・テンション部材案内体、21 A、 21 B・・・
・・・制動機構、25・・・・・・強化樹脂管、A・・
・・・・円柱型回転方向。
Claims (1)
- その軸芯方向に移動可能な円柱型の外周面上に強化繊維
を巻装する装置であって、前記円柱型を取囲み且つ前記
軸芯の周りに回転可能なドラムと、このドラムの内周面
上に巻装された強化繊維と、前記ドラムを回転させる駆
動装置とを有し、さらに前記ドラムに、巻装強化繊維と
円柱型との間に位置し且つ該ドラムとは別に前記軸芯の
周りに回転可能なテンション部材を取付け、前記ドラム
に設けたテンション部材案内体とこのテンション部材と
の間に制動機構を設けたことを特徴とする強化繊維巻き
移し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028775U JPS591775Y2 (ja) | 1975-03-25 | 1975-03-25 | キヨウカセンイマキウツシソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028775U JPS591775Y2 (ja) | 1975-03-25 | 1975-03-25 | キヨウカセンイマキウツシソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51119374U JPS51119374U (ja) | 1976-09-28 |
JPS591775Y2 true JPS591775Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=28165658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028775U Expired JPS591775Y2 (ja) | 1975-03-25 | 1975-03-25 | キヨウカセンイマキウツシソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591775Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-03-25 JP JP4028775U patent/JPS591775Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51119374U (ja) | 1976-09-28 |
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