JPS59176362A - 耐熱・耐過負荷性エナメル線 - Google Patents
耐熱・耐過負荷性エナメル線Info
- Publication number
- JPS59176362A JPS59176362A JP5112883A JP5112883A JPS59176362A JP S59176362 A JPS59176362 A JP S59176362A JP 5112883 A JP5112883 A JP 5112883A JP 5112883 A JP5112883 A JP 5112883A JP S59176362 A JPS59176362 A JP S59176362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- enameled wire
- paint
- electrolyte
- clay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐過負荷性エナメル線に関するものである。
従来、耐熱エナメル線としてはポリイミドエナメル線や
ポリアミドイミrエナメル線或はセラミックエナメル線
が用いられている。しかし、ポリイミ 15エナメル線
やポリアミ ドイミ ドエナメル線は優れた耐熱性を肩
するものの本質的には炭素、水素、酸素および窒素を骨
格とする有機物質であり、250℃以上の高温下におけ
る耐熱性が満足出来るものでない。これに対してセラミ
ックエナメル線は完全な無機拐料から成るため230℃
〜300℃クラスの耐熱性を有しているが、可撓性およ
び絶縁破壊電圧が極めて劣υ、殆んど実用されていない
0 これに対して翁機材料エナメル線の可撓性と無機拐料エ
ナメル線の耐熱性とを兼備したエナメル線として、セラ
ミック変換エナメル線がある。セラミック変換エナメル
線は有機材料バインダー、例えばシリコーン塗料に、高
温下でセラミックに変換することが出来る無機粉末絶縁
材料、例えばホーローフリットをブレ゛ンドした後、そ
のブレンP塗料を導体上に塗布焼付けして得られる。セ
ラミック変換エナメル線は有機材料エナメル線と同等の
可撓性を有しておシ、電気機器コイルの巻線作業性が良
好である。しかしながらセラミック変換エナメル線はコ
イル巻線後に400〜800℃の高温下で有機材料バイ
ンダーを灰化させると共に、無機粉末絶縁材料をセラミ
ックへ変換する工程が必要であり、しかもセラミックへ
変換後のエナメル線は可撓性、絶縁波、壊電圧特性が著
しく劣るものである。
ポリアミドイミrエナメル線或はセラミックエナメル線
が用いられている。しかし、ポリイミ 15エナメル線
やポリアミ ドイミ ドエナメル線は優れた耐熱性を肩
するものの本質的には炭素、水素、酸素および窒素を骨
格とする有機物質であり、250℃以上の高温下におけ
る耐熱性が満足出来るものでない。これに対してセラミ
ックエナメル線は完全な無機拐料から成るため230℃
〜300℃クラスの耐熱性を有しているが、可撓性およ
び絶縁破壊電圧が極めて劣υ、殆んど実用されていない
0 これに対して翁機材料エナメル線の可撓性と無機拐料エ
ナメル線の耐熱性とを兼備したエナメル線として、セラ
ミック変換エナメル線がある。セラミック変換エナメル
線は有機材料バインダー、例えばシリコーン塗料に、高
温下でセラミックに変換することが出来る無機粉末絶縁
材料、例えばホーローフリットをブレ゛ンドした後、そ
のブレンP塗料を導体上に塗布焼付けして得られる。セ
ラミック変換エナメル線は有機材料エナメル線と同等の
可撓性を有しておシ、電気機器コイルの巻線作業性が良
好である。しかしながらセラミック変換エナメル線はコ
イル巻線後に400〜800℃の高温下で有機材料バイ
ンダーを灰化させると共に、無機粉末絶縁材料をセラミ
ックへ変換する工程が必要であり、しかもセラミックへ
変換後のエナメル線は可撓性、絶縁波、壊電圧特性が著
しく劣るものである。
このためセラミック変換工程を必要としない無機粉末絶
縁月利ブレ7ドエナメル線が注目されている。無機粉末
絶縁利刺ブレ7Fエナメル線は配熱エナメル塗わに工業
的に生産された金践酸化物粉末絶縁月f−1またけ天然
産の無機粉末絶縁利刺をプレ7ドした塗料を導体上に塗
布、焼イ」けしたものである。この柿のエナメル線の耐
熱性は、通常の高温下ではベースの耐熱エナメル線自身
が力・S−し、過負荷運転などにより異常温度上列が生
じたときには無機粉末絶縁拐料が力・ζ−するというも
のである。しかしながら工業的に生産された金属酸化物
絶縁42に一1ブレン15エナメル線は原料の金属酸化
物が高価であり、しかもブレノl−′塗月は安定性およ
びエナメル塗装性とも良くない。一方、天然産の無機粉
末締、縁利粗ブレンI5′エノーメル線は原料の無機粉
末絶縁拐料が安価であり、ブレン1塗料の安定性および
エナメル塗装性とも比較的良好である。しかし天然産の
無機粉末絶縁材別ブレンドエナメル線は絶縁破壊朗、圧
喝性、特に20o℃以上の高温における絶縁破壊電圧特
性が劣ることが欠点である。
縁月利ブレ7ドエナメル線が注目されている。無機粉末
絶縁利刺ブレ7Fエナメル線は配熱エナメル塗わに工業
的に生産された金践酸化物粉末絶縁月f−1またけ天然
産の無機粉末絶縁利刺をプレ7ドした塗料を導体上に塗
布、焼イ」けしたものである。この柿のエナメル線の耐
熱性は、通常の高温下ではベースの耐熱エナメル線自身
が力・S−し、過負荷運転などにより異常温度上列が生
じたときには無機粉末絶縁拐料が力・ζ−するというも
のである。しかしながら工業的に生産された金属酸化物
絶縁42に一1ブレン15エナメル線は原料の金属酸化
物が高価であり、しかもブレノl−′塗月は安定性およ
びエナメル塗装性とも良くない。一方、天然産の無機粉
末締、縁利粗ブレンI5′エノーメル線は原料の無機粉
末絶縁拐料が安価であり、ブレン1塗料の安定性および
エナメル塗装性とも比較的良好である。しかし天然産の
無機粉末絶縁材別ブレンドエナメル線は絶縁破壊朗、圧
喝性、特に20o℃以上の高温における絶縁破壊電圧特
性が劣ることが欠点である。
本発明−二かかる観点に立って為されたものであって、
その目的とするところは安価でかつ高温の絶縁破壊電圧
特性が優れた耐熱・1制過負荷性エナメル線を提供する
ことにある。
その目的とするところは安価でかつ高温の絶縁破壊電圧
特性が優れた耐熱・1制過負荷性エナメル線を提供する
ことにある。
本発明の要旨とするところはポリイミドエナメル塗料の
樹脂分ioo重量部に対して、電解質除去焼成りレーを
7〜45重量部配置部たブレンド塗料を導体上に塗布、
焼利けして成ることを特徴とする面]熱・耐過負荷性エ
ナメル塗料°メル線発明において、ペースエナメル産月
としてポリイミドエナメル塗料を選んだ理由は、工♀的
に実用されているエナメル塗料のなかで最も優れた耐熱
性を保持しているためである。月?リイミドエナメル塗
料け、N−メチルピロリドン捷たはジメチルアセトアミ
ドなどの極性溶媒中で、テトラヵルゼン酸ジ無水物と芳
香族ポリアミンとを溶液反応して借られるものである。
樹脂分ioo重量部に対して、電解質除去焼成りレーを
7〜45重量部配置部たブレンド塗料を導体上に塗布、
焼利けして成ることを特徴とする面]熱・耐過負荷性エ
ナメル塗料°メル線発明において、ペースエナメル産月
としてポリイミドエナメル塗料を選んだ理由は、工♀的
に実用されているエナメル塗料のなかで最も優れた耐熱
性を保持しているためである。月?リイミドエナメル塗
料け、N−メチルピロリドン捷たはジメチルアセトアミ
ドなどの極性溶媒中で、テトラヵルゼン酸ジ無水物と芳
香族ポリアミンとを溶液反応して借られるものである。
テトラカルS?ン酸ジ無水物としては、ピロメリット酸
ジ無水物、3.3・、4,4・−ベンツフェノンテトラ
カルボンを唆)無水物などがある0芳香族ポリアミンと
してilJ:4.4’−ジアミノジフェニルエーテル、
4.C−、)アミツノフェニルメタン、1.3.5−
トリアミノベンゼ/などがある。市販のポリイミドエナ
メル塗料としては、デュlぞン社のPyre ML 、
東し四〇のトレニース≠2000などがある。
ジ無水物、3.3・、4,4・−ベンツフェノンテトラ
カルボンを唆)無水物などがある0芳香族ポリアミンと
してilJ:4.4’−ジアミノジフェニルエーテル、
4.C−、)アミツノフェニルメタン、1.3.5−
トリアミノベンゼ/などがある。市販のポリイミドエナ
メル塗料としては、デュlぞン社のPyre ML 、
東し四〇のトレニース≠2000などがある。
電解質除去焼成りレーとは、市販の焼成りレーをイオン
交換水中に分散させた後、水中に溶解したTa、解質物
質をイオン交換膜電気透析法により除去し、それからフ
ィルタープレスで濾過、乾燥したものである。
交換水中に分散させた後、水中に溶解したTa、解質物
質をイオン交換膜電気透析法により除去し、それからフ
ィルタープレスで濾過、乾燥したものである。
次に本発明の本質を明らかにするため、比較例および本
発明の実施例について説明する。
発明の実施例について説明する。
比較例1
=l)イミPエナメル塗料を導体径1.、 Ormnψ
のニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉温4
10℃、有効炉長6mの電気炉中を18 +n/min
の速度で通過させて焼利けし、ボリイミ1エナメル線を
得た。
のニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉温4
10℃、有効炉長6mの電気炉中を18 +n/min
の速度で通過させて焼利けし、ボリイミ1エナメル線を
得た。
比較例2
ポリイミドエナメル塗料の樹脂分100重岱部に対して
、電解質除去焼成りレーを5ル針配合し/こブレンド塗
料を作製し、このブレンド塗料を導体径10胴ψのニッ
ケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉温410℃
、有効炉長6 mの電気炉中を] 8m /m i n
の速度で通過させて焼料けし、電解質除去焼成りレーブ
レンドJ?リイミドエナメル線を得た。
、電解質除去焼成りレーを5ル針配合し/こブレンド塗
料を作製し、このブレンド塗料を導体径10胴ψのニッ
ケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉温410℃
、有効炉長6 mの電気炉中を] 8m /m i n
の速度で通過させて焼料けし、電解質除去焼成りレーブ
レンドJ?リイミドエナメル線を得た。
比較例3
ポリイミドエナメル塗料の樹脂分100重俸部に文ンし
て、電解質除去焼成りレーを50重計部配合したブレン
ド塗料を作製し、このブレンド塗料を導体径1.0 m
mψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉
温410℃、有効炉長6 、、、 jp電気炉中を18
m/minの速度で通過させて焼イ」けし、電解質除去
焼成りレーブレンドデリイミドエナメル紳を得た。
て、電解質除去焼成りレーを50重計部配合したブレン
ド塗料を作製し、このブレンド塗料を導体径1.0 m
mψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉
温410℃、有効炉長6 、、、 jp電気炉中を18
m/minの速度で通過させて焼イ」けし、電解質除去
焼成りレーブレンドデリイミドエナメル紳を得た。
実施例I
JリイミFエナメル爾料の樹脂分100重量部に対して
、電59’を質除去焼成りレーを7重量部配合したブレ
ン1塗石を作製し、このブレンド塗料を導体仔1.0
+mnψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し
、炉温410℃、有効炉長6 Illの電気炉中を18
In /+n i nの速度で通過させて焼料けし、
電解質除去焼成りレーブレンドポリイミドエナメル線を
得た。
、電59’を質除去焼成りレーを7重量部配合したブレ
ン1塗石を作製し、このブレンド塗料を導体仔1.0
+mnψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し
、炉温410℃、有効炉長6 Illの電気炉中を18
In /+n i nの速度で通過させて焼料けし、
電解質除去焼成りレーブレンドポリイミドエナメル線を
得た。
実施例2
?リイミドエナメル塗ネー1の樹脂分100重量部に対
して、電解質除去焼成りレーを15重量部配合したブレ
ン1゛塗刺を作製し、このブレ/1゛塗相を導体径1.
0mmψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し
、炉温410℃、有効炉長611〕の電気炉中を18m
/minの速度で通過させて焼付けし、電解質除去焼成
りレープレフ1ボリイミ15エナメル線を得た。
して、電解質除去焼成りレーを15重量部配合したブレ
ン1゛塗刺を作製し、このブレ/1゛塗相を導体径1.
0mmψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し
、炉温410℃、有効炉長611〕の電気炉中を18m
/minの速度で通過させて焼付けし、電解質除去焼成
りレープレフ1ボリイミ15エナメル線を得た。
実施例3
ポリイミドエナメル塗料の樹脂分100M景部に対して
、電解質除去焼成りレーを30重量部醍合したブレンド
塗料を作製し、このブレンド塗料ヲ導体径1.0+++
mψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉
温410℃、有効炉長6 mの電気炉中を18 Ill
/ III i nの速度で通過させて焼付すし、1
jj解質除去焼成りシープレン1゛ポリイミl゛エナメ
ル線を得だ。
、電解質除去焼成りレーを30重量部醍合したブレンド
塗料を作製し、このブレンド塗料ヲ導体径1.0+++
mψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、炉
温410℃、有効炉長6 mの電気炉中を18 Ill
/ III i nの速度で通過させて焼付すし、1
jj解質除去焼成りシープレン1゛ポリイミl゛エナメ
ル線を得だ。
実施例4
ポリイミドエナメル塗料の樹脂分100重量部に対して
、電解質除去焼成りレーを45重量部配合したブレンド
塗料を作製し、このブレン15塗料を導体径]、、 O
unψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、
炉温410℃、有効炉長601の電気炉中を18m/m
inの速度で通過させて焼料けし、電)qイ質除去焼成
りレープレフFポリイミドエナメル線を得た。
、電解質除去焼成りレーを45重量部配合したブレンド
塗料を作製し、このブレン15塗料を導体径]、、 O
unψのニッケルメッキ銅線上にダイス絞りで塗布し、
炉温410℃、有効炉長601の電気炉中を18m/m
inの速度で通過させて焼料けし、電)qイ質除去焼成
りレープレフFポリイミドエナメル線を得た。
次に、比較例および実施例で得たエナメル線の特性試験
を行なった。一般的な特性試験は、JrS−0−300
3により行なった。過負荷試験は長さ25a!のエナメ
ル線2本をとり、その中央部分のl2onの部分を16
回撚り合わせ、その2m間にそれぞれ50A通電20秒
、通電なし10秒を1ザイクルとする過負荷をJうえ、
かつ、その2線間に交流200■を課′鑞しておいたと
きにおける2線間の通電焼損サイクル数を求めたもので
ある。
を行なった。一般的な特性試験は、JrS−0−300
3により行なった。過負荷試験は長さ25a!のエナメ
ル線2本をとり、その中央部分のl2onの部分を16
回撚り合わせ、その2m間にそれぞれ50A通電20秒
、通電なし10秒を1ザイクルとする過負荷をJうえ、
かつ、その2線間に交流200■を課′鑞しておいたと
きにおける2線間の通電焼損サイクル数を求めたもので
ある。
次表はこれらの特性試験結果を示したものである。
試薬結果から明らかなように、本発明による電解質除去
焼成りレーブレンド、I?リイミ1゛エナメル線は優れ
たoJ撓性、耐過負荷性、高温の絶縁破壊電圧特性を有
している。
焼成りレーブレンド、I?リイミ1゛エナメル線は優れ
たoJ撓性、耐過負荷性、高温の絶縁破壊電圧特性を有
している。
本発明において電解質除去焼成りレーの配合量を7〜4
5重量部に限定したのは、7重旬部以下では耐過負荷性
の向上がなく、45重量部以上では可撓性が低下し、そ
の結果、而」過負荷性、高温の5 絶縁破壊電圧特性も低下するためである。
5重量部に限定したのは、7重旬部以下では耐過負荷性
の向上がなく、45重量部以上では可撓性が低下し、そ
の結果、而」過負荷性、高温の5 絶縁破壊電圧特性も低下するためである。
本発明の電解質除去焼成りレーブレンド゛、ポリイミド
エナメル線が優れた可撓性、耐過負荷性および高温の絶
縁破壊電圧特性を発揮するのに、次の理由のだめである
。
エナメル線が優れた可撓性、耐過負荷性および高温の絶
縁破壊電圧特性を発揮するのに、次の理由のだめである
。
即ち、本願発明者は安価な1熱・耐過角荷件エナメル線
を開発すべく、°種々なる天然産の無機粉末絶縁材料ブ
レン+y 、Irリイミドエナメル線について検討した
結果、焼成りレーをブレンIこしたものが最もよいこと
を見出した。しかしながら、市販の焼成りレーをそのt
x配合したボリイミ)εエナメル線では高温における絶
縁破壊電圧特性が著しく劣ることがわかった。そこで、
本願発明者は更に詳細に検討した結果、焼成りレーをイ
オン交換水中に分散させ、イオン交換膜電気透析法によ
り軍、解質物質、例えばナトリウムイオン、カリウムイ
オン、カル/ラムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオ
ン、塩累イオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどを除去し
た後、フィルタープレスで諷過し、乾燥した電解質除去
焼成りレーを配合することにより高温の絶縁破壊電圧特
性が優れた面j熱・耐過負荷性エツーメル線が得られる
ことを見出したものである。
を開発すべく、°種々なる天然産の無機粉末絶縁材料ブ
レン+y 、Irリイミドエナメル線について検討した
結果、焼成りレーをブレンIこしたものが最もよいこと
を見出した。しかしながら、市販の焼成りレーをそのt
x配合したボリイミ)εエナメル線では高温における絶
縁破壊電圧特性が著しく劣ることがわかった。そこで、
本願発明者は更に詳細に検討した結果、焼成りレーをイ
オン交換水中に分散させ、イオン交換膜電気透析法によ
り軍、解質物質、例えばナトリウムイオン、カリウムイ
オン、カル/ラムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオ
ン、塩累イオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどを除去し
た後、フィルタープレスで諷過し、乾燥した電解質除去
焼成りレーを配合することにより高温の絶縁破壊電圧特
性が優れた面j熱・耐過負荷性エツーメル線が得られる
ことを見出したものである。
以上、詳記の通υ本発明によれば、安価でしかも優れた
可撓性、1f1i・I過負荷性、高温の絶縁破壊電圧特
性を有する耐熱・耐過負荷性エナメル線を得ることが出
来るものであり、工業的に極めて有用である。
可撓性、1f1i・I過負荷性、高温の絶縁破壊電圧特
性を有する耐熱・耐過負荷性エナメル線を得ることが出
来るものであり、工業的に極めて有用である。
Claims (1)
- 、I?リイミ1サエナメル塗相の樹脂分100重量部に
対して、電解質除去焼成りレーを7〜45重量部配置部
たブレン1塗料を作製し、該ブレンP塗料を導体上に塗
布、焼付けして成ることを特徴とする耐熱・耐過負荷性
エナメル線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112883A JPS59176362A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐熱・耐過負荷性エナメル線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112883A JPS59176362A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐熱・耐過負荷性エナメル線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176362A true JPS59176362A (ja) | 1984-10-05 |
JPH0216940B2 JPH0216940B2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=12878165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112883A Granted JPS59176362A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐熱・耐過負荷性エナメル線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59176362A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095547A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 日立金属株式会社 | 耐部分放電性塗料および絶縁電線 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6644289B1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-02-12 | 株式会社Wisteria | 低トランス脂肪酸バター様食品の製造方法及び低トランス脂肪酸バター様食品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151757A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-24 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | Polyimide resin molded article |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP5112883A patent/JPS59176362A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151757A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-24 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | Polyimide resin molded article |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095547A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 日立金属株式会社 | 耐部分放電性塗料および絶縁電線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216940B2 (ja) | 1990-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4429007A (en) | Electrical wire insulation and electromagnetic coil | |
JPS601816A (ja) | 鉄粉コア磁気装置 | |
JPS59176362A (ja) | 耐熱・耐過負荷性エナメル線 | |
JPS59176363A (ja) | 耐コロナ・耐過負荷性エナメル線 | |
JPS6258519A (ja) | 耐熱平角絶縁電線の製造方法 | |
US2317811A (en) | Coated metal wire | |
JPS6021448B2 (ja) | 金属ヒ−タ線埋設用電気絶縁材料およびその製造方法 | |
BR8203143A (pt) | Processo para preparacao de vernizes ou lacas aquosas endureciveis pelo calor para isolamento eletrico e respectiva aplicacao | |
JPS6077652A (ja) | 回転電機の絶縁方法 | |
SU750571A1 (ru) | Электроизол ционный состав | |
CN115141539B (zh) | 耐高频低温焊锡h级绝缘漆及漆包线 | |
JPS5913125B2 (ja) | エナメル電線の製造方法 | |
JPS5814730B2 (ja) | 電気巻線の製造方法 | |
SU790022A1 (ru) | Композиционный материал | |
JPH01107486A (ja) | 絶縁電熱素子 | |
JPS58204064A (ja) | ポリエステルイミド塗料 | |
RU1787690C (ru) | Способ изготовлени порошковых магнитопроводов | |
SU1624538A1 (ru) | Электроизол ционный состав | |
SU1534070A1 (ru) | Способ производства анизотропной электротехнической стали | |
JPH0410687B2 (ja) | ||
JPS5810805B2 (ja) | ゼツエンデンセン ノ セイゾウホウホウ | |
JPS5717123A (en) | Insulating coating method of coil for electric apparatus | |
SU559913A1 (ru) | Внешнее теплоэлектроизол ционное защитное покрытие дл индуктора | |
AT114526B (de) | Farbige Emaillackdrähte. | |
JPS58212114A (ja) | コイルの含浸処理方法 |