JPS59176172A - 船尾船体形状 - Google Patents

船尾船体形状

Info

Publication number
JPS59176172A
JPS59176172A JP4790983A JP4790983A JPS59176172A JP S59176172 A JPS59176172 A JP S59176172A JP 4790983 A JP4790983 A JP 4790983A JP 4790983 A JP4790983 A JP 4790983A JP S59176172 A JPS59176172 A JP S59176172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
stern
hull
rotary
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4790983A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Oki
沖 喜昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP4790983A priority Critical patent/JPS59176172A/ja
Publication of JPS59176172A publication Critical patent/JPS59176172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、船尾船体形状に関するもので、詳しくは、船
尾部にプロペラを有する船舶の船尾形状の改良に関する
ものである。
従来のこの種の船尾形状は、たとえば第1図に示すよう
な形状になっている。同図において、11はプロペラ軸
心、12はプロペラ翼端が画く円、16はプロペラの回
転方向を示した矢印、14は船体中心線、15は左舷側
における主船体外面に沿って発生する回転流を示した矢
印、16は右舷側における主船体外面に沿って発生する
回転流を示した矢印である。
すなわち、従来の船尾船体形状は、第1図にみもれるよ
うに、船体中心線14に対して両舷対称な滑らかな曲面
で構成されていた。このため、船尾端でプロペラに流入
する回転流(ビルジ渦)は左舷側では右まわり(矢印1
5を参照)、右舷側では左まわり(矢印16を参照)と
なっているので、プロペラ回転(矢印16を参照)と同
一方向の回転流中ではプロペラ翼の効率がよとない。た
とえば、第1図のように、右回転プロペラでは左舷側で
の効率は右舷側に比べて低下しているので、全体として
充分な効率を発揮できなかった。
なお後半部主船体の左右舷の形状を変形させてプロペラ
に有効な回転流を得る方法も知ら1しているが、船体に
働く左右舷の横力により操縦性が悪化するので、好まし
くない。またプロペラ前方の船尾船体に局部的な流れを
制御する装置(ダクト、フィン安ど)を設ける方法もあ
るが、局部的な流れの制御は渦発生の原因となり、プロ
ペラ面での流れを乱すことになり、しかも、プロペラ面
に流入する強い船底流については局部的な制御が困難で
ある。
本発明は、主船体を変えないで、船尾船底部のみの変形
にととめ、局部的な抵抗の増加上なくし、かつ、操縦性
を悪化させることなく、充分なプロペラ効率を得ること
がてきて、船の推進性能の向上を図ることができる船尾
船体形状を提供することを目的とするものである。
このため1本発明の船尾船体形状は、プロペラ軸心高さ
付近から船幅方向に下方に緩く湾曲させて船尾船体に設
けられて、主船体外面に沿って発生する回転流をプロペ
ラ回転と逆向きの回転流にしてプロペラ面に誘導し得る
稜線を有して、左右が非対称となっていることを特徴と
している。
以下、本発明の一実施例について、第2図を参照しなが
ら説明する。
I第2図は本発明の一実施例を示したもので、同図にお
いて、11はプロペラ軸心、12はフ。
ロペラ翼端が画く円、13はゾロペラの17’21 ’
1m Jj向を示した矢印、14は船体中心線、17p
2.7=−舷側に設けた稜線、18は右舷側に設けた稜
線1.19は左舷側における主船体外面(C沿って発生
する回転流を示した矢印、2o(1,右舷i朝11Cお
・ける主船体外面に沿って発生する回転流をガモした矢
印である。
なお第2図では、従来の船尾船体形状とのJ:lZ鞍を
わかりやずくするため、従来の船型とA・:ざ孔明の船
型と異ならない部分については、細(/′1′−太線で
示し、異なる部分については、本発明(1)船型を太い
実線で、従来の船型を点、鍼で示1−でいる。
まず、プロペラ面に入ってくるビルジ渦は、船尾船底の
曲率によって左右さ、lするので、本発明では、主船体
の形状は従来の形状を変えないで、船尾船底のみを変形
する。すなわち、フ゛ロペラ軸心高さ付近より下方(二
重底め場合は二重底付近より下方)に変形させる。つま
り、稜線17および18は、プロペラ軸心高さ付近から
船幅方向に下方に湾曲させた(流線に沿った)緩やかな
曲線からなるようにする。さらに説明すると、第2図は
右回転プロペラの例であるので、稜線17は稜線18よ
り下方に設け、下膨らみの形状となるようにフレーム(
FRAME )線を変形する。逆に稜線18は前記稜線
17より」三方に設け、下細りとなるようにフレーム線
ヲ変形する。
第2図の細い実線および太い実線で示される船尾船体に
おいては、同図にみられるように、左舷側には矢印19
て示ず回転流か、また右舷側には矢印20て示す回転流
か誘導される。すなわち、左舷側ではビルジ渦か発達し
てプロペラ回転面の外側寄りに誘導され、プロペラとは
逆の回転流の勢力が強まり、右舷側ではビルジ渦が弱ま
り、かつ、渦の中心が上部に押し上げられて上昇流が支
配的になる。したがって、逆回転の回転流がプロペラ面
に流入することになり、推進効率が向」ニする。
つぎ(、(、左回転プロペラては、第2図に示した稜線
17と18の配置を逆にすり、ばよい。寸た第2図で太
い実線て示したフレーノ・線は左舷側では下膨み、右舷
側では下細りの形状になっているので、従来と同じタン
ク容積を面保することができる。
なお第2図では稜線を両舷側に設は一〇いるか、プロペ
ラが右回転の場合は左舷側のみに、左回転の」場合は右
舷側のみに設けても、有効である。
上述のように、本発明によれば、主船体を変えないで、
船尾船底付近の変形で推進効率ケ向」ニさせることがで
き、かつ、船尾船底付近の変形であるため、左右舷に作
用する横力が小さく、操船に影響を与えることがなく、
しかも、新造船の場合はもちろんのこと、既に就航中の
船においても、機関室の後部二重底伺近の小範囲の部分
的な改造により、容易に推進効果のよい船体を得ること
ができ、またその変形による稜線は緩やかな曲線からな
るので、船体抵抗の増加は非常に少ないなど、本発明の
奏する効果は、きわめて太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の船尾船体形状を示し、た正面線図、第2
図は本発明の一実施例を示した正面線図である。 11・・・プロペラ軸心、12・・・プロペラ翼端が画
く円、13・・・プロペラの回転方向を示した矢印、1
4・・・船体中上線、16゜17・・・稜線、19.2
0・・・回転流?示した矢印。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 プロペラ軸心高さ付近から船幅方向に下方眞緩く
    湾曲させて船尾船体に設けられて、主船体外面に沿って
    発生する回転流をプロペラ回転と逆向きの回転流にして
    プロペラ而に誘導し得る稜線ヲ有して、左右が非対称と
    なっていることを特徴とする、船尾船体形状。
JP4790983A 1983-03-24 1983-03-24 船尾船体形状 Pending JPS59176172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4790983A JPS59176172A (ja) 1983-03-24 1983-03-24 船尾船体形状

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4790983A JPS59176172A (ja) 1983-03-24 1983-03-24 船尾船体形状

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59176172A true JPS59176172A (ja) 1984-10-05

Family

ID=12788498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4790983A Pending JPS59176172A (ja) 1983-03-24 1983-03-24 船尾船体形状

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59176172A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62123497U (ja) * 1986-01-29 1987-08-05
JPS63101294U (ja) * 1986-12-23 1988-07-01

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62123497U (ja) * 1986-01-29 1987-08-05
JPH0450232Y2 (ja) * 1986-01-29 1992-11-26
JPS63101294U (ja) * 1986-12-23 1988-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5830896A (ja) 不連続部のない反動舵
JPH0539090A (ja)
US4746314A (en) Combined propulsion and steering system for a motor boat with an inboard engine
JPH06305487A (ja)
EP1507701B1 (en) Propeller shafts
JPS59176172A (ja) 船尾船体形状
US5231947A (en) Ship's rudder
JPS6334294A (ja) オフセンタ−シャフト付き船舶
JP2004042881A (ja) 非対称船尾フィン構造
KR900005713B1 (ko) 수직의 선체중심면에 설치된 프로펠러를 구비한 선박
JPS6036556Y2 (ja) 船尾渦打消しフイン付き船舶
JP2572150Y2 (ja) 船舶用舵
JP2554773B2 (ja)
JPS59137294A (ja) 舶用屈曲舵
JPS5855118Y2 (ja) 船尾整流フイン
JPH053438Y2 (ja)
JPS6226197A (ja) 船舶の推進性能向上装置
JPH02400Y2 (ja)
JPH09193892A (ja) 船尾フイン
JPS595678Y2 (ja) 船舶用リアクシヨンフイン
KR100444426B1 (ko) 익형단면을가지는배의스템덕트
JPH02274687A (ja) 整流用ビルジキール付き一軸船
US5236379A (en) Personal watercraft gullet
JPH0518236Y2 (ja)
JPH04314689A (ja)