JPS5917611Y2 - コンクリ−ト管の成形装置 - Google Patents

コンクリ−ト管の成形装置

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JPS5917611Y2
JPS5917611Y2 JP18518181U JP18518181U JPS5917611Y2 JP S5917611 Y2 JPS5917611 Y2 JP S5917611Y2 JP 18518181 U JP18518181 U JP 18518181U JP 18518181 U JP18518181 U JP 18518181U JP S5917611 Y2 JPS5917611 Y2 JP S5917611Y2
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JP
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formwork
concrete pipe
concrete
pipe forming
forming equipment
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JP18518181U
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JPS5889308U (ja
Inventor
次郎 桜井
Original Assignee
桜井建材産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 現今、振動機を備えた内型枠の外側に外型枠を挿入し、
この内外両型枠を振動しながら内外両型枠間にコンクリ
ート材を充填して振動締め固めを行なうコンクリート管
の成形装置が使用されているが、この種の成形装置には
例えば水110:セメン) 330 :骨材2010の
混合比のコンクリート材が使用されている。
即ちこのように含水率の低いコンクリート材には多量の
空気が含まれるので、これを深さが数mもある型枠内に
投入して振動締め固めを行なうときは、材料の沈下に伴
ない比重の小さい空気は上昇しである個所に於て集合し
、比較的大きな空隙部を形成することとなる。
このようにして製品中に形成された空隙部は水漏れとか
割れの原因となり、製品の品質を著るしく低下するため
、生産能率の低下は明らかであるが型枠内へのコンクリ
ート材の投入時間を遅延して空隙部の発生を出来る限り
少なくしているのが現状である。
本考案はこのような問題点を解決しようとするものであ
り、その一実施例を図明に基いて説明すると、1は支持
台2上に防振材3を介して配設した合板であり、4はこ
の台板1上に締結ボルト等を用いて下端を着脱自在に固
定した内型枠である。
5は台板1上に固定し且つ内型枠4内に装着した振動機
であり、駆動装置6に連係している。
7は内型枠4の外側に挿入した外型枠であり、その上端
は防振材8を介してフレーム9に支持させている。
10は外型枠7の下端縁11と内型枠4の下部外周に設
けた振動リング12とに支持させて内外両型枠4,7に
より形成された成形空間部13の下端を閉鎖したドーナ
ツ型のパレットである。
14は内外両型枠4,7上に油圧シリンダ15により昇
降自在に配設した成形空間部13の蓋体である。
16は外型枠7の壁面に間隔的に穿設した通気孔であり
、その大きさは0.5〜2.0mm程度である。
尚符号17はコンクリート管であり、18は空隙部であ
る。
本考案に係るコンクリート管の成形装置の一実施例は上
記のような構成であるから、第1図に示す状態に於て一
旦蓋体14を型枠4,7の上端から離隔させ、駆動装置
6により振動機5を作動させた後、コンクリート材の供
給装置に於けるベルトコンベア(図示せず)を前進させ
てコンクリート材を成形空間部13内に投入して締め固
めを行ない、コンクリート材が成形空間部13の上端に
達した時コンクリート材の供給を停止し、ベルトコンベ
アを後退させた後、蓋体14を第1図に示すように両型
枠4,7上に戻し、油圧シリンダ15により下降し、コ
ンクリート材の上層部を押圧して戊形を終了する。
この成形時に於てコンクリート材中の空気は振動により
徐々に上昇し、外型枠7の通気孔16の位置に達すると
直ちに外部に噴出されるのである。
成形終了後、成形品は外型枠7及びパレット10と共に
クレーン等により内型枠4より引抜がれ、養生場所に搬
送されて常法により脱型されるのである。
このように本考案に係るコンクリート管の成形装置は、
支持台上に振動可能な合板を設け、該合板上に振動機を
内装した内型枠を樹立すると共に、この内型枠の外側に
外型枠を挿入し、この内外両型枠上には両型枠により形
成された成形空間部に対応させて蓋体を昇降自在に配設
し、且つ前記外型枠の壁面には間隔的に通気孔を穿設し
たものであるから、成形時に於てコンクリート材中に含
まれている多量の空気は通気孔から外部に容易に噴出し
、製品の表面又は内部に空隙部を形成することがなく、
そのため水漏れとか割れを生ずる虞れのない緻密で良質
のコンクリート管を成形することができると共に、コン
クリート材の投入速度を速くして成形時間を大巾に短縮
することができるものである。
しかも外型枠に穿設した通気孔はコンクリ−1・材の漏
出防止及び製品表面の傷付き防止のために小径の孔によ
り形成されているが、コンクリート材中の空気は上昇し
ながら集合して圧縮空気となり、この圧縮空気の噴出に
より目詰まりが防止されるため、外型枠は何等支障なく
繰返して使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る成形装置の一実施例を示す縦断面
図、第2図は同上実施例の要部を示す縦断面図、第3図
は従来装置により成形されたコンクリート管の一部を示
す縦断面図。 1:台板、2;支持台、4;内型枠、5:振動機、7:
外型枠、10;パレット、13;成形空間部、14;蓋
体、16;通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持台上に振動可能な台板を設け、該舌根上に振動機を
    内装した内型枠を樹立すると共にこの内型枠の外側に外
    型枠を挿入し、この内外両型枠上には両型枠により形成
    された成形空間部に対応させて蓋体を昇降自在に配設し
    、且つ前記外型枠の壁面には通気孔を間隔的に穿設して
    なるコンクリート管の成形装置。
JP18518181U 1981-12-11 1981-12-11 コンクリ−ト管の成形装置 Expired JPS5917611Y2 (ja)

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JPS5889308U JPS5889308U (ja) 1983-06-17
JPS5917611Y2 true JPS5917611Y2 (ja) 1984-05-22

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