JPS5917603B2 - 圧力リレ−用時限装置 - Google Patents

圧力リレ−用時限装置

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JPS5917603B2
JPS5917603B2 JP51054265A JP5426576A JPS5917603B2 JP S5917603 B2 JPS5917603 B2 JP S5917603B2 JP 51054265 A JP51054265 A JP 51054265A JP 5426576 A JP5426576 A JP 5426576A JP S5917603 B2 JPS5917603 B2 JP S5917603B2
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pressure
pressure relay
cooling oil
transformer
hole
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重熊 塚本
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、変圧器内に短絡事故を生じたようなときに
該変圧器内の冷却油の衝撃的圧力上昇により作動する圧
力リレーの作動特性を変える時限装置に関し、被害を生
じない程度の地震のため冷却油が振動してその圧力が圧
力リレーに作用し電路が遮断されるようなことを防止す
る装置を得ることを目的として発明されたものである。
通常大型変圧器に付設されている圧力リレーは、冷却油
の圧力上昇速度およびその継続時間に従って該変圧器へ
の通電を遮断するように動作するものである。
従って該圧力リレーは変圧器の使用開始時や停止時の冷
却油を循環させるポンプの始動、停止により冷却油に伝
わる衝撃的圧力変動や小地震により作動して電路を遮断
することのないようにしなければならない。
通常は圧力リレーの感度を落したり、ポンプの起動、停
止時には圧力リレーを時限的に動作しないようにしたり
している。
が、このような手段は枯息的である。
本発明の時限装置3は、第2図に示すように、変圧器1
と圧力リレー2との間に介在させて該圧力リレー2の作
動特性を変えて変圧器1の故障時にのみ圧力リレーを動
作させるものである。
従来は第8図に示すように圧力リレー2を変圧器1に直
通させて取付ける構成であったから、この場合における
圧力リレー2の動作特性は第1図a線の通りとなる。
即ちa線の下方は不動作域、a線の上方は動作域であっ
て、圧力上昇速度およびその継続時間の動作点がa線の
上方例えばA点にあると、圧力リレーが動作して変圧器
を停止させてしまうものであった。
被害を生じる心配のない程度の小地震では変圧器を停止
させる必要はないが、圧力リレーの動作特性がa線のも
のでは、この地震の動作点がA点であるときは、変圧器
が停止してしまうから、大型変圧器では再起動させるの
に多くの手数と時間とを要し損害が大きい。
ポンプの起動等の場合も同様である。
この不都合を除くため、従来は前述のように圧力リレー
の感度を落すような手段を取っていたが、これでは変圧
器の故障時の安全対策として劣ることになる。
本発明は、a線の動作特性を持つ圧力リレーに連結して
b線とC線との特性を持たせてこれ等の不都合を取除い
たものである。
以下第3〜7図に示す実施例について本発明を説明する
第3〜4図は第一実施例を示し、時限装置3の器体4を
取付ボルト5,5により変圧器1と圧力リレー2との間
に挾んで変圧器1に増付けたものである。
器体4の中心部には変圧器1と圧力リレー2との双方の
連通孔1 a 、 2aを連通ずる冷却油流通孔6を穿
設し、該流通孔6の変圧器1側の端部に段状のストッパ
1を形成すると共に圧力リレー2側の端部に末広がりの
拡径部8を形成する。
該流通孔6にはストッパ7に係止して短孔6を開閉する
ディスクフロート状の冷却油流通制御体9を遊嵌しであ
る。
該流通制御体9は小さな複数の透孔10,10を有し、
中心部に結合した軸11を軸受12に支承させて軸方向
移動自在である。
該軸受12は器体4から連通孔2a側に突設した複数(
図示例は6本)の支柱13,13に渡した放射状の支え
ビーム14にナツト15を介して緊着される。
また流通制御体9は軸受12との間に張設した圧縮ばね
16によりストッパ7に向けて予圧されている。
21はバッキングである。このように構成された上記時
限装置は次のように動作する。
■)圧力上昇速度が小さい時 圧力上昇速度が第1図においてVa〜vbの範囲で圧力
上昇が小さく且つ緩慢な時には、変圧器1の側から流通
制御体9に加わる冷却油の圧力は圧縮ばね16の予圧力
に打勝つことができずに、流通孔6は第3図実線のよう
に流通制御体9により塞がれているから、変圧器1から
圧力リレー2への冷却油の流入は透孔10゜10を通し
てのみ行なわれる。
透孔10の全開口面積は連通孔1aの開口面積より小さ
いから、この際における圧力リレー2への冷却油の圧力
上昇の伝播速度は従来例の場合より小さくなり、圧力リ
レー2の動作特性は第1図C線のようになる。
従って小地震による動作点AはC線の下方の不動作域に
入って圧力リレーは動作しない。
2)圧力上昇速度が大きい時 圧力上昇速度が第1図においてvb以上の時には、変圧
器1内の冷却油の圧力が圧縮ばね16の予圧力より大き
くなるため、流通制御体9は圧力リレー2側に押込まれ
、流通孔6が開かれる。
この際、冷却油は透孔10,10のほかに、流通制御体
9と流通孔6との間を通って圧力リレー2内へ流入する
ため、透孔10,10のみを通る場合よりも通路が広く
なり、圧力上昇の伝播速度は制(財)体9が開くに伴な
って特性がa線に近づき、b線のような特性を示す。
流通孔6に設けた拡径部8は、該部を通る冷却油の流通
を円滑にし、圧力上昇の伝播効率を高くするものである
従って例えば圧力上昇速度がVdの場合、透孔10のみ
により伝播するときは持続時間がt2以上のとき圧力リ
レーが動作するが、流通孔6が開いた上記装置では特性
がb線になるため持続時間がt2より短いtlで圧力リ
レーが作動するようになり事故発生時に迅速に応動でき
るようになる。
3)圧力上昇速度が極小の時 変圧器の自然発熱や気温−ト昇のように冷却油の圧力上
昇速度が緩慢なとき、即ち圧力上昇速度が第1図におい
てVa以下の場合は、動作点は常に不動作領域となり、
圧力リレー2は動作しない。
これは圧力リレーを変圧器に直結した従来のものと同様
である。
第5〜7図は本発明の他の実施例を示し、第一実施例と
同一構成部は同一符号により表わすものとする。
第5図は本発明の第二実施例で、器体4を圧力リレー2
の連通孔2aの先端に螺着するように構成した例である
その他の構成は第一実施例と同様であり、動作も同様で
ある。
第6図は本発明の第三実施例を示し、第一実施例におけ
る流通制御体9の支持と予圧とを、流通孔6の拡径部8
の端面にねじ+hめしたばね取付はビーム17に頂部を
支承された円錐圧縮ばね18により行なうように構成し
たものである。
該ばね取付はビーム1γには複数の大きな透孔19を穿
設しである。
第7図は本発明の第四実施例を示し、流通制御体9をス
トッパ7の内側に揺動自在に軸支したフラップ型とする
と共に、該フラップを同体に形成した重錘20の自重に
より予圧するように構成したものである。
上記第三〜四実施例はともに装置の小型化および構造簡
略化を図ったものであり、動作も第一実施例と同様であ
る。
なお、上記各実施例において、連通孔1aと透孔10と
の開口面積比とか予圧力を適宜変更することにより、動
作特性を変えて制御対象たる変圧器が変っても適切な制
御を行なうことができる。
また流通孔6の形状は円筒状に限らないこと勿論である
以上の各実施例から判るように本発明の時限装置は、内
部短絡等の故障時に変圧器の冷却油の衝撃的圧力上昇を
迅速に、圧力リレーに伝えて電源を切る等の処置を行な
わせ、差支えない程度の地震やポンプ起動時等の衝撃で
は圧力リレーを動作させないようにするものであって、
不必要に電源を切りそのために大きな損害を生じること
が避けられ、構造も簡単で増付けも容易である等の工業
上の効果が太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧力リレーの動作特性を示す線図、第2〜7図
は本発明の実施例を示し、第2図は大型変圧器および圧
力リレーと本発明装置との結合状態を示す平面図、第3
図は第一実施例の第2図のA−A拡大断面図、第4図は
第3図の右側面図、第5図は第二実施例の第3図同様の
断面図、第6図は第三実施例の第3図同様の断面図、第
7図は第四実施例の第3図同様の断面図、第8図は従来
の大型変圧器と圧力リレーとの関係を示す第3図同様の
断面図である。 1:変圧器、2:圧力リレー、1a、2a:連通孔、3
:時限装置、4:器体、6:冷却油流通孔、7:ストッ
パ、8:拡径部、9:冷却油流通制御体、10:透孔、
16:圧縮ばね、18:円錐圧縮ばね、20:電離。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 変圧器1の連通孔1aと圧力リレー2の連通孔2a
    とを通じさせる流通孔6を設けて、変圧器1と圧力リレ
    ー2との間に取付けられる器体4に、流通孔6を通る冷
    却油の流通を制御する冷却油流通制御体9を設け、該冷
    却油流通制御体9に小さな透孔10を穿設し、また冷却
    油圧力の上昇速度が小さい時には該冷却油流通制御体9
    の透孔10以外の部分で流通孔6を塞ぎ冷却油圧力の上
    昇速度が大きい時には該油圧力による冷却油流通制御体
    9の移動を許容して流通孔6を開かせる予圧力を該冷却
    油流通制御体9に加えたことを特徴とする圧力リレー用
    時限装置。
JP51054265A 1976-05-14 1976-05-14 圧力リレ−用時限装置 Expired JPS5917603B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51054265A JPS5917603B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 圧力リレ−用時限装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP51054265A JPS5917603B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 圧力リレ−用時限装置

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Publication Number Publication Date
JPS52137629A JPS52137629A (en) 1977-11-17
JPS5917603B2 true JPS5917603B2 (ja) 1984-04-23

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JP51054265A Expired JPS5917603B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 圧力リレ−用時限装置

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JPS607108A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 Mitsubishi Electric Corp 油入電気機器

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JPS52137629A (en) 1977-11-17

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