JPS59175625A - 自動式ゆるみ調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、トルク制限式コイルクラッチ及びこの性質
を専ら利用する自動式ゆるみ調節装置に関し、このコイ
ルクラッチは界面において滑ることによって、各回転方
向へのトルク伝達を制限するものであって、上記界面に
おいてトルクが低トルク伝達能力にて伝達されろ。

回転式駆動部材及び従動部材間に制限されたトルク結合
を提供するのに用いられるトルク制限式コイルクラッチ
は当業界において公知であり、米国特許第３．７２７．
７３２号、同第鳴２８（１６０６号明細書に開示されて
いる。要約すれば、このコイルクラッチは予め定めた最
大値を超えるトルクにおいて滑るようになっている。

摩擦ライニングの摩耗を補償するため、車輛ブレーキを
調節するのに用いられるゆるみ調節装置は従来から公知
であり、米国特許第３，５０７，３６９号、同第３．９
０１．３５７号、同第３．９９７．０３５号、同第４．
２３５．３１２号明細書に開示されている。

この装置に？けるクラッチは、一般にいわゆる一方向コ
イルクラッチと称され、すき間またはゆるみ取り、すな
わち回転方向にゆるみを減するブレーキ調節部材に加わ
るトルクを制限する。

この工５なりラッチは、回転に抗する一方向）みに従動
部材を回転させるから、一方向クラッチとしばしば称さ
れるが、こ几らは相対的に高く及び相対的に低い最大ト
ルク伝達能力を発揮する２つの回転方向をもつ実際には
２方向クラツチである。

前記の調節装置において、別個の一方向クラッチが設け
られるか、又は抜は出し回転方向のコイルクラッチのト
ルク伝達能力が比較的に小さい、すなわち抜は出し又は
ゆるみが増大する回転方向への調節装置の回転に対する
抵抗より小さくて、これによりゆるみ調節装置の望まし
くない抜は出しを防止することが大切である。

調節装置がゆるみ減少回転方向に回転中、トルク制限式
コイルクラッチが低トルク伝達回転方向において滑る型
式のゆるみ調節装置は、米国特許第４．３５１．４１９
号明細書に開示されている。低トルク伝達能力回転方向
に滑ることにより、クラッチ滑りトルクはコイルクラッ
チとこれにより係合される駆動及び従動部材の面間の摩
擦係数の変動には鋭敏ではない。コイルクラッチとこれ
に工り係合される面間の摩擦係数の比較的大きい変動は
、摩耗や潤滑剤の欠除などの場合に起る。

従来のトルク制限式コイルクラッチ、及びこれを用いる
ゆるみ調節装置は、クラッチが両回転方向のうち界面に
対して低トルク伝達能力回転方向に滑らないので満足で
きず、従ってこれを用いるゆるみ調節装置は冒トルク伝
達回転方向への摩擦係数の変動又は変化に敏感であり、
もｚしくは付加的なコイルクラッチ、ラチェット、輸止
めクラッチなどのような付加的な一方向結合装置を必要
とする。

この発明により、２つの相対回転する部材間のトルク制
限式コイルクラッチが提供され、この装置は両回転方向
に、それらの界面に対し比較的低い最大トルク伝達能力
回転方向に滑る機能をもつことによって従来技術の欠点
は克服される。両回転方向へのコイルクラッチのトルク
伝達能力は、コイルクラッチとこれに工り係合される結
合部材の面との間の摩擦係数の大きな変動には比較的敏
感である。この発明のコイルクラッチを用いるゆるみ調
節装置において、単一のコイルクラッチが用いられて、
ゆるみ取り回転方向にトルク制限機能及びブレーキ調節
部材のゆるみ増大回転方向へのいわゆる一方向機能を提
供し、この両機能は摩擦係数に起る変動に比較的安定で
、敏感でない。別個の一方向結合装置と中間部材の必要
を燕くすことかできる。

上記事項は、同軸の２つの相対回転部材用の単−のコイ
ルクラッチを提供することにより達成される。このコイ
ルクラッチは、干渉はめ合い状態にて一方の部材の外周
面を囲んで外側クラッチ結合部を形成し、かつ干渉はめ
合い状態にて他方の部材の内孔内に受入れられて内側ク
ラッチ結合部を形成する。クラッチを巻き下げろ、すな
わちコイルクラッチを収縮させる回転方向において、低
トルク伝達面は内側クラッチ結合部となり、反対方向へ
の回転はクラッチを巻き戻し、すなわち拡張させ、低ト
ルク伝達面は外側クラッチ結合部に存在する。干渉はめ
合い状態、コイルの数、又はコイルの慣性モーメントを
変化することにより、各回転方向における高トルク伝達
能力面の最大トルク伝達能力を少くともその回転方向に
おける低トルク伝達能力面の最大トルク伝達能力と同じ
大きさに維持するのに注意する一方、両回転方向での最
大トルク制限値又は滑り値が要求に従って変動される。

よって、クラッチのトルク伝達能力、すなわち滑りトル
クは一方の回転方向に所望の値で、かつ他方の回転方向
に別の所望の値で設定され、両回転方向において、滑り
トルクは表面仕上げ、潤滑及びクラッチコイルとそれが
係合する面との間の摩擦係数に影響するその他の因子の
大きい変動に対して比較的低い感受性をもつこととなる
。

従って、この発明の目的は、改良されたトルク制限式コ
イルクラッチ及びこれを用いるゆるみ調節装置を提供す
るにある。

この発明の上記及び他の目的及び利点は、図面を参照し
ての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。

この明細書において幾つかの用語が用いられるが、それ
は理解を容易にするためであり、それに限定するもので
はない。用語の上方、下方、右方、左方は、図面内での
方向を言う。用語の時計方向、反時計方向は、図面の右
方から見た回転方向を言う。用語の内向き、外向きは、
装置および指示された部品の幾例学中心に向い、及び該
中心から遠ざかる方向を言う。これらの用語はその派生
語と同じ意味をもつ用語も含む。

この発明のトルク制限式コイルクラッチ１０の１実施例
を第１、第２図に示す。クラッチ１０は、第１回転部材
１２と、第２回転部材１４とを具え、これらの部材１２
．１４はともに共通の回転軸線１６のまわりに回転可能
で、クラッチコイル１８によって結合される。クラッチ
コイルエ８は右巻きであるから、回転部材１２．１４間
で時計方向回転を伝えるときは半径方向に拡張しようと
し、また回転部材１２゜１４間で反時計方向回転を伝え
るときは半径方向に収縮しようとする。回転部材１２は
、回転部材１４の右端の突部２２に隣接する左端部２０
に開口する内孔２４をもち、回転部材１４の突部２２は
軸方向に延びる筒状外周面２６をもっている。クラッチ
コイル１８は回転部材１２の内孔２４内に受入れられて
、回転部材１４の外周面２６を囲む。内孔２４は、クラ
ッチコイル１８の非変形時の外径よりも僅かに小さい直
径３０をもち、これ罠よりクラッチコイル１８の右端部
は、干渉はめ合い状態で内孔２４内に受入れられる。外
周面２６はクラッチコイル１８の非変形時の内径よりも
僅かに大きい直径３２をもち、これによりクラッチコイ
ル１８は干渉はめ合い状態で外周面２６を受入れる。

図面から判るように、トルク制限式コイルクラッチ１０
は、内孔２４の内周面とクラッチコイル１８の外周面３
５とによって形成される内側クラッチ界面３４と、外周
面２６とクラッチコイ／ｌ／１８の内周面３７とによっ
て形成される外側クラッチ界面３６とを有する。それぞ
れのクラッチ界面３４．３６において、駆動部材によっ
てクラッチに伝達され、又はクラッチから従動部材に伝
達される最大滑りトルクは、この界面に対して高トルク
伝達回転方向に高トルク伝達値（ＴＨ）を、またこの界
面に対して低トルク伝達回転方向に低トルク伝達値（Ｔ
Ｌ　）をもっテイル。外周面を囲むクラッチコイルのモ
ツ界面、即ち外側界面３６に対してクラッチの直径を減
らそうとする回転方向、即ち反時計方向はこの界面３６
に対して高トルク伝達回転方向であり、一方クラッチの
１筐径を増そうとする回転方向、即ち時計方向はこの界
面３６に対して低トルク伝達回転方向である。内孔内に
受入れろ几たクラッチコイルのもつ界面、即ち内側界面
３４に対して、クラッチの直径を減らそうとする回転方
向は、この界面３４において低トルク伝達回転方向であ
り、一方クラッチの直径を増そうとする回転方向は、こ
の界面３４にお℃・て闇トルク伝達回転方向である。

コイルクラッチについてよく知られているように、各界
面３４．３６において、この界面に対する高トルク伝達
回転方向に界面を介して伝達される理論的最大トルク（
ＴＨ）と、この界面に対する低トルク伝達回転方向に界
面を介して伝達される理論的最小トルク（Ｔｔ、）は、
はぼ次式であられされる。

’ｌ’ｌ（＝　Ｍ（ｅ　２”μＮ　−１）　ｉｎ、　ｔ
ｂＴＬ　＝　Ｍ（ｅ−”μＮ　　ｌ）　ｉｆｉ、　ｔｂ
。

■＝　ワイヤの慣性モーメント 丸形に対し　″”／　６４ 長方形に対しｂｈ３／１□ Ｅ−ヤング率　３０Ｘ１０’ Δ＝　直径干渉量 Ｄ＝　軸又内孔の直径 μ＝　摩擦係数 Ｎ＝　境界面におけるクラッチコイル数実例として、基
部（ｂｌの長さがＱ、２００ｉｎ、高さ［ｈ）が０．２
８５ｉｆｉ、、軸の直径が１．８７４５　ｉｎ、　、ば
ねの内径が１．８２９　ｉｎ、　（即ちΔ−０，０４５
５ｉｎ、　）、接触コイル数が４、摩擦係数が０．１で
あれば、Ｉ＝　　３８５．８Ｘ１０”” Δ＝　　０．０４５５　ｉｎ、 Ｄ＝　　１゜８７４５ｉｎ。

μ＝０．１ Ｎ＝　　　４ ２πμＮ＝　　　２．５１３２ ０２７ｒμＮ−１＝１１．３４５ −２“μＮ−１＝−０．０１８９９ よってＴＨ＝２９９．７Ｘ１１．３４５＝　３３９８１
ｎｔｂＴｙ、　＝２９９．７Ｘ（−９１８９９）＝−２
７５ｉｆｉ、　　ｔｂここにＴｌ、の負号は、ＴＨとＴ
ｂの回転方向が逆であることによる。

従って合理的に慎重な設計により、界面３４のトルク伝
達ｊ＠　’ＴＨは常に界面３６のトルク伝達値ＴＬを超
え、また界面３６のトルク伝達値ＴＨは常に界面３４の
トルク伝達値Ｔｔ、を超す。このことは１時計方向回転
時には、コイルクラッチ１０は、時計方向回転における
低トルク伝達界面である界面３６において常にまず滑る
。反時計方向回転時には、コイルクラッチ１０は、界面
３４に対して低トルク伝達回転方向である界面３４にお
いて常にまず滑る。

界面の低トルク伝達回転方向に滑ることによるコイルク
ラッチに作用するトルク伝達量を制限するという利点は
、第７図から理解できる。

これに見るようにコイルクラッチのトルク伝達能力は、
高トルク伝達回転方向では摩擦係数に対して極めて敏感
であるが、低トルク伝達回転方向では摩擦係数に対して
比較的に鈍感である。

この利点を示すために、上記の実例が摩擦係数μのみを
０，１カ・ら０．３に増大した場合を計算すると、 ２πμＮ＝　　５．０２６４ （ｅ２ＷμＮ　−１）＝　　１５１．５（ｅ−”Ｎ−１
）　＝−０，９９３４ ＴＨ＝　２９９．７Ｘ１５１．５＝４５，４０４５５１
ｎｔｂＴｉ、　＝　２９’ｊ、７Ｘ（−９９３４）＝−
２９７，７２ｉｎ、ｔｂ従ってＴＨは摩擦係数の変化に
対して極めて敏感であるが、ＴＬは摩擦係数の変化に対
して比較的に鈍感であることが判る。

この特性は、滑りトルクを比較的に精密に制御する必要
があり、また表面仕上げ又は潤滑が制御困難である装置
の場合、爵に重要である。

コイルクラッチ１０は、内側界面と外側界面の両方を設
けることによって、２つの回転部材１２．１４間のトル
ク伝達を制限し、両回転方向へのこのようなトルク制限
はその界面に対して低トルク伝達回転方向に対する低ト
ルク伝達界面における滑りにより得られる。この回転方
向に対する界面における滑りトルクは、コイルクラッチ
と係合する面とコイルクラッチ間の摩擦係数の変化には
比較的鈍感である。

外周面２６の直径３２又は内孔２４の直径３０の慎重な
選択、特定の界面において係合されるコイルの数の選択
、又はクラッチコイル１８とそれと係合される局面間の
干渉の慎重な選択に工り、時計方向と反時計方向の両方
向の滑りトルクは、設計制限蓋内で選択され、かつ互い
に相違する。

ディスクブレーキくさび型作動器とともに用いられる自
動式すき間検知型ゆるみ調節装置１００を第３図に示す
。この自動式ゆるみ調節装置は、くさび型ディスクブレ
ーキとともに用いて図示されているが、この調節装置は
他の型式のすき間検知型ゆるみ調節目的にも適用できろ
。この温式の自動式ゆるみ調節装置は従来からよく知ら
れ、その詳細は上記の米国特許第４．３５１．４１９号
明細書に開示されている。自動式ゆるみ調節装置１００
は、この発明のコイルクラッチの別の実施例１０２を用
いる。簡単に云えば、この自動式ゆるみ調節装置は、図
面においては見えないくさび型作動器によって左方へ押
動されて、ロフド１０６を左方へ押してディスクブレー
キを係合する。この型式の作動器は米国特許第３．５４
７．２２９号、同第４．０６４．９７３号、同第４．０
８５．８３０号明細書に示され、その開示内容はすべて
この明細書に参照される。

ナツト】０４はめすねじ１０４Ａをもち、棒部材１０６
に設けられたおすねじ１０６Ａと螺合する。従ってナツ
ト１０４の左向ぎ軸方向運動は、棒部材１０６の対応す
る軸方向運動を生ずる。

駆動スリーブ１０８は、ナツト１０４と当接してそれと
ともに軸方向運動する。駆動スリーブ１０Ｂは、それに
固定されたビン１１０を担持し、ビン１１０は調節器ハ
ウジング１０７内に設けられたらせん形溝１１２内に受
入れられる。

公知のように、ビン１１０はブレーキ摩擦面間の予め定
めた作用すき間量を提供するために、溝１１２内に予め
定めた量のすき間をもって受入れられ、ビン１１．０と
溝１１２間のから運動が終了した後は、駆動部材１・０
８を回転させる。

コイルはね１１４は駆動スリーブ１０８を従動部材１１
６と結合し、この従動部材１１６はスプライン１１７に
よってそれとともに回転するようにナツト１０４に取付
けられる。もちろん、スプライン１１７においてすべて
又は一部のから運動が提供される。

簡単に述べれば、従動部材１１６とナツト１０４が回転
すると棒部材１０６を進行させ、該棒部材１０６はナラ
）１０４に対してハウジング１０７内で軸方向に可動で
あるが、ハウジング１０７には回転方向に固定されてい
る。ナツト１０４をゆるみを減じる方向に回転すると、
棒部材１０６は第３図で見て左方向へ進行する。

圧縮もどしはね１３０は棒部材１０６とナツト１０４を
右方向へ押動する。

コイルクラッチ】０２は、クラッチコイル１１４と、駆
動スリーブ１０Ｂに形成された内孔１２０をもつ内側ク
ラッチ界面１１８と、従動部材１１６の外周面に形成さ
れた外側クラッチ界面１２２とをもっている。

クラッチコイル１１４は従動部材１１６の回転方向によ
って、半径方向へ拡大してブレーキ内のゆるみを減する
方向、又は半径方向に縮小するように巻かれる。従って
コイルクラッチ１０２は、ゆるみを取る回転方向には界
面１２２で滑り、かつ他の回転方向には界面１１８で滑
る。ゆるみをとる回転方向とは反対の回転方向に、駆動
スリーブ１０８から従動部材１１６へ伝達されるトルク
は、ブレーキの抜は出しを防ぐために、このような回転
に抗して調節部材を回転するのに要するトルクよりも小
さいことが重要である。コイルクラッチ１０２はゆるみ
取り回転方向へほぼ２００〜２６０　ｉｎ、、　ｔｂの
トルクで滑り、かつ逆の回転方向には１８〜３０１ｎ、
＊荀で滑る。従ってゆるみとり回転方向への界面１２２
の低トルク伝達能力は、２００〜２６０ｉｎ、、ｔｂで
、また界面１１８の低トルク伝達能力は逆回転方向にて
ほぼ１８〜３０ｉｆｉ、、ｚｔである。

第１図に示す型式のクラッチを用いる内外側界面の低ト
ルク伝達能力のこのような大きな差異を得ることは、し
ばしば困難なことが知られている。界面におけるこのよ
うな大きさの低トルク伝達能力の差異を得るために、単
一のクラッチコイル１１４が用いられ、これは長方形断
面をもち、一方の寸法１２４は他方の寸法１２６よりも
かなり大きい。界面１２２におけるクラッチコイルの断
面の高さくｈｌとして大きい寸法１２６を用い、界面１
１８における長方形断面の高さｆｈｌとして小さい寸法
１２６を用いることにより、所要の界面の低トルク伝達
能力の差違の大きさを得ることができる。

例えば寸法１２４が０．２５０ｉｎ、寸法１２６が０．
１２５ｉｎに等しく、ワイヤの慣性モーメントエが界面
１２２においてＯ，０ＯＯ１６２７ｉｎ、’　、界面１
２６において０．０００４０６　＋ｎ、　　に等しいと
する。

クラッチコイルに長方形断面のワイヤを用い、一方の界
面における高さ［ｈｌと７．て長い方の寸法を、また他
方の界面における高さｆｈ）として短い方の寸法を用い
ることＫより、コイルクラッチ１０２は、内外側界面に
おける低トルク伝達能力の比較的大きい比を提供できる
。

低トルク伝達回転方向への内外側界面における比較的大
きい滑りトルク比をもつ第１図に示すコイルクラッチ１
０と類似のクラッチコイルを第４図〜第６図に示す。第
４図において、クラッチコイル２００は右方部２０２と
、小径の左方部２０４とをもち、左方部は図において点
線で示す部分２０６を研削して形成される。第５図にお
いて、クラッチコイル２２０は、大きな直径の内孔をも
つ右方部２２２と、左方部２２４とを有し、内孔もまた
研削加工などによって得られる。両方のクラッチコイル
２００゜２２０において。厚さｈｌは厚さｈ２　　より
も大きい。第６図には複合クラッチコイル２４０が示さ
れ、このクラッチコイルは、溶、接部２４６などにより
その右方端において小さい長方形、丸形、方形その他の
断面形状のコイル２４２を取付けた長方形断面のらせん
形左方部分２４４をもっている。

コイルクラッチが内側クラッチ界面と外側クラッチ界面
をもつクラッチコイルを使用することにより、両方の回
転方向に対して、低トルク伝達回転方向へトルクを伝達
する界面において滑りを生ずる。従って両方の回転方向
に対するトルク制限作用は、摩擦係数の変動に対しては
比較的に鈍感である。

この発明の詳細な説明のための例示に過ぎず、特許請求
の範囲から逸脱せずに詳細構造ならびに諸Ｒ，ｌ１品に
ついての橡々の変形を実施できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例の縦断正面図、第２図は、
第１図のものの要部の斜面図、第３図は、この発明の他
の実施例を用いた自動式ゆるみ調節装置の縦断正面図、
第４〜６図は、この発明のさらに異なる各種の実施例の
袋部の縦断正面図、第７図は、この発明のコイルクラッ
チコイル界面のトルク伝達特性をあられすグラフである
。 １０．１０２・・・コイルクラッチ　１２・・・第１回
転部材１４・・・第２回転部材　　　　　１６・・・回
転軸線１８．１１４，２００，２２０，２４０・・・ク
ラッチコイル２２・・・突部　　　　　　２４　、１２
０・・・内孔２６・・・外周面　　　　　３０．３２・
・・直径３４．１１８・・・内側界面　　　　３５・・
・外周面３６．１２２・・・外側界面　　　　３７・・
・内周面１００・・・ゆるみ調節装置　　　１０４・・
・ナツト１０６・・・棒部材　　　　　　１０７・・・
調節装置ハウジング１０Ｂ・・・駆動スリーブ　　　　
１１０・・・ピン１１２・・・溝　　　　　　　　１１
６・・・従動部材２０２．２２２・・・右方端　２０４
　、２２４・・・左方端２４４・・・左方部分 特許出願人　イートン　コーポレーション２つ ｈりｌ Ｒり・２ ４０ ン 手続補正書 昭和５９年４月２０日 １、　事件の表示 ３、　補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　アメリカ合衆国、　４４］１４　　オハイオ。 クリーブランド、イアリビュー プラザ　１００番地 名　称　イートン　コーポレーション 代表者　フランク　エム、サジョベック４、代理人 ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ６、　補正の内容

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第１回転部材と第２回転部材とを結合するトルク制
   限式コイルクラッチであって、第１回転部材が一端に開
   口する筒状内孔なもち、第２回転部材が第１回転部材と
   同軸で、かつ第１回転部材の一端に隣接する筒状の外周
   面を有する突部なもち、第１．第２回転部材を結合する
   ため、一端が干渉はめ合い状態に第１回転部材の内孔内
   に受入ｎられ、他端が干渉はめ合い状態に第２回転部材
   の突部な受入れるクラッチコイルを具えていることを特
   徴とするトルク制限式コイルクラッチ。 ２、　クラッチコイルが一方の回転方向には半径方向に
   拡張し、かつ他方の回転方向には半径方向に収縮し、ク
   ラッチコイルが内孔の内周面と係合する内側クラッチ界
   面と、突部の外局面と係合する外側クラッチ界面とを有
   し、クラッチコイルが一方の回転方向に回転するときは
   、内側界面におけるトルク伝達能力が外側界面における
   トルク伝達能力を超え、反対の回転方向に回転するとき
   は、外側界面におけるトルク伝達能力が内側界面におけ
   るトルク伝達能力を超えるようになっており、これに工
   り各回転方向に対して、その回転方向が低い最大トルク
   伝達能力回転方向であるとき、界面において滑ることに
   エリ、両回転部材間の伝達トルクを制限するようになっ
   ている特許請求の範囲第１ｆＡ記載のコイルクラッチ。 ３、　外側界面におけるクラッチコイルの慣性モーメン
   トが内側界面におけるクラッチコイルの慣性モーメント
   と相違する特許請求の範囲第２項記載のコイルクラッチ
   。 ４、　クラッチコイルの一端の外径が非変形時に他扁の
   外径よりも小さい特許請求の範囲第３項記載のコイルク
   ラッチ。 ５　クラッチコイルの一端の内径が非変形時に他端の内
   径よりも小さい特許請求の範囲第３項記載のコイルクラ
   ッチ。 ６、　クラッチコイルの断面が大寸法の側部と小寸法の
   側部なもつ非方形長方形であり、大寸法側部が内側界面
   において内孔の内周面と接触し、小寸法側部が外側界面
   において突部の外周面と接触する特許請求の範囲第３項
   記載のコイルクラッチ。 ７、　回転可能な駆動部材と、これと同軸の回転可能な
   従動部材とを具えた摩擦装置用ゆるみ調整装置であって
   、従動部材の一方向への回転がゆるみを減じ、他方向へ
   の回転がゆるみを増すように作用し、さらに摩擦装置に
   適用するために選択的に作動する作動部材と、作動部材
   の非作動位置からの予め定めた運動に応答して、一方向
   に駆動部材を回転し、また非作動位置に向う作動部材の
   運動に応答して他方向に駆動部材を回転する部材と、駆
   動部材と従動部材を結合するコイルクラッチと、該コイ
   ルクラッチは摩擦装置が係合されないとき、従動部材を
   進行するのに必要なトルクよりも太きいが、摩擦装置が
   係合しているときは、従動部材を進行するのに必要なト
   ルクよりも小さいトルクで一方の回転方向に滑りを起し
   、コイルクラッチがこのような回転に抗して、従動部材
   を回転するのに必要なトルクよりも小さいトルクで他方
   の回転方向に滑りを生じ、作動部材と摩擦面間に介装さ
   れて摩擦装置の摩擦表面間に予め定めた作用すき間を提
   供するから運動部を設け、駆動部材と従動部材のうちの
   一方が一端に筒状内孔を有し、他方が一方の部材の一端
   に隣接する末端に筒状の外周面をもつ突部な有し、コイ
   ルクラッチが干渉はめ合い状態にて、内孔内に受入れら
   れた一端をもち、その他端は干渉はめ合い状態に突部な
   受入れていることを特徴とするゆるみ調節装置。 ８　駆動部材か内孔を有し、従動部材が突部をもち、コ
   イルクラッチが所定の・回転方向に半径方向外方へ拡大
   するように巻かれ、コイルクラッチと内孔が相互間に内
   側クラッチ界面を形成し、コイルクラッチと突部が相互
   間に外側クラッチ界面を形成し、内側界面のトルク伝達
   能力が一方の回転方向において外側界面のトルク伝達能
   力を超え、外側界面のトルク伝達能力か他方の回転方向
   において内側界面のトルク伝達能力を超え、これにより
   各回転方向に対し、コイルクラッチか低トルク伝達能力
   回転方向である所定の回転方向に対して、界面において
   滑るようになっている特許請求の範囲第７項記載の自動
   式ゆるみ調節装置。 ９、　ブレーキの選択的に係合可能な摩擦面間に予め定
   めた作用すき間を維持するゆるみ調節装置であって、移
   動可能なブレーキ作動装置と、回転可能な駆動部材と、
   ブレーキ作動装置の予め定めた移動に応答して駆動部材
   を自動的に回転する装置と、駆動部材と同軸でこれと隣
   接して配置され、かつ駆動部材に対して回転可能な従動
   部材と、従動部材によって駆動され、所定の回転方向へ
   の回転がブレーキ内のゆるみを減じ、反対方向への回転
   がブレーキ内のゆるみを増すように作用する回転可能な
   調節部材と、駆動部材を従動部材に結合し、ブレーキ摩
   擦面が接触状態にないときは、調節部材を回転するのに
   要するトルクよりも大きいが、ブレーキ摩擦面が接触状
   態にあるときは、調節部材を回転するのに要するトルク
   よりも小さく最大トルク伝達能力をもった状態で、所定
   の回転方向にトルクを伝達し、反対回転方向には、最大
   トルク伝達能力がこのような回転への摩擦抵抗に抗して
   、調節部材を回転するのに要するトルクよりも小さくす
   るトルク制限式コイルクラッチと、駆動部材を回転する
   装置と調節装置との間に、所定の回転方向に調節部材の
   回転を伴わずにブレーキ作動装置の予め定めたから運動
   を起ス部材とを具え、コイルクラッチが駆動部材と従動
   部材とを結合する単一の・クラッチコイルをもち、駆動
   部材と従動部材のいずれか一方が一端に筒状内孔を有し
   、他方が一方の部材の一端に隣接する末端に筒状外局面
   を有し、クラッチコイルが干渉はめ合い状態にて内孔内
   に受入れられた一端と、干渉はめ合い状態にて外周面を
   受入れた他端とをもっていることを特徴とするゆるみ調
   節装置。