JPS5917515B2 - シ−ズヒ−タの封口方法 - Google Patents
シ−ズヒ−タの封口方法Info
- Publication number
- JPS5917515B2 JPS5917515B2 JP12236378A JP12236378A JPS5917515B2 JP S5917515 B2 JPS5917515 B2 JP S5917515B2 JP 12236378 A JP12236378 A JP 12236378A JP 12236378 A JP12236378 A JP 12236378A JP S5917515 B2 JPS5917515 B2 JP S5917515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicone resin
- powder
- sheathed heater
- metal pipe
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシーズヒータの封口方法に関するものである。
従来のシーズヒータは第1図に示すように、金属パイプ
2とターミナル1が接続されたコイル状のヒータ線3と
の間に電気絶縁粉末、主にマグネシア粉4を充填してい
る。
2とターミナル1が接続されたコイル状のヒータ線3と
の間に電気絶縁粉末、主にマグネシア粉4を充填してい
る。
このマグネシア粉は吸湿性があるため、゜多湿雰囲気内
に長時間放置する5 とシーズヒータの絶縁抵抗を低下
させる。そこでこのマグネシア粉の吸湿を少なくするよ
うに、シーズヒータの端末をシリコンワニスや低融点の
ガラスで封止する方法がとられている。この場合、封口
体5がシリコンワニスでは端部温度を25010〜30
0℃で長時間使用すると、シリコンワニスは熱劣化し、
シール効果がなくなり絶縁抵抗を低下させる。また、低
融点ガラスの場合は、急熱、急冷やターミナルが曲つた
りするとクラックを生じ、その15封止効果がなくなり
、絶縁抵抗が低下してしまう欠点がある。
に長時間放置する5 とシーズヒータの絶縁抵抗を低下
させる。そこでこのマグネシア粉の吸湿を少なくするよ
うに、シーズヒータの端末をシリコンワニスや低融点の
ガラスで封止する方法がとられている。この場合、封口
体5がシリコンワニスでは端部温度を25010〜30
0℃で長時間使用すると、シリコンワニスは熱劣化し、
シール効果がなくなり絶縁抵抗を低下させる。また、低
融点ガラスの場合は、急熱、急冷やターミナルが曲つた
りするとクラックを生じ、その15封止効果がなくなり
、絶縁抵抗が低下してしまう欠点がある。
そこで、この発明は低融点ガラスに万−クラックが生じ
ても吸湿しない層を形成して絶縁低下を防止した端部シ
ール方法を開発したものである。
ても吸湿しない層を形成して絶縁低下を防止した端部シ
ール方法を開発したものである。
20以下、本発明の封口方法の一例につき説明する。
本発明はまず第2図のごとく金属パイプ2とターミナル
1が接続されたコイル状のヒータ線3との間にマグネシ
ア粉4を充填したものにメチル系のシリコンワニスを半
硬化させたシリコン樹脂粉625を金属パイプ2の端部
に充填し、その後該端部を徐々に加熱する。まず60−
100℃になると、シリコン樹脂粉6が溶融し、端部の
マグネシア粉4内に浸透する。さらに加熱を続けて15
0〜200℃になると303〜10分程度で、マグネシ
ア粉4中に浸透したシリコン樹脂6はゲル化が起り硬化
する。
1が接続されたコイル状のヒータ線3との間にマグネシ
ア粉4を充填したものにメチル系のシリコンワニスを半
硬化させたシリコン樹脂粉625を金属パイプ2の端部
に充填し、その後該端部を徐々に加熱する。まず60−
100℃になると、シリコン樹脂粉6が溶融し、端部の
マグネシア粉4内に浸透する。さらに加熱を続けて15
0〜200℃になると303〜10分程度で、マグネシ
ア粉4中に浸透したシリコン樹脂6はゲル化が起り硬化
する。
すると、第3図に示す様にマグネシア粉4とシリコン樹
脂6との硬化層Tが形成される。この硬化層Tには第4
図に示すごとくマグネシア粉4の粒子間を埋35める様
にシリコン樹脂6のゲル化物6aが形成される。この様
に硬化層Tが形成されたシーズヒータ端部に第3図に示
すごとくタブレツト状に成形された低融点ガラス8を挿
入し、該端部をさらに加熱して第5図のごとく低融点ガ
ラス8を溶融させて端末シールを完了するものである。
脂6との硬化層Tが形成される。この硬化層Tには第4
図に示すごとくマグネシア粉4の粒子間を埋35める様
にシリコン樹脂6のゲル化物6aが形成される。この様
に硬化層Tが形成されたシーズヒータ端部に第3図に示
すごとくタブレツト状に成形された低融点ガラス8を挿
入し、該端部をさらに加熱して第5図のごとく低融点ガ
ラス8を溶融させて端末シールを完了するものである。
以上のごとく、本発明による封口方法はメチル系のシリ
コンワニスを半硬化させたシリコン樹脂粉6を金属パイ
プ2の端部封口部に充填し、加熱溶融させてマグネシア
粉4中に浸透させ、さらに温度を高めてシリコン樹脂6
をゲル化させることにより、マグネシア粉4の粒子間に
ゲル化物6aが形成され、マグネシア粉4の粒子間をう
めつくす硬化層7が形成されるから、万一低融点ガラス
8にクラツクが発生してもその下にマグネシア粉4とシ
リコン樹脂6との硬化層7が形成されているから、湿気
の浸入を防止し絶縁抵抗の低下がない極めて安全性、信
頼性の高いシーズヒータを得ることができるものである
。
コンワニスを半硬化させたシリコン樹脂粉6を金属パイ
プ2の端部封口部に充填し、加熱溶融させてマグネシア
粉4中に浸透させ、さらに温度を高めてシリコン樹脂6
をゲル化させることにより、マグネシア粉4の粒子間に
ゲル化物6aが形成され、マグネシア粉4の粒子間をう
めつくす硬化層7が形成されるから、万一低融点ガラス
8にクラツクが発生してもその下にマグネシア粉4とシ
リコン樹脂6との硬化層7が形成されているから、湿気
の浸入を防止し絶縁抵抗の低下がない極めて安全性、信
頼性の高いシーズヒータを得ることができるものである
。
尚、シリコン樹脂をタブレツト状にすれば作業性がさら
に向上するものであり、また低融点ガラス8は粉末状の
ものでも同様の効果を得ることができるものである。
に向上するものであり、また低融点ガラス8は粉末状の
ものでも同様の効果を得ることができるものである。
第1図は従来のシーズヒータの断面図、第2図〜第5図
は本発明の封口方法を示すもので、第2図は加熱工程前
の状態を示す断面図、第3図は第2図の加熱工程完了後
で次の加熱工程前の状態に示す断面図、第4図は第3図
A部の拡大図、第5図は完成状態を示す断面図である。 図中、1はターミナル、2は金属パイプ、3はヒータ線
、4はマグネシア粉、6はシリコン樹脂粉、7は硬化層
、8は低融点ガラスである。
は本発明の封口方法を示すもので、第2図は加熱工程前
の状態を示す断面図、第3図は第2図の加熱工程完了後
で次の加熱工程前の状態に示す断面図、第4図は第3図
A部の拡大図、第5図は完成状態を示す断面図である。 図中、1はターミナル、2は金属パイプ、3はヒータ線
、4はマグネシア粉、6はシリコン樹脂粉、7は硬化層
、8は低融点ガラスである。
Claims (1)
- 1 ヒータ線と電気絶縁粉末をあらかじめ内装した金属
パイプの端部封口部に、粉あるいはタブレット状に成形
されたシリコン樹脂を挿入し、該端部を加熱してシリコ
ン樹脂を溶融させ、端部の電気絶縁粉末中に浸透させた
後、さらに加熱を続けて該シリコン樹脂をゲル化させる
ことにより、電気絶縁粉末の粒子間をうめつくす硬化層
を形成させ、次いで該端部に粉あるいはタブレット状に
成形された低融点ガラスを挿入し、加熱溶融させること
を特徴とするシーズヒータの封口方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12236378A JPS5917515B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | シ−ズヒ−タの封口方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12236378A JPS5917515B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | シ−ズヒ−タの封口方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549884A JPS5549884A (en) | 1980-04-10 |
JPS5917515B2 true JPS5917515B2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=14834023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12236378A Expired JPS5917515B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | シ−ズヒ−タの封口方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917515B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069424U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | 古河電気工業株式会社 | 光フアイバケ−ブル入り移動用平型ケ−ブル |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP12236378A patent/JPS5917515B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069424U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | 古河電気工業株式会社 | 光フアイバケ−ブル入り移動用平型ケ−ブル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549884A (en) | 1980-04-10 |
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