JPS59175110A - 巻鉄心形静止誘導電器 - Google Patents

巻鉄心形静止誘導電器

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JPS59175110A
JPS59175110A JP58050807A JP5080783A JPS59175110A JP S59175110 A JPS59175110 A JP S59175110A JP 58050807 A JP58050807 A JP 58050807A JP 5080783 A JP5080783 A JP 5080783A JP S59175110 A JPS59175110 A JP S59175110A
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wound
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core
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乾 芳彰
Tomoe Kurosawa
黒沢 巴
Yasuaki Suzuki
安昭 鈴木
Shigeo Kikuchi
菊池 茂夫
Masaru Sakamoto
勝 坂本
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/245Magnetic cores made from sheets, e.g. grain-oriented
    • H01F27/2455Magnetic cores made from sheets, e.g. grain-oriented using bent laminations

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  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は変圧器やりアクドルの如き巻妖心形静止誘導電
器に係り、特に非晶質磁性金属薄帯の如き磁性材料を用
いた巻鉄心形静止訪導電器に関するものである。
〔発明の背景〕
一般に、溶融金属を急冷して形成する20〜30μmの
非晶質磁性金属薄帯(以下金属薄帯と略称する)は、損
失が硅素鋼板の数分の1以下と小さいため、変圧器など
静止誘導電器の巻鉄心の磁性材料として用いれば、鉄損
を従来のものにくらべ太幅に減少できることから、いく
つかの鉄心構造が提案されている。それらのうち、鉄心
の断面と巻線の断面をほぼ同じ長方形状にして、鉄心と
巻線間の空間をできるだけ小さくした小型軽量なラップ
鉄心構造が知られている。(特開昭57−35309号
公報参照)このラップ鉄心構造を第1図に示しており、
1は所定長さ寸法の複数枚の金属薄帯を巻回してなる巻
鉄心、2は鉄心1の脚部1人に装着する巻線、鉄心1の
上方の継鉄部IBは所定長さに切断した金属薄板が互い
に突合せ接合させ、しかもその接合個所が順にずれるよ
うにしたラップ部、部分3(以下ステップラップ部と称
する)を備えている。
巻鉄心1は、金属薄帯の複数枚を巻回して構成されてお
り、上部の継鉄部IBにおけるステップランプ部4では
、第2図に示すように複数板の金属薄帯4を一つの単位
として、微小なギャップ5を介して互いに突き合わされ
ており、更に各ギャップ5が階段状になってこれが繰返
されるラップ接合構造とされ、第2図の例ではステップ
ラップ接合が5段となっている。(以下ステップラップ
段数nと称する)所定長さ寸法の複数板の金属薄板の集
合がギャップ5を介在させて突き合され、このステップ
ラップ段数n=5が1ブロツクとなシ、これが何回も繰
シ返され、ステップラップ部3が構成される。
このようなステップラップ部3をもったラップ鉄心構造
は、次に述べるような問題がある。その1つは、第2図
に示すステップラップ部3では、各単位のギャップ5の
ため、金属薄帯4を流れてきた磁束は、矢印のようにギ
ャップ5をはさむ上下の金属薄帯4に分れて流れること
から、実質的に鉄心断面積が小さくなってくる。また別
の問題として金属薄帯4は、現状のものは20〜35μ
m程度と薄いから、数枚から数10枚を1単位として、
あたかも1枚の如く取扱うことが多い。このため、通常
電力用変圧器で使われている300μm程度の硅素鋼板
に比較して、製作時に端部をきつち如揃えることが難し
いし、更に金属薄帯4は表面がすベシ易い性質を持って
いることもあって、ギャップ5ができ易い。このことは
、ギャップ5部でのわたシ磁束の分布を不均一にし、鉄
心の部分飽和を生じさせるので、鉄心としての実効断面
積を一層小さくさせる。
ステップランプ段数nを順に変化させ、ステップランプ
s3における鉄心の実効断面積Sm1−  と鉄心の脚
部での実効断面積Scとの比を破線で、また鉄心中の平
均磁束密度BsLと鉄心の脚部での平均磁束密度Bcと
の比を実線でそれぞれ第3図に示している。ステップラ
ップ段数n−5の場合、ステップラップ部3での実効断
面積SsLは、鉄心の脚部での実効断面積Sc値の0.
8倍となシ、平均磁束密度BaLは鉄心の脚部の平均磁
束密度BaO値の1.25倍となる。ステップラップ段
数n=10と極端に多くした場合でも、鉄心中の平均磁
束密度BaLは1.11倍と大きくなる。
一方、非晶質磁性金属薄帯のように飽和磁束密度が1.
6T(テスラ)程度と低く、シかも通常の硅素鋼板に比
べて価格の冒い材料で鉄心を構成する場合、鉄心寸法、
重量をできる限り小さくしなければ経済的でない。それ
故、鉄心としての使用磁束密度Bcはできる限り大きく
シナければならないが、鉄心中の平均磁束密度Bstか
、鉄1心O脚部での平均磁束密度Bcより大きくなるの
を、できるだけ避けたい要望がある。第1表に鉄心の脚
部の平均磁束密度Bcを1.30T、1.35T。
1.40Tに選定した場合に、金属薄板で形成する巻鉄
心lのステップラップ部3の平均磁束密度Bgt が、
どのような値となるかを示している。
この第1表よシ、鉄心の脚部の平均磁束密度Bcが、比
較的低い値である1、30Tで使用した場合を考えてみ
ると、ステップラップ段数n=5ではステップラップ部
3の平均磁束密度Batは1.63Tと飽和磁束密度を
越えることになる。このため、ステップランプ部3で鉄
心1が部分的に飽和し、この部分で、鉄心よりタンクや
締金具や巻線なすに磁束が漏れ、この結果、ステップラ
ップ部3での損失、励磁容量が急激に増大し、鉄心1の
全体としての磁気特性も著るしく悪くなる。更に、ステ
ップラップ部3からの漏れ磁束によシ、変圧器を構成す
る上述した各部材に渦電流損を発生させ、励磁時の損失
すなわち無負荷損を増大させることになる。ステップラ
ップ段数n=10と極端に多くした場合でも、平均磁束
密度Batは1.44 Tである。現状の金属薄帯の特
性では、1.40Tを越えた付近よυ急に磁気特性が悪
くなることが多いため、鉄心の脚部で1.30 Tと特
性の良好な付近に設定したとしても、鉄心1全体の特性
を悪化させることになる。従来のステップラップ構造で
は、上述したような問題が金属薄帯を用いて形成した巻
鉄心では著るしく表われてくる。
こうした問題点を補なう手段として第1には、ステップ
ラップ構造で巻鉄心全体にわたシ断面積を大きくする方
式があるが、これは巻鉄心が大型化し重量が増加するの
で利点が少ない。また、第2の手段としては、巻線2を
脚部IAに装着する巻鉄心1の形成に用いる所定長さ寸
法の複数枚の金属薄帯4は、ヌテンプラツプ方式のもの
より長く切断しておき、この各金属薄帯4を巻回して鉄
心1を形成する際に、上方の継鉄相当部分IBにおいて
順に所定寸法を重ね合せる重ね接合方式がおる。(特開
昭57−106011号参照)このような巻鉄心10重
ね接合部6では実質的に鉄心の実効断面積SaLは、巻
線2を装着する鉄心1の脚部IAの実効断面積8cの2
倍、平均磁束密度は脚部1人での半分となる。この結果
、重ねラップ部6での損失は大幅に減少し、重ね接合部
6では鉄心外に漏れる磁束はほとんどなくなる。
しかし、重ね接合部6ではその厚さが鉄心1の脚部IA
厚さの2倍となシ、継鉄部IBの寸法、重量が増加し、
鉄心全体を大型重量化する欠点がめるし、重ね接合部6
0両端では金属薄帯4とギャップ7が交互にならび、櫛
歯状になっているため、向応力による歪を受は易く、金
属薄帯4の特性劣化を招き易い恐れもある。
〔発明の目的〕
本発明の巻鉄心形静止誘導電器の目的は、複数(9) 枚の磁性材料を用いて構成する静止誘導電器を小形軽量
化すると共に、よ多像損失化を図シ製作できるようにす
ることにおる。
〔発明の概要〕
本発明では、所定寸法に切断した複数枚の磁性材料を巻
回して巻鉄心を形成し、この巻鉄心に巻線を装着して巻
鉄心形静止誘導電器を構成する際に、この巻鉄心は少な
くとも2つの接合方式の異なるブロックから形成するよ
うになし、これらブロックは所定長さの磁性材料を一単
位として突き合せ接合し、かつ各単位は突き合せ接合部
が順にずれるステップラップ接合にて形成するものと、
所定長さの磁性材料を一単位とし、かつ各単位はそれぞ
れ接合部を重ね接合としたものとを組合せるようにした
ものであシ、この2種の接合方式の適切な組合せによる
巻鉄心構造によシ、所期の目的を達成するようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕
本発明を巻鉄心形質圧器に適用した各実施例を第5図か
ら第8図に従来と同一部分は同符号でそ(10) れぞれ示している。これらの実施例のうち第5図に示す
ものは、巻線2を装着する巻鉄心1は、従来と同様に所
定長さ寸法に切断した複数枚の金属薄板4を一単位とし
て、この複数単位を巻回して形成し、この例における巻
鉄心1での接合部分は上方の継鉄18部分に位置させて
いる。この巻鉄心1は、接合方式の異なる2つのブロッ
ク10゜11から構成されており、この一方である内側
のブロック11は、金属薄帯4の積層である各単位を突
き合せ接合でしかもその接合部分が順にずれるようにし
たステップラップ接合方式にて形成され、他方の外側の
ブロック10は、複数枚の金属薄帯4の積層である各単
位を順に重ね接合する接合方式にて形成されている。し
たがって、巻鉄心1の継鉄部IBとしてみると、ステッ
プラップ接合方式と重ね接合方式とが共存したハイブリ
ット接合部となっている。
このハイブリット接合部をなす外側のブロックlOの重
ね接合部は、巻鉄心1の内側から外側にゆくに従って太
きくしておシ、シかも重ね接合部(11) において、巻鉄心1の内側での重ね接合の寸法Lcは、
巻鉄心lの窓内幅寸法Lwよシ太きくし、これによって
巻鉄心1の接合部分のずれをなくすようにしている。ま
た内側のブロック11の各単位におけるステップラップ
接合部は、第5図ではステップランプ段数n−5の構造
である。
いま、巻鉄心1のステップラップ接合部の鉄心厚さをT
 s tc、重ね接合部の厚さをTtC,巻鉄心の脚部
IAでの鉄心厚さをTcとし、説明を簡単にするため、
巻鉄心1は全て同じ幅Wを持つ金属f#帯4で構成され
ているとする。
巻鉄心1の脚部IAの断面積のうち、継鉄部lBで重ね
接合にするブロック10の割合いをハイブリッド比P(
0<P<1.0)とすると、継鉄IBのハイブリッド部
での平均磁束密度Bytは、脚部IAの平均磁束密度B
e、ステップラップ段数01ハイブリツド比Pから、次
の(1)式で表わされる。
e B□−1・・・・・・・・・(1) (1−−+P) (12) 前述したように、金属薄帯でid: ]、、 4 Tを
越えると、磁気特性が急激に悪くなることから、接合部
での磁束密度はせいぜい1.45T以下に設定されるか
ら、(1)式は次の(2)式となる。
上記の(2)式よシ脚部の平均磁束密度Beをパラメー
タとして、ステップラップ段数nとハイブリッド比Pの
値の組合せが決定される。実用的な脚部の平均磁束密度
BaO値は1.3〜1.4T、ステラ、      ス
テップ段数nは3〜7段でめシ、これらに対してハイブ
リッド比Pの値を示すと次の第2表に示すようになる。
第 2表 ステップラップ段数n−3の場合も考えられるが、実用
的にはステップラップ段数n=5〜7脚部の平均磁束密
度Bc=1.3〜1.4Tの範囲であシ、この時のハイ
ブリッド比Pの値すなわち重ね接合構造にする割合いは
5%(P−0,05)程度よシ大きくすれば十分で、か
つ上限で20X籾度でよいことになる。この時、ハイブ
リッド部分での継鉄IBの厚さTアtは、下記の(3)
式で表わされる。
Ty t−Ts +Tstc Ty s = (1+ P ) Tc     ・・・
・・・・・・・・・(3)第2表中に示すようにTアt
は巻鉄心lの脚部IAの厚さTcの5〜20%増加だけ
で済むこと(14) になる。この値は、従来の第4図に示す巻鉄心の全ての
重ね接合構造における100%増加に比較して、1/2
0〜115であシ、大幅な寸法低減が図れることになる
ハイブリッド部での平均磁束密度Bytの上限値を1.
45Tよυ1.40Tとした場合は、第2表のハイブリ
ッド比Pの値はほぼ0.03づつ大きくなる。例えば例
1では脚部の平均磁束密度Bc=1.30Tsステンプ
ランプ段数n=7のときノ・イプリヅド比P=0.07
、例2では脚部の千5均磁束密度Be−1,40、ステ
ップランプ段数n=5のときハイブリッド比P = 0
.20となる。この時でも継鉄IBの厚さTytは、は
ぼ脚部IAでの値の7%〜20%程度の増加に収まって
いる。
すなわち、巻鉄心lに第5図に示す如きノ・イブリッド
接合構造を用いれば、例3のステップラップ段数n−3
の場合を除き、継鉄IBの接合部の厚さを5〜20%増
すだけで、継鉄IBの接合部での磁束密度を損失、励磁
容量が急激に大きくなる直前の、かつ巻鉄心からの漏れ
磁束も生じさせ(15) ぬ程度の適切な値に設定できるようになる。これは、全
てを重ね接合構造とするものにくらべ、巻鉄心lの全体
にわたシ磁束密度をほぼ同一とした設計が可能となるこ
とを示しておシ、小型軽量でかつ低損失の変圧器を得る
ことかできることとなる。また、金属薄帯4は一般に高
価であるから、巻鉄心の小型化は、変圧器の価格低減に
も効果がある。更に、金属薄帯を用いてステップラップ
接合構造の巻鉄心を構成する場合、ゆるみのためステッ
プラップ部での各ギャップが大きくなシがちで磁気特性
悪化を招き、経年安定性を悪化させる恐れがあるのに対
して、本発明の巻鉄心では外側のブロック10の重ね接
合構造が、ステップラップ部のゆるみを防ぐ役目をする
ので、この欠点をなくすことができる。また、重ね接合
部での重なり部寸法Lcが、巻鉄心の窓内幅Lwよυ大
きくしたり、重ね接合の寸法を巻鉄心の内側より外側の
単位にゆくにつれて順に大きくすれば、重ね接合部分の
ギャップ7の長さを、全て同一の重ね接合にする場合よ
り著るしく小さくする効果かめる。
(16) その結果、曲げ応力による歪をうけにくくなり、低損失
化、低励磁容量化が更に可能になると共に、製作にとも
なう磁気特性劣化、並びに運転にともなう経年劣化の要
因を少なくするため、信頼度の高い変圧器を得ることが
できる利点がめる。
上記においては巻鉄心幅を同一として説明したが、本発
明では巻鉄心の内側、中央、外側においてその幅が異な
る場合でもステップラップ接合のブロックと重ね接合の
ブロックの構成比率を多少変化させるだけで同様の効果
を達成することができる。
更にまた、第5図の巻鉄心1の例では外側のブロック1
0を重ね接合、内側のブロック11をステップランプ接
合とした場合で説明したが、この接合方式を内側及び外
側で逆にし、ハイブリッド比Pを適切に選定して製作し
ても、小型軽量で低損失の巻鉄心形変圧器を製作するこ
とができる。
本発明の他の実施例である第6図に示すものは、巻鉄心
1を外側、中央、内側の3つのブロック10.11.1
2から構成するようにしたもので、(17) 外側ばかシでなく内側の両ブロック10.12の各単位
を重ね接合として、中央のステップラップ接合のブロッ
ク11を双方で挾持する構造としたものでおり、このよ
うな構造とすれば上述の効果を達成できるばかりか、ス
テップラップ接合部分のゆるみによるギャップ5のずれ
が生じにくくなるから、巻鉄心の磁気特性がより安定す
るようになる効果がある。
巻鉄心を構成する接合方式の異なるブロックの数は、巻
鉄心の磁気特性及び製作のし易さなどを考慮して適切に
選定する。
本発明の変形例でおる第7図及び第8図に示す巻鉄心1
は、第5図の例と同様に2つのブロック10.11から
構成されるものであるが、ブロック11のステップラッ
プ接合部のギャップ5の位置、或いは個数を内側よシ外
側にゆくに従がって、変化させたものである。ブロック
11のステップラップ接合部を、第7図のようにギャッ
プ5の数は同一でもその位置を変化させると、ステップ
ラップ接合構造の短所である巻鉄心の実効断面積を(1
8) 大きくとることができる。従がって、第2表に示した重
ね接合部のノ・イブリッド比Pを更に小さくでき、巻鉄
心1をより小型軽量化できる。また、縞8図はブロック
11のステップラップ接合によるギャップ5の数を、内
側では少ない4個所、外側に行くに従かい5個所、6個
所と増したもので、この場合においても第7図の実施例
と同じような効果を達成できる。
上述した巻鉄心の鉄心材料としては、非晶質磁性金属薄
帯を主体に説明してきたが、溶湯急冷法により作られる
5〜6.5%硅紫含有の高硅素鋼板なども、はぼ非晶質
磁性金属薄帯と同じ特性を持っているので、この1枚以
上を1単位として巻回形成する巻鉄心にしても同様に適
用できるし、また通常の硅素鋼板に適用してこの1枚以
上を1単位として巻回形成するようにしても、その特性
をよシ発揮させ得る。
〔見間の効果〕
本発明のように巻鉄心形静止誘導電器を構成すれば、巻
鉄心の全体にわたり磁束密度はほぼ同一(19) にできるから、小型軽量でしかも低損失の巻鉄心形静止
誘導電器を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻鉄心形変圧器を示す彼略正面図、第2
図は第1図の要部拡大図、第3図は巻鉄心のステップラ
ンプ段数と磁束密度及び断面積との関係図、第4図は従
来の別の巻鉄心形変圧器を示す概略正面図、第5図から
第8図はそれぞれ本発明を適用した巻鉄心形変圧器の異
なる例を示す要部拡大図でめる。 l・・・巻鉄心、lA・・・脚部、lB・・・継鉄部、
2・・・巻線、3・・・ステップラップ部、4・・・非
晶質磁性金属薄帯、5・・・ギャップ、6・・・重ね接
合部、10゜(20) 第4図 ら   グ 、      、tF3 1 1   1 1 11じ 11  l 1 2 11  1 ( 2’  l   l  )−/Δ 1 1   1 1 1 I   11 11    I  1 1  1      I   1 1萄戸F

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定長さ寸法に切断した複数枚の磁性材料を巻回し
    て巻鉄心を形成し、前記巻鉄心に巻線を装着するものに
    おいて、前記巻鉄心はそれぞれ複数枚の磁性材料を巻回
    して形成する少なくとも2つの接合方式の異なるブロッ
    クに区分し、前記ブロックは所定長さ寸法の磁性材料を
    一単位として突き合わせ接合し、かつ各単位の突き合せ
    接合部が順にずれるステップラップ接合にて形成するも
    のと、所定長さ寸法の磁性桐料を一単位として各単位を
    それぞれ重ね接合にて形成したものから構成したことを
    特徴とする巻鉄心形静止誘導電器。 2、特許請求の範囲第1項において、前記巻鉄心は接合
    方式の異なる内側及び外側の2つのブロックから成シ、
    外側に位置するブロックを重ね接合にて形成したことを
    特徴とする巻鉄心形静止誘導電器。 3、特許請求の範囲第1項において、前記巻鉄心は接合
    方式の異なる内側及び外側の2つのブロックから成シ、
    内側に位置するブロックを重ね接合にて形成したことを
    特徴とする巻鉄心形静止誘導電器。 4、特許請求の範囲第1項において、前記巻鉄心は内側
    、中央及び外側の3つのブロックから成シ、内側及び外
    側に位置するブロックを重ね接合にて形成したことを特
    徴とする巻鉄心形静止誘導電器。 5、特許請求の範囲第1項において、ステップラップ接
    合にて形成するブロックは、所定のステップ枚数を繰返
    す複数の単位から形成したことを特徴とする巻鉄心形静
    止誘導電器。 6、特許請求の範囲第1項において、ステップラップ接
    合にて形成するブロックは、内側から外側に行くに従か
    いそのステップラップ枚数を増加させたことを特徴とす
    る巻鉄心形静止誘導電器。 7、%許請求の範囲第1項又は第5項において、ステッ
    プラップ接合にて形成するブロックは、そのステップラ
    ップ接合部を末広状に配置したことを特徴とする巻鉄心
    形静止誘導電器。 8、特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項又は第
    4項において、重ね接合にて形成するブロックは、その
    各単位の重ね+&台外寸法内側から外側に行くに従かい
    順に太きくしたことを特徴とする巻鉄心形静止誘導電器
JP58050807A 1983-03-24 1983-03-24 巻鉄心形静止誘導電器 Granted JPS59175110A (ja)

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