JPS5917450B2 - 漢字入力装置 - Google Patents
漢字入力装置Info
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- JPS5917450B2 JPS5917450B2 JP54127366A JP12736679A JPS5917450B2 JP S5917450 B2 JPS5917450 B2 JP S5917450B2 JP 54127366 A JP54127366 A JP 54127366A JP 12736679 A JP12736679 A JP 12736679A JP S5917450 B2 JPS5917450 B2 JP S5917450B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は漢字を含む文章を電算機等に入力する装置で、
漢字等のコードを入力すると同時にその入力した漢字等
の文書上における位置情報、或は該位置情報から特定の
ファンクションコードも自動的に入力し、且つその結果
を文書形式で同時にモニタ出来る漢字入力装置に係るも
のである。
漢字等のコードを入力すると同時にその入力した漢字等
の文書上における位置情報、或は該位置情報から特定の
ファンクションコードも自動的に入力し、且つその結果
を文書形式で同時にモニタ出来る漢字入力装置に係るも
のである。
従来漢字入力装置として鍵盤さん孔機その他各種の入力
装置が開発されていた。これらの従来の装置はいずれも
入力しつゝある文字が文書上のどの位置にあるか、換言
すれば何頁の何行目にあるかという情報を自動的に入力
する性能を有していなかつた。従つて改行、字詰等の情
報は手動によつて各種のファンクションキーによつて入
力しなければならなかつた。その為入力の間違いや、入
力速度の低下等の欠点を生じていた。この欠点を除き、
入力速度の向上、入力の間違いの減少、組版情報の自動
入力、校正作業の合理化等数多くの利点を得ることを目
的とした、文字を入力すると同時にその文書上の位置情
報、或は該位置情報から特定のファンクションコードも
自動的に入力し、且つその入力結果を文書形式で同時モ
ニタ出来る装置が開発されている。
装置が開発されていた。これらの従来の装置はいずれも
入力しつゝある文字が文書上のどの位置にあるか、換言
すれば何頁の何行目にあるかという情報を自動的に入力
する性能を有していなかつた。従つて改行、字詰等の情
報は手動によつて各種のファンクションキーによつて入
力しなければならなかつた。その為入力の間違いや、入
力速度の低下等の欠点を生じていた。この欠点を除き、
入力速度の向上、入力の間違いの減少、組版情報の自動
入力、校正作業の合理化等数多くの利点を得ることを目
的とした、文字を入力すると同時にその文書上の位置情
報、或は該位置情報から特定のファンクションコードも
自動的に入力し、且つその入力結果を文書形式で同時モ
ニタ出来る装置が開発されている。
ところがこの装置では紙の湿度等による伸縮や、位置情
報を得るセンサ及び伝達系の製造上及び経時変化等によ
つて、得られた位置情報に誤差を生ずるため正確な情報
が得られないという欠点がある。このため複数台の装置
を使用していた場合、装置の互換性が乏しくなり、他の
装置で印字したモニタの校正は困難な場合も生じたり、
誤つた特定ファンクションコードを出力してしまう場合
もある。このように従来の方法では印字位置情報の誤差
から作業能率の低下、労力の増大等の欠点を生じていた
。
報を得るセンサ及び伝達系の製造上及び経時変化等によ
つて、得られた位置情報に誤差を生ずるため正確な情報
が得られないという欠点がある。このため複数台の装置
を使用していた場合、装置の互換性が乏しくなり、他の
装置で印字したモニタの校正は困難な場合も生じたり、
誤つた特定ファンクションコードを出力してしまう場合
もある。このように従来の方法では印字位置情報の誤差
から作業能率の低下、労力の増大等の欠点を生じていた
。
本発明は印字位置情報の誤差を極めて少なくすることが
でき、文字の印字と同時にその文字の文書上の位置情報
或は位置情報から特定のファンクションコードと共にそ
の文字コードを入力できる装置に関するもので、作業能
率の向上、入力の間違いの減少等多大の利点を得ること
を目的とする装置である。
でき、文字の印字と同時にその文字の文書上の位置情報
或は位置情報から特定のファンクションコードと共にそ
の文字コードを入力できる装置に関するもので、作業能
率の向上、入力の間違いの減少等多大の利点を得ること
を目的とする装置である。
以下その詳細を説明する。
第1図に本発明の漢字入力装置の概略図を示す。
第1図で1は印字と入力に使用する活字様のブロック(
以下活字という)の群を収納した活字収納箱、2は活字
群中より特定の活字を抜き出してプラテン上の紙に印字
するハンマ、3はハンマ2を操作する手動のハンドル、
4は印字される紙を巻きつけておくプラテン、5はハン
マ2にはさまれた活字から、その活字の側面に付けられ
たその活字の字種を表わすコードを読み出すコード識別
装置で、通常プラテン4の近傍に設けられ、活字がプラ
テン4に衝突印字する直前に活字コードを識別する。ハ
ンマ2、ハンドル3は台6に固定されており、プラテン
4は、台6の上を左右に動かせる台座7に取付けられた
軸受け8に矢印方向に回転可能に支えられている。
以下活字という)の群を収納した活字収納箱、2は活字
群中より特定の活字を抜き出してプラテン上の紙に印字
するハンマ、3はハンマ2を操作する手動のハンドル、
4は印字される紙を巻きつけておくプラテン、5はハン
マ2にはさまれた活字から、その活字の側面に付けられ
たその活字の字種を表わすコードを読み出すコード識別
装置で、通常プラテン4の近傍に設けられ、活字がプラ
テン4に衝突印字する直前に活字コードを識別する。ハ
ンマ2、ハンドル3は台6に固定されており、プラテン
4は、台6の上を左右に動かせる台座7に取付けられた
軸受け8に矢印方向に回転可能に支えられている。
プラテン4には用紙9が巻きつけられている。台6はハ
ンドル3と一体となつて活字収納箱1の上を前後左右に
動くことが出来、ハンマ2を所望の活字の真上にもつて
くることが出来るようになつている。
ンドル3と一体となつて活字収納箱1の上を前後左右に
動くことが出来、ハンマ2を所望の活字の真上にもつて
くることが出来るようになつている。
次に第1図の装置を用いてオペレータが文を入力する手
順を説明する。
順を説明する。
オペレータは先ず入力すべき文字に相当する活字を活字
収納箱1の中から探し出し、その活字の所にハンマ2を
移動させ、その位置でハンドル3を操作してその活字を
拾い上げてプラテン4の上の紙9上にその活字で印字す
る。
収納箱1の中から探し出し、その活字の所にハンマ2を
移動させ、その位置でハンドル3を操作してその活字を
拾い上げてプラテン4の上の紙9上にその活字で印字す
る。
以上の操作中で活字が印字する直前にその活字がコード
識別装置5の前を通過するので、そこでその活字コード
が読み取られ、電算機等への入力信号として出力され、
紙テープパンチ等にさん孔される。
識別装置5の前を通過するので、そこでその活字コード
が読み取られ、電算機等への入力信号として出力され、
紙テープパンチ等にさん孔される。
上述のような入力操作であるから、本発明の入力装置は
紙面上にモニタ印字された文字と電気信号として取り出
された文字コードとは常に一致しているという特長をも
つている。
紙面上にモニタ印字された文字と電気信号として取り出
された文字コードとは常に一致しているという特長をも
つている。
本発明の入力装置は上述の説明の入力装置に更に紙面9
の上における文字の印字位置を紙面9の上に定めたある
点を原点とする座標値を検出し、座標値或はその座標値
から特定のフアンクシヨンコードを自動的に出力する装
置を付加したものである。
の上における文字の印字位置を紙面9の上に定めたある
点を原点とする座標値を検出し、座標値或はその座標値
から特定のフアンクシヨンコードを自動的に出力する装
置を付加したものである。
第2図に印字位置の座標値を検出するために第1図の装
置に付加する装置の一例の概略構造図を図示する。
置に付加する装置の一例の概略構造図を図示する。
第2図で10はプラテン4の一端に取付けられた歯車、
11は台座7に取付けられた歯車10とかみ合う歯車、
12は歯車10と同期して動く歯車10の回転角度及び
回転方向の検出装置、13は台座7に取りつけられたラ
ツク、14はこのラツクとかみ合う歯車、15は歯車1
4と同期して動く歯車14の回転角度及び回転方向の検
出装置である。
11は台座7に取付けられた歯車10とかみ合う歯車、
12は歯車10と同期して動く歯車10の回転角度及び
回転方向の検出装置、13は台座7に取りつけられたラ
ツク、14はこのラツクとかみ合う歯車、15は歯車1
4と同期して動く歯車14の回転角度及び回転方向の検
出装置である。
第2図では、第1図に示されているハンマ2やハンドル
3、コード識別装置5等が省略されて図示されていない
が、これは図面を分り易くするために省略して図示して
いないだけで第2図の装置にもこれらの装置は付いてい
る。
3、コード識別装置5等が省略されて図示されていない
が、これは図面を分り易くするために省略して図示して
いないだけで第2図の装置にもこれらの装置は付いてい
る。
第2図の装置を用いてオペレータが紙面9上の適当な場
所に印字しようとしてプラテン4を左右に動かしたとす
ると、その時のプラテン4の動きはラツク13を通じて
歯車14に伝えられ、その動きは検出装置15で読み取
られ、左又は右にどれだけ動かされたかの情報を得るこ
とが出来る。
所に印字しようとしてプラテン4を左右に動かしたとす
ると、その時のプラテン4の動きはラツク13を通じて
歯車14に伝えられ、その動きは検出装置15で読み取
られ、左又は右にどれだけ動かされたかの情報を得るこ
とが出来る。
換言すれば紙面9上の横方向即ちX方向の情報は検出装
置15から読み取られる。同様にして紙面9上の縦方向
即ちY方向の情報は歯車10,11と検出装置12から
読み取られる。
置15から読み取られる。同様にして紙面9上の縦方向
即ちY方向の情報は歯車10,11と検出装置12から
読み取られる。
次に上述のX,Y情報の検出装置の具体例について説明
する。
する。
このX,Y情報の検出装置としては、ロータリエンコー
ダとして一般的に知られており、このロータリ・エンコ
ーダは円板に記録されているパターンを検出し、1,0
の2値信号に変換し、出力として送出するものであり、
現在は検出する方法として光学的に検出する方法が代表
的となつている。
ダとして一般的に知られており、このロータリ・エンコ
ーダは円板に記録されているパターンを検出し、1,0
の2値信号に変換し、出力として送出するものであり、
現在は検出する方法として光学的に検出する方法が代表
的となつている。
又このロータリ・エンコーダの出力形式は大別すると2
種類に分類され、先ずアブソリユートエンコーダと呼ば
れるものであり、これは回転原点を基準にして1回転の
何分割目かの情報を2進信号で表わされた絶対値で表わ
すことができるものである。
種類に分類され、先ずアブソリユートエンコーダと呼ば
れるものであり、これは回転原点を基準にして1回転の
何分割目かの情報を2進信号で表わされた絶対値で表わ
すことができるものである。
たとえば1回転を256分割したアブソリユートエンコ
ーダの出力は、純2進法で表わされ出力では20〜27
で表わされる。
ーダの出力は、純2進法で表わされ出力では20〜27
で表わされる。
8ビツトで全ての角度を表わすことができる。
今原点をO番目としたとき100番目は(0,0,1,
0,0,1,1,0)で表わされる。次にインクリメン
タルエンコーダと呼ばれるものであり、これは1回転の
間に分割数だけ1,0信号が交互に出力され、その数を
計数することによつてどれだけ回転したか判別すること
ができる。
0,0,1,1,0)で表わされる。次にインクリメン
タルエンコーダと呼ばれるものであり、これは1回転の
間に分割数だけ1,0信号が交互に出力され、その数を
計数することによつてどれだけ回転したか判別すること
ができる。
しかし、1トラツクの1,0信号だけでは右回転か左回
転か判別することは困難である。そこで2トラツクでそ
の位相が1/4ピツチ異なるように配置された信号出力
を得ることによつて方向を判別することができるため計
数値を漸増漸減できる。従つて2トラツクから得られる
信号を増減計数することによつて基準点からの方向及び
位置を判別することができる。上述の説明で検出装置に
ロータリ・エンコーダを用いたが、この代りに直接的な
検出装置を用いることも勿論可能である。
転か判別することは困難である。そこで2トラツクでそ
の位相が1/4ピツチ異なるように配置された信号出力
を得ることによつて方向を判別することができるため計
数値を漸増漸減できる。従つて2トラツクから得られる
信号を増減計数することによつて基準点からの方向及び
位置を判別することができる。上述の説明で検出装置に
ロータリ・エンコーダを用いたが、この代りに直接的な
検出装置を用いることも勿論可能である。
次に検出装置12,15から得られる情報から印字位置
を示す情報をどのように得るかについて説明する。
を示す情報をどのように得るかについて説明する。
又検出装置としてアブソリユート・ロータリ・エンコー
ドを用いた場合について説明する。第3図はX,Y座標
算出のための回路の一実施例である。
ドを用いた場合について説明する。第3図はX,Y座標
算出のための回路の一実施例である。
第3図中16−X及び16−YはX軸及びY軸の座標を
検出するためのアブソリユートロタリ・エンコーダ、1
7−X,l7−Yは原点信号19が到来したときのエン
コーダ16−X及び16−Yの出力情報を記憶するX軸
及びY軸の原点座標メモリ、18−Y及び18−XはX
軸及びY軸原点座標からの移動量算出回路、19は原点
座標を記憶させるための信号、20は活字コード識別回
路である。又第4図は紙面上に印字した一例を示す。
検出するためのアブソリユートロタリ・エンコーダ、1
7−X,l7−Yは原点信号19が到来したときのエン
コーダ16−X及び16−Yの出力情報を記憶するX軸
及びY軸の原点座標メモリ、18−Y及び18−XはX
軸及びY軸原点座標からの移動量算出回路、19は原点
座標を記憶させるための信号、20は活字コード識別回
路である。又第4図は紙面上に印字した一例を示す。
第4図で9は紙、21は紙9上で予め定められた所に印
刷されている原点を示す印である。
刷されている原点を示す印である。
今紙9の上に第4図に示したようにABC・・・LMN
という字を印字する場合、オペレータは先ず原点21の
上に特定の活字(例えば星印)を印字する。この時X軸
及びY軸のエンコーダ16−X,l6−Yの値は、それ
ぞれ零になつているとは限らない。そこで原点に印字し
たときに手動又は自動的に、エンコーダ16−X及び1
6−Yの値を原点座標としてx軸及びY軸、原点座標メ
モリ17−X及び17−Yに記憶する。自動的に原点座
標を記憶させるには原点に印字する特定の活字の符号を
コード識別回路20が識別したときに、その出力によつ
て原点座標を記憶させればよい。
という字を印字する場合、オペレータは先ず原点21の
上に特定の活字(例えば星印)を印字する。この時X軸
及びY軸のエンコーダ16−X,l6−Yの値は、それ
ぞれ零になつているとは限らない。そこで原点に印字し
たときに手動又は自動的に、エンコーダ16−X及び1
6−Yの値を原点座標としてx軸及びY軸、原点座標メ
モリ17−X及び17−Yに記憶する。自動的に原点座
標を記憶させるには原点に印字する特定の活字の符号を
コード識別回路20が識別したときに、その出力によつ
て原点座標を記憶させればよい。
その後Aと印字したとき、即ちコード識別回路20が活
字コードを識別したとき、X軸及びY軸の移動算出回路
18−X及び18−YではX軸及びY軸エンコーダ16
−X及び16−Yからのそれぞれの座標値から既に記憶
されている。
字コードを識別したとき、X軸及びY軸の移動算出回路
18−X及び18−YではX軸及びY軸エンコーダ16
−X及び16−Yからのそれぞれの座標値から既に記憶
されている。
X軸及びY軸の原点座標値を差引くことによつて、X軸
及びY軸の移動量、即ち原点を零としたときの座標値を
算出し、出力情報として出力することができる。続けて
BC・・・と印字することによつて印字された活字コー
ドと同時にその印字が原点21を基準としたX座標及び
Y座標が得られることとなる。次に検出装置としてイン
クリメンタル・ロータリ・エンコーダを用いた場合、印
字されたX座標及びY座標がどのように得られるか説明
する。
及びY軸の移動量、即ち原点を零としたときの座標値を
算出し、出力情報として出力することができる。続けて
BC・・・と印字することによつて印字された活字コー
ドと同時にその印字が原点21を基準としたX座標及び
Y座標が得られることとなる。次に検出装置としてイン
クリメンタル・ロータリ・エンコーダを用いた場合、印
字されたX座標及びY座標がどのように得られるか説明
する。
第5図はインクリメンタル・エンコーダを用いたX,Y
座標算出の回路の一実施例である。第5図で19及び2
0は前述の原点信号及び活字コード識別回路、22−X
及び22−Yは座標検出装置に用いるインクリメンタル
・ロータリ・エンコーダ、23−X及び23−Yは、前
記インクリメンタル・エンコーダ22−X及び22−Y
から得られる信号から増減判定を行なう増減判定回路、
24−X及び24−Yは前記増減判定回路23−X及び
23−Yから得られた信号を計数する加減算カウンタで
ある。第4図に示したようにABC・・・LMNという
字を印字する場合、オペレータは先ず原点21上に特定
の活字(例えば星印)を印字する。
座標算出の回路の一実施例である。第5図で19及び2
0は前述の原点信号及び活字コード識別回路、22−X
及び22−Yは座標検出装置に用いるインクリメンタル
・ロータリ・エンコーダ、23−X及び23−Yは、前
記インクリメンタル・エンコーダ22−X及び22−Y
から得られる信号から増減判定を行なう増減判定回路、
24−X及び24−Yは前記増減判定回路23−X及び
23−Yから得られた信号を計数する加減算カウンタで
ある。第4図に示したようにABC・・・LMNという
字を印字する場合、オペレータは先ず原点21上に特定
の活字(例えば星印)を印字する。
この時加減算カウンタ24−X及び24−Yはその前の
履歴如何によつて異なる値になつている筈であるが、こ
の原点に印字した時手動又は自動的にこの加減算カウン
タ24−X及び24−Yの計数値をりセツトして零にす
る。その後ABC・・・と印字を続けて行き、それらの
印字の度毎に、即ち活字コード識別回路20がこれらの
活字コードを識別する毎に加減算カウンタ24−X及び
24−Yの値をX座標、Y座標として出力することがで
きる。
履歴如何によつて異なる値になつている筈であるが、こ
の原点に印字した時手動又は自動的にこの加減算カウン
タ24−X及び24−Yの計数値をりセツトして零にす
る。その後ABC・・・と印字を続けて行き、それらの
印字の度毎に、即ち活字コード識別回路20がこれらの
活字コードを識別する毎に加減算カウンタ24−X及び
24−Yの値をX座標、Y座標として出力することがで
きる。
次に増減判定回路23−X及び23−Yについて少し詳
しく説明する。
しく説明する。
第6図はインクリメンタル・エンコーダからの出力波形
と、その出力から得られる加減算パルス波形である。
と、その出力から得られる加減算パルス波形である。
今1個のインクリメンタル・エンコーダ22−X又は2
2−Yからの出力は前述したように互いに1/4ピツチ
異なる位相の2トラツク出力が得られる。
2−Yからの出力は前述したように互いに1/4ピツチ
異なる位相の2トラツク出力が得られる。
その一方のトラツクをトラツクA1他方をトラツクBと
し、その出力波形をa・及びbに示す。
し、その出力波形をa・及びbに示す。
今右回転のとき加算パルスを発生させ、左回転のとき減
算パルスを発生させるようにセツトしたとする。又トラ
ツクA,aとトラツクB,bの位相は右回転では、トラ
ツクA,aよりトラツクB,bの方が1/4ピツチ遅れ
、左回転ではトラツクB,bの方が1/4ピツチ進むよ
うにセツトする。そこでトラツクA,aの波形の立上り
及び立下りを検出し、その波形をCにトラツクA微分パ
ルス波形として示す。トラツクB,b:の波形がHにあ
る間にトラツクA,aが立下つた場合加算パルスを発生
させ、同じくトラツクB,bの波形がHにある間にトラ
ツクAが立上つた場合減算パルスを発生させる。
算パルスを発生させるようにセツトしたとする。又トラ
ツクA,aとトラツクB,bの位相は右回転では、トラ
ツクA,aよりトラツクB,bの方が1/4ピツチ遅れ
、左回転ではトラツクB,bの方が1/4ピツチ進むよ
うにセツトする。そこでトラツクA,aの波形の立上り
及び立下りを検出し、その波形をCにトラツクA微分パ
ルス波形として示す。トラツクB,b:の波形がHにあ
る間にトラツクA,aが立下つた場合加算パルスを発生
させ、同じくトラツクB,bの波形がHにある間にトラ
ツクAが立上つた場合減算パルスを発生させる。
従つて右回転の場合、加算パルスのみ発生し、減算パル
スは発生せず、又逆に左回転の場合、減算パルスのみ発
生し、加算パルスは発生しない。これら加算パルスd及
び減算パルスEIを加減算カウンタ24−X及び24−
Yの入力とすることによつてロータリエンコーダの回転
量を検出することができる。前述したように印字のコー
ドと同時にその印字が原点21を基準にしたX座標とY
座標を得ることができる。
スは発生せず、又逆に左回転の場合、減算パルスのみ発
生し、加算パルスは発生しない。これら加算パルスd及
び減算パルスEIを加減算カウンタ24−X及び24−
Yの入力とすることによつてロータリエンコーダの回転
量を検出することができる。前述したように印字のコー
ドと同時にその印字が原点21を基準にしたX座標とY
座標を得ることができる。
従つて得られた活字コードとX座標及びY座標データか
ら、再び印字された文書を正確に複製することができる
。
ら、再び印字された文書を正確に複製することができる
。
そこで一定の書式の予め定まつている帳票などの場合は
1印字毎のX座標及びY座標を必要とせず所定欄に決め
られた枠内に印字された内容が何を意味しているかのみ
わかれば良い。
1印字毎のX座標及びY座標を必要とせず所定欄に決め
られた枠内に印字された内容が何を意味しているかのみ
わかれば良い。
たとえば所定欄の枠内に最初の一字を印字したとき、そ
の所定欄に予め与えられた特定のフアンクシヨンコード
を出力し、それに続いて活字コードを出力し、続いて印
字された場合、活字コードのみ出力し、他の所定欄の枠
内に印字されたとき、前の所定欄の枠内印字が完了した
と判断する。従つて出力する情報は所定欄の枠内に印字
された場合、予め決められた特定フアンタシヨンコード
と活字コードのみで良く、印字される毎にX座標及びY
座標コードを出力する場合に較べれば非常に少ない情報
量で間に合うことになり、情報を処理する上で非常に能
率向上すると同時に経済的効果も大となる。
の所定欄に予め与えられた特定のフアンクシヨンコード
を出力し、それに続いて活字コードを出力し、続いて印
字された場合、活字コードのみ出力し、他の所定欄の枠
内に印字されたとき、前の所定欄の枠内印字が完了した
と判断する。従つて出力する情報は所定欄の枠内に印字
された場合、予め決められた特定フアンタシヨンコード
と活字コードのみで良く、印字される毎にX座標及びY
座標コードを出力する場合に較べれば非常に少ない情報
量で間に合うことになり、情報を処理する上で非常に能
率向上すると同時に経済的効果も大となる。
第7図は予め書式が決まつている帳票の一例を示したも
ので、9は紙、21は原点、25は氏名欄、26に生年
月日欄、27は現住所欄、28は現住所へ移動した年月
日欄、29は本籍欄である。
ので、9は紙、21は原点、25は氏名欄、26に生年
月日欄、27は現住所欄、28は現住所へ移動した年月
日欄、29は本籍欄である。
又第8図はフアンクシヨンコードを自動的に出力する回
路の一実施例を示す。30はフアンクシヨンコード検索
回路、31はフアンクシヨンXY座標データメモリであ
る。
路の一実施例を示す。30はフアンクシヨンコード検索
回路、31はフアンクシヨンXY座標データメモリであ
る。
先ずオペレータは原点21の上に特定の活字(例えば星
印)を印字し、自動的に原点信号を発生させる。
印)を印字し、自動的に原点信号を発生させる。
次に氏名欄25に氏名の一字目を印字する。
すると印字された活字コード及び印字位置のXY座標を
得ることができることは前述した通りである。そこでこ
の印字位置は予め決められたどの欄の中か、たとえば氏
名欄25の中か、それとも現住所欄27の中か、印字さ
れた位置のXY座標とフアンクシヨンXY座標メモリ3
1から得られるXY座標とをフアンクシヨンコード検索
回路30で大小比較することによつて自動的に判別する
ことができる。氏名欄25に印字された最初の文字であ
ることが識別できれば氏名欄として予め与えられた特定
のフアンクシヨンコードをフアンクシヨンコード検索回
路30から出力し、続けて氏名第1文字目の文字コード
を出力する。
得ることができることは前述した通りである。そこでこ
の印字位置は予め決められたどの欄の中か、たとえば氏
名欄25の中か、それとも現住所欄27の中か、印字さ
れた位置のXY座標とフアンクシヨンXY座標メモリ3
1から得られるXY座標とをフアンクシヨンコード検索
回路30で大小比較することによつて自動的に判別する
ことができる。氏名欄25に印字された最初の文字であ
ることが識別できれば氏名欄として予め与えられた特定
のフアンクシヨンコードをフアンクシヨンコード検索回
路30から出力し、続けて氏名第1文字目の文字コード
を出力する。
氏名第2文字目以降の印字のとき、氏名第1文字目と同
様に氏名欄として予め与えられた特定フアンクシヨンコ
ードをフアンクシヨンコード検索回路30で得ることが
できる。そこでフアンクシヨンコード検索回路30が第
1文字目で得られた特定フアンクシヨンコードと第2文
字目以降で得られた特定フアンクシヨンコードとを比較
して一致していれば文字コードのみ出力し、一致してい
なければ他の特定フアンクシヨンコードと判断して他の
特定フアンクシヨンコードに続けて文字コードを出力す
るように論理構成されていれば氏名の第2文字目以後の
印字のときはフアンクシヨンコード検索回路30から文
字コードのみ出力する。次に生年月日欄26に最初の1
文字目を印字した時、生年月日欄として予め与えられて
特定のフアンクシヨンコードを出力し、続けて前記氏名
欄の場合と同様に文字コードを出力する。
様に氏名欄として予め与えられた特定フアンクシヨンコ
ードをフアンクシヨンコード検索回路30で得ることが
できる。そこでフアンクシヨンコード検索回路30が第
1文字目で得られた特定フアンクシヨンコードと第2文
字目以降で得られた特定フアンクシヨンコードとを比較
して一致していれば文字コードのみ出力し、一致してい
なければ他の特定フアンクシヨンコードと判断して他の
特定フアンクシヨンコードに続けて文字コードを出力す
るように論理構成されていれば氏名の第2文字目以後の
印字のときはフアンクシヨンコード検索回路30から文
字コードのみ出力する。次に生年月日欄26に最初の1
文字目を印字した時、生年月日欄として予め与えられて
特定のフアンクシヨンコードを出力し、続けて前記氏名
欄の場合と同様に文字コードを出力する。
このように予め書式が決められている場合は、モニタ文
書上の印字位置情報を得ることによつて印字位置に与え
られた特定のフアンクシヨンコードと文字コードを自動
的に出力することができ、最も少ない情報量で必要な情
報を計算機へ入力することができる。
書上の印字位置情報を得ることによつて印字位置に与え
られた特定のフアンクシヨンコードと文字コードを自動
的に出力することができ、最も少ない情報量で必要な情
報を計算機へ入力することができる。
ところで得られた印字位置情報には誤差が含まれている
。
。
その誤差はタイプライタの印字位置を決定する駆動部の
最小ピツチに対してかなり小さければ問題ない。例えば
通常の和文タイプライタで10段ピツチ切換できるもの
の最小送りピツチは約0.8mmであるので、得られた
印字位置情報の誤差が0.1〜0.2m1L程度ならば
問題ないと考えられる。ところが用紙は紙であるから一
般の紙としては湿度の影響を大きく受け、乾燥状態と多
湿状態では1〜3%程度の伸縮を生ずる。
最小ピツチに対してかなり小さければ問題ない。例えば
通常の和文タイプライタで10段ピツチ切換できるもの
の最小送りピツチは約0.8mmであるので、得られた
印字位置情報の誤差が0.1〜0.2m1L程度ならば
問題ないと考えられる。ところが用紙は紙であるから一
般の紙としては湿度の影響を大きく受け、乾燥状態と多
湿状態では1〜3%程度の伸縮を生ずる。
例えばA4版の長辺は約300mmであるから最大では
約9mmの伸縮がある。通常文書の印字行間隔は5〜7
W!l程度であり、上記の9mmも伸縮があつた場合は
2行程度の位置ズレを生ずることになる。又位置センサ
の誤差及び移動物体から位置センサまでの伝達系の誤差
を300m1移動して0.2詣以下におさえるとすれば
製造時の寸法誤差を1/1500以下に抑えなければな
らず極めて高い精度を要求しなければならず、費用はか
なり高いものとなつてしまつOそこで位置情報の誤差を
少なくする方法について第9図の回路の一実施例及び第
10図で説明する。
約9mmの伸縮がある。通常文書の印字行間隔は5〜7
W!l程度であり、上記の9mmも伸縮があつた場合は
2行程度の位置ズレを生ずることになる。又位置センサ
の誤差及び移動物体から位置センサまでの伝達系の誤差
を300m1移動して0.2詣以下におさえるとすれば
製造時の寸法誤差を1/1500以下に抑えなければな
らず極めて高い精度を要求しなければならず、費用はか
なり高いものとなつてしまつOそこで位置情報の誤差を
少なくする方法について第9図の回路の一実施例及び第
10図で説明する。
第9図で19−1は第1原点信号、19−2は第2原点
信号、20は活字コード識別回路、22一X及び22−
Yはインクリメンタル・エンコーダ、23−X及び23
−Yは増減判定回路、24−X及び24−Yは加減算カ
ウンタ、32−X及び32−Yは修正演算回路、33−
X及び33一Yは第1原点と第2原点間の距離データメ
モリである。
信号、20は活字コード識別回路、22一X及び22−
Yはインクリメンタル・エンコーダ、23−X及び23
−Yは増減判定回路、24−X及び24−Yは加減算カ
ウンタ、32−X及び32−Yは修正演算回路、33−
X及び33一Yは第1原点と第2原点間の距離データメ
モリである。
又第10図で9は紙、21−1及び21−2は既に印刷
等で記入済の第1原点及び第2原点である。第10図で
示したようにABCという字を印字する場合、オペレー
タは先ず紙9がX及びY軸に対して平行であることを確
認し、次に第1原点21−1上に特定の活字を印字する
。
等で記入済の第1原点及び第2原点である。第10図で
示したようにABCという字を印字する場合、オペレー
タは先ず紙9がX及びY軸に対して平行であることを確
認し、次に第1原点21−1上に特定の活字を印字する
。
この第1原点21−1に印字したとき手動又は自動的に
第1原点信号19−1から出力を出して加減算カウンタ
24X及び24−Yの計数値をりセツトして零にする。
次に第2原点21−2に印字した時手動又は自動的に第
2原点信号19−2から出力を出し、このときのX軸加
減算カウンタ24−Xの出力をXRl又Y軸加減算カウ
ンタ24−Yの出力をYB,とし、X軸原点間データメ
モリ33−X及びY軸原点間データメモリ33−Yから
の出力即ち第1原点21−1と第2原点21−2間の予
め定めた規定距離データをXO及びYOとする。修正演
算回路32−X及び32−Yは、x軸及びY軸それぞれ
について原点間データメモリ33−X及び33−Yの出
力XO及びYOと加減算カウンタ24−X,Yの出力X
B,及びYRの出力の比を計算する。この比の値をKx
及びKYとするとKx及びKYは次式で表わされる。修
正演算回路32−X及び32−Yでは求められた比の値
Kx及びKYを修正係数として記憶しておく。
第1原点信号19−1から出力を出して加減算カウンタ
24X及び24−Yの計数値をりセツトして零にする。
次に第2原点21−2に印字した時手動又は自動的に第
2原点信号19−2から出力を出し、このときのX軸加
減算カウンタ24−Xの出力をXRl又Y軸加減算カウ
ンタ24−Yの出力をYB,とし、X軸原点間データメ
モリ33−X及びY軸原点間データメモリ33−Yから
の出力即ち第1原点21−1と第2原点21−2間の予
め定めた規定距離データをXO及びYOとする。修正演
算回路32−X及び32−Yは、x軸及びY軸それぞれ
について原点間データメモリ33−X及び33−Yの出
力XO及びYOと加減算カウンタ24−X,Yの出力X
B,及びYRの出力の比を計算する。この比の値をKx
及びKYとするとKx及びKYは次式で表わされる。修
正演算回路32−X及び32−Yでは求められた比の値
Kx及びKYを修正係数として記憶しておく。
今この比の値Kx及びKYが1である場合は誤差は無し
ということを示し、紙が1(:fl)伸びている場合は
0.99となる。
ということを示し、紙が1(:fl)伸びている場合は
0.99となる。
又位置情報センサ及びその伝達系で1%の誤差を生じて
いても同様に0.99となる。次にオペレータが最初の
第1文字目のAを印字すると加減算カウンタ24−X及
び24−Yは第1原点21−1からのX軸及びY軸での
移動距離を出力する。
いても同様に0.99となる。次にオペレータが最初の
第1文字目のAを印字すると加減算カウンタ24−X及
び24−Yは第1原点21−1からのX軸及びY軸での
移動距離を出力する。
この値をXA及びYAとし、この時の正しい値をXAO
及びYAOとするとXAO及びYAOは次式にて求める
ことができる。このように加減算カウンタ24−X及び
24−Yの出力に修正係数Kx及びKYを乗算すること
によつて正しいX座標及びY座標を修正演算回路32−
X及び33−Yから出力することができる。
及びYAOとするとXAO及びYAOは次式にて求める
ことができる。このように加減算カウンタ24−X及び
24−Yの出力に修正係数Kx及びKYを乗算すること
によつて正しいX座標及びY座標を修正演算回路32−
X及び33−Yから出力することができる。
又次の文字B及びCの印字位置座標も同様に正しいX座
標及びY座標を得ることができる。以上の説明のように
第10図に示すように紙面上に予め位置を定めた最低2
ケ所の原点を印刷等で記入し、この原点間のX軸及びY
軸上の距離を最初に測定し、誤差を修正するための修正
係数を求め、印字位置座標の修正を行なつて正しい印字
位置座標を出力することができる。2ケの原点はX軸及
びY軸の修正係数を求めることができる位置にあれば紙
面上のどこの位置に定めてもかまわない。
標及びY座標を得ることができる。以上の説明のように
第10図に示すように紙面上に予め位置を定めた最低2
ケ所の原点を印刷等で記入し、この原点間のX軸及びY
軸上の距離を最初に測定し、誤差を修正するための修正
係数を求め、印字位置座標の修正を行なつて正しい印字
位置座標を出力することができる。2ケの原点はX軸及
びY軸の修正係数を求めることができる位置にあれば紙
面上のどこの位置に定めてもかまわない。
ところで前述の説明では通常の和文タイプライタに印字
位置座標を得るため付加装置を付加し、印字された文字
コードと、印字位置座標情報を出力することができる漢
字入力装置を例として詳細に述べたが、電動化されたタ
イプライタについても本発明を実施することによつて全
く同じ効果を得ることができる。
位置座標を得るため付加装置を付加し、印字された文字
コードと、印字位置座標情報を出力することができる漢
字入力装置を例として詳細に述べたが、電動化されたタ
イプライタについても本発明を実施することによつて全
く同じ効果を得ることができる。
この電動タイプライタはタイピストが印字したい文字を
指定することによつて文字コードを出力する文字入力部
と、該文字入力部からの情報によつて印字するプリンタ
部で構成されている。文字入力部としては鍵盤式、ペン
タツチ式、タブレツト式等各種の方式がある。又プリン
タ部は活字方式、活字ドラム方式、キャラクタジェネレ
ータと併用したドツト方式等がある。そこでプリンタ部
については印字すべき位置は電気信号で指定することが
できるものであり、必らず印字位置座標情報を得ること
によつて印字位置を指定しているのである。従つて電動
タイプライタは印字された文字コード及び印字位置座標
情報を得ることができる。
指定することによつて文字コードを出力する文字入力部
と、該文字入力部からの情報によつて印字するプリンタ
部で構成されている。文字入力部としては鍵盤式、ペン
タツチ式、タブレツト式等各種の方式がある。又プリン
タ部は活字方式、活字ドラム方式、キャラクタジェネレ
ータと併用したドツト方式等がある。そこでプリンタ部
については印字すべき位置は電気信号で指定することが
できるものであり、必らず印字位置座標情報を得ること
によつて印字位置を指定しているのである。従つて電動
タイプライタは印字された文字コード及び印字位置座標
情報を得ることができる。
そこで電動タイプライタに本発明を実施した場合でも紙
面に予め位置を指定した第1及び第2の原点を定め、そ
の原点間の予め定められた規定距離データと、該第1及
び第2原点に印字した時得られる原点間距離データを比
較して、修正係数を求めて記憶しておき文字を入力する
毎に該文字の位置情報を該修正係数で修正することによ
つて正確な印字位置情報を得ることができるのは明白で
あり、同様の効果を得ることができるのは勿論である。
以上述べたように本発明の入力装置によると、モニタ文
書上の正確な印字位置情報が自動的に出力されるから改
行、作気訂正、削除、挿入等を行なう時に特に改行等の
所謂フアンクシヨン記号を文字入力と別に入力してやる
必要がなくなつたり、或は正確な印字位置の情報から特
定のフアンクシヨンコードと文字コードが自動的に出力
されるから、位置による特定フアンクシヨンコードを文
字入力と別に入力してやる必要がなくなり、これらは総
て電算機等によつて位置情報、或は特定フアンクシヨン
コードから自動的に読出すことができるので、オペレー
タの負担が著しく軽くなり、又誤入力も減少出来、その
実用上の効果は多大である。
面に予め位置を指定した第1及び第2の原点を定め、そ
の原点間の予め定められた規定距離データと、該第1及
び第2原点に印字した時得られる原点間距離データを比
較して、修正係数を求めて記憶しておき文字を入力する
毎に該文字の位置情報を該修正係数で修正することによ
つて正確な印字位置情報を得ることができるのは明白で
あり、同様の効果を得ることができるのは勿論である。
以上述べたように本発明の入力装置によると、モニタ文
書上の正確な印字位置情報が自動的に出力されるから改
行、作気訂正、削除、挿入等を行なう時に特に改行等の
所謂フアンクシヨン記号を文字入力と別に入力してやる
必要がなくなつたり、或は正確な印字位置の情報から特
定のフアンクシヨンコードと文字コードが自動的に出力
されるから、位置による特定フアンクシヨンコードを文
字入力と別に入力してやる必要がなくなり、これらは総
て電算機等によつて位置情報、或は特定フアンクシヨン
コードから自動的に読出すことができるので、オペレー
タの負担が著しく軽くなり、又誤入力も減少出来、その
実用上の効果は多大である。
第1図は本発明に係る装置の概略説明図、第2図は座標
値検出装置の概略構造図、第3図はX,Y座標算出回路
の一実施例を示す図、第4図は印字されたモニタの一例
を示す図、第5図はX,Y座標算出回路の他の実施例を
示す図、第6図はXY座標算出回路を説明するための波
形図、第7図は印字されたモニタの他の例を示す図、第
8図は自動的にフアンクシヨンコードを出力する回路の
一実施例を示す図、第9図は誤差を修正することができ
る回路の一実施例を示す図、第10図は印字されたモニ
タの他の例を示す図である。 5・・・・・・コード識別装置、12,15・・・・・
・移動量検出装置、16−X,l6−Y,22−X,2
2一Y・・・・・・エンコーダ、30・・・・・・フア
ンクシヨンコード検索回路、31・・・・・・フアンク
シヨンX,Y座標データメモリ、32・・・・・・修正
演算回路、33・・・・・・原点間データメモリ。
値検出装置の概略構造図、第3図はX,Y座標算出回路
の一実施例を示す図、第4図は印字されたモニタの一例
を示す図、第5図はX,Y座標算出回路の他の実施例を
示す図、第6図はXY座標算出回路を説明するための波
形図、第7図は印字されたモニタの他の例を示す図、第
8図は自動的にフアンクシヨンコードを出力する回路の
一実施例を示す図、第9図は誤差を修正することができ
る回路の一実施例を示す図、第10図は印字されたモニ
タの他の例を示す図である。 5・・・・・・コード識別装置、12,15・・・・・
・移動量検出装置、16−X,l6−Y,22−X,2
2一Y・・・・・・エンコーダ、30・・・・・・フア
ンクシヨンコード検索回路、31・・・・・・フアンク
シヨンX,Y座標データメモリ、32・・・・・・修正
演算回路、33・・・・・・原点間データメモリ。
Claims (1)
- 1 文章を入力する場合に、文字コードと共に文書上に
おける該文字の位置情報又は該位置情報から予め定めら
れた特定のファンクションコードとを入力すると共に、
該文章をモニタ印字する漢字入力装置において、モニタ
印字する紙面に予め位置を指定した第1及び第2の原点
を定め、原点間データメモリに記憶された前記原点間の
予め定められた規定距離データと、第1及び第2原点に
印字した時に移動量検出装置によつて検出される原点間
距離データとを修正演算回路で比較して修正係数を求め
て記憶しておき、文字を入力する毎に前記移動量検出装
置によつて検出される該文字の位置情報を該修正係数で
修正することを特徴とする漢字入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54127366A JPS5917450B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 漢字入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54127366A JPS5917450B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 漢字入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652432A JPS5652432A (en) | 1981-05-11 |
JPS5917450B2 true JPS5917450B2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=14958178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54127366A Expired JPS5917450B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 漢字入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917450B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562484Y2 (ja) * | 1991-05-28 | 1998-02-10 | 株式会社フジクラ | 地熱を利用した融雪システム |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP54127366A patent/JPS5917450B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652432A (en) | 1981-05-11 |
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