JPS5917401B2 - 自動ピント合せ装置 - Google Patents

自動ピント合せ装置

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JPS5917401B2
JPS5917401B2 JP52120173A JP12017377A JPS5917401B2 JP S5917401 B2 JPS5917401 B2 JP S5917401B2 JP 52120173 A JP52120173 A JP 52120173A JP 12017377 A JP12017377 A JP 12017377A JP S5917401 B2 JPS5917401 B2 JP S5917401B2
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signal
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circuit
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pit
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Publication of JPS5917401B2 publication Critical patent/JPS5917401B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/305Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using a scanner

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は全体として物体までの距離の測定値を与える装
置に関し、更に詳しくはカメラの撮影レ■0 ンズのよ
うな主光学素子を動かして被写体の映像を写真のフィル
ム面上にピット合せする自動ピット合せ装置に関する。
自動ピット合せ装置で非常に優れた型式のうちの一つは
空間映像相関型である。
この型式による■5装置のいくつかの例は1975年1
0月31日および1976年6月29日付でそれぞれ出
願された未決の米国特許出願第627607号、同第7
00963号および米国特許第3836772号、同第
3838275号、同第3958117■0号および同
第3274914号に開示されている。通常の空間映像
相関型装置は2個の補助光学素子(例えばレンズとか反
射鏡)と2個の検出アレイを含んでいる。被写体までの
距離は一方の補助光学素子を一方の光応答検出アレイに
対して検出■5 アレイが臨界位置、すなわち、相関位
置を占めるまで動かすことによつて求められる。この位
置がそのときの被写体と装置間の距離の測定値である。
補助光学素子と検出アレイとを相対的に動かすことは距
離の測定すなわちピット合せ操作の度になされる。臨界
状態は2個の検出アレイ上に結ばれる2個の補助映像す
なわち検出映像の光分布が最も良く一致したときに生ず
る。この最適分布一致の状態はたつた一つの値または効
果として処理された電気出力信号にあられれる。相関信
号は一般に1個の主極値(ピークまたは谷)と1個また
は2個以上の小極値を含んでいる。上記主極値は被写体
までの距離を示す。殆んどの装置においては、補助光学
素子と検出アレイとを相対的に動かすことを、一方の検
出アレイに対して、レンズまたは反射鏡の方を動かすこ
とによつて行なう。
最適分布一致が生じたときの上記素子の特定位置はその
ときの被写体と装置間の距離の決定値を与える。最適一
致の時点における補助光学素子の位置はカメラの撮影レ
ンズのような主光学素子の位置を制御するのに用いられ
る。前記の未決の出願番号第700963号(特願昭5
2−JカモV14)においては相関信号は被写体までの距
離を表わす相関ピークを含み、ピーク検出器がこの相関
ピークを決定するのに用いられる。最高の相関を確実に
達成するためにピット合せ全域に亘り単一の完全走査が
行われる。検出された最後のそして最大のピークの位置
は所望のピット位置に対応する。しかし相関型自動ピッ
ト合せ装置で判つた一つの問題は信号処理回路が主極値
の位置を正確に突き止めるには十分な情報(すなわち変
化)を相関信号が有していない場合に生ずるということ
である。
この変化の不足は、被写体のコントラストの不足、明る
さの不足やまちまちな距離を有する被写体により起る。
運動被写体用カメラで用いられるような連続ピット合せ
装置においては、相関信号の変化不足によりレンズの位
置決め手段がランダムに主レンズを,駆動したりあるい
は近い方の限界までもしくは遠い方の限界までのいづれ
かの方に主レンズを駆動してしまう。本発明装置はこの
問題を解決するもので、適切な相関信号が受信されない
場合にはインヒビツト手段がレンズの位置決め手段を抑
えるようにしている。
従つて主レンズは、適切なピット信号が受信された前回
の位置に留まつている。以下図面に従つて本発明を説明
する。
第1図は本発明による二重走査自動ピット合せ装置で用
いられる空間映像相関型距離検出モジユールの一実施例
で、特に優れた型式の映像相関型距離検出装置である。
このモジユール形の距離検出装置のより詳細な説明は前
記未決の米国特許出願第627607号にみられる。
図においてモジユール10は2つの互いに反対側に存す
る窓12,14を有する。
モジユール10の内部には、プリズム16、ツインの2
枚の凸レンズ18とツインの新月形のレンズ20とで構
成されたツインの2枚レンズ装置および検出アレイ24
と26ならびに検出アレイに接続された信号処理回路(
図示せず)とを含む集積回路22がある。モジユール内
のこれらの要素は永久的に固定取付けとされ調整を必要
としない。モジユール10を使うに当つては、2個の反
射鏡28と30の位置を調整して、被写体からの光が上
記2つの窓に入射するようにしなければならない。
その基本的な方式を第2図に示す。反射鏡28は被写体
の一部の固定画面を与える。この固定画面はモジユール
10内の検出アレイ24上に結像される。反射鏡30は
、一般には反射鏡28と30上のそれぞれの点28aと
30aと遠地点の被写体33上の中央の点33aとで形
成される平面と直角な軸線32の周りに回転可能に取付
けられる。反射鏡30を調整すると被写体の選定された
部分が検出アレイ26に現われるようになる。各検出ア
レイ上における光の強さのパターンは被写体角度が次式
を満足するときほぼ同一となる。ここで゛β:無限遠点
からの光が反射して窓14に入射する45限の位置から
反射鏡30が回転した角度B゜反射鏡28上の点28a
から反射鏡30上の点30aまでの基線の長さS:被写
体33上の点33aと反射鏡28上の点28a間の距離
第2図にみられるように角度2βは、被写体33上の点
33aと反射鏡30上の点30aを結ぶ線と、被写体3
3上の点33aと反射鏡28上の点28aを結ぶ線とが
なす角度である。
この関係式は集積回路22の相関回路によつて相関信号
中の主極値(望ましくはピーク)が得られたときに成り
立つ。第3図は相関信号を被写体までの距離の関数とし
て示したもので図においては光学装置から約2mの距離
にある被写体は曲線2Mにみられるように、その距離に
対応したところにピーク出力を生ずる。
被写体が無限遠点にある場合には、反射鏡28と30は
それぞれ45るの角度にあり、従つて各窓からの光の軸
線は2つの平行した線になる。可動反射鏡30がこの位
置から調節されるにつれて、第3図に示すような相関信
号が発生する。より振幅の小さな第2のピークが第3図
に示すように存在するかもしれない。光学装置が完全な
ブランクサーフイスすなわち明るさの変化が全くないも
のを望視しているならばそのときには相関信号は一定の
高いレペルにある。非常にコントラストの弱い被写体は
図示の如く相関状態からはずれたところでもピーク値か
ら大して下がらない信号を発生する。また非常に凹凸の
ある3次元の被写体は2次元の全く平坦な被写体により
発生される信号ほど高いピーク信号を発生しない。本発
明はこの問題を克服している。
本発明の゛相関ロスインヒビツト(10ss−0fc0
rre1ati0ninhibit)”は本発明者の未
決の米国特許出願において記載の“二重走査連続ピット
合せ装置”に記載される。
しかしながら本発明は前記の米国特許出願第70096
3号(特願昭52−JカモV14)に記載されている装置
の如き他の装置へも同様に適用可能なことが理解されよ
う。次に二重走査連続ピット合せ装置について述べる。
運動被写体用カメラの二重走査連続ピット合せ装置の基
本的なダイヤグラムを第4図に示す。この装置はモジユ
ール10、反射鏡28と30.撮影レンズ34、ズーム
光学装置36、フイルム38、連続ピット制御電子回路
39、レンズ駆動装置40、相対位置スイツチ41およ
び位置発振器42を含む。可動反射鏡30は、位置発振
器42により連続的に動かされる。
この動きは無限遠点を通り過ぎた位置a/までと所望の
近地点のピット距離の僅か内側の位置C′までの範囲で
ある。可動反射鏡30の各走査サイクルには捜索走査と
検出走査とが含まれる。相対位置スイツチ41の開成お
よび閉成信号は撮影レンズ34と可動反射鏡30とが同
時に同一被写体までの距離に指向すなわち同一被写体に
ピットが合つていることを示す。
スイツチ41は可動反射鏡30がレンズ34の位置に対
して遠い所にあるときは閉成しており、逆に近い所にあ
るときは開成している。相対位置スイツチ41は連続ピ
ット制御電子回路39に接続される。スイツチ41はあ
る特定の機械的構造のレンズ駆動装置40と位置発振器
42に依り種々の異つた形をとることができる。
その実施例は前記の出願番号第700963号に示され
ている。相対位置スイツチ41は何サイクルにも亘つて
動作できるものでなければならず、また装置の調整のた
め工場で調節できるものであるべきである。第5図は、
連続ピット合せ制御を行うときの波形の例示である。
一番上の波形は可動反射鏡30の1サイクルに亘つての
連続した動きを示す。上記サイクルはa/からc′まで
の捜索走査とc/からa′までの検出走査とを含む。2
番目の波形はこの動きに起因して生ずる相関信号である
この波形は同一被写体を望視している場合には連続して
何度でも繰返される。第3番目の波形は相関信号の最大
値の近傍でAF信号Pが発生されることを示す。またこ
のパルス信号に続いて短い時間域D、この時間域Dはピ
ットの不感帯である、が選定され、許容しうるシヤープ
なピット域を与えかつピット合せ装置が揺動しないよう
にしている。この装置の動作は次のとおりである。
まず装置は、種々の信号を調べ、スイツチが開成してい
る時間の終縁tが検出走査期間における時間域Dの中で
生ずるかどうかを決定する。
もし、生じていればそのときにはピット合せ駆動信号は
発生せずピット位置は適正であるとされる。もし、終縁
tが時間域Dの中にないならばそのときにはAF信号が
スイツチ開の期間に発生したのかあるいはスイツチ閉の
期間に発生したのかを回路は決定する。スイツチが開の
ときにAF信号が発生したのであれば、撮影レンズ34
は近い方の限界位置に向つて,駆動され最終的には、時
間域D内に落ち着くようにされて、被写体とピットの合
つたところでピット合せ動作を終了する。逆にAF信号
がスイツチ閉のときの期間に発生したのであれば連続ピ
ット制御電子回路39は撮影レンズ34が無限遠点に向
つて1駆動されるようにし、被写体が許容し得るピット
の合つた状態になるような位置で止まるようにする。上
記3つの状態の例を第5図の4番目、5番目および6番
目の波形で示す。
二重走査方式を用いることが望ましいのはピーク検出回
路を早まつて駆動することのある小ピークを非常に高精
度に除去するからである。
また二重走査方式はカメラのぶれや被写体の動きによつ
て生ずることある偽の相関ピークを除去する。第6図は
本発明の好個な実施例で使われるモジユール10を示す
。モジユール10は2つの映像を形成する光学装置(総
括して番号44で示す)と、2個の検出アレイ24,2
6とそれぞれの光学的な映像の相関度に比例したアナロ
グの相関信号を発生する相関回路46とを含む。相関信
号は相関度が増大するにつれて正の方向に増大する。極
値検出回路はモジユール10内に設けられ、相関信号を
処理し、主相関極値が何時起つたかを決める。第6図に
示す好個な実施例においては主極値はピークの方であり
、従つて極値検出回路はピーク検出回路である。この回
路は差動増幅器48、ダイオードD1、インバータ50
.フイルタ抵抗Rfl放電時限抵抗Rbおよびホールド
コンデンサChを含む。第6図の実施例においては、抵
抗Rf,RbおよびコンデンサChは外部の部品でモジ
ユール10の検出端子に接続されている。モジユール1
0はカメラの撮影レンズを適正なピット位置に止める外
部回路を駆動し得る出力信号すなわち、相関最大値でデ
イジタルの正の向きとなる出力信号(AF信号)を出力
端子に与える。相関ピークの発生を示すのは出力信号の
状態のこの変化(すなわちAF信号)であつて、出力信
号のレベルではない。第6図においてはまた相関信号が
取り出せる相関端子が示されている。
後述するように相関ロスインヒビツト回路は望ましくは
この端子から相関信号を取り出す。検出端子に接続され
たホールドコンデンサChはピーク検出回路にホールド
信号即ち比較信号を与え、かなりの程度までピット合せ
装置の感度、ノイズ除去、ならびに全体の特性に影響を
与える。
差動増幅器48は相関信号をホールドコンデンサの電圧
と比較する。相関信号の電圧が上昇するにつれ、増幅器
48の出力電圧は上昇し、出力端子と反転入力端子間に
接続された帰還ダイオードD1を通してホールドコンデ
ンサChは充電される。これにより、相関信号が上昇中
の時間においてはコンデンサChの電圧が相関信号の電
圧に等しくなるように反転入力は非反転入力に追従する
。一旦相関信号がそのピーク値に至り、次に下がり始め
ると、ホールドコンデンサChの電圧は帰還ダイオード
D1の遮断により下がることができない。従つて増幅器
48の出力電圧は直ちに負の電源電圧まで下がる。この
増幅器の出力信号の急激な減少は相関すなわち主ピーク
が生じたことを示す。複雑な相関信号に追従する増幅器
の信号を第7a図に示す。第7b図は第7a図の二重走
査において発生したモジユール10の出力信号である。
第7a図および第7b図に示す捜索走査期間においては
増幅器の信号は最初の小ピークが来るまで入力相関信号
に追従する。そしてこの小ピークに達した時点で増幅器
の信号は負の電源電圧まで下がる。相関信号が上記最初
の小ピークに等しい値に至り、更に上昇し続けると主ピ
ーク即ち相関ピークがみつかるまで再び増幅器の信号は
上昇し始める。この相関ピーク点で増幅器の信号は再び
負の電源電圧まで下がる。検出走査期間においては相関
ピークのみが検出される。これはホールドコンデンサC
hが捜索走査期間中に検出した相関信号に比例した電圧
を維持しているからである。このホールドコンデンサの
電圧即ち比較信号は相関ピークを除き、検出走査の全て
の期間の相関信号より大きい。これが二重走査方式の主
たる長所である。ピーク検出回路は正確に相関信号に追
従し、何時ピークが発生したかを決めることができなけ
ればならないが、同時に相関信号に乗つたノイズに対し
ては不感でなければならない。
ノイズ耐性はホールドコンデンサChに直列接続のフイ
ルタ抵抗により達成される。第6図においては抵抗Rf
はモジユール10に外部から接続され、好ましくは増幅
器の安定性を維持するために約300Ωの値を有してい
る。代りにフイルタ抵抗Rfはモジユール10に含まれ
ていてもよい。フイルタ抵抗Rfはホールドコンデンサ
の電圧に遅延をつくりそれがため相関信号が下がり始め
ると増幅器48の出力信号が状態を変える前にある有限
の値だけ下回らざるを得ない。AF信号(すなわち出力
信号の正のロジツク゛0゛から゛1゛への変化)は相関
ピークが生じたことを示す。
連続ピット制御電子回路はレンズ駆動装置の動作によつ
てカメラの撮影レンズを適正なピット位置に動かすこと
のできる制御信号をAF信号を用いて発生する。第8図
は、二重走査連続ピット合せ装置の連続ピット制御電子
回路の好個な一実施例の回路図である。
第8図の装置の全てのタイミング信号はカメラの撮影レ
ンズと可動反射鏡の位置関係を示す相対位置スイツチ4
1から派生する。第8図の実施例においてはスイツチ4
1は可動反射鏡が撮影レンズの位置に対して遠い所にあ
るときには閉成しており可動反射鏡がレンズの位置に対
して近い所にあるときには開成している。抵抗R1とコ
ンデンサC1は、正の電源端子と接地間に直列に接続さ
れる。
スイツチ41はコンデンサC1に並列に接続される。R
1とC1はフィルタを構成し、接点のバウンドによつて
生ずる偽の信号を阻止する。シユミツトトリガ回路50
は抵抗R1とコンデンサC1の接続点に接続された入力
端子を有する。シユミツトトリガ回路50の出力は従つ
てスイツチ41の状態によつて決まる。モジユール10
の出力信号は抵抗R2とコンデンサC2により微分され
る。AF信号が発生すると正のパルスが発生される。こ
の微分された出力信号とシユミツトトリガ回路50の出
力はアンドゲート52の入力端子に印加される。アンド
ゲート52の出力はRSフリツプフロツプ54のセツト
入力に接続される。RSフリツプフロツプ54は可動反
射鏡が近い所にある間にAF信号が発生したときのみセ
ツト(ロジック1”)される。なぜならスイツチ41が
開のときにはシユミツトトリガ回路50の出力ば1゛だ
からである。シユミツトトリガ回路50の出力はコンデ
ンサC3と抵抗R3により微分され、RSフリツプフロ
ツプ54のりセツト入力に印加される。従つて、可動反
射鏡が近地点に入つてくる(すなわちシユミツトトリガ
回路50ば0゛から゛1゛に切換る)とりセツトパルス
がRSフリツプフロツプ54VC印加される。RSフリ
ツプフロツプ54の出力はアンドゲート56の第1の入
力に与えられると共にインバータ58により反転されて
アンドゲート60の第1の入力に印加される。
アンドゲート56と60への第2の入力はインバータ6
2、コンデンサC4および抵抗R4により作られる。イ
ンバータ62はシユミツトトリガ回路50の出力を反転
し、コンデンサC4と抵抗R4はその反転信号を微分す
る。アンドゲート56と60へのこの入力はスイツチ4
1が閉成するとき発生するインタロゲートパルスで可動
反射鏡が遠い方に入りつつあることを表わす。アンドゲ
ート56と60への第3の入力は単安定回路64から与
えられる。
この入力は不感帯信号で、通常はロジック1゛であるが
コンデンサC5により定まる時間の間、一時的にロジツ
ク60゛になる。単安定回路64の入力はC2とR2と
からなる微分回路に接続される。従つて単安定回路64
はAF信号に呼応してパルスを発生する。アンドゲート
56と60の出力はモータブリッジ回路66の近い方へ
の,駆動および遠い方への駆動入力端子に接続される。
モータブリツジ回路66はモータ68を駆動し、撮影レ
ンズを位置決めする。アンドゲート56の出力゛1゛に
よりモータブリツジ回路66はモータ68を駆動し、そ
れにより、撮影レンズを近地点の方向に動かす。同様に
アンドゲート60の出力゛1゛によりモータブリツジ回
路66はモータ68を駆動し、それにより撮影レンズを
遠地点の方向に動かす。アンドゲート56と60への第
4の入力は相関ロスインヒビツト回路70から受ける。
インヒビツト回路70の入力は、相関端子から受ける。
またあるインヒビツト回路の場合には検出端子からも受
ける。相関信号が所定量の変化を含んでいる限り、イン
ヒビツト回路の出力はロジック1″”である。もし、相
関信号に所定量の変化がないならば出力ばO゛となりモ
ータ68の動作は禁止される。第8図の装置の動作は全
体として次のとおりである。
ピーク検出用コンデンサChが各走査の後にりセツトさ
れないならば最大の相関信号だけがピーク検出出力を作
る。抵抗Rbは相関ピークを確実に検出するためにコン
デンサChの電圧を幾分減衰させる。この知識を活用す
れば、AF信号が主レンズのピット位置に対して近い所
で生じたものか遠い所で生じたものかを決定することが
必要なだけである。AF信号がどちらの所で生じたかは
AF信号を微分し、撮影レンズと可動反射鏡との位置関
係に対応する信号とのアンドをとることによりなされる
。そして位置関係の信号はスイツチ41、抵抗Rl.コ
ンデンサC1およびシユミツトトリガ回路50により与
えられる。第8図に示す装置においてはアンドゲート5
2の出力は可動反射鏡が撮影レンズの位置に対し近い所
にある間にAF信号が発生したときにのみ61”になる
この設定は勿論逆にして遠い所にある間にAF信号が発
生したときに゛1゛になるようにしてもよい。アンドゲ
ート52の出力信号は、RSフリツプフロツプ54をセ
ツトする。
RSフリツプフロツプ54は前の回に可動反射鏡が近い
方に入つたときにりセツトされている。RSフリツプフ
ロツプ54の状態は、可動反射鏡が近い所から遠い所に
移行する際に(即ち撮影レンズのピット位置と可動反射
鏡のピット位置とが一致した点で)判断される。従つて
RSフリツプフロツプの状態は撮影レンズが近地点に向
つて動かされるべきか遠地点に向つて動かされるべきか
を表わす。この判断はシユミツトトリガ回路50の出力
の立下りをインバータ62、コンデンサC4、抵抗R4
で微分し、この信号をRSフリツプフロツプの出力と共
にアンドゲート5660に印加することによつて遂行さ
れる。アンドゲート56の出力は、可動反射鏡が近い所
にある間にAF信号が発生したときに判断時点で”1゛
になる。同様にアンドゲート60の出力は可動反射鏡が
遠い所にある間にAF信号が発生したとぎ1゛になる。
上記゛1゛になることの第1の例外はアンドゲート56
60への第3の入力により生ずる。
単安定回路64はアンドゲート56,60に第3の入力
を与える。単安定回路64の出力は通常゛ビであるが微
分されたAF信号により開始されるある期間一時的に゛
0゛になる。単安定回路64の目的は、モータの駆動パ
ルスが印加されることのないピット不感帯を提供するこ
とである。このようにして正確なピット点のための連続
的なハンチングを効果的に除去する。もし単安定回路の
出力パルスが時間的にインタロケーションパルスと重な
るようにAF信号が近距離窓の縁に十分近いところで発
生したならば単安定回路64からの゛O”出力はアンド
ゲート56と60でインタロケーションパルスを効果的
に阻止する。この状態においては何らのパルスもアンド
ゲート56,60を介しては伝送されず、従つてモータ
の駆動パルスは発生されない。モータ68はレンズと反
射鏡の位置の関係窓がAF信号に対して一致する方向に
レンズを動かす。モータ68はブリツジ回路66に接続
されどちらのアンドゲート56または60がパルスを伝
送しているかに対応したいずれかの方向に駆動される。
これらのパルスでモータを駆動する時間がレンズを適正
に動かすのに不十分であるような装置においてはアンド
ゲート56,60の出力に単安定回路を付加してモータ
1駆動パルスを所望の長さに広げるとよい。まだ1”に
なることの第2の例外は、アンドゲート56,60への
第4の入力により生ずる。相関ロスインヒビツト回路7
0はアンドゲート56,60に第4の入力を与える。イ
ンヒビツト回路70の出力は、相関信号が所定変化量を
有している間は通常“1゛である。しかしながら相関信
号が所定変化量を有しないときはいつもインヒビツト回
路70の出力ばO”である。このときはモータ駆動パル
スは相関ロス状態にある期間中発生されない。従つて撮
影レンズは最近の適正な相関信号で定つた位置に留まる
。本発明の相関ロスインヒビツト回路は多くの異つた形
を採ることができる。
第9図、第10図はその好個な実施例回路の回路図であ
る。第9図はピーク比率形相関ロスインヒビツト回路で
ある。
第9図に示すように、このインヒビツト回路は2つの入
力を用いる。第1の入力はモジユール10の検出端子か
ら得、第2の入力は相関端子から得ている。第9図のイ
ンヒビツト回路は、増幅器72,74、抵抗R5,R6
,R7、ダイオードD2およびコンデンサC5を含む。
モジユール10の検出端子からの信号は、相関信号の保
持されたピーク値を表わす。この信号は増幅器72でバ
ツフアされ、抵抗R5とR6で分圧され比較増幅器74
の非反転入力に印加される。第9図の回路における基準
電圧は、比較器74の非反転入力に印加される電圧で相
関信号と比較される。
この基準電圧は相関信号のピーク値に固定(一定)の%
を乗じて得た値で与えられる。相関信号がこの基準電圧
以下になるたびにコンデンサC5は充電される。従つて
インヒビツト信号は高レベル状態にありモータの1駆動
動作はエネーブル状態にある。もし、相関信号が不十分
な変化しかなく、相関信号が全然基準電圧以下に下がら
ないならば比較器74の出力は低レベルに留まり、C5
は抵抗R7を通して放電し、インヒビツト信号は低レベ
ルにあるのでモータの動作は禁止される。第10図は、
本発明の相関ロスインヒビツト回路の他の実施例で、イ
ンヒビツト信号を発生するのに相関信号のみを用いてい
る。
相関信号の交流成分が検出され、基準電圧と比較される
。第10図の回路は、コンデンサC6C7、ダイオード
D3,D4抵抗R8,R9および比較器76を含む。
相関信号は、コンデンサC6、ダイオードD3,D4コ
ンデンサC7により受信され、直流成分を除去し、相関
信号の交流成分を比較器76の非反転入力に与える。こ
の交流成分は、抵抗R8,R9からなる、分圧器により
比較器76の反転入力に与えられる直流の基準電圧と比
較される。比較器76の出力は、出力が゛1゛のときモ
ータ駆動アンドゲートをエネーブルにし、出力カピO゛
のときゲートをインヒビツトする。モータ駆動がエネー
ブルかインヒビツトかは、従つて相関信号の交流成分の
大きさによる。本発明の相関ロスインヒビツト手段は空
間映像相関型自動ピット合せ装置において生ずることあ
る相関信号の変化不足の問題を克服している。
この問題はコントラストの不足、明るさの不足やまちま
ちな距離を有する被写体により起り得る。相関ロスイン
ヒビツト回路は比較的少数の素子等で実現できる。本発
明は一連の好個な実施例を参照して開示されているが、
当業者においては、本発明の精神と概念から逸脱しない
で構造や細部等を変更し得ることが了解されよう。
例えば本発明は二重走査自動ピット合せ方式を参照して
述べたが容易に他の空間映像相関型の自動ピット合せ装
置に適用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の二重走査自動ピット合せ装置と共に使
用し得る空間映像相関型距離検出モジユールを示す図、
第2図は第1図のモジユールを使用する方式の基本的な
光学系を示す図、第3図はいくつかの異つた条件におけ
る被写体までの距離の関数としての相関信号を示す図、
第4図は二重走査連続ピット合せ装置を示す図、第5図
は第4図の装置の動作に関連した波形図、第6図は第1
図のモジユールに関連したピーク検出回路図、第7a図
および第7b図は第1図と第6図のモジユールにより作
られる各波形の一例を示す図、第8図は、相関ロスイン
ヒビツト回路を含む連続ピット制御電子回路の回路図、
第9図はピーク比率形相関ロスインヒビツト回路の回路
図、第10図は交流成分検出による相関ロスインヒビツ
ト回路の回路図である。 10・・・・・・モジユール、12,14・・・・・・
窓、24,26・・・・・・検出アレイ、28・・・・
・・反射鏡、30・・・・・・可動反射鏡、34・・・
・・・撮影レンズ、36・・・・・・ズーム、38・・
・・・・フイルム、39・・・・・一連続ピット制御電
子回路、40・・・・・・レンズ駆動装置、41・・・
・・・相対位置スイツチ、42・・・・・・位置発振器
、50・・・・・・シユミツト、54・・・・・・RS
フリップフロップ、64・・・・・・単安定回路、66
・・・・・・モータブリッジ回路、70・・・・・・相
関ロスインヒビツト回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主光学装置と、 視野内の物体から受けた光に関係した大きさの出力を各
    々発生する複数の光検出器と、視野を第1の走査と第2
    の走査とで2重走査して各走査における視野の光景から
    の光を前記光検出器に導びく手段と、前記光検出器に接
    続されて信号レベルが変動し、かつ、その変動量は視野
    の光景のコントラストを表わす相関信号を発生する相関
    信号発生手段と、前記第1の走査において得られる相関
    信号のピーク値を記憶し、前記第2の走査において得ら
    れる相関信号を前記記憶されたピーク値と比較して両者
    が実質的に一致したとき合焦信号を発生する合焦検出手
    段と、前記相関信号発生手段からの相関信号の変動量を
    調べるべくその相関信号をそのための基準値と比較して
    比較結果の信号を発生し、特に、相関信号の変動量が満
    足な自動焦点操作のためには、あまりにも小さい場合、
    比較結果の信号として相関ロスインヒビツト信号を発生
    する比較手段と、前記合焦検出手段からの合焦信号と前
    記比較手段からの比較結果の信号とに従つて、前記主光
    学装置の位置を調節する位置決め装置とからなり、前記
    比較手段が相関ロスインヒビツト信号を出力していると
    き前記位置決め装置は、主光学装置の位置を調節するの
    を禁止されることを特徴とする自動ピント合せ装置。
JP52120173A 1976-10-07 1977-10-07 自動ピント合せ装置 Expired JPS5917401B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US05/730,483 US4085320A (en) 1976-10-07 1976-10-07 Automatic focus system with loss of correlation inhibit
US000000730483 1976-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5346028A JPS5346028A (en) 1978-04-25
JPS5917401B2 true JPS5917401B2 (ja) 1984-04-21

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ID=24935545

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JP52120173A Expired JPS5917401B2 (ja) 1976-10-07 1977-10-07 自動ピント合せ装置

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DE (1) DE2744762A1 (ja)
GB (1) GB1589836A (ja)

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