JPS59173140A - ウィスカを担持助材として含有してなる担持触媒およびその製法 - Google Patents

ウィスカを担持助材として含有してなる担持触媒およびその製法

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JPS59173140A
JPS59173140A JP58047871A JP4787183A JPS59173140A JP S59173140 A JPS59173140 A JP S59173140A JP 58047871 A JP58047871 A JP 58047871A JP 4787183 A JP4787183 A JP 4787183A JP S59173140 A JPS59173140 A JP S59173140A
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  • Furan Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウィスカを担持助材として用いてなる担持触媒
およびその製法に関する。詳しくは触媒活性物質原料ス
ラリー中に担持助材としてウィスカを共存せしめて担体
に担持せしめてなる担持触媒およびその製法に関するも
ので、その目的とするところは触媒活性物質原料の担体
への担持歩留シの向上および触媒の担持強度(落下強度
、剥離強度)の向上、更に触媒活性および/または選択
性の向上にある。
一般に工業用触媒は均一系触媒および液状触媒を除くと
、対象とされる触媒組成がいかなるものであっても、粉
状または微粒状触媒、成型触媒および担持触媒に大別さ
れ、そのいずれの型の触媒とするかは、反応の種類、反
応原料および生成物の種類、反応機構、触媒活性物質の
種類およびその使用量、物性(粒径、表面積、細孔径、
細孔容積など)などが要因となシ決定される。例えば工
業用触媒として実用化されている粉状または微粒状触媒
としては、石油クラッキングに用いられるゼオライト触
媒および液相還元触媒として用いられるパラジウム−活
性炭触媒などが掲げられ、成型触媒としてはプロピレン
からアクロレイン製造用ビスマス−モリブデン系触媒、
脱水系触媒として用いられる酸化クロム−アルミナ系触
媒、脱硝用に用いられるバナジウム−チタン系ノ\ニカ
ム成型触媒などが掲げられ、担持触媒としては無水フタ
ル酸製造用またはアントラキノン製造用バナジウム−チ
タン系触媒、脱硝用に用いられるノーニカム成型担体に
担持されたバナジウム−チタン系触媒、内燃機関排ガス
用貴金属−アルミナ担持ペレット触媒またはハニカム触
媒、メタクロレイン、インブチルアルデヒドからメタク
リル酸製造用へテロポリ酸系触媒などが掲げられる。
上述したように反応の種類、触媒活性物質の種類などに
よっていかなる触媒形態にするかは、主に触媒の活性、
選択性々どの面と共に実用に一耐えうる機械的強度など
の要因が総合的に考慮され、最終的には経済性によって
判断、決定される。
触媒反応においては、反応原料および/まため、または
特に発熱反応の場合に触媒層内の蓄\ 熱による好ましくない温度上昇を避けるため、触媒層の
厚みを制限しつつ触媒活性物質を成型体に付着担持する
方法がとられる。そしてこのような担持触媒ど′する方
が触媒の選択性に好結果をもたらす触媒反応を遂行でき
ることがわかっていても、主に触媒活性物質の物性によ
シ耐摩耗性および剥離強度などの担持強度が非常に低い
ために工業的用途に耐えられずやむをえず成型触媒また
は含浸担持触媒とする例の多いことが知られる。確かに
成型触媒とする場合は混練および/または加圧下の打錠
、押出などの手法が可能なため付着担持触媒と比較して
よシ機械的に強固な触媒とすることができるが、反面そ
れらの手法ゆえに触媒の活性および/または選択性が劣
ることはしばしば経験する。また一方、均一化した触媒
活性物質原料液またはスラリーを機械的強度の高い担体
に含浸担持せしめる方法は、主に触媒活性物質原料と担
体との化学的および/または物理的結合力を利用して触
媒活性物質を担体表面に高分散に担持せしめ、その結果
機械的強度の高い触媒とする方法がとられるが、しかし
、触媒活性物質の担持量には自ずと限度があシ活性の不
十分な触媒となシ易い。
本発明者は担持歩留シが悪くしかも担持強度の低い触媒
について種々検討したところ、それら触媒活性物質の通
性として電子顕微鏡で観察して、その粒子または粒塊の
表面が粗くなく、粒径中の狭いものから成シ立っている
ことが知見された。これらの例としてはリンモリブデン
酸のアルカリ塩などのへテロポリ酸の塩、金属または金
属酸化物の破砕粒子および酸化チタン、α−アルミナ、
イリカゲルなどの主として水酸化物の焼成でえられた粒
子など、触媒活性物質として多量に用いられるものがあ
げられる。従ってそれらを担体に付着担持せしめるため
に個々の触媒について多大の労力および経費が払われて
いる。
また、触媒活性物質を担体に付着担持せしめた担持触媒
の担持強度が工業的使用に耐えうる程度のものとなシえ
ても触媒製造時における触媒活性物質原料の担体への担
持歩留シが非常に低く、それだけ触媒活性物質原料の損
失および生産性が欅〈経済的では々いという問題も生じ
る。
本発明に開示する触媒は、上述した従来の問題点を画期
的に改善し工業的に有利な触媒を提供するものであシ、
その対象とされる触媒はスラリー状、ゲル状または均一
溶液として存在する触媒原料を担体(球状、円柱状、円
筒状、ハニカム状、板状、リボン状、波板状、網状なと
)に付着担持すしめる際に触媒活性物質原料中にウィス
カを添加して担持せしめた担持触媒である。
無機繊維とかウィスカ自体を触媒担体として用いること
は公知である(特公昭53−38264号、特開昭58
−3642号、特開昭58−3643号、特開昭53−
50051号などの公報明細書参照)。
しかしこれらに開示されている触媒の目的はいずれもガ
ラス繊維、石綿またはウィスカを高度に触媒活性物質を
分散させる手段、すな゛わち担体として用いるものであ
シ、その点で本発明に開示する触媒とは本質的にその目
的を異にする。
すなわち、本発明の意図するところは、触媒活性物質を
ウィスカ表面に担持させるのではなく、粒状および/ま
たは粒塊状の触媒活性物質原料または最終触媒とした時
に触媒活性物質が粒状および/捷たけ粒塊状となる触媒
活性物質原料を、ある大きさの担体に担持せしめてなる
触媒であって、その際に担持性能の向上などを目的とし
てウィスカを少量、担持助材として触媒活性物質原料に
添加するものである。
一方、無機繊維を触媒活性物質に添加して強度の高い成
型触媒とする方法は公知である(特公昭51−2035
7号、特公昭51−7475号などの公報明細書参照)
。しかし当然のことながら成型触媒と担持触媒の製造方
法は本質的に異なる。例えば成型触媒は通常、触媒原料
をペースト状または濃厚スラリー状として混練後装錠板
または転動造粒機によって成型、または打錠成型機また
は押出成型機によって圧力下に成型する方法がとられる
。一方相持触媒はある太きさおよo−、,5型をもった
担体に触媒活性物質原料を、均一液状、ゲル状またはス
ラリー状に調製したものを含浸またはスプレー等による
吹付は等の操作により担持せしめる方法によりえられる
これら2者の製造方法に本質的な差異があることは当業
者らにとって自明であシ、本発明に開示する如きウィス
カを担持助材として用いることは上記文献等から容易に
類推されるものではない。
また、特開昭56−44045号公報明細書には触媒物
質もしくは担体物質を無機質繊維あるいは有機質繊維を
分散したスラリーに不活性基材を浸漬した後乾燥もしく
は焼成した触媒が開示されている。しかし上記の含浸担
持法では一回あたシの担持量が少なく、所望の担持量に
するためには含浸担持、乾燥の工程を〈シ返す必要があ
シ経済的ではない。また、上記公報明細書実施例中には
ガラス繊維、アスベストなど平均繊維直径が2ミクロン
以上平均繊維長さ2〜37ulOものを用いた°例があ
るのみである。本発明者らは繊維形状について詳細に検
討した結果、上記形状の無機繊維では触媒原料溶液中で
の分散性が悪く、担持触媒層が均一ではなく、吹付は相
持法を用いる際にスプレーノズルを閉塞する等の欠点が
あシ、また担持歩留シおよび剥離強度が不十分である等
の問題が依然解決されていない。
一方、ガラス繊維、アスベストなどの取扱いについ七は
労働衛生上厳しく規制されておシ、工業的に大量に取扱
うことは避けるべきである。
ウィスカを担持助材として用いた担持触媒の別の長所と
して、触媒担持層の空間容積が増大することもあって触
媒反応によっては活性および/または選択性が向上する
ことである。換言すれば触媒の表面積、細孔分布および
細孔各棟の調節が少なくとも担持強度を低下させずに行
なえることである。
触媒活性物質原料を担体に担持せしめる際に、上述した
担持歩留シおよび担持強度を向上させる方法として例え
ば触媒物質の粒径と異なる粒径をもつ粉粒体(繊維では
ない)を担持助材として用いることは公知である。しか
し粉粒体の場合と比較してウィスカの効果は驚嘆すべき
もまた、例えば触媒活性物質原料中にシリカゾル、アル
ミナゾルの如き水酸化物ゾル、または硫酸バリウム、硝
酸アンモニウムの如き無機塩、まタハ蓚酸、デンプン、
ポリビニルアルコールノ如き有機物などをバインダーと
して添加することも公知である。しかし上記水酸化物ゾ
ルま尼は金属塩を用いた場合、それらの酸化物が触媒活
性物質中に混入し、触媒によってはそれらが触媒性能を
低下するために好ましくないという欠点がある。一方有
機物々どのように焼成によって分解消滅するものは、担
持歩留りは良くても担持強度が低いという欠点がある。
しかし上記物質をウィスカと並用することによシ、上記
欠点を軽減し、更には本発明の目的とする効果をよシ高
めることができる。
本発明者は種々の担持触媒について、従来の欠点を克服
するべく鋭意横割した結果、本発明に開示する担持触媒
によシ担持歩留シおよび担持強度が高度に改善され、更
には触媒活性および/または選択性の向上した触媒かえ
られることを見出し、本発明に至らしめた。
すなわち本発明は以下の如く特定される。
(1)  ウィスカを担持助材として用いてなる担持触
媒。
(2)繊維平均直径が1ミクロン以下のウィスカである
ことを特徴とする上記(1)記載の触媒。
(3)  ウィスカの使用量が触媒活性物質に対し1〜
50重量係の範囲であることを特徴とする上記(1)ま
たは(2)記載の触媒。
(4)  ウィスカを含有する触媒活性物質原料と溶媒
との混合スラリーを担体に担持させるに際し、溶媒を同
時に気化蒸散せしめつつ担持処理することを特徴とする
上記(1)、(2)または(3)記載の触媒の製造方法
以下、本発明を更に具体的に説明する。
本発明に用いられるウィスカはその材質としては金属に
限らず耐火物であシ、従来公知の方法で製造されるもの
である。具体的にその材質としてはタングステン、鉄、
ニッケル等の金属ウィスカおよびシリコンカーバイド、
窒素硅素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ベリリ
ウム、ボロンカーバイド、チタンカーバイド、チタン酸
カリ、リン酸カルシウムなどが掲げられる。本発明の目
的とする担持歩留シおよび担持強度の向上には、最終触
媒とした時にウィスカとじて残存するものであれば、上
記材料からなるウィスカをいずれも好適に用いうる。な
お触媒によっては混入するウィスカの材質によシ触媒活
性および/または選択性に悪影響を及ぼすことがあるの
で触媒によってウィスカの材質を選択するのが好ましい
ウィスカとは一般に直径200μ以下でその長さが直径
に比しくアスペクト比)10以上の単結晶繊維とされて
いるが、最近では多結晶のものまで含めて広義に解釈さ
れる。
本発明において使用するウィスカの形状について本発明
者が種々検討した結果、本発明の目的とする担持歩留シ
および担持強度の向上の程度は、触媒活性物質粒子とウ
ィスカ形状が密接に関係することが判明した。すなわち
触媒活性物質粒子径に対しウィスカ直径の比が1以下の
小さい数値であればそれだけ、またウィスカ長さの触媒
活性物質粒子径に対する比が犬であればある程、その効
果を有効に発揮する。一般に担持触媒中の触媒活性物質
の粒子径は100ミクロン以下、多くは50ミクロン以
下に調整される。その理由は粒子径を小さくすることに
よシ触媒活性物質の比表面積(m/f)を増大し、よっ
て活性を増大させるだめであり、または好1しくない触
媒活性物質粒子内部の反応を制御させるためである。一
方、触媒を製造する視点からは、触媒活性物質原料含有
スラリー中でウィスカが高分散されることが均J組成の
担持触媒とするに不可欠であり、さらに触媒活性物質原
料を担体に担持せしめる手法として常用されるスプレー
等による吹き付は法を用いる際7に、スプレーノズルを
閉塞させない長さであることが好ましい。上述した理由
から、本発明で用いられるウィスカの平均直径は好まし
くは5ミクロン以下、更に好ましくは1ミクロン以下で
、長さは好ましくは1000ミクロン以下、更に好まし
くは500ミクロン以下のものが用いられ、その場合は
ウィスカが触媒活性物質原料含有スラリー中で粒子の分
散材として機能し、非常に好ましい高分散原料液となる
使用するウィスカの好適な量は触媒の種類によらて当然
具なるが、好ましくは担持される触媒活性物質の量に対
して1〜50チ(重量)の範囲の量で触媒活性物質の担
持歩留シおよび担持強度の向上の効果が発揮される。上
記効果の中には、触媒により触媒活性物一層の空間容量
を増大し通気性を良好にすることによシ触媒の活性およ
び/または選択性の向上が大きくなって好ましい場合、
ウィスカの添加量を調節することによりライス□力無添
加の触媒と比較して担持強度は同程度であっても通気性
を良好とする効果が含まれる。
触媒活性物質の担体への担持量は触媒によって異なるが
、最終触媒としだ時の触媒活性物質担持重量が担体10
0dに対して1〜20−09の範囲が担持される。
担体の形状は球状、円柱状、円筒状、破砕状、三角垂状
などの大きさが1〜10mのもの、まだはハニカム状、
パイプ状々どいずれもよい。
マタ担体の材質はシリコンカーバイド、アルミナ、シリ
カ、酸化チタン、カルシウムまたはマグネシウムなどの
硅酸塩、軽石、ガラス、コープイライト、ムライトなど
通常の成型担体材料のいずれでも良く、触媒にfつで使
い分けられる。
本発明に開示する担持触媒は上述の如く、ウィスカを担
持助材として用いる担持触媒として特定され、その触媒
成分、組成および使用目的(液相反応、気相反応などま
たは酸化反応、還元反応、塩素化反応など)に何ら制限
されない。
本発明に開示する触媒が好適に使用される例としては以
下の如き触媒が掲げられる。すなわち、接触気相酸化反
応用触媒として、ナフタリンからナフトキノンを製造す
るバナジウム系触媒、オルトキシレン壕だはナフタリン
よシ無水フタル酸を製造するバナジウム−チタン系触媒
、アントラセンまたはジフェニルメタン類よりアントラ
キノンを製造するバナジウム−チタン系、モリブデン−
チタン系または鉛−チタン系触媒、ベンゼンまたはブタ
ン類、ブタン類またはブタ)エンより無水マ、レイン酸
を製造するバナジウムーモI)7”テン系触媒、エチレ
ンよジエチレンオキサイドを製造する銀−α−アルミナ
系触媒、イソブチン、ターシャリ−ブタノールよシメタ
ク’a レインを製造fるコバルト−ビスマス−モリブ
デン系触媒、メタク四レイン、イソ−ブチルアルデヒド
よジメタクリ′ル酸を製造するモリブドバナドリン酸な
どのへテロポリ酸系触媒など、また脱硝用触媒のバナジ
ウム−チタン系触媒、水素化脱硫用触媒のコバルト−モ
リブデン−アルミナ系触媒、アンモオキシデーション用
触媒のマンガン−タングステン系触媒、内燃機関の排ガ
ス処理用貴金属−アルミナ系触媒などの触媒である。し
かし上記触媒に限定されるものではない。
本発明に開示する触媒を実際に製造する具体的に方法と
して担持法は種々の方法がとりうるが、好壕しくは触媒
活性物質原料溶液中の溶媒を同時に気化蒸散させながら
担持する方法が′とタン粒子(直径約05ミクロン)お
よびウィスカを懸濁させ、次いでその懸濁液を加熱して
回転しているドラム中の直径6Mのステアタイト担体に
吹付は担持した後、焼成してV2O,l−T i02系
担持触媒をえる。または酸化チタン粒子およびウィスカ
を水に懸濁し、上記と同様にステアタイト担体に吹付は
担持した後、バナジウムの均成してV2O5−TiO2
系担持触媒をえる。あるいはバナジウム含有酸化チタン
、ウィスカ懸濁液をコージェライトハニカム担体に含浸
担持せしめた後、乾燥、焼成するか、または予じめ酸化
チタン粒子をウィスカを用いて含浸担持せしめ、乾燥後
バナジウム含有溶液に含浸し、乾燥、焼成してV2O,
−TiO□系担持触媒をえる。また、他の製造例として
はリンモリブデン酸ベースの均一溶液にウィスカを懸濁
せしめ、アルミナ担体に上記と同様にして担持し、リン
モリブデン酸ベースの担持触媒をえる。
上述した触媒活性物質原料および製造法は一つの具体例
として掲げたものであシ、それらに限定されるものでは
ない。
以下に本発明に開示する触媒について更に具体例を掲げ
て特徴を明らかにし本発明を説明する。
実施例1 (a)  触媒の製造 硫酸チタニルの硫酸水溶液に175℃の加熱水蒸気を吹
き込み水酸化チタンの沈澱をえ、これを水洗、酸洗およ
び二次水洗しだのちsoo℃で4時間焼成し、平鍋粒子
径0.5μmでBET比表面積22 m’/ fの多孔
性アナターゼ型Tie2を製造した。
脱イオン水64’ 00 ccに蓚酸2005’を溶解
させ蓚酸水溶液とし、これにバナジン酸アンモニウム1
00 F、第一リン酸アンモニウム1462、水酸化カ
リウム322および塩化ニオブ9.15’を加え十分攪
拌した。このようにしてえた水溶液に上記TiO218
00?およびシリコンカーパイドウイス、力(繊維直径
0.05〜0.6μmの範囲にあシ、平均繊維直径0.
2μm、繊維長さ5〜50μmの範囲にあり、平均繊維
長さ20μm5このウィスカをAとする)951を加え
懸濁させた。この懸濁液を30分間攪拌したところ均一
なスラリーこの懸濁液を円胴中において回転している代
表径6wn、気孔率35チのシリコンカーバイド成型担
体2000ccに、同時に200℃の熱風を導入しつつ
スプレー添加し、触媒活性物質を1601担持せしめた
。ついで空気流通下540℃で6時間焼成して完成触媒
とした。この時の触媒活性物質の組成はTiO2: V
2O,: P2O,: K2O:Nb205=100 
:4.3 :0.5 :0.15 :0.25(重量比
)であり、触媒活性物質の添加した量に対して有効に担
持した量の比(重量比)、すなわち担持歩留りは93チ
であった。またウィスカ人の触媒活性物質に対する添加
量は5重量%であった。
なお、この時の触媒表面を電子顕微鏡で観察したものを
第1図として添付する。
なお上記ウィスカ人を添加する替シに、ガラス繊維(繊
維直径3〜8μmの範囲、平均繊維直径4μ展、繊維長
さ500〜800μmの範囲、平均繊維長さ700μm
)、およびシリコンカーバイドウィスカ(繊維直径4〜
10μmの範囲、平均繊維直径6μm1繊維長さ200
〜900μmの範囲、平均繊維長さ500μm1このウ
ィスカをBとする)をそれぞれ5重量係添加した以外は
同様に触媒を製造したところ、担体へ担持する際に均一
なスラリー液を保持するため姉はいずれも常に強力な攪
拌がa要であシ、また担体への担持方法としてスラリー
液をわずかの加圧下に直径1頭のスプレーノズルよシ吹
付は担持したところ、ノズルがガラス繊維やウィスカB
にょシ閉塞し連続的に使用することができ々かった。し
かしスプレーノズルを取換えiから上記担持量まで担持
させたところ担持歩留シは、ガラス繊維を用いた場合6
3係でウィスカBの場合74チであった。
また、別にウィスカを添加しない以外は同様に触媒を製
造したところ、担持歩留シは61%であった。
これらの触媒はいずれも芳香族炭化水素を酸化するため
の触媒として用いられる。
(b)  触媒強度 50 r、pmで回転しているステンレス製金網(12
メツシユ)よりなる円胴(100runφx 1.00
mL )中に上記(a)でえられたウィスカA、B、ガ
ラス繊維添加および無添加の触媒を別々に502づつ添
加し、30分間回転を続け、粉化および剥離した触媒物
質を除き去シ、未だ残存している触媒活性物質担持量の
元の担持量に対する比(重量係)を剥離強度とした。
剥離強度(4) ウィスカA添加        98 ガラス繊維添加       68 ウイスカB添加       79 無   添   加           67(c)
触媒活性 上記(a)でえられた触媒それぞれを345℃溶融塩に
浸された内径25τ、高さ377Lの鉄製管に2.5 
mの高さに充填し、これにオルトキシレン、空気の混合
物を602=オルトキシレン/Nm3−空気の原料ガス
濃度および8V= 3000Hr ’で導通し、酸化反
応を行なったところ下記の結果をえた。
オルトキシレン換算) ウィスカA添加      1145 ガラス繊維添加      1138 ウイスカB添加      1140 無   添   加         113.8実施
例2 (a)触媒の製造 脱イオン水180ccに蓚酸752を溶解して蓚酸水溶
液とし、これにメタバナジン酸アンモニウム336fを
加えて加温下溶解した。これに硫酸セシウム0.77り
、硫酸カリウム0.552を少量の脱イオンに溶かし上
記バナジウム含有溶液に加え、50〜60℃で30分間
撹拌した。この溶液に酸化チタン〔ルチル型結晶:アナ
ターゼ型結晶=95:5(重量比)でBET法による表
面積7@/r)3oyおよび窒化硅素ウィスカ(繊維直
径0.1〜08μmの範囲、平均繊維直径05μm1繊
維長さ50〜300μmの範囲、これをウィスカCとす
る)33りを加え、乳化機を用いて触媒スラリーを作っ
た。このスラリーはウィスカCを添加しない場合に比較
して乳化状態が安定に保たれた。
外部より加熱されている円胴型回転体中に直径3〜5頭
のシリコンカーバイド担体1 ’OOCCを加え、回転
下250℃に加熱しながら上記触媒スラリーを噴霧焼付
は処理し、担体上に触媒活性物質を担持させた。次いで
空気流通下500℃で8時間焼成した。えられた触媒組
成はV2O。
:TiO2:C8,O:に、O=8.7:100:2:
4 (重量比)であり触媒物質の担体100 cc当シ
の担持量は8.5 fであシ、触媒活性物質の担持歩留
りは97チであった。またウィスカCの触媒活性物質に
対する添加量は10重量%であった。
なおウィスカCを用いない他は上記方法と同様にして触
媒を製造したところ担持歩留りは66チであった。
この触媒はアントラセンよシアントラキノンの製造等に
用いられる。
(b)  触媒強度 実施例1の(b)とまったく同様におこなったところ下
記の結果をえた。
剥離強度(φ) ウィスカC添加      100 無   添   加          88(c)触
媒活性 上記(a)でえた触媒40ccを内径25πルのステン
レス製反応管に充填し、純度985係のアントラセンを
使用してガス濃度3(1−空気/g−アントラセン、空
間速度8000hr’、反応温度420℃で反応したと
ころ下記に示す結果をえた。
対アントラセン100チ換算) ウィスカC添加      1105 無   添   加         110.0実施
例3 (a)触媒の製造 硝酸鉛の粉末を空気存在下450℃で焼成した後粉砕機
で粉砕し一酸化鉛(PbO)粉末(粒子径5〜20μr
rL)をえた。このPbO50r、および実施例1で用
いたシ、リコンカーノくイドウィスカA10fを硝酸ア
ンモニウム307およびザンタンガムθ、11を溶解し
た水zooccに懸濁し、ホモミキサーで十分な均一ス
ラリー液とした。
このスラリー液を加熱して回転している溶融アルミナ担
体(2肌φ)に吹付けた後520 ’Cで焼成しPbO
触媒をえた。触媒活性物質であるPbOの担体への担持
量は100 t / 100 QC担体であり担持歩留
りは54チであった。またウィスカAの触媒活性物質に
対する添加量は20重量%であった。
なおウィスカAを添加せずに担持しようとしたが、Pb
Oはまったく担持されず担持触媒をえることができなか
った。そこでウィスカの替りにンリコンカーノ(イド微
粉末(平均粒径0.27μm)を触媒活性物質に対し2
0重量%添カロした以外は上記方法と同様に触媒を製造
した。
この触媒はジフェニルメタン誘導体よシ芳香族ケトン類
の製造等に用いられる。
(b)  触媒強度 実施例1の(b)と同様に行ない下記に示す結果をえた
剥離強度(%) ウィスカ人添加      96 シリコンカーバイド微粉末添加     47(c) 
 触媒活性 上記(a)でえられた触媒30ccを内径10mの管状
反応管に充填した。次に2−メチルジフェニルメタン1
1を毎時空気601と共に触媒中に通じた。反応管壁の
温度を430℃としたところ、転化率65チで凝縮性反
応生成物はアントラキノンおよび2−メチルベンゾフェ
ノンがほぼ同量で、それら合計への選択率は38.4モ
ルチであった。またシリコンカーバイド微粉末を用いた
触媒では転化率60係で選択率は380モルチであった
実施例4 (a)  触媒の製造 19389の硝酸コバルトを水450ccに、2692
の硝酸第二鉄を水450CCに、および3231の硝酸
ビスマスを硝酸水溶液240 ccにそれぞれ溶解した
後、それらを混合してビスマス、コバルトおよび鉄の硝
酸塩の水溶液Aをえた。別に1411tのバラモリブデ
ン酸アンモニウムを6.8ノの水に溶解させB溶液とし
た。B溶液を厳しく攪拌下、A溶液を徐々に加え、全て
を添加終了後頁に30分間攪拌を続は触媒前駆体である
懸濁液をえた。次いで実施例1で用いたシリコンカーバ
イドウィスカA37fを添加し、更に攪拌を続けたとこ
ろ、非常に均一なスラリー分散液をえた。このスラリー
液を120〜180℃に加熱されて流動している直径5
′Mjnのα−アルミナ球状担体にスプレー添加し、上
記触媒活性物質前駆体を担持させた。その後500℃で
6時間焼成し完成触媒とした。この時の触媒活性物質の
組成は原子比で表わしてCo、。Mo12FelB+1
0.(ここでYは各元素の原子価を満す値をとる)であ
シ、触媒活性物質の担体への担持量は2 s t / 
t o o cc指担体あシ、担持歩留シは99チであ
った。またウィスカAの活性物質に対する添加量は2重
量係であった。
力おウィスカを用いない他は上記方法と同様にして触媒
を製造したが担体−に担持する際、触媒活性物質前駆体
含有スラリーを常に強い攪拌をして均一化する必要があ
った。この場合の担持歩留りは80%であった。
この触媒はプロピレンよりアクロレイン、インブチレン
よジメタクロレインの製造用等に用いられる。
(b)  触媒強度 実施例1の(b)と同様に行々つた結果、下記に示す結
果をえた。
剥離強度(%) ウィスカA添加      99 無   添   加         87(c)触媒
活性 上記(a)でえた触媒100CCを直径21駅の管状反
応管に充填した。次いでプロピレン、空気および水を触
媒中に通じた。この時のプロピレンの供給量は140 
f/ hr /It−触媒であり、導通ガス中のプロピ
レン、空気および水の組成割合を7容量俸1.53容量
チおよび40容量チとし、反応管壁の温度を380℃と
したところ下記に示す結果をえた。
転化率(係)  選択率(七4) アクロレイン アクリル酸 ウィスカA添加   91,5     75,6  
   12.3無添加90J  68.0 14.3 実施例5 (a)触媒の製造 パラモリブデン酸アンモニウム134.8 rを水20
0 ccに、メタバナジン酸アンモニウム1407を水
200 ccに、ノ(ラタングステン酸アンモニウム1
222を水100 ccに、さらに酢酸マンガン30f
を水200 ccにそれぞれ溶解させた後、それらを混
合して触媒活性物質前駆体含有懸濁液をえた。次いでシ
リコンカー)(イドウィスカA10?を添加し均一な懸
濁液とした。
120−180℃に加熱し回転しているドラム中に直径
5mのシリコンカーバイド担体を投入し、その上に上記
懸濁液を吹付は担持した後385℃で5時間焼成して完
成触媒とした。この後の触媒活性物質の組成はそれぞれ
の原子比で表わしてMo 12 V3 WH,2Mn 
3053であシ、触媒活性物質の担持量は20 f /
 100 cc指担体あシ、その時の担持歩留シは92
チであった。ウィスカAの触媒活性物質に対する添加量
は10重量%であった。
なおウィスカAを用いない他は上記方法と同様にして触
媒を製造したところ担持歩留りは34チであった。
この触媒はアクロレインよジアクリル酸の製造等に用い
られる。
(b)  触媒強度 実施例1(b)と同様に行ない下記に示す結果をえた。
剥離強度優) ウィスカA添加      97 無   添   加         79(C)触媒
活性 上記(a)でえた触媒を管状反応管に充填しアクロレイ
ン、酸素、窒素および水からなる導通ガスを通じた。こ
の時の5V1600hr”で導通ガスの組成割合はアク
ロレイン:酸素:窒素:水=1:1.3:11.4:9
.0(モル比)で反応温度を310℃としたところ下記
に示す結果をえた。
ウィスカ添加   98,1     93.2無  
添  加    97.8      89.1実施例
6 (a)触媒の製造 三酸化モリブデン72.Of、五酸化バナジウム3.7
9 Fおよびリン酸(85重量%)625りを水1ノに
加え24時間加熱還流した。えられた赤褐色の溶液を濾
過し不溶性固体を沢別した後その溶液を攪拌しながら硝
酸セシウム8.122を50ccの水に溶かした溶液を
室温で加え、黄色のへテロポリ酸の塩のスラリーをえた
。次いでこのスラリー液にチタン酸カリウィスカ(繊維
直径0.2〜0.5μmの範囲、平均繊維直径0.4μ
m1繊維長さ10〜20μ展、平均繊維長さ1−5μm
の範囲、これをウィスカDとする〕76fを添加しホモ
ミキサーで十分攪拌混合すると、非常に乳化度の良いス
ラリー液となった。このスラリー液を100〜200℃
の温度に加熱されて流動している直径3註のシリコンカ
ーバイド担体にスプル−で吹付は担持させた後空気流通
下400℃で3時間焼成し完成触媒とした。この時の触
媒活性物、質の組成は酸素を除く原子比で表わしてP:
Mo:V:C5=1.3 :12 : 1 : 1であ
シ、触媒活性物質の担体への担持量は50 r/l O
Occ担体であり、担持歩留りは77重量%であった。
壕だウィスカDの触媒物質に対する添加量は10重量%
であった。
なおウィスカDを用いない他は上記方法と同様にして触
媒を製造したところ担持歩留りは15重量%であり、担
持中触媒活性物質の剥離が激しく209/100CC担
体しか担持することができなかった。
この触媒はメタクロレインよジメタクリル酸の製造用な
どに用いられる。
(b)  触媒強度 実施例1(b)と同様に行ない下記に示す結果をえた。
剥離強度(係) ウィスカD添加        98 無   添   加          17(c)触
媒活性 上記(a)でえた触媒50ccを内径25闘φのステン
レス製U字管に充填し管壁温度を310℃とした。触媒
中にメタクロレイン、酸素、窒素および水からなる原料
混合ガスをメタクロレイン・   tし :酸素:窒素:水=1:5:34:10(容量#)で空
間速度1000 hr 、’で通じたところ、下記に示
す結果をえた。
ウィスカ添加   84,7     75.3無  
添  加    71,0       73.2実施
例7 (a)  触媒の製造 水1500ccに蓚酸2581を溶解しついでメタバナ
ジン酸アンモニウム2305’、バラモリブデン酸アン
モニウム139 fi’、リン酸三ナトリウム22.4
9、塩化ナトリウム352、硫酸カリウム26?、を順
次溶解して触媒液としだ。その液中に実施例2で用いた
窒化硅素ウィスカB50?を添加し懸濁させた。次いで
直径6朋、高さ6mのペレット型アルミナ担体18に9
を外部より加熱したドラムに投入し200〜250’C
に保ちつつ触媒液を噴霧して担持させ、空気流通下42
0℃で6時間焼成して完成触媒とした。この時の触媒活
性物質組成比はV2O,: MoO2: P、、0. 
:Na2O’に20”” 1 :0.8 :0.03 
:0.12 : 0.015(モル比)であり、担持率
は13P/100cc担体であシ、担持歩留りは95チ
であった。この時のウィスカBの触媒活性物質に対する
添加量は20重量係であった。
なおウィスカを用いない他は上記方法と同様にして触媒
を製造したところ担持歩留りは74チであった。
この触媒はベンゼンより無水マレイン酸の製造用等に用
いられる。
(b)  触媒強度 実施例1 (1))と同様に行なったところ下記に示す
結果をえた。
剥離強度(チ) ウィスカB添加      100 無   添   加          91(c) 
 触媒活性 上記(a)でえた触媒を内径25悶のステンレス製反応
管に充填し、触媒層高277+、とじ、管壁温度を37
5°Cとした。この触媒層にベンゼンおよび空気よシ々
る原料混合ガスをベンゼン濃度257−空気/g−ベン
ゼンで5V2800hr’ で導入したところ下記に示
す結果をえた。
無水マレイン酸 収率 (重量係) ウィスカB添加       96 無   添   加           95
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1においてえられた触媒、すなわちシリ
コンカーバイドウィスカAを触媒活性物質に対して5重
量係添加して担体に担持せ・しめた触媒の表面状態を電
子顕微鏡で観察しだものである。(5000倍) 写真
の中で、球状粒子に見えるものが触媒活性物質粒子であ
り、針状に見えるのがウィスカである。 特許出願人    日本触媒化学工業株式会社代理人 
 山 口 剛 男 第1頁の続き 49/784        7824−4H50/1
8         8018−4H57105583
18−4H C07D 307/60         6640−
4C307/89         6640−4 C
279−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ウィスカを担持助材として用いてなる担持触
    媒。 (2)繊維平均直径が1ミクロン以下のウィスカである
    ことを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の触媒。 (3)  ウィスカの使用量が触媒活性物質に対し1〜
    50重量係重量間であることを特徴とする特許請求の範
    囲(1)マだは(2)記載の触媒。 (4)  ウィスカを含有する触媒活性物質原料と溶媒
    との混合スラリーを担体に担持させるに際し、溶媒を同
    時に気化蒸散せしめつつ担持処理することを特徴とする
    特許請求の範囲(1)。 (2)または(3)記載の触媒の製造方法。
JP58047871A 1983-03-24 1983-03-24 ウィスカを担持助材として含有してなる担持触媒およびその製法 Granted JPS59173140A (ja)

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US06/591,835 US4564607A (en) 1983-03-24 1984-03-21 Heteropolyacid-type catalyst composition containing whiskers
GB08407331A GB2138694B (en) 1983-03-24 1984-03-21 Heteropolyacid-type catalyst composition containing whiskers
IT20220/84A IT1173477B (it) 1983-03-24 1984-03-23 Composizione di catalizzatore del tipo eteropoliacido contenente baffi "whiskers"
DE19843410799 DE3410799A1 (de) 1983-03-24 1984-03-23 Katalysatormasse
FR8404638A FR2543020B1 (fr) 1983-03-24 1984-03-26 Catalyseur d'oxydation comprenant un heteropolyacide avec des trichites

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