JPS5917214B2 - 空気噴射式織機の開閉弁 - Google Patents
空気噴射式織機の開閉弁Info
- Publication number
- JPS5917214B2 JPS5917214B2 JP4512680A JP4512680A JPS5917214B2 JP S5917214 B2 JPS5917214 B2 JP S5917214B2 JP 4512680 A JP4512680 A JP 4512680A JP 4512680 A JP4512680 A JP 4512680A JP S5917214 B2 JPS5917214 B2 JP S5917214B2
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- JP
- Japan
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- valve
- air
- loom
- rotary valve
- rotary
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメインノズルからの噴出気流で緯糸を経糸開口
内へ搬送すると共に、経糸開口内において緯入れ方向に
所定の間隙で設けた補助ノズルからの噴出気流に乗せて
緯糸を緯入れするようにした空気噴射式織機の圧力空気
制御用の開閉弁に関するものである。
内へ搬送すると共に、経糸開口内において緯入れ方向に
所定の間隙で設けた補助ノズルからの噴出気流に乗せて
緯糸を緯入れするようにした空気噴射式織機の圧力空気
制御用の開閉弁に関するものである。
従来のこの種開閉弁はロータリーバルブ式であり、織機
運転中に補助ノズルへの圧力空気を所定のタイミングで
順次供給することができるが、手動緯入れ時に全補助ノ
ズルから空気を供給することはできなかった。
運転中に補助ノズルへの圧力空気を所定のタイミングで
順次供給することができるが、手動緯入れ時に全補助ノ
ズルから空気を供給することはできなかった。
すなわち前述の主ノズルと補助ノズルの協同のもとに緯
入れを行なう空気噴射式織機において手動で緯入れを行
なう場合、主ノズルからの噴射空気だけでは緯入れでき
ないため、各補助ノズルから一斉に空気噴射を行わせて
いた。
入れを行なう空気噴射式織機において手動で緯入れを行
なう場合、主ノズルからの噴射空気だけでは緯入れでき
ないため、各補助ノズルから一斉に空気噴射を行わせて
いた。
しかし、従来の開閉弁では各補助ノズルから一斉に空気
を噴射することはできなかった。
を噴射することはできなかった。
このため従来は前記ロータリーバルブを迂回する空気の
供給経路に別に設けた開閉弁を操作することにより、手
動緯入れ時に補助ノズルから7斉に空気噴射を行なわせ
ていた。
供給経路に別に設けた開閉弁を操作することにより、手
動緯入れ時に補助ノズルから7斉に空気噴射を行なわせ
ていた。
しかしながらこのようにすると余計に配管と開閉弁とを
設けねばならないため製造に手数がかかる上に、高価と
なるから経済的にも不利であるという欠点があった。
設けねばならないため製造に手数がかかる上に、高価と
なるから経済的にも不利であるという欠点があった。
本発明は上述の欠点を解消するためになされたもので、
織機運転中に補助ノズルへ供給する空気の制御に使用す
るロータリーバルブ式の開閉弁を使用して手動緯入れの
際の一斉噴射もできるようにすることを目的とするもの
である。
織機運転中に補助ノズルへ供給する空気の制御に使用す
るロータリーバルブ式の開閉弁を使用して手動緯入れの
際の一斉噴射もできるようにすることを目的とするもの
である。
以下図面について本発明の詳細な説明する。
図中1はロータリーバルブ式開閉弁であって、有底円筒
状のケーシング2とこのケーシング2の開口側に嵌合し
た有底円筒状のケーシング3とより成り、押しボルト4
により一体に固定しである。
状のケーシング2とこのケーシング2の開口側に嵌合し
た有底円筒状のケーシング3とより成り、押しボルト4
により一体に固定しである。
ケーシング3の底部内面には平面状の弁座3aを形成す
る。
る。
ケーシング2に設けた軸受2aには中空軸5aが回転自
在に支持されている。
在に支持されている。
軸5aの弁室6内の弁座3a側には第1の回転弁体5が
設けられている。
設けられている。
第2の回転弁体Tは弁座3aと第1の回転弁体5との間
に配置され、中空軸5aを貫通した軸γaと一体に形成
されている。
に配置され、中空軸5aを貫通した軸γaと一体に形成
されている。
中空軸5aは押しボルト8により軸γaに固定され、回
転弁体5゜7が一体に回転できるようになっている。
転弁体5゜7が一体に回転できるようになっている。
また回転板弁体5,7は後述のように弁室6により圧力
空気が導入されると、圧力空気により弁座3aに押し付
けるようにしである。
空気が導入されると、圧力空気により弁座3aに押し付
けるようにしである。
回転弁体5,7にはそれぞれ弧状の弁孔5 b 、7
bが形成してあり、これらの弁孔5b、7bは必要な最
長噴射期間に合わせてその長さを設定しである。
bが形成してあり、これらの弁孔5b、7bは必要な最
長噴射期間に合わせてその長さを設定しである。
ケーシング3には第2図に示すように前記弁孔5b、7
bの回転軌跡上に設けた吐出口14a〜14dがあり、
それぞれ各別の補助ノズル群へのパイプ15a(以下図
示せず)がそれぞれ接続しである。
bの回転軌跡上に設けた吐出口14a〜14dがあり、
それぞれ各別の補助ノズル群へのパイプ15a(以下図
示せず)がそれぞれ接続しである。
また16は圧力空気供給源(図示せず)に連らなるパイ
プである。
プである。
軸γaの先端には歯車17が押しボルト18により固定
しである。
しである。
次に回転弁体7を弁座3aから離隔させる手段につき説
明する。
明する。
軸7aの中間部に押しボルト22により一対のフランジ
19aj19bを有する被動体21を固定する。
19aj19bを有する被動体21を固定する。
一端をU字状に二叉に分岐した揺動杆28の先端部に突
設したピン24a、24bを前記被動体21の溝20内
に挿入しである。
設したピン24a、24bを前記被動体21の溝20内
に挿入しである。
25は固定軸26に回動自在に枢着した足踏みペダルで
あって、ワイヤ2γによって揺動杆28と連結しである
。
あって、ワイヤ2γによって揺動杆28と連結しである
。
29はストッパー、30は引張りスプリングである。
尚前述の歯車17は織機と同期して回転する歯車31と
噛合っており、織機1回転に対して1回転するようにそ
のギア比を定めである。
噛合っており、織機1回転に対して1回転するようにそ
のギア比を定めである。
次に上述のように構成した本発明開閉弁の作用を説明す
る。
る。
織機運転中は歯車31により、歯車1Tが回転し、それ
と共に軸5a、7aが織機1回転に対して1回転する。
と共に軸5a、7aが織機1回転に対して1回転する。
一方圧力空気はパイプ16から弁室6内に流れている。
回転弁体5.γは空気圧により弁座3aに押しつけられ
ているので、回転中も密接状態を保ちつづけるから、こ
こからの空気の漏れはほとんどない。
ているので、回転中も密接状態を保ちつづけるから、こ
こからの空気の漏れはほとんどない。
そして弁孔5b j 7bと吐出口14a(14b 〜
14d)が相対すると、圧力空気が順次補助ノズル(図
示せず)から噴出し緯入れを行なうのである。
14d)が相対すると、圧力空気が順次補助ノズル(図
示せず)から噴出し緯入れを行なうのである。
手動により緯入れする際は回転弁体7を弁座3aから離
隔させる操作手段を操作する。
隔させる操作手段を操作する。
すなわち、まずペダル25を踏む。
すなわちワイヤ27を介して揺動杆28が第3図におい
て時計方向へ回動するので、ピン24a 、24bによ
りフランジ19bが押されて軸7aを第1図において右
方へ移動させる。
て時計方向へ回動するので、ピン24a 、24bによ
りフランジ19bが押されて軸7aを第1図において右
方へ移動させる。
これにより回転弁体7も空気圧に抗して同方向に移動す
るので、弁孔7bと弁座3aとの間に隙間が形成され、
その結果弁孔5b7bからの圧力空気は全吐出口14a
〜14dから流出して各補助ノズルから空気を噴射する
。
るので、弁孔7bと弁座3aとの間に隙間が形成され、
その結果弁孔5b7bからの圧力空気は全吐出口14a
〜14dから流出して各補助ノズルから空気を噴射する
。
ペダル25を踏むのを中止すれば、スプリング30.1
1および圧力空気の作用により回転弁体5.7は第1図
の位置に戻る。
1および圧力空気の作用により回転弁体5.7は第1図
の位置に戻る。
この空気の噴出は一度に複数の吐出口14a〜14dか
ら行なわれるので織機運転中の補助ノズルからの噴出空
気の流勢よりも弱くなるけれども、手動の場合は緯糸と
空気流とが触れる時間が長くなるので糸切れを防止する
ためにはむしろ弱い方が好ましい効果が得られる。
ら行なわれるので織機運転中の補助ノズルからの噴出空
気の流勢よりも弱くなるけれども、手動の場合は緯糸と
空気流とが触れる時間が長くなるので糸切れを防止する
ためにはむしろ弱い方が好ましい効果が得られる。
時間が長くなるので糸切れを防止するためにはむしろ弱
い方が好ましい効果が得られる。
い方が好ましい効果が得られる。
尚本実施例では第1の回転弁体5と第2の回転弁体7の
二枚の回転弁体を設けたが、これは補助ノズルからの空
気噴射期間を変え得るようにするためであり、噴射時期
を変える必要がないときは1枚の回転弁体で良い。
二枚の回転弁体を設けたが、これは補助ノズルからの空
気噴射期間を変え得るようにするためであり、噴射時期
を変える必要がないときは1枚の回転弁体で良い。
尚、補助ノズルの噴射期間を変えるには押しボルト8を
ゆるめ両回転弁体を相対的に回動させ各各の弁孔5b、
γbの重なる部分を長くあるいは短かく調整し、ふたた
びボルト8をしめることにより噴射期間を長に−)ある
いは短かくすることができる。
ゆるめ両回転弁体を相対的に回動させ各各の弁孔5b、
γbの重なる部分を長くあるいは短かく調整し、ふたた
びボルト8をしめることにより噴射期間を長に−)ある
いは短かくすることができる。
本発明は前述したように織機運転時に使用するロータリ
ーバルブ式の開閉弁を手動緯入れにも使用出来るように
したから、本発明によればバイパス経路や手動緯入れ時
に使用する開閉弁を別に設ける必要がなくなる。
ーバルブ式の開閉弁を手動緯入れにも使用出来るように
したから、本発明によればバイパス経路や手動緯入れ時
に使用する開閉弁を別に設ける必要がなくなる。
したがって本発明はこの種空気噴射式織機の製造を容易
にすると共にコストも軽減できるというすぐれた効果が
ある。
にすると共にコストも軽減できるというすぐれた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明開閉弁の横断平面図、第2図はその正面
図、第3図は第1図の部分側面図である。 1・・・・・・ロータリーバルブ式開閉弁、2,3・・
・・・・ケーシング、5・・・・・・回転弁体、5a・
・・・・・軸、5b・・・・・・弁孔、γ・・・・・・
回転弁体、γa・・・・・軸、7b・・・・・・弁孔、
14a〜14d・・・・・・吐出口、15a・・・・・
・補助ノズルへの接続パイプ、16・・・・・・圧力空
気供給源との接続パイプ、17・・・・・・歯車、21
・・・・・・被動体、23・・・・・・軸、25・・・
・・ペダル、26・・・・・・軸、27・・・・・・ワ
イヤ、28・・・・・・揺動杆、29・・・・・・スト
ッパー、30・・・・・・スプリング、31・・・・・
・歯車。
図、第3図は第1図の部分側面図である。 1・・・・・・ロータリーバルブ式開閉弁、2,3・・
・・・・ケーシング、5・・・・・・回転弁体、5a・
・・・・・軸、5b・・・・・・弁孔、γ・・・・・・
回転弁体、γa・・・・・軸、7b・・・・・・弁孔、
14a〜14d・・・・・・吐出口、15a・・・・・
・補助ノズルへの接続パイプ、16・・・・・・圧力空
気供給源との接続パイプ、17・・・・・・歯車、21
・・・・・・被動体、23・・・・・・軸、25・・・
・・ペダル、26・・・・・・軸、27・・・・・・ワ
イヤ、28・・・・・・揺動杆、29・・・・・・スト
ッパー、30・・・・・・スプリング、31・・・・・
・歯車。
Claims (1)
- 1 各々緯入れ用補助ノズルの1つに接続される複数の
吐出口を開口させ平面状の弁座と、弁室内にあって前記
弁座に摺接しつつ弁孔を介して該弁室と前記吐出口とを
順次連通させる回転弁体と、この回転弁体を前記弁座か
ら離隔させる操作手段とを備えることを特徴とする空気
噴射式織機の開閉弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4512680A JPS5917214B2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 空気噴射式織機の開閉弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4512680A JPS5917214B2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 空気噴射式織機の開閉弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56144243A JPS56144243A (en) | 1981-11-10 |
JPS5917214B2 true JPS5917214B2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=12710567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4512680A Expired JPS5917214B2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 空気噴射式織機の開閉弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917214B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0115853Y2 (ja) * | 1982-11-30 | 1989-05-11 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3173916D1 (en) * | 1981-11-25 | 1986-04-03 | Sulzer Ag | Control device for the jets of a jet weaving machine |
JPS59185289U (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-08 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ジエツトル−ムの流体噴射制御装置 |
-
1980
- 1980-04-08 JP JP4512680A patent/JPS5917214B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0115853Y2 (ja) * | 1982-11-30 | 1989-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56144243A (en) | 1981-11-10 |
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