JPS5917140Y2 - 刈高さ制御装置 - Google Patents

刈高さ制御装置

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Publication number
JPS5917140Y2
JPS5917140Y2 JP9579078U JP9579078U JPS5917140Y2 JP S5917140 Y2 JPS5917140 Y2 JP S5917140Y2 JP 9579078 U JP9579078 U JP 9579078U JP 9579078 U JP9579078 U JP 9579078U JP S5917140 Y2 JPS5917140 Y2 JP S5917140Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
lever
control
mowing
cutting height
Prior art date
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Expired
Application number
JP9579078U
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English (en)
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JPS5512344U (ja
Inventor
芳弘 川村
康秀 山崎
Original Assignee
三菱農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
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Publication of JPS5512344U publication Critical patent/JPS5512344U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動刈高さ制御装置を有するコンバイン等に
おける刈高さ制御装置の操作装置に関する。
従来、この種刈高さ制御装置の刈取り部昇降制御レバー
は、手動による上昇、下降及び自動刈高さ制御の3箇所
の設定位置を有する、いわゆる3ポジション方式であっ
た。
このため、この制御レバーは、3次元方向に動かす必要
があり、構造複雑になると共に、誤操作の虞れが生じて
いた。
そこで、本考案は、刈取り部昇降制御レバーを手動によ
る下降及び自動刈高さ制御位置を同一端に設け、かつ該
下降及び自動を、刈高さセンサに連結している刈高さセ
ットレバ−の操作により切換え得るように構成し、制御
レバーを2ポジション方式とすることにより前述欠点を
解消した刈高さ制御装置を提供することを目的とするも
のである。
以下、図面に示す実施例に基づき、本考案を詳細に説明
する。
コンバインは、第1図すに示すように、クローラ1で支
持されている本機フレーム2に油圧シリンダ装置3によ
り刈取り部5が昇降自在に支持されている。
刈取り部5はテ゛イバイダ−6及び刈り刃7等を支持し
ている刈取り部フレーム8を有しており、フレーム8に
は平行リンク10を介して刈高さセンサ11が上下移動
自在に支持されている。
センサ11はセンサアーム12を回動自在に支持してお
り、アーム12はその回動によりリミットスイッチ11
a、 11 b(第4図参照)を作動する。
一方、第1図aに示すように、コンバインの操作パネル
13には刈高さセットレバ−14及び刈取り部昇降制御
レバー15が設けられている。
セットレバ−14は、第1図a及び第2図に示すように
、枢軸16に皿バネ17及びナツト18により摩擦を付
与された状態で回転自在に支持されており、更にその一
端はボーデンワイヤー19を介して平行リンク10に連
結している。
従って、セットレバ−14のパネル13の案内溝13
aに沿った回動操作により、センサ11を戻しスプリン
グ20に抗して昇降し、第3図に示す任意の位置にセツ
トシ得るセット範囲a或いはセンサーを一杯に上昇させ
た収納位置すにセットすることができる。
更に、操作パネル13にはリミットスイッチ21が設け
られており、セットレバ−14を収納位置すに倒すと、
レバー14はスイッチ21に接し、スイッチ21をF降
側接点Cがら自動側接点dに切換える(第4図参照)。
刈取り部昇降制御レバー15は、第1図及び第2図に示
すように、枢軸23に回動自在に支持されており、また
その他端はスプリング24により付勢されているボール
25を保持している。
更に、ボール25はパネル13に固定された谷状をなす
位置決め板26に当接しており、制御レバー15が第3
図に示すパネル13の直線状の案内溝13bの中央部の
中立位置に対応する中央位置26 aに向くように付勢
されている。
操作パネル13には、第3図に示すように、案内溝13
bの両端部にそれぞれリミットスイッチ27.28が設
けられており、スイッチ27は制御レバー15が上昇に
位置したとき当接して大状態となり、スイッチ28は制
御レバー15か1動・下降に位置したとき当接して大状
態となる。
即ち、第4図に示すように、リミットスイッチ27はリ
レー30を介して油圧シリンダ装置3を制御する切換え
バルブの上昇側のソレノイド31に接続している。
また、リミットスイッチ28はセットレバ−14で作動
されるスイッチ21に接続しており、更にスイッチ21
の自動側接点dはリレー32及びランプ33を介して刈
高さセンサ11に接続している。
また、スイッチ21の下降側接点Cは切換えバルブの下
降側のソレノイド35に接続している。
一方、リレー30により作動される常時閉じているリレ
ー接点30′及びリレー32の通電により自己保持され
るリレー接点32′を介して前述リレー32に連接する
ように、自動側接点dと並列する経路が設けられている
なお、刈高さセンサ11の上昇側及び下降側のスイッチ
11 a、 11 bはそれぞれ上昇側及び下降側のソ
レノイド31.35に接続している。
本考案は以上のような構成を有するので、コンバインを
自動刈高さ制御による圃場作業させる場合は、セットレ
バ−14をセット範囲a内の適宜位置に設定することに
より、穀稈に応じた刈高さを選び、その後制御レバー1
5を自動・下降位置に倒す。
これにより、リミットスイッチ28が制御レバー15に
当接して大状態となり、かつスイッチ21はセットレバ
−14と当接しないので自動側接点dに切換えられてい
る。
従って、電流はスイッチ28、スイッチ21の自動側接
点dを経てリレー32に流れ、更にランプ33を経て刈
高さセンサ11に通電される。
この刈高さセンサ11はセットレバ−14によりボーデ
ンワイヤー19を介して圃場より適宜高さに固定されて
いるので、センサアーム12は圃場面に接し、その凹凸
に応じてリミットスイッチlla、llbを入切し、切
換えバルブの上昇側或いは下降側のソレノイド31.3
5を励磁して刈取部5を適宜高さに保持する。
更に、制御レバー15から手を離すと、レバー15は位
置決め板等26の作用により、案内溝13b中夫の中立
位置に自動復帰し、リミットスイッチ28は切状態とな
るが、常時閉じているリレー接点30′及びリレー32
の自己保持用リレー接点32′を介してリレー32に通
電され、前述同様に刈高さセンサ11は作動する。
コンバインを回向する等により、刈取り部5を上昇させ
るには、制御レバー15を上昇位置に倒す。
これにより、リミットスイッチ27は制御レバー15に
当接して大状態となり、リレー30を介して上昇側のソ
レノイド31を励磁して刈取り部5を上昇させる。
同時に、リレー30の作動によりリレー接点30′は開
き、刈高さセンサ11への通電は遮断される。
コンバインの回向後、再び圃場作業を行なうには、制御
レバー15を自動・下降側に倒すと、スイッチ28は大
状態となり、前述同様に刈高さセンサ11は作動する。
また、自動刈高さ制御を行わないで、手動により刈高さ
制御を行なうには、セットレバ−14を収納位置すに倒
す。
これにより、刈高さセンサ11はポーチ゛ンワイヤー1
9を介して走行の障害とならない上方位置に保持される
と同時に、リミットスイッチ21がセットレバ−14に
当接し、自動側接点dから下降側接点Cに切換えられる
従って、制御レバー15を自動・下降側に倒すと、リミ
ットスイッチ28は大状態となり、下降側接点Cを介し
て下降側のソレノイド35が励磁され、刈取り部5は下
降する。
また、制御レバー15を、手を離す等により中立位置に
復帰すると、リミットスイッチ28はレバー15との当
接が外され、切状態となり、下降側のソレノイド35の
励磁は解除され、従って刈取り部5はその位置に保持さ
れる。
なお、制御レバー15を上昇側に倒すと、前述同様にリ
ミットスイッチ27は大状態となり、刈取り部は上昇す
る。
次に、第5図及び第6図に基づき、一部変更した他の実
施例について説明する。
なお、同一部分は同一・符号を付して説明を省略する。
前述実施例のものでは自動刈高さ制御時においても、制
御レバー15は中立位置にあるので、手動作業時なのか
、或いは自動作業時なのか不明であり、誤操作を生じる
虞れがあった。
そこで、本実施例では操作パネル13の案内溝13b端
に自動及び手動の表示ランプ33.36を設けた。
このため、第6図に示すように、リレー32への通電に
より切状態となる常閉リレー接点32″を介して手動側
の表示ランプ36に接続する回路を付加した。
従って、セットレバ−14か゛セット範囲aにあり、ス
イッチ21か゛自動側に切換わり、かつスイッチ28、
或いは常閉リレー接点30’及び自己保持リレー接点3
2′を介して刈高さセンサ11に通電している時はラン
プ33にも通電され、ランプ33の点灯により自動状態
であることを示す。
この際、ランプ36はリレー32に通電されているので
、リレー接点32″は切状態にあり、点灯していない。
また、セラ)・レバー14を収納位置すにするか、或い
は制御レバー15を−L昇側に倒すことにより、刈高さ
センサ11への通電を断つと、ランプ33は消され、同
時にリレー32への通電も断たれるので、常閉リレー接
点32″は入状態となり、ランプ36は点灯し、手動状
態にあることを示す。
なお、該実施例はランプの点灯により表示したが、第7
図及び第8図に示すように、色付きガラス37の下側に
、自動或いは手動の字膜38を設け、ランプ33.36
の点灯により、それらの文字が浮き出るようにしても良
いことは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、刈取り部昇降制
御レバー15の設定位置を自動刈高さ制御と手動下降と
を同一端に設け、2ポジション方式としたので、制御レ
バー15は2次元の運動だけで゛足り、制御レバ−15
自体及び位置決め板26等の構造がきわめて簡単なもの
で足りると共に、操作も簡単になり、誤操作の虞れがな
く安全性を向」ニすることができる。
また、自動刈高さ制御のない従来の刈取り部昇降制御レ
バーによる操作ポジションと同じに構成することができ
るので、従来の操作と同じで良く、不慣れによる誤操作
をも防ぐことができる。
また、刈高さセットレバ−14の位置により、手動と自
動とを明確に区別でき、手動操作中特に下降操作中に、
不意に自動が作動して刈取り部5の下降が停止してしま
うことがないと共に、刈取り部5がどの位置にあっても
、自動制御に切換えることができる。
更に、自動状態或いは手動状態にあるかをランプ33.
36等により表示すると、運転者が現在どちらの状態で
作業しているかが明らかとなり、これらの間違いによる
誤操作をも防止することか゛できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されているコンバインの部分を示
すものであり、aは操作部を示す側面図、bは刈取り部
下前を示す側面図である。 第2図は操作部の正面図、第3図は平面図、第4図はそ
の回路図である。 第5図及び第6図は他の実施例を示すもので、第5図は
平面図、第6図は回路図、第7図及び第8図は更に一部
変更した表示部分を示すもので、第7図はその平面図、
第8図は側断面図で゛ある。 5・・・・・・刈取り部、8・・・・・・刈取り部フレ
ーム、1]・・・・・・刈高さセンサ、14・・・・・
・刈高さセットレバ−15・・・・・・刈取り部昇降制
御レバー、21・・・・・・スイッチ、33、36・・
・・・・ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取り部フレームに上下移動自在に支持されている刈高
    さセンサに連結している刈高さセットレバ−と、刈取り
    部を手動による上昇、下降及び刈高さセンサによる自動
    刈高さ制御に切換えることができる刈取り部昇降制御レ
    バーを有するコンバイン等において、該制御レバーを手
    動による下降及び自動刈高さ制御位置を同一端に設ける
    ことにより直線状にのみ動き得るようにし、かつ該制御
    レバーの同一端における手動下降及び自動刈高さ制御を
    、前記刈高さセットレバ−により作動されるスイッチに
    より、前記刈高さセンサ収納時は手動下降に、またセッ
    ト時には自動刈高さ制御に切換え得るように構成した刈
    高さ制御装置。
JP9579078U 1978-07-12 1978-07-12 刈高さ制御装置 Expired JPS5917140Y2 (ja)

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JP9579078U JPS5917140Y2 (ja) 1978-07-12 1978-07-12 刈高さ制御装置

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JP9579078U JPS5917140Y2 (ja) 1978-07-12 1978-07-12 刈高さ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5512344U JPS5512344U (ja) 1980-01-26
JPS5917140Y2 true JPS5917140Y2 (ja) 1984-05-19

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ID=29029069

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JP9579078U Expired JPS5917140Y2 (ja) 1978-07-12 1978-07-12 刈高さ制御装置

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