JPS591707B2 - アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体およびその塩 - Google Patents

アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体およびその塩

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JPS591707B2
JPS591707B2 JP5562581A JP5562581A JPS591707B2 JP S591707 B2 JPS591707 B2 JP S591707B2 JP 5562581 A JP5562581 A JP 5562581A JP 5562581 A JP5562581 A JP 5562581A JP S591707 B2 JPS591707 B2 JP S591707B2
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tetrazole
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光治 阿形
公一 橘
博 後藤
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Wakamoto Pharmaceutical Co Ltd
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Wakamoto Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) (但し、式中Rは低級アルキル基を示し、R牡水素また
は・・ロゲンを示す。
)で示されるアミノフエニルテトラゾール誘導体および
その薬学上適当なカチオンとの塩に関する。本発明に係
る一般式(1)で示される化合物はいずれも優れた抗ア
レルギ一作用を有し、医薬品として有用である。
この化合物(1)を医薬品として製剤化する場合使用目
的により、または溶解性を調節するため薬学※(但し、
式中Rは低級アルキル基を示し、R″は水素または・・
ロゲンを示す。
)上記の反応に使用する溶媒は特に限定されるものでな
く、通常の有機合成反応に使用する不活性有機溶媒を使
用することが出来、例えばクロロホルム、メチレンクロ
ライド、ベンゼン、トルエン、メタノール、エタノール
、アセトン、テトラヒトuフラン、ピリジン、ジメチル
ホルムアミド等が使用される。
また、水・屁混合溶媒も使用出来、例えば、水一メタノ
ール、水−エタノール、水−テトラヒドロフラン等が使
用される。化合物叫の使用量は化合物(1)に対して2
〜3倍モルが適当であり、冷却下ないし室温で滴下撹拌
すれば容易に反応して目的化合物(1)が得られる。
塩基としては有機塩基のみならず、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等の無機塩基も使用出来る。『キ丘り}反1
,】 %廿%ぐ土適当なカチオンとの塩にすることが出
来る。
本発明で利用する薬学上適当なカチオンは、通常利用さ
れている低毒性のものから使用目的に合わせて適宜選択
することが出来、例えば、Na、K等のアルカリ金属、
CasMg等のアルカリ±金属、その他適当な金属ある
いは、アンモニア、トリエチルアミン、トリス(ヒドロ
キシメチル)アミノメタン等のカチオンを代表例として
挙げることが出来る。本発明の化合物は下記の反応式で
示される方法により製造することが出来る。
すなわち、本発明の化合物(1)は一般式(11)で示
されるアミノフエニルテトラゾールと一般式(自)で示
される化合物とを適当な溶媒中で塩基の共存下反応させ
ることにより製造することが出来る。
反応混合物中の目的化合物(1)は、必要に応じ、適宜
反応液を濃縮した後、水を加え、稀塩酸、稀硫酸等で酸
性化することにより結晶として析出させ分離することが
出来る。
ここに得られた化合物(1)は再結晶により高純度品を
得ることが出来る。本発明の目的化合物(1)を製造す
るために使用する式()のアミノフエニルテトラゾール
類化合物は、次に反応式をもつて示す方法により製造す
ることが出米る。すなわち、ジニトロベンゾニトリル類
化合物をナトリウムアジド、アンモニウムアジド等とジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド等の溶媒
中加熱下に反応させて、ジニトロフエニルテトラゾール
とし、次いで、錫一塩酸等で還元する方法囚、および、
ジアミノベンゾニトリル類化合物をテトラゾリル化する
方法(B)により化合物()をr+口1−1ごFllO
t+0A製造することが出来る。
以下本発明を参考例と実施例により説明する。
参考例 13・5−ジニトロベンゾニトリル5.07y
1ナトリウムアジド2.17、塩化アンモニウム2.1
7にジメチルホルムアミド15m1を加え、浴温120
〜130℃で攪拌しながら30分間反応させる。
冷後、不溶の無機物を沢別し、沢液は適宜水で稀釈し稀
塩酸で酸性にする。析出した結晶を沢取し、目的物5−
(3・5−ジニトロフエニル)テトラゾールを得る。収
量5.577、エタノール一水より再結晶したものの融
点180〜18FC元素分析 C7H4N6O4として 計算値 C35.l5Hl.67N35.l4実測値
C35.44Hl.67N35.39核磁気共鳴スペク
トル(4)MSO−dぃ60MHz)8.96〜9.3
9ppm(Ml3H)13.16ppm(プロードシグ
ナル 1H)参考例 2 5−(3・5−ジニトロフエニル)ラトラゾール5.3
7、濃塩酸45m11酢酸30m1の混液に水冷攪拌下
に錫末10.47を少量ずつ加えて行き、添加後さらに
1時間攪拌を続ける。
反応混合物に水500m1を加えて稀釈溶解し、硫化水
素を導入する。生成した沈殿物を沢別し、沢液を減圧下
に濃縮した後、稀水酸化ナトリウム液でPHを約4に調
整し、析出した結晶を沢取して目的物5(3・5−ジア
ミノフエニル)テトラゾールを得る。収量 2.697
融点 300℃以上 元素分析 C7H8N6として 計算値 C47.72H4。
58N47.7O実測値 C47.55H4.3ON4
7.83参考例 34−クロロ−3・5−ジアミノベン
ゾニトリル2.677、ナトリウムアジド4.767、
塩化アンモニウム3.86y1にジメチルホルムアミド
10m1を加え、浴温125〜130℃で攪拌しながら
4時間反応させる。
冷後、不溶の無機物を沢かし、酢酸エチルで洗浄し、沢
液と洗浄液は合わせて、これに水を加え振とうし水層を
分取する。得られた水層は脱色炭処理し、酢酸々性とし
、析出した結晶を沢取して、目的物5−(4−クロロ−
3・5−ジアミノフエニル)テトラゾールを得る。収量
2.377エタノールより再結晶を行なつたものの融点
278〜279℃(分解)元素分析 C7H7ClN6
として 計算値 C39.92H3.35N39.9O実測値
C39.82H3.4lN39.83核磁気共鳴スペク
トル(4)MSO−D6、60MHz)6.87ppm
(Sl2H) 5,57〜8.57ppm(プロードシ
グナル、4H)実施例 1 5−(3・5−ジアミノフエニル)テトラゾール1.7
67にピリジン20m1を加えて溶解し、これに氷水冷
却、攪拌下にエチルオキザリルクロライド3.557を
滴丁する。
滴下後、徐々に反応温度を上げ、室温で15時間反応さ
せる。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物に水を加え
、さらに稀塩酸を加えて酸性とする。生成した沈殿物を
沢取し、目的物5−(3・5−ジエチルオキザリルアミ
ノフェニル)テトラゾールを得る。収量2.99yアセ
トン−メタノールより再結晶を行なつたものの融点22
2〜223℃(分解)核磁気共鳴スペクトル(DMSO
−D6、60MHz)1.43ppm(Tl6H) 4
.48ppm(q、4H)8.45ppm(s、3H)
11.43ppm(Sl2H)実施例 2 5−(3・5−ノアミノフエニル)テトラソー cル1
.76yにピリジン20m1を加えて溶解し、これに氷
水冷却、攪拌下にノルマルブチルオキサリルクロライド
4.28yを滴下する。
以下実施例1の方法に準じて目的物5−(3・5−ジノ
ルマルブチルオキサリルアミ,ノブエニル).テ}・ラ
ゾールを得る。
収量3,787アセトンーノルマルヘキサンより再結晶
したものの融点202〜20『C核磁気共鳴スベクトル
(ピリジン−D5、60MHz)0.43ppm(Ml
l4H) 4.23PPn1(Tl4H) 8,40p
pm(Sl3H) 11.53ppm(s、2H) 1
1,75ppm(s、1H)実施例 35−(3・5−
ジアミノフエニル)テトラゾール1.767にピリジン
20m1を加えて溶解し5、これに氷水冷却、攪拌下に
インブチルオキザリルクロライド4.28yを滴下する
以下実施例1の方法に準じて目的物5−(3・5−ジイ
ソブチル.オキザリルアミノフェニル)テトラゾールを
得る。
収量3.97アセトンーノルマルヘキサンより再結晶し
たものの融点202〜203℃核磁気共鳴スペクトル(
DMSO−D6、60MHz)0.97ppm(s、6
H) 1.09ppm(Sl6}1)2.13ppm(
Ml2H) 4.18ppm(Dl4H)8.43pp
m(Sl3H) 11.32ppm(Sl2H実施例
4 5−(4−クロロ−3・5−ジアミノフエニル)テトラ
ゾール1.847にピリジン50m1を加えて溶解し、
これに氷水冷却攪拌下にエチルオキザリルクロライド3
17を滴下する。
以下実施例1の方法に準じて目的物5−(4−クロロ−
3・5−ジエチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾ
ールを得る。
収量3.47エタノールより再結晶したものの融点21
4〜215.5℃(分解)元素分析 Cl5Hl5Cl
N6O6として計算値 C43.86H3,68N2O
.46実測値 C43,58H3.54N2O.7l実
施例 55−(4−クロロ−3・5−ジアミノフエニル
)テトラゾール1−747にピリジン50m1を加えて
溶解し、これに氷水冷却攪拌下にノルマルブチルオキサ
リルクロライド3,54yを滴下する。
以下実施例1の方法に準じて目的物5−(4−クロロ−
3・5−ジノルマルブチルーオキサリルアミノフエニル
)テトラゾールを得る。収量3.67アセトンーノルマ
ルヘキサンより再結晶したものの融点217〜218℃
元素分析 Cl,H23ClN6O6として計算値 C
4888H4.97Nl8.OO実測値 C48.6O
H4.8lNl8.35核磁気共鳴スペクトル(DMS
O−D6、60MHz)0.77〜2.10ppm(M
ll4H) 4.40ppm(t、4H) 8.50p
pm(s、2H)10373ppm(Sl2H)参考例
4 ラッr受身皮膚アナノイラキシ一検定(PCA)を次の
ように行なつた。
ウ・1スター系雄性ラツトの背部皮内に稀釈した抗血清
(青色斑の面積が100〒前後となる様適宜稀釈、0.
1me/Site)を注射して受身的に感作し、48時
間経過後に抗原DNP−Ascaris(ブタ回虫より
精製した蛋白質との結合物)2即を含む1.0%エバン
スブル一0.57r11を静脈内に注入する。
抗原およびエバンスブル一注射30分後に放血致死、青
色斑の径を測定する。被験薬は抗原投与前に経口投与(
0.5%CMC懸濁液)または静脈内投与(Na塩水溶
液)し、次式により抑制率を算出した。5−(3・5−
ジエチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールの5
0%抑制投与量は、静脈内投与で0.04〜/I<9で
あつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・( I )
    (但し、式中Rは低級アルキル基を示し、R′は水素ま
    たはハロゲンを示す。 )で示されるアミノフェニルテトラゾール誘導体および
    その薬学上適当なカチオンとの塩。2 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(II)(
    但し、式中R′は水素またはハロゲンを示す。 )で示される化合物と、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(III)
    (但し、式中Rは低級アルキル基を示す。 )で示される化合物とを反応させ、所望により、薬学上
    適当なカチオンと造塩させることを特徴とする、一般式
    ( I )▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・
    ( I )(但し、式中RおよびR′は前記と同じ意義を
    示す。 )で示されるアミノフェニルテトラゾール誘導体および
    その薬学上適当なカチオンとの塩の製造法。
JP5562581A 1981-04-15 1981-04-15 アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体およびその塩 Expired JPS591707B2 (ja)

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