JPS59170276A - ロータリコンプレッサ用ベーン - Google Patents
ロータリコンプレッサ用ベーンInfo
- Publication number
- JPS59170276A JPS59170276A JP4073483A JP4073483A JPS59170276A JP S59170276 A JPS59170276 A JP S59170276A JP 4073483 A JP4073483 A JP 4073483A JP 4073483 A JP4073483 A JP 4073483A JP S59170276 A JPS59170276 A JP S59170276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chromium
- sintered
- sintered body
- chromium compound
- wear resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/73—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
- C23C22/74—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process for obtaining burned-in conversion coatings
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Metallurgy (AREA)
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はロータリコンプレッサー用ベー/等に用いられ
る耐摩耗性を有する焼結部材に関する。
る耐摩耗性を有する焼結部材に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕例えばロータリ
コンプレッサは、空調機やショーケースなどに用いられ
ており2例えばシリンダ、シリンダ内部で偏心回転する
ロータ、及びシリンダに係合しロータと摺動するベーン
で構成される。このロータリコンプレッサにおいて、ベ
ーンは回転するロータに対して常時押付けて接触し、ロ
ータの回転に応じて往復動しシリンダ内部を圧力的に仕
切る役割を果している。
コンプレッサは、空調機やショーケースなどに用いられ
ており2例えばシリンダ、シリンダ内部で偏心回転する
ロータ、及びシリンダに係合しロータと摺動するベーン
で構成される。このロータリコンプレッサにおいて、ベ
ーンは回転するロータに対して常時押付けて接触し、ロ
ータの回転に応じて往復動しシリンダ内部を圧力的に仕
切る役割を果している。
このため、ベーンは気密性を有することは勿論であるが
、ロータと摺接する部分およびシリンダと接する部分の
摩耗が著るしいために高い耐摩耗性が要求される。
、ロータと摺接する部分およびシリンダと接する部分の
摩耗が著るしいために高い耐摩耗性が要求される。
従来、このロータリコンプレクサのベーンのような耐摩
耗部材としては、その多くは高速度鋼や共晶黒鉛鋳鉄の
ような耐摩耗性を高めた溶解材を材料として製造されて
いる。また、最、近では鉄系粉末からなる焼結体に水蒸
気処理を施こして耐摩耗性と気密性を高めた焼結体で製
造されたものも開発されている。
耗部材としては、その多くは高速度鋼や共晶黒鉛鋳鉄の
ような耐摩耗性を高めた溶解材を材料として製造されて
いる。また、最、近では鉄系粉末からなる焼結体に水蒸
気処理を施こして耐摩耗性と気密性を高めた焼結体で製
造されたものも開発されている。
しかして、近時空調機においては2例えば中近東などの
熱帯地方で使用する。あるいはインバータを設けるとい
う苛酷な使用条件が要求されるものがあり、このような
空調機において用いられるロータリコンプレクサでは従
来以上に苛酷な運転条件すなわち高速運転や変速運転が
分水されている。これに伴い、ロータリコンプレタサに
設けられるベーンも2高速動作するために通常の場合に
比してより高い耐摩耗性を有することが必要となる。
熱帯地方で使用する。あるいはインバータを設けるとい
う苛酷な使用条件が要求されるものがあり、このような
空調機において用いられるロータリコンプレクサでは従
来以上に苛酷な運転条件すなわち高速運転や変速運転が
分水されている。これに伴い、ロータリコンプレタサに
設けられるベーンも2高速動作するために通常の場合に
比してより高い耐摩耗性を有することが必要となる。
また、近時自動車等に用いられる耐摩耗部材。
例えば内燃機関のカム、ロッカーアームピストンリング
等あるいはターボチャージャー関連のスラストメタル、
ウェストゲート用弁棒軸受等あるいは、クラッチレリー
ズ用側板等にも焼結材が適用されつつある。
等あるいはターボチャージャー関連のスラストメタル、
ウェストゲート用弁棒軸受等あるいは、クラッチレリー
ズ用側板等にも焼結材が適用されつつある。
史にベイトキャスティング用軸受等の釣り具関連あるい
はスキーのエツジのようなスポーツ用品にも耐摩耗を有
する焼結部材が採用されつつある。
はスキーのエツジのようなスポーツ用品にも耐摩耗を有
する焼結部材が採用されつつある。
これらの焼結部材では、より改善された耐摩耗性、耐食
性を要求され又いる。
性を要求され又いる。
本発明は苛酷な使用条件に耐え得る高い耐摩耗性を有す
る焼結部材を提供するものである。
る焼結部材を提供するものである。
本発明の焼結部材は、クロム化合物から加熱によって変
換された酸化クロムを基体の表面に備えたことを特徴と
する。
換された酸化クロムを基体の表面に備えたことを特徴と
する。
クロム化合物は、基体に含浸又は化学的に結合させるこ
とが好ましい。この場合、クロム化合物は液状であって
、クロム酸、塩化クロム。
とが好ましい。この場合、クロム化合物は液状であって
、クロム酸、塩化クロム。
硝酸クロムあるいはクロム酸マグネシウム等を主成分と
するもの、更に可溶性錯体クロム化合物等を主成分とす
るものが適用できる。なお。
するもの、更に可溶性錯体クロム化合物等を主成分とす
るものが適用できる。なお。
必要に応じて酸化亜鉛、ケイ酸、酸化アルミニウム等を
含有する。
含有する。
基体は、焼結体の有する焼結孔のうち60%以上、好ま
しくは80%以上、の連通孔(オープンボア)を有する
ものであればクロム化合物反応液が充分に含浸できる。
しくは80%以上、の連通孔(オープンボア)を有する
ものであればクロム化合物反応液が充分に含浸できる。
また、基体は、耐摩耗、耐食性に優れた材質が好ましく
、Cr又はNiを含むステンレス系あるいはこれらに更
にW、 Mo、 Cu、 C等を°含む焼結体がよい。
、Cr又はNiを含むステンレス系あるいはこれらに更
にW、 Mo、 Cu、 C等を°含む焼結体がよい。
本発明の焼結部材を得るには2例えば、所定の形状釦設
定された焼結部材を、クロム化合物を主成分とする含浸
液Klt潰したのち加熱処理を力テ4こし℃酸化クロム
を含む層に変換する。己のサイクルを複数回繰力返すこ
とにより、所望の表面状態を得る。含浸前の焼結部材に
あらかじめ表面処理2例えばメッキ、溶射等を施こすこ
とは効果的である。 ゛ こうして得られる焼結部材の表面層は、硬度Hv 50
0以上のものが得られ、また表面層と基体の密着性も良
いため優れた耐摩耗性を有する。
定された焼結部材を、クロム化合物を主成分とする含浸
液Klt潰したのち加熱処理を力テ4こし℃酸化クロム
を含む層に変換する。己のサイクルを複数回繰力返すこ
とにより、所望の表面状態を得る。含浸前の焼結部材に
あらかじめ表面処理2例えばメッキ、溶射等を施こすこ
とは効果的である。 ゛ こうして得られる焼結部材の表面層は、硬度Hv 50
0以上のものが得られ、また表面層と基体の密着性も良
いため優れた耐摩耗性を有する。
また、耐食性も優れ℃いる。
クロムを含む鉄合金拐末40%、カーボン粉末1.5%
、ニッケル粉末4%、残部鉄−ニッケルー銅−モリブデ
ン粉末からなる原料粉末を成形圧約6トン/ cntで
加圧して厚さ5CIILの板状をなす粉末成形体を成形
し、この粉末成形体を水素雰囲気中、温度約1200℃
で焼結した。得られた部材に?大のような処理を施こし
た。
、ニッケル粉末4%、残部鉄−ニッケルー銅−モリブデ
ン粉末からなる原料粉末を成形圧約6トン/ cntで
加圧して厚さ5CIILの板状をなす粉末成形体を成形
し、この粉末成形体を水素雰囲気中、温度約1200℃
で焼結した。得られた部材に?大のような処理を施こし
た。
比重1.6〜1.7のクロム酸を主成分とする溶液に焼
結部材を浸漬したのち、加熱処理を施こす。このサイク
ルを加熱温度310°〜700℃の間で除々に温度をあ
げながら複数回(3〜10回)(り返した。その結果2
表面に暗緑色の酸化クロムR4が得られた。
結部材を浸漬したのち、加熱処理を施こす。このサイク
ルを加熱温度310°〜700℃の間で除々に温度をあ
げながら複数回(3〜10回)(り返した。その結果2
表面に暗緑色の酸化クロムR4が得られた。
得られた焼結部材と2表面層を有しない部材との摩耗量
を比較したところ本発明のものは格段に優れでいた。比
較は、試験片を黒鉛鋳鉄製の回転円板の周面に押圧する
摩耗試験により行なった。
を比較したところ本発明のものは格段に優れでいた。比
較は、試験片を黒鉛鋳鉄製の回転円板の周面に押圧する
摩耗試験により行なった。
以上説明したように本発明の耐摩耗性を有する焼結部品
は苛酷な使用条件に耐え得る優れた耐摩耗性を有する。
は苛酷な使用条件に耐え得る優れた耐摩耗性を有する。
代理人弁理士 則 近 憲 佑
(ほか1名)
Claims (2)
- (1)クロム化合物から加熱によって変換された酸化ク
ロムを基体の表面に備えた焼結部材。 - (2)基体は、焼結孔のうち60%以上の連通孔を有す
る焼結体である特許請求の範囲第1項に記載の焼結部材
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040734A JPH076068B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ロータリコンプレッサ用ベーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040734A JPH076068B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ロータリコンプレッサ用ベーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170276A true JPS59170276A (ja) | 1984-09-26 |
JPH076068B2 JPH076068B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=12588858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58040734A Expired - Lifetime JPH076068B2 (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ロータリコンプレッサ用ベーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076068B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179704A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-23 | Toshiba Corp | 鉄系焼結部品の製造方法 |
JPS61204302A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | N D C Kk | 多孔質Al系焼結材料 |
JPH03138303A (ja) * | 1990-10-19 | 1991-06-12 | Ndc Co Ltd | 多孔質Al系焼結材の製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4970837A (ja) * | 1972-09-18 | 1974-07-09 | ||
JPS5388607A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-04 | Hitachi Funmatsu Yakin Kk | Surface treatment of sintered metal body |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP58040734A patent/JPH076068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4970837A (ja) * | 1972-09-18 | 1974-07-09 | ||
JPS5388607A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-04 | Hitachi Funmatsu Yakin Kk | Surface treatment of sintered metal body |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179704A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-23 | Toshiba Corp | 鉄系焼結部品の製造方法 |
JPH037721B2 (ja) * | 1984-09-27 | 1991-02-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPS61204302A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | N D C Kk | 多孔質Al系焼結材料 |
JPH03138303A (ja) * | 1990-10-19 | 1991-06-12 | Ndc Co Ltd | 多孔質Al系焼結材の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076068B2 (ja) | 1995-01-25 |
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