JPS59169438A - 菓子生地巻き込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、薄く形成した柔軟性を有する菓子生地を巻
き込み、カップ状の菓子材料又は巻き菓子を製造するの
に用いる装置に関するものであり、その目的とするとこ
ろは、１台の装置で２枚の菓子生地を同時に巻き込むこ
とができる様にし・菓子の製造を能率良（行うことがで
きると共に、１台の装置により倍の作業が可能であるた
め狭いスペースで多量の加工のできる菓子生地巻き込み
装置を提供しようとするものである。

以下、この発明の構成を一実施例として示した図面に従
って説明する。

（１）は菓子生地で、薄い形状を有し、焼型（２）の扱
（３）上において適宜の硬さに焼成される様にしている
。

焼型（２）は回転ドラムの周囲に多数個連設されてあり
、投入した菓子材料を適宜の形状に焼成して、順次スケ
ソバ−（４）により焼成された菓子生地（１）を板（３
）上より取り出す様にしている。

この様にして取り出された菓子生地（１）はスケソバ−
（４）の上面を摺動して型（５）により巻き取られる。

型（５）は第１図に示す様に中空状とした２個１組の外
型（６）と、外型（６）の内面との間に間隙（７）を有
して外型（６）内に挿入される２個１組の内型（８）よ
り成っている。

外型（６）には菓子生地（１）を通過させるための切欠
部（９）が形成されていると共に、内型（８）の外面に
は凹凸歯（１０）が設けられ、焼型（２）より送られて
来る菓子生地（１）は切欠部（９）より外型（６）内に
入り込み、凹凸歯（１０）に係合して内型（８）の外面
に巻き取られる。

前記内型（８）はチェーン（１１）及びホイール（１２
）等の動力、伝導手段により駆動させられる回転軸（工
３）の左右両端に固定され、巻き込み作業時には左右の
両内型（８）は回転している。

外型（６）は連結部（１４）を介し両内型（８）に対応
して保持棒（１５）に左右動可能として保持される様に
している。

（１６）は２個１組の押し具で、型（５）内に巻き取ら
れ且つさらに加熱焼成された巻き形菓子（１７）を内型
（８）より外す様に外方に押圧する様にして設けられて
いる。

この様に２個１組としだ型（５）は巻込装置において円
状に多数個連設してあり、焼型（２）の回転動に応じて
間欠的に円状の運動を行いつつ菓子生地（１）を加工す
る様にしている。

すなわち、スケソバ−（４）の位置にある型（５）は菓
子生地（１）が送られて巻き込むまで内型（８）のみが
回転した状態で静止する。

巻き込み作業ができたところで型（５）は次の位置に移
動して焼成され、さらに外型（６）は外方に移動して内
型（８）との嵌合を外さ′れる。その状態で、さらに巻
き込んだ菓子生地（１）の端縁を押し臭（１６）により
押圧すると、菓子材料（１）は内型（８）より外れて型
（５）より取り出されることになる。

その結果、菓子生地（１）は第４図に示す通り巻き形菓
子（１７）となり、そのまま完成した菓子とされ、ある
いはアイスクリーム、チョコレート等の容器として使用
されることになる。

この発明は上述の様な構成を有するものであり、従って
、型（５）が２個１組として作動するため、能率良く製
造作業を行うことができると共に、１列作業の装置に比
し、１台の装置による狭いスペースで多量の製造が可能
である等、この発明の菓子生地巻き込み装置は優れた効
果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は型の分離状態を示す斜視図。第２図は焼型と型
を示す説明図。第３図は型の組立状態を示す断面図。第
４図は出来上った巻き形菓子を示す斜視図。 （１）・・・菓子生地（５）・・・型　　（６）・・・
外型（７）・・・間隙　　（８）・・・内型　（１３）
・・・回転軸（１５）・・・保持棒　（１６）・・・押
し具代理人　弁理士　辻　本　−義

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、中空状とした２個１組の外型（６）と、外型（６）
   の内面との間に間隙（７）を有して外型（６）内に挿入
   される２個１組の内型（８）より成る型（５）を設け、
   内型（８）は適宜動力伝導手段により駆動される回転軸
   （１３）の左右両端に固定され、外型（６）は左右側内
   型（８）に対応して保持棒（１５）に左右動可能として
   保持され、さらに内型（８）に巻き込まれている菓子生
   地（１）を外方に押圧する２個１組の押し具（１６）を
   設けたことを特徴とする菓子生地巻き込み装置。