JPS59169321A - 漏電しや断器 - Google Patents

漏電しや断器

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JPS59169321A
JPS59169321A JP4471283A JP4471283A JPS59169321A JP S59169321 A JPS59169321 A JP S59169321A JP 4471283 A JP4471283 A JP 4471283A JP 4471283 A JP4471283 A JP 4471283A JP S59169321 A JPS59169321 A JP S59169321A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電圧が異なる電源系統でも共用可能とした漏
電しゃ断器に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
回路しゃ断器には漏電事故対応機能を主務としたものが
あり、通常これは漏電しゃ断器と称されている。以下第
1図及び第2図を参照して従来の漏電しゃ断器について
説明する。
第1図は、100〜200 (V〕の電源系統に適用さ
れる従来の漏電しゃ断器の回路構成を示している。第1
図において、電源1は、主回路接点2を有した主回路導
体3により負荷4に接続されて主回路を構成している。
また上記主回路導体3には、ダイオードからなる全波整
流器5の入力端が接続されている。そしてこの全波整流
器5の出力端P 1− + Nlには、平滑用のコンデ
ンサ6が並列接続されている。上記全波整流器5、コン
デンサ6は制御電源供給部を構成している。また上記出
力端P、、N1には、抵抗7、引外しコイル8及びサイ
リスタ9からなる直列回路が並列接続ちれている。
一方、10は」二記主回路導体3を1次側とした零相変
流器であシ、負荷4に漏電事故が発生し主回路導体3に
漏電電流が流れると、その2次側に漏電検出電流が検出
される。この零相変流器10の2次側は、制御回路1ノ
の信号入力端A、Hに夫々接続されている。
また上記制御回路11は、制御電源入力端P2.N2を
有し、制御電源入力端P2には抵抗12を介して全波整
流器5の出力端P1が接続されると共に制御電源入力端
N2は出力端N1に接続され直流電源が供給されている
。更にこの制御回路11は、信号出力端Sを有し、これ
には上記サイリスタ9のダートが接続されている。上述
した制御回路11は、前記零相変流器10の2次側に検
出電流が流れ、この検出電流が所定値を超えた場合に、
上記信号出力端Sからサイリスタ9のダートにトリガ信
号を出力し、サイリスタ9をターンオンし、引外しコイ
ル8を付勢する機能を有している。この引外しコイル8
が付勢されると、図示しない引外し機構が駆動され上記
主回路接点2は開略する〇 また主回路導体3の一方には、インピーダンス素子とし
ての抵抗14と押釦スイッチ13からなる直列回路の一
端が接続逼れ、他端は、前記零相変流器10の1次側と
して貫通して主回路導体3の他方に接続されている。か
かる構成は、動作試験部をなしている。なお、15は全
波整流器5の1次側線間に設けられたサーノ吸収素子で
ある。
次に上記の如く構成された漏電しゃ断器の動作について
述べる。即ち、制御電源供給部をなす全波整流器5及び
平滑コンデンサ6は、主回路電圧に対応した定格・容量
を有し、抵抗7、引外しコイ/L−8、サイリスタ9か
らなる直列回路及び制御回路1ノに直流電源を供給して
いる。
この状態にて、負荷4に漏電事故が発生し、主回路導体
3に漏電電流が流れると、零相変流器10の2次側には
漏電検出電流が流れる。この検出電流が所定値を超えて
いると、制御回路11は漏電事故であると判定し、信号
出力端Sからトリガ信号全出力し、サイリスク9をター
ンオンする。もって引外しコイル8は付勢され、主回路
接点2は開路して、引外し完了となる。
一方、動作試験部の押釦スイッチ13を閉路すると、主
回路電流の一部は、模擬漏電電流として抵抗14を介し
て零相変流器10の1次側に通電される。これにょシ零
相変流器1oの2次側には、漏電検出電流が流れる。こ
の検出電流により、上述した現実の漏電事故時と同様に
主回路接点2は開略される。もってこの漏電しゃ断器の
漏電事故対応機能が王宮動作することが確認される。
なお、この漏電しゃ断器は、過電流事故に対しては、図
示しないサーマルリレーが作動して主回路接点2を開略
し、短絡などの瞬時動作に対しては、図示しない電磁石
が作動して主回路接点2を開路する。
上述した漏電しゃ断器では、例えば電源電圧が10(1
’から60V程度に電圧降下した場合にも漏電事故対応
機能を正常に働かせるため、抵抗12の値を選定し、制
御回路11に所定電圧の直流電源が供給されるようにし
ている。
このため、例えば200〜415 [V]の電源系統に
上記漏電しゃ断器を使用した場合は、抵抗12及び抵抗
7の消費電力は非常に大きくなり、また制御電源供給部
をなす全波整流器5及びコンデンサ6の耐圧及び容量も
大きい物が要求され、スペースが大きく必要とされ、コ
スト上昇を招くことになった。
次に、200〜415 [V:]の電源系統に使用され
る漏電しゃ断器について第2図を参照して説明する。
第2図においては、第1図と同一部分には同一符号を付
してその説明は省略し、異なる部分のみを説明する。第
2図においては、主−路導体3に変圧器16の1次巻線
を接続し、2次巻線には全波整流器50入力端を接続す
ることによシ、主回路電圧を降圧して全波整流器5に交
流の2次出力を供給している。
また抵抗7、引外しコイル8、サイリスタ9からなる直
列回路を全波整流器5の出力端p、 INlに接続して
いる。更に押釦スイッチ13、抵抗14からなる動作試
験部は、変圧器16の2次巻線間に接続することにより
、主回路電圧ケ降圧した交流電流を通電するようにして
いる。
上記の如く構成された漏電しゃ断器は、第1図に示した
100〜200 [V)の電源系統の漏電しゃ断器に対
し引外しコイル8、制御回路11に対し第1図に示した
漏電しゃ断器の場合と同一電圧の直流電源を供給するた
めに、変圧器16によシ主回路電圧を降圧して全波整流
器5に供給するように構成していることが異なっている
。従って漏電事故対応機能及び動作試験機能は、第1図
に示す漏電しゃ断器と同一なので、動作説明は省略する
さて、上述した漏電しゃ断器を定格電圧が100〜20
0 〔V]の電源系統に適用された場合について述べる
。この場合、主回路電圧が60V程度に電圧降下した場
合でも制御電源供給部からは定電圧の直流電源を出力す
る必要がある。このため変圧器16の2次巻線の巻回数
を増大すると、逆に200〜415 [:V]の電源系
統に適用した場合は、変圧器16の2次側出力は大きく
なる。しかしながら制御電源供給部の負荷は一定であシ
、定電圧の直3流電源を供給するためには、全波整流器
5の容量、平滑コンデンサの耐圧は夫々大きいものが要
求され、また抵抗12の消費電力は大きくなシ、スペー
スが大きく必要とされ、コスト上昇につながった。
以上述べたように、第1図及び第2図に示す漏電しゃ断
器においては、100〜200V及び200〜415v
の電源系統に共用して使用することを考えると、全波整
流器5の容量、平滑コンデンサ6の耐圧が大きなものが
必要とされ、また抵抗7、抵抗12の消費電力も大きく
なってしまい、共用は不可能であった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、小型にし
て構成が簡単であシながら高・低圧の電源系統に共用可
能な漏電しゃ断器を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明による漏電しゃ断器は上記目的を達成するために
以下のように構成したことを特徴としている。即ち、電
圧変換部にて主回路の電圧を複数の異なる電圧として各
別に出力し、この電圧変換部の一部の出力電圧を入力す
るスイッチング可能な第1の整流部を設け、残りの出力
電圧は第2の整流部に入力するようにし、この第1及び
第2の整流部からなる整流回路から出力される電圧を電
圧検出回路にょシ検出し、この検出電圧値が所定値を超
えていると前記第1の整流部をスイッチングオンするよ
うに構成している。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。第3図
は本発明による漏電しゃ断器の第1の実施例を示す回路
構成図であシ、第1図及び第2図と同一部分には同一符
号を付している。
第3図において、17は電圧変換部としての変圧器であ
シ、これは1次巻線17k及び巻始めタッグ17B8%
中間タップzvst、巻終シタッゾ27B、を有した2
次巻線17Bを有している。変圧器17の1次巻線J7
Aの両端は主回路導体3の線間に接続されると共にサー
ジ吸収素子15が接続されている。また2次巻m17B
の巻始めタッグ17Bsにはに10光トリガ型サイリス
ク18A1のアノードが接続されるとともに第2の光ト
リガ型サイリスタ18A20カソードが接続されている
。この第1、第2の光トリガ型サイリスタ1 s Al
 l 18A2は第1の整流部であシ、また受光系子を
トリガするための発光素子は後述する第1、第2の発光
ダイオード18B1.1882でアシ、これらはフォト
カプラ18として構成されている。
2次巻線17Bの中間タップ17Btには第1のダイオ
ード19D1のアノードが接続されると共に第2のダイ
オード19D20カンードが接続されている。
2次巻g17Bの巻終シタツブ17Beには第3のダイ
オード19D3のアノ−Pが接続されると共に第4のダ
イオード19D4のカソードが接続されている。これら
第1乃至第4のダイオード19D!乃至19D4は第2
の整流部を構成している。上記第1の光トリガ型サイリ
スク18A1及び第1、第3のダイオード19D1 、
19D3のカソードは共通接続されると共にコンデンサ
6の一端が接続されて第1、第2の整流部の出力端P1
となっている。また第2の光トリガ型サイリスク181
z及び第2、第4のダイオード19D2r19D4のア
ノードは共通接続されると共にコンデンサ6の他端が接
続されて第1、第2整流部の出力端N!となっている。
上記第1、第2の整流部の出力端P11N1には引外し
コイル8及びサイリスタ9から−なる直列回路が接続さ
れている。一方、上記出力端P1には、第1のトランジ
スタ(PNP型)、20T1のエミッタと、第1の抵抗
20R1の一端が接続されている。第1のトランジスタ
20Tlのコレクタは第2の抵抗20R2を介して第2
のトランジスタ(NPN型)20T2のペースに接続さ
れている。第1のトランジスタ20T1のペースには第
3の抵抗20R3を介して定電圧ダイオード2’OZの
カソードが接続され、そのアノードは第1の抵抗20R
1の他端と共に第2のトランジスタ20T2のコレクタ
に接続されている。上記第2のトランジスタ20T2の
コレクタには順方向に直列回路をなす第1、第2のフォ
トダイオード18B1.18B2のアノードが接続され
、そのカソードは上記第2のトランジスタ20T2のエ
ミッタと共に出力端N2に接続されている。上記第1、
第2のトランジスタ20T1 、2111JT2 、第
1、第2、第3の抵抗20R1p 20R2J 20R
s 、定電圧タイ;t−P2O7及び第1、第2の発光
ダイオード18B、 、 1882は電圧検出回路を構
成している。また電圧検出回路は第1のトランジスタ2
0T1のエミッタ及び第1の抵抗20R1の一端を入力
端P3とし、第2のトランジスタ20T2のエミッタ及
び第1、第2の発光ダイオード18B1、.18B、の
カソードは入力端N3としている。第1、第2の発光ダ
イオード18B1.18B、は前述した光トリガ型サイ
リスタ1 B AI + 18 A2と共にフォトカプ
ラ18として構成されている。
一方、主回路導体3を1次側とした零相変流器1θの2
次側は制御回路11の信号入力端A。
Bに夫々接続されている。また制御回路11の制御電源
入力端P2には抵抗12を介して上記整流回路の出力端
P1に接続され、制御回路11の制御電源入力端N2に
は整流回路の出力端N1が接続されている。更に上記制
御回路1ノは信号出力端Sを有し、これには上記サイリ
スタ9のダートが接続され、零相変流器1oの2次側に
漏電検出電流が流れ、この検出電流が所定値を超えた場
合に、上記信号出力端Sからサイリスタ9のダートにト
リガ信号を出力し、サイリスタ9をターンオンし、引外
しコイル8を付勢する機能を有している。この引外しコ
イル8が付勢されると、図示しない引外し機構が駆動さ
れ、上記主回路接点2を開路する。上記引外しコイル8
、サイリスタ9、零相変流器10、制御回路11、抵抗
12、及び図示しない引外し機構は漏電事故対応部を構
成している。
なお、ホトカプラ18は、発光素子である第1、第2の
発光ダイオード1’8B1.18B2がオンすると、受
光素子である第1、第2の光トリガ型サイリスタ1BA
I 、18A2を元トリガしてターンオンさせるもので
ある。なお、第1の光トリガ型サイリスタ18A1のダ
ートと整流回路の出力端P1との間には抵抗21R1,
コンデンサ21C1からなる第1のダート回路が接続さ
れ、第2の光トリガ型サイリスタ18A9のダートと変
圧器17の2次巻線の17BLニア)@始めタップ17
B、との間には抵抗21R2、コンデンサ21C2から
なる第2のダート回路が接続されている。
上記グー、ト回路において抵抗21R1,21RQは、
第1、第2の発光ダイオード18.81 、18B2か
らの光トリガ信号を電気的に補強するためのものでアシ
、通常10k〔Ω〕〜33k〔Ω〕の高抵抗値である。
またコンデンサ21C1,21C2は、上記抵抗21R
1,21R2にてトリガ感度が補強され dV/dt耐
量が低下してしまうのを防止するものである。従って第
1、第2の光トリガ型サイリスタ18八1.18A2に
光トリガ信号が入力されない場合は、第1、第2の光ト
リガ型サイリスク1811.18A2のアノードとカソ
ード間の電圧上昇がある素子単体の臨界値(dV/at
耐量)を超えた場合であってもターンオンすることはな
い。
次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。先づ、電源系統が100〜2001:V:l
の電源系統(低圧)にて適用した場合について述べる。
即ち、初期状態では第1、第2の光トリガ型サイリスク
1BAI 、18A2はオフである。変圧器17の1次
巻線17kには低圧の主回路電圧が印加され、2次巻線
17B’の中間タップ17Btと巻終シタラグ17Be
との間には低圧の主回路電圧に対応した2次電圧が出力
され、第1乃至第4のダイオード19D1乃至19D4
にて整流され、コンデンサ6で平滑され、出力端PI、
Nlからは電圧E、の直流電源が出力される。この時出
力端P1+N1間の電圧E。
が、電圧検出回路の第1のトランジスタ20T1のエミ
ッタとペース間の電圧VBと、定電圧ダイオード20Z
のツェナー電圧VZと、第1、第2の発光ダイオード1
8B1.18B2の順方向電圧降下VLとの加算値VT
)((VTH= V B +VZ+VL)よシも低いと
第1のトランジスタ20T1にはペース電流が流れない
。このために第1のトランジスタ20Tlはオフとなシ
、また第2のトランジスタ20T2にもペース電流が流
れないので第2のトランジスタ20T2もオフとなる。
捉って出力端Pl、Nlに出力される直流電流の一部は
、第1の抵抗20R1を介して第1、第2の発光ダイオ
ード18B1.18B2に流れ、第1、第2の発光ダイ
オード18B、、18B2をオンさせる。フォトカプラ
18をなす発光素子としての第1、第2の発光ダイオー
ド18B1゜18B2がオンすると、受光素子である第
1、第2の光トリガ型サイリスタ18A1.78A2は
トリガ回路の作用と相まってターンオンする。
上記動作によシ、変圧器17の2次巻線17Bの巻始め
タップ17B8と巻終シタツブ17Beとの間に誘起さ
れる2次電圧は、第1、第2の光トリガ型サイリスタ1
8に1.18A2及び第1乃至第4のダイオード19D
1乃至19D4によシ整流され、コンデンサ6で平滑さ
れ電圧E2の直流電源を出力端PI、Nlに出力する。
次に、200〜415 (V)の電源系統(高圧)にて
適用した場合について述べる。即ち、初期状態では第1
、第2の光トリガ型サイリスタ1BAI 、1812は
オフである。変圧器17の1次巻線17Aには高圧の主
回路電圧が印加され、2次巻線17Bの中間タップ17
Btと巻終シタラグ17Beとの間には高圧の主回路電
圧に対応した2次電圧が出力され、第1乃至第4のダイ
オード19D1乃至19D4にて整流され、コンブ′ン
サ6で平滑され、出力端P1+Nlからは電圧E3の直
流電源が此方される。この時、出力端Pl、N1間の電
圧E3が、前述した電圧検出回路における加算値VTR
よシも高いと第1及び第2のトランジスタ20T、及び
20T2はオンとなる。
この場合、第2のトランジスタ20T2のコレクタとエ
ミッタ間の電圧VcF、は、第1、第2の発光ダイオー
ド18B1.1882の順方向電圧降下VLよシもはる
かに低いので、出力端P、、N1−からの直流電流の一
部は、第1、第2の発光ダイオード18B1.18B2
に通電されずに、第1の抵抗20R1を介して第2のト
ランジスタ20T2に流れる。従ってフォトカプラ18
の発光素子である第1、第2の発光ダイオード18BJ
18Bzはオンせずに受光素子である第1X第2の光ト
リガ型サイリスタ18A1.18A2はターンオンしな
い。従って変圧器1702次巻線17Bからは中間タッ
プ17Btと巻終9タツプ17B8との間に誘起される
2次電圧が第1乃至第4のダイオード19D1乃至19
D4に印加嘔れる。そしてコンデンサ6にて平滑され、
出力端PIINIからは電圧E3の直流電源が出力され
る。
次に電源系統が100〜200 〔V) (以下低圧と
称する)から200〜415 〔V) (以下高圧と称
する)へ、更に200〜415 (V)から100〜2
00 [:V)へと変化した場合における動作について
述べる。即ち、主回路電圧が100〜200 CV)の
電圧検出回路の作用により第1、第2の光トリガ型サイ
リスク18A1r 18A2はオンし、出力端P1+N
1には、変圧器17の2次巻線17Bの巻始めタップ1
7Bsと巻終りタップ17Beとの間に誘起される2次
電圧に対応した電圧E2の直流電源が出力される。
次に主回路電圧が100〜200 [V]から徐々に上
昇し200〜415〔v〕となる、場合は、出力端P1
.N1の電圧値が上昇し、これが電圧検出回路における
加算値VTRよシ上まわると、第1、第2のトランジス
タ20T1.20T2はオンし、第1、第2の発光ダイ
オード18B、、18B2はオフする。これにより、第
1、第2の光トリガ型サイリスタ1811.1812は
ターンオフし、出力端PL、Nlには、変圧器17の2
次巻線17Bの中間タップ17Btと巻終シタツブ17
B8との間に誘起される2次電圧に対応した電圧E3の
直流電源が出力される。これは、電源系統で逆電圧が第
1、第2の光トリガ型サイリスタ18に□+ 18 A
2に印加された場合に起こる。
次に、主回路の電圧が200〜415 [:V)から徐
々に下降し100〜200 [V]となる場合について
述べる。即ち、この場合は、200〜4、1’5 〔V
)から100〜200 [V:]へ下降し、更に電圧V
TLにならないと第1、第2の発光ダイオード18B1
.1lJB2にオンしない。これは電圧検出回路がヒス
テリシス特性を有していることに起因している。即ち、
直列接続された第1、第2の発光ダイオード18B1.
18B2の順方向電圧降下VLが第4図に示すVTH−
VTL =VHのヒステリシス電圧として機能している
ことに起因する。上述したように100〜200〔V〕
カら電圧VTI、 (’I/TL = VTH−V H
)に降下すると、第1、第2の発光ダイオード18B1
゜18B2はオンし、これによシ第1、第2の光トリガ
型サイリスタ1B、に1 、18A2はターンオンし、
出力端P1+Nlには、2次巻線17Bの巻始めタップ
17B、と巻終りタノ7°17Beとの間に誘起される
2次電圧に対応した電圧E2の直流電源が出力される。
以上のように主回路電圧が低圧のとき出力端P1+N1
には2次巻線17Bの巻始めタップ17Bsと巻終シタ
ツブ17B8との間に誘起される2次電圧に対応した電
圧E2の直流電源が出力され、主回路電圧が高圧のとき
出力端P1.Nlには2次巻線17Bの中間タップ17
Btと巻終りタッグ17B8との間に誘起される2次電
圧に対応した電圧E3の直流電源が出力される。この場
合電圧E2と電圧E3は2次巻M17Bのタップ間の巻
回数を適宜に設定することによfili:2=E3とす
ることが可能である従って主回路の高圧に対応し、変圧
器17の2次巻線17Bはタップが切替わるので、出力
端P1#N1には準定電圧の直流電源を出力することが
可能となシ、従って制御回路11及び引外しコイル8、
サイリスタ9には準定電圧の直流電源が供給される。
またコンデンサ6の両端(出力端PI +N1  )の
電圧波形は並列に接続される負荷(本実施例では電圧検
出回路及び引外しコイル8、サイリスタ9、抵抗12及
び制御回路11)によって異なシ、負荷の抵抗値が低い
程リップルも大きくなる。従ってたとえリップルを含ん
だ電流が電圧検出回路に入力されたとしても、この電圧
検出回路はヒステリシス特性を有しているため、発光素
子である第11第2の発光ダイオード18B、、18B
2の発光はリップルに影響されることがなく、受光素子
である第1、第2の光トリガ型サイリスタ18A、、1
812はターンオン、ターンオフ動作が正常になされる
。上記状態にて、負荷4に漏電事故が発生し、主回路導
体3に漏電電流が流れると、零相変流器10の2次側に
は検出電流が流れる。
この検出電流が所定値を超えていると、制御回路1ノは
漏電事故であると判定し、信号出力端Sからトリガ信号
を出力し、サイリスタ9をターンオンする。もって引外
しコイル8は付勢され、主回路接点2は開路して、引外
し完了となる。
一方、動作試験部の押釦ヌイッチ13を閉路すると、主
回路電流の一部は、模擬漏電電流として抵抗14を介し
て零相変流器10の1次側に通電される。これによシ零
相変流器10の2次側には、検出電流′が流れる。この
検出電流によシ、上述した現実の漏電事故時と同様に主
回路接点2は開路される。もってこの漏電しゃ断器の漏
電事故対応機能が正常動作することが確認される。
なお、この漏電しゃ断器は、過電流事故に対しては、図
示しないサーマルリレーが作動して主回路接点2を開路
し、短絡などの瞬時動作に対しては、図示しない電磁石
が作動して主回路接点2を開路する。
以上述べたように本実施例では、第1、第2の整流部の
出力端P1yN1の電圧に基づいて主回路電圧を検出し
、これによシ変圧器17の2次巻線17Bのフラジを自
動的に切替えるので、出力端P、、Nlには主回路電圧
に無関係な準定電圧の直流電源を出力することができ、
100〜200〔v〕及び2 C1O〜415 〔v)
ノミ源系統に共用可能となる。
また主回路電圧が低圧→高圧→低圧→高圧と変化した場
合にも、電圧検出回路はヒステリシス特性を有している
ので、第1、第2の光トリガ型サイリスタ1BAI 、
1812は主回路電圧のわずかな変動に対してはターン
オン、オフ動作することがなく、出力端P1.N1から
も均一な直流電源が出力される。
また変圧器17の2次巻線1.7 Bに訪起鴛れる2次
電圧は、第1乃至第4のダイオード19D1乃至19D
4及び第1、第2の光トリガ型サイリスタ18八1.1
8に2で夫々分担して整流しているので、第1乃至第4
のダイオード19D、乃至、19D4及び第1S第2の
光トリガ型サイリスタ28Al、18A2はほぼ等しい
電流容量のものでよい。
更に、主回路電圧が高・低圧の場合であっても出力端P
1.N1からは準定電圧の直流電源が出力されるので、
コンデンサ6は低耐圧でよく、引外しコイ18、サイリ
スタ91、抵抗12は小容量のものでよく、また制御回
路11は正常動作し、漏電事故対応部の機能は信頼性が
高くなるO 次に第5図乃至第23図を参照して本発明の第2乃至第
20の実施例について説明する。第5図乃至第23図に
おいては、第3図と同一部分には同一符号を付してその
説明以省略し、異なる部分のみを説明する。
第5図に示す第2の実施例は、第3図に示す第1の実施
例と電圧検出回路の第1、第2の発光ダイオード18B
’1 r 1882と出力端Nlとの間にダイオード2
2Dを順方向に直列接続したことが異なっている。
上記のように構成すると、ダイオード22Dの順方向電
圧降下をVDとすると、電圧検出回路のヒステリシス電
圧VHはVL+VD (VLは第1、第2の発光ダイオ
ード18B!、18B2の順方向電圧降下である)とな
る。これによシ主回路電圧が高圧→低圧と変化した場合
には、第1の実施例よシも順方向電圧降下VD分だけ主
回路電圧が低下しなければ2次巻線17Bのタッグは切
替らなく、出力端P1+N1から出力される直流電源の
急変は防止できる。他の作用効果については第1の実施
例と同様なので説明は省略する。・ 次に第3の実施例を第6図を参照して説明する。第3の
実施例では、第2の実施例におけるダイオード22Dを
除去して定電圧ダイオード22Zを逆方向に接続してい
る。
上記のように構成すると、電圧検出回路のヒステリシス
電圧VHはVL+VZ (VZは定電圧ダイオード22
Zのツェナー電圧である)となり、第゛2の実施例と同
様の作用効果が得られる。
また上記定電圧ダイオード22Zのカソードと出力端N
1との間にダイオードを順方向に接続すると、ヒステリ
シス電圧、vHはVL+VZ十VDと大きくすることが
できる。この他の作用効果については第1の実施例と同
様であるので説明を省略する。
次に第4の実施例を第7図を参照して説明する。第4の
実施例は、第1図に示す第1の実施例の第1、第2の光
トリガ型サイリスタ1 B AI +18A2に逆電圧
印加防止用のダイオード23 D 1 +23D2を夫
々直列介挿している。
上記のように構成すれば、光トリガ信号が入っている状
態で第1、第2の光トリf型サイリスタ18 Al +
 18 A2に大きな値の逆電圧が印加されても、ダイ
オード23D1 、23D2も逆電圧を分担させ逆もれ
電流を小さくすることが可能となる。従って第1、第2
の光トリガ型サイリスタ18に、、18に2の損失は小
さくなるので逆電圧が大きい電源系統で使用しても支障
が起きない。他の作用効果につい°ては第1の実施例と
同様なので説明は省略する。
次に第5の実施例を第8図を参照して説明する。第5の
実施例は、第1の実施例において変圧器1702次巻線
17Bの巻始めタップ17B8にダイオード24D1の
アノードを接続し、そのカソードはコンデンサ6の一端
と電圧検出回路の入力端P3と共通接続されている。ま
た出力端P1.N1間には平滑用のコンデンサ24Cを
接続している。
上記のように構成すれば、変圧器1702次巻線17B
の巻始めタラf17B8と巻終シタツブ17B8との間
に誘起される2次電圧を半波整流した直流電源だけが電
圧検出回路に供給される。主回路の電圧を検出する電圧
検出回路は、中間タップ17Btの電圧を検出する方法
では、光サイリスタ1 B’に1 、18 A2オン時
、巻始めタップ17B、と中間タツ7°17Bt間の電
圧も印加されるので、主回路の1次電圧に比例した2次
電圧が得られない。従って一番電圧の高い巻始めタップ
17Bllと巻終)タップ27Be間の電圧を検出する
。他の作用効果は第1の実施例と同様であるので説明は
省略する。
次に第6の実施例を第9図を参照して説明する。第6の
実施例は、第8図に示す第5の実施例の第11第2の光
トリガ型サイリスタ1 B AI’ +18A2に逆電
圧印加防止用のダイオード25D1゜25D2を夫々直
列介挿している。
上記のように構成すれば、第4の実施例と同様に、電源
系統に逆電圧が印加されても、ダイオード25DI +
 25 D2にて吸収することができるので、第1、第
2の光トリガ型サイリスタ17B1.27B2の損失は
小さくなる。他の作用効果は第5の実施例と同様である
ので説明は省略する。
次に第7の実施例を第10図を参照して説明する。第7
の実施例は、電圧検出回路にて検出される直流電源を、
2次巻線17Bの巻始めタップ17B8と出力端N1%
抵抗26R1ダイオード:14D1s抵抗26R2との
直列回路が接続される。ダイオード24D1のカソード
を電圧検出回路の第1のトランジスタ20T1のエミッ
タと第1の抵抗の一端及びコンデンサ6の一端に接続し
ている・巻始めタップ17B8と巻終シタツブ17B@
との間の電圧を抵抗26R1と26R2で分圧し、この
分圧した電圧をダイオード24D1によル半波整流して
電圧検出回路に印加している。
このため電圧検出回路に印加される電圧は低くなるので
、電圧検出回路を構成する部品の耐圧は低くて済む利点
がある。この他に本実施例は第6の実施例と同様の作用
効果が得られる。
次に第8の実施例を第11図を参照して説明する。第8
の実施例は、第7の実施例において第1、第2の光トリ
ガ型サイリスタ78A1+18A2に逆電圧が印加され
ないようにダイオード27D、、27D2を接続した構
成である。
このように構成した第8の実施例では第11第2の光ト
リカ型サイリスタ1.8kl 、 18に2に逆電圧が
印加されても、ダイオード27 D(+27D2にて逆
電圧を吸収することができるので、第1、第2の光トリ
ガ型サイリスタ17B1゜17B2の損失は小さくなる
。他の作用効果については第4乃至第6の実施例と同様
であるので説明は省略する。
次に第9の実施例を第12図を参照して説明する。第9
の実施例においては、フォトカプラ18の受光素子であ
る第1、第2の光トリガ型サイリスタ1811.18A
2を逆並列に接続し、一端を変圧器17の2次巻線27
Bの巻始めタップ18Bsに接続し、他端を第1乃至第
6のダイオード28D、乃至28D6からなる整流回路
の第1のダイオード28D1のアノード及び第2のダイ
オード28D2のカッ−げに接続している。
また2次巻線17Bの中間タノ7°1lIBtは、整流
回路の第3のダイオード28D3、のアノード及び第4
のダイオード28D4のカソードに接続している。更に
2次巻線27Bの巻終りタップ18B、は、第5のダイ
オード28D6のアノード及び第6のダイオード28D
6のカソードに接続している。そして第1、第3′、第
5゛のダイオード28D1.28D3 r 28D5の
カソードは共通接続され整流回路の出力端P、をなして
いる。また第2、第4、第6のダイオード28D2 、
28D4 +28D6のアノードは共通接続され整流回
路の出力端N、をなしている。上記において、第1、第
2の光トリガ型サイリスク11j 11 r 18 A
2及び第1、第2のダイオード28D1.28D2は第
1の整流部を構成し、第3乃至第6のダイオード28D
3乃至28D6は第2の整流部を構成している。
なお第1、第2の光トリガ型サイリスタ18A4 。
18A2のダートとカソード間には光トリガ信号の補強
等で作用する抵抗21 R1、コンデンサ21C1から
なる第1のダート回路及び抵抗21R2、コンデンサ2
1C2からなる第2のダート回路が夫々接続されている
上記のように構成された第9の実施例では、第1の実施
例における第11第2の光トリガ型サイリスタ1811
.18に、の機能を、第1、第2の光トリガ型サイリス
タ1811.18に2及び  1第1、第2のダイオー
ド2BD1 、28’D2で代用  1したものであシ
、動作は第1の実施例と同じであるので説明は省略する
。なお、ターンオン状態での第1、第2の光トリガ型サ
イリス1.夕18Al。
18A2には互いに印加される逆電圧は、順方向電圧降
下だけであるので、逆電圧印加による損失は極めて少な
諭。他の作用効果については第1の実施例と同様なので
説明は省略する。
次に第10の実施例を第13図を参照して説明する。第
10の実施例では第9の実施例における第5及び第6の
ダイオード28D5及び28D6を除去し、第1及び第
2の定電圧ダイオード29z!及び29z2を接続した
構成としている。
上記のように構成された第1oの実施例では、第11第
2の定電圧ダイ、t −ト29Z1 、29Z2によシ
サージ電圧を吸収することが可能となシ信頼性が高くな
る。他の作用効果については第9の実施例と同様なので
説明は省略する。
次に第11の実施例を第14図を参照して説明する。第
11の実施例では第9の実施例におハて、変圧器17の
2次巻線17Bの巻始めタノり17B8にダイオード3
0D、のアノードを接続し、カンードは電圧検出回路の
入力端P3に接続される。
上記のように構成された第11の実施例では、電圧検出
回路における主回路の電圧検出を、変圧器17の2次巻
線17Bの巻始めタップ17B8と巻終シタツブ17B
eとの間に誘起される2次電圧を整流した直流電源から
だけで行なうので電圧検出回路を構成する部品の数は少
なくてすみ経済的である。他の作用効果については第9
の実施例と同様なので説明は省略する。
次に第12の実施例を第15図を参照して説明する。第
12の実施例は、第7の実施例と同様に巻始めタップ1
7B8とN1間の電圧を抵抗26R,と26R2で分圧
し、ダイオード24Dlを介して電圧検出回路の入力端
P3に接続し半波整流電圧を印加している。そして出力
端Pr +、N1にはコンデンサ31Cが並列接続され
ている。
上記のように構成された第12の実施例では第11の実
施例と同様に電圧検出回路には変圧器17の2次巻線1
7Bの巻始めタップ17Bsと巻終υタップ17Beと
の間に誘起される2次電圧を整流した直流電源だけが分
圧されて供給されるので、電圧検出のレベルは低くて済
み、電圧検出回路をなす部品の定格は低くて済み経済的
である。他の作用効果については第9の実施例と同様な
ので説明は省略する。
次に第13の実施例を第16図を参照して説明する。第
13の実施例は、第12の実施例における第1、第2の
ダイオード28Dl、28D2を除去し、第1、第2の
定電圧ダイオード32Z1+3222を、順方向接続し
た構成である。
上記のように構成された第13の実施例ではサージ電圧
を第1、第2の定電圧ダイオード3221.32Z2で
吸収することができるので信頼性が高くなる。他の作用
効果は第12の実施例と同様であるので説明は省略する
次に第14の実施例を第17図を参照して説明する。第
14の実施例では、第9の実施例における第1、第2の
光トリガ型サイリスタ18A1+18A2及び第1、第
2のダート回路からなるスイッチング回路を、第1乃至
第4のダイオード33D□乃至33D4及びフォトトラ
ンジスタ341Lからなるスイッチング回路に置替える
と共に、第1、第2の発光ダイオード18 Bl r 
1882を発光ダイオード34Bに置替えている。上記
発光ダイオード34Bは発光素子をなし、フォトトラン
ジスタ34Aは受光素子をなし、これらはフォトカゾラ
34として構成されている。上記において第1乃至第4
のダイオード33D1乃至33D4とフォトトランジス
タ34fi、と第1、第2のダイオード28D1.28
D2は第1の整流部を構成し、第3乃至第6のダイオー
ド28D3乃至28D6は第2の整流部を構成している
。第14の実施例では発光ダイオード34Bがオンし、
フォトトランジスタ34kがオンし、これによシ変圧器
17の2次巻線17 B VC誘起される2次電圧は第
1乃至第4のダイオード、?、9D1乃至33D4及び
フォトトランジスタ34kからなるスイッチング回路を
介して第1乃至第6のダイオード28Dl乃至38D6
からなる整流回路にて整流され出力端P1+NZに出力
式れる。
上記第14の実施例はスイッチング回路の構成だけが第
9の実施例と異り、他の動作及び作用効果については同
様であるので説明は省略する。
次に第15の実施例を第18図を参照して説明する。第
15の実施例は、巻始めタップ17B8とN、間の電圧
を抵抗26R1と26R2で分圧し、 、ダイオード2
4D1を介して半波整流して電圧検出回路に印加する。
更に第14の実施例における第1、第2のダイオード2
8D1 、28D2を第1、第2の定電圧ダイオード3
6D、、36D2に置替えている。
上記のように構成した第15の実施例によれば、電圧検
出回路には、変圧器1702次巻線17Bの巻始めタッ
プ17Bsと巻終シタノゾ17B8との間に誘起される
2次電圧を整流した直流電源だけが分圧されて供給され
ることになる。従って電圧検出回路は低レベルで電圧検
出が可能となシ、部品の定格は低くて済み経済的である
。更に第11第2の定電圧ダイオード36D、、36D
2によシサージ電圧を吸収することができる。他の作用
゛効果は第14の実施例と同様なので説明は省略する。
次に第16の実施例を第19図を参照して説明する。第
16の実施例では、変圧器17の2次巻線17Bの巻始
めタップ17B、に第1の7オトトランノスタJ7Al
のコレクタ及び第2のフォトトランジスタ37A2のエ
ミッタを接続している。そして第1のフォトトランジス
タ37klのエミッタは順方向に第1のダイオード38
D1を介して出力端P!に接続されている。また第2の
フォトトランジスタ37A2のコレクタは順方向に第2
のダイオード38D2を介して出力端N1に接続されて
いる。また受光素子としての第1、第2のフォトトラン
ジスタ37A、、 37A2は、電圧検出回路に第1、
第2の発光ダイオ−P37B1− + J7B2が組込
まれ、これらはフォトカゾラ37として構成されている
。上記において第1、第2のフォトトランジスタ37に
1p37A2及び第1、第2のダイオード38D1゜3
8D2は第1の整流部を構成し、第3乃至第6のダイオ
ード28D3乃至28D6は第2の整流部を構成してい
る。
この第16の実施例では第1、第2のダイオード38D
1.38D2によシ第1、第2のフォトトランジスタ3
7A、、37A2に逆電圧が印加されなく、従って良好
なスイッチング動作が行なわれる。また、この第16の
実施例はスイッチング回路の構成が第9の実施例を異な
っているだけであシ、他の構成、動作及び作用効果は第
9の実施例と同様であるので説明は省略する。
次に第17の実施例を第20図を参照して説明する。第
17の実施例は、第1の実施例と電圧変換部の構成が異
なっている。即ち、主回路導体3の線間にインピーダン
ス素子として第1、第2、第3の抵抗39R1,39R
2,39R3からなる直列回路を接続する。そして第1
、第2の抵抗39R,,39R2の接続点を第1の光ト
リガ型サイリスク18A、のアノード及び第2の光トリ
ガ型サイリスタ18A2のカソードに接続している。ま
た第2、第3の抵抗39R1,39R2の接続点を第1
のダイオード19D、のアノード及び第2のダイオード
19D2のカソードに接続している。なお第3のダイオ
ード19D3のアノ一ド及び第4のダイオード19D4
のカソードは第3の抵抗39R3と共に主回路導体3の
一方の導体に接続されている。
上記のように構成された第17の実施例によれば、主回
路電圧をインピーダンス素子として抵抗によシ分圧し、
その分圧した電圧を、第1、第2の光トリガ型サイリス
タ18A1.18A2及び第1乃至第4のダイオード1
9D1乃至19D4に印加することができる。この場合
電圧変換部での電圧印加値は低くて済み低電圧定格部品
が使用できる。電力損失は低減することができる。
他の作用効果については第1の実施例と同様なので説明
を省略する。
次に第18の実施例を第21図を参照して説明する。第
18の実施例では、第17の実施例におけるインピーダ
ンス素子である第1乃至第3の抵抗39R1乃至39R
3を、第1乃至第3のコンデンサ40自乃至4θc3に
置替えている。
このように構成した第18の実施例によれば、主回路電
圧を第1乃至第3のコンデンサ4θc1乃至4θC3で
コンデンサ分圧が行なわれるので、電圧変換部での電力
損失は一層低減できる。また使用部品の定格電圧も低い
もので済み経済性も向上する。他の作用効果については
第1の実施例と同様であるので説BAは省略する。
次に第19の実施例を第22図を参照して説明する。第
19の実施例は、第17の実施例における第1の抵抗3
9R1を除去した構成としている。
上記のように構成した第19の実施例によれば、主回路
電圧を第2、第3の抵抗39 R2r39R3にて分圧
し、この分圧した電圧を整流回路に印加することができ
、第1の抵抗39R1分だけ一層の電力損失が低減され
る。
次に第20の実施例を第23図を参照して説明する。第
20の実施例では、第18の実施例における第1のコン
デンサ40自を除去した構成としている。
上記のように構成した第20の実施例によれば主回路電
圧を第2、第3のコンデンサ40C2r4003にて分
圧し、この分圧した電圧を整流回路に印加することがで
き、第1のコンデンサ40C1分だけ一層の電力損失が
低減できる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、電圧変
換部は、主回路電圧を昇・降圧する機能を有している手
段であるならばどのような構成でちってもよい。
また電源供給部における整流回路は、電圧液゛換部から
出力される複数の電圧を組合せ、そして整流する機能を
有している手段であるならばどのような構成であっても
よい。
更に電源供給部における電圧検出回路は、整流回路の出
力電圧に基づいて主回路電圧を検出し、この検出した信
号によシ整流回路に供給される電圧を組合せる機能を有
している手段ならばどのような構成であってもよい。
この他に本発明その要旨を変更しない範囲で種々変形し
て実施できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、電圧変換部にて主回
路の電圧を複数の異なる電圧として出力し、この電圧変
換部の一部の出力電圧をスイッチング可能な第1の整流
回路に入力し、残りの出力電圧は第2の整流部に入力し
、この第11第2の整流部からなる整流回路から出力さ
れる電圧を電圧検出回路によシ検出し、この検出電圧値
が所定値を超えていると前記第1の整流部をスイッチン
グオフする構成としたので、小型にして構成が簡単であ
シながら、高・低圧の電源系統に共用可能な漏電しゃ断
器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の漏電しゃ断器を示す回路構成
図、第3図は本発明による漏電しや断器の第1の実施例
を示す回路構成図、第4図は同第1の実施例の作用を説
明するための特性図、第5図乃至第23図は本発明の第
2乃至第20の実施例を示す回路構成図である。 1・・・電源、2・・・主回路接点、3・・・主回路導
体、4・・・負荷、6・・・コンデンサ、8・・・引外
しコイル、9・・・サイリスタ、10・・・零相変流器
、11・・・制御回路、12・・・抵抗、13・・・押
釦スイツチ、14・・・抵抗、15・・・サージ吸収素
子、17・・・変圧器、18・・・フオトカゾラ、1’
 8 Al r 18 A2・・・第1、第2の光トリ
ガ型サイリスク、18B、。 18B2・・・第1、第2の発光ダイオード、19D1
乃至19D4・・・第1乃至第4のダイオード、20T
1.20T2・・・第1、第2のトランジスタ、20R
1、2OR2120R3・・・第1、第2、第3の抵抗
、20Z・・・定電圧ダイオード、21R1+i J 
R2・・・抵抗、21C1,21C2・・・コンデンサ
、22D・・・ダイオード、22z・・・定電圧ダイオ
ード、23DJ 、23D2・・・第1、第2のダイオ
ード、24D1・・・第1のダイオード、24C・・・
コンデンサ、25D、、25D2・・・第1、第2のダ
イオード、26R1,26R2・・・抵抗、27D1.
27D2・・・第1、第2のダイオード、28Dl乃至
28D6・・・第1乃至第6のダイオード、29zl、
29z2・・・@1、第2の定電圧ダイオード、20D
l・・・第1のダイオード、31C−’:17デンサ、
32Z1 、32Z2・・・第1、第2の定電圧ダイオ
ード、33Dl乃至33D4・・・第1乃至第4のダイ
オード、34・・・フォトカゾラ、34A・・・フォト
トランジスタ、34B・・・発光ダイオード、35C・
・・コンデンサ、36Z1.36Z2・・・第1、第2
の定電圧ダイオード、37・・・フォトカゾラ、37 
Al t 37 A2・・・第1、第2のフォトトラン
ジスタ、37B、、37B2・・・第1、第2の発光ダ
イオード、3BD111 、38D2・・・第1、第2
のダイオード、39R1、39R2。 39R3・・・第1、第2、$3の抵抗、40C1+4
oc2.40C3・・・第1、第2、第3のコンデンサ
。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1 図 第2m

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主回路接点を有し一端に電源を接続し他端に負荷
    を接続して主回路を形成する主回路導体と、前記主回路
    の電圧を複数の異なる電圧に変換してこれらの電圧を各
    別に出力する電圧変換部と、前記主回路導体を1次側と
    した零相変流器によシ前記負荷側に漏電事故が発生した
    ことが検出されると前記主回路接点を開路する漏電事故
    対応部と、前記電圧変換部で変換された一部の出力電圧
    が入力されるものであってスイッチング可能な第1の整
    流部及びこの第1の整流部に入力される出力電圧を除く
    他の前記電圧変換部で変換された出力電圧が入力される
    第2の整流部とからなる整流回路と、この整流回路から
    出力される電圧が所定値を超えているか否かを検出し超
    えている時には前記第1の整流部をスイッチングオフす
    る電圧検出回路とから構成されたことを特徴とする漏電
    しゃ断器。
  2. (2)電圧変換部は、前記主回路導体に接続された1次
    巻線と複数のタップを設けた2次巻線とを有してなる変
    圧器であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の漏電しゃ断器。
  3. (3)電圧変換部は、複数のタップ間にインピーダンス
    素子を接続して前記主回路の電圧をインピーダンス分圧
    するインピーダンス分圧器であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項、記載の漏電しゃ断器。
  4. (4)第1の整流部は、サイリスクによシ構成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の漏電し
    ゃ断器。
  5. (5)第1の整流部は、前記電圧検出回路からの出力信
    号によジオンするトランジスタと、このトランジスタが
    オンすると前記電圧変換部から出力される電圧を整流す
    るダイオードとから構成されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の漏電しゃ断器。
  6. (6)第2の整流部は、ダイオードにより構成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の漏電し
    ゃ断器。
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