JPS59168966A

JPS59168966A - テ−プガイド装置

Info

Publication number: JPS59168966A
Application number: JP58043603A
Authority: JP
Inventors: Tetsuji Yoshii; 吉井　哲次
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-03-15
Filing date: 1983-03-15
Publication date: 1984-09-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はテープレコーダ、特にカセット式テープレコー
ダに有効なテープガイド装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点近年テープレコーダはカセット化し、更に小型化、高性
能化しつつあるが、ヘッド部でのテープ走行に関しては
カセットの性能向上に待つ新人である。しかしそれにも
限界がある。以下従来のテープガイド装置について説明
する。第１図〜第３図は従来のテープガイド装置を示し
、（１）は録音或いは再生ヘッド或いは録音再生兼用ヘ
ッド（以下単にヘッドと言う）％（２）はヘッド取付板
で、ステンレス板等の弾性材料から形成されている。（
３）はヘッド（１）をカセット方向に移動させるヘッド
基板で、前記ヘッド（１）を取り付けたヘッド取付板（
２）の一端を固定ボス（４）上に載せてねじ（５）で固
定し、ヘッド取付板（２）の他端をヘッド基板（３）と
の間にばね（６）を介在させてヘッド取付兼アジマス調
整ねじ（７）で支持している。前記ばね（６）はヘッド
取付板（２）の他端を上方に付勢している。（８）は前
記ヘッド取付板（２）に設けた孔で、この部分を支点と
してヘッド取付板（２）が撓み得るようになっている。

（９）は前記ヘッド（１）の−側面に取り付けられたテ
ープガイドで、ヘッド（１）を正面から見て上手側に位
置して、ヘッド（１）に接近してくるテープα・の走行
高さを規制するものである。前記テープα０はその上下
エツジをテープガイド（９）によル規制されるが、前後
位置は規制されない。即ちテープ面はテープガイド（９
）に接触していない。以上のような構成では、力９セッ
ト内のテープガイドピンの垂直度のばらつきによって出
力低下、出力変動が大きくなる。たとえヘッド（１）を
正面から見て下手側にも同様なテープガイドを設けても
、アジマス調整によってテープガイドの高さが変化して
しまい好ましくない。

又テープ＜１０の上下を規制するだけであるので、この
部分でテープＱＯが捻れたり、傾いたシしてアジマスず
れの原因となる不都合があった。最近特開昭５’／−１
８６２５８号公報に開示されているようにテープガイド
がテープ面に接触するようにしたものもあるが、これに
よるときはテープを高さ規制部に向って常に付勢する手
段を必要とし、又これによってテープエツジが損傷する
等の恐れがある上、極めて高精度の加工と複雑な構成を
要するため、一般のテープレコーダには適用し難いもの
である。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、従来のヘッ
ド構成、ヘッド取付構造を基本的に変更することなく極
めて簡単な構成で従来通りの組立作業が行なえ、しかも
カセットやデツキの影響を受けることなく常に一定位置
を走行させることができるという理想的なテープガイド
装置を提供することを目的とする。

発明の構成上記目的を達成するため、本発明のテープガイド装置は
、ヘッドの両側に位置しテープの走行高さ規制部と前後
位置規制部を備えたテープガイドをヘッドを正面から見
て一側部の固定側ではヘッド基板上のヘッド取付板上側
に取り付け、又他側部ではアジマス１４整部と共にヘッ
ド基板上に取り付け、これらテープガイドをヘッドと共
にカセットのヘッド挿入用開口部に進入させるようにし
たものである。

実施例の説明以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明す
る。先ず第１実施例について第４図〜第１図に基づき説
明する。図において（ロ）は録音或いは再生ヘッド或い
は録音再生兼用ヘッド（以下単にヘッドと言う）、（２
）はステンレス板等の弾性材料で作られているヘッド取
付板、（２）はヘッド（ロ）を°　　カセット方向に移
動させるヘッド基板で、前記ヘッド（１１）を取り付け
たヘッド取付板（ロ）の一端を固定ボス（ロ）上に載せ
てねじ（ハ）で固定し、ヘッド取付板（２）の他端をヘ
ッド基板（至）のヘッド取付兼アジマス調整ボスａＱと
の間にばね０を介在させてねじ（ト）で支持している。

α呻は前記ヘッド取付板（２）に設けた孔で、この部分
を支点としてヘッド取付板（ロ）が撓み得るようになっ
ている。以上の構成においてヘッド基板（至）にヘッド
取付兼アジマス調整ボスσ・を設けた以外は前記従来例
と同じである。ところで本発明はヘッド（ロ）を正面か
ら見て上手側及び下手側に位置するようにテープガイド
…（ハ）を設けて□ある。ヘッド（１１）の上手側に位
置するテープガイド（ホ）は下端が折曲されてヘッド取
付板（２）上に載って前記ねじ（へ）で菌属され、ヘッ
ドＱηの下手側に位置するテープガイドｖｖは下端が折
曲されて前記ヘッド基板（至）上に載り、前記ボス（Ｊ
呻と共にヘッド基板（至）にｉｉ！ｉｌｌりされている
。これらテープガイド（イ）、６！◇の前端部の上下両
端には夫々テープ翰の走行高さを規制する高さ規制部翰
（財）、（ホ）（ホ）を有し、又この高さ規制部に）（
２）間、＠（ホ）間にはテープ（イ）の前後位置を規制
する前後位置規制部＠（ハ）が折曲されて形成されてい
る。以上の構成において、アジマス調整用のねじ（至）
で調整してもテープガイドに）（ハ）の位置の変化がな
く、常に一定のテープ走行を保つことができる。第７図
に以上述べたテープガイド装置とテープ（２）との関係
を示し、四はテープカセットの下ハーフ、■Ｏ１Ｊはこ
の下ハーフ四に植立されたテープガイドピン、（至）（
２）はカセット開口部を形成する桟である。第１図にお
いて矢印方向に走行するテープ＠は前記テープガイドピ
ン（至）０１間でカセット開口部内にヘッドａηと共に
外部から進入してきたテープガイド−（ハ）によってそ
の走行高さと走行前後位置とが規制される故、カセット
内のテ−プガイドピンＯＩ６ηの垂直度が少々ばらつい
てもテープ走行は影響を受けることなく、安定したテー
プ走行を実現できる。

次に第２実施例について第８図に基づき説明する。前記
第１実施例においてヘッドａカの上手側に位置するテー
プガイド■をヘッド取付板（２）に固定しているのに対
し、第２実施例ではテープガイド（ホ）をヘッド（ロ）
の側面に直接固定している。他の構成は前記第１実施例
と同じである。との第２実施例の構成は第１実施例の構
成に比べて構成が簡単となる。又アジマスｐＩ整を行な
ってもテープガイドｇｏ＠の位置の変化を無視できる。

とζろで以上２つの実施例において、テープ（２）の走
行を正しく案内するためにテープ走行高さ規制部間の間
隔はテープ幅に略等しく形成しておく必要がある。又テ
ープに接するテープガイドの部分に別ピースを取力付け
て耐摩耗性や滑シ性の改善を計ることができる。

発明の効果以上のように本発明によれば、ヘッド部でのテープ走行
は常に安定し、カセットの性能のばらつきの影響を受け
ることの少ない理融的なテープ走行を実現できる。又テ
ープを従来のようにテープガイドの走行高さ規制部に向
って付勢する必要がなく、それによるテープ損傷が無く
なる。又本発明の構成は従来のヘッド構成、ヘッド取付
構造を基本的に変えることなく、極めて小スペースでも
構成でき、実用的な価値が大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の平面図、第２図は同背面図、第３図は
従来のテープガイドとテープとの関係を示す側面図、第
４図〜第１図は本発明の第１実施例を示し、第４図は平
面図、第５図は背面図、第６図は側面図、第７図はテー
プガイドとテープとの関係を示す平面図、第８図は本発
明の第２実施例を示す背面図である。（１１）・・・ヘッド、（ロ）・−ヘッド取付板、（至
）・・・ヘッド基板、Ｑ→・・・固？ボス、　（ｌｌＧ
・・・ねじ、αＱ・・・ボス、ａカ・・・けね、（ト）
・・・ねじ、ＯＬ−・孔、ｍｅ◇・・・テープガイド、
に）・・・テープ、に）〜に）・・・高さ規制部、＠＠
−・・前後位置規制部、■・・・下ハーフ、…Ｃ３υ・
・・テープガイドピン、（２）に）・・・桟代理人　　　森　　本　　義　　弘第１図第４図第す図第３図７４　１７　１ｊ第５図第グ図

Claims

【特許請求の範囲】１　ヘッドの両側に位置しテープの走行高さ規制部と前
後位置規制部を備えたテープガイドをヘッドを正面から
見て一側部の固定側ではヘッド基板上のヘッド取付板上
側に取ル付け、又他側部ではアジマス調整部と共にヘッ
ド基板上に取シ付け、これらテープガイドをヘッドと共
にカセットのヘッド挿入用開口部に進入させるようにし
たテープガイド装置。２　固定側のテープカイトをヘッドの側面に取ル付けた
特許請求の範囲第１項記載のテープガイ　ド装置。