JPS5916749Y2 - 冷温水機運転制御器 - Google Patents

冷温水機運転制御器

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JPS5916749Y2
JPS5916749Y2 JP1979090785U JP9078579U JPS5916749Y2 JP S5916749 Y2 JPS5916749 Y2 JP S5916749Y2 JP 1979090785 U JP1979090785 U JP 1979090785U JP 9078579 U JP9078579 U JP 9078579U JP S5916749 Y2 JPS5916749 Y2 JP S5916749Y2
Authority
JP
Japan
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water
heater
chiller
electronic
temperature
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JP1979090785U
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English (en)
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JPS5610239U (ja
Inventor
満司夫 新井
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多段接続した冷温水機の出力温度に基づく運
転制御器に関し、特に、冷温水機の立上がり時間を鑑み
、冷温水機の冷水または温水の温度を検出して温度条件
が成立したとしても予しめ設定した一定時間は冷温水機
を動作させないようにした、すなわち一定期間の不感時
間を持たせた冷温水機の多位置温度制御器に関する。
従来、冷温水機の多位置温度制御器は、冷温水機の冷水
または温水の温度を検出し、その検出温度に基いてそれ
ぞれの冷温水機へ人力を与えたり止めたりして出力温度
の制御を行なっていた。
この制御によれば、冷温水機は運転開始をするに際し立
上がり時間を要するため、ある冷温水機が割当てられた
能力を十分に出しきらないうちに次段以降の冷温水機が
運転を開始してしまったりあるいは開始しようとして冷
温水機入力を与えてしまう場合が生じていた。
このため冷温水機入力の平均利用率が低くなるばかりで
なく、入力エネルギを浪費していたことになる。
本考案はこのような従来の不具合を排除した運転制御器
を目的とするもので、本考案によれば、たとえ温度条件
が成立しても、その時点において能力を出しきっていな
い冷温水機がないようにした冷温水機運転制御器が提供
され、したがって冷温水機の平均運転効率が改善され、
運転経費を節減することができるものである。
以下添付図面に例示した本考案の好適な実施例について
詳述する。
第1図は、冷温水機をn段接続して構成した冷暖房シス
テムの構成例を示すものである。
第1図において、各冷温水機1の出力熱交換器10はそ
れぞれ冷温水配管6で並列にまとめて連結され、冷温水
循環ポンプ9を介して負荷熱交換器5に接続される。
冷温水機出力の配管6には温度検出器4が取付けられ、
配線8を介して温度信号が冷温水機運転制御器3に与え
られる。
制御器3の出力は各冷温水機1の入力に対応して設置さ
れた電動の入力制御弁2にそれぞれ接続される。
この入力制御弁2はそれぞれ人力燃料配管、7に接続さ
れる。
冷温水機1が吸収式のものである場合は、この入力燃料
配管7により、熱源であるガス、灯油等が冷温水機に供
給される。
以下第1図に示したシステムを冷房運転させる場合につ
いて説明する。
冷温水機運転制御器3は温度検出器4によって冷温水機
1の出力配管6の温度を検出し、その検出温度に従って
第2図の冷房能力−冷水温度特性図に示すように冷温水
機1を制御する。
すなわち、検出冷水温度が低くなれば、負荷に対して冷
房能力が大きくなっていることを意味し、したがって制
御器3は冷温水機1を順次運転停止させるよう制御し、
逆に冷水温度が高くなれば、冷温水機を順次運転させる
よう制御する。
たとえば、A1およびA2の冷温水機が運転していて負
荷の大きさと冷房能力とがつり合っているとして、冷水
温度が下がればA2の冷温水機を停止、上がればA3の
冷温水機を運転させるよう入力制御弁2によって制御さ
れる。
第3図は第1図に示す冷温水機運転制御器3の構成を詳
細に示すものである。
第3図において、温度検出器4の出力を各冷温水機に対
応して設けられた電子サーモスイッチ12にそれぞれ接
続される。
この電子サーモスイッチ12は演算増幅器等を利用した
従来技術によって構成されるスイッチであり、スイッチ
ングのタイミングは第4図に示すようなヒステリシス特
性を有し、Vo (v)、0(V)の2値の電圧値を
出力する。
電子サーモスイッチ12の出力は従来と同様、インバー
タ15を介してリレー16に接続される。
このリレー16が駆動されるとその接点により第1図に
示す入力制御弁2が作動して弁を開き、続いて点火装置
等が始動して冷温水機が運転を開始するようになる。
電子サーモスイッチ12の出力はさらに単安定マルチバ
イブレーク13にも接続される。
この単安定マルチバイブレーク13は電子サーモスイッ
チ12の出力電圧値が■。
(V)から0(V)になる時、すなわち負エツジの時に
トリガされて所定時間、この出力に接続した論理和回路
14に高レベルの信号を与える。
これによりA2以降の電子サーモスイッチが温度条件を
満たしたとしても所定時間はR2ないしR1のリレー1
6の作動を強制的に禁止する作用をする。
同時に、単安定マルチバイブレータ13の出力は論理和
回路14′にも与えられ、第2の単安定マルチバイブレ
ータに高レベルの信号を与えてこの第2の単安定マルチ
バイブレークがたとえA2の電子サーモスイッチの温度
条件成立による入力があることとなっても作動しないよ
うにしている。
、上述のように、第3図においては、ある電子サーモス
イッチの出力がV。
(V)からO(V)になる時、それ以降の対応する全て
のリレーを無効、すなわち第2図において温度の高い方
の全ての冷温水機の入力を切るよう動作する回路構成と
している。
しかし変形例としてAIの電子サーモスイッチ12に対
応する単安定マルチバイブレータ13の出力によって、
A2の電子サーモスイッチの出力のみ、あるいはA2お
よびA3の2つの電子サーモスイッチまたは3つ以上特
定数の電子サーモスイッチの出力を無効にするようにし
て、高温側の特定数の冷温水機入力を制限するようにし
ても同様の効果が期待できる。
これは、冷温水機の運転中瞬時に2以上の追加の冷温水
機運転を必要とするような温度変化は実際上者えられな
いことによるものである。
このように電子サーモスイッチ12の後に次段以降の全
部または特定数の冷温水機の運転を所定時間禁止する作
用を有する単安定マルチバイブレータと、関連する論理
和回路とを設けたことにより、冷房運転の場合、冷水温
度が上昇していく過程においてのみ次段の冷温水機の始
動に時間遅れを与えることになり、この遅れ時間内で、
前段の冷温水機がその能力を出しきるまでの時間を待つ
ことおよびその待ち時間の間に生ずる負荷の変動や冷水
温度の変化を考慮してさらに次段の冷温水機の運転を必
要とするか否かの判断を単安定マルチバイブレータの動
作時間の経過するまで保留しておくことが可能となり、
かつ温度が下降していく過程では電子サーモスイッチ1
2が切れればすぐに冷温水機1を運転停止することとな
り、令温水機入力を大幅に節減でき、エネルギの浪費を
避けることができる。
以上冷房運転の場合の制御であるが、暖房運転について
も同様に考えることができ、出力温度が上がれば暖房能
力を下げるよう制御すればよいのである。
より具体的に説明すれば、第3図の電子サーモスイッチ
12における各設定温度を暖房用に設定するとともに、
これら電子サーモスイッチ12の出力をインバータを通
して反転させることによって容易に実施することができ
る。
なお、本考案による制御器は、いかなる原理、構造の冷
温水機についても必ず運転開始時の立上がり時間がある
ので、はとんどの冷温水機の制御に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数の冷温水機を使用した冷暖房システムの構
成例を示す図、第2図は冷房運転における冷温水機の冷
房能力−冷水温度特性図、第3図は冷温水機運転制御器
の内部構成を示す図、第4図は電子サーモスイッチの入
力−出力特性を示す図で゛ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多段接続した全温水機を負荷に応じて順次運転制御する
    冷温水機多位置温度制御器において、各冷温水機に対応
    して設けられた電子サーモスイッチ12と、この電子サ
    ーモスイッチの各出力に対応する冷温水機の運転制御回
    路15.16と、前記電子サーモスイッチの出力により
    次段以降の全部または特定数の前記運転制御回路の動作
    を所定時間禁止する回路13.14とを備えたことを特
    徴とする冷温水機運転制御器。
JP1979090785U 1979-07-03 1979-07-03 冷温水機運転制御器 Expired JPS5916749Y2 (ja)

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JP1979090785U JPS5916749Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 冷温水機運転制御器

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Publication Number Publication Date
JPS5610239U JPS5610239U (ja) 1981-01-28
JPS5916749Y2 true JPS5916749Y2 (ja) 1984-05-16

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ID=29323882

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975424U (ja) * 1982-11-11 1984-05-22 凸版印刷株式会社 内容物展示に利用できる輸送用箱
JPS63107933U (ja) * 1986-12-27 1988-07-12

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JPS5610239U (ja) 1981-01-28

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