JPS59166514A - 塩化ビニル系共重合体の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系共重合体の製造方法

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JPS59166514A
JPS59166514A JP3947283A JP3947283A JPS59166514A JP S59166514 A JPS59166514 A JP S59166514A JP 3947283 A JP3947283 A JP 3947283A JP 3947283 A JP3947283 A JP 3947283A JP S59166514 A JPS59166514 A JP S59166514A
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JP
Japan
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vinyl chloride
alkyl
phenyl
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polymerization
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JP3947283A
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Toru Yokota
透 横田
Takeji Yanagisawa
柳沢 武二
Hajime Kitamura
肇 北村
Yojin Inoue
井上 要人
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規塩化ビニル系共重合体の製造方法に関する
ものであり、特には酸素透過性(:tぐれた塩化ビニル
系共重合体の提供を目的とするものである。
従来、ポリ塩化ビニルI樹脂はすぐれた物理的、化学的
性質を有し、老化し離く、耐久性に富む特長と安価であ
ることから広い分野(二わたり大量に使用されているが
、この樹脂は酸素透過性が他の樹脂に比して小さいため
、そのような性質が必要とされる分野、たとえば新鮮さ
を保つため酸素を必要とする生鮮食料品関係等の包装分
野ではあまり使用されていない。また、医療用血液バッ
グの分野でも血液の保存性を向上させるため、酸素透過
性のよいポリ塩化ビニル樹脂材料の出現が望まれている
が、この要望を満足するものはいまだ提案されていない
本発明者らはかかる技術的腺題にかんがみ鏝、意研究を
重ねた結果、従来の塩化ビニル系樹脂が具備していない
性後(たとえば酸素透6P性iニオぐれている)をもつ
新規塩化ビニル系共重合体の開発f二成功した。
すなわち、本発明は塩化ビニル単量体50〜95重量部
と一般式 (式中のRは水素原子または炭素原子数1〜3のアルキ
ル基から選ばれ、QlおよびQ2は炭素原子数1〜5の
アルキル基、フェニル基および式R1および坪は炭素原
子数1〜5のアルキル基、フェニル基および) IIメ
チルンロキシ基から選ばれ、R3は炭素原子数1〜5の
アルキル基およびフェニル基から選ばれ、mは1〜3、
nは1〜5の整数である)で示される重合性シロキチン
化合物50〜5重量部と塩化ビニルと共重合し得る他の
単量体0〜20重量部とをラジカル共重合させることを
特徴とする塩化ビニル系共重合体の製造方法に関するも
のである。
これを説明すると、この本発明にかかわる塩化ビニル系
共重合体はそのポリマー分子中に前記(1)式で示され
る重合性シロキチン化合物の単位を所定量含んでいるこ
とを特徴とするもので、この重合性シロキチン化合物と
して使用され得る代表的なものを例示すればっぎのとお
りである。
ただし、以下の記載l二おいてMeけメチル基、Etは
エチル基、Prはプロピル基、Buはブチル基%Peは
ペンチル恭、phはフェニル基をそれぞれ示す。
(1)ペンタメチルジシロキサニルメチルメタクリレー
ト Me     Me   Me 1    1  1 (2)へブタメチルトリシロキサニルエチルアクリレー
ト (3))IIス(トリメチルシロキシ)−γ−メタクリ
ルオキジプロピルシラン Me CH2=C−C−○(CH2)3S1〔O8IMe3〕
3(4)フェニルテトラメチルジシロキ乎ニルエチルア
クリレート (5)  フェニルテトラエチルジシロキサニルエチル
メタクリレート ph   Et。
(6)  )リフェニルジメチルジシロキサニルメチル
アクリレート Me   Ph OMe   Ph メチルメタクリレート (8)メチルジ(トリメチルシロキシツーメタクリルオ
キシメチルシラン Me CM、、=O−C−○CH2−Si(O8iMe3)2
(Me)1 (9)n−プロピルオクタメチルテトラシロキサニルプ
ロビルメタクリレート 7− (10)ペンクメチルジ(トリメチルシロキシ)−アク
リルオキシメチルシラン (11)  t−ブチルテトラメチルジシロキサニルエ
チルアクリレート Me   Me (12)  n−ペンチルヘキ斗メチルトリシロキサニ
ルメチルメタクリレート 8− (13)  ト’l−1−プロピルテトラメチルトリシ
ロキサニルエチルアクリレート (14)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシロキサニ
ルビス(トリメチルシロキシ)メタクリロキシプロピル
シラン (15)ビス〔ビス(トリメチルシロキシ)メチルシロ
キサニル〕トリメチルシロキシメタクリ口ギシプ口ピル
シラン Me (16)ビス(トリメチルシロキシ)メチルシロキサニ
ルモノペンクメチルジシロキサニルモノトリメチルシロ
キサニルメタクリロキシブロビルシラン ○SIMe 3 Me−8i−Me 11− 一方必要(一応じ塩化ビニルと共重合し得る他の単量体
を上記重合性シロキチン化合物と併用してもよく、これ
にはエチレン、プロピレン等のa −オレフィン、アル
キルビニルエーテル、アルキルアクリレート、ビニルエ
ステル、アルキルメタクリレート、アルキルビニルエス
テルなどが例示される。
上記した成分と塩化ビニル単量体とを共重合させる量割
合は、塩化ビニル単量体の50〜95重量部に対し、重
合性シロキチン化合物を50〜5重量部、および塩化ビ
ニルと共重合し得る他の単量体を0〜20重量部の各範
囲とすることが必要とされる。重合性シロキチン化合物
の量が5重量部以下であると目的とする物性たとえば酸
素透過性の改良効果が小さく、一方50重量部以上であ
ると得られる共重合体は加工性に劣るものとなる不利が
生じる。塩化ビニルと共重合し得る他の単量体を使用す
る場合その量を20重量部以上とす12− ると塩化ビニル樹脂の有する本来の特長が損われるよう
に4cるので不利である。
共重合させる方法としては、ラジカル重合開始剤の存在
下(二重合させる方法によればよく、このために使用さ
れる重合開始剤としては、従来塩化ビニルあるいは塩化
ビニルを主体とする単量体混合物の重合(懸濁重合、乳
化重合、溶液重合、塊状重合等)ζ二値用されている重
合触媒であればいずれでもよく、たとえば有機過酸化物
系触媒、アゾ化合物系触媒、レドックス系触媒などから
選択使用される。
重合反応は懸濁重合、乳化重合、溶液重合、塊状重合等
の方法により行うことがで六る。たとえば懸澗重合法で
行う場合は塩化ビニルを有機過酸化物等の重合開始剤を
用いて懸濁重合させる通常の方法に準じればよく、重合
温度および重合時間はおおむね重合温度30〜100℃
、重合時間1〜30時間とすればよい。なお、重合性シ
ロキサン化合物の重合器への仕込みは、これを全量当初
から仕込む方法あるいは重合率50%+:達するまでに
逐次添加する方法(数回l二分けて添加するかもしくは
連続添加する方法)等いずれでもよい。
本発明の方法により製造される塩化ビニル系共重合体は
ポリ塩化ビニル樹脂が木来有するすぐれた物理的、化学
的性質を備えていると共C:、酸素透過性が大幅C:改
良されているので、生鮮食料品関係の包装材料、あるい
は医療用材料として非常に有用とされるものである。
つぎに具体的実施例をあげる。
実施例1 内容積50ノのステンレス製重合器C二、純水30Ky
、部分けん化ポリビニルアルコール20ノ、塩化ビニル
41 ft 体12 K’)、ビス(トリメチルシロキ
V)メチルシロキシサニルビス(トリメチルシロキシ)
メタクリロキシプロピルシラン(以下これを単lニシロ
キサンAと称する)3にグ、ジー2−エチルヘキシルパ
ーオキシジカーボネート7.5ノ仕込んだ。
かくばんしながら昇温し、52℃で20時間重合反応を
行わせた。重合終了後内容物を取吊し、脱水、乾燥して
塩化ビニル系共重合体を得た。
この共重合体はシロキチンAl:相当する単位を約23
重量%含むものであった。またこの共重合体および重数
のポリ塩化ビニル(平均重合間約1300)(二ついて
下記の測定法による酸素透過性を調べたところ、結果は
つぎのとおりであった。
本発明共重  市販ポリ塩化 〔酸素透過性の測定法〕 サンプル(樹脂)100重量部C:、ジー2−エチルへ
キシルフタレート50重量部、ジオクチルチンメルカプ
タイ、ド1.5重[部、ステアリン酸カルシウム1.0
重量部、ポリエチレンワックス0.3重箱部を配合し、
このものを6インチロールを用いてロール温度160℃
で10分間混練した。
つぎにこのロール混線物を170℃でプレス成形して厚
み0.5mmのシートを作り、これ(二ついて全自動ガ
ス透過度テスターで酸素透過性を調べた。
実施例 2 15− 前例において、シロキサンAの代りにつぎのいずれかの
シロキチン(B −F )を同°m使用したほかは同様
Cニジて共重合さセt0 シロキサンB:フェニルテ)・ラメチルジシロキサニル
エチルアク1ル−ト シロキ・ナソC:ペンタメチルジ(トリメチルシロキシ
)−アクリルオキシメチルシ ラン シロキチンDニドリス(トリメチルシロキシ)メタクリ
ロキシプロピルシラン シロキサンE:ピス〔ビス(トリメチルシロキシ)メチ
ルシロキサニル〕トリメチル シロキシメタクリロキシ1口ビル シラン シロキせンF:ビス(トリメチルシロキシ)メチルシロ
キサニルモノペンタノチル ジシロキサニルモノト++メチルシ ロキサニルメタクリロキシプロビ ー16+。
ルシラン 得られた各共重合体はいずれも酸素透過性C二すぐれた
ものであった。
特許出願人 信越化学工業株式会社 弁理士 山本亮=)J11発〆−j

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩化ビニル単量体50〜95重量部と一般式(式中
    のRは水素原子または炭素原子数1〜3のアルキル基か
    らがばれ、QlおよびQ2は炭素原子数1〜5のアルキ
    ル基、フェニル基およびR1およびR2は炭素原子数1
    〜5のアルキル基、フェニノ覧よびトリメチルシロキシ
    基から選ばれ、R3は炭素原子数1〜5のアルキル基お
    よびフェニル基から選ばれ、mは1〜3、nは1〜5の
    整数である)で示される重合性シロキチン化合物50〜
    5重量部と塩化ビニルと共重合し得る他の単量体0〜2
    0重量部とをラジカル共重合させることを特徴とする塩
    化ビニル系共重合体の製造方法
JP3947283A 1983-03-10 1983-03-10 塩化ビニル系共重合体の製造方法 Granted JPS59166514A (ja)

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JPS59166514A true JPS59166514A (ja) 1984-09-19
JPS6230207B2 JPS6230207B2 (ja) 1987-07-01

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ID=12554005

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4883852A (en) * 1985-12-27 1989-11-28 Nippon Oil And Fats Co., Ltd. Antifouling coating

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4883852A (en) * 1985-12-27 1989-11-28 Nippon Oil And Fats Co., Ltd. Antifouling coating

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JPS6230207B2 (ja) 1987-07-01

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