JPS5916555Y2 - 水中ポンプ用吸込ケ−シング - Google Patents

水中ポンプ用吸込ケ−シング

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Publication number
JPS5916555Y2
JPS5916555Y2 JP7514980U JP7514980U JPS5916555Y2 JP S5916555 Y2 JPS5916555 Y2 JP S5916555Y2 JP 7514980 U JP7514980 U JP 7514980U JP 7514980 U JP7514980 U JP 7514980U JP S5916555 Y2 JPS5916555 Y2 JP S5916555Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
end plate
casing
reinforcing
suction casing
Prior art date
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Expired
Application number
JP7514980U
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English (en)
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JPS5798U (ja
Inventor
慎一郎 荒川
Original Assignee
株式会社荏原製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社荏原製作所 filed Critical 株式会社荏原製作所
Priority to JP7514980U priority Critical patent/JPS5916555Y2/ja
Publication of JPS5798U publication Critical patent/JPS5798U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水中ポンプ用吸込ケーシングに関する。
多段水中ポンプにおいては、近時、ポンプの軽量化や製
造時の公害等のためポンプケーン〉′グをプレス加工等
により成形した金属板製とすることが行わtしてきた。
この種のポンプケーシングは、中間ケーシングを金属板
製とし1、この中間ケーシングを多数重九合せ、その両
端に吸込ケーシングおよび吐出ケーシングを配設して、
全ケーシングを締付バンドにより締付けて一体化する構
成となっている。
しがし、ながら、吸込ケーシングおよび吐出ケーシング
は、強度等のため依然として鋳造となっており、これら
のケーシングの重量が大きく、又製造が困難である等の
問題があった。
したがって本考案の目的は、金属板を板金加工で形成で
きしかも充分な強度を有する水中ポンプ用吸込ケーシン
グを提供するにある。
本考案による水中ポンプ用吸込ケーシングは、中間ケー
シングを支持すべき金属板製の第1の端板およびモータ
に取付くべき金属板製の第2の端板を有し、第1および
第2の端板の周縁部のモータ側の面に断面箱形の補強部
がそれぞれ設けられ、第1の端板の補強部には締付バン
ドの係止孔が穿設され、第1の端板と第2の端板との間
には円周方向に間隔をおいて複数の連結板が設けられ、
各連結板の両側には内方に屈曲した補強リブが形成され
、各連結板の周りにストレーナが被覆されている。
したがって吸込ケーシングの各部品を金属板製としても
、第1および第2の端板の各モータ側の面が箱形の補強
部により補強され、かつ各端板ばりブを有する連結板で
一定間隔をおいて連結されているので、充分な強度を有
する吸込ケーシングを構成できる。
また締付バンドの係止孔を補強部に設けたので端板の変
形を防ぐことができる。
それ故に本考案によれば、重量を軽減でき、加工も鋳造
のように公害を伴なわずプレス加工等によりきわめて容
易に行なうことができる。
以下本考案の一実施例を図面について説明する。
図において1は金属板をプレス加工等により成形した中
間ケーシング2を支持する第1の端板で、この端板1は
、金属板をプレス加工等により成形して作られ、炸周に
モータ側の面即ち第1図において右側に屈曲したフラン
ジ3を有する。
又第1の端板1は、その周縁部裏面に断面が略箱形をな
ず補強部4が設けられている。
この補強部4は、断面がU字状の補強板5のフランジ部
6および平板部7を、それぞれ第1の端板]のフランジ
3および平板部に溶接して形成されている。
補強部4は第3図に示す如く円周方向に一定間隔をおい
て4箇所に設けられ、各補強部4には、締付バンド8の
係止孔9が穿設されている。
モータ10側に取付くべき第2の端板11も金属板をプ
レスして作られ、その周縁部のモータ側の面には断面箱
形の補強部12が設けられている。
この補強部12は周縁に直角に屈曲形成したフランジ部
13を有する第1補強板14と、モータ12のボス部に
嵌合するカップ状の嵌合部15および半径方向延長部1
6からなる第2補強板17とを適宜溶接することにより
形成されている。
又この補強部12は第4図に示す如く、第2の端板11
の周縁部裏面に環状に延びているが、水中ケーブル18
(第1図)を通すために一定間隔D(第4図)中断する
ことが好ましい。
第1の端板1と第2の端板11とは所定間隔をおいて対
向し、複数の連結板20により連結されている。
この連結板20は、帯状主体部21.その両側から内方
即ち端板1又は11の中心側へ屈曲した補強リブ22、
および彎曲した溶接板部23からなり (第6,7図)
、下端の溶接板部23は第2の端板11に溶接され、上
端は、第1の端板1のフランジ6に、補強部4の欠如部
において溶接されている。
水中ケーブル18の通る箇所においては、帯状部24、
傾斜帯状部25、および補強リブ26により連結板27
を構成することが好ましい(第1,6図)。
連結板27の外周にはストレーナ28が被覆されている
吐出ケーシング30は、金属板をプレスして作られた円
筒形の周壁板31を有し、この周壁板31は、その下端
において内方即ち周壁板31の中心側に屈曲したフラン
ジ32を有し、又上端において、内方且つ下方に傾斜し
て屈曲したフランジ33を有する。
周壁板31の中程に補強板34の一端が溶接され、補強
板34はそこから内方且つ上方に傾斜しノング35の下
端に溶接され、リング35の上端にはフランジ33の一
端が溶接されている。
したがって吐出ケーシング30の上端には断面箱形の補
強部36が形成される。
補強板34は円周方向に連続するか断続するか適宜でよ
い。
周壁板31の上部およびフランジ33には、それぞれ締
付バンド8の締付ボルト37の挿通される挿通孔38.
39が穿設され、ポルI・37にナツト40が螺合され
るようになっている。
周壁板31の下部には逆止弁41のガイド42が設けら
れ、逆止弁41の弁座43は、ポンプ軸44の上端の軸
受45を内蔵した上部ケーシング46の上端に設けられ
ている。
本考案の一実施例は上記の如く構成されており、吸込ケ
ーシングの第1および第2の端板の各モータ側の面には
箱形の補強部4,12がそれぞれ設けられており、各端
板1,11はリブ22.26を有する連結板20.27
により一定間隔をおいて連結されているので、吸込ケー
シングの各部を金属板製として重量を軽減することがで
きるとともに所要部が補強されて、金属板製に拘らず十
分な強度を発揮することができる。
又補強部4の孔9にバンド8の一端を係合するので、端
板1の変形を防ぐことができる。
更に連結板27の傾斜帯状部25に沿って水中ケーブル
18を傾斜してモータ10に導くことができ、水中ケー
ブル18は無理なく屈曲されてモータ12に連結するこ
とができる。
而して上記構成の吸込ケーシングの上部には、中間ケー
シング2、上部ケーシング46、吐出ケーシング30を
順次重合して、締付バンド8の下端を吸込ケーシングの
第1の端板1の補強部に係合し、バンド上端のボルト3
7を吐出ケーシングの孔33.38に挿通し、ナツト4
0を螺合することにより、各ケーシングは一体化され、
吸込ケーシングの下部にモータを吊下げる。
以上説明したように本考案による吸込ケーシングは、金
属板製として重量を軽減することができるとともに十分
な強度を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による水中ポンプ用吸込ケーシングを組
込んだポンプ全体の縦断面図、第2図は吸込ケーシング
の縦断面図、第3図および第4図は吸込ケーシングの両
端面図、第5図は吸込ケーシングの連結部の詳細図、第
6図は吸込ケーシングの要部の断面図、第7図は連結板
の斜視図である。 1.11・・・端板、4,12・・・補強部、8・・・
締付バンド、9・・・係止孔、20・・・連結板、22
・・・リブ、28・・・ストレーナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間ケーシングを支持すべき金属板製の第1の端板およ
    びモータに取付くべき金属板製の第2の端板を有し、第
    1および第2の端板の周縁部のモータ側の面に断面箱形
    の補強部がそれぞれ設けられ、第1の端板の補強部には
    締付バンドの係止孔が穿設され、第1の端板と第2の端
    板との間には円周方向に間隔をおいて複数の連結板が設
    けられ、各連結板の両側には内方に屈曲した補強リブが
    形成され、各連結板の周りにストレーナが被覆されてい
    ることを特徴とする氷中「ンブ用吸込ケーシング。
JP7514980U 1980-06-02 1980-06-02 水中ポンプ用吸込ケ−シング Expired JPS5916555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7514980U JPS5916555Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 水中ポンプ用吸込ケ−シング

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JP7514980U JPS5916555Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 水中ポンプ用吸込ケ−シング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798U JPS5798U (ja) 1982-01-05
JPS5916555Y2 true JPS5916555Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29437837

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7514980U Expired JPS5916555Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 水中ポンプ用吸込ケ−シング

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023428U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 日産ディーゼル工業株式会社 車輌用変速機
JPH0733977Y2 (ja) * 1988-09-29 1995-08-02 株式会社小松製作所 ステアリングレバーのロック装置

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Publication number Publication date
JPS5798U (ja) 1982-01-05

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