JPS5916420Y2 - たて樋の伸縮自在接手 - Google Patents

たて樋の伸縮自在接手

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Publication number
JPS5916420Y2
JPS5916420Y2 JP1976037343U JP3734376U JPS5916420Y2 JP S5916420 Y2 JPS5916420 Y2 JP S5916420Y2 JP 1976037343 U JP1976037343 U JP 1976037343U JP 3734376 U JP3734376 U JP 3734376U JP S5916420 Y2 JPS5916420 Y2 JP S5916420Y2
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JP
Japan
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joint
vertical gutter
fitting
vertical
fitting cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976037343U
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English (en)
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JPS52129020U (ja
Inventor
直留 坂口
Original Assignee
タキロン株式会社
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Publication date
Application filed by タキロン株式会社 filed Critical タキロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたて樋が気温の寒暖変化により長手方向に伸縮
するのを調整することが出来且っ接手作業の容易なたて
樋の接手に関する。
従来のたて樋の接手として市販されているものは第1図
イに示すような異径のたて樋の接手或は口に示すような
同径のたて樋接手があるが、両者は接合部の径こそ違え
、いずれも長手方向について緩やかなテーパを付して、
接手側、たて樋側の誤差の吸収を図りながら、たて樋a
、l)を接手Jに接着剤を用いて固定的に嵌合するもの
であったために、たて樋a、l)が夏季、冬季に長手方
向に伸縮する長さ寸法を調整する術がなく、従ってこの
伸縮に伴なって接手ごと鉛直方向に押しさげたり或は接
合部より上方に抜出し、前者の場合は、下位のたて樋や
エルボ(不図示)に必要以上の重量負担を強制する所と
なり、後者の場合は抜出個所よりの漏水と云う問題があ
った。
これに付帯して従来品に於ては、たて樋を建屋の側壁に
沿って固定する保持金具(不図示)の保持力にも大いに
関係し、固定力が強すぎるとたて樋a、l)の伸縮時の
スライドを許さないために接合部の接着力の弱い個所で
たて樋a、l)は接手Jより離脱し、逆に弱すぎるとた
て樋a、b、接手Jの全体の重量をその管路の最上位に
設けられた角ます、エルド(不図示)の1個所で吊持せ
ねばならないので、この場合は、引張りストレスの集中
される角ます、エルボに於てたて樋の抜出が起きる。
このように従来のたて樋接手Jに於ける伸縮自在性の無
配慮はこと接手J自体のみならず同一管路の他の配植部
材にも密接な影響を及ぼしていたのであるが、この問題
点に優るとも劣らない不便さは現場での接手作業にもあ
った。
即ち、接手Jに対するテーパー嵌合は接手Jとたて樋a
、l)の両者間の緊締嵌合が不可避であり、これが高所
の足場の悪さに照して殊の他難作業であった。
以上の諸問題を解決したものが本考案であり、以下に本
考案を望ましい実施例を図に採って詳細に説明する。
第2図イ、叫よ本考案接手の分解正面図、第3図イ9口
は第2図に於ける第1接手簡の底面図と第2接手簡の平
面図を示し、第4図は本考案接手の使用状態を含む縦断
正面図を示している。
なお従来品と同一個所には同一符号を用いである。
図から明らかなように、本考案接手Jは、たて樋aの差
込部11を備えた第1接手筒1と、たて樋すの差込部2
1を有する第2接手筒2とより成り、上記第1接手筒1
の差込部11の下方並びに第2接手筒2の差込部21の
上方に夫々連なって互いに摺接嵌合関係となる嵌筒部1
2及び22を連設すると共にこのうち嵌筒部12の下端
周縁の直径上に一対の突起13.13を突設し、嵌筒部
22の上端周縁にはこの突起13.13に対応する欠所
23.23を設けて上記嵌筒部12と嵌筒部22とをこ
れら突起13゜13及び欠所23.23を合致させて互
いに嵌合すると共に回動させて上記突起13.13をし
て嵌筒部22の周壁に摺接させると共に嵌筒部22の上
端周縁の内周面を嵌筒部12の周壁に摺接させて、たて
樋a、l)の長手方向への熱伸張熱収縮を吸収し得るに
必要な長手方向の摺動範囲dを上記嵌筒部12.22間
に存置するようにしたことを特徴とするたて樋の伸縮自
在接手である。
なお、図中14はたて樋aの挿入ストッパ一段部、24
はたて樋すの挿入ストッパーである。
本考案は以上のような構成よりなるもので、たて樋a、
l)の接合要領は、たて樋aを第1接十筒1の差込部1
1に接着剤を介して嵌着すると共にたて樋すを第2接手
筒2の差込部21に同じく接着剤を介して嵌着する。
そして、この状態に於て第1接手筒1の嵌筒部12の突
起13.13を第2接手筒2の嵌筒部22の欠所23.
23に合致させて第1接手1を第2接手筒2内へ摺嵌さ
せ円周方向に捻回して上下方向への離脱を阻止し、その
彼奴筒部12をたて樋a、l)の長手方向への熱伸張・
熱収縮を吸収し得るに必要な長手方向の摺動範囲dに亙
って摺動し得るように上記突起13.13をして嵌筒部
22の周壁に摺動停止させる。
尚この場合嵌筒部22の上端周縁の内周面が嵌筒部12
の周壁に摺接する。
上記作業はたて樋a、l)の配設状態の高所で行なうの
を常とするが、たて樋a、bの接続長が予め施工前に察
知出来る場合は、たて樋a、l)の端部に夫々の接手筒
1,2を予め嵌合しておき配植の後にこの両接手筒1,
2を嵌合する。
また、前記の作業に於て、接手筒1,2を予じめ嵌合関
係としてたて樋a、l)を現場に於て差込部11.21
に嵌着してもよい。
なお、摺動範囲dとはたて樋aの下方向への熱伸張、た
て樋すの上方向への熱伸張を夫々合体した範囲d1と、
たて樋aの上方への熱収縮とたて樋すの下方への熱収縮
を夫々合体した範囲d2とを、夫々含むことは云う迄も
ない。
本考案は叙述構成のため、たて樋a、bの長手方向の熱
伸張並びに熱収縮は、接手筒1,2において突起13を
嵌筒部22の周壁に摺接させると共に、嵌筒部22の上
端周縁の内周面を嵌筒部12の周壁に摺接させであるの
で、曲げられることなく正確に伝えられ且つ互いに摺接
嵌合した接手筒1,2が内部の摺動範囲dに亙って摺動
することによって吸収調整し得るものであって、熱伸縮
に基づいて生起していた従来品に於けるたて樋a、l)
の抜出し、これによる漏水或は同一管路上に設けたエル
ボその他の部材への重量負担の強制がなくなり同時に接
手での伸縮が可能となる所からたて樋a。
bの保持金具の固定力の強弱に起因する既述の不都合も
回避される、そして本考案に於ては、たて樋a、l)を
差込部11.21に対して強固に夫々嵌合し、嵌合を終
えた接手筒1,2同志を上下に突き合せて直径線上に対
設しである一方の突起13.13と、他方の欠所23,
23とを対向させて互いに嵌め合わせた後、円周方向に
回動した後、上記摺動範囲dを存置するように摺接嵌合
するものであるから、高所での接手作業が頗る容易とな
る、・・・・・・等、本考案は従来品の問題点を一掃し
得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ7口は公知のたて樋接手の縦断正面図、第2図
イ9口は、本考案接手の分解正面図、第3図イ9口は、
第2図に於ける第1接手簡の底面図と第2接手簡の平面
図を示し、第4図は本考案接手の使用状態を含む縦断正
面図を示している。 符号の説明 1・・・・・・第1接手筒、2・・・・・
・第2接手筒、11・・・・・・差込部、12・・・・
・・嵌筒部、13・・・・・・突起、21・・・・・・
差込部、22・・・・・・嵌筒部、23・・・・・・欠
所、14・・・・・・ストッパー、24・・・・・・ス
トッパー、J・・・・・・たて樋接手、a、1)・・・
・・・たて樋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 たて樋aの差込部11を備えた第1接手筒1と、たて樋
    すの差込部21を有する第2接手筒2とより成り、 上記第1接手筒1の差込部11の下方並びに第2接手筒
    2の差込部21の上方に夫々連なって互いに摺接嵌合関
    係となる嵌筒部12及び22を連設すると共に このうち嵌筒部12の下端周縁の直径線上に一対の突起
    13.13を突設し、嵌筒部22の上端周縁にはこの突
    起13.13に対応する欠所23 、23を設けて上記
    嵌筒部12と嵌筒部22とをこれら突起13.13及び
    次所23,23を合致させて互いに嵌合すると共に回動
    させて上記突起13.13をして嵌筒部22の周壁に摺
    接させると共に嵌筒部22の上端周縁の内周面を嵌筒部
    12の周壁に摺接させ、たて樋a、l)の長手方向への
    熱伸張、熱収縮を吸収し得るに必要な長手方向の摺動範
    囲dを上記嵌筒部12.22間に存置するようにしたこ
    とを特徴とする たて樋の伸縮自在接手。
JP1976037343U 1976-03-27 1976-03-27 たて樋の伸縮自在接手 Expired JPS5916420Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS52129020U JPS52129020U (ja) 1977-10-01
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517536U (ja) * 1974-07-06 1976-01-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148752Y2 (ja) * 1973-11-26 1976-11-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS517536U (ja) * 1974-07-06 1976-01-20

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