JPS59163470A - 改良された再生セルロ−ス繊維の製造方法 - Google Patents

改良された再生セルロ−ス繊維の製造方法

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JPS59163470A
JPS59163470A JP3179583A JP3179583A JPS59163470A JP S59163470 A JPS59163470 A JP S59163470A JP 3179583 A JP3179583 A JP 3179583A JP 3179583 A JP3179583 A JP 3179583A JP S59163470 A JPS59163470 A JP S59163470A
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JP
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regenerated cellulose
cellulose fibers
fibers
caustic
water
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大谷 成輝
大島 武夫
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改質された再生セルロース繊、i、!″の製
造法に関し、さらに詳しくは、繊維の切回伸度、布帛の
引裂強度を実質的に低下させることなく、さらに柔軟性
k JHなうことなく、再生セルロース繊維の水に対−
する寸法安定性を改良する方法に関する。
再生セルロース繊維は、吸湿性にすぐytろこと、静′
七気が発生しにくいこと、汚れが落ちやすいこと等の特
徴がある反面、水に対する寸法安定性に劣るため、通常
の家庭洗清で著しく収縮するという欠点を有している。
上述の欠点を改良する研究は永年に亘ジ叔多く行なわれ
て来ている。その一つの方法が、セルロース繊維を苛性
アルカリ水浴液で無緊張処理するマーセライズ加工法(
1850年英国英国十−13396号)であり、或いは
苛性アルカリ水溶液中で緊張処」叩するシルケラ) 7
JI工m(1890年英L英国J特杆−4452号)で
ある。11豆かりここね、らの方法によって再生セルロ
ース憤維の水に対する寸法安定性は向上する。しかし、
再生セルロース繊維に上述のような苛性アルカリ処理を
行′うと、繊維単糸表面が一部溶解し、酸で中和する工
程で単糸の癒着が起る。さらに、溶着部分が固化するた
めに処理繊維及び布帛の柔軟性が著しく低下し、処理繊
維及び布帛の風合が著しく粗硬になる。同時に、布帛に
あっては、引裂強IWが著しく低下する。
上述の欠点を改良する試みの一例としては、苛性アルカ
リ水溶液処理温度、さらに中和に要する酸濃度を通常よ
り稀薄にし、これによシ繊維を処理する方法がある。し
かし、この方法は、多岐の用水が必要である、処理に長
時間ケ委するなどの問題があるため、処理コストが大巾
に上昇し実用性に乏しい。
以上のように、再生セルロース繊維の欠点を改良する過
去の多くの技術は、欠点の意図する改良に効果を示すが
、同時に、糸、布帛の柔軟性を損うこと、切断伸度及び
引裂強度が低下することなどの新たな欠点を生み、−ま
だ加工に要する費用が高いことなど、実用上満足でさる
ものとは酊えない。・ 本発明者らは、再生セルロース繊維を苛性アルカリ水溶
液で処理した際に遭遇する糸、布帛の柔軟性低下のメカ
ニズムを横側した結果、再生セルロース繊維は、繊維単
糸表層部に、天然セルロース繊維が持っているような緻
密なセカンダリ−ウオールを持っていないため上述のよ
うに柔軟性75玉低下すること金兄い出した。
すなわち、再生セルロース繊維を苛性アルカリ水浴液の
ような処理剤で処理すると内生セルロース繊維は膨潤し
、繊維単糸の表層部が、互に癒着し易い状態になる。こ
のような状、襟の繊維は、軽い押しつけ(例えば、繊維
に与えられる張力、マングルロール等による圧縮など)
により容易に癒着し、さらに、高濃度の酸による中和全
11経て癒着が固定化される。そのため、繊維単糸の自
由な動きが減少し、糸、布帛の柔軟性が損われるのであ
るO 本発明者らは、再生セルロース繊維の改質に伴なう柔軟
性の低下を防止する方法について鋭意研究した結果、再
生セルロース繊維の表面に、予め、苛性アルカリ水溶液
に難溶性の物質全付与し、ついで苛性アルカリ水溶液で
再生セルロース繊維を含浸処理することにより、繊維単
糸表層部の相互癒着を防止することに成功し、本発明を
完成するに至った。
本発明の目的は、再生セルロース繊維(r′C,実質的
に柔軟性を損なわせず、かつ、引裂強度を低下させるこ
となく、擾力5た水に対する寸法安定性を与えるにめる
本発明に係る改質された再生セルロース繊維の製造法は
、再生セルロース繊維表面に苛性アルカリ水溶液に難溶
性て、かつ再生セルロース繊維に吸着されうる液体また
は苛性アルカリ水溶液に難浴性で、かつフィルム形成能
を有する物質を付与し、しかる後、この再生セルロース
繊維を苛性アルカリ水溶液で処理することを特徴とする
。以下、本発明を具体的に説明する。
本発明方法で使用する再生セルロース繊維としては、ビ
スコース法レーヨン(ポリノジックレーヨンt b ム
) 、鋼アンモニア法し−ヨンカアル。
繊維の形態、・ま、綿状、紡績糸状、フィラメント状、
布帛状のいずれでも良く形態に依存して本発明の効果が
変動することはない。また、実質的にL与生セルロース
域維の特徴を損なわない限度内において他1′il’j
繊維を混紡、混繊、または交覇城したものでめっでも何
ら構わない。再生セルロース繊維に併用する他ffi 
4m、維の許容混用限界は、両繊維の合計ポ遺に基づき
、概して50重端条以下である。
本発明方法において、苛性アルカリ付与に先立って使用
する、苛性アルカリ水浴液tic帷浴性で、かつ再生セ
ルロース繊維に吸着しうる液体としては、脂肪族2よび
芳香族炭化水素、油脂ならびに界面活性剤などがあり、
これらの中でも常温で液状をなすものが好ましい。ここ
で「苛性アルカリ水、容液に・ご亜7容・住である」と
(fi、20 C(1)温度、6分間で苛性アルカリ水
溶液100gに20.9以下の溶IIIギ度を示すもの
をいう。また、「再生セルロース繊維に吸着しうる]と
は、1”袋体と内生セルロース繊維−によって作らハ、
る接触角が110°以下のものを意味する。
上記液体の付着敬ば、繊維市−肴に対して5〜15M甘
−の範せが好ましい。5屯量係未満では繊維単糸表1雨
の癒塘全十分に防止できない恐れがめる。
また。15 rlL肴係を超えると該付着吻により苛性
アルカリのぞ凌維への沈浸〃二妨げられ、十分な改質′
AJJ来を得られなくなる恐れがある。
上述の要注を満足する、再生セルロース繊維に吸着し得
ろ液体の具体例としては、ペンタン、ヘギサン、ヘノ0
タン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカ
ン、トリデカン、ベンゼン、トルエン、ギシレン、メシ
チレンおよびp−シメン等の脂肪族および芳香族炭化水
素類;いゎし油、にしん油、あ井に油等の乾性油、或い
は、さなぎ油、いわしくじら油、なたね油、綿実油、ご
ま油、大豆油等の半乾性油、伐い(は、まっこう油、鯨
油、鯨のり油、ひまし油、つばき油、オリーブ油等の不
乾燥油などのよう7S:油脂類;脂肪酸塩、アルキル硫
酸エステル塩、アルキルベンゼンスルポン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸
エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合イ吻、ボリオギシ硫酸エステル
塩等の陰イオン界面剤;ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、rJ’:リオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル、ホリオキシエチレン脂肪酸エステル、ンルビ
タン脂肪戚エステル、ポリオキシエチレンソルビタンカ
旨肪酸エステル、ポリオキシエチレンラウリルアミン、
クリセリン脂肪Iffエステル、オキシエチレンオキシ
プロピレンプロツクボリマー等の非′イオン性界面剤、
例えば、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等の
(匍イオン性界面1舌性剤ならびにアルキルベタインそ
の他の両性イオン(iN而面性剤が添げられる。
苛性アルカリ水浴液に難溶性で、かつフィルム成形能を
有する物質としては、分子1仕が1万以上の高分子・物
質が好ましい。フィルム成形能を有する物質の繊維への
付着量は、械維重・オに対して0.5〜10重責係の範
囲が好ましい。ロ、5M4%未満では十分に一哉維単糸
表面の癒着全防1]二できない恐れがある。また、10
重量%を超えると該物質により苛性アルカリの繊維への
含浸か妨げられ、十分な改・貴効果を得られない恐れが
ある。
フィルム成形能のある高分子に(は、水溶性高分子およ
び水分散性高分子がある。水浴性高分子としては、例え
ば、ポリビニールアルコール、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロースヒト   ・ロキシエチルセル
ロース、テンフ0ン、シアルヂヒ)Sデンプン、アルー
ゼン酸ナトリウム、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニ−ルビo リドン、トラガントifム、ブ
リティシュガム、アラビアコゝム等かめる。また、水分
散性高分子として(r;i、y+r +)エチレンエマ
ルジョン、エチレン・酢酸ビニール共重合体、ポリアク
リル酸エステル及びその誘導体かめる。
苛性アルカリ水浴孜に難溶性で、がっ再生セルロース繊
維に吸着しうる液体を再生セルロース繊維に付与させる
方法としては、上記液体をスプレー法、コーティング法
、浸漬法等にょシ付着庁うする方法が挙げら力、る。ま
た、フィルム形成品を有する物質を再生セルロース繊維
に付与はせる方法としては、水溶性高分子の場合には水
に溶解して水溶液とした後に、或いfd水不M性高分子
の場合には乳化剤を用いてエマルジョン化して水性分散
体とした代、または、有機溶11にに溶解して溶液とし
た後、スプレー法、コーティング法、浸a法により含浸
処理する。ついで、熱風乾燥機等で水、有機溶媒を蒸発
させ、フィルム状で再生セルローース憧維表面に付着さ
せる。
本発明方法で使用する苛性アルカリ水θ犀液としては水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水
酸化セシウムの中から夙ばれた一棟或いは二種以上の混
合′吻があるが水酸化ナトリウム水啓液を用いるのが一
般的である。苛・准アルカリ水溶、夜には、苛性アルカ
リの効果を妨げない範囲でおり、ば他の物質で希釈され
てもよいこカーらの苛性アルカリ水浴液の濃度(・=1
〜60重;葎パーセントが好ましい。
再生セルロース4維を苛性アルカリで処↓1(1する方
法としては、スフ0レー法、コーチインク法、浸漬法等
が一般的である。こバーらの方法(・てより再・士セル
ロース繊維に苛性アルカ’J 71C溶液金者浸させる
待は、繊維電縫に対して70車fii係以上になるよう
に設定するのが好ましい。苛性アルカリ水溶液(il−
繊維へ含浸させてあ・く時間は苛性アルカリ水醪液の濃
度、温度によって異り一層に規定出来ないが1秒以上が
11町当であり好ましくは2秒以上である。繊維Vこ含
浸させる苛性アルカリ水溶液の温度ハ通常15〜2o”
cTあるが、−1’0〜O°cの低温、或いは、80〜
110°Cの高温かめるが、本発明の効果を妨げない方
法でめfLぽいずれであっても良い。
再生セルロース繊維に含浸させた苛性アルカリを繊維よ
り除去するには、塩酸、硫ば等の強酸、或いは酢眩、乳
酸、コハク1g等の弱酸で中オロし除去すか、或いは、
80〜i o o ”cの温水のみで除去するか、或い
は、これらのr’yFi 牟合せを用いて除去する方法
などがあるが本発明の効果を妨げない方法であれはいf
hであっても良い。苛+ff4アルカリを除去する時+
Hjは、酸濃度、酸濃度によって→Uるため、・特定の
範囲を一視ボすることはできない。
要するに、繊維中の苛性アルカリを除去するに必要な時
間以上であり、は良い。
本発明方法においては、上述のように吸着性液体また(
dフィルム形成物質を付与した後、又は付与するに先だ
って再生セルロース繊維に水分を含ませておくと処理効
果全一層高めることかでさて好ましい。再生セルロース
繊維に予め含丑せる水分の情は、繊維の絶乾重量に対し
て、5重敏係以上が好ましく、より好ましくは12重−
せ係以上である。再生セルロース繊)進中に含丑几る水
分が繊維の絶乾重量に対し5屯量係未満では、苛性アル
カリによる処理の効果が十分でないか、邊たは十分な効
果を得るのに長時間を要する。1奢ませる方法は、繊維
中の水分が一定−−よになる様なd囲気中に繊維を置く
方法、水を噴霧する、コーティングする、水を含む浴に
浸漬する、或い1は以上の方法の後、一部の水分を除去
し、水分を一定(でする方法がある。
又、本発明においては、再生セルロース償維に苛性アル
カリを付与し再生セルロース繊維が可9’y3化した状
、@で伸長しついで、伸長した状態で苛性アルカリを除
去することが好ましい。
伸長率は苛性アルカリを含浸する前の寸法(以下原寸と
いう。)に対して1%以上が好捷しく、み唯物では3〜
20%、編!1勿では6〜40係がより好ぽしい。
布帛の伸長は、経方向、緯方向のいずれか一方または両
方向Vこ適用してもよい。経・線画方向伸長する場合、
伸長方向に直交する方向は、自由に収縮させてもよいが
、原寸に両足する方が好丑しい。7通・線画方向に伸長
する、場合、両方向を同時に伸長しても、逐次的に伸長
してもよい。逐次伸長する場合は、1段目の伸長時に伸
長方向と直交する方向は拘束してもしなくてもよいが、
2段目の伸長時には、直交する方向も原寸に対して伸長
されていることが好ましい。
伸長する方法としては、2組みの押えローラーの表面速
度比を利用するいわゆるロール延伸法やピンテンター、
クリラフ0テンター等を利用する方法を用いることかで
さる。
このようVこ伸長さ名、た織物は、引続き、同−伸長車
止たはそカー以下の伸長率を維持した状[7、すで苛性
アルカリ除去工程に供さ力、脱苛性アル刀りが行なわ力
、る。苛性アルカリ除去に際して、再生セルロース繊維
は原寸より犬なる寸法に伸長された状)法に保持さカー
なけハ、ばならないが、苛作アルカリ付与時の伸長率を
こえる伸長を与えると、繊維内部、購造歪を増加させる
ので好ましくない。
また、本究明により得られた再生セルロースオ截雑に、
再生セルロース繊維に対して:Im常行われている後加
工(例えば、樹脂加工、柔軟加工など諸々の方法)全行
うこと(は自由でめり、これらの後加工により、不発明
の効果が損われることは無い。
以下、実施例をもって本発明を、式らに具体的に説明す
るが、不発明(は以下の実画1刈により1u1]限され
るものではない。
なお、本文中に述べた、絶乾倹維重・沈とは、日本工業
規格Jrs L−1015に述べられている方法、すな
わぢ、温度105±2Cの加熱空気中にて乾燥させ、・
直、まとなった秋!漂と、・よったものの型破である。
く測定試料の調湿〉 本発明では、繊維、有閑の諸物性を測定する前に予め、
温度20゛C1十目対湿度65係の芥囲気下に48時間
以上放置して調湿し、供試試料とした。
く引裂強度〉 J l5−L−1’0790法を用いた。引裂強度は経
方向と緯方向との平均値で表示した。
〈水に対する寸法安定性〉 収縮率により、水に対する寸法安定性を゛表わす。
苛性アルカリ処理し、苛性アルカリ全除去した後の布帛
全80°Cの温水中に浸漬し、60分間軽く攪拌する。
次いで、遠心脱水機にて、脱水し、室温(約20 ’O
)にて、無緊張下で、水平な台上に平らに置き、1;り
;堕する。この温水処理前後の乾燥状態での布帛の寸云
変化全゛収、縮;Aぢパとする。
収縮率は、次のように定める。
1、 苛性アルカリ除去後の布帛の寸、去を、タテ方向
iA、ヨコ方向−<Bとする。
2、 温水処哩後、乾)築した布帛の寸法を、タテ方向
をa、ヨコ方向をbとする。
実施例 1 フィルム形成相を有する4り浴性高分子として、ポリビ
ニールアルコール(けん化J−L 60 %、償合期1
00口)を用い、その6重址係水、容故に1径、扉とも
75d/66fの銅アンモニア法レーヨンフィラメント
糸からなる平織布(経糸密度120本/インチ、カ「?
糸密度?D本/インチ)を浸漬し、絞液、乾燥させる方
法により行った。刺4畦は、表1に示した。次に、該′
a物を10’Cの10重散饅水酸化す) リウム水溶液
中に60+少蘭浸貢した。引き続き、10’Oの6俤?
イ巨酸水浴t1灸に浸l責しノに酸化ナトリウムを中和
、除去した。次に、r4f父吻表向より、ポリビニール
アルコールを、通常の)間抜、#J f!法に準じた方
法により除去した。水酸化ナトリウムを織物に含浸させ
る工程から1.載物より水酸化ナトリウム全除去する工
程、さらに、ポリビニールアルコールを除去するまでの
間、織物を水酸化ナトリウムに含浸する前の寸法より、
経、緯4チ伸長して処理した。
比!収例としては、同−織1勿をそのまま(テ磯碓表面
にポリビニールアルコール全付着させず)水酸化ナトリ
ウムの水溶液で、同様に処理した。
結果は、衣1に示す通りである。
表  1 表1より明らかであるが、本発明によれば、水に対する
寸法安定性を付与することが出来ると同時に、かつ、風
合良好な処理布が得られる。
実施例 2 苛性アルカリ水溶液に難溶性て、かつ再生セルロース繊
mvrc吸着しうる液状物として、ンルビタンモノラウ
レートの6%水分散液に、経、緯とも75d/36fの
ビスコース法レーヨンフィラメントからなる平織布(経
糸密度120木/インチ、緯糸密度90本/インチ)を
シ潰し、ついで絞液、乾燥した。ピックアップ率は10
0係でめった。
次に、該布帛を20°C165係PHの恒温・里温摺に
24時1−1放1置し繊維絶乾組成に対して12係の水
分を付与した。次に、水分瀾楕さカーた咳布帛全表2の
割合の水酸化カリウム水浴液中に60秒間浸漬した。引
き続@i o ”’cの6%酢唯水浴液に該布帛を浸漬
し、苛性アルカリを中オ[1、洗浄、除去した。次に、
にシ物表向よりポリビニールアルコールを通常の5)間
抜、精秤法に・95じた方法により除去した。なお、°
水酸化、’7111’・ム71<ノ容改、翅漬中に水ぼ
化カリウム水溶液浸漬[)IJの寸法(・て対して、1
経、硯両方向とも4ヂ伸長し、その−まま・□j;7.
 ゛・4i1より水酸化カリウムを除去した。経方向の
伸長には水酸化カリウム水溶液浸漬槽前後の一対ローラ
ーの表面速度を変え、また、緯方向はピンテンターを用
い、該布帛が可塑化している間に伸長した。又、水酸化
ガリウムの中和、洗浄、さらに、ソルビタンモノラウレ
ートの精練乾燥工程では、水酸化カリウム水溶液浸漬前
の寸法に対して、経、親画方とも4チ伸長するように行
った。
比較例としては、同一織物をそのまま0或維表面に液状
物全付着させず)水酸化カリウム水溶液で同様に処理し
た。績果全第2表に示した。
表2より明らかであるが、本発明(Cよれは、水に対す
る寸法安ン〆f′+:、を付与することが出来ると同時
に、かつ、風合良好な処iJj布が得られる。
衣 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 再生セルロース繊維表面に、苛性アルカリ水溶液に難溶
    性で、かつ再生セルロース繊維に吸着されつる液体また
    は苛性アルカリ水溶液に難溶性て、かつフィルム形成能
    を有する物質を付与し、しかる後この再生セルロース繊
    維を苛性アルカリ水溶液で処理することを特徴とする改
    質された再生セルロース繊維の製造方法。
JP3179583A 1983-03-01 1983-03-01 改良された再生セルロ−ス繊維の製造方法 Pending JPS59163470A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121165B2 (en) 2001-05-17 2006-10-17 Citizen Watch Co., Ltd. Tool for wristwatch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121165B2 (en) 2001-05-17 2006-10-17 Citizen Watch Co., Ltd. Tool for wristwatch

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