JPS59163177A - 切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材 - Google Patents
切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材Info
- Publication number
- JPS59163177A JPS59163177A JP58035869A JP3586983A JPS59163177A JP S59163177 A JPS59163177 A JP S59163177A JP 58035869 A JP58035869 A JP 58035869A JP 3586983 A JP3586983 A JP 3586983A JP S59163177 A JPS59163177 A JP S59163177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- string
- foamed plastic
- bent
- plastic board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製造容易であって、保管、流通、使用にきわめ
て好都合な発泡フ、°ラスチックボード及びこれを瓦解
してなる緩衝材に関し、より詳しくは発泡プラスチック
ボードに曲折した貫通切込線を刻設し、使用にあたりプ
ラスデックボードに対し軽くもみほぐすような力を加え
ることにより、曲折した長い紐状プラスチック発泡体が
絡み合った状態の緩衝材が得られる切込線付発泡プラス
チックボード及びこのボードを用いて形成した緩ｉｈ材
に関する。
て好都合な発泡フ、°ラスチックボード及びこれを瓦解
してなる緩衝材に関し、より詳しくは発泡プラスチック
ボードに曲折した貫通切込線を刻設し、使用にあたりプ
ラスデックボードに対し軽くもみほぐすような力を加え
ることにより、曲折した長い紐状プラスチック発泡体が
絡み合った状態の緩衝材が得られる切込線付発泡プラス
チックボード及びこのボードを用いて形成した緩ｉｈ材
に関する。
従来、発泡プラスチックからなる緩衝材としては、被梱
包材と容器との間に形成される空隙の形状に合わせて前
もって成形した小片を被梱包材の要所にあてがう方法、
又は曲−折した発泡プラスチック紐状体を被梱包材と容
器との空隙に充填する方法等が採用されていた。前者の
方法においては被梱包材と容器との空隙は種々多様であ
って、各々の形状に合わせて型をおこし、成形すること
は大量に同一形状の製品を発送する場合以外には実施不
可能であった。また、後者の方法は被押旬月と容器との
空隙全部に充填するため、いきおい大量の緩衝材を必要
とし、高空隙率を高める必要上曲折した紐状発泡体が用
いられている。この種緩衝材はいかなる形状、大きさの
空隙にも適用でき、優れた形状適応性を有する反面、梱
包或いは荷はどき作業中に発泡体片が散乱する欠点があ
り、こ６れを解決すべく、発泡体小片を前もって小袋詰
とし、小袋毎要所にあてがう方法も講しられている。
包材と容器との間に形成される空隙の形状に合わせて前
もって成形した小片を被梱包材の要所にあてがう方法、
又は曲−折した発泡プラスチック紐状体を被梱包材と容
器との空隙に充填する方法等が採用されていた。前者の
方法においては被梱包材と容器との空隙は種々多様であ
って、各々の形状に合わせて型をおこし、成形すること
は大量に同一形状の製品を発送する場合以外には実施不
可能であった。また、後者の方法は被押旬月と容器との
空隙全部に充填するため、いきおい大量の緩衝材を必要
とし、高空隙率を高める必要上曲折した紐状発泡体が用
いられている。この種緩衝材はいかなる形状、大きさの
空隙にも適用でき、優れた形状適応性を有する反面、梱
包或いは荷はどき作業中に発泡体片が散乱する欠点があ
り、こ６れを解決すべく、発泡体小片を前もって小袋詰
とし、小袋毎要所にあてがう方法も講しられている。
しかし、小袋に詰めるにあたり、被充填物があまりに軽
いため自重で落下しにくく、且つ互いに絡み合って作業
を妨害するため、押し棒その他の付属設備を要し、小袋
詰緩衝材は低生産性とならざるをえなかった。更に、小
片状緩衝材は高空隙率が大きいため輸送効率が低く、未
発泡段階で発送し、各々の消費地近くの発泡設備で発泡
させるなどの不便があった。
いため自重で落下しにくく、且つ互いに絡み合って作業
を妨害するため、押し棒その他の付属設備を要し、小袋
詰緩衝材は低生産性とならざるをえなかった。更に、小
片状緩衝材は高空隙率が大きいため輸送効率が低く、未
発泡段階で発送し、各々の消費地近くの発泡設備で発泡
させるなどの不便があった。
本発明は曲折した紐状発泡プラスチックからなる緩衝材
の形状適応性を生かしつつ、上記欠点を解決し、発泡状
態であっても輸送効率を高め、小袋に詰めなくとも散乱
を防止できる緩ｔＭｊ材を提供することを目的とする。
の形状適応性を生かしつつ、上記欠点を解決し、発泡状
態であっても輸送効率を高め、小袋に詰めなくとも散乱
を防止できる緩ｔＭｊ材を提供することを目的とする。
その構成は板状の発泡プラスチックボードを１枚或いは
数枚以上重ね合わせて、曲折した貫通切込線を刻設し、
これをほぐすことなくそのままの状態で運送、保管する
ものであり、その高空隙率は通常の板状発泡体と同程度
である。
数枚以上重ね合わせて、曲折した貫通切込線を刻設し、
これをほぐすことなくそのままの状態で運送、保管する
ものであり、その高空隙率は通常の板状発泡体と同程度
である。
緩衝材として使用するにあたっては、１枚づつ或いは重
ねたままボードに対し軽くもみはくずような力を加える
ことにより、切込線に沿ってボードが瓦解し、曲折し、
絡み合った長い紐状発泡プラスチックの集合体となり、
嵩密度の高い緩１ｊ材が得られる。更に、この紐状緩衝
材は長（連続しており、一部を持って引っ張れば殆ど全
部が絡み合ったブロック状でついてくるため、梱包、荷
はどきにあたり散乱することがない。たとえ小袋詰する
場合であっても、板状構造を瓦解しない状態で通常のピ
ロータイプの包装機を用いて、約１８０個／分程度の高
速で効率よく充填することができる。このようにして得
られた小袋詰品は使用時に外部から力を加えることによ
り、内部の切込線付き発泡体が瓦解して高空隙率を増す
ことにより従来の小片状発泡体の小袋詰品と同様の緩衝
相形態が得られる。
ねたままボードに対し軽くもみはくずような力を加える
ことにより、切込線に沿ってボードが瓦解し、曲折し、
絡み合った長い紐状発泡プラスチックの集合体となり、
嵩密度の高い緩１ｊ材が得られる。更に、この紐状緩衝
材は長（連続しており、一部を持って引っ張れば殆ど全
部が絡み合ったブロック状でついてくるため、梱包、荷
はどきにあたり散乱することがない。たとえ小袋詰する
場合であっても、板状構造を瓦解しない状態で通常のピ
ロータイプの包装機を用いて、約１８０個／分程度の高
速で効率よく充填することができる。このようにして得
られた小袋詰品は使用時に外部から力を加えることによ
り、内部の切込線付き発泡体が瓦解して高空隙率を増す
ことにより従来の小片状発泡体の小袋詰品と同様の緩衝
相形態が得られる。
本発明に係るプラスチック発泡体はポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン等の発泡体で
あって、特に限定はないが高発泡率のものが特に望まし
く、ボード状のものを使用する。ボード厚及び大きさは
自由であり、１枚のまま、或いは数枚以上積み重ねて貫
通切込線を刻設する。貫通切込線が平行な直線であって
は形成された紐状体が曲折せず、充分に高空隙率を高め
ることができないため波型、渦巻き型等の切込線が望ま
しい。また、保管、輸送時に板状形状が瓦解しないよう
に縁取りを細く残すことが望ましい。
プロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン等の発泡体で
あって、特に限定はないが高発泡率のものが特に望まし
く、ボード状のものを使用する。ボード厚及び大きさは
自由であり、１枚のまま、或いは数枚以上積み重ねて貫
通切込線を刻設する。貫通切込線が平行な直線であって
は形成された紐状体が曲折せず、充分に高空隙率を高め
ることができないため波型、渦巻き型等の切込線が望ま
しい。また、保管、輸送時に板状形状が瓦解しないよう
に縁取りを細く残すことが望ましい。
形成された紐状体は長い程よく、できうれば１枚のプラ
スチックボードから１本の曲折した紐状体が得られるよ
うな切込線を設けることが望ましい。
スチックボードから１本の曲折した紐状体が得られるよ
うな切込線を設けることが望ましい。
紐状体は幅が広い部位や狭い部位が混在し一定ではなく
、したがって長さ方向断面形状も一定ではなく、方形、
縦長方形、横長方形、台形などになっている。断面がい
かなる形状であっても、紐◆状体の長さは断面の最も長
い径の少なくとも１０倍あることが望ましい。あまりに
短い場合には、板状構造が保ち難いばかりでなく紐状体
の絡み合いが不足し、高空隙率が低下し、散乱しやすく
なる。
、したがって長さ方向断面形状も一定ではなく、方形、
縦長方形、横長方形、台形などになっている。断面がい
かなる形状であっても、紐◆状体の長さは断面の最も長
い径の少なくとも１０倍あることが望ましい。あまりに
短い場合には、板状構造が保ち難いばかりでなく紐状体
の絡み合いが不足し、高空隙率が低下し、散乱しやすく
なる。
以下図面を参照し、実施例を挙げて本発明の詳細な説明
する。
する。
第１図は厚み１０ｍｍの３０倍発発泡リエチレンホード
１を４枚重ねて山形の貫通切込線２を１枚のボードから
１本の曲折紐状体が得られるように刻設したものである
。刻設後４枚重ねたままもみほぐすような力を加えて同
時に瓦解したとごろ、相互に絡み合い、優れた緩衝能を
有する高空隙率の緩衝材の集合体が得られた。
１を４枚重ねて山形の貫通切込線２を１枚のボードから
１本の曲折紐状体が得られるように刻設したものである
。刻設後４枚重ねたままもみほぐすような力を加えて同
時に瓦解したとごろ、相互に絡み合い、優れた緩衝能を
有する高空隙率の緩衝材の集合体が得られた。
第２図は厚み１５ｍｍの発泡ウレタンボードに波形の貫
通切込線２を枝分かれした波形曲折ストランドが得られ
るように刻設したものであり、使用時これをもみほぐし
たところ、相互に絡み合い、優れた緩衝能を有する高空
隙率の緩衝材の集合体が得られた。第３図は第２図の１
点鎖線部の拡大図であり、同一の波形を用いず、異なる
波形を組合、わせた。４は大型波頂部、５発泡体小型波
頂部である。このように不揃いな波形を使用すると、一
旦絡み合わせた緩衝材が偶然に波山と波山が重なり合い
元のボード状に嵌合しあうおそれがない。
通切込線２を枝分かれした波形曲折ストランドが得られ
るように刻設したものであり、使用時これをもみほぐし
たところ、相互に絡み合い、優れた緩衝能を有する高空
隙率の緩衝材の集合体が得られた。第３図は第２図の１
点鎖線部の拡大図であり、同一の波形を用いず、異なる
波形を組合、わせた。４は大型波頂部、５発泡体小型波
頂部である。このように不揃いな波形を使用すると、一
旦絡み合わせた緩衝材が偶然に波山と波山が重なり合い
元のボード状に嵌合しあうおそれがない。
第４図は厚み２０ｍｍの発泡ポリスチレンボード６に直
角に曲折する渦巻き状の平行な貫通切込線２を刻設し、
１枚のボードから１本の曲折紐状体３が得られるように
した。これを瓦解すると第５回に示すような高空隙率の
複雑に絡み合った、優れた緩衝能を有する曲折紐状体３
のブロックが得られた。
角に曲折する渦巻き状の平行な貫通切込線２を刻設し、
１枚のボードから１本の曲折紐状体３が得られるように
した。これを瓦解すると第５回に示すような高空隙率の
複雑に絡み合った、優れた緩衝能を有する曲折紐状体３
のブロックが得られた。
図面は本発明の実施例を示し、第１図、第２図弐図、第
５図は切込線付発泡プラスチックボードを瓦解した状態
を示す斜視図である。 図面中、 １は発泡ポリエチレンホード、２は貫通切込線、３は曲
折紐状体、４は大型波頂部、 ５は小型波頂部、６は発泡ポリスチレンボードである。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 定 子 馬４図 弔５図
５図は切込線付発泡プラスチックボードを瓦解した状態
を示す斜視図である。 図面中、 １は発泡ポリエチレンホード、２は貫通切込線、３は曲
折紐状体、４は大型波頂部、 ５は小型波頂部、６は発泡ポリスチレンボードである。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 定 子 馬４図 弔５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１曲折した複数の貫通切込線が刻設されている発泡
プラスチックボードであって、上記貫通切込線は該ボー
ドを１本以上の曲折した紐状体に瓦解するように施され
ているとともに、瓦解して形成される曲折した紐状体の
長さが紐状体の断面の長径の少な（とも１０倍になるよ
うに上記切込線が。 刻設されていることを特徴とする切込線付発泡プラスチ
ックボード。 （２）曲折した複数の貫通切込線が刻設されている発泡
プラスチックボードであって、上記貫通切込するように
施されているとともに、瓦解して形成される曲折した紐
状体の長さが紐状体の断面の長径の少なくとも１０倍に
なるように上記切込線が刻設されている切込線付発泡プ
ラスチックボードに対し、もみほぐすような力を加える
ことによりボードを瓦解してなる曲折した紐状体が絡み
合った紐状緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58035869A JPS59163177A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58035869A JPS59163177A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59163177A true JPS59163177A (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=12453992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58035869A Pending JPS59163177A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59163177A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62736U (ja) * | 1985-06-19 | 1987-01-06 |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP58035869A patent/JPS59163177A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62736U (ja) * | 1985-06-19 | 1987-01-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7654391B2 (en) | Readily configurable plastic foam packaging | |
| US3531040A (en) | Foam-plastic buffer packaging material | |
| US4169179A (en) | Spring-like loose fill packaging material | |
| US4027064A (en) | Loose fill packing element and method of making same | |
| JPS60134874A (ja) | 緩衝材の製造方法ならびに製造装置 | |
| US10351287B2 (en) | Method for using a package insert for cushioning an object | |
| US4514453A (en) | Loose fill packing element of hooked configuration | |
| JPS59163177A (ja) | 切込線付発泡プラスチツクボ−ド及びこれを瓦解してなる緩衝材 | |
| US4166875A (en) | Free-flowing packaging material | |
| JP2704243B2 (ja) | 折畳式段ボール製パッキン | |
| US20020179486A1 (en) | Water degradable packaging | |
| JP2003072848A (ja) | 緩衝シート | |
| JPS63317473A (ja) | 包装用コ−ナパット | |
| JP2001122352A (ja) | 発泡合成樹脂製包装材、包装容器及び包装用緩衝材 | |
| JP3006498U (ja) | 緩衝材 | |
| JPH0640126Y2 (ja) | 緩衝仕切材 | |
| JP3021700U (ja) | 包装用容器 | |
| KR20130003090A (ko) | 완충용 발포수지 포장재 | |
| JPH0369788B2 (ja) | ||
| CN208007691U (zh) | 一种翻折成型泡沫填充装置 | |
| JP3585281B2 (ja) | 海老包装用トレイ | |
| JPH0733168A (ja) | 紙質緩衝材およびそれを用いた紙質組立緩衝材 | |
| JPS5829002Y2 (ja) | 緩衝体用素材 | |
| JP2004306997A (ja) | 使い捨て衛生用品の包装袋 | |
| JP2003276767A (ja) | 緩衝包装用の緩衝材 |