JPS59163153A - 合成樹脂製容器 - Google Patents
合成樹脂製容器Info
- Publication number
- JPS59163153A JPS59163153A JP3008083A JP3008083A JPS59163153A JP S59163153 A JPS59163153 A JP S59163153A JP 3008083 A JP3008083 A JP 3008083A JP 3008083 A JP3008083 A JP 3008083A JP S59163153 A JPS59163153 A JP S59163153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring member
- synthetic resin
- container body
- groove
- chime
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般的に合成樹脂製容器、特にドラム缶のよう
な大型容器に好適な構造を備えた合成ドラム缶のような
大型の容器の合成樹脂化は、軽量化、耐久性向上、防錆
性、耐衝撃性向上等を図る場合にきわめて有効であり、
また衛生的にも好ましいこととされ、以前から商品化へ
の研究が進められていた。
な大型容器に好適な構造を備えた合成ドラム缶のような
大型の容器の合成樹脂化は、軽量化、耐久性向上、防錆
性、耐衝撃性向上等を図る場合にきわめて有効であり、
また衛生的にも好ましいこととされ、以前から商品化へ
の研究が進められていた。
大型容器のうち、オープンドラムは既に商品化されて、
鋼製から合成樹脂製に代替が進められているが、クロー
ズドドラムについては、合成樹脂化を望む用途が多く存
在するにもかかわらず、これと云ったものがなかった。
鋼製から合成樹脂製に代替が進められているが、クロー
ズドドラムについては、合成樹脂化を望む用途が多く存
在するにもかかわらず、これと云ったものがなかった。
また一部にて商品化されたものでも、最小限の重量で構
造強度を達成させているために、形状は普通の鋼製クロ
ーズド □ドラムが円筒状であるのと対照的に樽形
であり、それに加えて、ドラム缶をリフテングして運搬
する場合に、ドラム缶の掴みどころとなるチャイムと称
される突起部がないものであった。このためドラム缶に
使用されていた既存の運搬装置をそのまま用いることが
できず、新たに合成樹脂製の容器専用の運搬装置を準備
しなければならなかった。
造強度を達成させているために、形状は普通の鋼製クロ
ーズド □ドラムが円筒状であるのと対照的に樽形
であり、それに加えて、ドラム缶をリフテングして運搬
する場合に、ドラム缶の掴みどころとなるチャイムと称
される突起部がないものであった。このためドラム缶に
使用されていた既存の運搬装置をそのまま用いることが
できず、新たに合成樹脂製の容器専用の運搬装置を準備
しなければならなかった。
したがって、合成樹脂化された容器の運搬方法及び装置
が、既存の鋼製クローズドドラムの場合と異なることが
、合成樹脂製のクローズドドラムの実用化への大きな妨
げとなっており、この点を解決しない限り、大型容器の
合成樹脂化は困難とされている。
が、既存の鋼製クローズドドラムの場合と異なることが
、合成樹脂製のクローズドドラムの実用化への大きな妨
げとなっており、この点を解決しない限り、大型容器の
合成樹脂化は困難とされている。
本発明は上記合成樹脂化に伴う問題点を、容器本体にチ
ャイムを一体成形した合成樹脂のリングを取付けること
によって解決し、既存の鋼製クローズドドラムと同様な
手段をもって、容器のりフテングと運搬とを行うことが
できる合成樹脂製容器を提供するものである。
ャイムを一体成形した合成樹脂のリングを取付けること
によって解決し、既存の鋼製クローズドドラムと同様な
手段をもって、容器のりフテングと運搬とを行うことが
できる合成樹脂製容器を提供するものである。
上記目的による本発明は、閉鎖頂面の周縁下側に外側壁
をめぐる係合用の溝を設けた円筒状形の容器本体と、外
側上端部にチャイムを突設し、内側下端部に上面が平ら
で上記溝と係合する突縁を一体形成した合成樹脂のリン
グ部材とからなり、容器本体の上記周縁の上面を傾斜面
に形成するとともに、上記溝の断面形状を突縁と略々同
一に形成して、容器本体とリング部材とを一体的に結合
し、そのリング部材により容器本体の上部周囲にリフテ
ング用のチャイムを設けてなるものである。
をめぐる係合用の溝を設けた円筒状形の容器本体と、外
側上端部にチャイムを突設し、内側下端部に上面が平ら
で上記溝と係合する突縁を一体形成した合成樹脂のリン
グ部材とからなり、容器本体の上記周縁の上面を傾斜面
に形成するとともに、上記溝の断面形状を突縁と略々同
一に形成して、容器本体とリング部材とを一体的に結合
し、そのリング部材により容器本体の上部周囲にリフテ
ング用のチャイムを設けてなるものである。
以下本発明を図示の具体例により更に詳細に説明する。
図中１は頂面１１及び底面１２を閉鎖した合成樹脂によ
る円筒状形の容器本体で、頂面１１の周縁１３の下側に
外側壁１４をめぐる係合、用の溝１５が形成しである。
る円筒状形の容器本体で、頂面１１の周縁１３の下側に
外側壁１４をめぐる係合、用の溝１５が形成しである。
また周縁１３は外側壁１４よりも若干小径に形成されて
、溝１５の下辺が段部１６となっており、周縁上面は傾
斜面に形成しである。
、溝１５の下辺が段部１６となっており、周縁上面は傾
斜面に形成しである。
２４合成樹脂のリング部材で、所要畠さと肉厚を有し、
かつ周縁１３と置台する内径を有する。このリング部材
２の外側上端部にはチャイム２１が突設してあり、内側
下端部には上記溝１５と係合する突縁２２が一体に形成
しである。
かつ周縁１３と置台する内径を有する。このリング部材
２の外側上端部にはチャイム２１が突設してあり、内側
下端部には上記溝１５と係合する突縁２２が一体に形成
しである。
上記突縁２２は略々平らな上辺２２ａ及び垂直な内側辺
２２ｂと、上記傾斜面と同一角度に形成した下辺２２Ｃ
とから形成した断面フック状からなり、略々同一の形状
に形成した上記溝１５と係合′するようにしである。
２２ｂと、上記傾斜面と同一角度に形成した下辺２２Ｃ
とから形成した断面フック状からなり、略々同一の形状
に形成した上記溝１５と係合′するようにしである。
なお、図中１７は補強リプ、１８は内容物の出入口でコ
ンプレッション１９を有スル。
ンプレッション１９を有スル。
次に容器本体１とリング部材２との結合について説明す
る。
る。
容器本体１は一般に行われているブロー成形により成形
し、リング部材２は射出または加圧などの手段を用いて
成形される。また容器本体１の成形に際して、上記出入
口１８を・モーテングラインの位置に設定し、コンプレ
ッション１９ヲパーテングラインに沿って設けると、ノ
ｅ−テングラインの形状が単純になるため、パリ取り作
業が容易となる。
し、リング部材２は射出または加圧などの手段を用いて
成形される。また容器本体１の成形に際して、上記出入
口１８を・モーテングラインの位置に設定し、コンプレ
ッション１９ヲパーテングラインに沿って設けると、ノ
ｅ−テングラインの形状が単純になるため、パリ取り作
業が容易となる。
上記リング部材２の嵌め込みは、リング部材２を予熱し
て行う。この予熱温度は合成樹脂によって異なるが、嵌
め込に際して弾性率が低下し、突縁２２が上方からの圧
力により周縁１３に嵌り１．更に溝１５に嵌り込んで、
溝１５の上辺１５’ａと突縁２２の上辺２２ａとが係合
する温度範囲となる。
て行う。この予熱温度は合成樹脂によって異なるが、嵌
め込に際して弾性率が低下し、突縁２２が上方からの圧
力により周縁１３に嵌り１．更に溝１５に嵌り込んで、
溝１５の上辺１５’ａと突縁２２の上辺２２ａとが係合
する温度範囲となる。
予熱されたリング部材２は、油圧または機械的手段によ
る圧入装置を用いて容器本体１の上にセットされ、第３
図に示すように、突縁２２の下辺２２・は周ｉ１３の傾
斜面上に当接される。次にそのままの状態でリング部材
２を痺圧すると、突縁２２は相互の傾斜面により押し拡
げられて周縁１３を下方へと移動し、溝１５の位置まで
押し込められる。
る圧入装置を用いて容器本体１の上にセットされ、第３
図に示すように、突縁２２の下辺２２・は周ｉ１３の傾
斜面上に当接される。次にそのままの状態でリング部材
２を痺圧すると、突縁２２は相互の傾斜面により押し拡
げられて周縁１３を下方へと移動し、溝１５の位置まで
押し込められる。
そしてリング部材２の下端が上記段部】６と接し、突縁
２２は溝１５に嵌って溝上辺１５ａと突縁上面２２ａと
が互に係合する。
２２は溝１５に嵌って溝上辺１５ａと突縁上面２２ａと
が互に係合する。
なお突縁２２の下辺２２０は周縁１３の傾斜面と必ずし
も同一角度である必要はなく、適当な形状にして相互の
接触面積を−小さくしてもよいし、容器本体ｌとリング
部材２の保合状態において突縁２２の下辺２２ Ｃと容
器本体１との間に空隙があってもよい。
も同一角度である必要はなく、適当な形状にして相互の
接触面積を−小さくしてもよいし、容器本体ｌとリング
部材２の保合状態において突縁２２の下辺２２ Ｃと容
器本体１との間に空隙があってもよい。
予熱されたリング部材２は、冷却により収縮を起し、ア
ニール収縮によってかしめられて固定される。この結果
、容器本体１とリング部材２との結合に緩みがなく、運
搬及び積み重ね時にリング部材２の変形、離脱等が発生
せず、チャイム２１をもってリフテングを容易に行うこ
とができる。
ニール収縮によってかしめられて固定される。この結果
、容器本体１とリング部材２との結合に緩みがなく、運
搬及び積み重ね時にリング部材２の変形、離脱等が発生
せず、チャイム２１をもってリフテングを容易に行うこ
とができる。
したがって、本発明にあっては容器本体が合成樹脂製で
あっても、頂面周縁に係合したリング部材によって、従
来の鋼製クローズドドラムと同様に取扱うことができる
。また閉鎖−頂面の周縁上面を傾斜面に形成したことか
ら、容器本体上部へのリング部材の当接が容易となり、
リング部材の圧入時に扁荷重が生じても、その扁荷重に
よりリング部材が傾斜するようなこともなく、突縁部分
は均等に押し拡げられて上記溝と係合するなど１．容器
本体とリング部材との結合もきわめて容易に行うことが
できる利点を有する。
あっても、頂面周縁に係合したリング部材によって、従
来の鋼製クローズドドラムと同様に取扱うことができる
。また閉鎖−頂面の周縁上面を傾斜面に形成したことか
ら、容器本体上部へのリング部材の当接が容易となり、
リング部材の圧入時に扁荷重が生じても、その扁荷重に
よりリング部材が傾斜するようなこともなく、突縁部分
は均等に押し拡げられて上記溝と係合するなど１．容器
本体とリング部材との結合もきわめて容易に行うことが
できる利点を有する。
図面は本発明に係る合成樹脂製容器の１具体例を示すも
ので、第１図は斜視図、第２図は第１図■−■線断面図
、第３図はリング部材を周縁上面に当接した際の縦断面
部分図、第４図は容器本体とリング部材との結合状態を
示す縦断面部分図である。 ２・・・・・・リング部材、 １１・・・・・頂面、 １３・・・・・周縁、
１４・・・・外側壁、 １５・・・・・・溝、２
１・・・・・チャイム、 ２２・・・・・・突縁
。
ので、第１図は斜視図、第２図は第１図■−■線断面図
、第３図はリング部材を周縁上面に当接した際の縦断面
部分図、第４図は容器本体とリング部材との結合状態を
示す縦断面部分図である。 ２・・・・・・リング部材、 １１・・・・・頂面、 １３・・・・・周縁、
１４・・・・外側壁、 １５・・・・・・溝、２
１・・・・・チャイム、 ２２・・・・・・突縁
。
Claims (1)
- 閉鎖頂面の周縁下側に外側壁をめぐる保合用の溝を設け
た円筒状形の容器本体と、外側上端部にチャイムを突設
し、内側下端部に上面が平らで上記溝と係合する突縁を
一体形成した合成樹脂のリング部材とからなり、容器本
体の上記周縁の上面を傾斜面に形成するとともに、上記
溝の断面形状を突縁と略々同一に形成して、容器本体と
チャイムを有するリング部材とを一体的に結合してなる
合成樹脂製容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008083A JPS59163153A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008083A JPS59163153A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 合成樹脂製容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59163153A true JPS59163153A (ja) | 1984-09-14 |
| JPH0339905B2 JPH0339905B2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=12293814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3008083A Granted JPS59163153A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59163153A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6278046A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-10 | 昭和電工株式会社 | 合成樹脂製中空容器 |
| JPS62135162A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-18 | 昭和電工株式会社 | 合成樹脂製オ−プンドラム |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP3008083A patent/JPS59163153A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6278046A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-10 | 昭和電工株式会社 | 合成樹脂製中空容器 |
| JPS62135162A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-18 | 昭和電工株式会社 | 合成樹脂製オ−プンドラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339905B2 (ja) | 1991-06-17 |
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