JPS5916104Y2 - 乳化器 - Google Patents
乳化器Info
- Publication number
- JPS5916104Y2 JPS5916104Y2 JP10405381U JP10405381U JPS5916104Y2 JP S5916104 Y2 JPS5916104 Y2 JP S5916104Y2 JP 10405381 U JP10405381 U JP 10405381U JP 10405381 U JP10405381 U JP 10405381U JP S5916104 Y2 JPS5916104 Y2 JP S5916104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- container
- emulsifier
- sample
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は攪拌、乳化作用の良好な乳化器に関するもので
ある。
ある。
従来の乳化器は円筒状の容器内に回転軸の先端部に設け
たプロペラ状のカッタを挿入し、該カッタを高速回転さ
せることにより試料を剪断しようとするものであるが、
容器の内壁に抵抗物がないと、試料がカッタの回転に引
かれて渦巻状に容器内を回転して攪拌、乳化効果があが
らないので、容器の内壁には数本のびだ状の突条をその
高さ方向に設けているのが通常である。
たプロペラ状のカッタを挿入し、該カッタを高速回転さ
せることにより試料を剪断しようとするものであるが、
容器の内壁に抵抗物がないと、試料がカッタの回転に引
かれて渦巻状に容器内を回転して攪拌、乳化効果があが
らないので、容器の内壁には数本のびだ状の突条をその
高さ方向に設けているのが通常である。
上記の従来の乳化器は一応の効果を奏するものであるが
、カッタの高速回転による剪断作用と容器内壁に設けら
れた突条の抵抗作用による試料の乱流とにより試料を乳
化するものであるため、繊維質のようなものの攪拌９分
散、乳化は殆んど不可能であった。
、カッタの高速回転による剪断作用と容器内壁に設けら
れた突条の抵抗作用による試料の乱流とにより試料を乳
化するものであるため、繊維質のようなものの攪拌９分
散、乳化は殆んど不可能であった。
本考案は上記のような従来技術に鑑み、従来の乳化器で
は殆んど不可能とされていた繊維質のようなものを容易
に攪拌２分散、乳化できる乳化器を提供することを目的
としてなされたもので、その構成は、容器内に回転軸の
先端に設けたプロペラ状のカッタを挿入した乳化器にお
いて、容器の底部に直接又は取附板を介して、適宜数の
柱を、その上端がカッタと同−又は略同−面にあり且つ
回転するカッタとの間に少しく間隙があるように適宜等
間隔に立設したことを特徴とするものである。
は殆んど不可能とされていた繊維質のようなものを容易
に攪拌２分散、乳化できる乳化器を提供することを目的
としてなされたもので、その構成は、容器内に回転軸の
先端に設けたプロペラ状のカッタを挿入した乳化器にお
いて、容器の底部に直接又は取附板を介して、適宜数の
柱を、その上端がカッタと同−又は略同−面にあり且つ
回転するカッタとの間に少しく間隙があるように適宜等
間隔に立設したことを特徴とするものである。
次に本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
１は容器、２はモータ等により回転される回転軸、３は
前記回転軸２の先端部に設けたプロペラ状のカッタで、
カッタ３は容器１の底部上に配設され、容器１内に液体
と試料４を投入して回転軸２を回転させ、カッタ３を高
速回転させることにより試料４を攪拌９分散、乳化する
ようになっており、乳化効率を高めるために、従来は第
１図に示すように、容器１の内壁に数本のひだ状の突状
５をその高さ方好に設けていたのであるが、これでは繊
維質のようなものの乳化は殆んど不可能であった。
前記回転軸２の先端部に設けたプロペラ状のカッタで、
カッタ３は容器１の底部上に配設され、容器１内に液体
と試料４を投入して回転軸２を回転させ、カッタ３を高
速回転させることにより試料４を攪拌９分散、乳化する
ようになっており、乳化効率を高めるために、従来は第
１図に示すように、容器１の内壁に数本のひだ状の突状
５をその高さ方好に設けていたのであるが、これでは繊
維質のようなものの乳化は殆んど不可能であった。
そこで、本考案は、第２図々示のように、容器１の底部
に直接又は取附板６を介して、適宜数の柱７を、その上
端がカッタ３と同−又は略同−面にあり且つ回転するカ
ッタ３との間に少しく間隙８があるように適宜等間隔に
立設しである。
に直接又は取附板６を介して、適宜数の柱７を、その上
端がカッタ３と同−又は略同−面にあり且つ回転するカ
ッタ３との間に少しく間隙８があるように適宜等間隔に
立設しである。
こうすることにより、乳化作業時、次のような効果があ
る。
る。
（１）乱流効果
カッタ３の回転にひかれる試料４の流れが柱７に邪魔さ
れて乱流となり、カッタ３に対する抵抗が大きくなる結
果、攪拌効果が増大する。
れて乱流となり、カッタ３に対する抵抗が大きくなる結
果、攪拌効果が増大する。
（２）コロガリ効果
第４図に示すように、カッタ３と柱７の上面を試料４の
破片がころがり、破砕されて微細化される。
破片がころがり、破砕されて微細化される。
（３）剪断効果
第５図に示すように、カッタ３の先端と柱７との間に入
った試料４の細片は柱７とカッタ３と間隙８で剪断され
微細化される。
った試料４の細片は柱７とカッタ３と間隙８で剪断され
微細化される。
即ち、上記の諸効果が従来のカッタ３による攪拌、乳化
効果に加わるから、それら諸効果の相乗作用によって、
従来の乳化器では不可能とされていた繊維質等の攪拌９
分散、乳化が可能になるのである。
効果に加わるから、それら諸効果の相乗作用によって、
従来の乳化器では不可能とされていた繊維質等の攪拌９
分散、乳化が可能になるのである。
尚、上記実施例において、柱７は取附板６を介して設け
たが、本考案はこれに限られず、容器１の底板に直接立
設するようにしてもよい。
たが、本考案はこれに限られず、容器１の底板に直接立
設するようにしてもよい。
然し、実施例のようにすれば、柱７を立設した取附板６
がそのままアダプタとなり、従来品に取附けて使用する
ことができるので便利である。
がそのままアダプタとなり、従来品に取附けて使用する
ことができるので便利である。
本考案は上述の通りであって、乳化しにくい繊維質のよ
うなものを攪拌９分散、乳化することができるから、乳
化器としての実用性は極めて高いものとなる。
うなものを攪拌９分散、乳化することができるから、乳
化器としての実用性は極めて高いものとなる。
第１図は従来の乳化器の要部を示す縦断正面図、第２図
は本考案乳化器の要部を示す縦断正面図、第３図は本考
案の要部の斜視図、第４図及び第５図は本考案の作用を
示す説明図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・回転軸、３・・・
・・・カッタ、４・・・・・・試料、６・・・・・・取
附板、７・・・・・・柱、８・・・・・・カッタと柱の
間隙。
は本考案乳化器の要部を示す縦断正面図、第３図は本考
案の要部の斜視図、第４図及び第５図は本考案の作用を
示す説明図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・回転軸、３・・・
・・・カッタ、４・・・・・・試料、６・・・・・・取
附板、７・・・・・・柱、８・・・・・・カッタと柱の
間隙。
Claims (1)
- 容器内に回転軸の先端に設けたプロペラ状のカッタを挿
入した乳化器において、容器の底部に直接又は取附板を
介して、適宜数の柱を、その上端がカッタと同−又は略
同−面にあり且つ回転するカッタとの間に少しく間隙が
あるように適宜等間隔に立設したことを特徴とする乳化
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10405381U JPS5916104Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 乳化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10405381U JPS5916104Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 乳化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810835U JPS5810835U (ja) | 1983-01-24 |
| JPS5916104Y2 true JPS5916104Y2 (ja) | 1984-05-12 |
Family
ID=29898666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10405381U Expired JPS5916104Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 乳化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916104Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57181832U (ja) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | ||
| JP2507332Y2 (ja) * | 1989-09-18 | 1996-08-14 | 立川ブラインド工業株式会社 | ロ―ルブラインド |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10405381U patent/JPS5916104Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810835U (ja) | 1983-01-24 |
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